JPH06507554A - 消火設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 消火設備 本発明は、多数のノズルを有する少なくも１個のスプレーヘッドを備えた消火設 備に関する。

本発明の目的は、従来技術の設備よりも更に効果的な新規な消火設備を提供する ことである。

本発明による消火装置は、主として、ノズルがスプレーヘッドのハウジング内に 固定されたノズルソケットを備え、このソケット内に口金及びこれを押し付は支 持している渦流器が位置決めされ、この渦流器は口金と共に渦流室を定めること 、及び渦流器は渦流器が液体圧力により回転されるような方法でハウジング内に 支持されることを特徴とする。

本発明の好ましい実施例においては、口金に対する渦流器の接触面は渦流室内に 液体を導入するために少なくも１個の斜め溝を備える。

スプレーヘッドは、いわゆる霧の形態を与えるために１００バール又はこれ以上 の高い液体圧力で作動されるように意図されることが好ましい。この高い作動圧 力が渦流器を高速で回転させ、これにより小さな流出水滴が強い渦流内にもたら され、このため、水滴の高速による消火効果の増加が得られる。

渦流器は、好ましくはフィルター及び渦流器とフィルターとの間に置かれた弾性 シーリング手段を介してスプレーヘッドのハウジング内に支持される。

ば４個のノズルが設けられた金属のスプレーヘッドは重量が約６００グラムであ るが、通常のノズルが設けられた同等のスプレーヘッドは約３から４キログラム の重量がある。

このスプレーヘッドは大きさを小さく作り得るので、希望するならば、個々のノ ズルの帯形成領域が互いに組み合って霧の流れを強化し同時に高貫徹力を有する 連続して指向された霧の流れを提供する吸引を作るような方法で、ノズルの適切 な方向がこれらを共同作用させることを可能とする。

かかる指向された霧の流れは揚げ物鍋又は船舶の機関室内の火災のような消火が 極めて困難と考えられる火災に関しても効果的である。

以下、本発明は付属図面に図式的に示された実施例を参照し説明されるであろう 。

図１はスプレーヘッドの端面図である。

図２は図１によるスプレーヘッドを通る長手方向断面図であり、このスプレーヘ ッドは消火のため作動されている。

図３は図１によるスプレーヘッドを通る長手方向断面図であり、このスプレーヘ ッドは冷却用に作動されている。

図４はノズルの好ましい実施例の側方断面図を示す。

図５はノズルの別の実施例の図４と同様な図面である。

図６は好ましくは図１ないし３によるスプレーヘッドを使用し得る設備を図式的 に示す。

向きにされた４個のノズルが３で示される。

下向きにされかつノズル３に関して中央に置かれたノズルが４で示される。

スプレーヘッドの液体入り口が５で示される。この入り口５は入り口に関して僅 かに広げられた軸方向の円孔６に変わり、ここから側方ノズル３に伸びる円孔７ が穿孔される。軸方向の円孔６内に軸８が置かれ、通常は下向きにされる中央位 置のノズル４に至る軸方向の円孔９がこの軸の中を通る。

入り口５に形成された肩段部１１に軸８の端部を押し付けるために、ばね１０が 配置される。

入り口５を経て軸８の端部に作用している圧力かばね１０の力に打ち勝つと、軸 ８は図２の位置を取る。この位置においては、液体は、一部分が軸８の円孔９を 通って中央に置かれたノズル４に流れ、一部分が軸８と円孔６の壁面との間の環 状の空間１２を経て更に円孔６から側方ノズル３に伸びている円孔７に流れる。

もしばね１０の力が入り口５を経ての反対圧力より勝っていれば、軸８は図３に よる位置を取る。この位置においては、軸８の端部は入り口５の肩段部１１に密 着し、側方ノズル３への連絡は絶たれ、一方、中央に置かれたノズル４との連絡 はそのままに残る。

図１ないし３によるスプレーヘッドは本質的に船舶の機関室の消火用に適してお り、更にこれについては、消火用液体の圧送用総合体として位置を取り、これに より液体は総てのノズルを通って噴出し、火災を消す。水圧アキュムレーターが 空に近づ（と、スプレーヘッドの入り口５内の水圧が低下して、スプレーヘッド ８は図３による位置を取る。残りの水は各中央のノズル４を通って噴出し、最初 の場所における冷却作用を行う。

図４及び５において、番号２０は霧状の水滴形成の形で液体を拡散するように意 図されたノズルの口金を示す。この目的に対しては、口金２０の出口３３の正面 の空間２１内の液体は、口金２０の本体を押して支持している渦流器２２の手段 により与えられる強い渦流運動を受けなければならず、液体が供給通路７から円 盤フィルター２５（好ましくは焼結金属フィルター）を経てノズルソケット２４ と渦流器２２との間の環状空間に流入するために、図４の実施例において、口金 ２０の内側円錐面に対するこの渦流器の接触面には、渦流器に導く少なくも１個 の溝、適切には例えば４個の好ましくは斜めの溝２３が設けられる。

ハウジング２のノズルの座には環状の側段部２６が設けられ、ノズルソケット２ ４の効果で焼結金属のフィルターがこの側段部に押し付けられる。このノズルソ ケットは、ねじ３２の手段によりハウジング２に固定されて口金２０を渦流器２ ２に押し付け、更に、好ましくは太さが例えば１ｍｍのＯリング２５の形式の弾 性シールを経て焼結金属フィルター２５及びハウジング２の側段部２６を押す。

ノズルの満足な作動のためには、ハウジング２の環状肩段部２６とフィルター２ ５との間、並びにソケット２４のフランジ３１を押付けて支持するスプリンクラ −ハウジング２の環状肩段部の間の密な接触が要求さフィルター２５及びフラン ジ３１に関する側段部２６及び３０に関係する許容差内の偏差を自動的に補償し 、更にこれに加えて、全連結部を漏洩なしに保持しかっ２９における渦流器２２ のタップ３４へのフィルター２５の比較的緩い、即ち漏洩のある設置を可能とす る。

駆動用液体の圧力の影響下で、渦流器２２は、相互の摩擦の比に応じて、単独で 回転し、０リング２８と共に回転し、更にはフィルター２５と共にも回転できる 。

図５の別の実施例においては、渦流器は４ｏで示される。渦流室に至る溝４２は 斜めではないが、他方、渦流器４ｏは支持フランジを備え、これには例えば４個 の斜め溝４１が設けられ、この手段により駆動用液体の圧力が渦流器４ｏを回転 させる。支持フランジとノズル座の底との間に弾性シール用リング４３が配置さ れる。溝４１はシール用リング４　−３の太さよりも深い。

渦流器は、これを付属請求項の範囲内で別の方法で回転させることもできる。

スプレーヘッドは、約４５°の角度で斜め下方に向けられた４個のパズル３を持 つことができる。特に、付属図面に従って個々のノズルが形成されたときは、ノ ズルは比較的小さな空間を取り、このため互いに密に置（ことができ、個々のノ ズルの霧の形態を指向されたスプレーに集中させることが可能である。作動圧力 が増加すると、この集中はより強くなる。即ち、霧スプレーは迅速に互いの方に 向かって回転し、その後、として個々のノズルの個々のスプレー角度及び相互の 主方向に依存して霧のスプレーの所望の集中を達成する場合、個々の拡散角度力 快きいと隣接ノズルの霧スクリーンとの接触が容易となり、従って外側からの吸 引手段による全体の集中が容易になる。得られた霧の流れのパターンは、比較的 丸みのある頭部を有するスポンジとの類似性を持つ。ノズル３の最初の水滴の大 きさは好ましくは約６０μｍであるが、中央ノズル４の水滴の大きさは約８０μ ｍとすることができる。

図６は、船舶の機関室及びその他の同様な空間における消火用に特に意図された 設備の実施例を図式的に示す。

この図の番号５０は液体ポンプを示し、これの駆動モーターは５１で示される。

好ましくはそれぞれ５０バール、１８０バール及び２００バールで作動するよう に調整された３個の圧力調整器がそれぞれ５２．５３．５４で示される。

数字５５は、並列に連結された５個の５０リツトルの水圧アキュムレーターを示 し、その各は充填圧力が約２００バールで、かつ休止時においては約５０バール の排出圧力を持つ。整理数字５６．５７．５８及び６１は弁を示し、その最後の ものは手動式であることが好ましい。例えば７バールの充填圧力を有する２個の 空気アキュムレーターが５９及び６２で示され、６０はアキュムレーター５９が ら制御弁５７及び５８に伸びている管路を示す。

数字６３は防火区域を示し、この中に多数のスプレーヘッド１が置がれ、水圧ア キュムレーター５５から防火区域６３への供給路が６４．６ルにまで充填され、 ポンプ５ｏ及びモーター５１は、それぞれ作動していない。弁５６は閉じられ、 空気アキュムレーター５９及び６２は７バールにまで充填され、そして弁５７及 び５８は無電流である。弁６１は作動されていない。

火災警報の際は、船舶では通常はブリッジに設置された火災センターで弁５８へ の電気信号が作られ、これによりこの弁の軸が位置を変えられ、そしてこの弁は 圧力を弁５７の前置制御器部分に導き、この部分が軸を反対側の終端位置に動か す。弁５７は、圧力を弁５６の捩り用シリンダーの反対側領域に導きこのシリン ダーを他方の終端位置に動かす。

ボール弁のような弁５６は開がれ、水はスプレーヘッド１に流れる。

水圧アキュムレーター５５の圧力が５ｏバールに落ちた後は、調圧器５２が弁５ ８への信号を作り、これが無電流となり基本位置に動かされ、更に弁５７が基本 位置に動がされ、そして弁５６が閉じられる。ポンプ５０及びモーター５１は、 共に１８０バールにおいて調圧器５３から始動信号を受け水圧アキュムレーター ５５を２００バールにまで充填し、その後で調圧器５４によりポンプが停止され る。図４による実施例においては、ポンプ５ｏは毎分約３５リツトルの体積流量 を有し、カリモーター５１は１５ｋＷの出力とすることができる。水圧アキュム レータ＝５５の充填時間は約５分間であり、その後、装置は同じ手順を繰り返す ように準備状態となる。

手動式の弁６１は、弁６１が作動状態に保たれる間は水がシステムに流入するこ とを除いて弁５８と同じ方法で作動する。圧力が低下した後は、この弁はアキュ ムレーター５５の再充填のために閉じなければなられ維持される。

図面に示された実施例では、個々のスプレーヘッドにおいて軸８に作用するばね １０の力は、好ましくは、圧力約２００バールから約７０バールの範囲内では軸 ８は図２による位置を取り、約７０バールから５０バールの圧力範囲内では図３ による位置を取るような方法で取り付けられる。２０．０パールと７０バールと の間では、典型的には平均で毎分６゜５リツトルの体積流量を得ることができ、 ７０バールと５０バ一ルトノ間では毎分約２リツトルの流量が得られる。

各が初期充填圧力５０バール及び最高作動圧力２００パールで称呼容量５０リツ トルを有する５個の水圧アキュムレーターの手段により、約１９０リツトルの体 積の水が利用可能である。

適切な数のスプレーヘッド１が設けられたこのような設備は、困難なしに、２０ ０から７０バールの圧力範囲内でほぼ１０秒間に約１２０リツトルの水の要求に 適合でき、その後は、７０から５０バールの圧力範囲内でほぼ２５秒間に約７０ リツトル、従って全体では３５秒間に１９０リツトルの水の要求に応することが できる。

ＦＩＧ、　Ｉ ＦＩＧ、　２　ＦＩＧ、　３ 補正音の写しく翻訳文）提出書　（特許法第１８４条の８）平成５年１１月１８ 日

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．多数のノズルを有するスプレーヘッドを備えた消火設備にして、各ノズル（ ３）がスプレーヘッドのハウジング（２）内に固定されたノズルソケット（２４ ）を備え、このソケット内に口金（２０）及びこれを押し付け支持している渦流 器（２２）が位置決めされ、この渦流器は口金（２０）と共に渦流室（２）を定 めること、及び渦流器（２２）は渦流器が液体圧力により回転されるような方法 でハウジング（２）内に支持されることを特徴とする消火設備。
2. ２．口金（２０）に対して渦流器（２２）の渦流室（２１）に液体を送るための 少なくも１個の斜め溝（２３）を備えることを特徴とする請求の範囲１による消 火設備。
3. ３．渦流器（２２）がフィルター（２５）及び渦流器（２２）とフィルター（２ ５）との間に位置決めされた弾性シーリング手段（２８）を介してスプリンクラ １ハウジング（２）内に支持されることを特徴とする請求の範囲１又は２による 消火設備。
4. ４．弾性シーリング手段は渦流器（２２）に設けられたタップ（３４）の周りに 位置決めされたＯリング（２８）であることを特徴とする請求の範囲３による消 火設備。
5. ５．フィルター（２５）が渦流器（２９）に設けられたタップ（３４）の周りに 位置決めれた好ましくは焼結金属の円盤フィルターであることを特徴とする請求 の範囲３による消火設備。