JPH0651816U - 測量機のクランプ装置 - Google Patents
測量機のクランプ装置Info
- Publication number
- JPH0651816U JPH0651816U JP9120292U JP9120292U JPH0651816U JP H0651816 U JPH0651816 U JP H0651816U JP 9120292 U JP9120292 U JP 9120292U JP 9120292 U JP9120292 U JP 9120292U JP H0651816 U JPH0651816 U JP H0651816U
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- Japan
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- handle
- hollow
- shaft
- tightening
- rotation
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 中空回転ハンドル内の微小回転調節軸の周辺
に広いスペ−スを確保する。 【構成】 回転軸8に嵌挿された緊締環9と、この緊締
環9を収容するケ−ス7に回転可能に設けられた中空回
転ハンドル2と、この中空回転ハンドル2と噛合し、中
空回転ハンドル2の回転にしたがって直線移動して緊締
環9を回転軸8に緊締する緊締ねじ4と、中空回転ハン
ドル2を貫通し、回転軸8に緊締された緊締環9を微小
回転させるための微小回転調節軸3とを備え、中空回転
ハンドル2の内周面に緊締ねじ4の歯5と噛合する歯2
aが連設され、緊締ねじ4と中空回転ハンドル2とが噛
合している。
に広いスペ−スを確保する。 【構成】 回転軸8に嵌挿された緊締環9と、この緊締
環9を収容するケ−ス7に回転可能に設けられた中空回
転ハンドル2と、この中空回転ハンドル2と噛合し、中
空回転ハンドル2の回転にしたがって直線移動して緊締
環9を回転軸8に緊締する緊締ねじ4と、中空回転ハン
ドル2を貫通し、回転軸8に緊締された緊締環9を微小
回転させるための微小回転調節軸3とを備え、中空回転
ハンドル2の内周面に緊締ねじ4の歯5と噛合する歯2
aが連設され、緊締ねじ4と中空回転ハンドル2とが噛
合している。
Description
【0001】
この考案は測量機のクランプ装置に関する。
【0002】
図2は従来の測量機のクランプ装置を示す断面図である。緊締環109は回転 軸108に嵌挿され、緊締環9は非緊締時、回転軸108を中心に回転可能であ る。緊締環109には突出部109aが形成されている。突出部109a内には 摺動ピン110が回転軸108に対して直角方向に摺動可能に設けられている。 また、突出部109aには回転駒111がピン112により回転可能に設けられ ている。ピン112を回転中心とする回転駒111の時計回りの回転により摺動 ピン110が回転軸108側へ摺動する。
【0003】 緊締環109等を収容するケ−ス107の外壁にはハンドル支持部材101が 固定され、ハンドル支持部材101には中空回転ハンドル102が回転可能に設 けられている。中空回転ハンドル102の中心部には微小回転調節軸103が螺 合状態で貫通し、微小回転調節軸103の先端は緊締環109の突出部109a に当接している。中空回転ハンドル102のボス部102aの外周面には歯10 2bが連設され、緊締ねじ104の歯105と噛合している。緊締ねじ104は 、中空回転ハンドル102の歯102bと噛合する噛合部104aと、緊締環1 09の突出部109aに設けられた雌ねじ109bと螺合する螺合部104c( 左ねじ)と、噛合部104aと螺合部104cとを連結する連結部104bとで 構成されている。緊締ねじ104の噛合部104aは中空回転ハンドル102内 に位置し、螺合部104cと連結部104bとはケ−ス107内に突き出し、螺 合部104cの端部は回転駒111に当接している。また、ケ−ス107の内壁 には、微小回転調節軸103と対向するピン114が配設され、ピン114は巻 きばね113の弾性力を利用して緊締環109の突出部109aを時計方向へ付 勢する。
【0004】 ハンドル102を時計方向へ回転させると、緊締ねじ104が反時計方向へ回 転する。緊締ねじ104は回転しながら回転駒111側へ直進し、緊締ねじ10 4の先端に位置する螺合部104cが回転駒111を押す。回転駒111が押さ れると、回転駒111はピン112を中心にして回転し、摺動ピン110を押し 上げる。その結果摺動ピン110が回転軸108の外周面に押し当てられ、緊締 環109と回転軸108とは一体化する。この状態で微小回転調節軸103のね じ込み量を調節することにより回転軸108の回転量を微小調節することができ る。
【0005】
従来の測量機のクランプ装置では、前述のように中空回転ハンドル102はボ ス部102aを有し、ボス部102aに連設した歯102bと緊締ねじ軸104 の噛合部104aとを噛合させる構造であるから、中空回転ハンドル102内の 微小回転調節軸103の周辺にスペ−ス上の余裕がなく、例えば微小回転調節軸 103の強度を上げるために径の大きな微小回転調節軸を使用すると、中空回転 ハンドル102等も大きくしなければならないという問題があった。
【0006】 この考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は中空回転ハン ドル内の微小回転調節軸の周辺に広いスペ−スを確保し得る測量機のクランプ装 置を提供することである。
【0007】
前述の課題を解決するためこの考案の測量機のクランプ装置は、回転軸に嵌挿 された緊締環と、この緊締環を収容するケ−スに回転可能に設けられた中空回転 ハンドルと、この中空回転ハンドルと噛合し、前記中空回転ハンドルの回転にし たがって直線移動して前記緊締環を前記回転軸に緊締する緊締ねじと、前記中空 回転ハンドルを貫通し、前記回転軸に緊締された前記緊締環を微小回転させるた めの微小回転調節軸とを備えた測量機のクランプ装置において、前記中空回転ハ ンドルの内周面に前記緊締ねじの歯と噛合する歯を連設することにより、前記緊 締ねじと前記中空回転ハンドルとを噛合させた。
【0008】
前述のように中空回転ハンドルの内周面に緊締ねじの歯と噛合する歯を連設す ることにより、緊締ねじと中空回転ハンドルとを噛合させたので、中空回転ハン ドル内にボス部を設け、そのボス部の外周面に緊締ねじの歯と噛合する歯を連設 する構造に較べ、ボス部が不要になり、中空回転ハンドル内の微小回転調節軸の 周辺に広いスペ−スを確保できる。
【0009】
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図2はこの考案の一実施例に係る測量機のクランプ装置を示す断面図である。 緊締環9は回転軸8に嵌挿され、緊締環9は非緊締時、回転軸8を中心に回転可 能である。緊締環9には突出部9aが形成されている。突出部9a内には摺動ピ ン10が回転軸8に対して直角方向に摺動可能に設けられている。また、突出部 9aには回転駒11がピン12により回転可能に設けられている。ピン12を回 転中心とする回転駒11の時計回りの回転により摺動ピン10が回転軸8側へ摺 動する。
【0011】 緊締環9等を収容するケ−ス7の外壁にはハンドル支持部材1が固定され、ハ ンドル支持部材1には中空回転ハンドル2が回転可能に設けられている。中空回 転ハンドル2の中心部には微小回転調節軸3が螺合状態で貫通し、微小回転調節 軸3の先端は緊締環9の突出部9aに当接している。中空回転ハンドル2の内周 面には歯2aが連設され、緊締ねじ4の歯5と噛合している。緊締ねじ4は、中 空回転ハンドル2の歯2aと噛合する歯5を有する噛合部4aと、緊締環9の突 出部9aに設けられた雌ねじ9bと螺合する螺合部4cと、噛合部4aと螺合部 4cとを連結する筒状の連結部4bとで構成されている。緊締ねじ4の噛合部4 aは中空回転ハンドル2内に位置し、連結部4bと螺合部4cとはケ−ス7内に 突き出し、螺合部4cは回転駒11に当接している。また、ケ−ス7の内壁には 、微小回転調節軸3と対向するピン14が配設され、ピン14は巻きばね13の 弾性力を利用して緊締環9の突出部9aを時計方向へ付勢する。
【0012】 中空回転ハンドル2を時計方向へ回転させると、緊締ねじ4が同方向へ回転す る。緊締ねじ4は回転しながら回転駒11側へ直進し、緊締ねじ4の螺合部4c が回転駒11を押す。回転駒11が押されると、回転駒11はピン12を中心に して時計回りに回転し、摺動ピン10を押し上げる。その結果摺動ピン10が回 転軸8の外周面に押し当てられ、緊締環9と回転軸8とは一体化する。この状態 で微小回転調節軸3のねじ込み量を調節することにより回転軸8の回転量を微小 調節することができる。
【0013】 この実施例の測量機のクランプ装置によれば、前述のように緊締ねじ4の噛合 部4aの歯5と噛合する歯2aを中空回転ハンドル2の内周面に設けたので、中 空回転ハンドル2内の微小回転調節軸3の周辺に広いスペ−スを確保でき、微小 回転調節軸3の径を大きくしても、それに伴って中空回転ハンドル2等を大きく する必要がなくなるとともに、広いスペ−スを利用して新たな機構を内蔵させる こともできる。
【0014】
以上説明したようにこの考案の測量機のクランプ装置によれば、中空回転ハン ドル内の微小回転調節軸の周辺に広いスペ−スを確保でき、微小回転調節軸の径 を大きくしてもハンドル等を大きくする必要がなくなるとともに、広いスペ−ス を利用して新たな機構を内蔵させることもできる。
【図1】図1はこの考案の一実施例に係る測量機のクラ
ンプ装置を示す断面図である。
ンプ装置を示す断面図である。
【図2】図2は従来の測量機のクランプ装置を示す断面
図である。
図である。
2 中空回転ハンドル 2a,5 歯 3 微小回転調節軸 4 緊締ねじ 7 ケ−ス 8 回転軸 9 緊締環
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸に嵌挿された緊締環と、この緊締
環を収容するケ−スに回転可能に設けられた中空回転ハ
ンドルと、この中空回転ハンドルと噛合し、前記中空回
転ハンドルの回転にしたがって直線移動して前記緊締環
を前記回転軸に緊締する緊締ねじと、前記中空回転ハン
ドルを貫通し、前記回転軸に緊締された前記緊締環を微
小回転させるための微小回転調節軸とを備えた測量機の
クランプ装置において、 前記中空回転ハンドルの内周面に前記緊締ねじの歯と噛
合する歯を連設することにより、前記緊締ねじと前記中
空回転ハンドルとを噛合させたことを特徴とする測量機
のクランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120292U JPH0651816U (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 測量機のクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120292U JPH0651816U (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 測量機のクランプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0651816U true JPH0651816U (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=14019852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9120292U Pending JPH0651816U (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 測量機のクランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651816U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6019916B2 (ja) * | 1972-06-29 | 1985-05-18 | チバ・ガイギ−・アクチエンゲゼルシヤフト | 0−置換された7β−アミノ−3−セフエム−3−オ−ル−4−カルボン酸化合物の製法 |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP9120292U patent/JPH0651816U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6019916B2 (ja) * | 1972-06-29 | 1985-05-18 | チバ・ガイギ−・アクチエンゲゼルシヤフト | 0−置換された7β−アミノ−3−セフエム−3−オ−ル−4−カルボン酸化合物の製法 |
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