JPH0720410Y2 - 自在継手 - Google Patents

自在継手

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JPH0720410Y2
JPH0720410Y2 JP1990119836U JP11983690U JPH0720410Y2 JP H0720410 Y2 JPH0720410 Y2 JP H0720410Y2 JP 1990119836 U JP1990119836 U JP 1990119836U JP 11983690 U JP11983690 U JP 11983690U JP H0720410 Y2 JPH0720410 Y2 JP H0720410Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
support shaft
hinge member
support
universal joint
lamp
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990119836U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0475217U (ja
Inventor
幸二 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は自在継手、殊に照明器具に使用される自在継手
に関するものである。
【従来の技術】
机上に置かれる照明スタンドでは、通常、アームの先端
に自在継手を介して灯具を取り付けることで灯具の向き
を可変としているが、ここで使用する自在継手として
は、灯具が蛍光灯を使用するものである場合、一般に2
軸の回りに回転させることができるものが使用されてい
る。 そして従来のこの種の自由度を持つ自在継手は、一方の
軸回りに回転自在とする第1自在部と、他の軸回りに回
転自在とする第2自在部とがアームと灯具との間に順に
並ぶ構成となっていた。
【考案が解決しようとする課題】
このために自在継手は全体としての長さが長くなってし
まっており、灯具がコンパクトなものである場合、自在
継手の大きさが目立つものとなって外観的に見栄えが良
くない。 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは2つの軸の軸回りの回転についての
自由度を有するにもかかわらず長さが短くてコンパクト
である自在継手を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本考案は、第1部材と第2部材との間を2つの
軸の軸回りの回転についての自由度を持たせて連結する
自在継手であって、第1部材に設けられた支持軸と、こ
の支持軸を受けるヒンジ部材と、ヒンジ部材に中央片が
固定されるとともに上記支持軸が両側片に挿通されて支
持軸に剪断力を作用させるU字形の支持金具と、支持軸
の軸回りに回転自在とされた上記ヒンジ部材に対して上
記支持軸の軸方向と直交し且つ上記支持金具の中央片を
通る軸の軸回りに第2部材を回転自在に連結するととも
にヒンジ部材に対する第2部材の回転について摩擦抵抗
を付加する連結部材とからなることに特徴を有してい
る。 [作用] 本考案によれば、第1の自由度を得るために支持軸が両
側片に挿通されたU字形支持金具の中央片を通るととも
に上記支持軸と直交する軸の回りに第2の自由度を得ら
れるようにしているために、第1の部材と第2の部材と
をつなぐ方向において、両自由度を得る部分が同じとこ
ろに位置するものであり、このために長さが短いもので
あり、しかも支持軸と支持金具との間には剪断力を作用
させることから、支持軸に対して支持金具及びヒンジ部
材を回転自在とするにあたっての回転抵抗設定のための
部材スペースが小さくてすむものであって、この点にお
いてもコンパクトにまとめることができる。 [実施例] 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、この
自在継手1は、第1図に示すように、一端が図中Xで示
す軸回りに回転自在となるようにベース2に取り付けら
れたアーム3の先端に灯具4を連結しているもので、第
1部材であるアーム3に対して同図(a)に示すZ軸回
りに第2部材である灯具4を回転させることと、同図
(b)に示すようにX軸回りに灯具4を回転させること
とを自在としているものとして構成され、第5図に示す
ように、ベース2と灯具4とが一直線状に並ぶとともに
アーム3がこの両者の横に並ぶ収納状態を得ることがで
きるものとなっている。 ここにおける自在継手1は、アーム3の先端から突設さ
れたパイプからなる支持軸10と、この支持軸10をはさみ
こむ一対のヒンジ部材12,13、両ヒンジ部材12,13の各外
面側に配される一対の回転板14,15、回転板15の下面側
に配されるファイバーワッシャー16と押さえ板17、押さ
え板17とファイバーワッシャー16と回転板15及びヒンジ
部材13の中央部を貫通するねじ部19を備えたハンドル状
の締付部材18、そして上記両ヒンジ部材12,13で囲まれ
る空間内に配されるとともに前記支持軸10が挿通される
支持金具20等からなるものとして形成され、灯具4にお
けるセード40を保持する一対のセード受け具41,42は上
記回転板14,15に夫々一体に形成されている。つまり、
回転板14,15が第2部材の一部となっている。 上記支持金具20はU字形に形成されたものであるととも
に、その両側片の軸孔21,21に支持軸10が挿通され、中
央片に上記締付部材18におけるねじ部19が螺合するもの
であり、締付部材18を締め付けて支持金具20をヒンジ部
材13に固定すれば、第2図(b)に示すように、支持軸
10はヒンジ部材13側に引き寄せられて支持金具20との間
に剪断力が働くとともにヒンジ部材13に設けられた接触
リブ30に接触する。 尚、支持金具20における一方の軸孔22は第4図にも示す
ように、大径部と小径部とがつらなるものとして形成さ
れ、支持軸10の先端に設けられた環状の溝11に小径部の
縁が嵌まり込むことで、支持軸10の抜け止めがなされる
ようになっている。 そして、セード受け具42の一部として形成された回転板
15は、締付部材18が貫通する孔を中心とする円弧状の長
孔24,24を備えており、ヒンジ部材13と押さえ板17とが
この長孔24とファイバーワッシャー16とを貫通するビス
25によって連結されている。ヒンジ部材13に対して回転
板15は締付部材18を中心とする回転が自在となるように
連結されるものであり、この時、ヒンジ部材13にビス25
で連結された押さえ板17と回転板15との間に上記回転に
対する摩擦抵抗設定用のファイバーワッシャー16が挟み
込まれるものであり、ビス25とファイバーワッシャー16
並びに押さえ板17が、ヒンジ部材13と第2部材とを連結
する連結部材として機能している。 他方のヒンジ部材12はヒンジ部材13にビス26で取り付け
られ、セード受け具41の一部として形成された回転板14
はヒンジ部材13上に配されるとともに、回転板14の中央
を貫通してヒンジ部材13に係合するフック28を備えたキ
ャップ27でヒンジ部材13に取り付けられている。 図中43はランプ、44は取付金具45を介してセード受け具
42に固着されるランプソケットである。 しかしてこの自在継手1においては、第2部材である灯
具4は第1部材であるアーム3に設けた支持軸10の軸回
りに回転自在となるとともに、締付部材18の軸回りにも
回転自在となり、この時、後者の軸は両側片に支持軸10
が挿通されている支持金具20の中央片を通ることから、
第1部材と第2部材とをつなぐ方向において、第1自在
部と第2自在部とが同じところに位置していることにな
る。 そして、第1自在部においては、支持軸10と支持金具20
と間に働く剪断力と、支持軸10と前記接触リブ30との間
に働く摩擦抵抗とによって、灯具4の向きが保持される
ものであり、締付部材18の操作による締め付け力が小さ
くてすむものである。 更に第2自在部の回転は、ヒンジ部材13に対して押さえ
板17と共に回転方向において固定となっているファイバ
ーワッシャー16と、灯具4と共に回転する回転板15との
間の摩擦抵抗で、無用な回転が生じないように保持され
るが、この方向の灯具4の回転は水平方向の回転であ
り、摩擦抵抗による保持力は小さくてすむために、ビス
25を軽く締め付けるだけでよく、特にファイバーワッシ
ャー16を設けているために、滑らかな動きを得ることが
できる。 第6図はアーム3におけるアームカバー32に設けた嵌合
孔33の形状と、ヒンジ部材12における嵌合孔33に嵌まり
込む部分の外面に設けたストッパー34とによって、支持
軸10回りの回転範囲の規制を行っていることを示してい
る。 また第7図は支持軸10の抜け止めを支持軸10の溝11に装
着するリング35で行い、更に締付部材18のねじ部19の先
端で押圧されて支持軸10の外周面に接する成形品として
の押付部材36を設けた実施例を示している。
【考案の効果】
以上のように本考案は、第1部材に設けられた支持軸
と、この支持軸を受けるヒンジ部材と、ヒンジ部材に中
央片が固定されるとともに上記支持軸が両側片に挿通さ
れて支持軸に剪断力を作用させるU字形の支持金具と、
支持軸の軸回りに回転自在とされた上記ヒンジ部材に対
して上記支持軸の軸方向と直交し且つ上記支持金具の中
央片を通る軸の軸回りに第2部材を回転自在に連結する
とともにヒンジ部材に対する第2部材の回転について摩
擦抵抗を付加する連結部材とからなり、支持軸と直交す
るとともに第1の自由度を得るために支持軸が両側片に
挿通されたU字形支持金具の中央片を通る軸の回りに第
2の自由度を得られるようにしているために、第1の部
材と第2の部材とをつなぐ方向において両自由度を得る
部分が同じところに位置するものであって、長さが短く
てすむものであり、しかも支持軸と支持金具との間に剪
断力を作用させていることから、第1部材の支持軸の軸
回りに支持金具及びヒンジ部材を回転自在とするにあた
っての回転抵抗設定のための部材スペースが小さくて済
むとともに、ある回転抵抗を与えるのに必要な力も小さ
くてすむために、回転抵抗の設定変更や調節が容易なも
のであり、そして全体をコンパクトにまとめることがで
きることから、照明器具用として用いた場合、灯具がコ
ンパクトであっても、外観の見栄えを悪くすることがな
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案一実施例の斜視図と側面
図、第2図(a)(b)は同上の縦断面図と横断面図、
第3図は同上の分解斜視図、第4図は同上の支持金具の
斜視図、第5図は同上の斜視図、第6図は同上の分解斜
視図、第7図(a)(b)は他の実施例の分解斜視図と
斜視図であって、1は自在継手、10は支持軸、12,13は
ヒンジ部材、14,15は回転板、17は押さえ板、18は締付
部材、20は支持金具を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1部材と第2部材との間を2つの軸の軸
    回りの回転についての自由度を持たせて連結する自在継
    手であって、第1部材に設けられた支持軸と、この支持
    軸を受けるヒンジ部材と、ヒンジ部材に中央片が固定さ
    れるとともに上記支持軸が両側片に挿通されて支持軸に
    剪断力を作用させるU字形の支持金具と、支持軸の軸回
    りに回転自在とされた上記ヒンジ部材に対して上記支持
    軸の軸方向と直交し且つ上記支持金具の中央片を通る軸
    の軸回りに第2部材を回転自在に連結するとともにヒン
    ジ部材に対する第2部材の回転について摩擦抵抗を付加
    する連結部材とからなることを特徴とする自在継手。
JP1990119836U 1990-11-14 1990-11-14 自在継手 Expired - Lifetime JPH0720410Y2 (ja)

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JP1990119836U JPH0720410Y2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 自在継手

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JP1990119836U JPH0720410Y2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 自在継手

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JPH0475217U JPH0475217U (ja) 1992-06-30
JPH0720410Y2 true JPH0720410Y2 (ja) 1995-05-15

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JP1990119836U Expired - Lifetime JPH0720410Y2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 自在継手

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