JPH06507103A - 患者のケア,維持および治療で生ずる汚物処理方法ならびにその装置 - Google Patents

患者のケア,維持および治療で生ずる汚物処理方法ならびにその装置

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JPH06507103A JP5509501A JP50950193A JPH06507103A JP H06507103 A JPH06507103 A JP H06507103A JP 5509501 A JP5509501 A JP 5509501A JP 50950193 A JP50950193 A JP 50950193A JP H06507103 A JPH06507103 A JP H06507103A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 患者のケアや維持および治療で生ずる汚物処理方法および装置 技術分野 本発明は、1991年11月13日に出願されたO7/792.216号の一部 継続出願であり、病院ベッドや車椅子あるいは診療台などの患者に関して生ずる 液状汚物を処理する方法および装置に関する。
従来の技術 患者の失禁処理は特に大変な作業を伴う。腸や膀胱の制御ができないあるいは十 分な能力がなく必要が生じたときに従来のトイレ設備まで移動できない患者が多 数いる。そのような患者が腸および/または膀胱の失禁という事態になったとき 、生じた汚物に相当長時間の接触を余儀なくさせられる。これは患者にとって人 間関係の上でも屈辱的なばかりでなく、そのような汚物で皮膚が侵されてかぶれ てしまう、さらに患者のからだを清めたり寝床を整えたりするのは看護スタッフ にとってとりわけ疎まれる作業であり、看護上の士気にも悪影響をもたらす、そ のうえ、このような事態がおきるたび、失禁した患者を清拭するのに一人につき 20から40分の看護時間を要する。患者のなかには、失禁事態が生じてからだ を清めるのに要する時間が全看護時間の40%に達しているものもいる。さらに −人の看護人が患者の失禁後じゅうぶんに清拭できるほどその患者だけにかかっ ていることはしばしば不可能となる。したがって、清拭作業に従事している要員 が看護スタッフのなかで一人以上必要となってくる。
膀胱失禁を処理するのに適用されている従来の方法の一つに患者に導尿管を差し 込む方法がある。この方法によれば、患者が特別な労力を費やしたりや協力した りする必要はないが、内在する導尿管がしばしば感染をおこし、導尿管を使用し ている老人患者の死亡原因をもたらすもののひとつとなっている。
フゲット(Fugett)による米国特許4.631.762号に開示された装 置では、患者は失禁事態が差し迫っていることに気付きそれを看護スタッフに知 らせなければならない。あるいはその装置を動かすためになんらかの処置をして 失禁事態に対処できる配置をとらなければならない。例えば、このフゲット(F ugett )の装置ではマツトレスの一箇所を取り外し便座をマツトレスと同 じ高さまで持ち上げなければならない。その他にも、ホール(Hall)による 米国特許3.014.224号、ホール(Hall)による同3,129.43 8号、パーネット(Barnett)による同3.503゜083号、ホワイト (White)による同3,562゜824号、タッカ−(Tucker)によ る同3,605.138号、ディマツチオ(DiMatteo )等による同4 .054.959号、4,085,471号、ツーア(Zur)による同4.2 58.445号、ポーチ(Pauna)による同4.821,348号、ニジグ チ(NishiN15hi )による同4.754,508号、コーチンスキー (Korchinski )等による同4.800.599号、ウズマン(lJ sman)等による同4.805,249号およびクーン(Kuhn)による同 5,001.790号に開示されている装置は、いずれも失禁事態に対処できる よう配置の仕直しを要するものばかりである。さらに、このような装置は患者の 移動が大掛かりとなる。
このような移動はある種の患者、例えばじゆく瘉潰瘍のような過敏な皮膚の患者 にとっては特に避けなければならないものである。さらにこのような装置は、グ ツドウィン(Goodwin)による米国特許4.745゜647号やトーマス (Thomas )等による同4.949.414号そしてパルザリーク(Vr zalik)による同5.003.654号に開示された空気ロスの低いベッド (low air 1oss bed)のようなタイプの患者支持装置には適用 が困難となる。つまり、ベッドとなる水平方向の重量を受けるこのような主支持 装置の下部に空気式の延長”プラミング(plumbing )″が必要になっ て ′くるからである。
フエランド(Ferrand)による米国特許5.023.967号に開示され た装置は、大孔部540(図58と60)を有し患者の排泄器官を受けとめるよ うに配された膨張可能な支持クッションを備えており、いかなる排泄物もその孔 部に落ちるようになっている。しかし、このような装置は患者の動きを厳しく制 限し排泄器官がクッションの孔部と一直線上にのらないこともある。さらに患者 の背中側を支えきれないので患者が安楽でなくなる。アレン(alien)等に よる米国特許3.757,355号や、オブソン(Obson)等による同2, 656.549号に開示された装置では患者を支えている面の中央に大孔部があ りその部分では支えていないことになる。
フリーマン(Freeman )による米国特許3.757.356号、ハート マン(Hartiann )による同4.870.710号およびクーン(Ku hn )による同5.001.790号に開示された装置は、通常にからだを支 えているベッドの面の上に配置されるので支持面がいびつになってどれも安楽さ に欠けるという問題が生ずる。
さらにスミス(Smith)による米国特許4.965.900号に開示された 装置では、臭気処理を行っていないことや、失禁事態のあと長時間にわたって悪 臭が発生すること以外にその事態をスタッフに知らせる手段がないことが問題で あり、そのうえ欠点はこれに限らない。しかもこの装置は固形汚物の処理には有 効でない。
本発明の主な目的は、32ミリメータ水銀以下の圧力(界面圧力)で、またベッ ドのヘッドセクションが水平線に対し傾斜して接合されているときはさらに減少 した力配分で、すべての患者とベッドの位置方向に対して患者の重量を支え、圧 力放出を行う汚物処理システムを提供することである。
さらに本発明の主な目的は、患者のケアおよび治療に関連して生ずる便や尿及び その他の液状汚物に対する汚物処理システムにおいて、このシステムをモジュー ル的に付は加えてい(構成要素として連接可能な空気ロスの低い患者支持システ ムにも適合させることができるようなシステムを提供することである。
本発明の他の主な目的は、失禁処理システムにおいて、使用方法が簡単なこと、 技術的に進歩していること、従来方法より優れていること、看護スタッフに時間 的余裕をもたらし処置を容易なものにすること、および失禁事態に先だって患者 も看護スタッフも用心したり協力したりする必要がないことなどの利点を合わせ 持ったシステムを提供することである。
また本発明の他の主な目的は、患者の世話に関連して生ずる汚物を処理する装置 および方法において、患者が自分の腸および/または膀胱の失禁を処理するため に何らかの協力をしたりおよび/または労力を費やしたりする必要のない装置お よび方法を提供することである。
さらに本発明の主な目的は、患者の世話や治療に関連して生ずる汚物を集める汚 物処理システムにおいて、このような汚物を封印でき、手軽に清潔に処理でき、 そして箭単に処分できるシステムを提供することである。
さらに本発明の別の主な目的は、失禁処理システムにおいて、尿や便を封印でき 、手軽に清潔に処理でき、そして簡単に処分できる方法で、このような汚物を集 めるシステムを提供することである。
さらに本発明の主な目的は、従来技術に比べ患者をより乾いた状態で、より清潔 に保てる液状汚物処理システムを提供することである。
また本発明の主な目的は、各患者の失禁事態を処理するのに看護婦の費やす時間 や労力を減らす失禁処理システムを提供することである。
さらに本発明の別の主な目的は、失禁処理システムにおいて、患者をどちらに向 けることも可能とし病院スタッフ2Å以上の要員を必要とせずに患者の世話を迅 速化させるシステムを提供することである。
さらに本発明の別の主な目的は、患者の失禁処理に関わるコストを削減できる失 禁処理システムを提供することである。
さらに本発明の別の主な目的は、失禁事態に必要な備品の量を減らす失禁処理シ ステムを提供することである。
さらに本発明の別の主な目的は、失禁処理システムにおいて、失禁事態後の清拭 中に患者の皮膚のダメージを減らすようにあるいはそれ以上のダメージを与えな いように皮膚をかぶれさせない清拭技術を含むシステムを提供することである。
さらに本発明の別の主な目的は、失禁処理システムにおいて、尿の量を測定する 必要のない患者やすすぎ液から汚物液の全量をネットで排してもよい患者に対し て、押入式のカテーテルを使用する必要性のないシステムを提供することである 。
さらに本発明の別の主な目的は、失禁事態に関わる臭気を抑さえられる失禁処理 システムを提供することである。
本発明の他の目的や利点の一部は、以下の説明に述べられ明らかとなろう、ある いは本発明を実施することによっても知ることができるであろう。本発明の目的 や利点は、添付のフレイムに特に指摘された手段やその手段との組み合わせによ り、理解され達成されるであろう。
発明の開示 これらの目的を達成するため、本発明の目標に対応して、ここに形態が示され広 範囲にわたって述べられているように、患者の世話、維持および/または治療に 関連して生ずる、失禁、入浴あるいは患者治療中の液状物のコントロールいずれ からの汚物であってもよく、これらの汚物を処理する装置は、患者のからだの少 なくとも一部分を支える支持手段を有する。患者のからだの部分を支える支持手 段は、圧力放出を行って、しかも典型的なものとしてはいかなる患者支持装置の (患者のからだの他の部分を支えるのに用いられることもありうる)いかなる患 者支持面とも共存できるように、患者を支えられることが望ましい。つまり、本 発明の装置が組み入れられたとき、患者のからだの部分を支える支持手段は、患 者支持面と同じ高さであれば望ましい。例えば、患者支持面が空気ロスの低いベ ッドの膨張可能なサックの上部表面によって構成されるならば、本支持手段はこ れと「同一面」で患者のからだの部分を支えるようになっていることが望ましい 。
ここに形態で示されているように、患者のからだの部分を支えるこの支持手段は 、支持部材を有する。この支持部材は膨張可能な支持袋のかたちをしており、こ の支持袋は圧縮空気を含むように構成された気密性の高い害物である。支持部材 の他の例としては、ポリウレタン製連続気はうフオームで形成された支持クッシ ョンでもよく、これは支持袋と同様に形成されている。支持部材は複数のフィン ガーがこの部材の床部かも持ち上がったように形成されていると望ましい。各フ ィンガーの横断面は円形状でも多角形状でもよい。
各フィンガーの自由端により患者支持面が決まり、この支持面は本発明装置の利 用者のからだの部分の重量、を支えるように構成される。患者のからだにががる 圧力が代表的毛管閉鎖しきい値圧力である32ミリメータ水銀より低圧になるよ うな通常のパターンで、複数のフィンガーは並ぶことができる。フィンガーは完 全に互いに分離していて、支持面から床部までフィンガーの全長に沿って各フィ ンガー間にギャップがある。
各フィンガーの支持面面積対ギャップ面積の比率は1以上であるのが望ましい、 各フィンガーの高さは、患者のからだの最も重い部分をどちらにも傾かない中立 面において維持したときの変形にも対応できるだけの高さは必要である。しかし 、その横断面積の大きさとの釣り合いで相対的に各フィンガーが高すぎると不安 定になる。
本発明によれば、患者のからだの部分を支えている支持手段において、少なくと もからだの一部を支えられている患者の失禁、入浴あるいは他の治療から生ずる 汚物捕捉手段を設けることができる。捕捉手段は患者のからだの部分を支えてい る支持手段により支えられているのが好ましく、支えられているからだの部分と この支持手段の間に支えられているのが好ましい。
ここに形態で示されているように、捕捉手段は支持部材の支持フィンガーの少な くとも自由端の構成に無理なく適合するような構成で皿部材を有しているのが好 ましい。この皿部材は、フィンガーに適合している部分の全長に沿って、フィン ガー間のギャップを維持できるような構成であれば望ましい。
この皿部材は極めて柔軟な材質で作られているので、支持部材がつぶれたときに 皿部材までつぶれて平面状になってしまうといったような実質的な故障は起きな いようになっている。皿部材を作っている材質は、極めて柔軟で厚さ20ミリぐ らいのエラストマーのような、液体不透過性のものがよい。皿部材の材質には抗 菌性を有するものが好ましい0皿部材は、液状汚物の重力排液をより確実に行え るように、外側表面が疎水性材質であるか疎水性材質の層でコーティングされて いるのが望ましい。皿部材には支持フィンガーの支持面より下部に配置される床 部がある。皿部材の床部は、この床部を通過する一つ以上の排液孔にむかって傾 斜しているのがよい。つまり、皿部材の床部は脂材の周縁部から排液孔にむかっ て一定の割合で高さが減少するように構成されているのが望ましい。皿部材の排 液孔は、汚物除去導管を介して、中央部にあって支持部材の基底部を通る孔を貫 通する排液用の器具に連結している。
別の形態では、複数の格子で構成された皿部材もある。それぞれの格子は支持部 材の各支持フィンガーのひとつひとつの支持面上にある。格子状の構造なので、 多少盛り上がった部分が複数葉まって局部的な外部形状が定まり、この複数の盛 り上がった部分は窪んでいる仕切り部分によってひとつひとつが分離される。盛 り上がり部分が患者のからだを支え、−室仕切り部分は患者のからだから液体を 迅速に流出させるためのものである。
さらに本発明によれば、捕捉手段は液体透過フィルターシートを有し、皿部材の 上部に渡されるように配置され、皿部材より患者のからだに近接している。ここ に形態で示されたように、液体透過フィルターシートは格子構成部分によって皿 部材の上部に渡されるように配置され捕捉手段の一部分をなし液体を透過させる ようになっている。このフィルターシートはより大きな固体汚物物質を残し、こ のより大きな粒子類が皿部材や(後述の)汚物除去導管に詰まらないように、ろ 過器として機能する。またこれは皿部材の排液孔と連結されていると好ましい、 フィルターシートは柔軟なスクリーンのような布地構造で、個々の形態で複数の 孔を有しているのが好ましい。フィルターシートの材質としては、抗菌性があり 、アレルギー性が低く、燃焼しに(<、疎水性で乾きが速く、臭気が発生しに< <、細菌発達防止性があり、また尿や便また病院関係で普通に見られるあるいは 使用される流体からの汚れが予期されるような環境において繰り返し使用されて も汚れにくいようなものが望ましい。さらに加えて、フィルターシートを形成す る材質としては引っ張り強さが高く今迄の病院のドローシートの引っ張り強さ以 上で、フィルターシートをドローシートとして使用できるように摩擦係数が非常 に小さいものが望ましい。
フィルターシートは小孔が集まる箇所のまわりに連続境界線を成すように強化さ れたエツジを有しているのが好ましい。他の形態としては、境界部分に固定され たハンドルやグリップ孔が設けられていてもよい。
さらに本発明によれば、皿部材の上部から離れないようにフィルターシートを固 定させておく手段が脱着可能に備えられている。ここに形態で示されているよう に、このフィルターシートの脱着可能な固定手段は、フック、ループファスナー を保持する長い基体を有し、フィルターシートの外側表面の両側のエツジ付近に 水平に配置されると好ましい。水平に配置されたこれらの基体は、フック、ルー プファスナーを保持しサイドパネルの外側表面の両側のエツジ付近に垂直に配置 された基体と組み合わされる。サイドパネル自体は後述するアダプターシェルの 自由端壁表面に取付ける。サイドパネルの内側表面には複数の他のスナップが設 けられ、このスナップは空気膨張されたクッション(後述)の複数の相手スナッ プ(後述)に脱着可能に取付けられるので、フィルターシートを適切な位置に収 め、しかもフィルターシートがドローシートとして使用されるときは常に、閉じ ていたフック、ループファスナーを開けて、フィルターシートを外すことができ るようになっている。他の形態としては、サイドパネルの外側表面に設けられた 他のスナップと組み合わされるスナップの形式で複数の結合部材を備えているフ ィルターシートがある。フィルターシートスナップのファスニングエンドは、フ ィルターシートの境界部分の表面で使用するため表面に出ていると好ましい。
さらに本発明によれば、捕捉手段によって捕捉された汚物物質を取り除くための 除去手段を設けることができる。ここに形態で示されているように、汚物除去手 段は1個以上の汚物除去導管を有しているのが望ましい。汚物除去導管は、皿部 材の排液孔と連通ずるように構成されている。また排液管通手は排液孔を通過し 汚物除去導管に接続していると望ましい。また、除去手段が汚物除去導管と連通 しているホールディングリザーバーを有するのが好ましい。ここに形態で示され ているように除去手段はさらに、少な(とも除去手段と汚物除去導管に吸引力を もたらすように構成された真空ポンプを有する。
さらに本発明によれば除去手段は、捕捉手段から除去した流体内の空気から液体 を分ける分離手段を有することができる。ここに形態で示されているように、分 離手段は分離管を有していると好ましい。この分離管は、汚物除去導管が分離管 を介してホールディングリザーバーと連通ずるように構成される。分離管は18 0度曲げられている部分で構成されていると望ましい。この曲がっている部分は 汚物除去導管を出た汚物流体がホールディングリザーバーに入るまでの汚物流体 の通路内に配置されるのが好ましい。ホールディングリザーバー内に配置される 分離管の曲げられている部分には、通常はホールディングリザーバーの底部に向 かって下向きとなる点に向かうスロットが構成されており、その結果遠心力によ り、空気から液体を分離しその液体はスロットを介してホールディングリザーバ ーの底部に向けられるようになっている。
さらに本発明によれば除去手段は、持ち運びができ手作業で支持できるような真 空杖を吸引具として有することができる。これは、分流弁を介してホールディン グリザーバーと真空ポンプに連通して接続されており、その結果真空ポンプは真 空杖の自由端に吸引力をもたせるような方法で配置される。真空ポンプに連通し ている真空杖の先端まで接続される吸引ラインは、真空杖で吸引したとき導入さ れる液体噴射によって予め潤滑化することもできる。
さらに本発明によれば、真空杖の起動に応じて真空ポンプの運転をコントロール する制御手段を設けることができる。ここに形態で示されているように、真空ポ ンプ制御手段は、吸引モードで真空ポンプと連通して真空杖を操作するアクティ ベーションスイッチからの信号を受けて、真空ポンプを通常の連続運転速度より 高い速度に起動させるようにプログラムされているコントローラーを有すること ができる。速度が高くなると真空ポンプは、真空杖および汚物除去導管の両方に 十分な吸引力を与え、汚物流体を皿部材から排しホールディングリザーバーに移 送する。
本発明によれば、真空ポンプが除去手段から汚物を引き出し真空ポンプ導管にこ の汚物を戻さないようにさせる防止手段を設けることができる。ここで真空ポン プ導管とは真空ポンプをホールディングリザーバー内部と連通させる管のことで ある。ここに形態で示されているようにこの汚物戻り防止手段には、ホールディ ングリザーバー内の高い位置にある高性能の液レベルセンサーからの信号を受け 、処置が必要なことをオペレーターに信号で知らせながらポンプを止めるコント ローラーを有していてもよい。
さらに本発明によれば、臭いを制御する手段を設けることができる。ここに形態 で示されているように、臭いの制御手段は活性炭のような臭いフィルターを備え るキャニスタ−を含むことができる。また、キャニスタ−の接続は、真空ポンプ が吐き出してからキャニスタ−通過させる、あるいは真空ポンプに入る前にキャ ニスタ−を通過させる、どちらかの方法で行う。
さらに本発明によれば、除去手段はクレンジング手段を有することができる。こ こに形態で示されているように、クレンジング手段は、すすぎ溶液を保持するす すぎ溶、液容器を有することができる。さらにクレンジング手段は、すすぎ溶液 容器から真空ポンプにすすぎ溶液を移送するすすぎ溶液導管を有することができ る。またクレンジング手段は、圧力下で真空ポンプにすすぎ溶液を導入するすす ぎ溶液ポンプを有することができる。さらにクレンジング手段は、真空杖に固定 されたすすぎ溶液噴射ノズルを有することができ、すすぎ制動器の起動に応じて 真空ポンプによりこのノズルからすすぎ溶液を押し出す、このノズルは真空杖の 先端部とは接触せずに先端部の背後側をペースとして噴射を向けるように構成配 置されている。真空杖の先端部は、背後側に安全ルーパを設け、すすぎ溶液が溜 まるようなこともなく、この先端部を介して吸引が面に直接作用するようになっ ている。またクレンジング手段は、噴射ノズルに提供される液体の温度を調整す る手段を有することができる。クレンジング手段は、ノズルから提供されるすす ぎ溶液の噴射をさえぎるように構成配置された噴射ガードを備えることができる 。
クレンジング手段は、ノズルに対する要求に応じてすすぎ溶液の波動を起こさず に、すすぎ溶液を提供する手段を有することができる。
本発明によれば、すすぎ溶液容器を受容する手段を設けることができる。ここに 形態で示されているように、すすぎ溶液容器受容手段には、すすぎ溶液容器を受 容するために構成された第1ハウジングがあると好ましい。この第1ハウジング は、すすぎ溶液容器の相互形成部分をスライド可能に繋げるように構成されたス ライドリセプタクルを備えると好ましい。
本発明によれば、すすぎ溶液容器の所定の液レベルを検出し、その検出に応じて 信号を発する手段を設けることができる。すすぎ溶液レベル検出手段は、すすぎ 溶液容器の第1ハウジング内で常任的に固定された部分を有し、またすすぎ溶液 容器内の液レベルが液レベル検出の近接に達するとエレクトリカルレスポンスを 出しそれを検出回路に提供する。検出回路はマイクロプロセッサ−のようなコン トローラーに電気的に接続され、コントロールパネルの警告信号を発し、オペレ ーターにすすぎ溶液容器に液を満たし直すように忠告する。
本発明によれば、オペレーターが真空杖を操作しようとするときは常に、すすぎ 溶液ポンプが真空杖にすすぎ溶液を自動的に送る手段を設けることができる。
ここに形態で示されているように、このすすぎ溶液ポンプ自動起動手段はすすぎ 溶液導管内に圧力スイッチとアキュムレーターを備えることができる。他の形態 においては、オペレーターが真空杖を使用しようとするときは常に、すすぎ溶液 ポンプを動かすためにマイクロスイッチが起動される。すすぎ溶液容器内の溶液 レベルが低すぎるときはすすぎ溶液ポンプが働かないようにするため、すすぎ溶 液容器内の液レベル検出をチェックすることを、コントローラーに予めプログラ ムしておくとよい。
さらに本発明によれば、すすぎ溶液容器が確実にハウジングに収まっていること を検出する手段を設けることができる。ここに形態で示されているように、確実 受容の検出手段は接続されて、信号をコントローラーに送り、つづいてコントロ ーラーはこれをコントロールパネルに送る。確実受容の検出手段は、コントロー ラーと電気的に連通して接続されているマイクロスイッチと、すすぎ溶液容器の 第1ハウジング内で常任的に固定されたスプリングバイアスドブランジャー(s pring−biased plunger)を備える電気回路を有することが できる。ここでマイクロスイ・ソチ番よ、すすぎ溶液容器が第1ハウジングに収 まっているとき、回路にその電気的状況を変更させるようになっている。
第1ハウジングには、すすぎ溶液容器が第1 Aウジングに収まっているとき、 液レベル検出手段をコントローラーに自動的に連結させる手段が設けられてνす る。
このような自動結合手段は、第1ハウジング内に固定されたスプリングローデツ ドプランジャー(spring−1oaded plunger)を備え、すす ぎ溶液容器が第1/%ウジングに収まっているときにすすぎ溶液容器と結び付い てマイクロスイッチの状況を変更させる。
さらに本発明によれば、第1ハウジングには、すすぎ溶液容器が第1ハウジング に収まっているとき、すすぎ溶液容器を真空杖のすすぎ溶液噴射ノズルに自動的 に連結させる手段が設けられている。ここに形態で示されているように、すすぎ 溶液容器連結手段は、この手段がハウジングから外れたとき、いかなるすすぎ溶 液であってもすすぎ溶液容器からもれださないように構成されている。この連結 手段は、雄部材と雌部材を備えたドリップレス連結器を有すると好ましい。それ ぞれの部材は、ばね荷重をうけたポペット型の容物を備えており、この容物の孔 は相互に結び付かない限りシールされている。一方の部材が、すすぎ溶液容器の 外側に形成された入口/出口弁の一部を成し、レベルセンサのレベルよりわずか に低いレベルにある自由端を有するサイホン部材に連結されることができる。
他方の部材はハウジングの外側に固着され真空杖に接続しているすすぎ溶液導管 と連通ずるように構成されている。
さらに本発明によれば、除去手段によって捕捉手段から除去された汚物を収集す る手段を設けることができる。汚物収集手段は、除去手段に連通するように配置 され、さらに汚物を患者のまわりから離し患者の対応をする人がそこに含まれて いる汚物の最終的な装置ができるような状態で汚物を含有するのが望ましい。
ここに形態で示されているように、収集手段が汚物収集容器を備えていると好ま しい。汚物収集容器はすすぎ溶液容器と同様の手段を有しているが、レベルセン サ手段については、はとんど無くなった状態ではなく満たされた状態を検出する ので、容器の一番上近くに配置されている点が異なる。
ここに形態が示されているように、収集手段はさらに汚物移送ポンプと汚物移送 導管を備えていると好ましい、汚物移送導管はホールディングリザーバーの底部 にある出口孔と汚物収集容器を汚物移送ポンプを介して接続するものである。
さらに本発明によれば、ホールディングリザーバー内で汚物が堆積して所定のレ ベルまでなったときは常に、除去手段から汚物収集容器に汚物を移送できるよう に、汚物移送ポンプの運転を制御する手段を設けることができる。ここに形態が 示されているように、汚物移送ポンプ制御手段がホールディングリザーバーに関 連して配置されることのできるもう一つの液レベルセンサを備えていると好まし い。このセンサは、ホールディングリザーバーから汚物収集容器へ汚物を圧入さ せるために、汚物移送ポンプを起動させなければならないとき、それを検出する 。適切な液レベルセンサの一形態として、ホールディングリザーバーの底付近に 配置される容量性の液レベル近接センサがある。除去手段から収集手段に汚物を 移送できるように、汚物移送ポンプの運転を自動的に制御する手段には、さらに 加えてセンサを有する電気回路を備えることができる。この電気回路は信号を発 し、この信号をコントローラーに供給する。電気回路からのこの信号を受けて、 コントローラーは予めプログラムされた機能および操作がいくつであっても実行 できる。汚物移送ポンプを起動させることもこの操作のひとつである。さらにコ ントローラーは、汚物移送容器内の液レベルセンサをチェックし、液レベルセン サが汚物移送容器内部の汚物レベルが高くなりすぎたことを知らせたときは、汚 物移送ポンプの運転を行わないようにする。
さらに本発明によれば、ホールディングリザーバー内の所定の液レベルを自動的 に検出し、その検出に応じて信号を発する手段を設けることができる。ここに形 態で示されているように、この液レベル検出および信号手段は、容量性の液レベ ル近接センサが備えられていると好ましい。このセンサは、ホールディングリザ ーバーがその容量の所定の割合まで満たされたときそれを検出し信号を発するた めに構成、配置されている。このセンサは液レベル検出電気回路の一部であり、 その電気回路は、ホールディングリザーバー内で所定のレベルでの液の有無に応 じて、コントローラーに信号を提供する。このコントローラーは、検出回路によ って送られた信号に応じて警告信号を起動させる。
汚物収集容器とすすぎ溶液容器は、各容器が本発明の汚物処置手段に接続された とき、汚物収集容器がすすぎ溶液容器と混同使用されることを防止する手段を提 供できるように、別々に構成されているのがよい。
あるいは、それぞれの容器のコネクターが、異なって構成され、相対的に異なる 位置に配されていてもよい。
いずれの場合にも両方の容器の混同使用は起こりえない。各コネクターは迅速に 外れるタイプのものがよい。
容器が接続されているときは汚物を受けられるようにコネクターは自動的に開い たままで、一方、容器が外れているときは適用に応じて容器を満たすために、あ るいは容器を開けるために容器を離れた場所に移動することができるようにコネ クターは自動的に閉じたままである。
さらに本発明によれば、失禁事態で患者が排した流体量の変化を留めておく手段 を設けることができる。
ここに形態で示されているように、排された流体の評価手段は、半透明材質の汚 物収集容器を形成すること、およびその容器の内側あるいは外側表面積の変化を 提供することを含んでおり、結果的にその容器内の流体を視覚的に観察できるレ ベル表示器を提供する。
さらに本発明によれば、汚物発生事態を検出し信号を発する手段を設けることが できる。この検出信号手段は捕捉手段、除去手段および収集手段の少なくとも一 つとコミュニケートしていると好ましい。ここに形態で示されているように、こ の検出信号手段は湿気センサを備えることができ、このセンサは、捕捉手段、除 去手段および収集手段の少なくとも一つにおける液体について検出できるように 配置されている。この湿気センサは、汚物除去手段の上部域近く捕捉手段のすぐ 下の排液管纏手に配置することができる。そしてこの湿気センサは、管總手の内 部に固定され約1.25インチ間隔をもった一対の電気伝導性を有するリングを 備えることができる。このリングは、リング間に湿気があるとつながる電気回路 と電気的接続されていると望ましい。リング間に湿気があると信号がコントロー ラーに送られ、その結果コントロールパネルの信号発信機構を起動させるという 信号発信機構をコントロールパネルに設けることができる。
本発明の他の形態においては、湿気検出信号手段によって検出された湿気に応じ て、真空ポンプの運転を制御する手段を設けることができる。この形態において 真空ポンプ制御手段は、汚物除去導管の上部域に湿気が入ったことを示す湿気検 出回路からの信号を受けると真空ポンプをより高速度に起動するようにプログラ ムされたコントローラーを備えることができる。高速度になると、真空ポンプは 十分な吸引力をもたらし湿気を汚物除去導管から引き出しホールディングリザー バーに移す。
本発明によると、任意の一定期間の汚物発生事態の回数を数えるカウンティング 手段を設けることができる。ここに形態で示されているように、このカウンティ ング手段は、任意の一定期間を通じて湿気検出信号手段から信号を受けた回数の 変化を留めておくように適切にプログラムされたコントローラーを備えているこ とができる。
さらに本発明によると、患者支持装置のフレームによって本発明装置を保持させ る処理手段を適合させるアダブト手段を設けることができる。このアダブト手段 は患者支持装置のフレームによって支持されている。
ここに形態で示されているように、患者支持装置のフレームによって保持される ように構成された底面を成すアダプターシェルを備えることができる。このアダ プターシェルの中央には受孔が設けられる。この受孔は、支持部材の支持面を患 者支持装置の支持面とほぼ同一の面にする方法で、本発明装置処理手段の支持部 材を、確実にかつ支持的に受け入れられるように構成されている。たとえば、ニ アロスの低いベッドにおいて、患者支持面はこのベッドのサックの上部表面によ って構成される。アダプターシェルは個々に膨張可能なりッションが複数で組み 合わされて通常はU字型の外形を成し、そこに受孔ができる。アダプターシェル の中央付近にある広いクッションの中間部分には縦に延びるスロットが形成され る。このスロットは、ホールディングリザーバーに接続し皿部材の排液孔と連通 している汚物除去導管の入口となるものである。このクッションが気密性の容物 で形成されていて、圧縮空気で膨張可能であると好ましい。もしくは、アダプタ ーシェルがウレタンフオームで形成されていてもよいユニに形態で示されている ように、本発明装置処理手段を保持する手段はさらに、足元に容器を取付けるこ とができる。この容器には、容物と、水平に摺り動いてこの容物を出たり入った りするペースプレートを備えている。ホールディングリザーバーと真空ポンプが このプレートに据えられると望ましい、また、保持手段が動(サービスカートと して形成されていてもよい。これは直立していても、あるいは断面図では高さが 低く患者支持装置のフレームの一方の端の下を滑る下部走行体でもよい。
汚物発生事態後に患者を洗浄しやすいように患者の向きをかえるが、本発明によ れば、その際に補助となる回転手段を設けることができる。この回転手段は、患 者支持装置のフレームで保持され、コントローラーの制御のもとて一つまたはそ れ以上の構成において圧縮空気が供給される特別に構成された複数の回転サック を有すると望ましい。さらに、空気分流弁が、患者支持装置のそれぞれの圧力域 でクッションに設けられ、コントローラーによって構成、起動されると、コント ローラーは回転サックの片側あるいは両側を選択的に膨張させたり圧縮させたり できるようになる。別の形態においては、回転サックが従来のニアロスの低いベ ッドの替わりとなることができる。この形態では、一対の空気分流弁が並んで構 成、配置され、コントローラーによって起動されると、コントローラーは回転サ ックあるいは従来の支持サックのいずれがを選択的に膨張させたり圧縮させたり できるようになる。
さらに本発明によれば、本発明装置の種々の状況をオペレーターに警告および/ または報告する手段を設けることもできる。この警告および報告手段はコントロ ールパネルを有することができ、このパネルは、コントローラーに電気的に接続 され種々の表示器を備えている。コントローラーは、この表示器を操作すること もできるし、表示器が操作された後にリセットすることもできる。
この明細書に組み込まれその一部をなす添付の図面は、発明の形態を示すもので あり、また詳細な説明とともに本発明の原理を示す助けとなるものでもある。
図面の簡単な説明 第1図は、空気ロスの低い患者支持システムにおいて側面から透視的に本発明の 好適な形態を略図的に示したものである。
第1A図は、本発明の好適な形態における構成要素を斜視図により略図的に示し たものである。
第2図は、本発明の他の形態における構成要素を斜視図により略図的に示したも のである。
第2A図は、本発明の他の形態における構成要素のある部分について、部分的に 切り取った側面図により略図的に示したものである。
第3図は、本発明の構成要素の他の形態におけるある部分の表面上に設けられた 格子配置構造の代表的な部分を略図的に示したものである。
第4図は、本発明の好適な形態における構成要素の側面図を略図的に示したもの である。
第4A図は、本発明の他の形態における構成要素の断面図を略図的に示したもの である。
第5図は、本発明の好適な形態における構成要素のある部分について1通常は隠 れて見えない部分を示すために部分的に切り取って、略図的に示したものである 。
第6図は、本発明の構成要素を斜視図により略図的に示したものである。
第7図は、本発明の好適な形態における構成要素のある部分に対するパターンを 平面図により略図的に示したものである。
第8図は、本発明の他の形態における構成要素の斜視図を略図的に示したもので ある。
第9図は、本発明の他の形態における種々の構成要素の相互作用や共働作用につ いて略図を示したものである。
第1O図は、本発明の他の形態における構成要素を斜視図により略図的に示した ものである。
第11図は、本発明の他の形態における構成要素について、部分的に切り取って 、側面図により略図的に示したものである。
第12図は、本発明の他の好適な形態における構成要素について、ある部分は目 に見えないところを破線で示して、側面図により略図的に示したものである。
第12A図は、第12図に示した本発明の好適な形態における構成要素について 、ある部分は一部切り取って、正面図により略図的に示したものである。
第13図は、本発明の他の形態における構成要素を斜視図により略図的に示した ものである。
第14図は、本発明の他の形態における構成要素について、ある部分は切り取っ て、側面図により略図的に示したものである。
第14A図は、第14図に示した本発明のこの形態における構成要素の詳細な部 分について拡大断面図を示したものである。
第14B図は、第14図に示した本発明の構成要素の拡大正面図を示したもので ある。
第15図は、本発明の他の好適な形態における構成要素について、ある部分は目 に見えないところを破線で示して、側面図により略図的に示したものである。
第16図は、第15図に示した本発明の他の好適な形態における構成要素につい て、ある部分は破線で目に見えないところを示してまたある部分は一部切り取っ て、正面図により略図的に示したものである。
第17図は、本発明の他の形態における構成要素について、ある部分を切り取り 互いに分離して、斜視図により略図的に示したものである。
第18図は、第17図の構成要素をよせ集め、ある部分を切り取って、側面図に より略図的に示したものである。
第18A図は、本発明の好適な形態における構成要素について、ある部分は切り 取って、一部は側面図および一部は断面図により略図的に示したものである。
第19図は、本発明の好適な形態における構成要素を平面図により略図的に示し たものである。
第20図は、第4A図の多孔部材構成要素をただし底面図により略図的に示した ものである。
第21図は、本発明の構成要素の他の形態を横断面図により略図的に示したもの である。
第22図は、本発明の構成要素について、第21図の矢印22−22の方向から 見た断面を、平面図により略図的に示したものである。
第23図は、本発明の他の形態における構成要素を正面図により略図的に示した ものである。
第23A図は、本発明の現状として好適な形態における構成要素を正面図により 略図的に示したものである。
第24図は、本発明の皿部材構成要素の床部における望ましいスロープ構成の一 例を描くために、この床部の好適な形態の平面図を略図的に表したものである。
第25図は、第4A図に示された本発明の他の形態における構成要素のある部分 について部分断面図を略図的に表したものである。
第26図は、本発明の他の形態における構成要素について、ある部分は破線で目 に見えないところを示しまたある部分は切り取って、側面図により略図的に示し たものである。
第26A図は、本発明の好適な形態における構成要素について、ある部分は壊し またある構成要素の2種類の位置を示すためにある部分は破線で示して、部分側 面図により略図的に示したものである。
第26B図は、本発明の好適な形態における構成要素について、ある部分は壊し またある構成要素の2種類の位置を示すためにある部分は破線で示して、部分側 面図により略図的に示したものである。
第27図は、本発明の好適な形態における構成要素の他の形態を略図的に表した ものである。
第28図は、本発明の好適な形態における構成要素について、ある部分は壊しま たある部分は破線で概略を示した、正面図を示したものである。
第29A図は、本発明の汚物収集容器の他の形態について、その容器の正面から 見た特徴を示すためにある部分は切り取り他の部分は破線で目に見えないところ を示した、背面図を示したものである。
第29B図は、本発明のすすぎ液容器の他の形態について、その容器の正面から 見た特徴を示すためにある部分は切り取り他の部分は破線で目に見えないところ を示した、背面図を示したものである。
第30図は、本発明の好適な形態における構成要素について、ある部分は切り取 りまたある部分は概略を示して、斜視図により略図的に表したものである。
第31図は、本発明の好適な形態における構成要素について、第30図の矢印3 1−31の方向から見た断面を、側面図により略図的に示したものである。
第32図は、第30図の矢印32−32の方向から見た部分的な拡大断面を、側 面図により略図的に示したものである。
第33図は、本発明の好適な形態における構成要素について、第30図の矢印3 3−33の方向から見た断面を、側面図により略図的に示したものである。
第34図は、本発明の好適な形態における構成要素について、第30図の矢印3 4−34の方向から見た部分的平面図により略図的に示したものである。
第35図は、本発明の好適な形態における構成要素の斜視図である。
第36図は、第30図に示された本発明の好適な形態における構成要素の斜視図 である。
第37図は、第30図に示された本発明の好適な形態における構成要素について 、ある部分は省略しまたある部分は切り取りさらにある部分は目に見えないとこ ろを示した(破線)、斜視図である。
第38図は、本発明の好適な形態における種々の構成要素の相互作用や共働作用 について略図を示したものである。
第39図は、本発明の好適な形態における膨張可能な種々の構成要素に圧縮ガス を移送するための導管について略図を示したものである。
第40図は、本発明の好適な形態における構成要素を斜視図により略図的に示し たものである。
第41図は、本発明の好適な形態における気流変換バルブ構成要素について、異 なる運転モードにそれぞれ対応した種々の構成を略図的に示したものである。
第42および42A図は、本発明の好適な形態におけるすすぎジョツキ、汚物ジ ョツキおよび汚物リザーバーと連結して使用される液位検知構成要素の好適な組 み合わせを略図的に示したものである。
第43図は、本発明の好適な形態における構成要素を側面図により略図的に示し たものである。
第44図は、本発明の好適な形態における構成要素を側面図により略図的に示し たものである。
第45図は、本発明の二方向、三柱、真空流変換バルブ構成要素の好適な形態の 斜視図である。
第46図は、第45図の矢印46−46の方向から見た部分断面の側面図である 。
第47図は、本発明の好適な形態における構成要素について、第45図の矢印4 7−47の方向がら見た断面の平面図により略図的に示したものである。
第48図は、双方向に向くサックの、ある部分は切り取りまたある部分は概略を 示した、斜視図である。
第49A図は、本発明の好適な形態におけるリザーバー/セパレーター構成要素 について、ある部分は切り取りまたある部分は概略を示して、略図的に示したも のである。
第49B図は、本発明の好適な形態における構成要素について、第49A図の矢 印49B−49Bの方向から見た断面の平面図により、ある部分は切り取りまた ある部分は概略を示して、略図的に示したものである第49C図は、本発明の好 適な形態における構成要素について、第49A図の矢印49G−49Cの方向か ら見た断面の正面図により、ある部分は切り取りまたある部分は概略を示して、 略図的に示したものである第49D図は、本発明の好適な形態におけるリザーバ ー/セパレーター構成要素について、斜視図により略図的に示したものである。
発明を実施するための最良の形態 ここで、本発明の好適な形態について詳細な説明を行う、この中で一つあるいは それ以上の実施例が添付の図面に描かれている。各実施例は発明の説明のために 成されたもので発明を限定するのもではない。実際に、本発明の範囲と精神にと ることなく種々の修正や変更が可能であることが、当業者にとっては明らかであ ろう。たとえば、一つの形態のなかで描かれ述べられている特徴を他の形態に適 用し、さらに別の形態とすることも可能である。したがって本発明は、添付の請 求の範囲およびそれらと等価のものの範囲内で生じる修正および変更も包含する ものとする。
本発明によれば、空気ロスの低い支持装置において、この支持装置の患者支持面 上に少なくともからだの一部を支えられている患者からの汚物の処理手段を有す る支持装置が提供される。第1図の30は空気ロスの低い患者支持装置の好適な 形態を指すもので、この装置30の患者支持面によって少なくとも部分的に支え られている患者からの汚物を処理する手段を有するものである。従来からそうで あるように、ベッド30には圧縮ガスで膨張可能に構成された複数のサック44 を維持する頑丈な手段を有するフレームが備えられている。ここに形態で示され 第1およびIA図に例示されたように、フレームは下位フレーム34と上位フレ ーム36を有する。下位フレーム34と上位フレーム36は例えばそれぞれ向か い合う一対の頑丈な管状フレームレール38から成り本発明の種々の構成要素を 維持できる。第1A図に例示されたように、各管状フレームレール38は長方形 の構造でフレームレール38の高さを成す内側壁40を備え、これはフレームレ ール38の幅を成す上側壁40に対して直角を成すように配置されている。ここ で形態に示され第1図に例示されたように、上位フレーム36は、フレームによ って維持されている膨張可能な複数のサック44を頑丈に下から支える。第1図 を無用に複雑にしないように、連接部分は特に図示していない、同様に、エアー サック44の端壁の外側表面に付けられたスナップに通常はサイドパネルが固定 されているが、図面を無用に複雑にしないように第1図には示さなかった。しか し、このようなサイドパネルの例は、グツドウィン(Goodwin)による米 国特許4,745.647号、グツドウィン(Goodwin)による同4,7 68.249号、バーゲスト(Hargest )等による同4.914.76 0号、バーゲスト(largest)等による同4,942.635号、グツド ウィン(Goodwin)による同4.949.413号、トーマス(Thom as)等による同4.949,414号、ブランチヤード(Blanchard )による同5,035.014号、グツドウィン(Goodwin)による同5 ,051.673号に開示されている。本説明によって、これらの各特許に開示 されたサイドパネルはすべて本願にも利用されうる。
エアーサック44の製造、構成によって患者のからだの少なくともある部分−第 一部分−に対応する支持面が決められる。この支持面はサックが圧縮空気で膨張 したときフレームの上で患者を支える。フレームやサックについて、またフレー ムの連接やサックに圧縮空気を供給調整することについての詳細は、上に引用し た米国特許において一度あるいはそれ以上説明されている。
本発明によれば、患者の世話および治療に関連して汚物をも理する手段が提供さ れる。本発明の汚物処理手段は種々の汚物に対して有効であり、汚物とは、患者 の失禁、入浴、患者の傷の洗浄、緊急治療などのとき生ずる汚物が含まれるが、 これらに限定されるものではない。さらに、本発明の汚物処理手段はさまざまな 形態をとり、種々のベッド、環境、利用者に適合する。例えば、汚物処理手段の 一つの形態としては、車椅子の利用を余儀なくされている患者の失禁を処理する 場合がある。別の形態としては、非常に皮膚がかぶれやすい患者の入浴装置とし て使われる場合がある。
さらに別の形態としては、病院の緊急処置室では、このような環境において生じ る血液、他の体液、処置したときの流体物を扱いながら負傷者が処置されるが、 この処置室の設備のなかで作業面(Working 5urface)として使 われる場合もある。本発明の汚物処理手段を判りやすく示すために、ある患者を 仮定してその患者の汚物処理手段について述べることにする。この患者のからだ はニアロスの低い患者支持装置の支持面に少なくとも部分的には支えられている 。したがって、第1図の32はニアロスの低いベッド30に患者が居るときの汚 物処理手段の一形態のことを指す。
本発明によれば、この患者の少なくともある部分はこの汚物処理手段に支えられ ているが、この汚物処理手段は、患者に関しておこる事態から生じる汚物を受け 入れ(捕捉して)、除去しそして処分のために容器に入れるというそれぞれの手 段を提供するものであり、この事態とは患者の失禁や入浴あるいは患者治療の間 に起こるものいずれでもよく、またこの汚物処理手段の運転については、汚物の 生じるような事態に先だって患者自身が動いて協力する必要もな(、汚物の生じ るような事態に先だって患者を繭重て動かしておく必要もなく、さらに汚物の生 じるような事態に先だって汚物処理手段のセクションを動かす必要もない。
患者の少なくともある部分−第1部分−が、例えばニアロスの低いベッド30の ような患者支持装置内で支えられていると、汚物処理手段に含まれる支持手段は 、少なくとも第1部分とは異なる部分−第2部分−を支えるようになっているの が望ましい。患者の第2部分を支えるレベルは、患者がどちらにも傾いていない 中立面で支えられるように決められているのが望ましい。筋肉/骨の組織が均等 になるように、すなわち筋肉が緊張状態にならないようにからだが支えられたと き、からだは中立面にある。したがって患者の第2部分は、他の部分が患者支持 装置によって保持されるような方法と共存できるようなレベルで支えられるのが 望ましく、つまり実質的には患者支持装置のフレーム上部と同じ高さで支えられ るのが望ましいということである。したがって、第2部分を支える支持手段によ って、患者支持装置の支持面と実質的に共存できるように構成され配置された患 者を支える面−第1面一が決まる。例えば第1図に示されたニアロスの低い患者 支持装置30において、患者支持面は膨張可能なサック44の上部表面46が複 数集まってできている。
患者の失禁に応じるための汚物処理手段の形態においては、患者のからだの第2 部分に、患者の排泄器官をなす部分が含まれているとよい。さらに、患者のから だの第2部分の支持手段は患者支持装置30の患者支持面46と「同一面」で患 者のからだの第2部分を支える仕組みになっていると好ましい。このとき、「同 一面」という語句は、厳密な平面というより支えられている患者のからだの外側 の輪郭に沿った面のことを宿す。
患者のからだの第2部分を支える支持手段には、患者のからだの第2部分の重量 を保持する支持部材がある。支持部材がこの重量を保持するとき、圧力放出しな がら患者のからだの第2部分を支持できるようになっている。このようにして汚 物処理手段の支持部材はニアロスの低いベッドと組み合わせて、圧力放出しなが ら患者のからだ全体を支持できるようになっている第2.2人および5図に例示 された一形態のように、汚物処理手段の支持部材は支持袋48の形をとってもよ い。第30から34図に例示された好ましい形態のように、汚物処理手段の支持 部材は、支持袋48と同様の構成で作られた支持袋548の形をとってもよい。
両方の支持袋の間の主な違いは、支持袋548の周縁近傍に配置された充填シリ ンダー563である。支持g!48.548は、圧縮空気を内蔵できる気密性の 高い害物を成すように構成された柔軟で弾力のある材質でできている袋である。
このように構成することによって、支持袋48.548に含まれるガス、典型的 なものとしては空気の圧力を変えることによって、支持袋48,548の剛性を 変えることができる。抗菌材質については、支持袋48.548を形成する柔軟 な材質に直接混入するおよび/または支持袋48,548を形成する柔軟な材質 の表面に永久結合することが可能である。
支持袋548の構造は支持袋48の構造と同じで以下のようなものである。第5 図に例示されているように、支持袋48は上片49と下片51の2片から形成さ れているのが好ましい。第2Aおよび5図に例示されているように、支持袋48 の上片49は一体構造になっていて、複数の円柱状フィンガー50、およびフィ ンガー50間の区別を成し支持袋の上部床を形成する接合床部52を成すもので ある。下片51は支持袋の基底部54に対する連続した平面状の裏面を成し、上 片49に、周辺の境界部分53のところで連続的に接着され、さらに周辺部から 離れた中心側の選択された点55のいくつかにおいても接着されている。
第5図に例示されているように、支持a48の上、下片49.51の各片は浸せ き成型で形成されるが、このときある種の成型用の道具を用いて支持袋48の非 連続接着点55を決定する。上片49は、周辺部53と非連続接着点55を高周 波(RF)接着や接着剤結合することによって、下片51に気密状態で付着する 。
この種の構造はシリンダー50間に空気のながれを起こすように広い開口域を成 す通路56がある。この広い内部通路56は一個あるいはそれ以上の共同管總手 58から空気を迅速に分配し各シリンダー50に導入する。したがって、支持袋 48は即座に順応してシリンダー50間の圧力を均等にする。さらに、通路56 のサイズは大きいが、CPRを行うために支持袋から急激に空気を抜くのになん ら障害となるものではない。
支持袋の他の好適な形態を第19および39図に例示した。この形態では、前述 の袋48および548のようにつくられており、3つの別々に膨張可能なセフ特 表十6−507103 (17) ジョンx、YおよびZが、連続した周縁のシールされた境界部分53によって成 される。第39図(第19図の平面図には図示されていない)に略図的に示され ているように、各セクションX、Yおよび2は空気入れ管繻手533を備え、こ こを通って圧縮空気がブロワ−304から供給される。各セクションの長さによ って、各セクションx、YおよびZはそれぞれ、(後述の)廃液孔66と適合す る孔72を備えることができる1本発明の汚物処理手段が接合面で保持されてい るときは第19および39図に示された支持袋の形態が望ましい。そして、袋4 8のセクションx、YおよびZはそれぞれこの接合面の分離接合部分で保持する ことができる。支持袋48の第19図の形態が、第1図に例示されたニアロスの 低いベッド30に利用され、セクションXがベッド30の子牛皮(カーフ)域に 対応するならば、セクションYはベッド3oの腰(パトックス)域に対応し、セ クションZは胴(トルソ)域に対応する。また、患者の清拭や病院の緊急処置室 の設備で負傷患者を治療するために、支持袋48の第19図の形態はニアロスの 低い面にも有効に使われる。
本発明の支持袋48.548を作る浸せき成型製造技術の別のものとしては、ブ レーベ(Grebe )による米国特許4.698.864号、同4,541, 136号、同3.605.145号、同3.870,450号および同4,00 5.236号に一箇所あるいはそれ以上で述べられている。本説明によって、こ れらの各特許に開示された製造技術はすべて本願でも利用されうる。しかしなが ら、これらの特許のなかで述べられた製造技術についてはより多くの開口通路5 6がシリンダー50間に提供されるように変更されていると望ましい。
シリンダー50を伴う支持袋48ついての説明は、第19および39図に例示さ れたシリンダー550を伴う支持袋548にもよく適応する。上述し第5図にも 略図的に描かれているように、支持袋48は複数の筒状ポケット50を構成し、 シリンダー50すなわちフィンガー50について言及したように、これらは空気 で膨張可能になっており、空気の充填した筒状のカラム50となる。空気の充填 した筒状のカラム50は圧力放出を行うシリンダーである。第2.4.5および 19図の例示では、それぞれの筒状のカラム50は円形の横断面をもっている。
しかし、三角形、正方形、長方形、五角形、六角形、あるいは他の多角形もしく は曲線が閉鎖してできた形でもよい。
支持部材のそれぞれの筒状カラムは、非連続の支持フィンガー50を成し、この フィンガーは互いに近接してただし接することはなく所定の並び方をとっている 。第2.4.5および19図に例示されているように、それぞれの支持フィンガ ー50(第30図では550)は、患者支持面60(第30図では560)を構 成する自由端をもっている。各フィンガー50の患者支持面60はそれぞれ本発 明の汚物処理手段の利用者のからだの第2部分の重量を支えるように配置されて いる。失禁処理の形態に本発明を実施する場合、排泄器官を成す患者のからだの 部分が支持部材の患者支持面60に支えられるような位置になっているのが好ま しい。各筒状のカラム50内の空気圧は、本発明装置が用いられたベッドやそれ に類する構造物のある特定の患者支持域(第19および39図に例示)内にある カラムの圧と同じである。
支持部材の他の形態では、弾力のあるフオーム部材で形成された支持クッション でもよい。しかし、このような形態はCPRを行うために剛性の高い面を要する ような場合にはふされしくない。支持部材の一形態としての支持クッションの剛 性を変化させるには、もともとクッションを製造するときに、形成するのに用い られた弾力のあるフオームのもつ密度や組成を変えるだけでよい。支持部材のひ とつの形態としての支持クッションの構成は、支持袋48について上述したのと 同様で、複数の互いにはなれた筒状フィンガー50を備える。
支持部材の個々の形態でのシリンダー50がある定まったパターンに従って並び しかも各シリンダーが同様に構成されているとすると、支持部材のサイズや構成 が一個あるいはそれ以上のパラメーターで決定される。これらのパラメーターに は次のようなものがあるニジリンダ−50を形成する材質の剛性/柔軟性比率( 支持部材は膨張可能な形態をとり、支持部材の操作圧力もまた考慮しなければな らない);接合法部分52(第18A、31および32図では552)から支持 面60(第31および32図では560)までのシリンダーの高さ:各シリンダ ー50の自由端によって構成される支持面60の面積;支持部材の単位面積あた りのシリンダー50の本数;および/またはシリンダー50の支持面60によっ て占められる面積対支持面60とシリンダー50間の同じ高さでのギャップによ って占められる面積の相対百分率などである。支持部材とそのフィンガー50の 構成上の設計値、例えばサイズや形は特定の要求に従って決まっていく。
基本設計要件は界面圧力に関わる。界面圧力とは、支持部材の各フィンガー50 の支持面60によって決まる支持面域によって患者のからだにかかる圧力のこと である。界面圧力は毛管閉鎖しきい値圧力より低圧に維持されなければならない が、このしきい値圧力については、はとんどの患者の場合32ミリメータ水銀と いうのが多くの権威者が一致するところである。患者の腰を支える部分に最大の 圧力がかかるようにベッドのヘッドセクションを接合したときですら、しきい値 圧力を越えてはならない。したがって、それぞれのシリンダー50の支持面60 によって決まる支持面域は、シリンダー内の圧力を32ミリメータ水銀以下に維 持でき、その結果シリンダーの支持面とそこで支えられている患者との間の界面 圧力も32ミリメータ水銀以下に維持できる程度に十分大きくなければならない 。患者のからだの第2部分と接触するシリンダーの支持面60によって構成され る支持面域が大きくなるにつれ、患者のからだにかかる界面圧力は低くなる。
患者のからだと接触するシリンダー50の支持面60の表面積のすべてを合わせ た値は、支持部材の単位面積あたりのシリンダー50の本数および各シリンダー の自由端のそれぞれの支持面60の面積によって異なる。この計算値はまた、支 えられる患者の予想体重と身長(体重の方が身長よりその影響は大きい)によっ ても異なる。
一方は支持面60を含む平面においてシリンダー50間のギャップによって占め られる面積、他方はシリンダー50の自由端の支持面60によって占められる面 積、この両者の間には相関的な引合がある。後述する本発明の説明から明らかと なるように、最大の排液能力と排液のしやすさを得るためには大きいギャップの 面積が望ましい。しかし、前述したように、シリンダー50の支持面60の面積 が太き(なるにつれ、シリンダー50の支持面60と患者のからだとの間の界面 圧力は低くなる。
本発明において、支持袋48.548のフィンガーの並び方のパターンは、製造 規準、患者支持規準およびこの装置が使用される環境に応じて選ばれる。患者支 持規準については、シリンダーの支持面積対シリンダー間の間隔としていわゆる 「支持比率」が1以上であると望ましい。したがって、2.33なる支持比率は (支持面面積70%対シリンダー間のギャップ面積30%)好ましい値といえる 。したがって、シリンダー内の内部圧力が低(でも任意の体重や体表面積の患者 を支えられる。第7図に例示されているように、シリンダー50の並べ方の適切 なパターンのひとつに各シリンダー50が隣接する6つのシリンダー50に囲ま れてできた6角形のパターンがある。しかし、第5図に部分的に例示されている ように、他の適切なパターンとしては、各シリンダー50が隣接゛する4つのシ リンダー50に囲まれてできた4角形がある。4角形のパターンは支持比率が低 く、支持面50%程度でシリンダー間の間隔は50%程度である。4角形のパタ ーンにおいては、シリンダー50は直線上にカラムのようにならんでいる。
シリンダーに対する設計要件の他の要素は、シリンダーが荷重下でどの程度まで 曲げられるか、つまり個々のシリンダーの圧縮されやすさを考慮することである 。設計要件は、それぞれのシリンダー50に十分な高さを与え、体重の大きい患 者を支えるときに、圧力放出を起こさないつまり膨張していない面まで患者を下 落させないようになっている。前記したように、支持部材のシリンダー50の支 持面60は、ベッド30あるいは他の患者支持構造物の患者の他の部分を支える 支持面46と同一面になるように構成されており、これは境界を共有する水平レ ベル上の同一平面となるように意図されている。
前記したように、からだがどちらにも傾かない中立面に居るとき、筋肉/骨の組 織が均等になり、筋肉は緊張状態にないことになる。患者のからだが中立面で維 持されているとき、圧縮空気の入ったシリンダー50は、たとえ患者の体重が大 きい場合も患者のどのような部分であれ下落させないように支えることが可能と なるように構成されていることが望ましい。したがって、シリンダーは変形に対 応できるだけの高さが十分にあり、シリンダー50によって支えられて&Nる患 者の腰部(からだの中で最も重し1部分)を、変形後もなお維持しなければなら ない。本発明の支持部材のシリンダー50は、各シリンダーの変形が約4インチ 以内となるように構成されているのが好ましl、N。した力τっで、本発明の支 持部材のシリンダー50は、5インチ以上の高さがあれば好ましい、このように すると、シリンダーはからだの位置を適切に保ちながら、シリンダー間圧縮変形 に対応でき、シリンダーの下側の膨張しない面まで患者を下落させることはな1 11゜さらにシリンダー50の構成に関し示される事柄としては、断面が小さく 背の高いシリンダーが曲げやすく、したがって不安定になるということがある。
したがって、シリンダーは不安定になるほど横断面積と相対して高すぎてはなら ない、シリンダーの高さの断面の直径に対する比率は、「縦横比」として知られ ている有効なパラメーターである0本発明において、縦横比はlに極めて近く保 たれるのがのぞましい、5インチ以上というシリンダーの高さで、縦横比がおよ そlとなるようにするには、円形断面の各シリンダーの直径が4インチ程度にす べきであり、好ましくは4から4.5インチの範囲内にあるようにする。
体重が300ボンドに至るような患者の場合、支持部材のシリンダー50の高さ は約5インチ、シリンダーの円形断面の直径が4から4.5インチ程度にして、 シリンダー間のギャップの面積に対するシリンダー50の支持表面面積の比率に ついてはシリンダー50の支持表面60の面積が70%でシリンダー間のギャッ プの面積が30%にすると望ましい。
本発明によるとさらに、第2部分を支える支持手段において少なくとも第2部分 を支えられている患者の失禁事態、入浴、傷の洗浄および緊急処置などから生じ る汚物を捕捉する手段が提供される。この捕捉手段は第2部分を支える支持手段 に支えられているのが望ましく、患者のからだの第2部分と第2部分を支える支 持手段の間に支えられているのが望ましい。
第30から33図は捕捉手段の好適な形態として皿部材562を示したものであ る。これは支持部材548の支持シリンダー550の少なくとも自由端の構成に 無理なく対応出来るように構成されている0皿部材562には、斜めに切り欠か れた複数の筒部561があり、支持袋548の複数の少なくとも自由端560と 支持フィンガー550の上部を、無理なく受けとめている0皿部材の高さは、か らだの位置を適切に保ちながら、患者を下落させることなく広範囲にからだを垂 直移動させても対応できるような高さに設計されなければならない。
捕捉手段の他の形態として好ましくは、第1図(目に見えないところを破線で示 した)や第2.2A、3.4.9.17.18および24図に略図的に例示した 皿部材62がある0皿部材62は皿部材562と同様な構成で形成されているが 、周縁付近に支持袋548の充填シリンダーに対応する部分が付は加わっている 点が異なる。第2A、3および4図に例示されているように、皿部材62は支持 部材48の少なくとも自由端の構成に無理なく適合するような構成になっている 。
したがって、第2および2A図に例示されているように、皿部材62は斜めに切 り欠かれた複数の筒部61があり、支持袋48の少なくとも複数の自由端と支持 フィンガー50の上部を、無理なく受けとめている。
皿部材62.562は柔軟な材質で形成されていて、堅い支持面上でCPR処置 を行うため支持袋48あるいは548を収縮させたい場合潰して平面状にしても 、皿部材62.562が何ら実質的な障害とならないようになっている。皿部材 62.562を形成するのに望ましい材質は、極めて柔軟性が高く厚さが約20 ミリのエラストマーのような液体不透過性のものである。
皿部材上部表面(支持部材のシリンダー50,550を受けとめる下部表面と背 中合わせになっている)が、疎水性で摩擦が小さい材質で形成されている、ある いはその材質の一種類あるいはそれ以上の種類の層でコーティングされていて、 液状汚物を一つあるいはそれ以上の数の孔(後述する)に向かって確実に重力排 液させ易くなっていると望ましい。適切なコーテイング材質はポリウレタンとシ リコンの混合物であり、その混合比率は、ロード(Lord)社から入手できる 湿気をもたせながら保護されているウレタン、ケミグラーゼ(CHEMGLAZ E) V−300(商品名)94グラム、ロード(Lord)社から入手できる 触媒ケミグラーゼ(CHEMGLAZE) 9995 (商品名)6グラム、ダ ウコーニング(Dow Corning)社から入手できるディーシー(DC) −200(商品名)6グラムである。
N2図において矢印4−4で示される中央線についての断面図である第4図、さ らに第2.2人および9図などに例示されているように、皿部材62には床部6 4があればなお好ましい。皿部材62が支持袋48を覆い皿部材62の対応する 切り欠かれた筒部61(第2図)に支持フィンガー50が受けとめられるように なっているとき、床部64は支持フィンガー50の支持面60の下に配置されて いる。第31から33図に示された好適な形態においては、皿部材562が支持 袋548を覆い皿部材562の対応する切り欠かれた筒部561に支持フィンガ ー550が受けとめられるようになっているとき、床部564は支持フィンガー 550の支持面560の下に配置されており、皿部材562はこの床部564と 同様に構成されている。
さらに、第1.2.4.9および24図に略図的に例示されているように、皿部 材62に、床部64を通過するように1個以上の排液孔66が設けられているの が好ましい。同様に、第30.33および34図に例示されているように、皿部 材562にも、床部564を通過するように1個以上の排液孔566が設けられ ているのが好ましい。床部64.564の傾きすなわち高さ勾配とは、それぞれ の排液孔66.566に近づくにつれ、あるいは離れるにつれ、床部64.56 4の高さが変化する率のことである。切り欠かれた筒部61.561がそれぞれ の床部64.564と交わる角度は、この床部64.564の傾きすなわち高さ 勾配で決まる。第4および30から33図の実線さらに第1図の破線で例示され ているように、皿部材は、皿部材62.562の周縁部からそれぞれの排液孔6 6.566に向かって下り坂になっているのが、望ましい、排液孔はこの下り坂 の高さ勾配のなかでもつとも低J#1位置になる。したがって、第4図に示され 第24図に略図的に例示されているように、皿部材62の望ましい構成では、中 央に1個の排液孔66を有し、床部64は周縁部から排液孔66のある中央に向 かって下り坂になっている。第31から33図に例示されているように、床部5 64の排液孔566に向かう傾きも同様の構成である。
第24図は床部64の好適な構成を示すために、長方形の皿部材62の平面図を 略図的に表したものである。4本の実線31が排液孔66から出て、皿62の床 部64を3角形A、 B、 CおよびDに4分割した0例えば、皿62がニアロ スの低いベッド30に設けられた場合、4分割された床部Aがベッドの足元側に 向かって配置され、4分割された床部Cがベッドの頭側に向かって配置され、4 分割された床部BおよびDがベッドの縦長側に向かって配置される。望ましくは 、4分割された床部はそれぞれ水平面から排液孔66に向かって、実質的に一定 の勾配で傾いているのがよい。ある形態では、4分割された床部Aが約8度、4 分割された床部BおよびDが約13度そして、4分割された床部Cが約15度の 勾配である。
支持部材がベッド30のような接合された支持構造物の全長いっばいに延びてい る形態では、下にあるベッド30の連接のしかたに合わせてこの装置も曲げなけ ればならないので、1個またはそれ以上の追加の排液孔66が皿部材62に備え ることが必要となってくる。第19図に例示されたような多域袋部材48.54 8の形態においては、皿部材は2個以上の排液孔66を備えることが必要となっ てくる。支持袋548の第19図の形態におけるそれぞれの孔72は分離排液孔 66と一致する。つまり、接合セクションのひとつひとつに排液孔66が備えら れていることになる。本発明の形態において、2個以上の排液孔66を有する場 合、それぞれの排液孔66は床部の高さ勾配の最も低いところに配置され、この ことから汚物は重力によりこの各排液孔66に向かって移動しやすくなる。
第18A図に示されている本発明の好適な形態において、ハーキーロパーツ(H alkey−Roberts )のチュービングフランジのような柔軟な管繻子 576が皿部材562の排液孔566を通っており、ゴムカバー577が管細手 576のリップ部と皿部材562の床部564に被さるようにして付いている。
カバー577は、管繻子576を通る孔551とつながる孔539を有している 。主管繻子578にはうね部分579があり、これは柔軟な管繻子576の内側 に脱着可能に取付けられている。主管繻子578のうね部分579と反対側の端 は外ねじがあり、ナツト589の内ねじ部分に確実にねじ止めされている。空洞 管状の排液管繻子67の内部の流れは、排液管繻子67の端管繻子591がナツ ト589で保持され排液管繻子の筒部63がナツト589の端部の孔553を通 って延びているとき、皿部材562の排液孔566と連通している。排液管繻子 67の端フランジ591と反対側の端は、タイラップ595等によって、汚物除 去導管98の一方の端に連結している。柔軟な雌管繻子576とそれに合う雄管 繻手は、支持袋548の皿部材552を通るように中央に作られた孔72に貫入 されるように構成されている。第2.2A、4および4A図に示された皿部材に 適用するには、排液管細手とそれに接続するものが、上記のように構成できれば よい。排液管繻子67は、皿部材62,562の排液孔66.566のそれぞれ と連通していると望ましい。
第17および18図に例示されている本発明の他の形態において、排液管繻子6 7は排液孔66を通るようになっており円錐台部分65から延びた筒部63を構 成している。円錐台部分65は、排液孔66付近の床部64と同じ角度で傾いて いるように構成されて)%ると望ましい。第18図に略図的に例示されているよ うに、排液フランジ68は皿部材62の床部64から筒状の延長部分を成し、排 液孔66を越えて延びて%%る。排液フランジ68は皿部材62と一体構造にな っていると望ましい。排液管繻子67は、排液フランジ68の内部を下に延びて いる筒部63とともに、排液孔66内に延びている。捕捉管繻子69は、排液フ ランジ68の外側表面を滑り、捕捉管細手69と排液管磁子67の円錐台部分6 5の外側表面との間で排液フランジ68を捕捉する。捕捉管繻子69には踊り場 構造71があり、これにより排液管細手67のフリーエツジ73と排液孔66付 近の皿床部64の低層部との間の境界部分75は滑らかな境界部分で、この境界 部分75付近にどのような汚物液体も決してためない。
ねじ部分77が排液管繻子67の筒部63の外側表面にあり、ねじナツト79を 受け入れ、捕捉管織手69を管繻子67の円錐台部分65に取付ける。排液管纏 手67の筒部63の自由端81は支持袋48の基底部54を通る中央にある孔7 2に貫入される構成になっている。第30から34図に例示された皿部材562 に適用するには、排液管繻子とそれに接続するものが、上記のように構成できれ ばよい。
第2および3図に例示されている他の形態において、皿部材62は複数の格子構 造74を成す。各格子構造74は、皿部材の一部分にあたり、支持部材の支持フ ィンガー50の一つ一つが有する各支持面の上に配置されるようになっていると 好ましい。さらに第3図に略図的に例示されているように、各格子構造では多少 盛り上がった部分が複数集まって局部的な外部形状が定まり、この複数の盛り上 がった部分は窪んでいる仕切り部分によってひとつひとつが分離されている。各 格子構造74のパターンの一例として、第3図に示されているような仕切り部分 78は直線状で盛り上がり部分76は4角形のパターンがある(図面を複雑にす るのを避けるため仕切り部分と盛り上がり部分のサンプルだけを示した)、他の 格子構造74では、第2図に示されているように、仕切り部分は中心点から放射 状に出ており、盛り上がった部分はパイの形をとるパターンもある。第2図では 図面を無用に複雑にするのを避けるため、皿部材62の上表面のサンプルをとっ て格子構造74を示しただけである。
格子構造74の仕切り部分78によって、フィルターシートは皿部材の上に配置 され汚物流体はこのフィルターシートを通って皿部材まで容易に移動できる。
この目的を最も有効に果たすために、仕切り孔78の横幅をフィルターシートの 孔径よりかなり大きいサイズにする。したがって、フィルターシートの孔径を通 過できた粒体ならばどんなものでも、フィルターシートと接触している皿部材の 面に形成された格子構造の仕切り部分78を詰まらせることはない。
第4A図に、第20および25図には部分的に、例示されている支持部材と皿部 材の他の形態では、支持部材は皿部材462に完全に周囲を覆われた弾力のある フオーム部材448でもよく、この皿部材462は弾力のあるエラストマー材質 で形成された柔軟な容物である。エラストマーの皿部材462は2つの片、上部 片449と下部片451が組みあわされてできている。組みあわされた2片44 9,451のそれぞれは浸せき成型で形成されているのが好ましい。エラストマ ーの皿部材462の上部片449は、気密性の継ぎ目463において下部片45 1に加熱してまたは接着コーティングでシールさせる。第25図に例示されてい るように上部片449は筒状フランジ468を延ばす排液孔466を成す。下部 片451は、排液孔466とフランジ468の自由端とで構成、配置されている 孔467を成す。ここで、フランジ468はこの孔467内を通っており、しか も孔467に沿って下部片451の底469まで気密性をもってシールされてい る。したがって、上部片449と下部片451はあわさってフオーム部材448 を取り囲む気密性のある容物を提供するものである。第4A図に例示されている ように、フィルチューブ458を通って空気が導入されるが、フィルチューブは エラストマーの皿部材462の下部片451に設けられ、バルブ459を用いて その先端において取付けられるようになっていると望ましい。
上部片449は上述の皿部材462と同様の構成で形成されており、したがって 斜めに切り欠かれた筒部61と同様の構成の斜めに切り欠かれた筒部461が複 数集まっている。この筒部461のい端部はそれぞれ実質的に平らな支持面46 0となっており、局部的な排液孔466に向かって傾いている床部464のある 部分によって隣接する筒部461に接続している。
複数の平らな支持面460はすべてが同一面にあると好ましい。各支持面460 は、前述の格子構造74と同様に構成されている格子構造474を構成し疎水性 でかつ摩擦係数の極めて低いポリマーで被覆されている。
ここに形態が示され、第4Aおよび25図に例示されているように、フオーム部 材448は、皿部材462の上部片449において形成された床部464の下で 直接支持を提供するように構成されている。フオーム部材448は、皿部材46 2の上部片449の床部464に対応するように構成された上面450を有する 。フオーム部材448の上面450と反対側は実質的に平らな底面452であり 、これは皿部材462の下部片451に対応されている。
フオーム部材448は、空気がフオーム部材を通過できるように空気の流れに対 して透過性の大きい材質で形成されていると好ましい。しかし、第4A図に例示 されているように、フオーム部材448はまた垂直に延びる空気の通路456が 複数設けられていても有利である。各通路456は、フオーム部材448の上面 450から底面452まで全長にわたって延びている。皿部材462の上部片4 49によって決まる斜めに切り欠かれた筒部461のひとつひとつの下に各通路 456が配置されるように、フオーム部材448をエラストマー皿部材462の 内部に構成するのが望ましい。さらに第4Aおよび20図に略図的に例示されて いるように、溝453がフオーム部材の底面452において各通路456のそれ ぞれの孔のところで十字交差して、底面452が水平面で拡がる格子を作ると好 ましい。
圧縮空気がフィルチューブ458を介して皿部材462の下部片451に供給さ れるとき、その空気はフオーム部材448の底面452の溝453を通過して、 フオーム部材内で垂直に延びる各空気通路456を上昇する。そして、圧縮空気 はエラストマ一部材462の上部片449で定まる斜めに切り欠かれた筒部46 1に充填される。さらにフオーム部材448は十分圧縮されやすいので、エラス トマー皿部材462から圧縮空気が抜かれても患者の重量で支持部材は圧縮され ることが可能である。さらに第20および25図に略図的に例示されているよう に、フオーム部材448は排液孔470を成す。筒状排液孔フランジ468はフ オーム部材448の排液孔470を通って皿部材462の孔467を通過し下部 片451の底面469にシールされる。その後、前記した形態の排液管繻子67 が、排液孔466および470さらに孔467を通過できその内部に固定される 0例えば、捕捉管織手69とナツト79は筒部63の上を摺り動きねじ止めされ 、さらに上部片449、フオーム部材448および下部片451を円錐部分65 と捕捉管繻子69の間で鋏む。
さらに本発明によれば、捕捉手段は皿部材の上部にあり皿部材より患者のからだ の第2部分に近接した液体透過フィルターシートを備えると好ましい、ここに形 態が示され、M2および2A図に例示されているように、液体透過フィルターシ ート80は皿部材62の前記格子構造74セクシヨンによって皿部材62の上部 に渡されるように配置され、支持部材の支持フィンガー50の支持面60に対応 するようになっている。
したがって例をあげれば、フィルターシート80(第2図)、580(第3図) は、それぞれの支持袋48(第2図)、548 (第3図)の膨張可能な筒50 (第2図)、550 (第3図)に支持されている柔軟な皿部材を覆っている。
フィルターシート80(第2図)、580 (第3図)は、捕捉手段の一部分を なし液体を透過させるようになっている。
このフィルターシートは便のようなより大きな固体汚物物質を残し、皿部材62 .562や排液管繻子67(および後述する汚物を移送する導管類)に詰まらな いように、ろ過器として機能する。ここに形態が示され、第2および30 図に 例示されているように、フィルターシート80.580は、フィルターシートを 形成する繊維84間に個々の形態で複数の小孔82を有した布地構造を成す。孔 82のサイズは大変小さく、単位面積あたりのフィルターシート8o、580の 数はかなり多いが、孔を通過する排液速度が大きくなりすぎる程には孔のサイズ を小さくしない、孔82によって、フィルターシート80,580を通過して、 皿部材62.562の床部64.564まで流体が容易に流れるようにしたこと によって、フィルターシート80,580は液体透過性を有するようになった。
しかし、孔82は大変小さいので大きな固体汚物は通過できない。さもなくば、 柔難な皿部材62.562や排液管細手67あるいは汚物除去導管98を閉塞し てしまうであろう。孔82を含むフィルターシート80.580の液体が透過す る部分は、必要に応じて織物材料や紡織連続繊維(spun bond con tinuous fiberS)で作成できる。
第30図に示されたフィルターシート580の形態においては、複数の補助排液 孔585がフィルターシート全体にある。このような排液孔585は未完成の穴 をレーザーや水噴射でカットされたもので、0.16°′程度の直径をもつ。そ してこの孔は均一に離れていて、1.25インチx2.5インチの各長方形パタ ーンにおいて、隣り合う孔の中心間の距離が約1゜25インチである。二つの長 方形パターンは、一方の長方形の角は他方の長方形の中心に位置するように互い に重なりあっている。フィルターシート580には、織物材料や紡織連続繊維( spun bond continuous fibers )で作成されたセ ンターパネルそして孔82および排液孔585を含む重なったパターンのセクシ ョンに加えてさらに、センターパネルの各サイドにサイドパネル586が設けら れている。各サイドパネル586は、カルダーソン(Calderson)シー ムとして比較的知られている降り伏せ縫いされた平らなシーム588によって、 センターパネルの構製に結合されていると望ましい。各サイドパネル586は、 綿50%、ポリエステル50%の布地織物で作成されていると望ましい。
運転中に、フィルターシート80,580は、患者からの流体を汚物処理手段の 皿部材まで自由流れさせるドローシートの機能も果たす。したがって、フィルタ ーシートを作成する材質は今迄の病院のドローシートの引っ張り強さ以上の引っ 張り強さを有していなければならない、さらにまたフィルターシートを作成する 材質は、摩擦係数が非常に小さくあるべきで、コンツルテックス(Consol tex)社から入手できる、HY、 TEX(商品名)のような材質の摩擦係数 と同じもしくはそれ以下の値である。摩擦係数が非常に小さいとフィルターシー トをドローシートとして使用し易(なる。
フィルターシートは多数の洗濯に耐えられなければならず、また抗菌性のみなら ず細菌発達防止性、低アレルギー性、難燃性があり、臭気が発生しにくくさらに 疎水性で乾きが速い材質で作成されるべきである。フィルターシートはまた、尿 や便さらに病院関係で通常使用される流体などの汚れが予期されるような環境に おいて、繰り返し使用されても汚れにくいような材質で作成されるべきである。
適切なフィルターシート80.580の液体透過性の少なくともセンターパネル 部分は、ナイロンやポリエステルの114ビツクフイルターメツシユ布地のよう な単繊維プラスチックで作成されるのが望ましい。フィルターシートに抗菌性を 持たせることは可能である。例えば、抗菌性物質をフィルターシートを形成して いるプラスチック材質にしみこませることができた。
第2図に示された他の形態では、フィルターシート80は小孔82の集まる箇所 のまわりに連続境界線を形成する強化エツジ86を有している。第2図に例示さ れているように、境界部86のフィルターシート80の両側に強化孔87が形成 され、ドローシート機能を発揮させるためにオペレータの手に対応するように構 成されている。第2および2A図に部分的に例示されたさらに別の形態では、フ ィルターシート80にはハンドルやグリップ88が設けられていてもよく、これ らは縫製や鋲打ち、接着材、ベルクロ(velcro)などの従来方法で、フィ ルターシート80の両側の境界部86の外側表面に固定される。
さらに本発明によれば、皿部材の上部から離れないようにフィルターシートを固 定させておく手段が脱着可能に備えられている。しかし、この脱着可能な固定手 段は、病院のスタッフがわずかな手作業をするだけでフィルターシートを固定さ れた位置から離すことが可能となる。ここに形態が示され、第30から32図に 例示されているように、フィルターシート580の各サイドパネルには、フィル ターシートの外側表面に沿って水平方向にフック、ループのファスナー基体58 1がある。第30図に示されたように、サイド付属パネル523の一端には、こ のパネルの内側表面に沿って垂直方向に延びるフック、ループのファスナー基体 582が付けられている。他の三枚のサイド付属パネル523の垂直に配置され たフック、ループのファスナー基体582のそれぞれが、フィルターシート58 0の両方のサイドパネルのエツジ付近に保持されたフック、ループのファスナー 基体581の対応する水平部分とかみ合うように、他の三枚のサイド付属パネル 523が設けられている。対応する水平基体581と垂直基体582が交差する ことにより、フィルターシートの端が4つのサイド付属パネル523の端と一直 線上に並ばなくとも、フィルターシート580は確実に固定される。基体581 ,582は互いにかみ合って、フィルターシート580を適切な位置に収め、し かもフィルターシート580がドローシートとして使用されるときは常にフィル ターシート580を簡単に外すことができるようになっている。
さらに第32図に示されたように、各サイド付属パネル523の内側表面には、 複数のスナップ536が設けられており、アダプターシェル528(後述)を成 す半分の高さで折れ曲がったクッション510の外側端壁表面に設けられた複数 のセコンドスナップ521と組み合わされる。同様に第30図に示されたように 、各サイド付属パネルの内側表面522にも複数のスナップ536が設けられて おり、溝付きクッション509とアダプターシェル528(後述)を成す半分の 高さで折れ曲がったクッション510の両クッションの外側端壁表面に設けられ た複数の相手スナップ521と脱着可能に取付けられる。
第2および2人図に略図的に例示された他の形態において、フィルターシートを 脱着可能に固定する手段は、複数のスナップ90を有し、サイドパネル94の外 側表面に設けられた複数のセコンドスナップ92と組み合わされる。また、その スナップ自身がアダプターシェル228(後述)の外側端壁表面に取付けられた ものである。フィルターシートスナップ9oの止め具(ファスニングエンド)は 、フィルターシート8゜の境界部分86の内側表面に出ていると使用上好ましい 。第2A図に例示されているように、フィルターシートスナップ90はサイドパ ネル94の外側表面に設けられたパネルスナップ92に付く。スナップ90.9 2は互いにかみ合って、フィルターシート80を適切な位置に収め、しかもフィ ルターシート80がドローシートとして使用されるときは常に、強化孔87ある いはハンドル88をつかみアダプターシェルから引き出すことによって、フィル ターシート80を簡単に外すことができるようになっている。
さらに、第2および2A図に示された他の形態では、サイドパネル94の内側表 面に複数のスナップ96が設けられている。これらのスナップは、空気膨張され たクッション234(後述)の脚236(後述)の周囲の壁238、もしくはエ アーサック44の端壁、あるいはターニングサック270(後述)の端壁にある 相手スナップ97に脱着可能に付けられている。皿部材6゛2のサイドフラップ 部分85を通る付属孔83を介して、スナップ96.97の各組み合わせはかみ 合い、その結果皿部材62をアダプターシェル228(後述)に取り付けるもの である。
さらに本発明の他の形態によれば、捕捉手段によって捕捉された汚物物質を取り 除くための除去手段を設けることができる。この汚物除去手段は捕捉手段と連通 ずるように構成、配置されている。ここに形態で示され第1.2および9図に例 示されているように、汚物除去手段は1個以上の汚物除去導管98を有している のが望ましい。汚物除去導管98は、ポリビニルクロライド(PVC)の柔軟な チュービングで形成されていると好ましく、また3、25インチの内径で円形の 横断面図をもったチュービングであれば好ましい、第2図に例示されたように、 汚物除去導管98の一端は、皿部材62(または第30図の場合は562)の排 液孔66(または第30図の場合は566)1個以上と連通ずるように構成され ている。また汚物除去導管98は排液管細手67の筒部63(第17.18およ び18A図)の自由端に接続していると好ましい、汚物除去導管98は、洗浄や 使用が容易にできるように、排液管細手67からの脱着が簡単なように構成され ている。ここに形態で示され、第9図に例示されているように、排液管細手67 の自由端81は汚物除去導管98の一端内部に嵌まり、従来の自動車のラジェー ターホースを固定するのに用いられるようなバンドホースクランプ70によって 、固定されるのが望ましい。
第9図に略図的に例示されているように、汚物除去導管gI8は重力を利用して 有利さを図るため垂直方向に配置されるのが望ましく、また汚物が堆積するよう な段や棚板のない直線通路となるように構成されるのが望ましい。
また、ここに形態で示され、第9図に略図的に例示されているように、除去手段 が、汚物除去導管98の一端と連通しているホールディングリザーバー100を 備えていると好ましい、ホールディングリザーバー100は液体不透過のブレナ ムを成し、望ましくは1から2ガロンの容量を持つ。
ここに形態で示され、第9図に略図的に例示されているように、除去手段はさら に、少なくとも除去手段と汚物除去導管98に吸引力をもたらすように構成され た真空ポンプ102を備えている。第9及び49図に略図的に例示されているよ うに、真空ポンプ102は、導管132を介してホールディングリザーバー10 0と連通し、ホールディングリザーバーは、真空ポンプ102が汚物除去導管9 8と間接的につながることを可能にした。このとき汚物除去導管は、除去導管延 長部99と分流弁(後述)108を介して、ホールディングリザーバー100に 接続している。
さらに本発明によると、排除手段は捕捉手段から取り出される流体として空気か ら液体を分離する手段を含む。ここに具体化し、図49A、49B、49C14 9Dに概略的に示すように、分離手段は廃物排除管98が真空フローダイバータ −弁108(以下で説明)と分離管555とを介して保持タンク100に連絡す るように配置される分離管555を含む。図49A、49Bに示すように、分離 管555の入口端部はリブ付きで形成され、同リブは排除管延長部99内に挿入 され、これと係合する。分離管555は好ましくは、廃物排除管を出る廃物流体 路(気体に関しては点線矢印で示し、液体に関しては実線矢印で示す)において 、流体が保持タンク100に入る前に配置される1800湾曲部付きで形成され る。入口端部とは反対の分離管端部には、分離管のブラインド(blind)端 部が存在する。分離管の湾曲部は入口端部とブラインド端部との間に配置され、 分離管のブラインド端部と共に保持タンクの内側に配置される。分離管のブライ ンド端部の下部は一般に下方の保持タンク100の底部方向を指す方向に開口す るスロット556付きで形成される。操作中に、廃物流体が分離管555内を湾 曲部に沿ってブラインド端部方向に移動するにつれて、遠心力が空気から液体を 分離し、この液体を管からスロット556を通して保持タンクの底部方向に導く 。
タンク100の底部近くには液体流出口198が設けられ、これは液体流出管取 付は具557と連絡する。
例えば図49Dに概略的に示すように、液体流出管取付は具557の自由端部は 廃物ポンプ194(以下で説明)の入口と連絡する。例えば図49Aに概略的に 示すように、タンクlOOの頂部近くには空気出口558が設けられる。空気出 口558は真空滑り弁596を介して空気流出管取付は具559に連絡する。空 気流出管取付は具559の自由端部は真空管132に係合するように形成され、 真空管132はタンク100と真空ブロアー102との間を案内する。真空滑り 弁596はタンク100から真空ブロアー102までの空気流を調節するように 調整することができる。さらに、逆止め弁をタンク100の内部に設けて、タン クlOO内の廃物レベルが真空ブロアー102への侵入が起こりうるレベルにま で上昇するのを阻止することができる。図49A、49B、49Gに示すように 、逆止め弁は中空球597を含むことができる。球597をタンク100の角に 隣接して限定するように1対の垂直に伸長するレール598を配置して、球がタ ンク100の角と2本のレール598とによって画定される空間内の垂直路内に のみ自由に移動できるようにする。例えば図49A、49Gに示すように、液体 レベルがタンク内で上昇するにつれて、球597は空気出口558に接近するま で浮動し、真空ブロアー102によって与えられる吸引が球597を空気出口5 58中に押し込み、同出口を封鎖させる。さらに、タンク100の壁を通して形 成されるねじ込み開口は着脱可能なねじ込みプラグ599によって封鎖されるの で、操作技術者は清浄化のためにタンク100の内部に接近することができる。
本発明によると、真空ブロアーは廃物処理系の従業者の下方に流れる空気を供給 するために比較的低速度で実質的に連続的に作動する。従業者の下方から空気を 常に排除することは従業者の下方の臭気と水分を制御するのに役立つ。真空ブロ アー102は好ましくは比較的高速度で運転されることができ、この速度は廃物 処理系の他のパラメーターの構成に依存する大きさを有するが、廃物除去の吸引 力を与えるために充分でなければならない。好ましくは、真空ブロアー102は 40インチ水の真空圧において27立方フィート/分の最大スループットで運転 するように設計され、110volt60サイクル交流電源から操作する1相1 馬カモ−ターによって動力を与えられる。
代替え実施態様では、真空ブロアー102は廃物液体を取り出す場合にのみ作動 するように設定することができる。この代替え実施態様では、真空ブロアーは比 較的高速度と比較的低速度との2種類の運転速度を与えられる。的確な速度は廃 物処理系の他のパラメーターの構成に依存する。高い速度は真空ウオンド(Wa nd)104 (以下で説明)が使用中である場合に廃物を除去するための吸引 力を与え、低い速度は水分検出手段(以下で説明)によって検出された液体を生 ずるイベントが発生する時に真空力を与える。真空ブロアー102のこの代替え 実施態様において高い速度又は低い速度の選択は好ましくは、制御装置164に よって決定される。適当な制御装置164は適当な論理回路でプログラムされる リレー列によって形成されるが、好ましくは適当にプログラムされた8051シ リーズのマイクロプロセッサ−によって形成される。
さらに本発明によると、排除手段はポータプルの、手動で管理される吸引装置を も含むことができる。ここに具体化し、例えば図1.9−11.35及び4゜に 概略的に示すように、適当なポータプルの、手動で管理される吸引装置は一般に 数字104によって示される真空ウォンドとして形成されることができる。真空 ウォンド104の自由端部は平坦なホーンの形状の硬質プラスチック物質から形 成される先端112でありうる。或いは、先端112の形成に軟質でフレキシブ ルかつ平滑なプラスチック物質を用いることができる。先端112とウォンド1 04との間の摩擦嵌め合い機械的結合がウォンド104からの先端112の手動 の分離を可能にする。幾つかの実施態様では、先端112は使い捨て式でありう る。さらに、例えば図9に概略的に示すように、先端112を吸引ライン106 とフローダイバータ−弁108(以下で説明)とを介して、保持タンク100及 び真空ブロアー102に連通するように結合させることによって、真空つオンド 104の先端112に吸引力が与えられる。
例えば図1.9−11及び4oに概略的に示すように、真空ウォンド104を保 持タンク100に結合させる(図9)吸引ライン106は好ましくは、特に廃物 が減圧されている場合に、吸引ラインのよじれを阻止するために、波形へリック スパターン状にライン106の外側に形成されるプラスチックらせん110によ って強化されることが好ましい(図11)フレキシブルなプラスチックから形成 される。適当な吸引ライン106は硬質PVCヘリックスを備え、曲げ半径1゜ 5インチを有する、6.5フィート長さのフレキシブルな3/4インチ内径PV C50ジュロメータ−管によって形成される。
フローダイバータ−弁108の好ましい実施態様は図45−47に示し、代替え 実施態様は図21と22に示す。以下の説明では、幾つかの同様に機能する要素 には同じ表示数字を付ける。従って、ここに具体化し、例えば図9.22.45 −47に概略的に示すように、フローダイバータ−弁108は好ましくは3個の 口801,802,803を有する。口801は吸引ライン106を介して真空 ウォンド104に連結する。口802は廃物排除管98の延長部99を介して保 持タンク100に連結する。口803は廃物排除管98とドレン取り付は部品6 7とを介してペイシン(basin)要素62.562と連通するように結合さ れる。真空フローダイバータ−弁108は弁モータ−804、弁体805及び弁 スプール806を含む。
ダイバータ−弁108は電気モーター804の操作によって2流路の1つに形成 されることができる。図45に示すように、モーター804は弁体805のハウ ジング815に取り付けられたモーター制御PCボード704を介して制御装置 164によって制御される。
弁体805に取り付けられたホール効果センサー705は、スプール806に取 り付けられた磁石706がセンサー705の近くに配置される時を検出すること によって、フローダイバータ−弁スプール806の位置を決定する。図45に概 略的に示すことによって、センサー705とモーター804はモーター制御PC ボード704に連結する。モーター制御ボード704はケーブル105を介して 主制御装置164に電気的に連結する。図46に示すように、モーター804は モーターシャフト812に取り付けられ、スプール806上のスロット814中 に挿入された駆動ビン81Oとカラー811とによってスプール806に連結す る。
同様に、図21.22に示す真空フローダイバータ−弁108の代替え実施態様 は弁体805、弁スプール806、滑りクラッチハブ807.1対のばね−バイ アスド(spring−biased)ポールプランジャー及び、制御装置16 4によって制御される電気モーター804を含む、各ばねポールプランジャーは コイル状ばね809の端部に取り付けられた偏球要素808を含み、コイル状ば ね809は偏球808を滑りクラッチハブ807中に画定された半球状空隙中に 偏らせる。
モーター804の操作は弁スプール806を第1位置と第2位置との間で回転さ せる0例えば図22.46−47に概略的に示す第1位置では、ダイバータ−弁 108がペイシン62,562、保持タンク100、真空つオンド104の吸引 ライン106、及び真空ブロアー102の各々を相互に連通ずるように連結する 流路を形成する。ダイバータ−弁108のこの第1位置は従って、真空ブロアー 104の自由端部における先端112に吸引力を生じ、ペイシン要素62,56 2に小さい吸引力を及ぼすように真空ブロアー102を配置させる。上記ブロア ーに関するこの第1位置では、大体20立方フィート/分(CFM)の吸引流が 真空ウォンド104に与えられ、IOCFMがベイシン要素62.562に与え られる0図面に示さない第2位置では、ダイバータ−弁108はペイシン62( 又は562)、保持タンク100及び真空ブロアー102の各々を相互に連通す るように連結する流路を形成する。ダイバータ−弁108のこの第2位置は従っ て、ベイシン要素62.562から廃物を取り出す吸引力を生じ、真空ウォンド 104に吸引力を及ぼさずに、この取り出された廃物を保持タンク100に引き 入れることができるように、真空ブロアー102を配置させる。さらに、第1位 置を想定したダイバータ−弁108の配向は真空ブロアー102によって与えら れる吸引力を2流路の間で分割し、ダイバータ−弁108の第1位置において真 空ウォンド104に与えられる吸引力は好ましくは、ダイバータ−弁108が第 2位置にある場合にベイシン62,562のみに与えられる吸引力よりも大きい 。この大きな吸引力を得るために、制御装置164はダイバータ−弁108が第 1位置にある時には高速度で、ダイバータ−弁108が第2位置にある時には連 続運転の低速度で真空ブロアー102を操作するようにプログラムされる。
好ましくは、真空ウォンド104によって与えられる吸引力は例えば尿及びすす ぎ洗い溶液のような液体廃物、流動性大便もしくはゆるい大便のような粘稠な廃 物、及び真空先端112の開口サイズを越えない固体廃物を取り出すように意図 される。真空先端112の開口サイズは好ましくは自由端部において幅0.4イ ンチX長さ2.5インチである。しかし、先端112の取り付け(又はスロート )端部では、先端112の開口長さは約0.フインチに減少する。従って1例え ば大きい形状の糞便物質のような、大きい固体廃物はウォンド104によって直 接吸引排除される(Vac u u m e d )ことはできない。吸引排除 されるためには、大きい形状の廃物は最初にすすぎ洗いスプレーによって侵食し て、半液体状態にしなければならない。
上記真空ブロアーと配管の配置内で吸引排除されることができる糞便物質の最大 サイズは約0.4インチである。
さらに、例えば図9と11に概略的に示すように、先端112の自由端部の下側 面に複数の安全ルーパー116の設置は、先端112を介してすすぎ洗い溶液、 他の流体、及びフィルターシート80からの小粒子を吸収するために吸引が加え られるように設計される。
安全ルーパー116は真空度低下、フィルターシート80に液体スプレーが衝突 することからのはねよけ保護、及び真空先端内側への糞便物質の粘着の防止を助 けるためにルーパー116を通って真空先端112中に吸収されるすすぎ洗い溶 液(以下で詳しく説明)のような液体による真空先端の内側の潤滑をももたらす 。
真空ウォンド104が片手で操作可能であることが好ましい。例えば図1.11 .35に概略的に示すように、真空ウオンド104は好ましくはピストルグリッ プ118を備え、使用者がウオンドを片手に維持しながら、使用者の親指が吸引 を開始及び停止することができるように始動機構を有する。
図35に示す現在好ましい実施態様では、′オン”吸引スイッチ520と“オフ ”吸引スイッチ521とが備えられ、これらによって使用者の親指が吸引を開始 及び停止することができる。吸引スイッチ520゜521はそれらによって操作 者が真空ウォンド104に吸引力を与える又は真空ウォンドから吸引力を奪うの いずれかにダイバータ−弁108(図9.21.22.45−47)の配置を制 御することができる電気スイッチである。“オン”吸引スイッチ520は制御装 置164に電気シグナルを送り、制御装置164はケーブル105を介して制御 シグナルを送ることによってこの電気シグナルに反応し、モーター804はフロ ーダイバータ−弁108を第1位置に配置させ、第1位置は真空ウォンド104 の先端112とベイシン62.562とから廃物を除くための吸引力を与え、こ の除去された廃物を保持タンク100中に輸送するように真空ブロアー102と 結合する(図9)、”オフ”吸引スイッチ521は電気シグナルを制御装置16 4に与え、制御装置164はケーブル105を介して制御シグナルを送ることに よってこの電気シグナルに反応し、モーター操作フローダイバータ−弁108は 第2位置を想定してそれ自体を配置させ、第2位置は真空ウォンド104が真空 ブロアー102によって発生される吸引力を受容することを妨げ、連続運転の低 い吸引量がブロアー102からベイシン62,562に与えられるように真空ブ ロアー102と結合する。
さらに本発明によると、真空ブロアーの操作を真空ウォンドの活性化に反応して 真空ブロアーの操作を制御する手段をも備えることができる。ここに具体化する ように、真空ブロアー制御手段は制御装置164を含むことができ、これは真空 フローダイバータ−弁lO8をウォンド104が真空ブロアー102と連通ずる ように配置されるとぎに活性化スイッチ520から真空ウォンド104を吸引モ ードで操作するシグナルを受容して真空ブロアー102を高速度(ブロアーの通 常の連続運転速度よりも)に活性化するようにプログラムされることができる。
この高速度において、真空ブロアーは真空ウォンド104と廃物排除管98との 両方に充分な吸引力を与えて、ペイシン要素562.62から保持タンク中に廃 物流体を除去する。
図9と11とに示す真空ウォンド104の代替え実施態様では、“オン/オフ” 吸引スイッチ120は電気的成分を有さない空気スイッチとして備えられる。
図11に概略的に示すように、吸引スイッチ120は空気ライン122と連通し て連結される小フレキシブルブラダ−(bladder)121を含むことがで きる。空気ライン122は好ましくはある一定長さの内径1/16インチ(DP VCTYGONTM管である。
操作者の親指が吸引スイッチ120を加圧し、このスイッチがプラダ−121を 圧迫するときに、吸引スイッチ120の発動作用が生ずる。プラグ−121が圧 迫されると、ウォンド104から電気的成分を除去するためにウォンド104か ら離れた位置に配置される圧力変換器124に、圧力パルスとしてのシグナルが 空気ライン122を介して送られる(図9)、圧力変換器124はこの圧力シグ ナルを電気シグナルに転換する0例えば図9に概略的に示すように、圧力変換器 124は制御装置164に連結する。
ブラダ−121からの圧力パルスを受容すると、変換器124は電気シグナルを 制御装置164に送り、制御装置164はケーブル105を介して制御シグナル を送ることによってこの電気シグナルに反応し、モーター操作フローダイバータ −弁108は真空ウォンド104の先端112とベイシン62とから廃物を除去 し、この除去された廃物を保持タンク100に輸送する形式で、真空ブロアー1 02と結合するようにそれ自体を配置させる(図9)。オン/オフ二種速度真空 ブロアー操作による代替え実施態様では、他の制御シグナルをケーブル224を 介して送って、真空ブロアー102を高速度で操作する。これらの2種の制御シ グナルは吸引ライン106に吸引力を供給し、廃物排除管98に適度な吸引力を 生ずる。
代替え実施態様の操作者がウォンド104を通しての吸引を中断したいと望むと きに、操作者はブラダ−スイッチ120を押圧する(図11)。他の圧力シグナ ルが空気ライン122を介し、圧力変換器124を介して制御装置164に送ら れ、制御装置164はケーブル105を介して遅延制御シグナルを送るようにプ ログラムされ、これによってフローダイバータ−弁108は真空ウォンド104 から吸引力を除き、ブロアー102からペイシン62に通常の吸引量を与える配 置に再配向される。″オン/オフ二種速度真空ブロアー操作による代替え実施態 様では、制御装置164はフローダイバータ−弁108がライン106から吸引 力を除去してから約20秒間後に低速度操作開始に真空ブロアー102を戻すよ うにプログラムされる。
さらに本発明によると、真空ブロアーの操作が排除手段から廃物を引き出し、真 空ブロアーを保持タンクの内部に連通させる真空ブロアー管内に同廃物を戻し入 れることを阻止する手段を備えることもできる。後者の汚染は不快な液体、粒子 、ガスを真空ブロアー102中に導入させ、恐らく患者の環境にも導入させるの で好ましくない。例えば、このような液体及び粒子はブロアーの操作を妨げるか 又はブロアーに損害を与える。ここに具体化し、例えば図49Aに概略的に示す ように、真空ブロアー管中への廃物戻りを阻止する手段は好ましくは、電気ケー ブル409を介して制御装置164に連通するように結合された高レベルの液体 センサー507を含み、制御装置164は真空ブロアー102の操作を制御しつ るように連結される(例えば図9参照)、タンク100とブロアー102との問 を導かれる真空管132が保持タンク100に入る箇所の直下である保持タンク 内のレベルにある液体を検出することができるように、液体レベルセンサー50 7が配置される。センサー507がこのレベルにある液体を検出すると、センサ ー507は電気シグナルとしての液体検出シグナルをケーブル133を介して制 御装置164に送る。制御装置164は、センサー507からこの液体検出シグ ナルの受容時に真空ブロアー102の作動を不活化するようにプログラムされる 。このようにして、制御装置164は、保持タンク100がその容量の所定割合 まで充填されたことを廃物レベルセンサー507が検出した時に、真空ブロアー 102の作動を保護する。真空ブロアー102の不活化は廃物排除管98及び/ 又は真空ウォンド104からの吸引が、その容量に近づいた保持タンク100に さらに廃物を導入して、真空ブロアー102に通ずる真空管132の入口に廃物 液体を非常に近づけることを阻止する。液体レベルセンサー507は好ましくは 、例えば図42と42Aに概略的に示し、すすぎ洗いジャグ142のために備え られた液体レベルセンサーに関連して以下で説明するように構成された容量性近 接レベルセンサーである。
さらに本発明によると、排除手段は臭気制御手段を含むことができる。ここに具 体化し、例えば図9に概略的に示すように、臭気制御手段は例えば活性炭のよう な臭気フィルター138を含むキャニスタ−136としてのハウジングを含むこ とができる。キャニスタ−136は真空ブロアー102を保持タンクlooに連 結する管132内に配置することができる0例えば図9に示すように、真空ブロ アー102は好ましくは、真空ブロアー102が臭気制御手段を介して大気に排 気するようにキャニスタ−136と保持タンク100との間に配置することがで きる。或いは、キャニスタ−136を真空ブロアーと保持タンク100との間に 配置することができる。この後者の配置では、真空ブロアーは臭気制御手段を介 して保持タンクと連通ずる。
適当なキャニスタ−136は活性炭2.3ポンドを含むことができる硬質プラス チック又は金属材料から形成することができ、適当な時間間隔での臭気制御物質 の供給と交換を可能にするために着脱可能なカバー140を有することができる 。
さらに本発明によると、排除手段は浄化手段を含むことができる。この浄化手段 はすすぎ洗い、浄化、消毒、傷口洗浄等に用いることができる液体スプレーを供 給することができる。この浄化手段は好ましくは操作者の片手で管理し、操作す ることができる。この浄化手段は好ましくは浄化される患者に外傷を与えず、浄 化される表面から不当なはねちりを生じないように液体スプレーを与え、浄化の 対象である表面の効果的な浄化作用のために充分な圧力を与える。
ユニに具体化し、例えば図6.26.28.29B、38に示すように、浄化手 段はジャグ142の正面端部壁145内に画定されたハンドル144を有するす すぎ洗いジャグ142としてすすぎ洗い溶液容器142を含むことができる。ジ ャグ142は好ましくは、例えば高圧ポリエチレン(HDPE) 、ポリプロピ レン、ポリカーボネート、又は同様な硬質プラスチック材料から形成することが できる。実施態様に依存して、すすぎ洗い溶液容器は患者サポート装置(図9) に又はサービスカート256(例えば図12.12A、15.16)に着脱可能 に固定されるように形成されることができる。すすぎ洗い溶液容器142は3リ ツトルの容量を与えることができ、例えば水道水、生理食塩水のすすぎ洗い溶液 、PERI−WASHTM溶液等のような種々なすすぎ洗い溶液を円筒形環状要 素151の自由端部に画定される充填口149を介して充填することができる。
環状要素151は、充填口149がねじ山付きキャップによって着脱可能に封鎖 できるように、ねじ山を与えることができる。例えば図26に概略的に示すよう に、すすぎ洗いジャグ142はジャグ142の底部近(に配置された開口と、ジ ャグ142の背面端部壁147の一部に画定された又は取り付けられた入口/出 口弁148に結合した反対端部とを有する。
図26に概略的に示すように、逆止め弁587をサイホン管146の開口に又は 開口近くに配置する。逆止め弁587はすすぎ洗いジャグ142からサイホン管 146中へ及び入口/出口弁148から液体を流動させるが、液体が逆止め弁5 87を流れ過ぎることを阻止し、サイホン146がすすぎ洗いジャグ142に戻 されるのを阻止する。液体がすすぎ洗い液供給管126から排出されるのを阻止 することによって、逆止め弁587はすすぎ洗い液供給管126の充満を維持し 、真空ウォンド104のノズル152にすすぎ洗い液を要求に応じて供給する手 段を提供する。
ここに具体化し、例えば図9.11.26に示すように、浄化手段は真空ウオン ド104によって支持される自由端部と、すすぎ洗い溶液容器142の弁148 (図26)とサイホン146とに連通ずるように結合した反対端部とを有するす すぎ洗い溶液管126を含むことができる。すすぎ洗い溶液管126の適当な管 は0.170インチ内径PVCTYGONTM管によって形成することができる 。好ましくは、例えば図9にしめすように、すすぎ洗い溶液管126を吸引ライ ン106内に配置する。例えば図11に示すように、管126の一端は真空ウォ ンド104の内部に配置されるたライン106部分を出る。管126の反対端部 はライン106がフローダイバータ−弁108の口803に連結する箇所の近く にあるライン106部分を出る。
ここに具体化し、例えば図9.11.35に概略的に示すように、浄化手段はす すぎ洗いスプレーノズル152を含むことができ、ノズル152は好ましくは真 空ウォンド104に取り付けることができる。すすぎ洗いスプレーノズル152 は好ましくは、すすぎ洗い溶液管126の自由端部に連通ずるように結合させる ことができ、すすぎ洗い液154のファン形状パターンを生ずるように形成する ことができる(図11)。
例えば図11に概略的に示すように、すすぎ洗いスプレーノズル152は好まし くは、ウォンド104に配置され、すすぎ洗い溶液154のファン形状パターン が真空先端112上のルーパー116の直後に、例えばフィルターシート80の ような、標的表面の部位155に接触するように案内されるように形成される。
このようにして、先端112の自由縁に与えられる真空力(図11の先端112 内に矢印157によって概略的に示す)はルーパー116を通して液体を引き入 れ、すすぎ洗い液スプレーの標的部位155に集められ、すすぎ洗い液154の スプレーによってはね返される液体量を減する。例えば図11と35に示すよう に、すすぎ洗いスプレーノズル152は好ましくは、吸引先端112に接触しな いように形成され、このことは汚染又は損傷を助ける。しかし、幾つかの実施態 様では、ノズル152は着脱可能か又は使い捨て式の両方でありうる。
さらに、排除手段の一部を成す浄化手段はさらにすすぎ洗いポンプを含むことが できる。例えば、図9と38に概略的に示すように、すすぎ洗いポンプはすすぎ 洗い溶液容器142からすすぎ洗い溶液管126を通してすすぎ洗い溶液を汲み 出すことができるように、結合される。適当なすすぎ洗いポンプ150は20p siにおいて0.3ガロン/分を流すように設計され、120ボルトAC60サ イクルl相電気モーターによって動力を与えられる2インチベローポンプによっ て形成される。すすぎ洗い流体のすすぎ洗い流量はすすぎ洗いポンプ150の操 作によって開放創傷を切除せず又は皮膚外傷を生じないような安全な速度と圧力 であるように制御される。すすぎ洗い溶液の圧力は、好ましくは、患者の皮膚に 8ps+を越える動的衝撃圧を与えるような大きさであるべきではない。それに も拘わらず、すすぎ洗いポンプ150によって与えられるすすぎ洗い液の速度と 圧力は患者とフィルターシート80から廃物を浄化するために充分である。すす ぎ洗い溶液の流量ははねちりを最小にする又は防止するために充分に低いことが 好ましい。
さらに本発明によると、操作者が浄化手段を用いる場合に生じうる逆はねちりに 操作者が接触することから保護する手段を備える。ここに具体化し、図35.3 8.40(ファントム)に示すように、はねちり保護手段は好ましくは、ファン 形状要素として形成されるはねちりガード501を含む、はねちりガード501 は好ましくは、例えば透明PvCのような半硬貿の透明プラスチック材料から形 成される。図35に示すように、はねちり保護手段は好ましくは、真空ウォンド 104から手動で着脱可能なりリップ−オンシールドホルダー502をも含む、 ホルダー502は先端112の基部の近くに形成される溝(図35に示す図には 見えない)付きの摩擦嵌めを形成する半環状カラー要素503を有する。はねち りガード501はホルダー502の前方突出フランジ504中に形成されるスロ ット(図35に示す図には見えない)中に摩擦嵌合されることができる、或いは ホルダー502との一体構造として統合的に形成されることができる。グリップ ウェブ505はフランジ504をカラー503に結合させ、操作者がホルダー5 02をウォンド104へのクリップオン取り付は又はウォンド104からの脱離 のために操作するときに、操作者の指が握り易い部位を与えるリブ505を有す る。
例えば図1.1O140に概略的に示すように、真空ウォンド104(先端11 2を含まず)とその付随吸引ライン106は使用されない時は貯蔵されるのが好 ましい。図40に示した現在好ましい実施態様では、貯蔵コンパートメント11 1への接近は、貯蔵コンパートメントillに滑り入り、そこから滑り出る滑動 ドロワー(drawer)515を介してなされる、滑動ドロワー515は渦巻 き状にゆるく巻かれたライン106を収容する。ウォンド104の使用後に、こ のウォンドを好ましくはペッド3oの足台113に設けられる貯蔵コンパートメ ント内に貯蔵する前に汚れた先端112を棄却する。代替え実施態様では、同様 な貯蔵コンパートメントをサービスカート256の一部として形成することがで きる(例えば図12.12A、15.16)。例えば図10に概略的に示す代替 え実施態様では、ライン106の巻き方向を決定するパターンでドア115に配 置された複数の対立案内要素対240の間の摩擦嵌めによって貯蔵コンパートメ ント111内に吸引ライン106を固定することができる。他の代替え実施態様 では、図10に示した案内要素240の位置の代わりに、案内要素を好ましくは ドア115の床の周囲に延長する成形みぞとして形成され、吸引ライン106の 円筒形管を受容するように造形される。
例えば図11と35に概略的に説明する好ましい実施態様では、浄化手段はすす ぎ洗いスプレーノズル152にすすぎ洗い溶液を供給するトリガー型すすぎ洗い 制御弁を含むことができる。すすぎ洗い制御弁は好ましくは、すすぎ洗い溶液容 器142からポンプ150によって管126に供給されるすすぎ洗い溶液をノズ ル152から分散させるように機械的に操作されることができる弁である。好ま しくは、すすぎ洗い制御弁は真空ウォンド104の手で握る部分上のビン157 の周囲に旋回可能なレバースイッチ156を含み、管126をクリンプ(cri mp)するようにばね−バイアスされる(spring−biased)、トリ ガー156をピストルグリップ118方向に手動で圧迫すると、ばねは管126 を伸ばし、すすぎ洗い溶液をノズル152に供給するように作用される。
本発明によると、操作者が真空ウォンドを用いようとする時にすすぎ洗いポンプ が自動的にすすぎ洗い溶液を供給するような手段を備える。ここに具体化するよ うに、すすぎ洗いポンプの自動活性化手段は圧力スイッチ583とすすぎ洗い溶 液管中に配置されるアキュムレーターとを含むことができる。図38に示すよう に、すすぎ洗い液を真空ウォンド104のすすぎ洗いノズル152に供給するす すぎ洗い管のブランチ572内の圧力を測定するために圧力スイッチ583が備 えられる。圧力スイッチ583は、例えば約12pS1のような、第1所定圧力 すなわち低い所定圧力の検出時に、制御装置164にシグナルを送るように設定 され、制御装置164は圧力スイッチ583からこのシグナルを受容するとすす ぎ洗いポンプ150を始動させるようにプログラムされる0例えば約17psl のような、高い第2所定量の圧力の検出時に、スイッチ583は制御装置164 にシグナルを送り、制御装置164はブランチ572内の高い検出圧力を示唆す る、圧力スイッチ583からのこのシグナルに反応してすすぎ洗いポンプ150 を停止させる。
さらに、図38に概略的に示すように、すすぎ洗い管126内には弾性ベローと してインラインアキュムレーター584を備える。すすぎ洗いポンプ150の作 動中に、すすぎ洗い溶液管のブランチ572内の圧力が高い所定圧力に達し、こ の圧力において圧力スイッチ583が制御装置164にすすぎ洗いポンプ150 を停止させるようにシグナルを送るまで、すすぎ洗い溶液はアキュムレーター5 84を充填する。真空ウオンド104のトリガー156が減圧される(depr essed)と、ノズル152近くのすすぎ洗い溶液管のブランチ572内の圧 力は解放され、アキュムレーター584内に圧力下に貯蔵されたすすぎ洗い溶液 はアキュムレーター584からすすぎ洗い溶液管126を通って、結局はノズル 152から流出する。すすぎ洗い溶液がアキュムレーターを出ると、アキュムレ ーター584は収縮する。アキュムレーター584が充分に収縮し、圧力スイッ チ583によって測定される圧力が低い所定圧(例えば、上記12psi)に達 すると、スイッチ583が制御装置164に、すすぎ洗い溶液をすすぎ洗い溶液 管126とアキュムレーター584とに供給するようにすすぎ洗いポンプを活性 化させるシグナルを送る。このようにして、ノズル152に供給されたすすぎ洗 い溶液はすすぎ洗いポンブ150の作動によって生ずるようなすすぎ洗い溶液の 変動(surge)を受けない、従って、圧力スイッチ583とアキュムレータ ー584との組合せは、アキュムレーター584内に貯蔵される流体から要求に 応じてすすぎ洗い溶液を供給する手段の一部を形成する。
図40に示すすすぎ洗いポンプの自動活性化手段の代替え実施態様では、コンパ ートメント111からドロワー515を引き出すと、マイクロスイッチ109が 活性化され、制御装置164に警告シグナルを送り(図9)、制御装置164は ケーブル226を介してすすぎ洗いポンプ150に電気的に結合する。マイクロ スイッチ109はドロワー515上に又はコンパートメント111内に、任意に 、配置することができる。
操作者が真空ウオンド104に接近したことを示すマイクロスイッチ109から のシグナルを制御装置164が受容すると、制御装置164はすすぎ洗いポンプ 150を活性化して真空ウオンド104にすすぎ洗い溶液を供給させる電気制御 シグナルを送る。その後、すすぎ洗いトリガースイッチ156の手動活性化がス プレーノズル152からすすぎ洗い溶液スプレー154(図11)を放出する。
すすぎ洗いポンプの自動活性化手段の他の代替え実施態様では図10に示すよう に、貯蔵コンパートメント111への接近は好ましくは、頂部から下方に開いて 振動する頂部取り付はドア115を介してなされる。
ドア115を開けると、マイクロスイッチ109が活性化され、制御装置164 に警告シグナルを送り、制御装置164はケーブル226を介してすすぎ洗いポ ンプ150に電気的に結合する。マイクロスイッチ109はドロワー515上に 又はコンパートメント111内に、任意に、配置することができる。さらに、す すぎ洗いポンプ自動活性化手段の他の代替え実施態様では、ドア115が開放し たときではなく、吸引ライン106がガイド対240の間から除去されると、マ イクロスイッチ109がポンプ150を活性化するように、マイクロスイッチ1 09が配置され、形成されることができる。
浄化操作中に、低圧のすすぎ洗い溶液がスプレーノズル152の中央部分から放 出されて、フィルターシート580.80及び/又は患者の洗浄を助ける。この すすぎ洗い溶液の圧力は患者の創傷、患者の床ずれを傷つける、又は患者の火傷 もしくは他の皮膚を剥離するような大きさではない。各廃物発生エピソードの終 了時に、すすぎ洗い溶液と廃物との大半が真空ウォンド104から吸引除去され た後に、フィルターシートを好ましくはタオルで拭いて乾かす。
ここに具体化し、例えば図1.9.15.16に概略的に示すように、本発明の 装置は好ましくは少なくとも1個の制御パネル168を含む。好ましくは、例え ば図1に示すように、制御パネルを足元(foot−end)ガードレール39 に取り付ける。さらに、使用者がベッドの各側から制御パネルに接近することが できるように、分離した同じ制御パネル168をベッドの各足元ガードレール3 9に取り付けることができる。図23Aに示すように、各制御パネル168は好 ましくは、LEDディスプレイ128に出現する短いメツセージである複数のイ ンジケーターを備える。
各制御パネル168は好ましくは流体防止性構成で形成され、マルチ−コンダク タ−ケーブル272を介して制御装置164に電気的に結合する(図9)。
さらに本発明によると、浄化手段によって供給される液体のスプレーを加熱する 手段を備える。好ましくは、浄化手段によって供給される液体の温度を制御する 手段をも備える。浄化手段があまりに熱すぎて患者に供給することができない液 体を供給することを防止する手段を備えることも望ましい。ここに具体化し、例 えば図38に示すように、この液体加熱手段は好ましくはすすぎ洗い溶液管12 6のブランチ543によって形成される代替えルートの流路に配置される熱交換 層542を含む。すすぎ洗い溶液管の熱交換品ブランチ543は三ロ二方向液体 フローダイバーター弁508を介して経路を定められ、この弁は制御装置164 の制御下で二方向のいずれかに配向される。液体加熱手段は好ましくは、熱交換 N542内に配置された加熱要素545への電気供給を制御し、熱交換層542 内からの温度情報を温度センサー546を介して受容するヒーター制御ユニット 544を含み、温度センサー546は電気シグナルをヒーター制御ユニット54 4に与える。制御装置164はヒーター制御ユニット544が熱交換層542の 加熱要素545を如何に操作するかを監視するようにプログラムされる。
ここに具体化し、例えば図38に示すように、浄化手段に供給される液体の温度 を制御する手段は数字547によって確認されるダッシュ線の方形ボックスによ って概略的に表される混合弁を含む、混合弁547はすすぎ洗い液管の熱交換品 ブランチ548に連結した第1人口を有し、すすぎ洗い液管はすすぎ洗い溶液容 器142からすすぎ洗いポンプ150を介して直接経路を定められる直接ブラン チ548に連結した第2人口をも有する。従って、直接ブランチ548は三方管 549によってダイバータ−弁を迂回し、三方管549はすすぎ洗い溶液容器1 42からすすぎ洗いポンプを介して経過するすすぎ洗い溶液管126を熱交換層 ブランチ543と直接供給ブランチ548とに分割する。混合弁547は弁54 7中で混合される加熱されたすすぎ洗い溶液と加熱されないすすぎ洗い溶液の相 対的割合を制御するように予め設定されるサーモスタットを有する。図38に概 略的に示すように、混合弁547はすすぎ洗い溶液容器142からの加熱されな いすすぎ洗い溶液を運搬する直接供給ブランチ548からの流動と、熱交換11 542からの加熱されたすすぎ洗い溶液を運搬する、熱交換擺ブランチ543を 介して供給される流動とを制御する。好ましくは、混合弁547の出口から出さ れるすすぎ洗い溶液は980F+もしくは一2°Fの温度を有し、直接供給ブラ ンチ548を介して弁547に入る60”F〜906Fの範囲内の液体水と熱交 換纂ブランチ543を介して弁547に入る105°F〜150°Fの範囲内の 液体水とによって混合液体のこの好ましい温度を得ることができる。混合弁54 7のこの好ましい実施態様はサーモスタットによって制御される水/水混合弁で あるTHERMOTECHモデルN o 、 M/ D −WWM098であり 、これはペンシルバニア州オレランドのTherm−Omega−Tech、I nc、から入手可能である。
ここに具体化するように、浄化手段があまりに熱すぎて患者に供給することがで きない液体を供給することを防止する手段は、混合弁547を出るすすぎ洗い液 管の(従ってその下流の)ブランチ572に配置された温度センサー571を含 む。保護温度センサー571は制御Il装置164に温度情報を与える。センサ ー571によって制御装置164に与えられる温度が例えば105°Fのような 所定値を越えると、制御装置164がヒーター制御ユニット544にヒーター要 素545を不活化させるシグナルを与え、制御装置がすすぎ洗いポンプを不活化 する。このようにして、制御装置164はすすぎ洗い液系を不活化させ、患者へ の高温すすぎ洗い液の供給を防止する。制御装置164はサイトレール制御パネ ル168のディスプレイ128(図23A)上17)C:ALL FOR5ER VICEメツセージを活性化し、系を再設定するまですすぎ洗い系の操作を再び 防止する。
さらに本発明によると、浄化手段の必要に応じた加熱液体供給の電力必要条件を 減する手段をも備える。
ここに具体化し、図38に示すように、本発明の電力管理手段は好ましくは廃物 処理手段の通常の操作中に利用可能な過剰な電力を用いて熱エネルギーを発生さ せる、この熱エネルギーは熱交換謳542に貯蔵され、ピーク電力要求時間中に この貯蔵熱エネルギーは引き出されて浄化手段に供給されるすすぎ洗い液の温度 を維持するための熱を供給する。この電力管理手段は下記のように予めプログラ ムされる制御装置164を含む。ヒーター545が電力を引き出し、真空ブロア ー102が廃物処理手段と患者サポート系との通常操作中に低速度で運転すると きに、壁レセプタクルから約10−10.5ampの電流が引き出される。吸引 が真空ウォンド104に供給されると、真空ブロアーlO2は高速度に切り替え られ、さらに5 ampを引き出す。真空ブロアーが高速度であるときに12. 5ampの許容電流限界を越えて電流が引き出されるのを防止するために、制御 装置164はヒーター545を不活化し、これは約5 ampを節約する。ヒー ター545が不活化されるとぎに、すすぎ洗い溶液の加熱は熱交換高542の熱 貯蔵量に依存する。真空ブロアー102を低速度に切り替え戻すときに、制御装 置164はヒーター545を再活性化させる。ベッドの患者支持面の結合(ar ticulation)を制御するモーターのいずれかが運転中であることを制 御装置164が知るときにも、制御装置164は真空ブロアー102を不活化し て、ベッドが壁レセプタクルから過剰な電流を引き出すことを防止する。モータ ーが離れると、制御装置164が真空ブロアー112に電力を再供給する。
さらに本発明によると、すすぎ洗い溶液容器を受容する手段をも備える。ここに 具体化し、例えば図26と28に示すように、すすぎ洗い溶液容器受容手段は好 ましくは、すすぎ洗い溶液容器142を受容するように形成された第1ハウジン グ172を含む。本発明の特定の実施態様に依存して、ベッドの一部として、サ ービスカート256の一部として、又は緊急治療台の一部等として、第1ハウジ ング172を備えることができる。例えば、第1ハウジング172は足台下方の ベッドフレームによって支えられ、例えば図28に一般的に示すように上部フレ ーム36に固定されることができる。例えば図28に概略的に示すように、第1 ハウジング172は好ましくは、すすぎ洗いジャグ142の外側側壁の一部とし て形成される、又は同側壁の上部に結合する対立張り出しフランジ対181によ って画定される嵌め合いみぞ要素174を滑動可能にかつ回転不能に受容する滑 りレセプタクル173を含む(図6.28.29B)。例えば図28に示すよう に、レセプタクル173の内側に面する細長い対立カム要素をすすぎ洗いジャグ 142のみぞ要素174中に押入すると、すすぎ洗いジャグが第1ハウジングに 固定される場合にも、第1ハウジング172に関するすすぎ洗いジャグ142の 適当な配向が保証される。
例えば、図12.12A、又は15と16に概略的に示すように、第1ハウジン グは直立フレーム258の一部として(図15と16)又は可動なサービスカー ト256の低プロフイル部分264として形成することができる。このような幾 つかの実施態様では、すすぎ洗い溶液容器142はサービスカートの常置部分と して形成することができる。例えば図16に概略的に示すように、すすぎ洗いジ ャグ142中に追加のすすぎ洗い溶液を導入するために、充填ホース143を備 え、好ましくはこれをブラケット141によってサービスカート内に維持する。
本発明のさらに他の態様によると、第1ハウジングがすすぎ洗い溶液容器を受容 するときに、すすぎ洗い溶液容器を真空ウォンドのすすぎ洗いスプレーノズルと 連通するように自動的に結合する手段を第1ハウジングは含む、第1ハウジング がすすぎ洗い溶液容器を受容するときに、すすぎ洗い溶液容器結合手段は係合し 、それによってすすぎ洗い溶液ジャグが真空つオンドのすすぎ洗いスプレーノズ ルと連通ずるように自動的に係合する。さらに、結合手段がすすぎ洗い溶液容器 から解離され、第1ハウジングがすすぎ洗い溶液容器から解離するときに、すす ぎ洗い溶液がすすぎ洗い液供給管から流出し、結合手段から漏出することを防止 するように、すすぎ洗い溶液容器結合手段は形成される。液体がすすぎ洗い液供 給管126から流出するのを防止することによって、すすぎ洗い溶液容器結合手 段はすすぎ洗い液供給管126を充填状態に維持し、それによって真空ウオンド 104のすすぎ洗いスプレーノズルにすすぎ洗い液を要求に応じて供給する手段 を提供する。
ここに具体化し、例えば図14と26に概略的に示すように、すすぎ洗い溶液容 器結合手段は好ましくは、一般に図14に数字180によフて表示され、図26 に示される入口/出口弁148を形成する、滴のたれないコネクターを含む。滴 のたれない迅速解離式コネクター180はGolder Products C ompanyから雌型要素184用のモデルPLCD−160−06と雄型要素 182用のPCLD−420−06として入手可能であるコネクターである。好 まシ、<は、滴のたれない迅速解離式コネクター180はすすぎ洗い溶液ジャグ 142の背部端部壁147の上部に配置される。従って、すすぎ洗いジャグ14 2は患者サポート装置に又はサービスカート256に、第1ハウジング、結合手 段及びカップリング(coupling)手段を介して着脱可能に固定される。
図14に概略的に示すように、滴のたれないコネクター180は雄型要素182 と雌型要素184との両方を含み、これらのいずれか一方はすすぎ洗いジャグ1 42の外側に取り付けられた入口/出口弁148(図9)として形成される。滴 のたれないコネクター180の雄型要素182と雌型要素184の他方はすすぎ 洗い溶液管126と連通ずるように結合される第1ハウジング172の外側の一 部として形成される、又は同部分に取り付けられる。雄型要素182と雌型要素 184の各々は、要JI182又は184のいずれが第1ハウジング172又は すすぎ洗いジャグ142に結合するかに依存して、例えばすすぎ洗い溶液管12 6又はサイホン管146のようなホースの端部に結合することができるホース取 付は具183を含む。さらに、雄型要素182と雌型要素184の各々は、ポペ ット型クロージヤー187を偏らせて、その各通路189への各開口188を相 互から解離された直後に封鎖し、コネクター180を滴のたれないようにするよ うに配置され、形成されたばね186を含む。
すすぎ洗い溶液容器の受容手段は好ましくは、すすぎ洗い溶液容器を受容手段に 確実に固定する手段をも含む。確実に固定する手段の現在好ましい実施態様では 、例えば図26Bに概略的に示すように、第1ハウジング172と滑りレセプタ クルとの間の狭いチャンネル225中に滑りレセプタクル(図示せず)の上方に 配置された板ばね711として形成される。板ばね711は第1ハウジング17 2に取り付けられた1端を有し、その自由端部近くに掛は金(latching )要素712を画定する。掛は金要素712は、ジャグ142を第1ハウジング 172に固定し、コネクター180の雌型要素184中に雄型要素182を固定 する位置に、ばね711によって偏らされるリッジ713を画定する。ばね70 1の自由端部に画定される掛は金要素713は、ジャグ142の撤退を可能にす るために、操作者によって図26Bにダッシュ線で示した位置から持ち上げられ ることができる。この現在好ましい実施態様では、図14.14AS 14Bに 示したコネクター180は固定ばね199と、環状部分208と放出フランジ2 03とを有して形成される固定要素200とを含む確実固定機構を省略するよう に変えられる。
例えば図26Aに概略的に示す確実固定手段の第1代替え実施態様では、板ばね 711が、第1ハウジング172と滑りレセプタクルとの間の狭いチャンネル2 25中に滑りレセプタクル(図示せず)の上方に配置される。板ばね701は第 1ハウジング172に結合したl端を有し、その自由端部近くに戻り止め(de tent)702を画定する。戻り止め702はジャグ142を第1ハウジング 172に固定し、コネクター180の雌型要$184中に雄型要素182を固定 する位置に偏らされる。ばね701の自由端部に画定される放出フランジ703 は、ジャグ142の撤退を可能にするために、操作者によって図26Bにダッシ ュ線で示した位置に持ち上げられることができる。
この第1代替え実施態様では、図14.14A、14Bに示したコネクター18 0は固定ばね199と、環状部分208と放出フランジ203とを有して形成さ れる固定要素200とを含む確実固定機構を省略するように変えられる。
例えば図14.14A、14B、26に概略的に示す確実固定手段の第2代替え 実施態様では、確実固定機構が滴のたれない迅速解離式コネクター180の一部 として形成され、機械的固定手段に適度な手動力の適用によって一緒に又は別々 に自動的にスナップ止めされる。例えば図14に示すように、コネクター180 は環状部分208(図14B)を備えて形成される固定要素200を偏らせるよ うに形成され、配置される固定ばね199を含み、環状部分208(図14B) は雌型要素184内で横方向に円周が延長するように形成される固定スロット2 01内に滑動的に受容される。雄型要素182が雌型要素184中に挿入される と、固定要素200の環状部分208の内縁205は雄型要素182の外側に形 成される円周みぞ202と係合する。このような係合は第1ハウジング172か らのすすぎ洗いジャグ142の好ましくない移動を防止する確実固定力を与える 。固定機構の解離は固定要素200の一部として形成される放出フランジ203 の加圧を含む。放出フランジ203が加圧されると、固定要素200がそのバイ アスばね199に逆らって動いて、雄型要素182の円周みぞ202から出る。
同時に、雄型要素と雌型要素182.184中のポペットクロージヤー187を 偏らせるばね186が雌型要素184から雄型要素182を分離する方向にカを 与え、迅速解離力を与える。さらに、図14Aと14Bに示すように、環状部分 208が移動して固定ばね199を圧縮すると、ビンバイアスばね207が先細 リボトルノーズビン209を環状部分208内に画定されるスロット211から 移動させ、雌型要素184から雄型要素182を分離する方向に力を与え、迅速 解離力を与える。
例えば図26と28に示すように、操作者が滑りレセプタクル173への入口の 近(かつ上方に配置された放出ボタンを押圧すると、放出フランジ203が加圧 される。放出ボタン215は滑りレセプタクル173の上方に配置され、その長 さに沿って延長する狭いチャンネル225内に制限される細長いブツシュロッド 217の1端に結合される。ブツシュロッド217の反対端部はアーム227の 1端に旋回可能に結合する。アーム227の反対端部は第1ハウジング172の 背面壁233に結合した据え付はブロック231中に垂直方向に移動するように 滑動可能に設けられたプランジャー229の1端に旋回可能に結合される。プラ ンジャー229の反対端部は、操作者が第1ハウジング172の背面壁233方 向に放出ボタン215を押圧するときに放出フランジ203を加圧するように形 成され、配置される。
本発明によると、すすぎ洗い溶液容器が第1ハウジングによって固定的に受容す る時を検出し、このような固定受容又は固定受容の不存在の検出時にシグナルを 与える手段を備えることができる。好ましくは、固定的に受容される検出手段は 制御装置にそのシグナルを与えるように結合され、制御装置は制御パネルのイン ジケータ一手段を作動させることによってこのようなシグナルの受容を表示する ことができる。ここに具体化し、例えば図43に示すように、すすぎ洗いジャグ の固定的に受容される検出手段は好ましくは、第1ハウジング172中に設置さ れるばねバイアスプランジャー710によって活性化されるマイクロスイッチ7 08を含むことができる。マイクロスイッチ708はゲート回路要素47に電気 的に結合し、ゲート回路要素47は制御装置164に電気的に結合する。すすぎ 洗いジャグ142が第1ハウジング内に適当に設置されると、プランジャー71 0はバイアスばねに逆らって充分に減圧され(depressed)、スイッチ 708の接点を開放する。スイッチ708が開放されると、ゲート47が制御装 置164に、図43にプラス5vo l tとして概略的に示される基準電圧が ら比較的高い電圧シグナルを送る。プランジャー710とマイクロスイッチ70 8は、コネクター180の雄型要素182が雌型要素184中に固定されない限 り、スイッチ708の接点が開放しないように配置され、形成される。すすぎ洗 いジャグ142が第1ハウジング172から取り出されると、プランジャー71 0が放出され、スイッチ708を閉鎖させ、スイッチ7゜8は正の基準電圧がア ースに排出されるので比較的低電圧のシグナルを制御装置164に送る。制御装 置164がマイクロスイッチ708から、すすぎ洗いジャグ142が第1ハウジ ング172内で適当に結合していないことを示唆するシグナルを受容すると、制 御装置164がすすぎ洗いポンプ150を停止させ、サイトレール制御パネル上 のメツセージのディスプレイを活性化し、音響アラームを発して、すすぎ洗いジ ャグ142が取り出されていること又は第1ハウジング172内に適当に設置さ れていないことを操作者に知らせる。すすぎ洗いジャグ142が適当に再設置さ れると、制御装置164はマイクロスイッチ708から適当なシグナルを受容し 、メツセージとアラームはクリアされる。
固定的に受容される検出手段の代替え実施態様を例えば図9.27.29Bに概 略的に示すが、これは第l接点プレート190を含むことができ、第1接点プレ ート190は導電性であり、すすぎ洗いジャグ142の底部近くのレベルにおい てすすぎ洗いジャグ142の背面端部壁147に配置される。プレート190は 少なくとも1個の導電性取り付けねじ41によってジャグの背面端部壁147に 取り付けられ、導電性取り付けねじ4Iはすすぎ洗いジャグ142の内部に達し 、その中に含まれるすすぎ洗い溶液に接触する0例えば図26に概略的に示すよ うに、電気的接点プローブ対43.45(図26の図には1個のみを示す)が第 1ハウジング172の背面端部壁233から伸びるように配置され、すすぎ洗い 溶液ジャグ142が第1ハウジング172によって固定的に受容されるときに、 この背面壁233はジャグ142の背面端部壁に対立して面する。各電気的接点 プローブは好ましくはカンサス州、カンサス市のIntercnnect De vices、Inc、から入手可能であるような、ワツフル先端形状を有するば ね付きプローブである。ワツフル先端形状は多重点電気的接点を形成する。例え ば図27に概略的に示すように、1個のプローブ43はアースに結合し、他方の プローブ45はゲート回路要素47に結合し、ゲート回路要素47とゲートプロ ーブ45との間を正の基準電圧が結合する。これらのプローブ43.45は、コ ネクター180の雄型要素182が雌型要素184中に固定されない限り、第1 接点プレート190と接触しないように配置され、形成される。アースプローブ 43とゲートプローブ45とが第1接点プレート190に接触するときに、これ らは基準電圧を第1プレート190とアースプローブ43とを介してアースに短 絡する電気的回路を完成させ、ゲート47は両プローブがプレート190に接触 していることを示唆する第1シグナルをケーブル123を介して制御装置164 に送る。
制御装置164は、この第1シグナルを受容すると、インジケーター機構がすす ぎ洗いジャグ142の確実な存在を操作者に警告するために如何に設計されてい るか否かに依存して、インジケーターを活性化する又はしないようにプログラム される。例えば、両プローブが第1接点プレート190に接触できない場合には 、ゲート47が基準電圧を受容し続け、接点プレート190が両プローブ43. 45に接触していないことを示唆する第2シグナルを制御装置164に送る。制 御装置164がこの第2シグナルを受容すると、制御装置164は操作者にすす ぎ洗いジャグ142がすすぎ洗い溶液管126に操作的に結合されないことを知 らせるインジケータ一手段を活性化する。ここに具体化し、例えば図23Aに概 略的に示すように、インジケータ一手段は光線又はLEDディスプレイ128内 のATTACHRINSE JUG”メツセージ及び/又は制御パネル168上 に設けられたブザーとしてのインジケーターを含むことができる。インジケータ 一手段の代替え実施態様は光線又はLEDディスプレイ128内の“JUGRE MOVED” メツセージ(図23)及び/又は制御パネル168上に設けられ たブザーとしてのインジケーター280を含むことができる。従って、インジケ ーターはすすぎ洗いジャグ142が第1ハウジングから取り出されたときを、ジ ャグ142がすすぎ洗い溶液を再充填されているときとして知ることを可能にす る。さらに、すすぎ洗いジャグが取り出されたならば、制御装置164は好まし くは、すすぎ洗いポンプ150の活性化を可能にしないようにプログラムされる 。
本発明によると、すすぎ洗い溶液容器中の液体の所定レベルを検出し、同レベル の検出時にシグナルを発する手段を備える。好ましくは、すすぎ洗い溶液レベル 検出手段はすすぎ洗い溶液レベルがすすぎ洗い溶液容器への追加のすすぎ洗い溶 液充填を要するほど低くなったときを検出するように形成される。ここに具体化 するように、すすぎ洗い溶液レベル検出手段はすすぎ洗いジャグ142内のすす ぎ洗い液体の所定レベルを検出するように形成され、取り付けられ、配置される 液体センサー要素を含む。すすぎ洗いジャグレベルセンサーの液体センサー要素 は好ましくは、例えば図42と42Aに概略的に示すように形成される容量形近 接レベルセンサー740である。図42に概略的に示すように、容量形近接レベ ルセンサー740は容器(例えば、すすぎ洗いジャグ142)内のすすぎ洗い液 741と接触しないが、液体がセンサーに密接に近接すると電子シグナルもしく は電気シグナルを発することによって液体の存在を検出する。適当な容量形近接 液体レベルセンサーはイリノイ州、ホフマンニステートのElectromat ic ControlsCorporat tonから入手可能である。センサ ー750は台(mount ing)750に維持され、台750はセンサーを 問題の液体を有する容器752の所望のレベル近くにセンサーを配置する0本発 明の場合に、台750は便利には第1ハウジング172によって提供され、容器 752は便利にはすすぎ洗いジャグ142によって形成される。すすぎ洗いジャ グが第1ハウジング172に適当に設置されるときに、センサー740は第1ハ ウジング172中にすすぎ洗いジャグ142の底部近(に定められるレベルに配 置される。すすぎ洗いジャグが第1ハウジング172内に固定されるときに、セ ンサー740は好ましくは、すすぎ洗いジャグ142の外表面に接触するように 配置される。すすぎ洗い溶液がセンサーに達しないレベルまで枯渇したときに、 センサーはケーブル742を介して界面回路743にシグナルを送り、界面回路 743は制御装置164のCUPにシグナルを送る。制御装置164がすすぎ洗 いジャグ液体レベルセンサー740からこの低い液体レベル近接シグナルを受容 すると、制御装置164はすすぎ洗いポンプ150を停止させ、例えば“FIL L RINSE JUG”のような指示メツセージをサイトレール制御パネル1 68のLEDディスプレイ128(図23A)に送り、音響アラームを発して操 作者にすすぎ洗いジャグ142にさらに多くの溶液を加える必要があることを知 らせることができる。すすぎ洗いジャグ142を取り出し、再充填し、第1ハウ ジング172中に適当に再設置する場合に、制御装置164がメツセージとアラ ームとをクリアする。
例えば本発明に用いられるような容量形レベルセンサー740は減衰RCオシレ ーターの挙動を支配する原理に従って作動する装置である。図42と42Aに概 略的に示すように、センサー740はセンサーに隣接する空間に静電界744を 与える。対象がこの電界744に入ると、電界が占める空間の電気的特性は変化 し、電界中に振動を生ずる。対象が接地されない導電性物質を含む場合には、対 象も静電界に妨害を生ずる。対象が静電界に充分に押し入ってセンサーのいわゆ る活性領域に入ると、センサーの回路は振動を検出し、トランジスタースイッチ 745として形成される出力ドライバーの状態を変化させるために用いられるト リガーパルスとして電気シグナルを発生させる。センサーの出力ドライバーは界 面回路743を介して制御装置164に電気的に結合する。センサーはセンサー の感度を直前の対象に合わせるように調節することができる電位差計746を含 む。
液体レベルセンサー740を例えばすすぎ洗いジャグ142又は廃物ジャグ19 2又はタンク100のようなプラスチック容器の外側に配置し、感度を調節する ことによって、センサーは静電界の活性帯に入るレベルにまで液体が移動すると きに液体の存在を検出することができる。図42に概略的に示すように、液体レ ベルが活性帯中にあるときに、センサーの出力ドライバー745はオンに変わり 、電流を制御装置164の界面回路の界面プルアップ(pull−up)レジス ター747を通してアースに排出する。界面回路のコンパレータ748はこのシ グナルを低い状態として検出し、この状態を制御装置164に送り、制御装置1 64はプログラミングによって決定される作用を実施する。センサーの活性帯か ら液体が取り出されると、センサーの出カドランシスター745は停止するので 、界面プルアップレジスター747からの電流排出路は遮断される。界面入力コ ンパレータ748はこのシグナルを高い状態として検出し、この状態を制御装置 164に送る。
すすぎ洗い溶液容器内の液体の所定レベルを検出する手段の第1代替え手段は図 26.27.29Bに概略的に示す。この第1代替え実施態様では、液体センサ ー要素は少なくとも2個のねじ込み金属ねじ41を含み、3個以上を含むことも できる。少なくとも1個のねじ41は導電性第2接点プレート160をジャグ1 42の外面に固定し、ジャグ142の背面端部壁を通ってジャグ142の内部に 達する。第2接点プレート160中の各ねじ41は好ましくは、すすぎ洗いジャ グ142の底部近くにかつサイホン管146の開放人口端部の上方に、同じ低い レベルで配置される。例えば図27に概略的に示すように、第2プレート160 に取り付けた各液体センサーねじ41は第2接点プレート160と第3プローブ 170とを含む電気的検出回路の一部を形成し、すすぎ洗いジャグ142内の液 体レベルが、プレート160に取り付けた、ジャグ142内に達するすすぎ洗い 液体センサーねじ41の全てを覆わないときに電気的反応を生ずる。
例えば図9に概略的に示すように、すすぎ洗いジャグ内の液体レベルの検出回路 は電気ケーブル166を介して制御装置164に電気的に結合する。例えば図2 7に概略的に示すように、コンパレータ回路要素171における電圧は正の基準 電圧、キャパシター175と第3プローブ170とに連結する。キャパシター1 75はアースに連結される。コンパレータ171の電圧は正の基準電圧未満であ り、すすぎ洗いジャグ内のすすぎ洗い液体レベルが第2接点プレート160をジ ャグ142に取り付ける、ジャグ142内に達する液体センサーねじ41の少な くとも1個の上方にある限り、典型的に正の5voltの低い電圧である。この 理由はキャパシターが第3プローブ170、すすぎ洗いジャグ142内の導電性 すすぎ洗い溶液及びアースプローブ43を通ってアースに短絡するがらである。
すすぎ洗いジャグ内の液体が第2接点プレート160をジャグ142に取り付け る、ジャグ142内に達する液体センサーねじ41のレベル未満に低下する場合 には、コンパレータ171の電圧が基準電圧であり、コンパレータ171は第2 シグナルを制御装置164に送る。この理由は、アースプローブ43、すすぎ洗 いジャグ142内の導電性すすぎ洗い溶液及び第3プローブ170を通ってアー スに達する電気路が遮断されるからである。
さらに本発明によると、すすぎ洗いジャグが第1ハウジングによって収容される ときに、すすぎ洗い液レベル検出手段を制御装置に電気的にカップリングさせる 手段を備えることができる。ここに具体化し、例えば図27に概略的に示すよう に、自動的カップリング手段は好ましくは、1対の導電性プローブ43.170 を含む。例えば図26に概略的に示すように、プローブ43,170は第1ハウ ジング172の背面端部壁233に取り付けられる。さらに、すすぎ洗いジャグ 142が第1ハウジング内に収容され、コネクター180が係合すると、アース プローブ43が第1接点プレート190と接触するように形成され、配置され、 コンパレータプローブ170は第2接点プレート160と接触し、かつケーブル 166を介して制御装置164に連結するように形成され、配置される。従って 、プローブ43.170は滑りレセプタクル173及び滴のたれないコネクター 180と協同作用して、すすぎ洗い液体レベルセンサーをシグナル発生手段と連 通するようにカップリングする手段を形成する、このカップリング手段は第1ハ ウジング172がすすぎ洗い溶液容器142を確実に収容するときに自動的に保 合可能である。
すすぎ洗い溶液レベル検出手段の第2実施態様は、すすぎ洗いジャグ142が殆 ど空であるときを検出するようにすすぎ洗いジャグ142に関して配置すること ができるフロートスイッチを含む形状で備えることができる。フロートスイッチ はジャグ142内の所定の低いレベルに達するときに、低レベルシグナルを制御 装置164に送るように形成され、配置される電磁気リードスイッチ(図示せず )でありうる。
すすぎ洗い液レベルセンサーがすすぎ洗い溶液容器内の所定液体レベルを検出す るときにシグナルを発生する手段の代替え実施態様は、例えば図9に概略的に示 す。この代替え実施態様では、シグナル発生手段は制御パネル168に取り付け られ、制御装置164がコンパレータ回路要素171からすすぎ洗いジャグ14 2内のすすぎ洗い溶液の供給が低いことを示唆する第2シグナルを受容するとき に制御装置164によって活性化される、例えばブザー又はLED″RINSE  JUG EMPTY“メツセージのような、インジケーター278を含むこと ができる(図23)、従って、インジケーター278は操作者に、すすぎ洗い溶 液ジャグ142内のすすぎ洗い流体量が殆ど完全に枯渇したので、すすぎ洗いジ ャグ142を満たすために追加のすすぎ洗い溶液を加えるべきであるときを警告 する。
さらに本発明によると、排除手段は好ましくは、例えば患者失禁イベントからの ような液体を患者環境から除去し、回収し、廃棄のために保持する必要があると きを検出し、シグナルを発する手段を含む。この液体検出シグナル発生手段は好 ましくは捕捉手段と排除手段の少なくとも一方と連通ずる。ここに具体化し、例 えば図9に示すように、この液体検出シグナル発生手段は、表示数字216によ って一般的に示す水分センサーを含むことができる。好ましくは、水分センサー は捕捉手段と排除手段の少なくとも一方に存在する水分を検出することができ、 このような水分の検出に応じてシグナルを発することができるように配置される 。例えば図9.18.18Aに示すように、水分センサー216は廃物排除管9 8への入口近くのドレン取付は具67の円筒形部分63中の水分を検出するよう に配置されるので、水分が廃物排除管98を通過する前に水分を検出することが できる。水分センサー216は好ましくは、水分が回収手段(以下で説明)に達 する前に水分を検出するように配置される0例えば図9.18.18Aに示すよ うに、水分センサー216は1対の導電性要素218.220を含むことができ る。各導電性要素218.220は両端が相互に結合して環を形成する1/2イ ンチ幅ステンレス鋼ストリップから形成することができる。各項218.220 は約1/2インチの内径を有する。
ここに具体化し、例えば図18と18Aに概略的に示すように、各項218.2 20はドレン取付は具67の円筒形部分63の自由端部81(図18Aに図示せ ず)近くに配置されるドレン取付は具67の一部の内面に画定されたみぞ中にプ レス嵌めされる。174インチ幅スペーサー環219は各項218.220と同 じ半径と厚さを有するように絶縁材料がら形成され、環218と環220との間 の同じみぞ中にプレス嵌めされる0図9.18.18Aに概略的に示すように、 環218,220はリード線222と制御装置164とを含む電気回路中に電気 的に結合される。例えば図18と18Aに概略的に示すように、環218.22 0によって形成される水分検出機構は水分に対して非常に敏感であり、2環21 8.220の間を水分が流れると、リード線222を通って電気回路221まで 電流が流れ、電気回路221はケーブル223を介して制御装置164に4気シ グナルを送る。
液体検出シグナル発生手段はさらに、ドレン取付は具67内に流れる水分が環2 18,220の間に電気的結合を形成し、制御装置164に電気シグナルを送る ときに、患者又は世話をする職員によって知覚されるシグナルを発する電気シグ ナル発生機構を含む、適当なシグナル発生機構は音響及び/又は可視シグナルを 生ずることができる。例えば図9.23.23Aに概略的に示すように、適当な シグナル発生機構は患者のサポート装置(図12A)又はサービスカート256 (図15.16)に任意に取り付けることができる電気ブザー281の制御パネ ル168に取り付けることができる電気ブザー281及び/又は“EVENT” 発光ダイオード(LED)282を含むことができる。
好ましくは、制御装置164が環218.220から又は水分検出機構の他の実 施態様から水分検出シグナルを受容するときに、インジケーター機構は制御装置 164によって活性化される。
例えば図9.23.23Aに示すように、操作者が水分検出インジケーター機構 をリセットすることができるようにリセットボタン284を制御パネル168の 一部として備えることができる。リセットボタン284が活性化されると、制御 装置164は音響アラームを止め、サイトレール制御パネル168上に取り付け たイベント警報LED282の点滅(flashing)を停止させる。さらに 、制御装置164はそれ以上のエピソード警報の8分間抑制を開始する。この8 分間抑制中にすすぎ洗いポンプを始動させるならば、制御装置164は8分間抑 制を再開する。これはクリーン−アップ操作中のペイシン内の水分の誤った検出 を除去する。8分間抑制の終了時に、制御装置164はエピソード警報回路の抑 制を終わる。
本発明の代替え実施態様では、液体検出シグナル発生手段による水分検出に反応 して真空ブロアーの操作を制御する手段を備えることができる。このような真空 ブロアー制御手段は好ましくは、真空ブロアーと液体検出シグナル発生手段とに 連結することができる。
例えば、図9に概略的に示すように、このような真空ブロアー制御手段は好まし くは、環218.220を含む回路にケーブル222を介して電気的に結合し、 真空ブロアー102にケーブル224を介して電気的に結合した制御装置164 を含むことができる。制御装置164は、ドレン取付は具67の円筒形部分63 中に水分が入ったことを示唆する、水分検出機構からのシグナルを受容すると、 ブロアー102を活性化してベイシン62、取付は具67及び管98から保持タ ンク100中に水分を引き出す吸引を開始及び/又は増強させることができるよ うに、プログラムされることができる。制御装置164は、水分センサー216 がもはや液体を検出しなくなるまで、このようにして真空ブロアーを操作し続け るようにプログラムされることができる。水分センサー216が液体を検出する ことができなくなったときから短時間後に、制御装置164は真空ブロアー10 2の操作を停止するシグナルを送るようにプログラムされることができる。さら に、制御装置164は、廃物が廃物排除管98、ベイシン62及びドレン取付は 具67から排除され続けることができるように、真空ブロアー102の不活化を 約10〜20秒間遅延させるようにプログラムされることができる。この短い遅 延時間はブロアー不活化の前にベイシン62、ドレン取付は具67及び管98か ら全ての廃物が排除させることができる。
さらに本発明によると、廃物排除手段によって廃物捕捉手段から排除される廃物 を回収する手段を備える。
この廃物回収手段は好ましくは、廃物排除手段に連通するように配置され、患者 及び患者の世話をする人から単離された位置での廃物の収容を促進する。さらに 、この廃物回収手段は好ましくは廃物の永久的廃棄を促進する。ここに具体化し 、例えば図6.9.28に概略的に示すように、回収手段は好ましくは、廃物回 収容器192を廃物ジャグ192として含む。好ましくは例えば高密度ポリエチ レン(HDPE)又はポリプロピレン又はポリカーボネート又は同様な硬質プラ スチック材料のような液体不透性材料から形成されるジャグ192の正面端部壁 145には、ハンドル144が画定される。実施態様に依存して、廃物回収手段 は患者サポート装置に(図1)又は運搬可能なサービスカート256に(例えば 図12.12A、15.16)に除去可能に固定することができる、又はサービ スカートの固定タンクとして形成することができる。例えば図29Aに示すよう に、廃物ジャグ192は好ましくは4リツトルの容量を有し、円筒形環状要素1 51(ファントムに表示)の自由端部に画定される注入口149(ファントムに ダッシュ線で表示)を介して廃物を排除されることができる。環状要素は好まし くは、注入口149がねじ山付きキャップによって除去可能にシール可能である ように、ねじ山を有する外表面を備えることができる。
ここに具体化し、例えば図9に概略的に示すように、回収手段はさらに廃物移送 ポンプ194と廃物移送管196とを含むことができる。廃物移送管196は廃 物ジャグ192への保持タンク100の底部に画定された出口開口198に、廃 物移送ポンプ194を介して結合する。従って、廃物回収ジャグ192は廃物移 送管196と廃物移送ポンプとを介して保持タンク100に連通するように配置 される。廃物移送管196は好ましくは、3/8インチ内径と円形横断面とを有 するポリ塩化ビニル(PVC)フレキシブル管から形成することができる。12 0volt60サイクル単相電気モーターによって動力を与えられるときに、3 /8インチ内径管を通しての20psiにおける0゜3ガロン/分の定格流量を 有する2インチへローポンプによって、適当な廃物移送ポンプが形成される。
さらに本発明によると、保持タンク内に廃物の所定最低レベルが蓄積したならば 、排除手段から廃物回収容器に廃物を移送するように廃物移送ポンプの操作を自 動的に制御する手段を備えることができる。ここに具体化するように、排除手段 から廃物回収容器に廃物を移送するように廃物回収手段の操作を自動制御する手 段は、排除手段がその容量の所定割合まで満たされたときを検出する手段を含む 。
ここに具体化し、例えば図49Aに概略的に示すように、排除手段がその容量の 所定割合まで満たされたときを検出する手段は好ましくは、保持タンク100の 底部近くに配置される容量形近接レベルセンサー500として好ましくは備えら れることができる低レベル液体センサーを含む。容量形近接レベルセンサー50 0は好ましくはタンクlOO内で廃物液体と接触しないように、タンク100の 外表面に配置する。保持タンク100の低レベルタンクセンサー500は好まし くは、上述し、図42と42Aに概略的に示すように、すすぎ洗いジャグ142 内にすすぎ洗い液体レベルを検出する手段と同様な電子配置の一部であり、制御 装置164に電気的及び/又は電子的に結合する。
本発明の場合には、取付は具750(図42に示す)は図42に示す容器752 に相当するタンク100の外側にセンサー500を配置する。低レベルセンサー 500はセンサー500近くに液体が検出されるときに制御装置164にシグナ ルを送る。センサー500への液体の近接のこの検出はタンク100内に移送操 作の開始のために充分な液体が存在することを実証する。制御装置164がこの 低レベルセンサー500から液体近接シグナルを受容すると、制御装置164が 液体廃物移送ポンプ194を始動させて、タンク100から廃物保持ジャグ19 2中へ廃物を移動させる。
タンク100中の液体レベルが低レベルセンサー500よりも充分に低いレベル にまで減少して、低レベルセンサー500が液体近接シグナルを制御装置164 に送るのを止めるまで、制御装置164は廃物移送ポンプ194の操作を続ける 。低レベルセンサー500はタンク100内のこの不充分な液体状態が生じてい ることを制御装置164にシグナルで知らせ、制御装置164は廃物移送ポンプ 194を停止させる。
図9に概略的に示すように、排除手段がその容量の所定割合まで満たされたとき を検出する手段の代替え実施態様は、例えば図26.27に示すすすぎ洗い溶液 レベル検出手段の実施態様に用いることができる種類のステンレス鋼ねじのよう な、低タンクプローブ131としての低レベル液体センサーを含む。従って、第 2ステンレスねじ(図9に図示せず)が保持タンクの底部近くにねじ131と同 じ高さに備えられ、タンクlOOの内部にタンクの壁から達する。この第2ねじ はアースに電気的に連結し、ねじ131は図27に示すプローブ170と同じ電 子配置に連結する。プローブ131と第2ねじとが液体によって覆われると、電 気シグナルが制御装置164に伝えられ、保持タンクlOO中に最低レベルの液 体が含まれることを表示する。
ここに具体化するように、排除手段がその容量の所定割合まで満たされたときを 検出する手段は好ましくは、制御装置164に電気的及び/又は電子的に結合す る高レベル液体センサーを含む。例えば図49Aに概略的に示すように、高レベ ル液体センサーは好ましくは、タンク100内の廃物液体と接触しないように、 タンク100の外側に配置される容量形近接レベルセンサー507として備えら れる。高レベル液体センサー507は図42と42Aに概略的に説明するすすぎ 洗いジャグ142の容量形近接レベルセンサーと同様に作用する。高レベル液体 センサーは液体が真空ブロアー102の入口中に吸引されるか否か及び吸引され るときを検出するために、タンク100の底部の上方の所定レベルに配置される 。典型的に、この状態は決して生じない。この状態が生ずる場合には、高レベル センサー507は、タンク100内の廃物液体が高レベルセンサー507に充分 に近接したレベルに達するときに制御装置164に液体近接シグナルを送る。制 御装置164は高タンクセンサー507から液体近接シグナルを受容すると、好 ましくは、プログラムされた幾つかの機能を果たす。例えば、高レベル液体セン サーから高レベル液体近接シグナルを受容すると、制御装置164は真空ブロア ー102とすすぎ洗いポンプ150との操作を不活化する。制御装置164が真 空ブロアー102の操作を不活化すると、廃物排除管98及び/又は真空ウォン ド104からの吸引がその容量に近づいた保持タンク100中へ追加の廃物を導 入することはない。さらに、制御装置164が真空ブロアー102とすすぎ洗い ポンプ150との操作を抑制している間、廃物移送ポンプ194が液体レベルを 安全レベルにまで減することができるまで、もはや液体がタンク100に加えら れることはない。充分な液体がタンク100から廃物保持ジャグ192に移され て、タンク100内の液体レベルは高レベルセンサーが液体近接シグナルを制御 装置164に発するレベル未満に低下させ、制御装置164は真空ブロアーlO 2を復活させ、すすぎ洗いポンプ150の不活化を停止させる。さらに、制御装 置164は制御パネル168(図23A)上の警告インジケーター128を活性 化して、保持タンクがその完全容量に近づいたことを表示する所定レベルに保持 タンク100内の液体があることを操作者に警告する。保持タンク100内のこ のような高レベルにある液体の検出は、サービス職員が知らなければならない系 故障が生じたことを示唆する。従って、警告インジケーターが好ましくは制御パ ネル168上のLEDディスプレイ128(図23A)上の“CALL FOR 3ERVICE”(7)ような指示メツセージとして提供される。しかし、図2 3に示すパネル168の代替え実施態様では、例えば“5ERVICE REQ UIRED″のような、単に知識を与えるメツセージが与えられるにすぎない。
図9に概略的に示すように、排除手段がその容量の所定割合まで満たされたとき を検出する手段の代替え実施態様は、保持タンク100の頂部近くに配置され、 タンク100の内部にタンクの壁から達するステンレス鋼ねじ107として形成 される高レベル液体センサーを含む。保持タンク100のための高レベル液体セ ンサーの代替え実施態様は好ましくは、上述したような、すすぎ洗いジャグ14 2内のすすぎ洗い液レベルを検出する手段と同様な電子配置を含み、制御装置1 64に電気的に接続する。従って、第2ステンレスねじ(図9に図示せず)は保 持タンク100の底部近くのねじ131と同じ高さに設けられ、タンク100の 内部にその壁から達する。この第2ねじはアースに電気的に結合し、高レベルね じ107は図27に示すプローブ170と同じ電子配置に連結する。ねじ107 と第2ねじとが液体によって覆われると、電気シグナルが制御装置164に伝え られ、高レベルの液体が保持タンク100内に含まれることを表示する。
本発明によると、廃物回収容器を収容する手段を備えることができる。ここに具 体化し、例えば図28に概略的に示すように、廃物回収容器収容手段は、好まし くは第1ハウジング172と殆ど同様に形成される第2ハウジング206を含む 。従って、第2ハウジング206の説明は第2ハウジング206と第1ハウジン グ172との間に存在する差異に集中する。本発明の特定の実施態様に依存して 、第2ハウジング206はベッド30の一部として、又はサービスカートの一部 として、又は緊急治療台の一部等として形成されることができる。例えば図28 に概略的に示すように、第2ハウジング206は足台下方のベッドフレームによ って支えられ、上部フレームによって固定されることができる0例えば図28に 概略的に示すように、第2ハウジング206は少なくとも1個の滑りレセプクタ プル173を含み、滑りレセブクタプル173は、第2ハウジング206に関し て廃物ジャグ192の適当な配向を保証する廃物ジャグ192の外側の一部とし て画定される嵌め合いみぞ要素174(図6)を滑動可能にかつ回転不能に収容 する。
例えば図12と12A又は図15と16に概略的に示すように、第2ハウジング は、直立フレーム258(図15.16)の一部として又は可動サービスカート 256の低プロフイル部分264として形成されることができる。ある種のカー トの実施態様では、廃物回収容器192をサービスカートの常設部分として形成 される。例えば図16に概略的に示すように、廃物回収容器192内に蓄積した 廃物を排除するために、ドレンホース193が備えられる。ドレンボース193 はブラケット191によって維持され、l/4回転(quarter turn )弁197を介して廃物回収容器192に結合し、この弁は容器192がらホー ス193中への流体移送を支配する。
さらに本発明によると、廃物回収容器を保持タンクと連通ずるように結合するた めの手段を備えることができる。好ましくは、第2ハウジングが廃物回収容器を 収容するときに、結合手段は回収容器を保持タンクと連通ずるように自動的に結 合する。さらに、結合手段は、回収容器が第2ハウジングから解離されるときに 、廃物が漏出することを防止するように形成される。
ここに具体化し、例えば図14に示すように、廃物ジャグ結合手段は好ましくは 、すすぎ洗いジャグ結合手段を形成し、例えば図26に示すすすぎ洗いジャグ1 42中にコネクター180が結合され、配置されるのと同様に、廃物ジャグ19 2中に結合され、配置される同種の滴のたれないコネクター180を含む。従っ て、廃物ジャグ結合手段は好ましくは滴のたれないコネクター180を含む、こ の滴のたれないコネクター180は入口/出口弁148を形成し、雄型要素18 2と雌型要素184の両方を含む。さらに、廃物回収容器192の収容手段(第 2ハウジング206)は上述した、第1ハウジング172にすすぎ洗いジャグを 固定するための確実固定手段と実質的に同じ種類の、第2ハウジング206に廃 物ジャグを固定するための固定手段(両方の実施態様)をも含む。
さらに本発明によると、廃物回収容器が第2ハウジングによって確実に収容され たときを検出し、このような確実収容の検出時にシグナルを発する手段を備える ことができる。廃物ジャグ確実収容検出手段は好ましくは、制御装置にそのシグ ナルを与えるように結合され、制御装置は制御パネルのインジケータ一手段を始 動させることによってこのようなシグナルの受容を示唆することができる。ここ に具体化し、例えば図9と44に概略的に示すように、廃物ジャグ192の確実 収容検出手段はすすぎ洗いジャグ142が第1ハウジング172によって確実に 収容されたときを検出するために上記配置(図43参照)と同種の配置を含むこ とができる。ここに具体化し、例えば図44に概略的に示すように、廃物ジャグ 192の確実収容検出手段は好ましくはマイクロスイッチ712を含むことがで き、マイクロスイッチ712は第2ハウジング206内に設置されたばね−バイ アスドブランジャー714によって活性化される。マイクロスイッチ712は電 気的及び/又は電子的にゲート回路要素47に結合し、ゲート回路要素47は制 御装置164に電気的及び/又は電子的に結合する。スイッチ712が開放され ると、ゲート47が図44に正5vo l tとして概略的に表示される基準電 圧から比較的高い電圧シグナルを制御装置164に送る。プランジャー714と マイクロスイッチ712は、コネクター180の雄型要素182が雌型要素18 4中に固定されない限りスイッチ712の接点が開かないように、配置され、形 成される、廃物ジャグ192が第2ハウジング206から取り出されると、プラ ンジャー714が放出され、スイッチ712を閉鎖させ、正の基準電圧がアース にリークするときに、スイッチ712は比較的低い電圧シグナルを制御装置16 4に送る。廃物ジャグ192が第2ハウジング206内で適当な結合をしていな いことを示唆するシグナルをマイクロスイッチから制御装置164が受容すると 、制御装置164がすすぎ洗いポンプ150を停止させ、サイトレール制御パネ ル168上のメツセージのディスプレイを活性化し、音響アラームを発して、操 作者に廃物ジャグ192が取り出されたか、或いは第2ハウジング206内に不 適当に設置されていることを知らせる。廃物ジャグ192が適当に再設置される と、制御装置164はマイクロスイッチ712から適当なシグナルを受容し、メ ツセージとアラームをクリアする。
代替え実施態様では、廃物ジャグ192の確実収容検出手段はすすぎ洗いジャグ 142が第1ハウジング172によって確実に収容されたときを検出するための 、図27に関連して上述した配置と同種の配置を含むことができる。1対の電気 プローブ43.45は廃物ジャグ192上に取り付けられた第1接点プレート1 90に関して同じように配置される。例えば図9に概略的に示すように、廃物ジ ャグ192の第1接点プレート190はケーブル213を介して制御装置164 に電気的検出シグナルを与えることができる0次に制御装置164はケーブル2 72を介してシグナルを送り、例えばブザー276及び/又は、図23Aに示す 制御パネル168上に取り付けられたLEDディスプレイ128に現れるATT ACHHOLDING JUG”のような指示LEDメツセージのような、イン ジケータ一手段の適当な実施態様を活性化する。
例えば図23に示す“JUG REMOVED”メツセージ276はインジケー タ一手段の代替え実施態様を形成する。従って、このインジケーターは廃物ジャ グ192が第2ハウジング206から取り出されたときを、ジャグ192が空に されるときとして操作者に知らせることができる。
本発明によると、廃物回収容器内の所定の高レベルの廃物液体を検出し、同レベ ルの検出時にシグナルを発するための手段を備えることができる。好ましくは、 廃物ジャグレベル検出手段は液体廃物のレベルが廃物回収容器の中身を空にする ことを必要にするほど高くなったときを検出するように形成される。ここに具体 化するように、廃物ジャグレベル検出手段は廃物ジャグ192内の所定レベルの 廃物液体を検出するために廃物ジャグ192に関して取り付けられ、配置される 液体センサー要素を含むことができる。廃物ジャグレベルセンサーの液体センサ ー要素は好ましくはすすぎ洗いジャグ142に関して上述し、図42と42Aに 概略的に説明するような容量形近接レベルセンサー740である。本発明の場合 には、第2ハウジング206によって取付は具750は便利に提供され、容器7 52は廃物ジャグ192によって便利に提供される。
容量形近接レベルセンサー740は廃物ジャグ192内の廃物液体に接触しない で、液体がセンサーに密接に近づいたときに電子シグナル又は電気シグナルを発 することによって液体の存在を検出する。センサー740は第2ハウジング内の 、廃物ジャグが第2ハウジング206内に適当に設置されたときにセンサーの活 性領域を廃物ジャグ192の頂部近くに配置させるようなレベルに取り付けられ る。センサー740は好ましくは、ジャグ192が第2ハウジング206内に固 定されるときに廃物ジャグ192の外表面に接触するように配置される。廃物液 体が廃物ジャグ192をセンサーに対して必要な近接をするレベルまで満たした ときに、このセンサーは制御装置164に液体近接シグナルを送る。制御装置1 64は廃物ジャグ液体レベルセンサーから高レベル液体近接シグナルを受容する と、廃物移送ポンプ194を停止させ、サイトレール制御パネル168にJUG  FULLメツセージを送り、音響アラームを発して、操作者に廃物ジャグを空 にする必要があることを知らせる。廃物ジャグ192が取り出され、空にされ、 第2ハウジング206内に適当に再設置されると、制御装置164はメツセージ とアラームとをクリアする。
例えば図9に概略的に示すように、廃物レベル検出手段の代替え実施態様は、す すぎ洗いジャグ142が低レベルのすすぎ洗い溶液のみを有し、再充填される必 要があるときを検出するために図27に関連して上述した配置と同種の装置を含 むことができる。しかし、例えば図9と29Aに概略的に示すように、廃物ジャ グ192の高レベル液体検出手段の代替え実施態様では、第2接点プレート16 0とその液体レベルセンサーねじ41は廃物ジャグ192の頂部近くの廃物ジャ グ192上の高レベルに配置される。さらに、第2接点プレート160中の各液 体センサーねじ160は、第2接点プレート、1対のプローブ43.170、及 び第1接点プレート190を含む電気検出回路の一部を形成し、廃物ジャグ19 2内の液体レベルがジャグ192に第2接点プレート160を結合させる廃物液 体センサーねじ41の少なくとも1個を覆うときに電気的反応を生ずる。例えば 図9に概略的に示すように、この検出回路170は電気ケーブル210を介して 制御装置164に電気的に結合し、廃物ジャグ192内の所定の高レベル液体を 検出したときに制御装置164に電気シグナルを送る。
さらに、廃物ジャグのレベル検出手段は液体レベルセンサーが廃物ジャグ192 内の所定の高レベル液体を検出したときにシグナルを発する手段を含むことがで きる。ここに具体化するように、シグナル発生手段は、制御装置164が廃物ジ ャグ液体レベルセンサーから高液体レベル検出シグナルを受容するときに制御パ ネル168上に制御装置164によって活性化されるブザー及び/又はLEDを 含むことができる。さらに、廃物ジャグ192が廃物移送管196を介して追加 の廃物を受容するために充分な容量を有して第2ハウジング206内に確実に収 容されたことを示唆するシグナルを制御装置164が受容しない限り、廃物移送 ポンプ194の操作が制御装置164によって許容されないように、制御装置1 64がプログラムされることが好ましい。
この代替え手段に関して、廃物ジャグが第2ハウジングによって収容されたとき に廃物ジャグの高液体レベル検出手段を制御装置に自動的にカップリングさせる ための手段を備えることができる。ここに具体化するように、自動カップリング 手段は好ましくは、すすぎ洗いジャグの低液体レベル検出手段に関して上述した 配置と実質的に同じ配置を含み、従ってプローブ43.170を含む。しかし、 廃物ジャグのプローブ170はその各ねじ41を有する第2接点プレート160 と接触する状態にあるために廃物ジャグの高レベルに配置される。従って、プロ ーブ43,170がシグナル発生手段と連通ずる高液体レベルセンサーのカップ リング手段として備えられ、第2ハウジングが廃物回収容器を確実に収容すると きに、このカップリング手段は自動的に係合する。
それらの各ハウジング175,206内に配置されるジャグ142.192の各 々は、幾つかの実施態様ではベッドの下方に(例えば図12.12A>、他の実 施態様ではベッドフレームに取り付けて(例えば図6と28)、さらに他の実施 態様ではサービスカート256に支持させて(例えば図12.12A、15と1 6)のいずれであるとしても、廃物回収ジャグ192とすすぎ洗い溶液ジャグ1 42との交換を不可能にする手段を備える。ここに具体化し、例えば図6.28 .29A、29Bに概略的に示すように、すすぎ洗い溶液ジャグ142は、その 狭い正面及び背面の端部壁145によって実証されるように、廃物ジャグ192 よりも狭い幅を有する。同様に、例えば図28に示すように、第1ハウジング1 72は第2ハウジング206によって画定される滑りレセプタクル173よりも 狭い滑りレセプタクル173を有する。従って、廃物ジャグ192が第1ハウジ ング172によって受容されることは不可能であり、同様にすすぎ洗いジャグ1 42が第2ハウジング206によって受容されることは不可能である。或いは、 廃物ジャグ192をすすぎ洗い溶液ジャグ142と交換することが不可能である ように、ジャグ142.192の各々は異なる形状のコネクター180を備える 及び/又は相対的に異なる位置に配置された同じ形状のコネクター180を有す る。
本発明によると、廃物ジャグ中に回収される液体量を追跡する手段を備えること ができる。例えば、これらの液体は失禁イベントを通して患者によって排出され る種類でありうる。ここに具体化し、例えば図29Aに概略的に示すように、排 出液体計量手段は半透明な材料から形成され、ジャグ内に含まれる液体量を表示 する50m1増分での量産盛り214を備える廃物回収ジャグ192を含むこと ができる。同じ種類の度盛り214(図29A)を、殆ど透明な材料から形成さ れることができるすすぎ洗い溶液ジャグに備えることができる。このようにして 、各ジャグはジャグ内の液体のために可視レベルインジケーターを備える。本発 明の液体計量手段の代替え実施態様は廃物ジャグ192によって受容される液体 及びすすぎ洗いジャグ142によって受容される液体量を計量し、計算された情 報を制御パネル168のディスプレイ128に供給するようにプログラムされる 制御装置164を含むことができる。
本発明によると、廃物排除手段中に配置される低レベル液体センサーによる液体 の検出に反応して廃物移送ポンプの操作を制御する手段を備えることができる。
廃物移送ポンプ制御手段は好ましくは、廃物移送ポンプ、廃物排除手段中の低レ ベル液体センサー、及び廃物ジャグ中の高レベル液体センサーの各々と連通ずる ように結合される。ここに具体化するように、廃物移送ポンプ制御手段は好まし くは、廃物移送ポンプ194、保持タンク100上に配置された低レベル液体セ ンサー500(図49A)、及び廃物ジャグ192の高レベル液体センサーの各 々と電気的に結合する制御装置164を含む。制御装置164は低レベル液体セ ンサー500から、水分がタンク100内でセンサー500を活性化するために 充分な高レベルに達したことを示唆するシグナルを受容するときに、制御装置1 64が廃物ジャグ192が第2ハウジングに確実に結合され、かつ追加の廃物を 受容することができるために充分に空の容量を有することを示唆するシグナルを チェックするようにプログラムされることができる。
後者の2条件が制御装置164によってチェックされた場合には、そしてこの場 合にのみ、制御装置164は廃物移送ポンプ194を活性化して、保持タンク1 00から廃物回収タンク192へ廃物を供給させる。
制御装置164は廃物ジャグ192が容量に近づいた二と又は保持タンク100 内の廃物レベルが低レベルセンサー500の下方及びタンクlooの出口開口1 98近(にあることを示唆するシグナルを受容するまで、ポンプ194を作用さ せ続ける。しかし、廃物移送ポンプ194を直ちに停止させる代わりに、制御装 置164は廃物移送ポンプ194を停止させるシグナルを送る前に約15秒間遅 延させるようにプログラムされることができる。これはポンプ194が迅速に連 続してオンとオフのサイクリングをすることを防止する。制御装置164は廃物 ジャグの高液体レベルセンサーから、廃物ジャグ192が容量に近づいたことを 示唆するシグナルを受容すると、廃物移送ポンプ194を不活化し、制御パネル 168上のインジケーターを活性化して、操作者に廃物ジャグ192を空にする ように警告する。例えば図23Aに示すように、例えば図23Aに示すように、 インジケーターを例えばLEDディスプレイ128上の“EMPTY HOLD ING JUG″のような指示LEDメツセージとして供給することができる。
或いは、例えば図23に示すように、インジケーター274は例えばHOLDI NG JUG FULL″のような情報LEDメツセージとして供給することが できる。
本発明の代替え実施態様では、液体検出及びシグナル発生手段による液体検出に 反応して廃物移送ポンプの操作を制御する手段を備えることができる。この代替 え実施態様では、廃物移送ポンプ制御手段は好ましくは廃物移送ポンプ、液体検 出シグナル発生手段、及び廃物ジャグ中の高レベル液体センサーの各々と連通す るように結合される。ここに具体化し、例えば図9に概略的に示すように、廃物 移送ポンプ制御手段は好ましくは廃物移送ポンプ、水分検出シグナル発生手段、 及び廃物ジャグ192中の高液体レベルセンサーの各々と電気的に結合される制 御装置164を含む、制御装置164は液体検出回路から、水分がドレン取付は 具67の下部領域に入ったことを示唆するシグナルを受容するときに、制御装置 164が廃物ジャグ192が第2ハウジング206に確実に結合され、かつ追加 の廃物を受容することができるために充分に空の容量を有することを示唆するシ グナルをチェックするようにプログラムされることができる。後者の2条件が制 御装置164によって検出された場合には、そしてこの場合にのみ、制御装置1 64は廃物移送ポンプ194を活性化して、保持タンク100から廃物回収タン ク192へ廃物を供給させる。制御装置164は廃物ジャグ192が容量に近づ いたこと又は保持タンク100内の廃物レベルがタンク100の出口開口198 近(にあることを示唆するシグナルを受容するまで、ポンプ194を作用させ続 ける。制御装置164は廃物ジャグの高液体レベルセンサーから、廃物ジャグ1 92が容量に近づいたことを示唆するシグナルを受容すると、廃物移送ポンプ1 94を不活化し、制御パネル168上のインジケーターを活性化して、操作者に 廃物ジャグ192を空にするように警告する。
さらに本発明によると、廃物処理手段を患者サポート装置のフレームによる支持 に適合させる手段を備えることができる。この適合手段は好ましくは患者サポー ト装置のフレームによって支えられ、第2部分サポート手段を受容し、フレーム によって支えられるように形成される。例えば低自然減量(air 1oss) ベッドの図30−34.36.37に示す現在好ましい実施態様では、適合手段 は好ましくはアダプターシェル528を含む。図32に示すように、アダプター シェル528は好ましくは低自然減量ベッドのフレームによって支えられるため に実質的に平らに形成される底面530を画定する0例えば低自然減量ベッドの 図1.2及び2Aに示す代替え実施態様では、適合手段は低自然減量ベッドのフ レームによって支えられるために実質的に平らに形成される底面230を画定す るアダプターシェル228を含む。しかし、異なるフレームはアーティキュラテ ーブル(artfculatable)フレーム付きの通常の病院ベッド、車椅 子、病院救急室治療台等の一部を成すことができ、各アダプターシェル228の 底面230.530はこのような異なるフレームに適合するように形成される。
例えば図2.30.32.36に示すように、各アダプターシェル228.52 8はさらに一般的に中央部分に各受容口232,532を画定する。受容口23 2.532は好ましくは、廃物処理手段のサポート手段が患者サポート装置の患 者サポート面と実質的に同一平面に配置されるように、廃物処理手段を確実にか つ支持しながら受容する形状を有して画定される。
例えば図1に説明するような低自然減量ベッドでは、この患者サポート面はサッ ク(sacks)44の上面46によって画定される。従って、例えば図2.2 Aに示すように、サポートブラダ−48の基部54はアダプターシェル228の 受容口232によって受容され、この受容口はこのサポート要素を確実に受容す る。同様に、例えば図32に示すように、サポートブラダ−548の基部554 はアダプターシェル528の受容口532によって受容され、この受容口はこの サポート要素を確実に受容する。
図30−34と36−37に示す廃物処理手段の現在好ましい実施態様では、ア ダプターシェル528が好ましくは2種類の下方膨張性サポートクッション50 9.510と2種類の周辺収納クッション511゜512によって形成される。
下方膨張性サポートクッション509.510例えばブラダ−548又は48の ような第2部分サポート手段の周辺の周囲に配置され、ブラダ−548又は48 の周辺収納を提供する。
従って、図30に示すように、これらの4種類の膨張性低自然減量式ケッション 509.510,511゜512は結合して、受容口532を画定する。4s類 のクッションの各々は好ましくは、互いの頂部に堆積される2個のクッションが 通常の低自然減量静的サポートサック44又は低自然減量ベッドの回転サック2 70の通常の高さに等しい複合高さを有するように、1/2高さクッションであ る。
図36に示すように、2種景の下方サポートクッションは1対の中央に配置され た、隣接するスロット入りクッション509を含む0図34.36.37に示す ように、各スロット入りクッション509はそれを通る中央配置スロット513 を画定し、このスロットはスロット入りクッション509の長さを横断する方向 に延長する。図33に示すように、スロット513はドレン取付は具67及び/ 又は廃物排除管98へ接近するための通過(pass−through)開口と して機能する。図37に示すように、各スロット入りクッション509は上部外 側パネル565と下部外側パネル567とを画定する。下部外側パネル567は 細長い開口568を画定し、上部外側パネル565は、下部外側パネル567に 画定された細長い開口568と見当合わせに形成され、配置された細長い開口5 69を画定する。細長い開口568.569の間にはウェブ514が伸びて、ス ロット513によって形成される通過開口の対立端部を画定する。各スロット入 りクッション509のスロット513を形成するウェブ514(図34のダッシ ュ線)のいずれかの側に、スロット入りクッション509を3個の相互に連絡す る室516に分割するように対称的に配置される1対の細長い分割ウェブ515 (図34のダッシュ線)が伸びる0図37に示すように、空気供給接合部(CO nnection)第1対517がクッション509の下部外側パネル567を 通してクッション509の端部よりもスロットウェブ514に近接した位置に配 置される。各第1空気供給接合部517は第1空気供給開口518を画定する。
スロット入りクッション509のスロットウェブ514の反対側に配置された1 対の第2空気供給接合部519と各空気供給開口520(図37に示す図にはダ ッシュ線で示す1個のみが見られる)が第1空気供給接合部517と開口518 と鏡像関係にある。各クッション509の対立外側端部面は例えばスナップ52 1のような取り付は手段を含む。図30に示すように、これらのスナップ521 はスロット入りクッション509と172高さ回転クッション51O(以下で説 明)との−緒の保持を助けるサイド取り付はパネル522に付着する。
図30.33.36に示すように、1対の1/2高さ回転クッション510は2 個の中央配置スロット入りクッション509の各々に隣接して配置される。図3 1の縦断面図に示すように、各1/2高さ回転クッション51Oは図8及びT  h o m a s等への米国特許第4,949,414号に示す形式と同様な 形式で形成される。1/2高さクッション510とT h o m aS等の米 国特許と図8とに示される回転クッションとの主な相違は高さであり、前者の高 さは後者の高さの172である。図31に示すように、各1/2高さクッション 510は相互に対立して配置され、対角に伸びるウェブ575によって分離した 1対の膨張性室を含む。図31と32に示すように、各対立配置室は端部室52 5と、ウェブ573によって端部室525から分離された中間室570とによっ てさらに画定される。空気交換開口574は分離ウェブ573によって画定され 、中間室570と端部室525との間に空気を連絡させる。空気供給管524は 1/2高さ回転クッション510の各端部室525と連通する。対角配置ウェブ 575は2個の対立配置室を分離し、各中間室570の共通壁を形成する。この ようにして、対立配置室は少な(とも1個の膨張性室を対立配置室を収縮させな がら選択的に膨張させるために選択的に膨張又は収縮するように形成され、それ によって対立配置室対の一方の高さを対立配置室の他方の高さに関して変化させ る。
図30に示すように、周辺サイド収容クッション511を受容開口532の各対 立側に配置し、周辺端部収容クッション512を受容開口532の各対立側に配 置する。図30と39に示すように、周辺収容クッション511,512は好ま しくは圧縮空気によって膨張し、共に結合して、サポートブラダ−548又は4 8の周囲に連続縁を形成する。各サイド周辺収容クッション511の隣接配置端 部と各端部周辺収容クッションとを結合させる手段を備える6図30に示すよう に、各サイド周辺収容クッション511の端部は端部収容クッション512の内 側部分の端部近くに配置された嵌め合いスナップ529に取り付けるためにスナ ップ529が備えられる。代替え実施態様では、スナップ529の代わりにフッ ク−アンド−ループサブストレー)−(substrate)を用いることがで きる。さらに、図36に示すように、複数のフックーアンドールーブサブイスト レート590が各スロット入りクッション509の上部外側パネル565の対立 縁近くに備えられる。図30に示す図には見られないが、各サイド周辺収容クッ ション511の下部パネルには嵌め合いフック−アンド−ループサブストレート 590が備えられ、これはスロット入りクッション509のサブストレート59 0と係合し、サイドクッション511をスロット入りクッション509に固定す る。同様に、図36に示すように、複数のフック−アンド−ループサブストレー ト590が、各端部周辺収容クッション512の下方に配置される各172高さ 回転クッション510の上部外側パネルの長さに沿って備えられる。図36に示 すように、各端部周辺収容クッション512の底部パネルには1/2高さ回転ク ッション510のサブストレート590と係合し、端部クッション512を回転 クッション510に固定するように配置される嵌め合いフック−アンド−ループ サブストレート590が備えられる。
図30に示すように、フック−アンド−ループサブストレート531の細長いス トリップがサイド周辺収容クッション511の細長い側面の3側面を囲むように 形成されるペイシン要素562の下部自由縁に取り付けられる。フック−アンド −ループサブストレート531の他の細長いストリップがサイド取り付はパネル 522の上部自由縁近くに取り付けられ、ペイシン要素562のサブストレート 531と見当合わせに配置される。各サブストレート531の係合はサイド取り 付はパネル522にペイシン要素562を固定するために役立つ。さらに、図3 0と32に示すように、サイドパネル522と523には、患者サポート装置の フレームのフランジ594に沿って配置される1列の嵌め合いスナップ593と 見当合わせであるように配置される1列のスナップ592が備えられる。さらに 、図33に示すように、ペイシン要素562は1対の下方に伸びるフラップ部分 を有し、これは端部周辺収容クッション512の細長い外側を覆い、クッション 512と完全高さ回転サック270との間に挟まれる。
低自然減量ベッドに用いられるように設計された廃物処理手段の代替え実施態様 は、受容開口232を画定する一般にU形の外形を有する複数の個別膨張性クッ ション234によって形成されるアダプターシェル228として図1と2に示さ れる。各クッション234の各対立配置脚部分236は低自然減量ベッドの通常 のサック44の垂直高さと同じ10インチ高さを有する。しかし、各U形りッシ ョン234の中間ペース部分は、低自然減量ベッドの垂直高さサック44の10 インチ高さとは対照的に、僅か約5〜5.5インチ高さである。U形りッション 234の脚236の内面は、U形りッションのペース部分と協同作用して、受容 開口232を画定する。例えば図1と2に概略的に示すように、アダプターシェ ル228は複数の並立クッション234の各対立端部に配置され、受容開口23 2をさらに画定する通常高さエアサック44をも含むことができる。
例えば図2に示すように、アダプターシェル228の中央クッション235の対 立側に配置されたアダプターシェルクッション234よりも約3倍幅広い、中央 配置クッション235の中央部分に細長いスロット237を画定することができ る。スロット237はドレン取付は具67及び/又は廃物排除管98への接近を 可能にし、保持タンク100と、ペイシン要素62の床64に画定されたドレン 開口66との間を連絡させる。さらに、各クッション234又は235のU形の 形状の脚236の外面は外側に面する対立周辺壁238を画定する。
好ましくは、クッション234,235,509゜510.511,512は全 体的に、ウレタンフィルムがラミネートされたナイロン綾織り材料から形成され る。このような材料はヒートシール可能であり、圧縮空気によって膨張される気 密性エンクロージャーを形成することができる。或いは、ポリテトラフルオロエ チレン(例えばTEFLONTM)を塗布された布帛を用いて、例えば縫合によ よるように、このような材料を機械的にシールする場合に、クッション234゜ 235.509,510,511,512を形成することができる。各クッショ ン234,235,509゜510.511,512は好ましくは、低自然減量 ベッドの空気供給系又は独立の空気供給系を用いて空気によって膨張されること ができるように、入口取付は具(各クッションに対して図示せず)を備える。
さらに、アダプターシェル228,528の代替え実施態様は例えばフレキシブ ルな弾性材料から、又は廃物処理手段に適当なサポート受容形状を与えることが できる他のフレキシブル材料から形成することができる 図39は5群の低自然減量サックを有する低自然減量ベッド中に配置された廃物 処理手段の現在好ましい実施態様に圧縮空気を供給する空気供給管の概略図を表 し、各群のサックは5分離圧縮帯1〜5のいずれかに配置される。通常、帯lの サックは患者の頭を支え、帯5のサックは患者の足を支える。図39に概略的に 示すように、ブロアー304は多重弁マニホルド306に圧縮空気を供給し、多 重弁マニホルド306は5個の圧力制御弁(それぞれ、Z1%Z2、Z3、Z4 、Z5と標識された整列方形によって表示)を含む。
各圧力制御弁Zl、Z2、Z3、Z4、Z5は大気、流入口、及び排出口と連通 するベントロ(図39に図示せず)を有する。CPR処置を実施すべき場合には 、各圧力制御弁Zl、Z2、Z3、Z4、Z5はその排出口をそのベントロに結 合させ、患者が膨張した要素を有する硬いサポートマニホルド上に在るように装 置の膨張した要素の全てを収縮させるための空気流路を与えるように形成するこ とができる。
各圧力制御弁Z1.Z2、Z3、Z4、Z5は対応空気流ダイバータ−弁の入口 に結合する、この弁は同じ様@Zl、Z2、Z3、Z4、Z5を囲む円によって 表される。各圧力制御弁Z1、Z2、Z3、Z4、Z5と対応空気流ダイバータ −弁は制御装置164(図39に図示せず)によって制御される。
図41に概略的に示すように、各空気流ダイバータ−弁Z1、Z2、Z5は四つ 0三方向弁であり、これはホール効果センサー(図示せず)を活性化して、制御 装置164(図示せず)に弁の配置を示すマグネット706を有する。各空気流 ダイバータ−弁Z1、Z2、Z5は大気、左排出ロア18、右排出ロア19及び 、その対応圧力制御弁Z1、Z2、Z5の排出口と連通ずる流入ロア17と連通 するベントロ(図39に図示せず)を有する。各空気流ダイバータ−弁Z1、Z 2、Z5はその人ロア17をその左排出ロア18及び右排出ロア19の両方に結 合させるように配置されることができる。各空気流ダイバータ−弁Z1、Z2、 Z5はその人ロア17をその左排出ロア18及び右排出ロア19のいずれかに結 合させ、そのベントロア36をその左排出ロア18及び右排出ロア19の他方に 結合させるように配置されることができる。
図41に概略的に示すように、各空気流ダイバータ−弁Z3とZ4は四つロ二方 向ダイバーター弁であり、これはその人ロア20をその左排出ロア21及び右排 出ロア22の両方に結合させる、又はそのベントロア23をその左排出ロア21 及び右排出ロア22の両方に結合させるように配置されることができる。
図39に概略的に示すように、帯lに示す各空気サックの空気供給開口のいずれ かは第1左サイドマニホルド724に結合し、マニホルド724は第1ダイバー タ−弁Z1の左排出ロア18に結合する。同様に、帯1に示す各空気サックの空 気供給開口の他方は第1右サイドマニホルド725に結合し、マニホルド725 は第1ダイバータ−弁Zlの右排出ロア19に結合する。図39に概略的に示す ように、帯Z1はサイアメーズバッグ269と完全高さ回転バッグ270(図8 に示すような)を含む。
図48に概略的に示すように、サイアメーズバッグ269は、−緒に結合し、1 対の空気流連通スロット762.763によって相互に連通する1対の完全高さ バッグエンベローブ760,761を有する。各連通スロット762,763は エンベロープ760,761の隣接側壁中の共通に見当合わせされた開口を結合 させることによって形成される。各エンプローブ760.761は対角に伸びる ウェブ764,765によって分割される。両エンプローブ760,761の対 角ウェブ764,765は相互に並行に配置される。
スロット762の一つは2エンプローブ760,761の各上部室766.76 7の間の空気流連通を生じ、他方のスロット763は2エンプローブの各下部室 768.769の間の空気流連通を生ずる。エンプローブ761の一つはエンベ ロープ761の底部壁772を通して形成される空気供給口の各対を囲む、間隔 を置いた空気流供給取付は具770,771を有する。
取付は具771に対応する空気供給関口は対角ウェブ765の片側でエンプロー ブ761の一端に配置され、取付は具770に対応する空気供給開口は対角ウェ ブ765の他方の側でエンプローブ761の他方の端部に配置される。図39に 示すように、各空気供給取付は具770,771は第1左サイドマニホルド72 4又は第1右サイドマニホルド725のいずれかに受容されることができる。図 39に示すように、空気供給取付は具770,771を備えるエンベロープ76 1は好ましくは最外側エンベロープではなく帯lの端部からの第2エンベロープ として配置される。この配置において、マニホルド724,725に圧縮空気を 運び、サイアメーズパッグ269に空気を供給する空気供給管はヘッド区分の自 由縁に接触せずに、患者サポート装置の他の要素の収容に利用可能なこの空間を 出る。
図39に概略的に示すように、帯2に示す各エアサックの空気供給開口の一つは 第2左サイドマニホルド726に結合し、第2左サイドマニホルド726は第2 ダイバータ−弁Z2の左出ロア18に結合する。同様に、帯2に示す各エアサッ クの空気供給開口の他方は第2右サイドマニホルド727に結合し、第2右サイ ドマニホルド727は第2ダイバータ−弁Z2の左出ロア19に結合する0図3 9に概略的に示すように、Z2は1個の完全高さ回転バッグ270(図8に示す ような)と2個のl/2高さ回転バッグ510(図30.31,33.36に示 すような)を含む。
図39に概略的に示すように、第2圧力制御弁Z2は、第2フローダイバータ− 弁Z2に圧縮空気を供給する他に、圧縮空気を空気供給管534,535 (図 36に示すような)を介して周辺端部収容クッション512の一つと、サポート ブラダ−548の下部トルソ区分Z(例えば図19参照)とにも供給する。
図39に概略的に示すように、第3圧力制御弁Z3は第3ダイバータ−弁Z3の 入ロア20に供給される空気流を制御する。帯3に示すスロット入りクッション 509の空気供給開口の2個は第3左サイドマニホルド728に結合し、第3左 サイドマニホルド728は第3ダイバータ−弁Z3の左出ロア21に結合する。
同様に、帯3に示すスロット入りクッション509の空気供給開口の他の2個は 第3右サイドマニホルド729に結合し、第3右サイドマニホルド729は第3 ダイバータ−弁Z3の左出ロア22に結合する。さらに、第3圧力制御弁Z3は 空気供給管537,538(図36に示すような)を介して2個のサイド周辺サ ポートクッション511と、サポートブラダ−548の臀部区分Y(例えば図1 9参照)とに供給される空気流を制御する。
図39に概略的に示すように、第4圧力制御弁Z4は第4ダイバータ−弁Z4の 入ロア20に供給される空気流を制御する。帯4に示すスロット入りクッション 509の空気供給開口の2個は第4左サイドマニホルド730に結合し、第4左 サイドマニホルド730は第4ダイバータ−弁Z4の左出ロア21に結合する。
同様に、帯4に示すスロット入りクッション509の空気供給開口の他の2個は 第4右サイドマニホルド731に結合し、第4右サイドマニホルド731は第3 ダイバータ−弁Z4の左出ロア22に結合する。さらに、第4圧力制御弁Z4は 、第4フローダイバータ−弁Z4に圧縮空気を供給する他に、空気供給管540 ゜541 (図36に示すような)を介して周辺端部収容クッション512の一 つと、サポートブラダ−548のカーフ(calf)区分X(例えば図19参照 )とに圧縮空気を供給する。
図39に概略的に示すように、帯5に示す各エアサックの空気供給開口の一つは 第5左サイドマニホルド732に結合し、第5左サイドマニホルド732は第5 ダイバータ−弁Z2の左出ロア18に結合する。同様に、帯5に示す各エアサッ クの空気供給開口の他方は第5右サイドマニホルド733に結合し、第5右サイ ドマニホルド733は第5ダイバータ−弁Z5の左出ロア19に結合する。Z5 は2個の1/2高さ回転バッグ510(図30.31,33.36に示すような )と4個の完全高さ回転バッグ270(図8に示すような)を含む。
従って、アダプターシェル228,528の少なくとも第1区分はガスによって 膨張可能であるように形成されることができる。クッション234,509゜5 10.511,512及びサポートブラダ−48゜548に圧縮空気を供給する 手段は、圧縮空気を低自然減員ベッドのサポートサック44及び/又は270に 供給するために存在する空気供給系に容易に適合することができるので、本発明 の廃物処理手段は既存の低自然減量ベッドに合わせて容易に改造することができ る。
ここに具体化し、例えば図1とIAに概略的に示すように、廃物処理手段の運搬 手段はトレー242を含むことができる。トレー242は下部フレーム34のほ ぼ中点に配置され、好ましくは、装出口から供給される正常電力が利用不能にな るときにブロアー304に電力を供給する4個の17Amp−Hrパテツリー2 52を有することができる。トレー242はトレー底部246から垂直に伸びる 1対の対立側壁244を有する。各側壁の自由縁は側壁244に垂直にかつトレ ー底部246に並行に配置されるフランジ248を形成するように配置される。
各側壁246の高さは好ましくは下部フレーム34のフレームレール38の高さ と少なくとも同じ高さであるように形成され、例えば図1に示すよりも高くなり うる。各フランジ248の幅は好ましくは、下部フレーム34のフレームレール 38の幅と同じサイズに形成される。フランジ248はトレー242を支える下 部フレーム34のフレームレール38の頂部に存在する。
ここに具体化し、例えば図1.6,10.28に概略的に示すように、廃物処理 手段を支える手段はさらにベッド脚に取り付けた容器254を含むことができる 。脚に取り付けた容器254は好ましくはエンクロージャーとペースプレートと を含み、ペースプレートはエンクロージャー内にかつ内から水平にこのペースプ レートを滑動させるスライドに取り付けられる。保持タンク100と真空ブロア ー102は好ましくはベッド脚に取り付けた容器254のペースプレート上に取 り付けられ、ペースプレートの頂部に支えられる。
或いは、例えば図12.12A、15.16に示すように、廃物処理手段の運搬 手段は可動なサービスカー)−256を含むことができる。例えば図15.16 に示すように、直立の可動なサービスカート256は直立フレーム258.ハン ドル260及びホイール262を含むことができる。例えば図12,12Aに概 略的に示すように、下部構造サービスカート256はベッドのフL〆−ムの一端 の下方に滑り入ることができ、一端に配置された大サポートホイール266と低 プロフイル端部に配置された小ホイール268とによって運搬される。
さらに本発明によると、例えば失禁イベント後に患者の清浄を容易にするために 患者を回転させる手段を備えることができる。好ましくは、本発明の装置は、真 空ブロアー104による患者の清浄を容易にするために一人の病院職員が途中で 患者を患者の側方に回転させることができるように、患者を水平面から自動的に 約20度回転させることができる。さらに、回転手段は好ましくは、患者サポー ト装置のフレームによって支えられる。ここに具体化し、例えばず2,2A。
30に概略的に示すように、回転手段はまた好ましくは、上述し、ドローイング シートの機能を発揮させるために用いられるフィルターシート80,580を含 む。しかし、ここに具体化し、図8.31,39.48に示すように、回転手段 は好ましくは、複数の特定形状の完全高さ回転サック269,270と1/2高 さ回転サック510とを含み、これらは制御装置164の制御下での1種以上の 配置において圧縮空気を供給される。回転サック269,270,510は自動 的にかつ病院職員の労力なしに患者を約20度いずれかの側方へ回転させること によって回転操作を助成する。患者のこの自動的部分回転は看護峰又は他の病院 職員が一人でフィルターシート80,580を引っ張ることによって患者を患者 の側方に完全に回転させることを可能にする。
例えば図8.31.48に概略的に示すように、機能的回転サック270,51 0,269はそれぞれ、Thomas等への米国特許第4,949,414号に 開示されたいわゆるRESTCUER型サックとして型底ツクことができ、この 特許の開示はこの言及によって本特許出願に関係する0図8に示す代替え実施態 様では、複数の完全高さの回転サック270は、例えばGoodwinへの米国 特許第4,745,647号;Goodwinへの米国特許第4,768,24 9号:及びGoodwinへの米国特許第4,949.413号に開示されてい る、いわゆるFLEXICAIRRサックのような、複数の通常の低自然減量ベ ッドサポートサック44と交換することができ、これらの特許の開示はこの言及 によってこの特許出願に関係する。
例えば図31.39.41に概略的に示す現在好ましい実施態様では、回転手段 に供給される空気の制御手段は複数の空気流ダイバータ−弁Z1、Z2、Z3、 Z4、Z5を含み、これらの弁を通して低圧空気が完全高さ回転サック269, 270と172高さ回転サック510にそれぞれの左サイドマニホルド724゜ 726.728,732とそれぞれの右サイドマニホルド725,727,73 3を介して選択的に供給される。各空気流ダイバータ−弁Z1、Z2、Z3、Z 4、Z5は制御装置164の制御下でモーター操作され、同様に制御装置164 によって制御されるブロアー304と多重弁マニホルド306とがら低圧空気を 供給されることができる0図41に概略的に示すように、ダイバータ−弁Zl、 Z2.Z5は3操作形式、すなわち患者中央に存在、患者左に回転、患者布に回 転の各々に関して同様に配置される。さらに、ダイバータ−弁Z3.Z4はこれ らの3操作形式の各々に関して同様に配置される。患者サポート面の左側への患 者の回転を助成するために、図41に概略的に示すように、各ダイバータ−弁Z l、Z2.Z5は低圧空気を回転サック269,270,510の右側に供給し 、回転サック269,270,510の左側を各ダイバータ−弁Zl、Z2.Z 5のベントロア36を介して大気に排出させることができるように形成されるこ とができる。各ダイバータ−弁Z3.Z4はスロット入りクッション509を各 ダイバータ−弁Z3.Z4のそれぞれのベントロア23を介して大気に排出させ ることができるように形成されることができる。或いは、患者サポート面の右側 への患者の回転を助成するために、各ダイバータ−弁Zl、Z2.Z5は低圧空 気を回転サック270,510の左側に供給し、回転サック270,510の右 側を各ダイバータ−弁Zl、Z2、Z5のベントロア36を介して大気に排出さ せることができるように形成されることができる。再び、各ダイバータ−弁Z3 .Z4はスロット人すクッション509を各ダイバータ−弁Z3.Z4のそれぞ れのベントロア23を介して大気に排出させることができるように形成されるこ とができる。好ましくは、各回転サック269,270,510の対角ウェブ( 図8では完全高さサック270に対して775で表示、図31では1/2高さサ ック510に対して575で表示)の位置が各隣接回転サックによって交換され 、各隣接回転サック対に関して、より大きい容量の上部中間室が患者サポート装 置の右側と患者サポート装置の左側との間に交互に配置されるように、隣接回転 サックが患者サポート装置の長さに沿って配置され、配向される。さらに、各制 御パネル168は好ましくは、回転サック270,510を用いて患者を回転さ せるために制御手段(cont ro l)とインジケーターとを含む。ここに 具体化し、例えば図9.23,23Aに概略的に示すように、制御ボタン286 は制御装置164に患者の右への回転を実行させ、インジケーター288を活性 化させ、インジケーター288は患者がサポート面の右側に回転されたことを表 示する。
同様に、制御ボタン290は制御装置164に患者の左への回転を実行させ、イ ンジケーター292を活性化させ、インジケーター292は患者がサポート面の 左側に回転されたことを表示する。さらに、制御ボタン294は制御装置164 に患者のサポート面の左側又は右側のいずれかから中央への戻り回転を実行させ 、インジケーター296を活性化させ、インジケーター296は患者がサポート 面の中央部分に戻り回転されたことを表示する。
操作者が左回転又は右回転ボタンを押圧すると、制御装置164はダイバータ− 弁モーターを活性化させて、それぞれのダイバータ−弁Z1、Z2、Z3、Z4 、Z5を例えばブロアー304と多重弁マニホルド306のような空気供給手段 からの空気を例えば回転バッグ269(図48)、270 (図8と13)及び 510(図30と31)並びにスロット入りクッション509のような回転装置 に、上述のやり方で供給するように配置させる。制御装置164はまた、制御シ グナルを送って、適当な回転インジケーター288.292.296を活性化さ せる。
回転装置は操作者が中央ボタン294を押圧するまで回転した状態に留まる。中 央ボタンが押圧されると、制御装置164はシグナルを送って、回転サック26 9.270,510の左側と右側の両方及びスロット人すクッシコン509に空 気を供給するように、空気流ダイバータ−弁Z1、Z2、Z3、Z4、Z5を再 配置させる。同時に、患者を中央位置に戻すことを助成するために、制御装置1 64はシグナルを例えばブロアー304のような空気供給源に送って、サック2 69.270,510の両側を最大膨張状態に1分間膨張させる。この1分間最 大膨張後に、制御装置164はブロアー304にシグナルを送って、サポートサ ック269,270,510に法線(normal)空気圧を送るように操作さ せる。さらに、制御装置164は制御パネル上の中央インジケーター296を活 性化して、系が患者を中央位置に戻しつつあることを表示させる。空気供給源が サック269,270.51Oを通常圧縮状態に戻すや否や、制御装置164は 中央インジケーター296をオフ状態に戻す。
例えば図8と13に概略的に示す代替え実施態様では、回転手段に供給される空 気を制御する手段は、1対の空気流ダイバータ−弁300,302を含み、これ らによって空気流管176.177.178,179を介して完全高さ回転サッ ク270に低圧空気を選択的に供給する。管177.179が管177.179 を支持するフレームのアーティキュレーテイング(articulating) 区分を通過する各位置において、管177.179にアコーディオン区分185 を備える。第1ダイバータ−弁300は四つロ二方向弁であり、第2ダイバータ −弁302は一六ロ二方向弁である。ダイバータ−弁300.302の両方は制 御装置164の制御下でモーター操作され、制御装置164によって制御される ブロアー304と多重弁マニホルド306とから低圧空気を供給される。第1ダ イバータ−弁300は回転サック270の右側に低圧空気を供給し、サック27 0の左側をベントロ308を介して大気に連結させ続けるように配置されること ができる(図13の実線対角線)。或いは、第1ダイバータ−弁300は回転サ ック270の左側に低圧空気を供給し、サック270の右側をベントロ308を 介して大気に連結させ続けるように配置されることができる(図13のダッシュ 線対角線)。第2ダイバータ−弁302は回転サック口309と第1ダイバータ −弁300とを介して、回転サック270,510に低圧空気を供給し、同時に 、図8に示すように回転サック270の6対の間に交互に配置されるサポートサ ック44を、5ペントロ310、ペッド30内の各帯サポートサック群のために はlペントロ310、及び5サポートサツクロ312を介して大気に連結させる ように形成されることができる(図13の実線対角線)。サポートサック44に 空気を供給するために用いられる空気流管は、図13に示す管176.177. 178,179とは異なるが、図13に示されない。第2ダイバータ−弁302 の第2代替え配置(図13のダッシュ線対角線)では、圧縮空気をブロアー30 4から5サポートサツクロ312を介して、図8に示すように回転サック270 の6対の間に交互に配置されるサポートサック44に供給し、回転サック270 を第1ダイバータ−弁300とベントロ310とを介して大気に連結させる(図 13のダッシュ線対角線)。
例えば図13に概略的に示す代替え実施態様では、制御装置164は好ましくは 、両ダイバーター弁300.302を用いて、患者回転手段を形成する2群(回 転270,510とサポート44)の空気サックに供給される空気を制御するよ うに予めプログラムされる。回転操作中に、2群の空気サックの一方(例えば回 転サック270)は完全に充填されたか又は充填中であるかのいずれかであり、 2群の空気サックの他方(例えばサポートサック44)は完全に空であるか又は 収縮中である。制御装置164は好ましくは、空気サックの完全膨張群の収縮が 開始すると同時に、空気サックの完全収線群の膨張が開始するように予めプログ ラムされる。
図13のこの代替え実施態様において操作者が左回転ボタン又は右回転ボタンを 押圧すると、制御装置164はダイバータ−弁モーターを活性化して、例えばブ ロアー304と多重弁マニホルド306のような空気供給手段からの空気を例え ば回転バッグ270(図8と13)及び510 (図30と31)のような回転 装置に供給する。制御装置164はまた、制御シグナルを送って、適当な回転イ ンジケーター288,292.296を活性化させ、第1ダイバータ−弁300 を回転サック270,510の適当な側、左又は右に空気を供給するように配置 させる。
図13実施態様の回転装置は操作者が中央ボタン294を押圧するまで回転した 状態に留まる。中央ボタンが押圧されると、制御装置164はシグナルを送って 、回転サック270,510のそれまでに膨張した側から空気をベントロ310 から排出させるように、第2ダイバータ−弁302を再配置させる。同時に、患 者を中央位置に戻すことを助成するために、制御装置164はシグナルを例えば ブロアー304のような空気供給源に送って、サポートサック44を最大膨張状 態に1分間膨張させる。この1分間最大膨張後に、制御装置164はブロアー3 04にシグナルを送って、サポートサック44に法線空気圧を送るように操作さ せる。さらに、制御装置164は制御パネル168上の中央インジケーター29 6を活性化して、系が患者を中央位置に戻しつつあることを表示させる。空気供 給源がサック44を通常圧縮状態に戻すや否や、制御装置164は中央インジケ ーター296をオフ状態に戻す。
30度以上のアーティキュレーシヨン(articulation)角度では、 患者回転手段を活性化させることは好ましくない。従って、制御装置164はベ ッドのヘッド区分の角度が水平から30°より上昇する場合には、回転操作の開 始を防止するようにプログラムされる。さらに、各制御パネル168は好ましく は、患者サポート面が水平から少なくとも30度の角度にアーティキュレートさ れた場合に操作者に警告するように制御装置164によって操作される警告イン ジケーターを含む。
本発明によると、患者サポート系においてサイトレールが上昇位置にない限り、 患者回転手段の作動を防止する手段を備えることができる。ここに具体化し、例 えば図1のダッシュ線に概略的に示すように、サイトレールが低い位置にあると きに回転手段の作動を防止する手段は好ましくは、適当に配置され、配線された サイトレール連動マイクロスイッチ169を含み、このマイクロスイッチはサイ トレールが直立状態に固定されるときに(例えば図1に概略的に示す)制御装置 164にシグナルを送る。制御装置164は各マイクロスイッチ169から受容 されるシグナルがサイトレールが直立状態に固定されることを表示しない限り、 患者回転手段の活性化を防止するようにプログラムされる。さらに、制御装置1 64は、サイトレールが低い位置にあるときを操作者に警告するように制御パネ ル168上の警告インジケーターを活性化し、操作者は患者回転手段を活性化さ せようと試みる。例えば図23Aに示すように、このインジケーターはLEDデ ィスプレイ128上の“RAISE RIGHT 5IDE RAIL″のよう な指示メツセージとして提供されることができる。例えば図23に示す代替え実 施態様では、インジケーターはLEDディスプレイ上の“5IDE RAILD OWN”のような情報メツセージとして提供されることができる。
本発明によると、一定期間中に生ずる失禁イベント回数を計数する手段を備える ことができる。ここに具体化し、例えば図9に概略的に示すように、計数手段は 一定期間中に水分検出シグナル発生手段から受容されるシブナル数を計数するよ うに適当にプログラムされた制御装置164を含むことができる。
ここに具体化するように、制御装置164は好ましくは、例えばすすぎ洗いポン プ150.廃物移送ポンプ194.真空ブロアー102、及び膨張性サック44 .269,270.クッション234もしくは509.510,511,512 のために備えられた種々な弁Zl、Z2.Z3.Z4.Z5,300,302゜ 306、及びサポートブラダ−48もしくは548のような、種々な電気始動装 置を自動的に制御する能力を与える。制御l装置164は好ましくは、系の種々 な要素と、操作者に系の状態を監視させる制御パネルの可視インジケーターとの 間にインターフェースを与える。これに関して、制御装置164は好ましくは自 動的に、患者サポート装置の既存機能を監視し、患者環境から排除され、廃棄の ために保持される必要のある廃物を生ずるイベントの発生を監視し、すすぎ洗い ジャグ142、保持タンクlOO及び廃物回収ジャグ192中の液体量レベルを 監視する。
CPR処置を実施する必要がある場合には、制御装置164は適当なシグナルを 送って、廃物処理装置が実施中の如何なる操作をも停止させる。例えば、制御装 置164は廃物移送ポンプ194、真空ブロアー102及びすすぎ洗いポンプ1 50から電力を除去する。
さらに、制御装置164はまた圧力制御弁Zl、Z2゜Z3.Z4.Z5 (図 39)をそれらの排出口をそれらのベントロに結合させるように配置させ、対応 する空気流ダイバータ−弁Zl、Z2.Z3.Z4.Z5を必要に応じて、回転 サック269,270,510゜サポートブラダ−48もしくは548、アダブ チャーシェル228もしくは528を収縮させるように配置させる。さらに、本 発明の廃物処理装置をアーテイキュレータブルな低自然減量ベッドと組み合わせ て用(Xるならば、CPR処置が実施中であるか否かに関係な(、電力回路の過 負担を防止するために、制御装置164は好ましくはベッドのアーテイキュレー ションと上昇もしくは降下との両方の間に真空ブロアー102とすすぎ洗いポン プ150とを停止させるようにプログラムされる。
FIG、 12 FIG、 15 FIG、 16 FfG、17 FIG、 18A FIG +9 FIG、22 FIG、23A FIG、24 FIG、26A FIG、25 FIG、26B FIG、32 FIG、34 FIG、37 1nA FIG、40 FIG、42A FIG、43 FfG、44 特表十6−507103 (ss’) uく砧98 FIG、46 FIG、47 フロントページの続き (72)発明者 ストルプマン、 ジェイムズ アールアメリカ合衆国 サウス  キャロライナ29412 チャールストン タウン パークレイン 15 ビ ー (72)発明者 トーマス、 ジェイムズ ミルトン チェリー アメリカ合衆国 サウス キャロライナ29464 マウント プレサント シ ャイア−ロード 1311 (72)発明者 アッシュクラフト、 デイヴイッド エヌアメリカ合衆国 サ ウス キャロライナ29414 チャールストン イーリーストラカート ロー ド 1709 (72)発明者 ダルトン、ロジャー ディーアメリカ合衆国 サウス キャロ ライナ29456 ラドソン ロット 7 ハイウェイ789919 (72)発明者 ロマーノ、 ジェイムズ ジェイアメリカ合衆国 サウス キ ャロライナ29412 チャールストン オイスター ポイント ロウ 135 (72)発明者 スミス、 ケネス アールアメリカ合衆国 サウス キャロラ イナ29414 チャールストン キャスルブルック ブレイス 1311 (72)発明者 トラウア一二ヒト、 ティモジ−アールアメリカ合衆国 サウ ス キャロライナ29412 チャールストン アンカー ロード 972 (72)発明者 ポルデン、 マイケル ヴイーアメリカ合衆国 サウス キャ ロライナ29144 チャールストン イースト ニスティト ブールヴアード  852

Claims (65)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.患者のケア、維持及び治療の少なくとも一つから生ずる廃物を処理する装置 において、下記要素:(a)患者の身体の少なくとも一部をサポートする手段; (b)前記サポート手段によって運搬される廃物捕捉手段; (c)前記捕捉手段から廃物を吸引するために配置される真空ブロアー;及び (d)前記捕捉手段から前記真空ブロアーによって吸引される廃物を受容するた めに前記捕捉手段と前記真空ブロアーとに連通するように配置される保持タンク を含む装置。
  2. 2.(e)前記保持タンクによって受容される廃物の回収手段であって、前記保 持タンクと連通するように、除去可能に固定される手段 をさらに含む請求項1記載の装置。
  3. 3.前記回収手段が廃物回収容器と、前記廃物回収容器及び前記保持タンクと連 通するように結合された廃物移送ポンプとを含む請求項2記載の装置。
  4. 4.前記廃物移送ポンプと結合した廃物移送管と;前記廃物回収容器を前記廃物 移送管を介して前記廃物移送ポンプに選択的に連通させるように形成され、配置 されるドリップレス迅速解離コネクターであって、前記廃物回収容器が廃物を受 容するように配置される場合には自動的に開放し、前記廃物回収容器が廃物廃棄 箇所に運搬される場合には自動的に封鎖されるようにさらに形成されるコネクタ ーとをさらに含む請求項3記載の装置。
  5. 5.(e)前記保持タンクと連通するように結合される清浄手段 をさらに含む請求項1記載の装置。
  6. 6.前記清浄手段が真空ウォンドと、前記真空ウォンドを前記真空ブロアーと連 通するように選択的に結合させるように形成され、配置されるダイバーター弁と を含む請求項5記載の装置。
  7. 7.(e)すすぎ洗い溶液容器、すすぎ洗い溶液ノズル、及び前記すすぎ洗い溶 液容器と前記すすぎ洗い溶液ノズルとに連通するように結合されたすすぎ洗い溶 液ポンプを含む、前記捕捉手段の清浄手段さらに含む請求項1記載の装置。
  8. 8.前記すすぎ洗い溶液ノズルに結合したすすぎ洗い溶液管と;前記すすぎ洗い 溶液容器を前記すすぎ洗い溶液管を介して前記すすぎ洗い溶液ノズルに連通させ るように形成され、配置されるドリップレス迅速解離コネクターであって、前記 すすぎ洗い溶液容器が前記すすぎ洗い溶液ポンプに連通するように配置される場 合には自動的に開放し、前記すすぎ洗い溶液容器が前記すすぎ洗い溶液ポンプと の連通から解離される場合には自動的に封鎖されるようにさらに形成されるコネ クターとをさらに含む請求項7記載の装置。
  9. 9.前記捕捉手段によって捕捉される廃物を生ずるイベントの回数を計数する手 段をさらに含む請求項1記載の装置。
  10. 10.患者サポート系のサポート面上に患者身体の少なくとも第1部分に関して サポートされる患者の治療及び/又はケアと維持からの廃物処理装置において、 下記要素: (a)患者サポート系のサポート面と実質的に同一範囲に形成され、配置される 第1面を画定する、患者身体の少なくとも第2部分をサポートする手段;及び (b)廃物捕捉手段であって、患者と前記第2患者身体部分サポート手段との間 に配置されるように、前記第2患者身体部分サポート手段によって支えられる廃 物捕捉手段 を含む装置。
  11. 11.(c)前記捕捉手段と連通するように配置される、前記捕捉手段からの廃 物排除手段 をさらに含む請求項10記載の装置。
  12. 12.前記排除手段が下記要素: (イ)前記捕捉手段と連通するように結合した少なくとも1個の廃物排除管; (ロ)前記廃物排除管に結合した保持タンク;及び(ハ)前記廃物排除管内に吸 引力を生ずるように配置される真空プロアー を含む請求項11記載の装置。
  13. 13.(f)前記排除手段がさらに、 前記廃物排除管と前記捕捉手段との間の流体廃物の移送を可能にするように形成 され、配置されるドレン取付け具 を含む請求項12記載の装置。
  14. 14.(f)前記真空ブロアーが前記保持タンクに連通するように結合され、か つ(g)前記排除管がさらに、 前記保持タンクと連通するように選択的に結合される真空ウオンド をさらに含み、前記真空ブロアーが前記真空ウォンド内に吸引力を生ずることが できる請求項12記載の装置。
  15. 15.(h)前記排除手段がさらに、 (イ)前記真空ウォンドによって支えられる一端を有するすすぎ洗い溶液管; (ロ)患者サポート系に除去可能に固定されるように形成され、前記すすぎ洗い 溶液管と連通するように結合されるすすぎ洗い溶液容器;及び(ハ)前記すすぎ 洗い溶液容器から前記すすぎ洗い溶液管を介してすすぎ洗い溶液をくみ出して、 前記真空ウォンドを介して分配させるように結合したすすぎ洗いポンプ を含む請求項14記載の装置。
  16. 16.(f)前記すすぎ洗い溶液容器内の液体の所定レベルを検出し、同レベル の検出時にシグナルを発生する手段 をさらに含み、前記すすぎ洗い溶液レベル検出手段が (イ)前記すすぎ洗い溶液容器内のすすぎ洗い液の所定レベルを検出するために 配置された部分を有する液体センサー要素と、 (ロ)前記すすぎ洗い溶液容器内のすすぎ洗い液の前記所定レベルを検出する前 記センサー要素に反応してシグナルを発生する手段と を含む請求項15記載の装置。
  17. 17.患者のケア及び/又は治療からの廃物の処理装置において、下記要素: (a)患者身体の少なくとも一部をサポートする手段;及び (b)前記患者身体部分サポート手段によってサポートされる患者のケア及び/ 又は治療に関連したイベントからの廃物を、イベント発生前の患者の積極的な協 力に関係なく、前記患者身体部分サポート手段を通して画定された拡大開口の上 方への患者排泄器官の予めの配置に関係なく、ケア及び/又は治療イベントの発 生前の病院職員の積極的な協力に関係なく、イベント発生前の前記第2部分サポ ート手段の如何なる区分の移動にも関係なく、受容し、排除し、廃棄のために回 収する手段 を含む装置。
  18. 18.患者の治療及び/又はケアと維持に付随する少なくとも1種の液体の存在 下での患者のサポート装置において、 (a)圧縮空気を含むように形成されたサポート要素 を含み、 (イ)前記サポート要素が、相互に隣接し、かつ相互から分離して配置される、 複数の不連続な、細長い円筒形サポートフィンガーを画定し、(ロ)自由端部を 有する各前記サポートフィンガーが、患者身体の少なくとも一部の重量を支える ように配置された患者サポート面を画定する装置。
  19. 19.前記サポート要素がさらに、 (ハ)前記サポート要素内の前記複数の不連続サポートフィンガーの下方に配置 される空気透過性フォーム要素 を含む請求項18記載の装置。
  20. 20.前記サポート要素がさらに、 (ニ)ドレン開口;及び (ホ)前記ドレン開口の方向に傾斜した床を画定する請求項18記載の装置。
  21. 21.(b)液体不透性ペイシン要素 をさらに含み、 (イ)前記ペイシン要素が前記サポート要素の前記サポートフィンガーの少なく とも前記自由端部の複数個に適合し、これらを受容するように形成され、(ロ) 前記ベイシン要素が前記サポート要素上に取り付けられ、前記サポートフィンガ ーを受容する場合に、前記サポートフィンガーの前記サポート面のレベルの下方 に配置される床によって、前記ベイシン要素がさらに画定され、 (ハ)前記ペイシン要素が前記床を通して画定された前記の少なくとも1個のド レン開口によってさらに画定され、 (ニ)前記床が前記の少なくとも1個のドレン開口方向に傾斜するように形成さ れる 請求項18記載の装置。
  22. 22.(c)前記サポート要素の前記サポートフィンガーの前記サポート面に適 合する前記ベイシン要素の部分によって前記ペイシン要素の頂部上に支えられる ように配置される液体透過性フィルターシートをさらに含む請求項21記載の装 置。
  23. 23.患者の治療及び/又はケアと維持に付随する液体を受容し、保持する装置 において、下記要素:(a)容器を収容するように形成されるレセプタクルを画 定するハウジング; (b)前記ハウジングの前記レセプタクルと係合するように形成され、配置され た外側部分を有し、さらに開口を有する液体不透性容器; (c)前記ハウジングに取り付けられた管;及び(d)前記容器開口に前記管を 選択的に、脱着可能に結合させる手段であって、前記容器が前記管に結合される 時には前記管と前記容器との間の流路を自動的に開き、前記容器が前記管から解 離される時には前記流路を自動的に閉鎖するように形成される手段 を含む装置。
  24. 24.(e)前記容器内の液体の所定レベルを検出する手段 をさらに含む請求項23記載の装置。
  25. 25.忠者のケア、維持及び治療の少なくとも一つから生ずる廃物を処理する方 法において、(a)フレキシブルな材料から形成され、圧縮ガスを充填される細 長いガス膨張性円筒形をそれぞれが画定する、複数の圧力解放フィンガーの頂部 面に患者の身体の少なくとも一部をサポートする段階;(b)患者のケア、治療 及び身体機能の少なくとも1種に付随するイベントから生ずる廃物を捕捉する段 階; (c)捕捉された流体魔物を患者の直接の環境から移送するために真空力及び重 力を用いる段階;及び(d)廃物を受容するように配置される場合には自動的に 開放し続け、廃物廃棄箇所に運搬される場合には自動的に封鎖され続ける、ポー タブルな廃物回収容器中に移送された流体廃物を含める段階を含む方法。
  26. 26.(a)液体センサーを用いて、捕捉された流体廃物を患者の直接の環境か ら移送する真空力の活性化を誘発する段階 をさらに含む請求項25記載の方法。
  27. 27.患者のケア及び/又は治療からの廃物の処理装置において、 (a)すすぎ洗い溶液容器; (b)すすぎ洗い溶液ノズル; (c)熱交換器; (d)前記容器と前記ノズルとの間を前記熱交換器を介して液体を運搬する手段 ;及び (e)前記ノズルに供給される液体流を制御する手段 を含む装置。
  28. 28.前記すすぎ洗い液体ノズルに供給される液体の温度を調節する手段 をさらに含む請求項27記載の装置。
  29. 29.前記すすぎ洗い液体ノズルに供給される液体の温度を調節する前記手段が 、前記熱交換器と前記ノズルとの間の前記液体運搬手段と連通するように形成さ れ、配置された混合弁を含み、前記混合弁が前記ノズルに連通するように結合し た出口を有する請求項28記載の装置。
  30. 30.前記ノズルに供給される液体流を制御する前記手段が、前記液体運搬手段 と連通するすすぎ洗い溶液ポンプを含み; 前記すすぎ洗い液体ノズルに供給される液体の温度を調節する前記手段が、 前記混合弁から供給される液体の温度を感知して、前記温度を表示するシグナル を与えるように形成され、配置される温度センサーと、 前記温度センサーによって与えられるシグナルに依存して、前記ポンプの操作を 制御するように、前記温度センサーに連通して形成され、配置される温度センサ ーと を含む請求項29記載の装置。
  31. 31.前記ノズルから分散される逆はねちり液を遮断するように形成され、配置 されるはねちりガードをさらに含む請求項27記載の装置。
  32. 32.要求に応じてすすぎ洗い溶液を、すすぎ洗い溶液量の変動なく、前記ノズ ルに供給する手段をさらに含む請求項27記載の装置。
  33. 33.要求に応じたすすぎ洗い溶液供給手段が、前記液体運搬手段と連通するす すぎ洗い溶液ポンプと; 前記ポンプと前記ノズルとの間に配置された前記液体運搬手段の一部を成す弾性 アキュムレーターと;前記液体運搬手段内と前記アキュムレーター内の圧力を感 知するために前記ポンプと前記ノズルとの間に配置された圧力スイッチと を含む請求項32記載の装置。
  34. 34.前記液体容器が底部と、出口と、前記出口に連通する第1端部と、前記第 1端部に対立して前記底部近くに配置される第2端部とを有して前記液体容器内 に配置されるサイホン管とを有し、前記管内に配置された逆止め弁を含む請求項 27記載の装置。
  35. 35.患者のケア、維持及び治療の少なくとも1種から生ずる廃物の処理装置に おいて、 (a)患者身体の少なくとも第1部分のサポート手段であって、 (イ)前記第1部分サポート手段が、圧縮空気を含むように形成されるサポート 要素を含み;(ロ)前記サポート要素が、相互に隣接して配置され、それらの長 さに沿って相互から分離される複数の不連続な、細長い円筒形サポートフィンガ ーを画定し; (ハ)自由端部を有する各前記サポートフィンガーが患者身体の第1部分の重量 を支えるように配置された患者サポート面を画定する、 ことから成る手段と; (b)前記第1部分サポート手段によって運搬される廃物捕捉手段であって、 (イ)前記捕捉手段が液体不透性ペイシン要素を含み、 (ロ)前記ペイシン要素が前記サポートフィンガーに適合し、これらを受容する ように形成され、(ハ)前記ペイシン要素が前記サポート要素上に取り付けられ 、前記サポートフィンガーを受容する場合に、前記患者サポート面の最上部レベ ルの下方に配置される床によって、前記ペイシン要素がさらに形成され、 (ニ)前記ペイシン要素が前記床を通して画定された少なくとも1個のドレン開 口によってさらに形成され、 (ホ)前記床が前記の少なくとも1個のドレン開口方向に傾斜するように形成さ れる ことから成る手段と を含む装置。
  36. 36.フレームと;前記第1部分サポート手段を前記フレームによる運搬に適合 させる手段とをさらに含む請求項35記載の装置。
  37. 37.前記適合手段が上部外側パネルと下部外側パネルとを有する少なくとも1 個の膨張性スロット入リクッションを含み、前記下部外側パネルが少なくとも1 個の空気供給開口と少なくとも1個の第1細長い開口とを画定し、前記上部外側 パネルが前記下部パネルに画定された前記第1細長い開口と見当合わせに形成さ れ、配置された第2細長い開口を画定し、各前記細長い開口が前記クッションの 一部を通して画定されたスロットの対立端部を画定する請求項36記載の装置。
  38. 38.前記適合手段が相互に対立して配置される少なくとも1対の膨張性室を含 み、少なくとも1個の膨張性室を選択的に膨張させるときに、前記対立配置室は 収縮させ、それによって前記対の室の一方の相対的高さを前記対立配置室の高さ に関して変化させるように、前記1対の膨張性室が別々に膨張され、収縮される ように形成される請求項36記載の装置。
  39. 39.廃物の清浄を容易にするために、前記第1部分サポート手段に隣接して配 置される、患者の回転手段をさらに含む請求項35記載の装置。
  40. 40.前記回転手段が少なくとも1個の回転サックと、前記回転サックに連通し て配置される空気流ダイパーター弁とを含む請求項39記載の装置。
  41. 41.少なくとも一つの所定安全条件が満たされない限り、前記回転手段の作動 を防止する手段をさらに含む請求項39記載の装置。
  42. 42.前記捕捉手段がさらに、 前記ペイシン要素の頂部上を運搬され、少なくとも1対のフックーアンドールー プファスナーによってこの頂部上に脱着可能に固定される液体透過性フィルター シート を含む請求項35記載の装置。
  43. 43.前記フィルターシートがさらに、前記シートの一般に中央配置区分に形成 される複数の排出口 を含む請求項42記載の装置。
  44. 44.複数の低自然減量サックを含み、(イ)前記サックが前記フレームによっ て運搬され;(ロ)前記サックが圧縮ガス供給源と連通して接続されるように形 成され、かつ圧縮ガスによって膨張可能であるように形成され; (ハ)前記サックが圧縮ガスによって膨張するときに前記フレーム上に患者を支 えるために患者身体の少なくとも第2部分に適合した低自然減量サポート面を画 定するように形成され; 患者の少なくとも第1部分を支える前記手段が前記サックによって画定される前 記低自然減量サポート面と同じ範囲で、患者の第1部分を支えるように形成され る請求項36記載の装置。
  45. 45.前記回転手段の操作を容易にするために前記適合手段の一部を自動的に収 縮させる手段をさらに含む請求項39記載の装置。
  46. 46.さらに、 前記少なくとも1個のドレン開口と連通するように結合した廃物タンクと; 前記タンクと前記少なくとも1個のドレン開口との間にこれらに連通して配置さ れ、少なくとも第1配向(orientation)と第2配向との間で選択的 に交替しうるように形成される真空フローダイバーター弁と; 前記真空フローダイバーター弁と連通し、前記真空フローダイバーター弁の前記 第1配向を介して前記タンクと連通し、前記真空フローダイバーター弁の前記第 1配向を介して前記少なくとも1個のドレン開口と連通するように配置される真 空ウォンドとを含み、前記真空フローダイバーター弁がマグネットと、前記真空 フローダイバーター弁が前記第1配向で配置されるときを検出するための少なく とも1個のホール効果センサーとを含む請求項35記載の装置。
  47. 47.さらに、 前記少なくとも1個のドレン開口と連通して結合される廃物タンクと; 廃物タンク内の液体の所定レベルを検出するために前記タンクの外側に配置され た容量形液体レベルセンサーを含む、前記廃物タンク内の液体レベル検出手段を 含む請求項35記載の装置。
  48. 48.前記少なくとも1個のドレン開口と連通して除去可能に結合されうるよう に形成される廃物ジャグと; 廃物ジャグ内の液体の所定レベルを検出するために前記廃物ジャグの外側に配置 された容量形液体レベルセンサーを含む、前記廃物ジャグ内の液体レベル検出手 段と をさらに含む請求項35記載の装置。
  49. 49.前記少なくとも1個のドレン開口と連通して除去可能に結合されうるよう に形成される廃物ジャグと; 前記廃物ジャグの収容手段と; 前記廃物ジャグと係合するように形成され、配置されるばね一バイアスド(sp ring−biased)ラッチング要素を含む、前記廃物ジャグを前記収容手 段中に確実に固定する手段と をさらに含む請求項35記載の装置。
  50. 50.前記少なくとも1個のドレン開口と連通して除去可能に結合されうるよう に形成される廃物ジャグと; 前記廃物ジャグの収容手段と; 前記廃物ジャグが前記収容手段によって確実に収容されたときを検出する手段で あって、前記収容手段が有するマイクロスイッチとばね一バイアスドプランジャ ーとを含み、前記廃物ジャグが前記収容手段によって確実に収容されるときに前 記マイクロスイッチを第1状態に活性化させ、前記廃物ジャグが前記収容手段に よって確実ではなく収容されるときには前記マイクロスイッチを第2状態に活性 化させるように形成され、配置される手段と をさらに含む請求項35記載の装置。
  51. 51.前記少なくとも1個のドレン開口と連通して結合され、湾曲した分離管を 含む、前記捕捉手段によって捕捉された廃物から液体廃物を分離する手段をさら に含む請求項35記載の装置。
  52. 52.前記分離管を囲み、空気出口を画定する保持タンクをさらに含む請求項5 0記載の装置。
  53. 53.前記保持タンクの前記空気出口と連通して配置される逆止め弁をさらに含 む請求項52記載の装置。
  54. 54.患者のケア、維持及び治療の少なくとも1種から生ずる廃物の処理装置に おいて、 (a)患者のケア、維持及び治療の少なくとも1種から生ずる廃物の捕捉手段で あって、フレキシブルなペイシン要素を含み、 (イ)前記ペイシン要素が患者のケア、維持及び治療の少なくとも1種から生ず る廃物を受容するように配置される上面を画定し、前記上面が床と、前記床から 上方に伸びてそれらの長さを画定し、相互に隣接して配置され、それらの長さに 沿って相互から分離される、複数の不連続な、細長い中空の円筒形サポートフィ ンガーとによって形成され、(ロ)自由端部を有する各前記サポートフィンガー が前記床から伸びる端部とは反対側の、その長さの端部において患者サポート面 を画定し、(ハ)前記ペイシン要素が前記患者サポート面の下方のレベルにおい て前記上面を通して画定される少なくとも1個のドレン開口によってさらに形成 され、(ニ)前記床が前記の少なくとも1個のドレン開口方向に傾斜し、前記フ ィンガーを横切って前記円筒形を斜めに切頭するように形成される ことから成る手段 を含む装置。
  55. 55.さらに、 (b)前記ペイシン要素の前記上面を被覆し、前記ペイシン要素を液体不透性に するように配置される液体不透性塗膜 を含む請求項54記載の装置。
  56. 56.前記塗膜がポリウレタンとシリコーンとを含む請求項55記載の装置。
  57. 57.前記塗膜が抗菌性組成物を含む請求項55記載の装置。
  58. 58.患者のケア、維持及び治療の少なくとも1種に関連するイベントから生ず る、水分を含む廃物の処理装置において、 (a)患者のケア、維持及び治療の少なくとも1種から生ずる廃物の捕捉手段と ; (b)前記捕捉手段から廃物を吸引するために配置される真空ブロアーと; (c)前記捕捉手段から吸引される廃物を受容するために、前記捕捉手段と前記 真空ブロアーとに連通して配置される保持タンクと; (d)患者のケア、維持及び治療の少なくとも1種に関連するイベントから生ず る水分の存在を、この水分が前記保持タンクに達する前に検出する手段とを含む 装置。
  59. 59.前記水分検出手段が、 前記保持タンクヘの途中で、前記捕捉手段から吸引される水分が運ばれる流路中 に配置される1対の導電性環 を含む請求項58記載の装置。
  60. 60.(e)前記水分検出手段に連通するように結合される水分検出を表示する 手段 をさらに含む請求項58記載の装置。
  61. 61.前記水分検出表示手段が発光(1ighted)インジケーターを含む請 求項60記載の装置。
  62. 62.(e)一定期間中に生ずる廃物発生イベント回数を計数する手段であって 、前記水分検出手段に連通するように結合される手段 をさらに含む請求項58記載の装置。
  63. 63.前記水分検出手段が水分の検出時に前記廃物イベント計数手段にシグナル を送るように形成され、前記廃物イベント計数手段が制御装置を含み、この制御 装置が一定期間中に前記水分検出手段から受容されるシグナルを追跡するように プログラムされる請求項62記載の装置。
  64. 64.患者のケア、維持及び治療の少なくとも1種に関連するイベントから生ず る、水分を含む廃物の処理装置において、 (a)患者のケア、維持及び治療の少なくとも1種から生ずる廃物の捕捉手段と ; (b)前記捕捉手段から廃物を吸引するために配置される真空ブロアーと; (c)前記真空ブロアーに連通するように結合される、臭気抑制手段と を含む装置。
  65. 65.前記臭気抑制手段が活性炭含有臭気フィルターを含む請求項64記載の装 置。
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