JPH0667188U - 扉連動ステップの制御装置 - Google Patents

扉連動ステップの制御装置

Info

Publication number
JPH0667188U
JPH0667188U JP009148U JP914893U JPH0667188U JP H0667188 U JPH0667188 U JP H0667188U JP 009148 U JP009148 U JP 009148U JP 914893 U JP914893 U JP 914893U JP H0667188 U JPH0667188 U JP H0667188U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
actuator
control device
step control
door interlocking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP009148U
Other languages
English (en)
Inventor
実 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP009148U priority Critical patent/JPH0667188U/ja
Publication of JPH0667188U publication Critical patent/JPH0667188U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗降用ステップがせり出しているときに自動
車が走行できない状態にする。 【構成】 乗降用ステップをせり出させるアクチュエー
タを備えた扉連動ステップの制御装置において、アクチ
ュエータによりステップがせり出された状態にあるとき
には自動車の走行を禁止する走行禁止手段を備える。 【効果】 ステップがせり出したままでの走行が禁止さ
れるのでステップの破損を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の乗降用ステップのせり出し制御に利用する。本考案は大型バ スに利用するに適する。本考案は自動車の安全走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
観光バス、長距離用バスその他に利用される大型バスまたは大型トラックには 、その乗降扉の下に乗降用ステップを備えていて、その乗降用ステップは扉の開 閉に連動して、扉が開いているときにせり出し扉が閉じているときには床下に収 容されるように制御する技術が知られている。
【0003】 この構造では、乗降用ステップを扉の開閉と連動させるとしても、ステップと 扉ではその機械的な動作幅および動作力が異なることから、ステップのせり出し 制御用の第一のアクチュエータを扉の開閉用に用いる第二のアクチュエータとは 別に設けておくことが必要であり、その二つのアクチュエータを電気的にもしく は空気回路で連動制御するように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような装置は正常な使用状態で作動しているときには、扉が開いていると きにステップがせり出し、扉が閉じているときにはステップが収容されることに なって問題はないが、何らかの予期しない状態、例えば扉に異物がはさまって開 かない状態になったときや、扉の開閉を臨時に手動操作状態に切り換えたときな どに、運転者は扉が一見閉じているように見えても乗降用ステップがせり出し位 置にあるまま気付かずに自動車を走行させるようなことがあり得る。乗降用ステ ップがせり出し位置にあるまま自動車を走行させると、道路や障害物などでステ ップを破損するおそれがある。
【0005】 本考案はこのような状態を防止しようとするもので、あらかじめ想定できない ような異常が発生して乗降用ステップがせり出されている場合には、自動車の走 行を禁止する制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、自動車用乗降扉の下にステップをせり出させるアクチュエータを備 えた扉連動ステップの制御装置において、前記第一のアクチュエータがせり出し 状態にあるときには自動車の走行を禁止する手段を備えたことを特徴とする。
【0007】 前記禁止する手段は、アクセルペダルの踏込みを妨げるインタロック機構、あ るいはブレーキ(パーキングブレーキあるいはサービスブレーキ)を制動状態に 設定する手段であり、この禁止する手段が禁止状態にあるときに運転席に表示を 送出する手段を備えることが望ましい。
【0008】
【作用】
乗降扉の下に設けられたステップをせり出すアクチュエータがせり出し動作を 行っているときには、アクセルペダルの踏込みを妨げるインタロック機構、およ びブレーキを制動状態に設定する手段が動作して自動車の走行を禁止する。同時 に表示してステップがせり出された状態にあることを運転者に通報する。
【0009】 これにより、ステップがせり出したままで発進してしまうことが防止され、ス テップの破損を回避することができる。
【0010】
【実施例】
次に、本考案実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 (第一実施例) 図1は本考案第一実施例の全体構成を示す図である。本第一実施例は大型バス に適用した例を示したものである。
【0012】 本考案第一実施例は、電磁弁1を介して供給される圧縮空気により乗降扉(以 下ドアという)2の開閉を行う第二のアクチュエータ3の他に、電磁弁4を介し て供給される圧縮空気によりドア2の下に備えられたステップ5をせり出させる 第一のアクチュエータ6が設けられ、この第一のアクチュエータ6および第二の アクチュエータ3を連動して制御する制御装置7を備え、さらに、本考案の特徴 として、第一のアクチュエータ6が動作しステップ5がせり出した状態にあると きに自動車の走行を禁止する走行禁止手段10と、この走行禁止手段10が禁止 状態にあるときに運転席に禁止状態が設定されていることを表示する表示装置8 とを備える。
【0013】 図2は本考案第一実施例における走行禁止手段の構成および動作を説明する図 である。
【0014】 走行禁止手段10は、アクセルペダル24の踏込みを妨げるインタロック機構 12および図外のブレーキ(パーキングブレーキあるいはサービスブレーキ)を 制動状態に設定する制動状態設定手段11により構成される。制動状態設定手段 11はブレーキ制御バルブ21および図外のブレーキバルブへの圧縮空気供給の 切り替えを行うダブルチェックバルブ11aにより構成され、インタロック機構 12はエアシリンダ12aおよびアクセルインタロック機構12bにより構成さ れる。
【0015】 ドアスイッチ22およびステップスイッチ25はその論理和をとるように直列 接続されている。
【0016】 次に、このように構成された本考案第一実施例の動作について説明する。
【0017】 ドア2が閉じるとドアスイッチ22は開状態となり電磁弁4は動作せずエアタ ンク23からの圧縮空気は配管A、電磁弁4、および配管Bを経由して第一のア クチュエータ6のa室側に供給され、ステップ5が格納されてステップスイッチ 25は開状態になる。
【0018】 ドア2が開くとドアスイッチ22が閉状態となり、その出力を受けた制御装置 7の指示により電磁弁4が切換わりエアタンク23からの圧縮空気は配管A、電 磁弁4、および配管C1を経由して第一のアクチュエータ6のb室側に供給され 、ステップ3がせり出しステップスイッチ25が閉状態になる。
【0019】 このとき、エアタンク23からの圧縮空気は配管A、電磁弁4、および配管C 2を経由してダブルチェックバルブ11aに供給される。さらに、このダブルチ ェックバルブ11aからブレーキ制御バルブ21にも圧縮空気が供給されて制動 状態が設定されるとともに、配管C2の圧縮空気は配管C3を経てエアシリンダ 12aに供給され、圧縮空気の供給を受けたエアシリンダ12aはアクセルイン タロック機構12bを破線で示す位置に移動させる。これによりアクセルペダル 24の踏込みが妨げられインタロック状態が設定される。
【0020】 このようにステップ5がせり出しているときは、ブレーキが制動状態となり、 さらに、アクセルペダル24が踏込めない状態になるために自動車の走行が完全 に禁止され、ドアスイッチ22およびステップスイッチ25が閉状態になること により、走行禁止状態が設定されたことが運転席の表示装置8に表示される。
【0021】 ドア2が閉じられドアスイッチ22が開状態になると、その出力を受けた制御 装置7が電磁弁4の切替え制御を行い、配管C1への圧縮空気の供給を停止し、 配管Bから第一のアクチュエータ6のa室側に圧縮空気を供給する。これにより 第一のアクチュエータ6はステップ5を格納するように動作する。
【0022】 ドア2が閉じたにもかかわらず、ステップ5が何らかの原因で完全に格納され ない状態が発生すると、ドアスイッチ22がすでに開状態になっているにもかか わらず、ステップスイッチ25が閉状態のままであることを制御装置7が検出し 、自動車の走行が禁止され、かつ表示装置8にその旨を表示して運転者に確認を 促す。
【0023】 運転者がドア開の操作を行ったとき、何らかの原因によりドア2が開かず、ス テップ5がせり出したような状態でも同様である。
【0024】 これらの走行禁止動作および解除動作はプログラム制御によっても行うことが できる。
【0025】 (第二実施例) 図3は本考案第二実施例の全体構成を示す図、図4は本考案第二実施例におけ る走行禁止手段の構成および動作を説明する図、図5は本考案第二実施例を適用 した消防自動車の側面図である。なお、本第二実施例は消防自動車以外の乗降扉 (以下ドアという)を手操作により開閉する大型トラックなどにも適用すること ができる。
【0026】 本考案第二実施例は、手操作により動作する弁14を介して供給される圧縮空 気によりドア26の下に備えられたスイッチ5をせり出させるアクチュエータ1 6が設けられ、このアクチュエータ16が動作しステップ5がせり出した状態に あるときに自動車の走行を禁止する走行禁止手段10を備える。この走行禁止手 段は第一実施例同様に構成される。
【0027】 このように構成された本考案第二実施例の動作を図4を参照して説明する。
【0028】 弁14を“出”側に操作すると、エアタンク23からの圧縮空気は配管A、弁 14、および配管C1を通ってアクチュエータ16のb室側に供給されてピスト ンを押し出しステップ5をせり出す。
【0029】 このとき、エアタンク23からの圧縮空気は配管A、弁14、および配管C2 を経由してダブルチェックバルブ11aに供給される。さらに、このダブルチェ ックバルブ11aからブレーキ制御バルブ21にも圧縮空気が供給されて制動状 態が設定されるとともに、配管C2の圧縮空気は配管C3を経てエアシリンダ1 2aに供給され、圧縮空気の供給を受けたエアシリンダ12aはアクセルインタ ロック機構12bを破線で示す位置に移動させる。これによりアクセルペダル2 4の踏込みが妨げられインタロック状態が設定される。
【0030】 このようにステップ5がせり出しているときは、ブレーキが制動状態となり、 さらに、アクセルペダル24が踏込めない状態になるために自動車の走行が完全 に禁止される。
【0031】 弁14“入”側に切替えると、配管C1への圧縮空気の供給が停止され、配管 Bからアクチュエータ16のa室側に圧縮空気が供給される。これによりアクチ ュエータ16はステップ5を引き込み図5に示すように格納する。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ステップがせり出したままでの発進を自 動的に禁止することができ、ステップの破損を防止することができる効果がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第一実施例の全体構成を示す図。
【図2】本考案第一実施例における走行禁止手段の構成
および動作を説明する図。
【図3】本考案第二実施例の全体構成を示す図。
【図4】本考案第二実施例における走行禁止手段の構成
および動作を説明する図。
【図5】本考案第二実施例を適用した消防自動車の側面
図。
【符号の説明】
1、4 電磁弁 2、26 乗降扉(ドア) 3 第二のアクチュエータ 5 ステップ 6 第一のアクチュエータ 7 制御装置 8 表示装置 10 走行禁止手段 11 制動状態設定手段 11a ダブルチェックバルブ 12 インタロック機構 12a エアシリンダ 12b アクセルインタロック機構 14 弁 16 アクチュエータ 21 ブレーキ制御バルブ 22 ドアスイッチ 23 エアタンク 24 アクセルペダル 25 ステップスイッチ A、B、C1、C2、C3 配管

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用乗降扉の下にステップをせり出
    させるアクチュエータを備えた扉連動ステップの制御装
    置において、 前記アクチュエータがせり出し状態にあるときには自動
    車の走行を禁止する手段を備えたことを特徴とする扉連
    動ステップの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記禁止する手段は、アクセルペダルの
    踏込みを妨げるインタロック機構である請求項1記載の
    扉連動ステップの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記禁止する手段は、ブレーキを制動状
    態に設定する手段である請求項1記載の扉連動ステップ
    の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記禁止する手段が禁止状態にあるとき
    に運転席に表示を送出する手段を備えた請求項1記載の
    扉連動ステップの制御装置。
JP009148U 1993-03-05 1993-03-05 扉連動ステップの制御装置 Pending JPH0667188U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP009148U JPH0667188U (ja) 1993-03-05 1993-03-05 扉連動ステップの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP009148U JPH0667188U (ja) 1993-03-05 1993-03-05 扉連動ステップの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0667188U true JPH0667188U (ja) 1994-09-20

Family

ID=18528933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP009148U Pending JPH0667188U (ja) 1993-03-05 1993-03-05 扉連動ステップの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0667188U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475935B1 (ko) * 2002-06-25 2005-03-10 현대자동차주식회사 접이식 2단 사이드 스텝 장치
JP2021169242A (ja) * 2020-04-14 2021-10-28 株式会社 いそのボデー 車両用格納型サイドステップ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475935B1 (ko) * 2002-06-25 2005-03-10 현대자동차주식회사 접이식 2단 사이드 스텝 장치
JP2021169242A (ja) * 2020-04-14 2021-10-28 株式会社 いそのボデー 車両用格納型サイドステップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5533795A (en) Brake safety system for vehicles with seat and door control
WO2000015480A2 (en) Automatic air parking brake lock and method
JP4473200B2 (ja) 作業車両の原動機制御装置
US6059346A (en) Device for opening and closing trunk lid
JPH0667188U (ja) 扉連動ステップの制御装置
JP4853013B2 (ja) 車両用停車制御装置
US20030132049A1 (en) Parking brake invalift interlock system
JP2006248311A (ja) アクセルインターロック装置
JPH0667187U (ja) 扉連動ステップの制御装置
JPH0215715Y2 (ja)
JPH065250Y2 (ja) 車両の自動ドア安全装置
JP3780593B2 (ja) 車両用多重通信システム
JP5083422B2 (ja) 車両用停車制御装置
JP2011098729A (ja) 車両用停車制御装置
JPS6221656B2 (ja)
JP2550556Y2 (ja) 作業用動力の制御回路
JP2506688Y2 (ja) キャブオ―バタイプ車の自動ステップ装置
JPH0639069Y2 (ja) エキゾーストブレーキ作動装置
JPH0215716Y2 (ja)
KR19990012560A (ko) 버스의 개문발차 방지장치
JPH0237642Y2 (ja)
JP2513542Y2 (ja) 圧縮ブレ―キ制御式エンジンブレ―キ装置
JPS6134907Y2 (ja)
JP2605562Y2 (ja) 荷役車両のキャブ装置
JPH0740809A (ja) スプリング・ブレーキ装置