JPH0446329Y2 - - Google Patents

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JPH0446329Y2
JPH0446329Y2 JP14854888U JP14854888U JPH0446329Y2 JP H0446329 Y2 JPH0446329 Y2 JP H0446329Y2 JP 14854888 U JP14854888 U JP 14854888U JP 14854888 U JP14854888 U JP 14854888U JP H0446329 Y2 JPH0446329 Y2 JP H0446329Y2
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connector
arm
connection hole
conductive
elastic body
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JP14854888U
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、架設電線に吊り下げる形式の照明
器具に関するものである。
〔従来の技術〕
加工性の向上および外観の向上を図つた照明シ
ステムとして、第6図に示すように、2本の平行
な架設電線1に各灯具2〜4を導体アーム5〜7
で取付けるものを提案した(実願昭63−086305
号、実願昭63−086307号)。架設電線1は、例え
ば12ボルト程度の低電圧配線であり、導体アーム
5〜7は灯具2〜4の支持と電気的接続とを兼用
する。各導体アーム5〜7は先端に設けた接続器
8で架設電線1に接続する。
灯具4は、第7図の構造により任意方向に回動
自在としてある。すなわち、灯具4から立設した
2本の縦アーム9の中間部に、回転接続器10を
固定し、回転接続器10の両側に略水平に延びる
一対の導体アーム7を各々上下回動自在に取付け
てある。縦アーム9は、灯具4の電源線となる導
電性のものであり、回転接続器10を介して導体
アーム7に電気的に接続されている。導体アーム
7の先端は、架設電線1に取付けた接続器8に回
転自在に接続してある。
そのため、灯具4は、第8図に示すように回転
接続器10の回りに回転自在で、かつ第9図のよ
うに接続器8の回りにも回転自在である。すなわ
ち、直交する2方向の回転中心回りに回転自在で
ある。縦アーム11の上端には灯具4の重量とバ
ランスさせるバランスウエイト11を取付け、任
意角度で灯具4を静止できるようにしてある。
第10図および第11図は、接続器8の構造を
示す。接続器8は、導電性の接続器本体57と押
しねじ60とからなる。接続器本体57は、両端
にねじ孔54とアーム接続孔55とを形成し、か
つ架設電線1を挿通するL字状の引掛溝56をね
じ孔54に開通して形成してある。押しねじ60
は、押座58および突起59を有し、ねじ孔54
に螺着されて突起59により架設電線1に押し付
ける。接続器本体57のアーム接続孔55にはア
ーム7の先端の導電性係止具12を回転自在に嵌
合する。アーム接続孔63の周壁にはねじ孔63
が貫通しており、外部から螺着した抜け止め具と
なる止めねじ62を導電性係止具12の周溝12
aに係合させることにより、導体アーム7を回転
自在な状態で抜け止めしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記構成によると、灯具4は任意角度で静止で
きるようにバランスウエイト11を設け、重心位
置が回転中心に来るようにしている。しかし、バ
ランスウエイト11や灯具4の重量ばらつきに応
じて重心位置が中央に来るように組立てなければ
ならない。そのため、組立工数がかかり、また組
立精度が充分に得られなくて、希望の角度に静止
できないことがある。
また、止めねじ62を強く締め付けると回転を
止めることが可能であるが、締付け程度によつて
は固くて回転できなかつたり、回転止めが不充分
となり易く、調整が困難である。
第12図に示すように、接続器8内にゴム等の
摩擦部材13を入れると、回転の静止が可能とな
る。しかし、このように導電性係止具12の外周
に摩擦部材13を配置すると、接続器本体57と
導電性係止具12との接触が妨げられ、電気的接
続が行えなくなるという問題点がある。
この考案の目的は、灯具を任意角度に静止で
き、しかも組立精度があまり要求されず、また接
続器における電気的接続も確実に行える照明器具
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、灯具の支持を兼用する導体アーム
の先端に導電性係止具を設け、架設電線に接続さ
れる接続器本体にアーム接続孔を形成して前記導
電性係止具を回転自在に嵌合した照明器具におい
て、前記接続器本体の前記アーム接続孔の底面お
よび前記導電性係止具の先端面の一方を平面に、
他方を中心部側に凸または凹となる曲面に形成
し、この平面と曲面との間に環状弾性体を圧縮状
態に介在させたものである。
〔作用〕
この考案の構成によると、接続器本体のアーム
接続孔の底面と導体アームの導電性係止具の先端
面との間に環状弾性体を圧縮状態に介在させるの
で、環状弾性体との摩擦により導体アームを任意
角度で静止させることができる。アーム接続孔の
底面に配置するので、アーム接続孔の内周面と導
電性係止具の外周面との接触性が妨げられず、良
好な電気的接続が行える。
アーム接続孔の底面および導電性係止具の先端
面の一方を平面に、他方を中心部側に凹または凸
となる曲面に形成しており、また弾性体の形状を
環状としているので、環状弾性体は各部の厚さ方
向の圧縮に加えて、径方向の伸縮も行われる。そ
のため、環状弾性体の滑らかな回転阻止に利用で
きる圧縮状態の変動範囲が広く、調整が容易とな
る。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図および第2図に基
づいて説明する。
この照明器具は、接続器本体57のアーム接続
孔55の底面55aを円錐状の曲面とし、導体ア
ーム7の導電性係止具12の先端面12bを平面
とし、両面55a,12bの間にゴム等からなる
環状弾性体70の圧縮状態に介在させたものであ
る。止めねじ62の先端は導電性係止具12の周
溝12aの底面に当たらないようにする。その他
の構成は第7図ないし第11図の構成と同様であ
る。
この構成によると、アーム接続孔55の底面5
5aと導電性係止具12の先端面12bとの間に
環状弾性体70を圧縮状態に介在させたので、環
状弾性体70の摩擦により導体アーム7を灯具4
(第7図)とともに任意角度で静止させることが
できる。環状弾性体70はアーム接続孔55の底
面55aに配置するので、接続器本体57と導電
性係止具12との接触性が妨げられず、良好な電
気的接続が行える。
また、導電性係止具12の先端面12bを平面
とし、かつアーム接続孔55の底面55aを円錐
状面としており、また弾性体70の形状を環状と
しているので、環状弾性体70は各部の厚さ方向
の圧縮に加えて、径方向の伸縮も行われる。その
ため、環状弾性体70の滑らかな回転阻止に利用
できる圧縮状態の変動範囲が広く得られ、したが
つて、調整が容易で組立が簡単である。このよう
に回転阻止が行えるので、第7図のバランスウエ
イト11を省いて構造の簡略化を図ることもでき
る。
第2図は、この実施例と、第5図のようにゴム
シート71を介在させた比較例とにつき、押し込
み寸法lと回転阻止力とを比較したグラフであ
る。曲線aはこの実施例を、曲線bは比較例を示
す。T1は回転阻止力が強すぎる範囲、T2は滑ら
かな回転阻止が行える範囲、T3は回転阻止力が
弱すぎる範囲である。押し込み寸法lは、加工ば
らつきが生じ易い箇所であるが、このグラフから
わかるように、この実施例の場合(曲線a)は、
比較例(曲線b)よりも押し込み寸法lが大き
く、少々の寸法ばらつきがあつても、適度の摩擦
のある円滑な回転が得られる。
なお、前記実施例ではアーム接続孔55の底面
55aを円錐状面としたが、第3図の実施例のよ
うに導電性係止具12の先端面12b′を凸円錐状
面としても良く、また第4図の実施例のように導
電性係止具12の先端面12b″を凹円錐状面とし
ても良い。第3図のように凸円錐状面とした場合
は、環状弾性体70を拡径方向に利用する。ま
た、円錐状面の代わりに球面状としても良く、要
するに中心部側に凸または凹となる曲面であれば
良い。
〔考案の効果〕
この考案の照明器具は、接続器本体のアーム接
続孔の底面と導体アームの導電性係止具の先端面
との間に環状弾性体を圧縮状態に介在させたもの
であるため、環状弾性体の摩擦により導体アーム
を任意角度で静止させることができる。環状弾性
体はアーム接続孔の底面に配置するので、接続器
本体と導電性係止具との接触性が妨げられず、良
好な電気的接続が行える。
また、アーム接続孔の底面および導電性係止具
の先端面の一方を平面に、他方を中心部側に凹ま
たは凸となる曲面に形成しており、しかも弾性体
の形状を環状としているので、環状弾性体は各部
の厚さ方向の圧縮に加えて、径方向の伸縮も行わ
れる。そのため、環状弾性体の滑らかな回転阻止
に利用できる圧縮状態の変動範囲が広く得られ
る。したがつて、調整が容易で、組立が簡単とい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の要部の断面図、
第2図はその回転阻止力を示すグラフ、第3図お
よび第4図は各々この考案の他の実施例の要部断
面図、第5図は提案例の断面図、第6図は照明シ
ステムの提案例の斜視図、第7図はその部分拡大
斜視図、第8図は同じくその正面から見た動作説
明図、第9図は同じくその側面から見た動作説明
図、第10図は同じくその接続器部分の分解斜視
図、第11図は同じくその接続器部分の断面図、
第12図は接続器の他の提案例の断面図である。 1……架設電線、4……灯具、7……導体アー
ム、8……接続器、12……導電性係止具、12
b……先端面、55……接続器本体、55……ア
ーム接続孔、55a……底面、62……止めね
じ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯具を支持しかつこの灯具の電源線となる導体
    アームの先端に導電性係止具を設け、この導電性
    係止具が回転自在に嵌合するアーム接続孔を有し
    架設電線に接続される接続器本体を設け、前記導
    電性係止具を前記接続器本体に対して抜け止めす
    る抜け止め具を設け、前記接続器本体の前記アー
    ム接続孔の底面および前記導電性係止具の先端面
    の一方を平面に、他方を中心部側に凸または凹と
    なる曲面に形成し、この平面と曲面との間に環状
    弾性体を圧縮状態に介在させた照明器具。
JP14854888U 1988-11-14 1988-11-14 Expired JPH0446329Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0269414U JPH0269414U (ja) 1990-05-25
JPH0446329Y2 true JPH0446329Y2 (ja) 1992-10-30

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JPH0269414U (ja) 1990-05-25

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