JPH0215716Y2 - - Google Patents

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JPH0215716Y2
JPH0215716Y2 JP1983063648U JP6364883U JPH0215716Y2 JP H0215716 Y2 JPH0215716 Y2 JP H0215716Y2 JP 1983063648 U JP1983063648 U JP 1983063648U JP 6364883 U JP6364883 U JP 6364883U JP H0215716 Y2 JPH0215716 Y2 JP H0215716Y2
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chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキヤブオーバ型車のステツプ装置の改
良に関する。
従来、特に大型トラツク等のキヤブオーバ型車
においてはキヤブの乗降口が地上よりかなり高い
位置にあるため、乗降性が優れないという不具合
があつた。そこで、該乗降口下縁部よりも十分低
い位置にステツプを設ければ乗降性が向上するの
であるが、その場合車両の地上最低高が低下して
しまつたり、ステツプが側方に突出してしまい、
走行に障害を来してしまうという不具合がある。
本考案は上記に鑑み創案されたもので、キヤブ
の乗降口下方に支持され車両の走行に支障を来さ
ない格納位置と上記乗降口への乗降を容易にすべ
く同乗降口の下縁よりも十分下方に位置する使用
位置とに変位可能な可動式ステツプ、上記可動式
ステツプに連動するピストンによつて区画された
第1および第2室を有し上記第1室の圧力が上記
第2室よりも高いときに上記可動式ステツプを上
記格納位置方向へ変位させるエアシリンダ、上記
エアシリンダの第1室および第2室と空気圧供給
源との間にそれぞれ介装されそれぞれ同第1室お
よび第2室へエアを供給する駆動位置と同第1室
および第2室を大気に連通させる非駆動位置とに
切換可能な第1および第2電磁バルブ、上記乗降
口を閉塞するドアの開閉状態を検知するドアスイ
ツチ、手動操作によつて開閉される降下スイツ
チ、および上記ドアスイツチに応動して上記第1
および第2電磁バルブに電源電波を選択的に流す
ように制御せしめる切換リレーを有する切換回路
を具備し、上記切換回路は、上記ドアスイツチに
よりドアの開放を検知しかつ上記降下スイツチが
操作されたときに、上記切換リレーを経由した上
記電源電流が上記降下スイツチに流れ、上記第1
電磁バルブを上記非駆動位置に上記第2電磁バル
ブを上記駆動位置にそれぞれ切換え、上記ドアス
イツチによりドアの閉塞を検知したときに上記第
1電磁バルブを上記駆動位置に上記第2電磁バル
ブを上記非駆動位置にそれぞれ切換えるように構
成されたことを特徴とするキヤブオーバ型車のス
テツプ装置を要旨とする。
以下、本考案の一実施例を図面に従つて詳細に
説明する。
図中、符号2はキヤブオーバ型トラツクを総括
的に示し、4はシヤシフレーム、6は同シヤシフ
レーム4上に支持されたキヤブ、8は同キヤブ6
においてドア10によつて閉塞される乗降口、1
2はシヤシフレーム4の前端部側面に固着されキ
ヤブ6の乗降口8の下方にまで延びたサポートメ
ンバ、14はサポートメンバ12に、乗降口8の
下方に位置しかつ車両長手方向をほぼ軸線とする
ピン16によつて上端部を回動自在に支持された
ステツプである。同ステツプ14は、第1図〜第
3図に示されるように、ステツプ面14aおよび
14bが乗降口8の下方にかつキヤブ6の側面よ
りも車巾方向外方に突出した使用位置と、第4図
に示されるように該使用位置から下端を車巾方向
内方に向けて回動させキヤブ6の下方に位置する
格納位置とに変位可能である。なお、18はキヤ
ブ6における乗降口8の下方部分に設けられた固
定ステツプである。
20はサポートメンバ12に固着されたブラケ
ツト、22は同ブラケツト20にピン24によつ
て軸着されたL字形のレバー、26は一端がピン
28によつてステツプ14に、他端がピン30に
よつてレバー22の一端にそれぞれ軸着されたリ
ンク、32は一端がピン34によつてサポートメ
ンバ12に他端がピン36によつてレバー22の
他端にそれぞれ軸着されたエアシリンダ、38は
ブラケツト20に支持されステツプ14が使用位
置にあるときにレバー22に当接するストツパ、
40はステツプ14とサポートメンバ12との間
に張設されると共にステツプ14が使用位置と格
納位置との中間にあるときに自身の両端間のスパ
ンが最大となるスプリング、42はブラケツト2
0にピン44によつて軸着され格納位置にあるス
テツプ14の係合部14cに係合して同ステツプ
14を格納位置に保持するフツク状のロツク部
材、46はブラケツト20とロツク部材42との
間に張設され同ロツク部材42を格納位置にある
ステツプ14の係合部14cに係合すべく付勢す
るスプリング、50はサポートメンバ12に支持
され通電されたときにスプリング46の付勢力に
抗してロツク部材42を該係合部14cに対して
非係合位置へ引張る電磁シリンダである。
第5図において、52はエアタンク、54はチ
エツクバルブ、56はエアタンク52からエアシ
リンダ32の縮み側圧力室32aに通ずる管路中
に設けられた3ウエイ電磁バルブ、58はエアタ
ンク52からエアシリンダ32の伸び側圧力室3
2bに通ずる管路中に設けられた3ウエイ電磁バ
ルブである。両3ウエイ電磁バルブ56および5
8は、それぞれ非通電状態においてエアタンク5
2と両圧力室32aおよび32bとを非導通にす
ると共に両圧力室32aおよび32bを大気に導
通させ、通電状態においてエアタンク52と両圧
力室32aおよび32bとを導通させる。60お
よび62はそれぞれ電磁バルブ56と縮み側圧力
室32aとの間および電磁バルブ58と伸び側圧
力室32bとの間に介装されたフローコントロー
ルバルブである。64は電源、66はヒユーズ、
68は切換リレー、70はエアシリンダ32がス
テツプ14を使用位置に変位させるべく伸長した
ときに閉成する常開型のリミツトスイツチ、72
はカツトアウトリレー、74は常開型の押しボタ
ン式の降下スイツチ、76はホールドリレー、7
8はダイオード、80はドア10が閉塞位置にあ
るときにのみ開成するドアスイツチ、82は警告
灯である。切換リレー68は、コイル68aが通
電されないときに電磁バルブ56と電源64とを
導通させ、コイル68aが通電されたときに電源
64とカツトアウトリルー72、降下スイツチ7
4およびホールドリレー76とを導通させ、他方
コイル68aはドアスイツチ80の閉成によつて
通電される。カツトアウトリレー72は、コイル
72aが通電されたときに電磁シリンダ50への
通電を遮断する。ホールドリレー76は、切換リ
レー68および降下スイツチ74によつてコイル
76aに通電されたときに電磁バルブ58を通電
させると共に、その出力をダイオード78を介し
てコイル76aに帰還させている。
以下、本実施例の作用および効果を説明する。
先ず、乗員がキヤブ6に乗込むときに、ドア1
0を開くと共に降下スイツチ74を閉成すると、
電磁シリンダ50が作動してロツク部材42がス
テツプ14の係合部14cに対し非係合位置に変
位され、同時にコイル76aが通電されてホール
ドリレー76が閉成され、電磁バルブ58が通電
されてエアシリンダ32の伸び側圧力室32bに
エアタンク52からエアが供給され、エアシリン
ダ32が伸長してステツプ14の下降が開始す
る。そして、ステツプ14が所定の使用位置にま
で下降するとリミツトスイツチ70が閉成されて
カツトアウトリレー72が開成され、電磁シリン
ダ50への通電が遮断されてロツク部材42が元
の係合位置に戻る。
したがつて、乗員は第1図〜第3図に示す如
く、乗降口8の下方にかつステツプ面14aおよ
び14bがキヤブ6の側面よりも外方に突出して
位置するステツプ14に足を掛けて乗降口8から
キヤブ6内へ容易に乗込むことができ、特にステ
ツプ面14a、ステツプ面14bおよび固定ステ
ツプ18の順に徐々に車巾方向内方へ階段状に変
位しているので、単順な梯子状のステツプの場合
と比べてより容易に乗込むことができる。
なお、切換リレー68のコイル68aが通電さ
れている間中、警告灯82が点灯している。ま
た、ホールドリレー76がその出力をコイル76
aに帰還しているので、降下スイツチ74を一度
押せば、同スイツチ74から手を離しても、ホー
ルドリレー76が閉成状態を保持される。
また、第3図に明らかなように、ステツプ14
が使用位置にあるときに、レバー22がストツパ
38に当接するように構成されているので、乗員
がステツプ面14aまたは14cに足を掛けてス
テツプ14にピン16を中心とする回転モーメン
トが作用しても、その回転モーメントをストツパ
38が受けることになり、使用時におけるステツ
プ14のふらつきを防止することができる。
更に、ステツプ14が使用位置に下降する条件
として、ドア10が開いていることおよび降下ス
イツチ74が閉成されていることが必要となつて
いるので、ステツプの昇降を単にドアの開閉に連
動させたものと比べて、例えば狭い道または工事
現場等において運転者がドア10を若干開いて乗
降口8から直接後輪部分近傍の障害物を見ながら
後進するとき、あるいはキヤブ6内乗員がドア1
0を開いた後にキヤブ6から降りることなく再び
ドア10を閉じてそのドア10が半ドアのまま走
行にうつるときに、ステツプ14が下降してしま
うといつた不具合を解消できる。
次にキヤブ6内に乗込んだ状態でドア10を閉
じると、ドアスイツチ80が開成されて切換リレ
ー68が変位し、カツトアウトリレー72、降下
スイツチ74、ホールドリレー76および警告灯
82への通電が停止される一方、電磁バルブ56
が通電されるので、エアシリンダ32の縮み側圧
力室32aにエアタンク52からエアが供給さ
れ、同エアシリンダ32が縮小してステツプ14
の上昇が開始する。また、電磁シリンダ50は、
カツトアウトリレー72がリミツトスイツチ70
の開成と同時に閉成されるが、ドアスイツチ80
の開成に伴う切換リレー68の切換と同時に通電
が遮断されるので、スプリング46の付勢力によ
つてロツク部材42が係合位置に復帰した状態を
保たれる。そして、ステツプ14が上昇して格納
位置にまで変位すると、ロツク部材42が同ステ
ツプ14の係合部14Cに係合し、電磁シリンダ
50が作動しない限り、ロツク部材42がステツ
プ14を格納位置に保持することができる。
したがつて、乗員は単にドア10を閉じるだけ
で、ステツプ14を格納するための特別な操作を
することなく、同ステツプ14が自動的に格納さ
れ、走行に際して乗員が誤まつてステツプ14を
使用位置にしたまま走行してしまうといつた危険
な事態を避けることができる。
また、本考案によれば、エアシリンダの第1室
および第2室とにエアの供給を個別的に行うべ
く、第1と第2の電磁バルブを設け、かつこれら
両バルブに選択的に電源電流を流すように制御す
る切換リレーを制御回路に設けたため、可動式ス
テツプを、格納位置から使用位置へ、またその逆
への変位を確実に、しかも速やかに行える優れた
実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例全体を示す正面図、
第2図は第1図の左側面図、第3図は第1図の要
部拡大図、第4図は第3図のステツプ14が格納
された状態を示す要部拡大図、第5図は本実施例
における電気配線およびエア配管を示す説明図で
ある。 2……トラツク、4……シヤシフレーム、6…
…キヤブ、8……乗降口、10……ドア、14…
…ステツプ、32……エアシリンダ、52……エ
アタンク、56,58……電磁バルブ、68……
切換リレー、74……降下スイツチ、80……ド
アスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤブの乗降口下方に支持され車両の走行に支
    障を来さない格納位置と上記乗降口への乗降を容
    易にすべく同乗降口の下縁よりも十分下方に位置
    する使用位置とに変位可能な可動式ステツプ、上
    記可動式ステツプに連動するピストンによつて区
    画された第1および第2室を有し上記第1室の圧
    力が上記第2室よりも高いときに上記可動式ステ
    ツプを上記格納位置方向へ変位させるエアシリン
    ダ、上記エアシリンダの第1室および第2室と空
    気圧供給源との間にそれぞれ介装されそれぞれ同
    第1室および第2室へエアを供給する駆動位置と
    同第1室および第2室を大気に連通させる非駆動
    位置とに切換可能な第1および第2電磁バルブ、
    上記乗降口を閉塞するドアの開閉状態を検知する
    ドアスイツチ、手動操作によつて開閉される降下
    スイツチ、および上記ドアスイツチに応動して上
    記第1および第2電磁バルブに電源電波を選択的
    に流すように制御せしめる切換リレーを有する切
    換回路を具備し、上記切換回路は、上記ドアスイ
    ツチによりドアの開放を検知しかつ上記降下スイ
    ツチが操作されたときに、上記切換リレーを経由
    した上記電源電流が上記降下スイツチに流れ、上
    記第1電磁バルブを上記非駆動位置に上記第2電
    磁バルブを上記駆動位置にそれぞれ切換え、上記
    ドアスイツチによりドアの閉塞を検知したときに
    上記第1電磁バルブを上記駆動位置に上記第2電
    磁バルブを上記非駆動位置にそれぞれ切換えるよ
    うに構成されたことを特徴とするキヤブオーバ型
    車のステツプ装置。
JP6364883U 1983-04-27 1983-04-27 キヤブオ−バ型車のステツプ装置 Granted JPS59167746U (ja)

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JPS59167746U JPS59167746U (ja) 1984-11-09
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ID=30193831

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58146744U (ja) * 1982-03-28 1983-10-03 日野自動車株式会社 乗降用ステツプ装置

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JPS59167746U (ja) 1984-11-09

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