JPH06509035A - 美粧性表面層組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 美粧性表面層組成物 皮批公１ 本発明は、異なったラミネート樹脂の２層表面コーティングを有する、装飾性ラ ミネート、およびそのようなラミネートを製造する方法に関する。このラミネー トは、カウンター上面、壁パネル、床面仕上げ、テーブル上面などに適している 。

背景 装飾性ラミネートは、従来、熱硬化性樹脂で含浸された複数の、ペーパーの層を 重ね合わせることによって、作製されて来た。一般に、このアセンブリーは、複 数（例えば、３から８）のフェノール樹脂を含浸させたクラフトペーパーで出来 たコアシートからなり、その上面にメラミン樹脂で含浸された装飾性シートがあ る。上張りシートが、装飾性シートの上面に提供され、これは、ラミネート中で 本質的に透明であり、装飾性シートを保護する。

この方法の改良が、　５ｃｈｅｒら、米国特許第４．２５５．４８０号：第４． ２６３，０８１号；第４．３２７．１４１号：第４．３９５．４５２号：第４． ４００．４２３号：再発行（Ｒｅ、　）第３２．１５２号ＨＵｎｇａｒら、米国 特許第４．７１３゜１３８号；および０’　Ｄｅｌｌら、米国特許第４．５６７ 、０８７号に開示されている。これらの特許は、本明細書とともに一般に指定さ れ、それらの開示は、参考として本明細書中に援用されている。

５ｃｈｅｒらの再発行第３２．１５２号は、小さい無機粒子を含有する組成物が 、含浸されていないプリントされたペーパーの上に樹脂無しでコートされたとき 、上張りシートを用いないでそのようなペーパーを装飾性ラミネートの調製に用 い得るという、驚くべき、そして予期されない性質を与えることを教示する。生 成ラミネートは、高度に耐擦傷性である。

この５ｈｅｒコ一テイング組成物は、平均２０〜５０ミクロンの粒子サイズのア ルミナまたは他の耐擦傷性粒子の小粒子、およびより少ない量の微結晶セルロー ス粒子の混合物で構成されており、これら両者は、安定な水性スラリー中に分散 されている。最終製品中で視覚的効果を妨害しないような小サイズのアルミナの 粒子は、耐擦傷性物質として作用し、そして微結晶セルロース粒子は、好ましい 仮のバインダーとして作用する。５ｃｈｅｒは、さらに、このバインダーがラミ ネート工程で後に利用される樹脂システム、通常メラミン樹脂であるか、または 特定の低圧力ラミネートの場合は、ポリエステル樹脂システムである、に適合し なければならないことを、教示し、そして微結晶セルロースはこの機能およびプ リントシートの表面のアルミナ小粒子を安定化する。

Ｕｎｇａｒら、米国特許第４．７１３．１３８号は、装飾性シートの表面上に、 耐擦傷性物質の超薄層を固着する工程を教示し、この物質は、実質的に米国特許 第４．２５５．４８０号に、１段階操作の、装飾性シートの完全な樹脂浸潤とと もに、同時に開示されている。Ｕｎｇａｒの方法の樹脂組成物は、耐擦傷性物質 のキャリアーとして作用する。この耐擦傷性組成物は、本質的に、微小粒子サイ ズの耐擦傷性の硬い無機物、好ましくは約２０〜５０ミクロンで、視覚的に妨害 すること無く、耐擦傷性を与えるのに十分な量である。Ｕｎｇａｒの耐擦傷性無 機物は、好ましくはアルミナ、シリカまたはそれらの混合物である。Ｕｎｇａｒ は、さらに、そのような無機物のパンダー物質の使用を教示する。Ｕｎｇａｒの バインダー性物質は、装飾性シートの表面に耐摩耗性無機物を結合するのに十分 な量で存在する。そのようなバインダー性物質は、好ましくは、より少量のカル ボキシメチルセルロースを有する微結晶セルロースである。

ＦＭＣ社により商標　［アビセル（ＡＶＩＣＥＬ）Ｊ　で販売されている１８ｉ のそのようなバインダーは、約８９％の微結晶セルロースと１１％のカルボキシ メチルセルロースの混合物である。この耐擦傷性組成物は、適切には、４〜３２ 重量部の無機粒子に対して、１〜８重量部の「アビセル」を含有し、好ましくは 、バインダー性物質に対する無機粒子の割合は、４二　ｌから１＝２であり、そ して２部の無機粒子に対して、１部の量の「アビセル」が、特に好ましいことが 見いだされた。

Ｕｎｇａｒらはまた、カルボキンメチルセルロースの付加的な少ｔａよびンラン の少量を、この組成物に添加し得ることを教示する。これらの組成物中に、米国 特許第４．２５５．４８０号に開示されているように、少量の界面活性剤を、そ して、米国特許第４．５６７、０８７号に開示されているように、耐擦傷性を与 えるために、少量の固体潤滑剤を含有することも好ましい。

従って、上記の特許は、装飾性シートに適用される、薄いまたは極薄の耐擦傷性 ラミネート表面を与えるための、１段階および２段階の処理法を提供する。しか しながら、真珠間の効果のような特定の輝きのある視覚的外観を有する平面表面 に適した装飾性シートの上に、耐化学性、耐じみ性および耐摩耗性のラミネート 表面を提供することは、この産業界の継続的な課題である。

この分野における相当の活動が、多くの装飾性の表面外観を導いて来た間に、こ れらの活動は、方法および組成物の開発をもたらした。ここで、樹脂物質は、表 面のペーパーおよびラミネート樹脂の薄い層または極薄層の構造中に含浸された 。先行する方法は、輝きのある視覚的効果を保持するが、平面ラミネート表面に 対する全ての国際的基準に合致するラミネートを達成することが出来なかった。

本発明の要旨 この分野において、遭遇した上記の問題を克服する製品および製品を製造する方 法が、本発明の目的である。より特定した目的は、少なくとも２つの異なる樹脂 ポリマーの２層コーティングを含有するラミネート表面層組成物を提供すること であり、望ましい耐久性、耐化学性、耐熱性、耐紫外線煎耐性、および耐擦傷性 を達成し、ラミネート表面層の輝きのある視覚的装飾性外観を達成する。この輝 きのある視覚的外観は、その豊かな色および光沢の深みで際だっている。

本発明のさらなる目的は、ラミネート中に本物の真珠調の外観を得ることである 。本発明で用いられる樹脂は、ラミネート分野で長く知られていたので、本発明 の結果は非常に驚くべきものである。しかしながら、平面表面に適した真珠調の 仕上げは、かってなされたことが無い。これらの製品を提供するのに加えて、こ れらのラミネートを達成するための方法を提供することも、なお本発明の別の目 的である。

本発明のこれらおよび他の目的は、従来の装飾性化粧シートまたはペーパー、（ プリント、無地もの、ホイルなどを含む）の上に、液体または粒子状樹脂の表面 コーティングを適用することによって達成される。この表面コーティング樹脂は 、例えば、コロイド、エマルジョンのような液状樹脂中に懸濁されたポリマー粒 子の混合物、または水中のポリマー粒子の分散物などの、多数の異種ポリマーの 液体分散物として適用され得る。本明細書で用いられる適切なポリマー粒子の例 は、ポリエステル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、エポキシ、およびアクリル 、またはそれらの混合物である。本発明の目的には、用語「粒子」または「粒状 物」は、室温で固体の物質に限定されない。

図面の簡単な説明 図１は、本発明による装飾性ペーパーおよびラミネートの断面図を用いて、本発 明を達成する１段階処理法を示すフローチャートである。

図２は、本発明による装飾性ペーパーおよびラミネートの断面図を用いて、本発 明を達成する２段階処理法を示すフローチャートである。

実施態様の詳細な説明 図１に、１段階処理法を示す。コーティング混合タンク（Ｕ）は、少なくとも２ 種類の異なる樹脂（１０）−一念漫性樹脂（１２）およびコーティング樹脂（１ ４）の分散物を含む。それらの樹脂は加熱加圧下で溶融および流動する。コーテ ィング樹脂（１４）は、含浸性樹脂（１２）に不溶性で且つ分散される固体粒状 物あるいは液状小球であり得る。次いで、コートしたペーパー（Ｖ）として図示 されるように装飾性化粧ペーパー（１６）上に、分散物（１０）がコートされる 。含浸性樹脂（１２）は、化粧ペーパー（１６）中に浸り、化粧ペーパーを含浸 させ、そしてコーティング樹脂（１０が化粧ペーパー（１Ｇ）の外表面上にしみ 出ることを引き起こす。次いで、含浸後のコートされたペーパー（Ｗ）は、通常 の方法で乾燥され、コートしたペーパー（Ｘ）になる。含浸性樹脂（１２）で含 浸された乾燥コートしたペーパー（Ｘ）は、コーティング樹脂（１０の表面コー ティングを有する。次に、乾燥されたコートした含浸ペーパー（Ｘ）が、通常の ラミネート条件下に置かれ、実質的に２つの表面層を有する装飾性ラミネートシ ート（Ｙ）を形成する。これら２つの樹脂層は、コーティング樹脂（１４）から 本質的に成る表面層（１８）および、はとんど全体がペーパー内部に含まれる含 浸性樹脂（１２）から成る第２層（２０）を含む。ペーパー内部には、樹脂（１ ２）および（１４）の両方を含有する界面部分（２２）が少しある。次いで、装 飾性ラミネートシート（Ｙ）は、加熱加圧下で裏打ち材層にラミネートされ、装 飾性ラミネート（Ｚ）を生成する。

図２に、２段階処理法を示す。コーティング混合タンク（Ｌ）は、加熱加圧下で 溶融および流動する、水性混合物およびコーティング樹脂（１４）の分散物（５ ）を含む。コーティング樹脂（１４）は、水性混合物に不溶性で且つ分散される 固体粒状物または液状小球であり得る。次いで、コートしたペーパー（Ｍ）とし て図示される装飾性化粧ペーパー（１６）上に、分散物（５）がコートされる。

次いで、化粧ペーパー（１６）は、通常の方法で乾燥され、乾燥コートしたペー パー（Ｎ）を生成する。次いで、乾燥コートしたペーパー（Ｎ）は、含浸樹脂（ １２）でコートされ、浸潤され、そして含浸されて、飽和ペーパー（０）を形成 する。そのために次いで、この含浸化粧シートが、通常のラミネート条件下に置 かれて、実質的に２つの表面層を有する装飾性ラミネートシート（Ｐ）を生成す る。これらの２つの樹脂層は、実質的に表面の含浸性樹脂（１２）を置き換える コーティング樹脂（１４）から本質的に成る表面層（１８）を含む。第２層（２ ０）は、はとんど全体がペーパー内部に含まれる含浸性樹脂（１２）から成る。

紙内部には、樹脂ペーパー（１２）および（１４）の両方を含有する界面部分（ ２２）が少しある。次いで、この装飾性ラミネートシート（Ｐ）は、加熱加圧下 で裏打ち材層にラミネートされ、装飾性ラミネート（Ｑ）を生成する。

好適な実施態様を包含する発明の説明 本発明により生成される製品は、裏打ち材層の外表面上にラミネートされた装飾 性化粧シート、およびその上に外表面を形成するための化粧シートの外表面上の 、ラミネートの必須部分であるコーティング層を含有する。

外部コーティング層は、ラミネート含浸樹脂とは異なる樹脂から作られる。真珠 調の外観を達成するため、外部コーティング層は、仕上げ加工され硬化されたラ ミネート中に、装飾性化粧シート上のインクの屈折率とは異なる屈折率を有する べきである。

このような外部コーティングは、耐擦傷性無機物、および懸濁安定化剤またはそ の無機物のバインダー性物質を任意に含有し得る。耐擦傷性無機物は、１〜２ｏ ｏミクロンの粒子サイズを有し、視覚的に妨害することなく、耐擦傷性を与える のに十分な濃度で混合物中に存在する。

好適な形としては、本発明のコーティング組成物は、アルミナの小粒子または約 １〜２ｏｏミクロンの粒子サイズ間の他の耐擦傷性粒子、サブミクロンおよび２ ５０　ミクロンの間の粒子サイズのポリマー粒状物およびより小量の微結晶セル ロース粒子のすべてが安定な水性スラリー中に分散された分散混合物を含有する 。真珠間の外観を達成するため、そのポリマー粒状物は、仕上げ加工され硬化さ れたラミネート中に、装飾性化粧シート上の真珠間のインクの屈折率とは異なる 屈折率を有する。ポリマー粒状物コーティング分散物を使用する場合、その粒状 物は、分散物中に存在し、ラミネーティング処理の高温高圧下で溶融および流動 する。

アルミナの粒子は、小サイズがら成るために、最終製品での視覚的効果を妨害せ ず、そして耐擦傷性物質として動く。

微結晶セルロース粒子は、好ましい一時的なバインダー性物質または懸濁剤とし て働く。バインダー性物質または懸濁剤は、後にラミネート化方法に使用される 樹脂系に適合しなければならず、通常はメラミン樹脂であり、または、ある低圧 性ラミネートの場合では、ポリエステル樹脂系である。微結晶セルロースは、プ リントされたシート表面のアルミナ小粒子の安定化だけでな（、この機能にも役 立つ。

好適なスラリー組成物は、アルミナ小粒子およびポリマー粒状物、およびより小 量の微結晶セルロース粒子の、すべてが水中に分散された混合物を含有する。装 飾性化粧シートの表面上の適切な場所に無機粒子およびポリマー粒状物を保持す るために、十分な量のバインダー性物質または懸濁剤がなければならない。一般 的に、約２０−１２０重量部のアルミナおよびポリマー粒状物に対して、約５〜 １０重量部の微結晶セルロースを用いて、満足な結果が得られることが見出され た。しがし、この範囲外でも満足な結果をもたらし得る。スラリー中の水の量は また、水が少なすぎると、スラリーが非常に濃くなり適用が困難になるので、実 用を考慮して決定される。同様に、水が多すぎると、スラリーが非常に薄くなり 、コーティング操作中にスラリーが流れてしまうので、一定の厚さに維持するこ とが困難である。それゆえ、約２．０重量％の微結晶セルロースおよび約２４１ ！！％のアルミナおよびポリマー粒状物を含有するスラリーは、水をベースにし て安定であり、ｎｈ上アルミナが沈澱しない；しかじ、３．５！重量以上の微結 晶セルロースおよび約２４重量駕以上のアルミナおよびポリマー粒状物より多く が、水をベースにして使用されると、スラリーは非常にチキントロピーになり、 適用が困難になる。

組成物はまた、好適には非イオン性湿潤剤である湿潤剤、およびシランを小量含 有することが好ましい。湿潤剤の量は重要ではないが、非常に小量で十分であり 、過剰な量は有益ではない。シランが使用される場合、それは、含浸および硬化 の後、アルミナ粒子または他の無機粒子をメラミンマトリックスに化学的に結合 させる力・７プリング剤として作用する。

これは、アルミナ粒子が、メラミンに機械的に結合することに加えて、化学的に 結合し、それゆえ擦傷性摩耗下で長くとどまるので、良好な初期摩耗（ｉｎｊｔ ｉａｌ　ｗｅａｒ）を提供する。使用される特定のシランは、使用される特定の ラミネート樹脂にそれを適合させる群の中から選択されるべきである。（メラミ ンおよびポリエステル系に有用な数種のシランをリストしている、１９７６−１ ９７７年版のＭｏｄｅｒｎ　Ｐｌａｓｔｉｃｓ　Ｅｎｃｙｃｌｏｐｅｄｉａ。

１００頁を参照のこと。）これに関しては、ガンマ−アミノプロピルトリメトキ シシランのようなアミノ基を有するシランが、メラミン樹脂と共に使用するのに 特に効果的である。

使用されるシランの量は、大量である必要はなく、実際に、アルミナの重量に対 し０．５％はどの小量のシランが、最終ラミネートの耐擦傷性を高めるのに効果 的である。アルミナ粒子または他の粒子の重量に対し最大量約２重量％が示唆さ れる。

その理由は、それより多い量はあまり良好な結果にならず、原料のコストを単に 増加するだけだからである。次いで、装飾性ペーパーが、通常は熱硬化性樹脂で ある適切なラミネート樹脂を用いて、通常の方法で含浸される。

ポリマー粒状物は、従来のラミネーティング樹脂のいずれから選択され得る。高 い耐摩耗性、耐化学性、耐熱性、耐紫外線照射性、および耐擦傷性は、特定の特 性に対する適切なコーティング樹脂を選択することで可能である。例えば、鉱酸 および鉱塩基に対する高い耐性が望まれる場合、ビニルエステルが選択され得る 。アクリルは、紫外線安定性に対して選択され得る。エポキシは、耐熱性が望ま れ、そして高い耐化学性および耐じみ性が望まれる場合、選択され得る。輝く真 珠間の視覚効果を達成するため、仕上げ加工され硬化されたラミネート中に、使 用されている装飾性ラミネートペーパーの真珠間インクの屈折率と異なる屈折率 を有する樹脂を選択することが重要である。ポリマー粒状物の選択は、好適には 、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ、ポリ塩化ビニルおよびアクリル、ま たはそれらの混合物からなる群がらなされる。アルミナに加えて、無機粒子は、 シリカ、酸化ジルコニウム（ｚｉｃｒｏｎｕ腸ｏｘｉｄｅ）、酸化セリウム、ガ ラスピーズおよびダイアモンドダス）　（ｄｉａｍｏｎｄ　ｄｕｇｔ）、または それらの混合物を包含し得る。

本発明の目的を達成するための別の好適な方法は、液状の異なる樹脂（複数）の 混合物、またはポリマー粒状物の層を同時に、装飾性シートを樹脂で完全に浸潤 して、樹脂が耐擦傷性物質のキャリアとして任意に作用し得る１段階操作中で装 飾性シートの表面上に固着させる処理法による。

本発明が達成される本処理法は、以下により十分に記載される： （ａ）少なくとも２つの異なった樹脂のコーティング分散物を調製する工程；こ こで、第１の異なる樹脂は含浸性樹脂であり、第２の異なる樹脂は加熱加圧下で 溶融および流動する表面コーティング樹脂で、そして、バインダー性物質は、含 浸樹脂と適合し、そして次のラミネート条件に耐える；（ｂ）コーティング分散 物を、少なくとも１段階で、未浸潤の装飾性ペーパーシートの外化粧面上に、未 浸潤の装飾ペーパーが、含浸性樹脂で実質的に含浸され、そして、それによって 第２の異なる樹脂が化粧面上に、化粧シート上に浸み通り；そして （ｃ）コートされ含浸された装飾性化粧ペーパーシートを乾燥させて、加圧に適 した装飾性化粧シートを得る工程。

任意に、視覚的に妨害することなく、耐擦傷性の層を提供するのに十分な濃度の 微小粒子サイズの硬質無機物が、コーティング混合物に添加され得る。コーティ ング組成物に使用さ得る硬質無機物は、微小粒子サイズから成り、好適には約１ 〜２００ミクロンの間であり、そして視覚的に妨害することなく、耐擦傷性の層 を提供するのに十分な量で使用される。硬質無機物は、好適にはアルミナ、シリ カ、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、ガラスピーズ、およびダイアモンドダス ト、またはそれらの混合物である。コーティング混合物中で硬質無機物を使用す る場合、このような無機物に対するバインダー性物質または懸濁剤が必要であり 得る。バインダー性物質または懸濁剤は、その次のラミネート条件に耐え得る特 性を有するべきであり、そしてここでは上記バインダー性物質または懸濁剤は、 含浸性樹脂と適合する。このようなバインダー性物質または懸濁剤は、耐擦傷性 無機物が装飾性シートの表面に結合するのに十分な量で使用される。

異なる樹脂は、液状または粒状物のいずれかの形態であり得る。上記の（ａ）中 の加熱加圧下で溶融および流動しなければならないコーティング樹脂は、ポリエ ステル、ポリウレタン、エポキシ、ポリ塩化ビニル、およびアクリル、またはそ れらの混合物からなる群から選択される。「溶融および流動する」という表現に より、多くの液状物質が、十分流動するために、さらに溶融する必要はないこと が理解される。輝く真珠調の視覚効果を達成するため、コーティング樹脂が、仕 上げ加工され硬化されたラミネート中に、使用でいる装飾性化粧シート上の真珠 調インクの屈折率と異なる屈折率を有する樹脂であることが重要である。

バインダー性物質または懸濁剤は、好適には、小量のカルボキシメチルセルロー スを含有する微結晶セルロースの混合物である；　「アビセル」は、約８９％の 微結晶セルロースおよび約１１％のカルボキシメチルセルロースの混合物として 市販されている。コーティング組成物は、好適には無機粒子のバインダー性物質 または懸濁剤に対する比が４：１−１：２である、無機粒子およびポリマー粒状 物の組合せ物４〜３２重量部に対して、「アビセル」１〜８重量部を適切に含有 する。そして、無機粒子２部に対し「アビセル」１部の量が、特に適切であるこ とが見出された。さらに、小量のカルボキシメチルセルロース（または全（添加 しない）および小量のシランを添加することも可能である。米国特許第４．２５ ５．４８０号に開示されるように、小量の界面活性剤を、そして米国特許第４． ５６７、０８７号に開示されるように、耐スカッフィング性（ｓｃｕｆｆ　ｒｅ ｓｉｓｔａｎｔ）を提供するために小量の固体の潤滑剤を、含有することが好ま しい。

配合物には６つの重要な変数があり、それらのうち３つは従属的であり、３つは 独立している。以下の表１中に示されるデータは、パラメーターを定義するのを 助ける。装飾性ペーパーの重量、耐擦傷性組成物の樹脂含量および重量は、すべ て配合物から独立している。これらの変数の要件は、色、最終的な浸潤の程度、 および耐擦傷性のような外的要素により定められる。ｌリーム当りの樹脂重量（ 乾燥）は、ペーパー基材（ｐａｐｅｒ　ｂａｓｉｓ）の重量および樹脂含量の組 み合わせに依存する。粘度は、耐擦傷性組成物の含量に対する液体の総容量に依 存する。コーターでの装飾性ペーパーの完全な浸潤のために、混合物の粘度は、 多孔性のペーパーには２００センチポアズより小さく、好適にはペーパーの孔隙 率に依存して５０〜１００センチポアズの範囲であるべきである。

＋号贋ｌ：ｆｆｉ＋＝、ａ＊ｔｊｋ杏、ｓ　ｕ４　５ｏ−１ｏｏａ＋ｔＷ　ａｏ −ｚｏｏ＊ｗ、ｎ”　５ｏ−１００ａｃｔ、′７ゲ上記の表■から、装飾性ペー パーの基材重量が重いほど、液状樹脂の容量がより多く必要とされる。このこと は、６５ポンド＋７）ｅ−ｔ４−コーティングに比較して、８０ポンドのペーパ ーコーティングに対応するより低い最終粘度をもたらす。

本発明の好適な実施態様は、装飾性ラミネート化粧ペーパーの１リーム当り約２ ポンドの割合で適用されるポリエステル樹脂の細かく粉砕した粒状物を使用する 。熱可塑性または熱硬化性樹脂が使用され得、そしてその選択は最終的に望まれ る物理的または化学的特性に依存する。他の実施態様は、ポリウレタン、エポキ シ、ポリ塩化ビニル、およびアクリル樹脂、またはそれらの混合物から作られる ポリマー粒状物の、メラミンまたはポリエステル樹脂中での使用を包含する。コ ーティング樹脂を、装飾性ラミネート化粧シートの１リーム当り１ポンドからｌ リーム当り１ｏポンドの量で適用することも可能である。次の実施例は、説明の ために提供される：爽鳳拠土 この実施例は、ラミネートの表面上の真珠調の外観を達成する１つの方法および 組成物を説明する。１００’　Ｆ±５°Ｆに加温された１５０ガロンのメラミン 樹脂を、低速剪断ミキサーを使用して容器に入れる。１．１５の密度を有するメ ラミンおよび、トリト：／ＣＦ２１（ＴＲＩＴＯＮ　ＣＦ２１）界面活性剤が０ ．００１重量部の量である３７．７％固形分を界面活性剤を、液状樹脂１９２． ８ポンド当りテ添加する。高速で５分間混合を続ける。アビセル９．８６ポンド およびエメレスト２６５２（Ｅ＋ｗｅｒｅｓｔ　２６５２）（抗発泡性−）０． ８７ポンドを、凝集すなわち塊の形成を避けるような方法で迅速に添加する。そ の直後に、モートン（Ｍｏｒｔｏｎ）　２３−９０３６および４μアルミナ２４ ．６６ボンドから製造されるポリエステル粒状物３８．７６ボンドを、迅速に添 加して、３分未満で完了する。

粘度を測定し、そして水７０ガロンを、１５０センチポアズ以下の粘度を提供す るために添加する（ブルックフィールド粘度計（Ｂｒｏｏｋｆｉｅｌｄ　ｖｉｓ ｃｏｍｅｔｅｒ）＄３．１２ｒｐｍでの回転）。

６５ボンド／リームの重さのプリントされた装飾性ベーノｆ−を１９６．１ポン ド／リームの割合でコーティングする。これは、約２ポンド／リームのポリエス テル樹脂のコーティングを与える。本発明の技術分野におけるｌリームのペーノ く−は３．００ｏ　ｒｔ２である。ペーパーを高温乾燥し、そしてラミネートの 製造に使用するために用意する。ラミネートは、通常の手段で製造された。

（以下余白） ｚ　ｒｚ　ｔｖ　およびＶ 実施例Ｉは、上記に続いて、３５．ｚポンドのグリテン（Ｇｌｉｄｄｅｎ）　２ Ｃ−１４４（！ポキシ）４Ｃ−１０４（アクリル）、５Ｃ−１０４（ポリエステ ル）およびモートンポリエステル（Ｍｏｒｔｏｎ　Ｐｏ１ｙｅｓｔｅｒ）２３− ９０３６を以下の混合物中に使用した。

ｌζｒチ目゛配名書 以下の表は、本発明が、輝きのある視覚的効果を保持しながら、どれほど良好に 水平なラミネート表面に対する国際基準を達成しているかを比較により説明する 。

（以下余白） １兎り　、Ｌ−依ソ　゛、祖屋〒ワ 翼ｔに＾　テスト峨）Ｉ’ＥＩＫ入　４，１！　−Ｌ　病！ノ　入＊ＮＥ＝効果 無し 「上張り無し」は、メラミン表面のみである。

「上張り有り」は、ラミネートの表面上にメラミンで含浸されたアルファセルロ ースペーパーの標準的構築物である。

この比較試験は、本発明の詳細な説明する。保護的な上張りを有しない真珠間の プリントされたペーパーは、望ましい外観を有するが、要求される耐久性を欠い ている。上張りを有する標準的構築物は、望ましい耐久性を有するが、輝きのあ る真珠間の外観を欠いている。

本発明の組成物Ａを用いてのみ、所望の耐久特性が、輝きのある真珠間の外観を 有するラミネート中に達成される。

裏五匹ヱ工 以下のコーティング表面分散物の配合は、２段階ラミネート処理法において用い られ、その処理法では、表面コーティング分散物が、裏打ち材層の外側に適用さ れる化粧シートの外表面に適用される。各装飾性シートが表面コーティング混合 物でコートされた後、コートされた装飾性シートは、通常の方法で乾燥され、そ の結果、コートされた装飾性シートは、メラミン熱硬化性樹脂で浸潤され、そし てラミネートを形成するために加圧された。

（以下余白） ツー１シゲ未面ｌ〜”ｔｖ＋菟ｉ己砲幻拳メイヤーバー（Ｍａｙｅｒ　Ｂａｒ） コーティング技術。これは、コーティング重量を変化させる技術であることが当 業者に理解されている。

（以下余白） ＶＩＩ　〜Ｘ１ｌｌ 追加のコーティング表面混合物の配合が可能である。上記実施例Ｉで説明される 方法を用いて、以下のように成分が混合され得る。

；−Ｆ＋Ｉ＋−バー八− 勾？１へ　（ｌｔ埠） ＋　１’？Ｌ　Ｐｇ　タへ　五！　三ノジ罰グ１のツー（コ七もへ一へ一 〇 補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成６年１月１８日 ＰＣＴ／ＵＳ９２１０５９０９ ２、発明の名称 美粧性表面層組成物 ３、特許出願人 住所　アメリカ合衆国　メリーランド　２１１１３．オゾントン。

テレグラフ　ロード　８３３９ 名称ネハマー　フーポレイシ璽ン ４、代理人 住所　〒５４０　大阪府大阪市中央区域見−Ｔ目２番２７号５、補正書のｉ小手 月日 １９９３年８月４日 ６、添付書類の目録 （１）補正書の写しく翻訳文）　１通 請求の範囲 ｌ、以下を包含する装飾性ラミネート：ペーパーコア裏打ち材層； 該裏打ち材層にラミネートされた第１の外表面を有する、装飾性ペーパー化粧シ ート；および 該化粧シートを該裏打ち材層にラミネートする前に、該装飾性化粧シートの第２ の外表面上に適用される、少なくとも２種の異なる樹脂を含有するコーティング であって、該樹脂の一方は、液状メラミン含浸性樹脂であり、該樹脂の他方は、 ラミネート化の間に加熱加圧下で溶融および流動する表面コーティング樹脂であ り、２１種または１種以上の以下の性質、すなわち、強化された耐久性、耐化学 性、耐熱性、耐紫外線照射性、または耐擦傷性を有するラミネート表面を形成す る。

ポリウレタン、エポキシ、ポリ塩化ビニル、アクリル、およびこれらの２種また は２種以上の混合物からなる群から選択される、請求項１に記載の装飾性ラミネ ート。

３、以下を包含する装飾性ラミネート：ペーパーコア裏打ち材層； 該裏打ち材層にラミネートされた第１の外表面を有し、そして第２の外表面上に 真珠間インクを有する装飾性ペーパー化粧シート；および 該化粧シートを該裏打ち材層にラミネートする前に、該装飾性化粧シートの第２ の外表面上に適用される、少なくとも２種の異なる樹脂を含有するコーティング であって、該樹脂の一方は、液状メラミン含浸性樹脂であり、該樹脂の他方は、 ラミネート化の間に加熱加圧下で溶融および流動し、そして硬化ラミネート中に 、装飾性化粧シート上の真珠間インクの屈折率と異なる屈折率を有し、真珠間の 外観を有するラミネートを形成する。

４、前記表面コーティング樹脂が、本質的に、ポリエステル、ポリウレタン、エ ポキシ、ポリ塩化ビニル、アクリル、およびこれらの２種または２種以上の混合 物からなる群から選択される、加熱加圧下で溶融および流動するポリマーである 、請求項３に記載の装飾性ラミネート。

５、前記コーティングが、さらに、約１〜２００ミクロンの間の粒子サイズを有 する耐擦傷性の硬質無機物を、視覚的に妨害することなく耐擦傷性を与えるのに 十分な濃度で含有する、請求項１に記載のラミネート。

６、前記耐擦傷性無機粒子が、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化セリ ウム、ガラスピーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２橿または２種以上 の混合物からなる群から選択される、請求項５に記載のラミネート。

７、前記耐擦傷性無機物がアルミナであり、そしてここで該アルミナが前記メラ ミンにシランで化学的に結合した、請求項５に記載のラミネート。

８、前記コーティングが、さらに、約１〜２００ミクロンの間の粒子サイズを有 する耐擦傷性の硬質無機物の混合物を、視覚的に妨害することなく耐擦傷性を与 えるのに十分な濃度で含有する、請求項３に記載のラミネート。

９、前記耐擦傷性無機粒子が、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化セリ ウム、ガラスピーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種または２種以上 の混合物からなる群から選択される、請求項３に記載のラミネート。

１０、前記耐擦傷性無機物がアルミナであり、そしてここで該アルミナが前記メ ラミンにシランで化学的に結合する、請求項８に記載のラミネート。

１１、以下を包含する、装飾性ラミネートの調製に使用する装飾性化粧シート： ２つの外表面を有する装飾性化粧シート；および該化粧シートに適用されるコー ティングであって、該コーティングは、該化粧シートを支持基体にラミネートす る前に、該装飾性化粧シートの少なくとも１つの外表面に適用され、装飾性ラミ ネートを形成する少なくとも２種の異なる樹脂を含有し、該樹脂の一方は、液状 含浸性樹脂であり、該樹脂の他方は、ラミネート化の間に加熱加圧下で溶融およ び流動する表面コーティング樹脂であり、１種または１種以上の以下の性質、す なわち強化された耐久性、耐化学性、耐熱性、耐紫外線照射性、または耐擦傷性 を有する、ラミネート表面を形成する。

１２、前記コーティング中の第１の樹脂がメラミンであり、そして第２の樹脂が 、本質的に、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ、ポリ塩化ビニル、アクリ ル、およびそれらの２種または２種以上の混合物からなる群から選択される、加 熱加圧下で溶融および流動するポリマーである、請求項１１に記載の装飾性化粧 シート。

１３、前記コーティングが、さらに、約１〜Ｚｏｏ　ミクロンの間の粒子サイズ を有する耐擦傷性の硬質無機物を、視覚的に妨害することなく耐擦傷性を与える のに十分な濃度で含有する、請求項１１に記載のラミネート。

１４、前記耐擦傷性無機粒子が、本質的に、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウ ム、酸化セリウム、ガラスピーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種ま たは２種以上の混合物からなる群から選択される、請求項１３に記載のラミネー ト。

１５、前記含浸性樹脂がメラミンであり、そして、前記耐擦傷性無機物がアルミ ナであり、該メラミンにシランで化学的に結合した、請求項１３に記載のラミネ ート。

１６、以下を包含する、装飾性ラミネートの調製に使用する装飾性化粧シート： ２つの外表面を有する装飾性化粧シート；および該化粧シートに、１つの外表面 上で適用されるコーティングであって、該コーティングは、装飾性化粧シートの 支持基体へのラミネート化の間に、加熱加圧下で溶融および流動する表面コーテ ィング樹脂を含有し、１種または１種以上の以下の性質、すなわち強化された耐 久性、耐化学性、耐熱性、耐紫外線照射性、または耐擦傷性を有する装飾性ラミ ネートを形成する。

１７、前記表面コーティング樹脂が、本質的に、ポリエステル、ポリウレタン、 エポキシ、ポリ塩化ビニル、アクリル、およびこれらの２種または２種以上の混 合物からなる群から選択される、加熱加圧下で溶融および流動するポリマーであ る、請求項１６に記載の装飾性化粧シート。

１８、前記コーティングが、さらに、約１〜２００　ミクロンの間の粒子サイズ を有する耐擦傷性の硬質無機物の混合物を、視覚的に妨害することなく耐擦傷性 を与えるのに十分な濃度で含有する、請求項１６に記載のラミネート。

１９、前記耐擦傷性無機粒子が、本質的に、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウ ム、酸化セリウム、ガラスピーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種ま たは２種以上の混合物からなる群から選択される、請求項１８に記載のラミネー ト。

２０、加圧に適した装飾性化粧シートから、装飾性ラミネートシートを提供する 方法であって、該ラミネートシートは表面コーティングを有し、該方法は以下の 工程を包含する：少な（とも２種の異なる樹脂の分散物を調製する工程であって 、ここで、該樹脂の一方は、含浸性樹脂であり、該樹脂の他方は、ラミネート化 の間に加熱加圧下で溶融および流動する表面コーティング樹脂であり、１種また は１種以上の以下の性質、すなわち強化された耐久性、耐化学性、耐熱性、耐紫 外線照射性、または耐擦傷性を有するラミネート表面を形成する； 該分散物を、少な（とも１段階で、未浸潤の装飾性ペーパーシートの外化粧面上 に、該未浸潤の装飾性ペーパーシートが、該含浸性樹脂で実質的に浸潤され、そ してそれによって、該第２の樹脂が該化粧面上に装飾性化粧シート１リームあた り約１ポンドから約１０ポンドの量で浸み通るような速度でコーティングおよび 含浸させる工程；および加圧に適した装飾性シートを得るために、該コートされ たおよび含浸された装飾性ペーパーシートを乾燥する工程。

２１、前記分散物を、該化粧面上にコーティングおよび含浸させる工程が、本質 的に１段階でなされる、請求項２０に記載の方法。

２２、前記含浸性樹脂が液状であり、そして第２の異なる樹脂が液状である、請 求項２０に記載の方法。

２３、前記含浸性樹脂が液状であり、そして第２の異なる樹脂が加熱加圧下で溶 融および流動し得る粒状物である、請求項２０に記載の方法。

２４、前記分散物中に、さらに、微粒子サイズの耐擦傷性無機物を、視覚的に妨 害することなく耐擦傷性層を提供するのに十分な濃度で含有する、請求項２０に 記載の方法。

２５、前記耐擦傷性無機物が、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化セリ ウム、ガラスピーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種または２種以上 の混合物からなる群から選択される、請求項２４に記載の方法。

２６、前記表面コーティング樹脂が、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ、 ポリ塩化ビニル、アクリル、およびこれらの２種または２種以上の混合物からな る群から選択される、請求項２０に記載の方法。

２７、前記分散物が、さらに、微結晶セルロースおよびカルボキシメチルセルロ ースの混合物を含有し、該微結晶セルロースが該硬質無機粒子を特徴する請求項 ２４に記載の方法。

２８、請求項２４の装飾性ラミネートシートから製造されるラミネート、ここで 、前記装飾性ラミネートシートは、加熱加圧下で裏打ち材層にラミネートされる 。

２９、装飾性ラミネートの表面層としての使用に適する装飾性ラミネートシート を提供する方法であって、該装飾性シートは、加熱加圧下で溶融および流動する ｌ橿のラミネート性樹脂を含有する表面コーティングを有し、そして該装飾性シ ートは、含浸性ラミネート樹脂で含浸され、該方法は、以下の工程を包含する： 少な（とも１種のコーティング樹脂のコーティング表面分散物を調製する工程で あって、ここで、該樹脂は加熱加圧下で溶融および流動し、適切なバインダー性 物質で水中に懸濁され、該バインダー性物質は、該含浸性樹脂と適合し、そして 次のラミネート条件に耐え得、そして該コーティング樹脂は、該含浸性樹脂と異 なる； 該装飾性シートの外表面を該分散物でコーティングする工程であって、ここで、 該コーティング樹脂の表面コーティング層は、装飾性化粧シート１リームあたり 、約１ポンドから約１０ポンドの量で提供される； 該コーティング樹脂が、該装飾性シートの外表面に結合するような方法で、該コ ーティングを乾燥する工程；および該コートされた装飾性シートを含浸性樹脂で 浸潤する工程。

３０、　前記含浸性樹脂がメラミン樹脂である、請求項２９に記載の方法。

３１、前記表面コーティングが、さらに、微粒子サイズの耐擦傷性無機物を、視 覚的に妨害することなく、耐擦傷性層を提供するのに十分な濃度で含有する、請 求項２８に記載の方法。

３２、前記耐擦傷性無機物が、本質的に、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム 、酸化セリウム、ガラスピーズ、ダイアモンドダスト、およびそれらの２種また は２種以上の混合物からなる群から選択される、請求項３１に記載の方法。

３３、前記表面コーティングが、本質的に、ポリエステル、ポリウレタン、エポ キシ、ポリ塩化ビニル、アクリル、およびそれらの２種または２種以上の混合物 からなる群から選択される、少なくとも１種の粒状物樹脂を特徴する請求項２８ に記載の方法。

３４、前記コーティングが、さらに、微結晶セルロースおよびカルボキシメチル セルロースの混合物を含有し、前記無機粒子を懸濁し、該粒子を前記樹脂に結合 する、請求項２８に記載の方法。

３５、前記装飾性ラミネートシートが、加熱加圧下で裏打ち材層にラミネートさ れる、請求項２８の該装飾性ラミネートシートから製造されるラミネート。

３６、加圧に適した外表面に真珠間のインクを有する装飾性化粧シートからの真 珠間装飾性ラミネートシートを提供する方法であって、該ラミネートシートは、 表面コーティングを有し、そして該方法は、以下の工程を包含する：少なくとも ２種の異なる樹脂の分散物を調製する工程であって、ここで、該樹脂の少なくと も一方は、含浸性樹脂であり、該樹脂の他方は、加熱加圧下で溶融および流動す るコーティング樹脂であり、そして最終硬化ラミネート中で、装飾性化粧シート 上の真珠間インクの屈折率と異なる屈折率を有する； 該分散物を、少なくとも１段階で、未浸潤の装飾性ペーパーシートの外化粧面上 に、該未浸潤の装飾性ペーパーシートが、該含浸性樹脂で実質的に浸潤され、そ してそれによって、該第２の樹脂が該化粧面上に、装飾性化粧シート１リームあ たり、約１ポンドから約１０ポンドの量で浸み通るような速度で、コーティング および含浸する工程；および加圧に適した装飾性シートを得るために、該コート されたおよび含浸された装飾性ペーパーシートを乾燥する工程。

３７、前記分散物を、該化粧面上にコーティングおよび含浸する工程が、本質的 に１段階でなされる、請求項３６に記載の方法。

３８、前記含浸性樹脂が液状であり、そして第２の異なる樹脂が液状である、請 求項３６に記載の方法。

３９、前記含浸性樹脂が液状であり、そして第２の異なる樹脂が加熱加圧下で溶 融および流動し得る粒状物である、請求項３６に記載の方法。

４０、前記分散物中に、さらに、微粒子サイズの耐擦傷性無機物を、視覚的に妨 害することなく耐擦傷性層を提供するのに十分な濃度で含有する、請求項３６に 記載の方法。

４１、前記耐擦傷性無機物が、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化セリ ウム、ガラスピーズ、ダイアモンドダスト、およびそれらの２種または２種以上 の混合物からなる群から選択される、請求項４０に記載の方法。

４２、前記分散物が、本質的に、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ、ポリ 塩化ビニル、アクリル、およびこれらの２ｆ！または２種以上の混合物からなる 群から選択される、表面コーティング樹脂を特徴する請求項３６に記載の方法。

４３、前記分散物が、さらに、微結晶セルロースおよびカルボキシメチルセルロ ースの混合物を含有し、該微結晶セルロースが該硬質無機粒子を特徴する請求項 ３６に記載の方法。

４４、前記装飾性ラミネートシートが、加熱加圧下で裏打ち材層にラミネートさ れる、請求項３６の該装飾性ラミネートシートから製造されるラミネート。

４５、以下の工程を包含する、装飾性ラミネートシート中に真珠間外観を達成す る方法： 装飾性化粧シートｌリームあたり約１ポンドから約１０ポンドの量のポリエステ ルポリマー粒状物で、未浸潤の装飾性化粧シートの外表面をコーティングする工 程；および真珠間インク外表面を有する装飾性化粧シートを、メラミン熱硬化性 含浸性樹脂物質で浸潤する工程。

４６、以下を包含する装飾性ラミネート：支持層となるコア裏打ち材層； 該裏打ち材層にラミネートする第１の外表面および反対の外表面を有する装飾性 化粧シート；および該化粧シートを該裏打ち材層にラミネートする前に、該装飾 性化粧シートの反対の外表面上に適用された、少なくとも２種の異なる樹脂を含 有するコーティングであって、該樹脂の一方は、液状含浸性樹脂であり、該樹脂 の他方は、ラミネート化の間に、加熱加圧下で溶融および流動する表面コーティ ング樹脂であり、１種または１種以上の以下の性質、すなわち、強化された耐久 性、耐化学性、耐熱性、耐紫外線照射性、または耐擦傷性を有するラミネート表 面を形成する。

４７、前記表面コーティング樹脂が、本質的に、ポリエステル、ポリウレタン、 エポキシ、ポリ塩化ビニル、アクリル、およびそれらの２種または２種以上の混 合物からなる群から選択される、請求項４６に記載の装飾性ラミネート。

４８、前記含浸性樹脂が液状メラミン樹脂である、請求項４６に記載の装飾性ラ ミネート。

４９．ｌｌ１ｌ記コーテイングが、さらに、約１〜２００ミクロンの間の粒子サ イズを有する耐擦傷性の硬質無機物の混合物を、視覚的に妨害することなく耐擦 傷性を与えるのに十分な濃度で含有する、請求項４６に記載の装飾性ラミネート 。

５０、前記耐擦傷性硬質無機物が、本質的に、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニ ウム、酸化セリウム、ガラスピーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種 または２種以上の混合物からなる群から選択される、請求項４９に記載のラミネ ー　ト。

５１、前記耐擦傷性無機物がアルミナであり、そしてここで該アルミナが前記含 浸性樹脂にシランで化学的に結合する、請求項４９に記載のラミネート。

５２、以下を包含する装飾性ラミネート：コア裏打ち材層； 該裏打ち材層にラミネートされた第１の外表面を有し、そして第２の外表面上に 真珠間インクを有する装飾性化粧シート；および、 該装飾性化粧シートの第２の外表面上にあり、該化粧シートを該裏打ち材層にラ ミネートする前に適用される、少なくとも２種の異なる樹脂を含有するコーティ ングであって、該樹脂の一方は、液状含浸性樹脂であり、該樹脂の他方は、ラミ ネート化の間に、加熱加圧下で溶融および流動する表面コーティング樹脂であり 、そして、該樹脂の他方は、硬化ラミネート中で、装飾性化粧シート上の真珠間 インクの屈折率と異なる屈折率を有し真珠間の外観を有するラミネートを形成す る。

５３、前記表面コーティング樹脂が、本質的に、ポリエステル、ポリウレタン、 エポキシ、ポリ塩化ビニル、アクリル、およびこれらの２種または２種以上の混 合物からなる群から選択される、請求項５２に記載の装飾性ラミネート。

５４、前記含浸性樹脂が液状メラミン樹脂である、請求項５２に記載の装飾性ラ ミネート。

５５、前記コーティングが、さらに、約１〜２００ミクロンの間の粒子サイズを 有する耐擦傷性の硬質無機物の混合物を、視覚的に妨害することなく耐擦傷性を 与えるのに十分な濃度で含有する、請求項５２に記載の装飾性ラミネート。

５６、前記耐擦傷性硬質無機物が、本質的に、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニ ウム、酸化セリウム、ガラスピーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種 または２種以上の混合物からなる群か゛ら選択される、請求項５５に記載のラミ ネー　ト。

５７、前記耐擦傷性無機物がアルミナであり、そしてここで該アルミナが前記含 浸性樹脂にシランで化学的に結合した、請求項５５に記載のラミネート。

５８、以下を包含する、装飾性ラミネート調製に使用する装飾性化粧シート： 装飾性化粧シート；および 該化粧シートに適用されるコーティングであって、該コーティングは、少なくと も２種の異なる樹脂を含有し、該樹脂の一方は、液状含浸性樹脂であり、該樹脂 の他方は、該装飾性化粧シートの基板へのラミネート化の間に、加熱加圧下で溶 融および流動する表面コーティング樹脂であり、１種または１種以上の以下の性 質、すなわち、強化された耐久性、耐化学性、耐熱性、耐紫外線照射性、または 耐擦傷性を有する装飾性ラミネートを形成する。

５９、前記表面コーティング樹脂が、本質的に、ポリエステル、ポリウレタン、 エポキシ、ポリ塩化ビニル、アクリル、およびそれらの２種または２種以上の混 合物からなる群から選択される、請求項５８に記載の装飾性化粧シート。

６０、前記表面コーティングが、さらに、約１〜２００ミクロンの間の粒子サイ ズを有する耐擦傷性の硬質無機物の混合物を、視覚的に妨害することなく耐擦傷 性を与えるのに十分な濃度で含有する、請求項５８に記載の装飾性化粧シート。

６１、前記耐擦傷性硬質無機物が、本質的に、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニ ウム、酸化セリウム、ガラスピーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種 または２種以上の混合物からなる群から選択される、請求項６０に記載の装飾性 ６２、前記耐擦傷性無機物がアルミナであり、そしてここで該アルミナが前記含 浸性樹脂にシランで化学的に結合した、請求項６０に記載のラミネート。

６３、前記含浸性樹脂が液状メラミン樹脂である、請求項５８に記載の装飾性化 粧シート。

Claims (53)

【特許請求の範囲】
1. １．以下を包含する装飾性ラミネート：その外表面上にラミネートされた装飾性 化粧シートを有する裏打ち材層； それに適用される外表面コーティングを有する、該装飾性化粧シート；および 該装飾性化粧シート上に、装飾性化粧シート１リームあたり約１ポンドから約１ ０ポンドの量でコートされる、該コーティング。
2. ２．前記コーティングが、少なくとも２つの異なる樹脂を含有し、ここで、第１ の樹脂は液状の含浸性樹脂であり、そして第２の樹脂は加熱加圧下で溶融および 流動する、請求項１に記載の装飾性ラミネート。
3. ３．前記液状の含浸性樹脂がメラミンである、請求項２に記載の装飾性ラミネー ト。
4. ４．前記コーティング中の第１の樹脂がメラミンであり、そして第２の樹脂が、 ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ、ポリ塩化ビニル、アクリル、およびこ れらの２種または２種以上の混合物からなる群から選択される、加熱加圧下で溶 融および流動するポリマーである、請求項２に記載の装飾性ラミネート。
5. ５．前記コーティングが、さらに、約１〜２００ミクロンの間の粒子サイズを有 する耐擦傷性の硬質無機物を、視覚的に妨害することなく耐擦傷性を与えるのに 十分な濃度で含有する、請求項２に記載のラミネート。
6. ６．前記耐擦傷性無機粒子が、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化セリ ウム、ガラスビーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種または２種以上 の混合物からなる群から選択される、請求項５に記載のラミネート。
7. ７．前記耐擦傷性無機物がアルミナであり、前記液状の含浸性樹脂がメラミンで あり、ここで、該アルミナが該メラミンにシランで化学的に結合する、請求項５ に記載のラミネート。
8. ８．前記第２の樹脂が、加熱加圧下で溶融および流動し、そして、ポリエステル 、ポリウレタン、エポキシ、ポリ塩化ビニル、およびアクリル、またはこれらの 混合物からなる群から選択される、請求項７に記載のラミネート。
9. ９．加圧に適した装飾性化粧シートから、装飾性ラミネートシートを提供する方 法であって、該ラミネートシートは表面コーティングを有し、該方法は以下の工 程を包含する：少なくとも２つの異なった樹脂の分散物を調製する工程であって 、ここで、第１の樹脂は含浸性樹脂であり、第２の樹脂は加熱加圧下で溶融およ び流動し、そしてバインダー性物質は、該樹脂と適合し、そして次のラミネート 条件に耐える； 該分散物を、少なくとも１段階で、未浸潤の装飾性ペーパーシートの外化粧面上 に、該未浸潤の装飾性ペーパーシートが、該含浸性樹脂で実質的に含浸され、そ してそれによって該第２の樹脂が該化粧面上に、装飾性化粧シート１リームあた り、約１ポンドから約１０ポンドの量で、浸み通るような速度で、コーティング および含浸する工程；および該コートされ含浸された装飾性化粧ペーパーシート を乾燥させて、加圧に適した装飾性化粧シートを得る工程。
10. １０．前記分散物を、外化粧面上にコーティングおよび含浸する工程が、本質的 に１段階でなされる、請求項９に記載の方法。
11. １１．前記含浸性樹脂が液状であり、そして第２の異なる樹脂が液状である、請 求項９に記載の方法。
12. １２．前記含浸性樹脂が液状であり、そして第２の異なる樹脂が加熱加圧下で溶 融および流動し得る粒状物である、請求項９に記載の方法。
13. １３．さらに、前記分散物中に、微粒子サイズの耐擦傷性無機物を、視覚的に妨 害することなく耐擦傷性層を提供するのに十分な濃度で含有する、請求項９に記 載の方法。
14. １４．前記耐擦傷性無機物が、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化セリ ウム、ガラスビーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種または２種以上 の混合物からなる群から選択される、請求項１３に記載の方法。
15. １５．前記分散物が、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ、ポリ塩化ビニル 、アクリル、およびこれらの２種または２種以上の混合物からなる群から選択さ れる、少なくとも２種の樹脂を含有する、請求項９に記載の方法。
16. １６．前記バインダー性物質が、徴結晶セルロースおよびカルボキシメチルセル ロースの混合物であり、該微結晶セルロースが前記硬質無機粒子を懸濁する、請 求項９に記載の方法。
17. １７．前記装飾性ラミネートシートが、裏打ち材層に加熱加圧下でラミネートさ れる、請求項９に記載の前記装飾性ラミネートから製造されるラミネート。
18. １８．装飾性ラミネートの表面層としての使用に適する装飾性ラミネートシート を提供する方法であって、該装飾性シートは、加熱加圧下で溶融および流動する １つのラミネート性樹脂を含有する表面コーティングを有し、そして該装飾性シ ートは、含浸性ラミネート樹脂で含浸されており、該方法は、以下の工程を包含 する：少なくとも１種のコーティング樹脂のコーティング表面分散物を調製する 工程であって、ここで、該樹脂は加熱加圧下で溶融および流動し、適切なバイン ダー性物質で水中に懸濁され、該バインダー性物質は、該含浸性樹脂と適合し、 そして次のラミネート条件に耐え得、そして、該コーティング樹脂は、該含浸性 樹脂と異なる； 該装飾性シートの外表面を該分散物でコーティングする工程であって、ここで、 該コーティング樹脂の表面コーティング層は、装飾性化粧シート１リームあたり 、約１ポンドから約１０ポンドの量で供給される； 該コーティング樹脂が、該装飾性シートの外表面に結合するように、該コーティ ングを乾燥する工程；および該コートされた装飾性化粧ペーパーシートを含浸性 樹脂で浸潤する工程。
19. １９．前記含浸性樹脂がメラミン樹脂である、請求項１８に記載の方法。
20. ２０．前記表面コーティングが、さらに、微粒子サイズの耐擦傷性無機物を、視 覚的に妨害することなく耐擦傷性層を提供するのに十分な濃度で含有する、請求 項１８に記載の方法。
21. ２１．前記耐擦傷性無機物が、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化セリ ウム、ガラスビーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種または２種以上 の混合物からなる群から選択される、請求項２０に記載の方法。
22. ２２．前記表面コーティングが、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ、ポリ 塩化ビニル、アクリル、およびこれらの２種または２種以上の混合物からなる群 から選択される、少なくとも１種の粒状物樹脂を含有する、請求項１８に記載の 方法。
23. ２３．前記懸濁剤およびバインダー剤が、微結晶セルロースおよびカルボキシメ チルセルロースの混合物である、請求項１８に記載の方法。
24. ２４．前記装飾性ラミネートシートが、加熱加圧下で裏打ち材層にラミネートさ れる、請求項１８に記載の該装飾性ラミネートシートから製造されるラミネート 。
25. ２５．以下を包含する装飾性ラミネート：その外表面上にラミネートされた装飾 性化粧シートを有する裏打ち材層； 装飾性化粧シート１リームあたり約１ポンドから約１０ポンドの量で、加熱加圧 下で溶融および流動する樹脂の外表面コーティング層、および実質的に完全に該 化粧シート中に含有される第２の樹脂を有する、該装飾性化粧シート。
26. ２６．以下を包含する、真珠調外観を有する装飾性ラミネート： 装飾性化粧シートを有する裏打ち材層であって、その外表面にラミネートされた 、装飾性表面上に真珠調インクを有する、装飾性化粧シートを有する裏打ち材層 ；そこに適用される外表面コーティングを有する、該装飾性化粧シート；および 最終硬化ラミネート中で、装飾性化粧シート上のインクの屈折率とは異なる屈折 率を有し、装飾性化粧シート１リームあたり、約１ポンドから約１０ポンドの量 で該装飾性化粧シート上にコートされたラミネート樹脂を含有する、該コーティ ング。
27. ２７．前記コーティングが、少なくとも２つの異なった樹脂を含有し、ここで第 １の樹脂が液体含浸性樹脂であり、そして第２の樹脂が加熱加圧下で溶融および 流動して、そして最終硬化ラミネート中での屈折率が、前記装飾性化粧シート上 の真珠調インクの屈折率と異なる屈折率を有する、請求項２６に記載の装飾性ラ ミネート。
28. ２８．前記液体含浸性樹脂がメラミンである、請求項２７に記載の装飾性ラミネ ート。
29. ２９．前記コーティング中の第１の樹脂が、メラミンであり、そして第２の樹脂 が、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ、ポリ塩化ビニル、アクリル、およ びこれらの２種または２種以上の混合物からなる群から選択される、加熱加圧下 で溶融および流動するポリマーである、請求項２７に記載の装飾性ラミネート。
30. ３０．前記コーティングが、さらに、約１〜２００ミクロンの間の粒子サイズを 有する耐擦傷性の硬質無機物の混合物を、視覚的に妨害することなく耐擦傷性を 与えるのに十分な濃度で含有する、請求項２７に記載のラミネート。
31. ３１．前記耐擦傷性無機粒子が、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化セ リウム、ガラスビーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種または２種以 上の混合物からなる群から選択される、請求項３０に記載のラミネート。
32. ３２．前記耐擦傷性無機物がアルミナであり、そして前記液体含浸性樹脂がメラ ミンであり、ここで該アルミナが該メラミンにシランで化学的に結合した、請求 項３０に記載のラミネート。
33. ３３．前記第２の樹脂が、加熱加圧下で溶融および流動して、そしてポリエステ ル、エポキシ、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、アクリル、およびこれらの２種 または２種以上の混合物からなる群から選択される、請求項３２に記載のラミネ ート。
34. ３４．加圧に適した外表面に真珠調のインクを有する装飾性化粧シートから、真 珠調装飾性ラミネートシートを提供する方法であって、該ラミネートシートは、 表面コーティングを有し、該方法は、以下の工程を包含する：少なくとも２つの 異なった樹脂の分散物を調製する工程であって、ここで、第１の樹脂は含浸性樹 脂であり、そして、第２の樹脂は加熱加圧下で溶融および流動し、最終硬化ラミ ネート中で、装飾性化粧シート上の真珠調インクの屈折率と異なる屈折率を有し 、およびバインダー性物質、ここで、該バインダー物質は、該樹脂と適合し、そ して次のラミネート条件に耐え得る； 該分散物を、少なくとも１段階で、未浸潤の装飾性ペーパーシートの外化粧面上 に、該未浸潤の装飾性ペーパーシートが、該含浸性樹脂で実質的に浸潤され、そ してそれによって、該第２の樹脂が該化粧面上に、装飾性化粧シート１リームあ たり、約１ポンドから約１０ポンドの量で浸み通るような速さで、コーティング および含浸させる工程；および該コートされおよび含浸された装飾性化粧ペーパ ーシートを乾燥し、加圧に適した装飾性化粧シートを得る工程。
35. ３５．前記分散物を、該化粧面上にコーティングおよび含浸する工程が、本質的 に１段階でなされる、請求項３４に記載の方法。
36. ３６．前記含浸性樹脂が液状であり、そして第２の異なる樹脂が液状である、請 求項３４に記載の方法。
37. ３７．前記含浸性樹脂が液状であり、そして第２の異なる樹脂が加熱加圧下で溶 融および流動し得る粒状物である、請求項３４に記載の方法。
38. ３８．さらに、前記分散物中に、徴粒子サイズの耐擦傷性無機物を、視覚的に妨 害することなく耐擦傷性層を提供するのに十分な濃度で含有する、請求項３４に 記載の方法。
39. ３９．前記耐擦傷性無機物が、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化セリ ウム、ガラスビーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種または２種以上 の混合物からなる群から選択される、請求項３４に記載の方法。
40. ４０．前記分散物が、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ、ポリ塩化ビニル 、アクリル、およびこれらの２種または２種以上の混合物からなる群から選択さ れる、少なくとも２種の樹脂を含有する、請求項３４に記載の方法。
41. ４１．前記バインダー性物質が、微結晶セルロースおよびカルボキシメチルセル ロースの混合物であり、該徴結晶セルロースが該硬質無機粒子を懸濁する、請求 項３４に記載の方法。
42. ４２．請求項３４の前記装飾性ラミネートシートから製造されるラミネート、こ こで該装飾性ラミネートシートは、裏打ち材層に加熱加圧下でラミネートされる 。
43. ４３．装飾性ラミネートの表面層としての使用に適した真珠調の外観を有する真 珠調装飾性ラミネートシートを提供する方法であって、該装飾性シートは、加熱 加圧下で溶融および流動する１種のラミネート樹脂を含有する表面コーティング を有し、そして該装飾性シートは、含浸性ラミネート樹脂で含浸され、該方法は 、以下の工程を包含する：少なくとも１種のコーティング樹脂のコーティング表 面分散物の調製する工程であって、ここで、この樹脂は加熱加圧下で溶融および 流動し、そして最終硬化ラミネート中で、装飾性シート上の真珠調インクの屈折 率と異なる屈折率を有し、適切なバインダー性物質で、水中に懸濁され、該バイ ンダー性物質は、該含浸性樹脂と適合し、そして次のラミネート条件に耐え、そ して、該コーティング樹脂は、該含浸性樹脂と異なる； 外表面上に真珠調インクを有する該装飾性シートの外表面を該分散物でコーティ ングする工程であって、ここで、該コーティング樹脂の表面コーティング層は、 装飾性化粧シート１リームあたり、約１ポンドから約１０ポンドの量で提供され る； 該コーティング樹脂が、該装飾性シートの外表面に結合するように、該コーティ ングを乾燥する工程；および該コートされた装飾性シートを含浸性樹脂で浸潤す る工程。
44. ４４．前記含浸性樹脂がメラミン樹脂である、請求項４３に記載の方法。
45. ４５．前記表面コーティングが、さらに、微粒子サイズの耐擦傷性無機物を、視 覚的に妨害することなく耐擦傷性層を提供するのに十分な濃度で含有する、請求 項４３に記載の方法。
46. ４６．前記耐擦傷性無機物が、アルミナ、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化セリ ウム、ガラスビーズ、ダイアモンドダスト、およびこれらの２種または２種以上 の混合物からなる群から選択される、請求項４５に記載の方法。
47. ４７．前記表面コーティングが、ポリエステル、エポキシ、ポリ塩化ビニル、ポ リウレタン、アクリル、およびそれらの２種または２積以上の混合物からなる群 から選択される、少なくとも１種の粒状物樹脂を含有する、請求項４３に記載の 方法。
48. ４８．前記懸濁剤およびバインダー剤が、微結晶セルロースおよびカルボキシメ チルセルロースの混合物である、請求項４３に記載の方法。
49. ４９．前記装飾性ラミネートが、加熱加圧下で裏打ち材層にラミネートされる、 請求項４３に記載の該装飾性ラミネートシートから製造されるラミネート。
50. ５０．以下の工程を包含する装飾性ラミネートシート中に真珠調外観を達成する 方法： 装飾性化粧シート１リームあたり約１ポンドから約１０ポンドの量のポリエステ ルポリマー粒状物で、未浸潤の装飾性化粧シートの外表面をコーティングする工 程；および真珠調インク外表面を有する装飾性化粧シートを、メラミン熱硬化性 含浸性樹脂物質で浸潤する工程。
51. ５１．前記装飾性ラミネートシートが、加熱加圧下で裏打ち材層にラミネートさ れる、請求項５０に記載の方法で製造される該装飾性ラミネートシートから製造 されるラミネート。
52. ５２．前記装飾性化粧シートのコーティングおよび浸潤が、本質的に１段階でな される、請求項５０に記載の方法。
53. ５３．前記装飾性化粧シートのコーティングおよび浸潤が、少なくとも２段階で なされる、請求項５０に記載の方法。