JP2542276Y2 - 回転磁気ヘッド装置 - Google Patents

回転磁気ヘッド装置

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JP2542276Y2
JP2542276Y2 JP1992005369U JP536992U JP2542276Y2 JP 2542276 Y2 JP2542276 Y2 JP 2542276Y2 JP 1992005369 U JP1992005369 U JP 1992005369U JP 536992 U JP536992 U JP 536992U JP 2542276 Y2 JP2542276 Y2 JP 2542276Y2
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JP
Japan
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fixed
rotary
drum
magnetic head
rotating
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JP1992005369U
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English (en)
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JPH0561809U (ja
Inventor
秀夫 北沢
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、VTR、DAT等に適
用される回転磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型のVTR、DAT等に適用される回
転磁気ヘッド装置は、当然ながら小型のものが望まれて
いる。この目的に沿う回転磁気ヘッド装置として実開平
1−166313号に示される構造が知られている。
【0003】図2はその構造を示す断面図で、固定ドラ
ム2に保持された軸受3には回転自在に回転軸4が支持
されている。固定ドラム2の上面には固定側ステータト
ランス5が取り付けられている。回転軸4の上部にはス
リーブ7が固定され、このスリーブ7のフランジ7aの
上面にはヘッドベース8がねじ6によって取り付けら
れ、ヘッドベース8の先端には磁気ヘッド9が固定され
ている。
【0004】フランジ7aの下面にはプリント基板11
を介して回転側ロータリートランス12が取り付けら
れ、この回転側ロータリートランス12は僅かなギャッ
プを介して固定側ステータトランス5と対向している。
【0005】スリーブ7は周囲にリング14が設けられ
ることによって締付けられると共に、フランジ7aには
ねじ15によって回転ドラム16が取り付けられる。回
転ドラム16には穴16aが設けられ、この穴16aに
調整ねじ17がねじ込まれることにより、ヘッドベース
8が押圧されて磁気ヘッド9の回転軸4に対する傾きが
調整されるようになっている。18はスラスト軸受、1
9はベースである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで従来の回転磁
気ヘッド装置では、回転ドラム16がスリーブ7のフラ
ンジ7aにねじ15を介して回転軸4に固定されるよう
になっているので、回転ドラム16の回転時芯ずれが生
じ易いという問題がある。さらに、回転ドラム16がね
じ15によってスリーブ7に取り付けられるため、スリ
ーブ7に締付け歪が生じるという問題もある。
【0007】本考案は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、回転ドラムの芯ずれ及び締付け歪を防止す
るようにした回転磁気ヘッド装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに本考案は、固定ドラムと、該固定ドラムに保持され
た軸受と、該軸受により回転自在に支持された回転軸
と、該回転軸に取り付けられた回転ドラムとを具備する
回転磁気ヘッド装置において、上記回転軸に固定された
回転側ロータリートランス保持部材と、該回転側ロータ
リートランス保持部材に取り付けられ先端に磁気ヘッド
が固定されたヘッドベースと、上記回転軸のみに固定さ
れた回転ドラムとを有し、該回転ドラムは、外周面で磁
気テープを案内する周壁部と、この周壁部の内側に連設
された平板部と、この平板部の厚さよりも軸方向に厚く
形成され上記回転軸に固定される固定部とを一体に備え
ていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】回転ドラムは圧入固定されて直接回転軸に取り
付けられいるので、回転ドラムの回転時芯ずれはほとん
ど生じない。またスリーブは用いないので締付け歪は生
じない。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。図1は本考案の回転磁気ヘッド装置の実施例を示す
断面図である。2は回転ドラムでこれに保持された一体
型ベアリングから成る軸受3には、回転自在に回転軸4
が支持されている。固定ドラム2の上面には固定側ステ
ータトランス5が取り付けられている。
【0011】 回転軸4の中央部には回転側ロータリー
トランス保持部材としてのディスク20が圧入固定さ
れ、このディスク20のフランジ20aの上面にはヘッ
ドベース8がねじ6によって取り付けられている。ヘッ
ドベース8の先端には磁気ヘッド9が固定されている。
フランジ20aの下面にはプリント基板11を介して回
転側ロータリートランス12が取り付けられ、この回転
側ロータリートランス2は僅かなギャップを介して固定
側ステータトランス5と対向している。
【0012】 回転軸4の上部には回転ドラム16が圧
入固定されて取り付けられる。回転ドラム16には穴1
6aが設けられて、この穴16aには調整ねじ17がね
じ込まれることにより、ヘッドベース8が押圧されて磁
気ヘッド9の回転軸4に対する傾きが調整されるように
なっている。回転軸4はモータ21に結合されて、この
モータ21によって回転ドラム16が回転するようにな
っている。回転ドラム16には、図1に示すように、外
周面で磁気テープを案内する周壁部16bと、この周壁
部16bの内側に連設された平板部16cと、この平板
部16cの厚さよりも軸方向に厚く形成され、回転軸4
に固定される固定部16dとが一体に設けられている。
【0013】固定ドラム2に取り付けられた固定側ステ
ータトランス5からはリード線(図示しない)が引き出
されて、外部の信号処理回路へ接続されている。磁気ヘ
ッド9から引き出されたリード線(図示せず)はプリン
ト基板11上で回転側ロータリートランス12に接続さ
れている。回転ドラム16の回転時回転側ロータリート
ランス12と固定側ステータトランス5とは磁気結合さ
れて、外部の信号処理回路から信号が磁気ヘッド9に伝
達され、あるいは磁気ヘッド9からの信号が外部信号処
理回路に伝達されるようになっている。
【0014】 以上ような本実施例構造の回転磁気ヘッ
ド装置によれば、回転軸4の回転により回転ドラム16
及び回転側ロータリートランス保持部材として働くディ
スク20は同時に回転するが、回転ドラム16は圧入固
定されて直接回転軸4に取り付けられており、回転軸4
に対する回転ドラム16の芯ずれはほとんど生じない。
また、回転ドラム16は、先端に磁気ヘッド9が固定さ
れたヘッドベース8を取り付けたディスク20にねじで
固定されていないので、ディスク20には回転ドラム1
6を固定するための締付け歪みが発生せず、磁気ヘッド
9の位置が変動することもない。
【0015】
【考案の効果】 以上述べたように本考案によれば、回
転ドラムをスリーブを介することなく回転軸に取り付け
るようにしたので、回転ドラムの回転時の芯ずれを防止
あるいは軽減することができる。しかも、回転ドラム
は、平板部の厚さよりも軸方向に厚く形成され回転軸に
固定される固定部を備えているので、固定寸法が十分に
確保され、軸線方向に対して回転ドラムが傾いてしまう
ことを防止できる。さらに、重量のある回転ドラムを回
転側ロータリートランス保持部材に取り付けず、回転軸
にのみ取り付けているので、回転側ロータリートランス
保持部材に対する回転ドラムのねじ取り付けによる締付
け歪みの発生を防止することができ、磁気ヘッドの位置
が変動しないものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転磁気ヘッド装置の実施例を示す断
面図である。
【図2】従来の回転磁気ヘッド装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 2 固定ドラム 3 軸受 4 回転軸 5 固定側ステータトランス 8 ヘッドベース 9 磁気ヘッド 11 プリント基板 12 回転側ロータリートランス 16 回転ドラム 20 ディスク 20a フランジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ドラムと、該固定ドラムに保持され
    た軸受と、該軸受により回転自在に支持された回転軸
    と、該回転軸に取り付けられた回転ドラムとを具備する
    回転磁気ヘッド装置において、上記回転軸に固定された
    回転側ロータリートランス保持部材と、該回転側ロータ
    リートランス保持部材に取り付けられ先端に磁気ヘッド
    が固定されたヘッドベースと、上記回転軸のみに固定さ
    れた回転ドラムとを有し、該回転ドラムは、外周面で磁
    気テープを案内する周壁部と、この周壁部の内側に連設
    された平板部と、この平板部の厚さよりも軸方向に厚く
    形成され上記回転軸に固定される固定部とを一体に備え
    ていることを特徴とする回転磁気ヘッド装置。
JP1992005369U 1992-01-17 1992-01-17 回転磁気ヘッド装置 Expired - Lifetime JP2542276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992005369U JP2542276Y2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 回転磁気ヘッド装置

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JP1992005369U JP2542276Y2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 回転磁気ヘッド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0561809U JPH0561809U (ja) 1993-08-13
JP2542276Y2 true JP2542276Y2 (ja) 1997-07-23

Family

ID=11609260

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JP1992005369U Expired - Lifetime JP2542276Y2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 回転磁気ヘッド装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58185965A (ja) * 1982-04-23 1983-10-29 Toyota Motor Corp 内燃機関の空燃比制御装置
JPH0312019A (ja) * 1989-06-07 1991-01-21 Mitsubishi Electric Corp シリンダユニット

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Publication number Publication date
JPH0561809U (ja) 1993-08-13

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A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970128