JPH0725619Y2 - 測量機 - Google Patents

測量機

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JPH0725619Y2
JPH0725619Y2 JP612889U JP612889U JPH0725619Y2 JP H0725619 Y2 JPH0725619 Y2 JP H0725619Y2 JP 612889 U JP612889 U JP 612889U JP 612889 U JP612889 U JP 612889U JP H0725619 Y2 JPH0725619 Y2 JP H0725619Y2
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JP
Japan
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waterproof
fixing
rotating
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JP612889U
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JPH0297612U (ja
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協司 中村
義信 今泉
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は防水装置を備えた測量機に関するものである。
〔従来の技術〕
測量機の水平回転機構は、一般に、固定部材の上部で固
定部材の中央部に固設した軸受に軸支する鉛直軸に固設
された回転部材が回転するようになっている。また固定
部材に緊定環を鉛直軸と同じ回転中心で回転可能に嵌合
させ、さらに押圧部材によって固定部材に固設して一体
となすように設け、緊定環の一部に形成されている凸部
を水平微動部材のばね部材とねじ部材に挟持させてい
る。上記の構成であるから、押圧部材での押圧のない時
は狭持による係合で緊定環は回転部材と一体に回転し、
押圧がある時は固定部材に固設され水平微動部材を用い
た時にのみ回転部材が回転する。
従来、このような測量機における防水装置は、第5図及
び第6図に示すような構造であった。
第5図において、固定部材(22)の外周上部端面の円周
上に連続した凸部を形成し、回転部材(21)の外周下面
に固定部材(22)に形成した凸部に対応する位置に溝を
設け、所定の間隔を保って係合させることにより防水構
造としていた。
〔考察が解決しようとする課題〕
上記の如き従来の技術においては、小雨等の軽微な外部
環境には若干の効果があるものの、大量の雨、湿度等に
対しては殆ど効果がなかった。
また、近年のように電子セオドライト等、内部に電機回
路を有する機器の全盛に至っては、従来の防水構造程度
では対応が不可能になってきている。
本考案の目的は、大量の雨、高湿度等に対して防水効果
の優れた測量機を提供することにある。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的のために本考案では、固定部材(5)と、鉛直
軸(1)を回転中心とし前記固定部材(5)の上部で回
転する回転部材(2)と、該回転部材(2)と、同じ回
転中心を有し前記固定部材(5)に回転可能に嵌合する
と共に、押圧部材(12)により前記固定部材(5)に固
設される外周上に凸部を形成した緊定環(8)と、ばね
部材(16、17、18)とねじ部材(14、15)とにより前記
凸部を挟持する前記回転部材(2)に設けた水平微動部
材(14、15、16、17、18)とを備え、前記回転部材
(2)は前記水平微動部材(14、15、16、17、18)と係
合する前記緊定環(8)と一体に回転する一方、前記押
圧部材(12)による前記固定部材(5)と前記緊定環
(8)との固設により、前記水平微動部材(14、15、1
6、17、18)を用いて前記固定部材(5)に対して前記
回転部材(2)を微動回転可能とする測量機において、
前記回転部材(2)と前記緊定環(8)のそれぞれに相
対するように円環状に形成した連続当接部(2a、8a)
と、前記回転部材(2)の連続当接部(2a)と前記緊定
環(8)の連続当接部(8a)の両方に当接するか、又
は、いずれか一方を固定し他方に当接する円環状の防水
部材(10)を有することを課題解決の手段とするもので
ある。
〔作用〕
本考案では、回転部材と緊定環とが通常の回転時は同時
に回転し、微動時は緊定環が固定部材に固定され回転部
材のみが微量の回転をすることに着目したことと、回転
部材と緊定環との間隔を閉鎖すれば、水滴、湿度、等を
きらう内蔵の重要部品を保護出来ることを見出し、回転
部材と緊定環に防水部材の当接部を設け、その当接部に
防水部材を当接させ、又はその一方を固定したので優れ
た防水性が得られる。
〔実施例〕
第1図、第2図、第3図、第4図は本考案の一実施例で
あって、鉛直軸(1)には回転部材(2)がボルト
(3)により固定されている。軸受(4)は固定部材
(5)にボルト(6)で固定されている。軸受(4)に
は目盛板(7)が接着等により固定されており、不図示
の装置によって角度の読み取りが行われる。
固定部材(5)の内部には緊定環(8)が回転自在に嵌
合されておりスラスト方向の制限は押え板(9)により
成されている。
緊定環(8)の上記当接面8aには防水部材(10)が接着
あるいはビス等で固定されている。
防水部材(10)の外周は、回転部材の底部当接面2aに密
着している。
また、緊定環(8)には緊定環(8)と固定部材(5)
を固設する為の固定ねじ部(11)が形成されており、押
圧部材(12)がねじ込まれている。
回転部材(2)には微動めねじ部(13)があり微動おね
じ(14)がねじ込まれている。さらにその先端にはピン
(15)があり任意の角度内のみ自在に動くことが出来
る。
回転部材(2)の微動めねじ部(13)に螺合する微動お
ねじ(14)の反対側には緊定環(8)を、微動おねじ先
端ピン(15)側に常に付勢する為のばね(16)、ピン
(17)を組み込んだ部材(18)が固定されている。
尚クランプねじの動作範囲(12a)部には、十分柔らか
い部材(12b)が固定されている。
上記の如く構成されているので、回転部材(2)は軸受
(4)、鉛直軸(1)を介して固定部材(5)と相対に
回転する。
回転部材(2)は、自らの所定位置に形成した微動ねじ
部(13)に螺合する微動おねじ(14)と一体をなしてお
り、ばね(16)の付勢力により微動部材の先端ピン(1
5)とピン(17)を介して緊定環(8)と係接してい
る。
ばね(16)の付勢力と緊定環(8)の回転偶力は常にば
ね(16)の付勢力の方を強くしてあるので、上記の係接
により緊定環(8)と回転部材(2)は同期に回転す
る。
固定部材(5)に回転自在に嵌合している緊定環(8)
を、押圧部材(12)をねじ込んで固定部材(5)に緊定
すると、ばね(16)の付勢力以上の回転偶力を与えない
かぎり回転部材(2)は回転せず、その回転範囲は最大
でも微動おねじ(14)の移動量内に制限される。また緊
定後の回転部材(2)は微動ねじ(14)で、ばね(16)
の付勢力に抗して微動回転する。
上記の作用により、緊定環(8)に固定された防水部材
(10)は、回転部材(2)の通常回転時は常に同時回転
するので回転部材(2)の当接面(2a)に密着してい
る。また、微動での回転時は微小量の当接面(2a)での
摺動をすればよい。
尚防水部材(10)は低摩擦係数の弾性体を使用すること
が望ましい。
また、実施例では緊定環(8)に防水部材(10)を固定
しているが、反対に回転部材(2)に固定し、緊定環
(8)に当接させてもよい。
更には、当接面に溝を設けて防水部材を埋設してもよい
し、防水部材の内周部に制限を設けたり、外周部に制限
を設けて使用してもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、通常使用時は一体に回転
する緊定環と回転部材との間に防水部材を設けたことに
より、通常は摺動接触せず、緊定を行い微動ねじの作動
時のみ微動摺動をするため、当接面と防水部材の密着性
を無理なく増すことが出来るので、防水性が飛躍的に向
上する効果がある。
また、通常回転時の異音は皆無となると共に、防水部材
の材質の選定範囲が拡大される利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す正面縦断面図、第
2図は本考案による一実施例を示す側面縦断面図、第3
図は第2図のC-C矢視断面図、第4図は第1図A部の拡
大図、第5図は従来の構造を示す縦断面図、第6図は第
5図B部の拡大図を示す。 〔主要部分の符号の説明〕 1……鉛直軸、2……回転部材、2a……当接面、4……
軸受、5……固定部材、8……緊定環、8a……当接面、
10……防水部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部材と、鉛直軸を回転中心とし前記固
    定部材の上部で回転する回転部材と、該回転部材と同じ
    回転中心を有し前記固定部材に回転可能に嵌合すると共
    に、外周上に凸部を形成し押圧部材により前記固定部材
    に緊締される緊締環と、ばね部材とねじ部材とにより前
    記凸部を挟持すると共に前記緊締環に対して前記回転部
    材を微小回転させる水平微動部材とを備えた測量機にお
    いて、 前記回転部材と前記緊締環との間に、全周に渡って前記
    回転部材及び前記緊締環の両方に当接するか又はいずれ
    か一方に固定され他方に当接するように、環状に形成さ
    れた防水部材を配置したことを特徴とする測量機。
JP612889U 1989-01-23 1989-01-23 測量機 Expired - Lifetime JPH0725619Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP612889U JPH0725619Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 測量機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP612889U JPH0725619Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 測量機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0297612U JPH0297612U (ja) 1990-08-03
JPH0725619Y2 true JPH0725619Y2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=31210098

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP612889U Expired - Lifetime JPH0725619Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 測量機

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JP (1) JPH0725619Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183209A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Tjm Design Corp シール構造体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007183209A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Tjm Design Corp シール構造体

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Publication number Publication date
JPH0297612U (ja) 1990-08-03

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