JPS6384935A - 金属調光沢表面の化粧板とその製造方法 - Google Patents

金属調光沢表面の化粧板とその製造方法

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JPS6384935A
JPS6384935A JP23149186A JP23149186A JPS6384935A JP S6384935 A JPS6384935 A JP S6384935A JP 23149186 A JP23149186 A JP 23149186A JP 23149186 A JP23149186 A JP 23149186A JP S6384935 A JPS6384935 A JP S6384935A
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JP
Japan
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resin
pieces
decorative board
metallic
coated
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JP23149186A
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English (en)
Inventor
高木 茂弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属調光沢表面の化粧板とその製造又はディ
スプレー用X板などの用途に主として使用される金・銀
・銅色系統の金属調光沢を有する熱硬化性樹脂化粧板お
よびその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
メラミン樹脂、ジ・アリルフタレート樹脂、アクリル樹
脂及びポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂表面層から
成る化粧板において、従来その表面化粧層にメタリック
感があり、かつ深みのある外観の化粧板としては、例え
ば特公昭59−178252号に開示された熱硬化性樹
脂化粧板がある。
この化粧板は、表面化粧層が熱硬化性樹脂を化粧用厚紙
に塗布ないし含浸した化粧板であって、その表面化粧紙
層に粒度が10〜60μmの雲母粉と複数個の顔料を混
合して抄紙した化粧用厚紙を用いることにより、メタリ
ック感があり、かつ深みのある外観にすることを特徴と
するものである。
〔発明が解決すべき問題点〕
上記従来のメタリック惑があり、かつ深みのある外観の
熱硬化性樹脂化粧板は、その明細書並びに図面の記載に
よれば、化粧用厚紙であるパターン紙(M様紙)に一定
の粒子径の雲母片と顔料とを抄き込むことによりパター
ン表面自体にメタリック怒を付与するものであって、熱
硬化性樹脂を塗布・含浸したパターン紙の表面に、一定
の粒子径の雲母片と顔料とを含むインキを用いて印刷す
ることは何ら記載されていない。
〔問題点が解決するための手段およびその作用〕そこで
本発明者は、上記従来の熱硬化性樹脂の未解決の課題で
ある抄紙の段階ではなく、一般のパターン紙を用いて、
そのパターン紙に熱硬化性樹脂を塗布・含浸した段階で
金属光沢付与物質である金属粉、雲母片等と顔料とを含
むインキを用いて捺染スクリーン印刷することにより深
みのある金属調光沢表面の化粧板を製造することができ
ることを新規に知見し、本発明を完成するに至った。
以下、本発明の金属調光沢表面の化粧板とその製造方法
について詳しく説明する。
本発明によれば、メラミン樹脂、ジ・アリルフタレート
樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂の少なくとも1
種の熱硬化性樹脂が塗布・含浸されたパターン紙の表面
に、金属調光沢付与物質を含有したインクで印刷したパ
ターン紙と基材とを加熱加圧成形し一体積層してなる金
属調光沢表面の化粧板を迅速容易に提供することができ
る。
前記金属調光沢付与物質は、金属粉、真珠片、貝ガラ片
又は雲母片の微粒状物表面に酸化チタンを溶融被覆した
平均粒径が10〜60μの1種又は2種以上の物質であ
り、前記印刷は、メラミン樹脂、ジ・アリルフタレート
樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂の少なくとも1
種の樹脂をビヒクルとするインクを用いた捺染印刷であ
る。
そして、前記基材はフェノール樹脂、ジ・アリルフタレ
ート樹脂、ポリエステル樹脂等を塗布・含浸したベース
又は各種の金属又は木質のシート状の基材である。
上記のような金属調光沢表面の化粧板を製造する方法と
しては、次に示すような方法がある。
メラミン樹脂、ジ・アリルフタレート樹脂、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂の少なくとも1種の熱硬化性樹脂
が塗布・含浸されたパターン紙の表面に、金属粉、真珠
片、貝ガラ片又は雲母片の微粒状物表面に酸化チタンを
溶融被覆した平均粒径が10〜60μの1種又は2種以
上の金属調光沢付与物質を含有し、かつ、メラミン樹脂
、ジ・了りルフタレート樹脂、アクリル樹脂、ポリエス
テル樹脂の少なくとも1種の樹脂をビヒクルとするイン
クを用いて捺染スクリーン印刷し、その表面に前記熱硬
化性樹脂をコートし、次に、前記工程で得られたパター
ン紙と、フェノール樹脂、ジ・アリルフタレート樹脂、
ポリエステル樹脂の少なくとも1種の熱硬化性樹脂を塗
布・含浸したベース紙又は、各種金属酸いは木質の基材
とをホットプレス成形機を用いて加熱加圧成形機により
一体積層することを特徴とする金属調光沢表面の化粧板
の製造方法である。
前記金属光沢付与物質は、各種の金属粉のほかに、天然
真珠、合成真珠の切削片又は各種の貝ガラ片を平均粒度
がおおよそ10〜60μとなるよう粉砕したもの、或い
は天然雲母片、膨張ひる石、モンモリロナイト、ベント
ナイト、ヘクトライト、サボー石、カオリナイト、ボー
ルクレー、さらには石フレーク又はハイドロバイオタイ
トのような頻偵材料、水で膨潤する合成画ケイ化フッ素
型雲母粗汁などを微粉細して平均粒度をlO〜60μ位
にしたものの表面に酸化チタンを溶融被覆したものを有
利に使用することができる。そして、これらすることが
できる、また、酸化チタンを溶融被覆する理由は、鱗片
状の雲母尖の屈折反射率を任意の酸化チタンの膜厚で金
属調光沢を鮮明に具現化するためである。なお、上記ひ
る石は雲母に類)以した層状構造の含水鉱物で、これを
加熱すると脱水のため膨張し凹凸立体金mix模様を呈
することができる。また、雲母には黒雲母、白雲母、金
雲母などの各種のものが含まれる。
なお、金雲母と黒雲母とはMgとFaの置換により後者
の屈折率および複屈折率は増大するが、金雲母はOHよ
りFeを多く含むため金属調光沢が鮮明に具現化できる
ものと考えられる。そして、これらの金属調光沢付与物
質を濃色系のパターン用いて印刷する。このように本発
明で使用される雲母片には各種のものが含まれるが、そ
れらのいずれの雲母片も粉砕し、これらの微粉末の平均
粒利点はあるが、金属調光沢付与剤としての機能は不透
明さが著しくなるので好ましくない。
次に本発明の最も代表的な実施例について説明する。
〔実施例〕
坪量が1278/rrrの青紺色系無地抽象柄のパター
ン紙に含浸率が46重量%となるようメラミン樹脂を含
浸した後、このようにして得られた樹脂含浸パターン紙
の表面に0.6重量%のパール系金属光沢付与剤を含有
するインキを用いて唐草模様を捺染スクリーン印刷をし
て、更にその表面にメラミン樹脂系塗料から成るオーバ
ーコートをしたパターン紙1枚と、フェノール樹脂を4
1重量%含浸したベース紙5枚とを積層し、161℃の
温度で100kg / aJの条件下で45分加熱加圧
成形して本発明の金属調光沢表面の化粧板を製造した。
そして、この化粧板の主な物性を測定したところ、下記
の通りの結果を得た。
表  本発明の化粧板の物性表 〔発明の効果〕 以上のように、本発明の化粧板は金属調光沢が極めて鮮
明な化粧表面を有しており、特に、テーブル又はカウン
ターなどの水平面の化粧板としてショー・ウィンドウ又
はディスプレー用天板として使用することができるもの
である。
特許出願人  イ ビ デ ン 株式会社代表者  多
賀潤一部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)メラミン樹脂、ジ・アリルフタレート樹脂、アクリ
    ル樹脂、ポリエステル樹脂の少なくとも1種の熱硬化性
    樹脂の塗布・含浸されたパターン紙の表面に、金属調光
    沢付与物質を含有したインクで印刷し、かつ、前記熱硬
    化性樹脂をコートしたパターン紙と基材とを加熱加圧成
    形し一体積層して成る金属調光沢表面の化粧板。 2)前記金属調光沢付与物質は、金属粉、真珠片、貝ガ
    ラ片又は雲母片の微粒状物表面に酸化チタンを溶融被覆
    した平均粒径が10〜60μmの1種又は2種以上の物
    質である特許請求の範囲第1項記載の金属調光沢表面の
    化粧板。 3)前記印刷は、メラミン樹脂、ジ・アリルフタレート
    樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂の少なくとも1
    種の樹脂をビヒクルとするインクを用いた捺染スクリー
    ン印刷である特許請求の範囲第1項記載の金属調光沢表
    面の化粧板。 4)メラミン樹脂、ジ・アリルフタレート樹脂、アクリ
    ル樹脂、ポリエステル樹脂の少なくとも1種の熱硬化性
    樹脂が塗布・含浸されたパターン紙の表面に、金属粉、
    真珠片、貝ガラ片又は雲母片の微粒状物表面に酸化チタ
    ンを溶融被覆した平均粒径が10〜60μmの1種又は
    2種以上の金属調光沢付与物質を含有し、かつ、メラミ
    ン樹脂、ジ・アリルフタレート樹脂、アクリル樹脂、ポ
    リエステル樹脂の少なくとも1種の樹脂をビヒクルとす
    るインクを用いて捺染スクリーン印刷し、その表面に前
    記熱硬化性樹脂をコートする工程と、前記工程で得られ
    たパターン紙と、フェノール樹脂、ジ・アリルフタレー
    ト樹脂、ポリエステル樹脂の少なくとも1種の熱硬化性
    樹脂を塗布・含浸したベース紙又は、金属或いは木質の
    基材とをホットプレス成形機を用いて加熱加圧成形して
    一体積層する工程とを少なくとも含む金属調光沢表面の
    化粧板の製造方法。
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