JP3004780U - 手摺ジョイント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】本考案は接合部分がすっきりする手摺ジョイン
トの提供を目的とする。 【構成】本考案の手摺ジョイントは本体１とジョイント
端板５を同一外径にできるため外観がすっきりすると共
にウォーム３で接合の動きを伝えるため作業性がよいこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は手摺を接合する手摺ジョイントに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の手摺ジョイントは接合部分がすっきりせず外観上問題があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は以上の従来の課題を解決し接合部分がすっきりする手摺ジョイントの提 供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は以上の目的達成のために 筒状の本体内に中心軸方向に収納されたギアと、該ギアにかみ合うウォームと、 前記ギアの内周面の雌ねじにねじ結合するジョイント端板とからなり本体に固定 された手摺とジョイント端板に固定された手摺を接合する手摺ジョイントを提案 するものである。

【０００５】

【実施例】

以下本考案の手摺ジョイントを図面に示す実施例に従い説明する。 図１乃至図３は本考案の手摺ジョイントを示し、該手摺ジョイントは隣接する手 摺（１２）（１３）の端面間に介装される。

【０００６】 手摺ジョイントは筒状の本体（１）内において中心軸方向に収納されたギア（２ ）を有する。 該ギア（２）にはウォーム（３）が略直角方向にかみ合っている。

【０００７】 該ウォーム（３）の端面は本体（１）の外周面の孔において外からドライバー（ １１）で回転可能になっている。 次に前記ギア（２）の内周面には雌ねじが設けられて次に述べるジョイント端板 （５）のねじ部（５ｂ）がねじ結合する。

【０００８】 ジョイント端板（５）は一方の手摺（１２）の端面が突き合わせられねじで固定 される。 更にジョイント端板（５）と本体（１）の間にはストッパー板（４）が設けられ ジョイント端板（５）の本体（１）への密着時にストッパーとして作用する。

【０００９】 次に他の手摺（１３）の端面は本体（１）にねじで固定されることになる。 この状態で本体（１）の外周面に露出しているウォーム（３）をドライバー（１ １）で回す。 これによりウォーム（３）が回転しギア（２）を回転させる。

【００１０】 これによりギア（２）はその中心の雌ねじの回転でジョイント端板（５）を引き 寄せる。 この結果手摺（１２）は手摺（１３）の方向へと引き寄せられる。

【００１１】 以上の通り手摺（１２）（１３）は手摺ジョイント（１）により接合されたこと になる。 手摺ジョイント（１）自体は足（１０）により壁（１９）等に取り付けられてい る。

【００１２】

【考案の効果】

本考案の手摺ジョイントの実施例は以上の通りでありその効果を次に列記する。 （１）本考案の手摺ジョイントは特に本体とジョイント端板を同一外径にできる ため外観がすっきりする。 （２）本考案の手摺ジョイントはウォームで接合の動きを伝えるため作業性がよ い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の手摺ジョイントの使用状態の概念図

【図２】本考案の手摺ジョイントの斜視図

【図３】本考案の手摺ジョイントの縦断面図

【符号の説明】

１ 本体 ２ ギア ３ ウォーム ４ ストッパー板 ５ ジョイント端板 ５ａ 本体 ５ｂ ねじ部 ５ｃ 孔 １０ 足 １１ ドライバー １２ 手摺 １３ 手摺 １９ 壁

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】筒状の本体内に中心軸方向に収納されたギ
   アと、該ギアにかみ合うウォームと、前記ギアの内周面
   の雌ねじにねじ結合するジョイント端板とからなり本体
   に固定された手摺とジョイント端板に固定された手摺を
   接合する手摺ジョイント