JPH06506467A - 多環式三級アミンポリ芳香族スクアレンシンセターゼインヒビター - Google Patents
多環式三級アミンポリ芳香族スクアレンシンセターゼインヒビターInfo
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- JPH06506467A JPH06506467A JP4509423A JP50942392A JPH06506467A JP H06506467 A JPH06506467 A JP H06506467A JP 4509423 A JP4509423 A JP 4509423A JP 50942392 A JP50942392 A JP 50942392A JP H06506467 A JPH06506467 A JP H06506467A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
多環式三級アミュ/ポリ芳香族スクアレノンンセターゼインヒ!どター発明の分
野
本件出願は、1991年3月8日に出願された米国特許出願第077667、6
86号の一部継続出願である。
4発明は、生体中の望ましくないコレステ叱−ル量と関連する疾患、特にアテロ
ーム性動脈硬化症の如き心血管系の疾冑の治療に有益な新規化合物の類に関する
。
全体の生体コレステロールのわずかに約7%が面漿中−r′循環(7、そこでモ
ーれはアテロ・−ム性動脈硬化症に関恰していた。残りの93%が細胞中に配置
され、そこでそれは11′要な構造上の機能及び代謝機能を果たす。全ての動物
細胞はコレステロールを必要とするが、それらは存在する細胞内のコレステロー
ルの量を調節する際に攬雑な問題に直面する。正常な状態では、コ【ノステロー
ルは内因的に合成でき(図1を参照のこと)、またはそれは血流から低密度リポ
タンパク(LDL)を除去することにより例因的に得ることができる。血漿コレ
ステロ−・ル量の調節方法が変化されたが、内因的コレステロール合成の抑制は
細胞を1.、DL N取に更に頼るように強制することが示された。細胞、特に
肝臓細胞による増大されたLI)L摂取は血漿コレステロール量を低下すること
が示された。
1、Dl、は、細胞の表面に見られる特定のレセプターに結合し、レセプター媒
介の飲食作用により内在化される。細胞内で、コレステロールエステル成分がリ
ソシーム酵素により加水分解されて遊離コレステロールを放出する。遊離コレス
テロールは、細胞のコレステロール代謝に関して下記の四つの重要な調節作用を
有する。
(1)律速酵素であるHMG−CoAレダクターゼのダウンレギュ【/−ジョン
によるコレステロール生合成の抑制。
(2) LDLレセプターの合成の抑制。
(3)ACAT酵素(これは貯蔵のためにコレステリルエステルの生成を触媒作
用する)の活性化:及び
(4)スクアレンシンセターゼ活性の抑制最初の三つの調節作用は、細胞中の遊
離コレステロールの過剰蓄積を防nするもの/−解される。上記の第四の応答で
あるコレステロールによるスクアレンシンセターゼ活性の抑制は、HMG−Co
A シlダクターゼ酵素が90%より大きく抑制された後にのみ起こり、従って
、これはメバロン酸及びその代謝産物の全ての合成を減少する。ファルネシルビ
ロリン酸(PPP)は、メバロ不−ト経路の分岐点に配置された重要なメバロネ
−1・代謝産物である。それ〔Jスンア1ノン(その唯一の宿命はコレステロー
ル合成である)の中間前駆体であるだけでなく、幾つかの重要な奔ステロール生
産物(例えば、ドリコール、ユビキノン、及びファルネシル化タンパク質)(こ
れらは細胞増殖に必須である)の中間前駆体である。コレステロールは非ステロ
ール生産物よりも極めて多量に必要さされ、モしてLDL供給コレステロールの
不在下で、大量のファルネシルビロリン酸が使用されてスクアレンのためにコレ
ステロールを生産する。しかし、なから、遊離コレステロールが存在し、かつl
(MG−CoAレダクターゼが抑制されている場合には、ファルネシルビロリン
酸をステロール経路から極めて重大な非ステロール経路にそらずためにスクアレ
ンシンセターゼがまた抑制される。スクアレンシンセターゼが遊離コレステロー
ルにより約90%抑制されるとしても、酵素が依然として細胞中に大過剰に存在
することが指摘されるべきである。こうして、スクアレンシンセターゼの抑制は
コレステロール生合成の速度に影響しない。むしろ、その目的はファルネシルビ
ロリン酸の適当な濃度を保っ1:とにより非ステロール生産物の合成を抑制する
ことである。これは、ファルネシルビロリン酸の合成が大きく減少された時にl
i要である。
HMG−CoA lノダクターゼインヒビターによる処理はメバロン酸の生産を
阻止し、こうしてコレステロールの生合成を抑制する。しか(7、メバロネート
経路の正常な生理学的w4節と異なり、スクアレンシンセターぞ酵素が同時に抑
制されない。
少量のファルネシルゼロリン酸が依然として生産すれでいることが、依然として
ステロ−ル経路に続く。ファルネシルビロリン酸の細胞内濃度は、それから調製
される7アルネシル化タンパク質が最早合成し得ない程に低い水準まで低下する
。
ファルネソル化タンパク質がHMG CoAレダクターセ゛のフィー ドパツク
抑制調節に関与し、それ故、このフィードバック調節の損失が細胞中に存在する
HNG−CoAレダクターゼ酵素の量の5〜10倍の増加を生じることが注目さ
れるべきである。また、酵素の増加量はHMG CoA I/ダクターゼインヒ
ビターにより抑制し得るが、必要とされたよりも多い投与量では、[−CoAレ
ダクターゼ酵素の量は同じlのままであった。
HMG CoAレダクターゼはコレステロール合成において律速酵素であるので
、HMG CoAレダクターゼのインヒビターはヒトに強力な低コレステロール
血の薬剤である。これらのインヒビターは比較的安全であるが、肝細胞前及びミ
オパシーのような副作用が観察されていた。スクアレンシンセターゼの抑制は重
要なメパレート代謝産物の減少を生しることがなく、こうして、スクアレンシン
セターゼインヒビターはHMG CoAレダクターゼのインヒビターで観察され
た副作用に較べて少ない副作用の利点を与え得る。また、それはHMG CoA
のフィードバック抑制を生じることができ、こう(7て更に有益な低コレステロ
ール血の薬剤になる。
報告された開発
文献はコレステロール生合成経路及びスクアレンシンセターゼの抑制に可能な手
段を記載している9、J、 Am Cheu Sac、 、 1982.104
.7376−7378及びJ、 Am、 Chea+、S≠メA
1989、111.3734−3739を含む一連の論文において、ボウルター
(C,Date Pouljer)らは、アンモニウム置換ノクロプロビルポリ
エン化合物がプレスクアレンビロリン酸の一部カチオン及び三級カチオンのトポ
ロン−特性及び静電特性を模倣(、、、そしてリン酸緩衝液の存在下で、スクア
レンシンセターゼを抑制することを開示(7ている。ピラー(Scott A、
B111er)らは、J、 Med、 CherL、 1988.31.186
9−1871に、ホスホメチレンホスフェートポリエン化合物を含むファルネシ
ルビロリン酸の一連の安定なノニオン性類縁体がスクアレンシンセターゼを抑制
することを開示している。
米国特許第4.839.369号明細書は、鎖長中に1個〜数個の原子を含んで
もよい鎖により結合された二つのアリール環を有し7、かつアザ環式基、カルボ
ン酸基またはテトラゾール基の如き酸性官能基がアリール環の一−−一つに結合
されている化学化合物がリポキシゲナーセインヒビターであり、抗炎扉付及び抗
アレルギー性ををすることを開示している。同様の化合物が米国特許第4.63
1.287号、欧州特許第0206751号、及び同第0219308号明細書
に開示されている。これらの文献は、上記の酸性アザ理式化合物のいずれかがコ
レステロール減少特性を示すことをいずれも開示していない。
本発明は、スクアレンシンセターゼ抑制特性を示4″新規な三級アミノ多環式化
合物の類に関する。
発明の要約
本発明は、二つの一環式及び/または二環式の環及び塩基性三級アミノ基を含む
多環式化合物を含む。好ましい多環式化合物は、生物pHでアンモニウムイオン
を形成し得る三級アミノ基を含む。本発明の化合物は、メバロン酸代謝産物合成
を殆ど減少しないで生体中の血清コレステロールの量を低下する性質を宵し、こ
うしてHMG−Co^レダクターゼ酵素を抑制することにより作用する薬剤より
も少ない副作用を有する治療薬を提供する。また、本発明は医薬組成物及び本発
明の化合物を使用して血清コレステロール量を低下するだめの治療方法に関する
。
図1は、コレステロールの生合成経路の略図である。
詳細な説明及び好ましい実施態様
本発明の化合物は、二つの一環式及び/または二環式のアリール環及び/または
炭素環式環及び/または複素環ど三級環状アミノ基を含む多環式環化合物を含む
。
更に詳しくは、多環式三級アミノ化合物またはこれらの医薬上許される塩は式■
により記載される。
式I
[式中、
Arl及びAr11は独立に置換または未置換の一環式環、二環式環または三環
式環であり;
Aは好ましくは
かつmは1〜2である)
からなる群から選ばれ。
BはCR’ R’ 、O,S、NR’ 、So、、SCL 、NR’ C=O1
0=C−NR’ 、O=C,R’ C=CR’ またはC=Cであり。
Di;ICR’ R’ 、O,S、 NR’ 、So、SO2、NR’ C=O
10=C−NR” 、0=C1O−C=O1O=C−O1o=c−c=o、0=
C−CH=CH,R’ C=CR’ 、c=c、C=CHR’ 、C=S。
C=NOHまたは結合であり。
R,、R2、Rコ、R,、R,、R,、R,及びR1は独立に水素または(CH
t) 、 −X (式中、Xは0〜5であり、かっXは水素、アルキル、アルケ
ニル、アラルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルコキシ、
アシルオキシ、アリール、ハロ、アミノ、モノ−及びジ−アルキルアミノまたは
アシルアミノである)であり。
R3及びR1は一緒になって、かつ/またはR5及びRアは一緒になって、(C
H2) 、(式中、nは1〜・4である)であってもよく、ノエミナルのR1と
R2基、R3とR,基、R5とR6基またはR1とR1基は(CH2) −(式
中、pは2〜5である)であってもよく、R゛は水素、アルキルまたはアラルキ
ルであり;Rは水素、アルキル、アラルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アラル
コキシ、アシルオキシ、ハロ、ハロアルキル、アミノ、モノ−及びジ−アルキル
アミノまたはアンルアミノであり:かつ
a、 b、 d及びeは0〜4であるコArl及びAr11は独立に約5個〜約
14個の原子の置換または未置換の一環式、二環式または三環式の系であること
が好ましく、これらは部分飽和または完全飽和の炭素環または複素環であっても
よく、前記の系の夫々の環はN、 O及びSから選ばれたO〜約2個のへテロ原
子を含み、但し、前記のへテロ原子は隣接の酸素原子及び/または硫黄原子では
ないことを条件とし、置換基は理系のあらゆる適当な位置に配置されていてもよ
く、上記のRの定義により記載される。
好ましい一環式環として、アリール炭素環式環及びアリール複素環式環並びに不
飽和環式環及び不飽和複素環式環が挙げられる。これらの環の例は、置換または
未置換のビロール、チオフェン、フラン、シクロペンタジェン、イミダゾール、
ピラゾール、1. 2. 4−トリアゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン
、ピリダジン、チアゾール、イソチアゾール、イソオキサゾール、s−トリアジ
ン及びベンゼンである。
好ましい二環式環系として、二環式アリール環並びに」式の不飽和炭素環式環及
び複素環が挙げられる。二環式環の例として、置換及び未置換のインデン、イソ
インデン、ベンゾフラン、ンヒドロベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インドー
ル、1I(−インダゾール、インドリン、イミダゾール、アズレン、テトラヒド
ロアズ1/ン、ベンゾピラゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾオキサゾール、
ベンゾチアゾール、1.3−ベンゾジオキソール、1. 4−ベンゾジオキサン
、プリン、ナフタレン、テトラリン、クマリン、クロモン、クロメン、1. 2
−ジヒドロベンゾチオビラン、テトラヒドロベンゾチオピラン、キノリン、イソ
キノリン、キナゾリン、ピリド[3,4−b] −ピリジン及び1. 4−ベン
ゾイソキサジンが挙げられる。
好ましい三環式環系として、三環式アリール環並びに三環式の不飽和炭素環式環
及び複素環が挙げられる。三環式環の例として、置換及び未置換のフェナントレ
ン、アントラセノ、アセナフチレン、ペリミジン、フェノチアジン及びフェノキ
サジンが挙げられる。
八により記載される三級アミン基は下記の基であることが好ましい。
以上に使用され、またこの開示中に使用される下記の用語は、特にことわらない
限り、下記の意味を有するものと理解されるべきである。
“生物p8”は、生体中の血液、血漿または血清のpH約7.2〜約7.5を表
し、これはその中に存在する物質の正常の分解を妨害しない。血液、血漿または
血清のp+の正常な値は約7.35〜7.45であり、好ましくはpH約7.3
9〜7.41である。
“一環式アリール“は炭素環式及び/または複素環式の芳香族環を意味する。
好ましい基として、フェニル、チェニル、ピリジニル、フリル及びピリミジニル
が挙げられ乙。
“二環式アlルール”は、二つの縮合された炭素環式及び/または複素環式の芳
香族環を含む二環式環系を!味Tる。好ましい基とし7て、ナフチル、インドリ
ル、ベンゾチェニル、ベンゾフラニル、キノリニル、クロモニル及びプリニルが
挙げられる。
“三環式アリール”は、三つの縮合された炭素環式及び/または複素環式の芳香
族環を含む三環式理系を意味する。好ましい基として、アセナフチレン、フェナ
ントレン、フェノチアジン及びフェノキサジンが挙げられる。
“アリール”は炭素環式または複素環式の芳香族環を意味する。
“アルキル”は、単独で、または本明細書に特定された種々の置換基と共に、分
枝鎖または直鎖の飽和脂肪族炭化水素を意味する。好ましいアルキルは、約1個
〜約6個の炭素原子を有する“低級アルキル”である。アルキルの例として、メ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、ブチル、5ec−ブチル、t−ブ
チル、アミル及びヘキシルが挙げられる。
“アルコキシ”はアルキル−〇−基を表す。
“アルケニル”は、少なくとも1個の不飽和を有する炭化水素を表し、分枝鎖ま
たは直鎖であってもよい。好ましいアルケニル基は2〜約6個の炭素原子を有す
る。アルケニル基の例として、ビニル、アリル、エチニル及びイソプロペニルが
挙げられる。
好ましいアリールオキシ基はフェノキシである。
“アラルキル”は、アリール基により置換されたアルキル基を意味する。好まし
いアラルキル基はベンジルまたはフェネチルである。
好ましいアリールオキシ基はフェノキシである。
好ましいアラルコキシ基はベンジルオキシ及びフエネトキシである。
好ましいアシルオキシ基はアセトキンである。
“ハロ”はハロゲンを意味する。好ましいハロゲンとして、塩素、臭素及びフッ
素が挙げられる。好ましいハロアルキル基はトリフルオロメチルである。
本発明の更に好ましい化合物として、
Arlがフェニルまたはナフチルであり。
Ar11がフェニル、ナフチル、ベンゾチアゾリル、ベンゾフリル、ペンゾオキ
ザゾリノ区ベンゾチェニル、ペンゾジオキザニル、ペンジノヒドロフラニル、ベ
ンゾフラニル、ペンゾンオキソリル、キノリニル、インドリル、アセナフチルま
たはジヒドロアセナフチルであり。
BがCR’ R’ 、O,SまたはNRであり:DがCR’ R,O,S、 N
R’ 、NR’−C=O1O=C−NR’、0−C=O1O=C,R’ C=C
R’ 、CミC,C=CHR’ 、C=S。
C=NOHまたは結合であり:
R5、R2、R2、R,、R8、Rs、R7及びR6が独立に水素または(CH
t) 、 −X (式中、XはO〜5であり、かっXは水素1.アルキル、ヒド
ロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルコキシ、またはアリールである)
であり:R1及びR1が一緒になって、力り/またはR6及びR1が一緒になっ
て、(CH,) 、(式中、nは1〜4である)であってもよく、ジェミナルの
R1とR7基、R1とR6基、R,とR6基またはR1とR1基が(C)12)
、(式中、pは2〜5である)であってもよく、Roが水素、アルキルまたはア
ラルキルであり:Rが水素、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロまたはハ
ロアルキルであり:かつ
a、b、d及びeが0〜4である
式Iの化合物が挙げられる。
三級アミノA基は下記の基の−っであることが最も好ましい。
最も好ましい化合物は、
Arlがフェニルまたはナフチルであり:Ar11がフェニル、ナフチル、ベン
ゾチアゾリル、ベンゾフリル、ベンゾオキサシリル、ベンゾチェニル、ベンゾジ
オキサニル、ベンゾジヒドロフラニル、ベンゾフラニル、ベンゾジオキソリル、
キノリニル、1′ンドリル、アセナフチルまたはジヒドロアセナフチルであり:
BがCR’ RまたはOであり:
DがCR’ R,O=C,R’ C=CR’ 、c=c、C=CHR’ または
結合であり;
R1、R2、R−、R4、R+ 、R−、R7及びR,が独立に水素または(C
H2)、 −X (式中、xはO〜3であり、がっXは水素、アルキル、ヒドロ
キシまたはフェニルである)であり。
Roが水素または低級アルキルであり:Rが水素、低級アルキル、ヒドロキシ、
低級アルコキシ、ハロまたはトリフルオロメチルであり;かっ
a、b、d及びeがO〜4である
式Iにより記載される。
本発明の化合物の特別な実施態様は式11により記載される。
式II
5式中、
BはCR’ R’ または0であり;
DはCR’ R’ 、O=C,R’ C=CR’ 、fjc、C=CHR’ ま
たは結合であり:
Rは水素、低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、ハロまたはトリフルオ
ロメチルであり:がっ
a、 b、 d及びeはo〜4である]本発明の化合物は、既知の化合物または
容易に調製可能な中間体から出発して文献に知られCいる操作を使用することに
より調製し得る。一般的な操作の例を以下に説明する。
本発明の化合物は、必要により存在する成る種の置換基を有するので、夫々の置
換基の導入は、勿論、関与する特別な置換基及びそれらの生成に必要な化学に依
存する。こうして、一つの置換基か第二の置換基を形成する場合の化学反応によ
りどのように影響されるかについての考慮は、当業者に良く知られている技術を
伴うてあろう。これは更に関与する環に依存するであろう。
これらの分子の上記の反応性部位B及びDて縮合反応を使用することによりこれ
らの分子を調製することが都合がよい。一般的な操作の例が以下に示され、便宜
上の理由から、ベンゼン理系とキヌクリジン理系を記載する。勿論、関与する下
記の反応は存在する望ましい置換基を有する置換フェニル−キヌクリジン分子を
開発する上で基本的であるが、その他の一環式または二環式の環に関する置換パ
ターンは特別な環の化学に依存する。その化学へのこのような適応は当業者に良
く知られているであろう。
こうして、BまたはDがO,SまたはNR′であるこれらの化合物を調製するた
めに、下記の反応または反応の組み合わせが使用される。
(式中、Lは脱離基、好ましくはハロ、トシレートまたはメシレートである)環
状アミンはヒドロボラン錯体の如き通常の保護基で保護され、この保護基は適当
な時に希薄な酸、例えば、HCIで除去される。
B及びDがOまたはSである場合、アルコールまたはチオールを脱プロトン化す
るのにfI常常用用れる塩基、例えば、水素化ナトリウム、水酸化ナトリウム、
トリエチルアミン、重炭酸ナトリウムまたはジイソプロピルエチルアミンが使用
し得る。
反応温度は、関与する反応体に応して一78°C〜還流の範囲である(0℃〜室
温が好ましい)。反応時間は約2時間から約96時間まで変化する。反応は、両
方の反応体を溶解し、カリ両方に対して同様に不活性である溶媒中で通常行われ
る。
溶媒として、ジエチルエーテル、テトラビトロフラン、N、N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン等が挙げられるが、これらに限定さ
れない。
BまたはDがSoまたはsO,である場合、m−クロロ安息香酸または過ヨウ素
酸ナトリウムによるチオ化合物の処理はスルフィニル化合物を生じる。スルボニ
ル化合物の調製は、既知の操作、例えば、スルフィニル化合物を酢酸に溶解し、
過酸化水素、好ましくは約30%の水性H,0,で処理することにより行い得る
。
下記の反応機構のうちの成る機構において、金属塩が使用し得る。あらゆる適当
な金属塩、例えば、Li、 K、 Na、 Mg、 k等が使用し得る。
Dが−C;Oである化合物は、下記の二つの反応順序の一つにより調製され、順
序lては、N−アルキル−N−アルコキシベンズアミドによる置換金属塩化合物
、例えば、リチウム化合物、ナトリウム化合物、カリウム化合物またはグリニヤ
ール化合物の処理、続いてナーム(S、 Nahm)及びワインレブ(S、 !
t We 1nreb)の操作(Tet、Letters、22.3815(1
981))がカルボニル鎖の形成をもたらす。
順序1
順序2
適当なヒドロキシルアミンによるケトンの処理はオキ/ムの生成をもたらし、一
方、Ph+P”CToを使用するケトンのウィティッヒ縮合はメチレン化合物を
生じる。
また、ウィティッヒ縮合は、以下のように式Iの分子のD位で起こり得る。
これは、通常のウィティソヒ反応条件を使用して行われてもよい。適当なアルデ
ヒドまたはケトンがウィティッヒ試薬と反応させられる場合、縮合は二重結合の
形成をもたらす。次いでこれはPd/Cまたはその他の適当な水素化条件の如き
既知の操作により接触還元し得る。ウィティッヒ試薬は、当業界で認められてい
る既知の操作、例えば、トリフェニルホスフィンまたはジエチルホスホンと置換
アルキルプロミドの反応、続いて強い有機金属塩基またはアルコキシド塩基、例
えば、n−BuLiまたはNaOHによる処理により調製され、所望のイリドを
生じる。勿論、ウィティッヒ試薬がその分子のキヌクリジン位置で生成され、次
いでこれがAr1部分からのアルデヒドと縮合される場合に、このウィティッヒ
縮合がまた起こり得る。
CC1,中の二重結合のBr、によるハロゲン化、続いてNaNH+/液体M、
による2回の脱水は三重結合化合物を生じる。
BまたはDが−NR’ −Co−または−〇〇−NR’ −である場合、酸ハラ
イドと適当なアニリンの縮合は、例えば、下記の機構の例の如き所望の化合物を
生じる。
順序3
金属塩と置換フェニルイソシアネートの縮合は、先に示されるように、相当する
アミドを生じる。逆の縮合は相当する逆のアミドを生しる。
順序4
酸ハライドと適当なアニリンの縮合は、順序4に示されるように、所望のアミド
化合物を生じる。
金rR塩とアルデヒドまたはケトンの縮合、続いて脱水は、下に示されるように
適当な環付加をもたらす。
本発明の成る化合物、例えば、異なるジェミナルの基を有する化合物または不斉
炭素原子を含む化合物は、少なくとも1個の不斉炭素原子を有し得る。更に、本
発明の成る化合物、例えば、BまたはDがCR,=CR,である化合物は、それ
らのシス配置またはトランス配置で存在し得る。その結果、本発明の化合物はラ
セミ混合物、ジアステレオ異性体混合物または個々の鏡像体として得られること
がある。2個または3個の不斉中心が存在する場合、その生成物は2種または4
種のジアステレオマーの混合物として存在し得る。勿論、本発明の範囲内の成る
種のその他の化合物は幾つかの立体中心を有し得るものと理解される。一般に、
X個の立体中心を有する化合物は最大2“個の立体異性体を有し得る。それ故、
3個のこのような中心を有する化合物は最大8穫の立体異性体を生じ、一方、4
個のこのような中心を有する化合物は最大16種の立体異性体を生じる、等々。
生成物は異性体の混合物として合成されることがあり、次いで所望の異性体が通
常の技術、例えば、クロマトグラフィーまたは分別結晶化(これから夫々のジア
ステレオマーが分割し得る)により分離し得る。一方、合成は、所望の立体特異
性を得ることをもたらすような所望の形態の中間体を使用して既知の立体特異的
方法により行われてもよい。
クロマトグラフィーによるシス異性体及びトランス異性体の分離に関する説明が
チャン(W、 L Chan)ら著、J、 Aa CheIllLSoc、 9
6.3642.1974に見られる。
本発明の範囲は存在し得る種々の異性体を含むだけでなく、生成し得る異性体の
種々の混合物を含むことが理解されるべきである。
本発明の化合物及びそれらの8発物質の分割は既知の操作により行われてもよい
。4巻の概論、0ptical Re5olutin Procedures
for Chemical Compounds:0pt|
ical Re5olutin Infonration Center、Ma
nhattan CoCo11e、Riverdale、N■浴@Yorkが
参考として本明細書に含まれる。このような操作が本発明の実施に有益である。
更に有益な文献はEnantiomers、 Racemates and R
e5olution:Jean Jacques、Andr■
Collet及びSamuel HJi len;John Wi ley &
5ons、 Inc、 、 New York、 1981■■驕B基
本的には、化合物の分割はジアステレオマーの物理的性質の相違に基く。鏡像体
上純粋な部分の結合によるラセミ体からジアステレオマーの混合物への変換は、
分別結晶化、蒸留またはクロマトグラフィーにより分離可能である形態を生じる
O本発明の化合物は、塩基性アミノ官能基が存在する場合に酸と塩を生成し、酸
官能基、例えば、カルボキシルが存在する場合に塩基と塩を生成する。全てのこ
のような塩は新規生成物の単離及び/または精製に有益である。酸及び塩基の両
方との医薬上杆される塩が特に有益である。適当な酸として、例えば、塩酸、硫
酸、硝酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、酢酸、マIツイン酸、酒
石酸等が挙げられ、ごれらが医薬上杆される。医薬用途の塩基性塩は海塩、K塩
、Ch塩及r3瓜である。
本発明の新規化合物の種々の置換基は、出発化合物に存在してもよく、中間体5
のいずれか一つに付加されてもよく、または置換反応もしくは変換反応の既知の
方法により最終生成物の生成後に付加されてもよい。置換基それ自体が反応性で
ある場合、これらの置換基それ自体が当業界で知られている技術により保護し得
る。当業界で知られている種々の保護基が使用し得る。多くのこれらの可能な基
の例がグリーン(T、 W、 Green)著、Protective Gro
ups in Organic 5ynthesis”。
John Wi ley and 5ons、 1981に見られる。例えば、
ニトロ基がニトロ化により付加されてもよく、モしてニトロ基が還元によりアミ
ノ基の如きその他の基に変換されてもよく、またアミノ基のジアゾ化及びジアゾ
基の置換によりハロに変換されてもよい。アシル基はフリーデル−クラフッ・ア
シル化により付加し得る。次いでアシル基はウォルフーキシュナー還元及びクレ
メンソン還元を含む種々の方法により相当するアルキル基に変換し得る。アミノ
基はアルキル化されてモノ−及びジ−アルキルアミノ基を形成し得る。また、メ
ルカプト基及びヒドロキシ基はアルキル化されて相当するエーテルを形成し得る
。−級アルコールは当業界で知られている酸化剤により酸化されてカルボン酸ま
たはアルデヒドを生成し、また二級アルコールは酸化されてケトンを生成し得る
。こうして、置換反応または変換反応が出発物質、中間体、または最終生成物の
分子中に種々の置換基を与えるのに使用し得る。
本発明の化合物は下記の代表的な実施例により調製し得る。
実施例1
3−ヒドロキシ−1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタンボラ〉・錯体無水
THF20Oml中の3−キヌクリジノール38g<300 ミリモル)の水冷
懸濁液に、IMのボラン−T)IF錯体300 ml(300ミリモル)を1時
間にわたって滴下して添加する。
その混合物を室温で1時間攪拌し、水700 mlに注ぎ、クロロホルム700
ml (2回)で抽出する。クロロホルム層を合わせ、食塩水で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥する。その混合物を濾過し、減圧で蒸発させる。残渣をエー
テル150m1に再溶解し、石油エーテル10100Oで希釈し、得られる沈殿
を回収し、真空乾燥して3−ヒドロキシ−1−アザビシクロ[2,2,2,]オ
クタンボラン錯体(融点186へ・188℃、分解)を得る。
無水DMF7Oml中の60%の水素化ナトリウム6、24g(156ミリモル
)の懸濁液に、無水DMF100ml中の3−ヒドロキシ−1−アザビシクロ[
2,2,2,]オクタンボラン錯体22g(156ミリモル)の溶液を35分間
にわたって滴下して添加する。その混合物を室温で30分間攪拌し、DMF50
ml中の4−ブロモベンジルプロミド29.0g(156ミリモル)の溶液を
20分間にわたって滴下して添加する。その混合物を室温で18時間攪拌し、次
いで水で曇点まで希釈する。生成する沈殿を回収し、濾過ケーキを水洗する。乾
燥後に、濾過ケーキを温かい酢酸エチル150m1に溶解し、その溶液を石油エ
ーテルで希釈して3−[(4−ブロモフェニル)メトキシ]−1−アザビシクロ
[2,2,2,]オクタンボラン錯体(融点90〜93℃、分解)を得る。
一78℃に冷却した無水THF80 ml中の3−4(4−ブロモフェニル)メ
トキシコー1−アザビンクロ[2,2,2,]オクタンポラン錯体9. Og(
29ミリモル)の溶液に、n−ブチルリチウムの2.5Mのへキサン溶液11.
6m1(29ミリモル)を5分間にわたって滴下して添加する。その混合物を一
78°Cで25分間攪拌し、THF50 ml中の4−クロロ−N−メチル−N
−メトキノベンズアミド(ナーム(S、 Nahm)及びワインレブ(S、M、
Weinreb)著、Tet、 Letters、 22.3815(1981
))5.79g(29ミリモル)の溶液を5分間にわたって滴下して添加する。
その冷却浴を除去し、その混合物を1時間攪拌し、次いて水150m1に注ぐ。
その混合物をエーテル200 mlで抽出する。
エーテル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過する。濾液を蒸発させ、
残渣をアセトンに再溶解する。その溶液を石油エーテルで曇点まで希釈し、得ら
れる沈殿を回収して134〜136℃で融解する固体を得る。この固体を水浴中
で冷却したアセトン75m1に懸濁させ、3NのKl 15m1を5分間にわた
って滴下して添加する。その冷却浴を除去し、その混合物を室温で2.5時間攪
拌する。その混合物を減圧で濃縮し、炭酸ナトリウムで塩基性にし、食塩水50
m1とクロロホルム200m1の間で分配する。クロロホルム層を食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過する。濾液を蒸発させ、残渣をエタノール
性HCIに再溶解する。その溶液をエーテルで希釈し、得られる沈殿を回収し、
アセトニトリル−エーテルで再結晶して3− [4−(4−クロロベンゾイル)
ペンシルオキシコー1−アザビンクロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩(融点1
86〜188℃、分解)を得る。
−9−イル)ベンジルオキシ]−1−アザビンクロ[2,2,2,1オクタン塩
帆皇
無水T)IF50 ml中の3−[(4−ブロモフェニル9メトキシ]−1−ア
ザビシクロ[2,’2. 2. ]オクタンボラン錯体1.64g(5,3モル
)の溶液に、−78°Cでn−ブチルリチウムの2.5Mのヘキサン溶12.1
2m1(5,3ミリモル)を5分間にわたって滴下して添加する。その混合物を
一78℃で30分間攪拌し、THF20 ml中の8−フルオロ−1−ペンゾス
ベロン1. Og(5,6ミリモル)の溶液を5分間にわたって滴下して添加す
る。その混合物を4時間にわたって攪拌して室温まで温める。その混合物を水5
0m1に注ぎ、エーテル100 mlで抽出する。そのエーテルを水洗し、硫酸
マグネシウムで乾燥し、次いで濾過する。濾液を蒸発させ、7.3のヘキサン・
酢酸エチルを使用してシリカゲルでフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を
精製する。生成物残渣をアセトンlomlに溶解し、3NのHCl 6mlを添
加する。次いでその混合物を室温で45分間攪拌し、ロータリー・エバポレータ
ーで濃縮する。残渣を炭酸ナトリウムで塩基性にし、食塩水15m1とクロロホ
ルム75m1の間で分配する。
クロロホルム層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、次いで濾過す
る。濾液を蒸発させ、残渣をエタノール性!(CIに溶解する。その溶液をエー
テルで希釈し、沈殿を回収し、アセトン−石油エーテルで再結晶して3− [4
−(2−フルオロ−6,7−シヒドロー5H−ベンゾシクロへブテン−9−イル
)ベンジルオキシ]−1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩(融点
196〜198℃、分解)を得る。
実施例5
3− [2−(ベンジル)ベンジルオキシ]−1−アザビシクロ[2,2,2,
]オクタン塩酸塩
無水DMF25 ml中の60%の水素化すトリウム0.56g(13,9ミリ
モル)の懸濁液に、DMF25 ml中の3−ヒドロキシ−1−アザビシクO[
2,2,2,]オクタンボラン錯体1.96g(13,9ミリモル)の溶液を5
分間にわたって滴下して添加する。その混合物を室温で25分間攪拌し、DMF
IOml中の2−ベンジルベンジルプロミド4.0g(15,3ミIJモル)の
溶液を5分間にわたって滴下して添加する。その混合物を室温で4時間攪拌し、
水150 mlに注ぎ、エーテル100 mlで抽出する。そのエーテル層を通
常の方法で処理して3− [2−(ベンジル)ベンジルオキシ]−]−アザビシ
クロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩(融点133〜135℃、分解)を得る。
実施例6
3− [4−(2−(フェニル)エタニル)ベンジルオキシ]−1−7ザビシク
無水DMF25 ml中の60%の水素化ナトリウム0.6g(15ミリモル)
の懸濁液に、DMF25ml中の3−ヒドロキシ−1−アザビシクロ[2,2,
2,3オクタンポラン錯体2.Ig(15ミリモル)の溶液を5分間にわたって
滴下して添加する。その混合物を室温で30分間攪拌し、DMFlS ml中の
1−(4−ブロモメチル)フェニル−2−フェニルエタン4.6g(16,7ミ
リモル)の溶液を5分間にわたって滴下して添加する。その混、合物を室温で1
6時間攪拌し、水150m1に注ぐ。その混合物をエーテル100 mlで抽出
する。そのエーテルを硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発残渣を通常の方法で処理
して3− [4−(2−cフェニル)エタニル)ベンジルオキシ]−1−アザビ
シクロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩(融点193〜195℃、分解)を得る
。
実施例7
3−[4−(2−(フェニル)エチニル)ベンジルオキシ]−1−アザビシクロ
[2,2,2,]オクタン塩酸塩
無水DMF7S ml中の60%の水素化ナトリウム2.0g(50ミリモル)
の懸濁液に、DMF50ml中の3−ヒドロキシ−1−アザビシクロ[2,2,
2,]オクタンボラン錯体7.05g(50ミリモル)の溶液を20分間にわた
って滴下して添加する。その混合物を室温で45分間攪拌し、DMF75 ml
中の4−ブロモメチルスチルベン(4−スチルベンメタノールとブロモトリメチ
ルシランから調製した) 13.9g(51ミリモル)の溶液を25分間にわた
って滴下して添加する。その混合物を室温で16時間攪拌し、迅速に攪拌した水
350 mlに注ぐ。固体を回収し、乾燥させ、T)IF−石油エーテルで再結
晶して物質(融点140〜143℃)8gを得る。この固体をアセトン50m1
に懸濁させ、3NのHCl 20m1を添加する。その混合物を室温で45分間
攪拌し、通常の方法で処理してl U4− (2−(フェニル)エチニル)ベン
ジルオキシ]−1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩(融点234
〜236℃)を得る。
3− [4−(2−(フェニル)エチニル)ベンジルオキシ] −1−アザビシ
クロ[2,2,2,1オクタン塩酸塩
無水DMF35 ml中の60%の水素化ナトリウム66mg(1,66ミリモ
ル)の懸濁液に、DMF 10 ml中の3−ヒドロキシ−1−アザビシクロ[
2,2,2,]オクタンポラン錯体0.23g(1,66ミリモル)の溶液を3
分間にわたって滴下して添加する。その混合物を室温で30分間攪拌し、DMF
IOml中の(4−ブロモメチルフェニルエチニル)フェニル[(4−フェニル
エチニル)ベンズアルデヒド(クリック(圧んKr1d+)及びヘッダ(F、
R,Heck)著、J、 Organomet、 CheIL、 93(2)、
259−63(1975j)をホ
ウ水素化ナトリウムで処理し、続いてブロモトリメチルシランで処理することに
より調製した] 0.45g(1,66ミリモル)の溶液を3分間にわたって滴
下して添加する。その混合物を室温で4時間攪拌し、水75m1に注ぐ。その混
合物をエーテル100 mlで抽出する。そのエーテルを乾燥させ、通常の方法
で処理して3−[4−(2−(フェニル)エチニル)−ベンジルオキシ]−1−
アザビシクロ[2,2゜2、]オクタン塩酸塩(融点223〜225℃)を得る
。
実施例9
3−(4〜(N−フェニルベンズアミド)メチルオキシ)−1−アザビシクロ[
2,2,2,]]オクタン塩酸
塩−78に冷却した無水TT(F2Oml中の3−(4−ブロモフェニル)メト
キシ−1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタンポラン錯体3、Og(9,6
8ミリモル)の懸濁液に、n−ブチルリチウムの2.5Mのへキサン溶液(アル
ドリッチ(Aldrich))3.87m1 (9,68ミリモル)を3分間に
わたって滴下して添加する。その混合物を一78℃で30分間攪拌し、THFI
Oml中のフェニルイソシアネーh 1.3g(11ミリモル)の溶液を5分間
にわたって滴下して添加する。その混合物を4時間攪拌して室温まで温める。そ
の混合物を水70m1に注ぎ、エーテル100 mlで抽出する。そのエーテル
を硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発残渣を通常の方法で処理する。塩酸塩をアセ
トニトリルで再結晶して3−(4−(N−フェニルベンズアミド)メチルオキシ
)−1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩(206〜208℃、分
解)70mgを得る。
アザビシクロ[2,2,2,]]オクタン塩酸塩−78に冷却した無水THF5
0 ml中の3−(4−ブロモフェニル)メトキシ−1−アザビシクロ[2,2
,2,]オクタンボラン錯体1.5g(4,83ミリモル)の溶液に、n−ブチ
ルリチウムの2.5Mのヘキサン溶液(アルドリッチ)1.93m1(183ミ
リモル)を3分間にわたって滴下して添加する。その混合物を一78℃で30分
間攪拌し、Tt(FIOml中の4−クロロベンズアルデヒド(アルドリッチ)
0.7g(5,0ミリモル)の溶液を5分間にわたって滴下して添加する。その
混合物を3時間攪拌して室温まで温める。その混合物を水75m1に注ぎ、エー
テル100m1で抽出する。その混合物を通常の方法で処理して3− (4−(
4−クロロ−a−ヒドロキシベンジル)ベンジルオキシ)−1−アザビシクロ[
2,2,2,、lオクタン塩酸塩(融点70℃、分解)を得る。
無水DMF35 ml中の60%の水素化ナトリウム0.34g(8,5ミリモ
ル)の懸濁液に、DMF 15 ml中の3−ヒドロキシ−1−アザビシクロ[
2,2,2,]オクタンポラン錯体1.2g(8,5ミリモル)の溶液を5分間
にわたって滴下して添加する。その混合物を室温で30分間攪拌し、DMFIO
ml中の1−(4−ブロモメチル)フェニル−1−(4−クロロフェニル)エチ
レン2.7g(8,78ミリモル)の溶液を5分間にわたって滴下して添加する
。その混合物を室温で3時間攪拌し、水loom目こ注ぎ、エーテル100m1
で抽出する。そのエーテルを硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させる
。溶離剤として4:lのヘキサン、酢酸エチルを使用して残渣をシリカゲルでフ
ランシュクロマトグラフィーにより精製する。油生成物を通常の方法でその塩酸
塩に変換して3− [4−(1−(4−クロロフェニル)エチニル)ベンジルオ
キシ]−1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩(融点163〜16
5℃)を得る。
実施例12
3− [4−(2H−1−ベンゾピラン−4−イル)ベンジルオキシ]−1−ア
ザビシクロ[2,2,2,]]オクタン塩酸塩−78に冷却した無水THF40
ml中の3−(4−プロモフエニノリメトキシー1−アザビシクロ駆、2.
2.3オクタンポラン錯体0.5g(1,8ミリモル)の溶液に、n−ブチルリ
チウムの2.5Mのヘキサン溶液(アルドリッチ)0.64m1(1,6ミリモ
ル)を5分間にわたって滴下して添加する。その混合物を5分間攪拌し、THF
Sml中の4−クロマノン(アルドリッチ)0.26g(1,8ミリモル)の
溶液を5分間にわたって滴下して添加する。その混合物を1時間攪拌して室温ま
で温め、水75m1に注ぐ。その混合物をエーテル100m1で抽出し、乾燥さ
せ、蒸発、乾固し、残渣を通常の方法で処理して3− [4−(2H−1−ベン
ゾピラン−4−イル)ベンジルオキシ)−1−アザビシクロ[2,2,2,]オ
クタン塩酸塩(融点178〜181℃)を得る。
実施例13
3− [4−(2H−1−ベンゾチオピラン−4−イル)ベンジルオキシコ−■
−アザビンクロ[2,2,2,]]オクタン塩酸塩−78に冷却した無水THF
40 ml中の3−(4−ブロモフェニル)メトキシ−1−アザビシクロ[2,
2,2、]オクタンボラン錯体2. Og(6,6ミリモル)の溶液に、ローブ
チルリチウムの2.5Mのヘキサン溶液(アルドリッチ)2.64m1(6,6
ミリモル)を3分間にわたって滴下して添加する。その混合物を一78℃で30
分間攪拌し、THF 10m1中のチオクロマン−4−オン(アルドリッチ)1
.08g(6,6ミリモル)の溶液を5分間にわたって滴下して添加する。その
溶液を4時間攪拌して室温まで温める。その混合物を水70m1に注ぎ、エーテ
ル100 mlで抽出する。そのエーテルを水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、濾過する。濾液を蒸発させ、残渣をアセトン15m1に再溶解し、3Nの)
IC17mlを添加する。その混合物を室温で24時間攪拌する。その混合物を
減圧で濃縮し、炭酸ナトリウムで塩基性にする。その混合物を食塩水15m1と
クロロホルム70m1の間で分配する。そのクロロホルムを蒸発させ、残渣をエ
タノール性HCIに溶解し、石油エーテルで希釈する。得られる沈殿を回収し、
エタノールで再結晶して3− [4−(2H−1−ベンゾチオピラン−4−イル
)ベンジルオキシラー1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩(14
0℃、分解)を得る。
上記の実施例に従うが、エーテル抽出物から生じる残渣を処理の1時間未満の前
にアセトン及び3NのHCl中に放置する場合には、水和された形態が生じ、次
いでこれが単離し得る。
実施例14
3− [4−(6,7−シヒドロチアナフテンー4−イル)ベンジルオキシラー
1−アザビシクロ[2,2,2,]]オクタン塩酸塩−78に冷却した無水TH
F50 ml中の3−(4−プロモフェニンリメトキシーI−アザビシクロ[2
,2,2,]オクタンポラン錯体1.95g(6,3ミリモル)の懸濁液に、n
−ブチルリチウムの2,5Mのヘキサン溶液(アルドリッチ)2.52m1 (
6,3ミリモル)を5分間にわたって滴下して添加する。その混合物を一78℃
で30分間攪拌し、THF 15+nl中の4−ケト−4,5,6,7−チトラ
ヒドロチアナフテン1.0g(8,57ミリモル)の溶液を5分間にわたって滴
下して添加する。その溶液を4時間攪拌して室温まで温め、水100m1に注ぐ
。その混合物をエーテル100 mlで抽出し、水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥させる。蒸発されたエーテル残渣を、溶離剤として7:3のへキサン:酢酸エ
チルを使用してシリカゲルでフラッシュクロマトグラフィーにより精製する。生
成物残渣をアセトンlomlに溶解し、3NのHCl 6mlを添加する。その
混合物を室温で45分間攪拌し、塩基性にし、クロロホルムで抽出する。蒸発さ
れたクロロホルム層をエタノール性1(C1に溶解し、その溶液を石油エーテル
で希釈する。得られる沈殿を回収し、エタノール/石油エーテルで再結晶して3
− (4−(6,7−シヒドロチアナフテンー4−イル)ベンジルオキシラー1
−アザビシクロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩(200〜203℃、分解)を
得る。
実施例I5
実施例1で3−キヌクリジノールを下記の表■のアミノにより置換する場合、相
当する生成物を得る。
表■
3−キヌクリジンチオール
3−N−アセチルアミノキヌクリジン
3−ヒドロキシメチルキヌクリジン
2−ヒドロキシメチルキヌクリジン
5−ヒドロキシ−3−アセチル−3,4,5,6−テトラヒドロビリミジン4−
ヒドロキシ−(l−アザビシクロ[3,3,1,] ノナン)7−ヒドロキシ−
(3−オキソ−9−メチルアザビシクロ[:3. 3. 1. ]ノナン)
3−ヒドロキシ−(9−メチルアザビシクロ[3,3,1,] ノナン)7−ヒ
ドロキシ−(3−メチルアザビシクロ[3,3,1y]ノナン)■−アザビシク
ロ[3,3,1,1,3,7]デカン−4−オール実施例16
実施例2で4−ブロモベンジルプロミドを下記の表IIの化合物により置換する
場合、相当する生成物を調製する。
表I+
4−ブロモフェネチルプロミド
2−ブロモナフト−1−イルメチルプロミド4−ブロモナフト−1−イルメチル
プロミド2−プロモチエン−5−イルメチルプロミド4−ブロモピリド−2−イ
ルメチルプロミド2−メチル−4−ブロモベンジルプロミドl−ブロモナフト−
2−イルメチルプロミド5−ブロモナフト−1−イルメチルプロミド2−プロモ
チエン−4−イルメチルプロミド2−ブロモピリド−6−イルメチルプロミド2
−ブロモピリド−5−イルメチルプロミド実施例17
実施例3で4−クロロ−N−メチル−N−メトキシベンズアミドを下記の表II
+の化合物によりi換する場合、相当する生成物を得る。
表II+
1−N−メチル−N−メトキシナフトアミド4−メトキシ−N−メチル−N−メ
トキシベンズアミド3−クロロ−4−メチル−N−メチル−N−メトキシベンズ
アミド2−フルオロ−N−メチル−N−メトキンベンズアミド3−フルオロ−N
−メチル−N−メトキンベンズアミド4−フルオロ−N−メチル−N−メトキシ
ベンズアミド4−メチル−N−メチル−N−メトキシベンズアミド4−トリフル
オロメチル−N−メチル−N−メトキシベンズアミド4−ニトロ−N−メチル−
N−メトキシベンズアミド2−N−メチル−N−メトキシキノリンアミド4−ク
ロロ−N−メチル−N−メトキシフェニルアセトアミド実施例4で8−フルオロ
−1−ペンズスベロンを下記の表IVの化合物により置換する場合、相当する生
成物を得る。
表IV
チオクロマン−4−オン
ピラン−4−オン
2−シクロペンテン−1−オン
5.7−シメチルー3.4−ジヒドロナフト−1−オン5−クロロインダン−1
−オン
2.2−ジメチル−2H−1−ベンゾビラン−4−オン5−メトキシ−1−イン
ダノン
6.7−シヒドロー5H−ベンゾシクロペンテン−9−オン3.3−ジメチルイ
ンダン−1−オン
実施例19
実施例7で4−ブロモメチルスチルベンを下記の表■の化合物により置換する場
合、相当する生成物を得る。
表V
4−ビフェニルメチルプロミド
3−ビフェニルメチルプロミド
2−ビフェニルメチルプロミド
4−スチリルベンジルプロミド
4−(シクロヘキセン−1−イル)ベンジルプロミド4−フェニルメトキシベン
ジルプロミド3−フェノキシベンジルプロミド
3.4−ジクロロフエノキシベンジルブロミド3−(4−t−ブチルフェノキシ
)ベンジルプロミド4− (3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキセン−1
−イル)ベンジルプロミド
4− (4,4,6,6−テトラメチルシクロヘキセン−l−イル)ベンジルプ
ロミド
4−(4,4−ジメチルシクロヘキセン−1−イル)ベンジルプロミド4−クロ
ロベンゾイルベンジルプロミド4−(l−フェネテニル)ベンジルプロミド4−
(2−フェニルエチル)ベンジルプロミド2−ベンジルベンジルプロミド
3−ベンジルオキシベンジルプロミド
2−7エネチルベンジルブロミド
4−(2,5−ジメチルスチリル)ベンジルプロミド4−(3,4−ジクロロス
チリル)ベンジルプロミド4−(4−フルオロスチリル)ベンジルプロミド4−
フェノキシベンジルプロミド
4− ((1−ベンゾイル−1−メチル)エチル)ベンジルプロミド4−ベンゾ
イルベンジルプロミド
N−メチルベンズアミドベンジルプロミド4−フェニルエチニルベンジルプロミ
ド4−(1−(4−クロロフェニル)エチニル)ベンジルプロミド4− (1−
(2−クロロフェニル)エチニル)ベンジルプロミド4−(4−メチルフェニル
スルホニル)ベンジルプロミド3−ベンゾイルベンジルプロミド
4−(ベンゾオキサゾール−2−イル)ベンジルプロミド4−(ナフト−2−イ
ル)ベンジルプロミド3−(ベンジル−4−イル)メチルオキシ−1−アザビシ
クロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩
無水DMF25 ml中の60%の水素化ナトリウム0.6g(15ミリモル)
の懸濁液に、125 ml中の3−ヒドロキシ−1−アザビシクロ[2,2,2
,]オクタンポラン錯体2.1g(15ミリモル)の溶液を5分間にわたって滴
下して添加する。その混合物を室温で30分間攪拌し、DMF15 ml中の4
−ブロモメチルベンジル(クリーブ(B、 Krieg)及びマネック(G、
Manecke)著、Ber、、101.1480−84(1963))4−8
5g(16,7ミリモル)の溶液を5分間にわたって滴下して添加する。その混
合物を室温で16時間攪拌し、水15hlに注ぐ。その混合物をエーテル100
mlで抽出する。そのエーテルを硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発残渣を通
常の方法で処理して3−(ベンジル−4−イル)メチルオキシ−1−アザビシク
ロ[2,2,2,]オクタン塩酸塩を得る。
実施例21
3− [4−(スチリルカルボニル)ベンジルオキシ]−1−アザビシクロ[2
゜2、 2. ]オクタン塩酸塩
一78℃に冷却した無水THF30 ml中の3−(4−ブロモフェニル)メト
キシ−1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタンボラン錯体1.5g(4,8
4ミリモル)の溶液に、ローブチルリチウムの2.5Mのヘキサン溶液(アルド
リッチ) 1.94m1(4,84ミリモル)を3分間にわたって滴下して添加
する。その混合物を一78℃で20分間攪拌し、THF lO+nl中のN−メ
トキシ−N−メチル−3−(E)−フェニル−2−プロペンベンズアミド(ナー
ム及びワインレブの操作(Tet、Letters、22.3815(1981
)によりトランスシンナモイルクロリドとN、O−ジメチルヒドロキシルアミン
から調製した) 0.93g(4,84ミリモル)の溶液を5分間にわたって滴
下して添加する。
冷却浴を除去し、その混合物を1時間攪拌し、水70m1に注ぐ。その混合物を
エーテル100 mlで抽出する。エーテル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥させ、濾過する。濾液を蒸発させ、残渣をアセトンに再溶解する。その溶液を
石油エーテルで曇点まで希釈し、得られる沈殿を回収して135〜137℃で融
解する固体を得る。この固体をアセトン10m1に懸濁させ、3NのI(C16
+nlを添加する。その混合物を室温で1.5時間攪拌し、次いて水中で冷却す
る。その不溶性物質を回収し、真空乾燥させ、アセトニトリルで再結晶して3−
[4−(スチリルカルボニル)ペンジルオキシ]−1−アザビシクロ[2,2
,2,]オクタン塩酸塩(融点205〜208℃)0.4gを得る。
メタ、ノール15oml中のナトリウム11.5g(0,5モル)に、ジメチル
マロネート66g(0,5モル)を添加する。これを加軌、還流させ、次いでメ
チルアクリレート(86g、 1.0モル)を還流を維持するのに充分な速度で
滴下して添加する。添加が完結した時、その反応を油浴中で110℃で2時間加
熱する。次いで反応を冷却し、水(約200 ml)で希釈し、−夜冷却する。
結晶性固体を濾別し、エーテルで洗浄し、乾燥して粗生成物をナトリウム塩とし
て得る。これを水に溶解し、濃塩酸で酸性に(7てp)12とし、白色の沈殿を
濾過し、水洗し、乾燥してトリメチル−4−オキソシクロヘキサン−1,1,3
−トリカルボキシレートを得、これを次の工程に直接使用する。
工程B、メチル4−オキソンクロヘキサン−1−カルボキシレートトリメチル−
4−オキソシクロヘキサン−1,1,3−トリカルボキシレートの一部55g(
0,2モル)をDMF240mlに溶解し、これに窒素雰囲気下で塩化ナトリウ
ム26g(0,445モル)及び水16m1(0,89モル)を添加する。この
混合物を加熱、還流させ、窒素雰囲気下で48時間保つ。次いでその反応を減圧
でストリッピングして乾燥させ、残渣を水に添加し、粗生成物をジクロロメタン
(3xlOOml)で抽出する。合わせた抽出物をMg5O+で乾燥させ、スト
リッピングして乾燥させ、黄色の油を得る。この粗生成物を真空蒸留してメチル
4−オキソシクロヘキサン−1−カルボキシレート(1,OmnHgで沸点82
〜108°C)を得、これを次の工程に直接使用する。
乾燥ベンゼン50m1中のメチル4−才キソシク口ヘキサン−1−カルボキシレ
ート8g(0,51モル)の溶液に、エチレングリコール4g(0,064モル
)及びp−トルエンスルホン酸0. Logを添加し、この混合物をディー2・
スターク(Dean−5tark)装置で一夜還流させる。冷却した反応を放置
し、下層(エチレングリコール)を分離し、残りのベンゼン層を重炭酸ナトリウ
ム水溶液で洗浄し、Mg5(Lで乾燥し、ストリッピングして乾燥させてメチル
1,4−ジオキサスピロ[4,5]デカン−8−カルボキシレートを透明な液体
残渣として得る。この物質を更に精製しないで次の工程に使用する。
工程D:1.4−ジオキサスピロ[4,5]デカン−8−カルボキサミド濃水酸
化アンモニウム60m1をメチル1,4−ジオキサスピロ[4,5]デカン−8
−カルボキシレート11.9g(0,059モル)に添加し、室温で一夜攪拌す
る。次いで反応を水中で冷却し、沈殿した固体を濾別し−C生成物(融点150
〜156℃)4、77gを得る。ストリッピングして乾燥させ、残渣を酢酸エチ
ルで再結晶することにより生成物見に1.46gを濾液から得る。これらの二つ
の部分を合わせ、再度酢酸エチルで再結晶して1,4−ジオキサスピロ[4,5
]デカン−8−カルボキサミド(融点167〜170℃)を得る。
工程E:8−アミノメチル−1,4−ジオキサスピロ[4,5]デ力ン乾燥TH
F100ml中の水素化リチウムアルミニウム1.4g(0,037モル)に、
1.4−ジオキサスピロ[4,5]デカン−8−カルボキサミド4.9g(0,
026モル)を0.5時間にわたって滴下して添加する。次いでこの混合物を2
時間還流させ、次いで室温に冷却する。水約5mlを注意して添加(7、次いで
15分間攪拌する。次いでジクロロメタンを添加し、不溶物を濾別する。有機層
をMg5Otで乾燥し、ストリンピングして乾燥させて粗生成物3.48gを得
る。この物質を真空蒸留して8−アミノメチル−1,4−ジオキサスビO[4,
5]デカン(7an)Igで沸点84〜101 ’C)を得る。
工程F、l−アザトリシクロ[3,3,1,1,”]]デカン−4才2Etol
(20ml中の8−アミノメチル−1.4−ジオキサスピO[4.5コデカン2
.7g(0.016モル)を4時間にt)たって添加する。次いでこの混合物を
24時間にわたって加熱、還流させる。冷却した反応物をジクロロメタンで洗浄
し、次いでIONのNa0)Iで塩基性にし、ジクロロメタンで抽出する。合わ
せた抽出物をMg5O+で乾燥し、ストリッピングして乾燥させて生成物1.
68g(69%)を得る。
工程G.■−アザトリシクロ[3. 3. 1. 1. ”]]デカンー4ーオ
ールホウ水素化ナトリウム0. 7g)を水冷MeOH20mlに添加する。次
いでMeO820ml中の1−アザトリンクロ[3. 3. 1. 1. 31
]デカン−4−オン1. 88g(0. 012モル)を5分間にわたって滴下
して添加する。更にNaBHio. 8g(合i11. 5g, 0. 04モ
ル)を5分間にわたって滴下(7て添加する。その反応を水中で0.5時間以上
攪拌し、室温で1時間攪拌する。その反応液を食塩水20+nlで希釈し、エー
テルで抽出する。
そのエーテルをMg5O.て乾燥し、ストリッピングして乾燥させてl−アザト
リンクロ[3. 3. 1. 1.” ]]デカンー4ーオーを得る。
水中で冷却したエーテル−THF(50150)60 ml中の1−アザトリシ
フo [3. 3bb1.I]コブカン4−オール0. 93g(0. 006
1モル) ノ溶Ml:、IMノBHI−THF6、 1mlを3分間で滴下して
添加する。水浴を除去し、反応液を室温で1時間攪拌する。水 (35 ml)
を反応液に添加し、生成物をクロロホルムで抽出する。有機層をMg5O.で乾
燥し、ストリッピングして乾燥させて残渣0、53g(収率52%)を得る。次
いで粗生成物を酢酸エチルに溶解し、ガラス濾過器中でシリカゲルに通す。
酢酸エチルをストリッピングして1−アザトリシクロ[3。3. 1. 1.
”]]デカンー4ーオールボラン錯体を得る。
窒素雰囲気下のDMFIO ml中の60%のNa1(0. 134g(0.
0034モル)の懸濁液に、D\IF10 ml中の1−アザトリシクロ[3.
3. 1. 1. ”7]デカン−4−オール、ボラン錯体(0. 56g、
0. 0034モル)を5分間にわたって滴下して添加する。これを20分間攪
拌し、次いでDMFIO ml中の4−ブロモメチルスチルベンを2分間にわた
って滴下して添加する。これを室温で窒素雰囲気下で一夜攪拌する。次いでその
反応液を水60m1に注ぎ、エーテル(合計500 ml)で3回抽出する。合
わせたエーテル層を食塩水で1回抽出し、次いでMg5O+で乾燥し、ストリッ
ピングして乾燥させる。粗生成物をシリカゲル60カラムで精製し、5:1のヘ
キサン:酢酸エチルで溶離する。それ程極性ではない異性体が“アンチ”異性体
であり、この異性体0、 22gを単離する。更に極性の“シン”異性体を単離
して0.11gを得る。これらを次の工程に直接使用する。
4−アンチ−[4−(2−(E)−フェニルエチニル)フェニルメトキシヨー1
−アザトリシクロ[3. 3. 1. 1. ”]デカン、ボラン錯体0, 2
2g(0. 0006モル)をアセトン20m1に溶解し、3Nの1(CI溶液
10滴を添加し、攪拌する。白色の沈殿が1時間で生じる。白色の固体を濾過し
、アセトンですすぐ。残留溶媒を高真空下で除去し、室温で乾燥して4−アンチ
−[4 − (2−(E)−フェニルエチニル)フェニルメトキシヨー1−アザ
トリシクロ[3. 3. 1. 1. ”]デカン塩酸塩を得る。
工程に:4−ンンー[4− (2−(E)−フェニルエチニル)フェニルメトキ
ン]−1−アザトリシクロ[3. 3. 1. 1. ” ]]デカン塩酸塩4
ーンンー4−(2−(E)−フェニルエチニル)フェニルメトキシヨー1−アザ
トリシクロ[3. 3. 1. 1.”コブカン、ボラン錯体0. l1g(0
. 0003モル)をアセトン20m1に溶解し、3NのHCI溶液10滴を添
加し、室温で1.5時間攪拌する。
固体の沈殿を濾別し、アセトンですすぎ、高真空下で室温で乾燥して4−シン−
[4 − (2−(E)−フェニルエチニル)フェニルメトキシヨー1−アザト
リシクロ[3. 3. 1. 1. ”]デカン塩酸塩を得る。
寒裡豊競
と二士ゴ5乙1サヅ1辷十ゴ酉ロXヨ囮り已乞≦二ご迫ンクロ[2. 2. 2
. ]]オクタン塩酸塩ー78に冷却した無水THF30 ml中の3−(4−
ブロモフェニル)メトキシ−1−アザビシクロ[2. 2. 2. ]オクタン
、ボラン錯体1. 5g(4. 84 ミリモル)の溶液に、n−ブチルリチウ
ムの2.5Mのヘキサン溶液1. 94m1 (4. 84ミリモル)を3分間
にわたって滴下して添加する。その混合物を一78℃で20分間攪拌し、71(
F 10m1中の2−クロロベンゾオキサゾール0. 74g(4. 84ミリ
モル)の溶液を5分間にわたって滴下して添加する。冷却浴を除去し、その混合
物を1時間攪拌し、水70m!!こ注ぐ。その混合物をエーテル100 mlで
抽出する。エーテル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過する。濾液
を石油エーテルで曇点まで希釈して135〜138℃で融解する固体を得る。こ
の固体をアセトンlomlに懸濁させ、3NのHCl 6mlを添加する。その
混合物を室温で1.5時間攪拌し、通常の方法で処理して3−[4−(ベンゾオ
キサゾール−2−イル)フェニル]メトキシー1ーアザビシクロ[2. 2.
2. ]オクタン塩酸塩を塩酸塩(融点263〜265℃)として得る。
上記の実施例で2−クロロベンゾオキサゾールを2.5−ジクロロベンゾオキサ
ゾール、2−クロロベンゾチアゾール、2.5−ジクロロベンゾチアゾールまた
クロロ−5−トリフルオロメチルベンゾオキサゾールにより置換した場合、調製
された生成物は、
3− [4− (5−クロロベンゾオキサゾール−2−イル)フェニルコントキ
シ−l−アザビシクロ[2. 2. 2. ]オクタン塩酸塩、3− [4−
(ベンゾチアゾール−2−イル)フェニル]メトキシー1ーアザビンクロ[2.
2. 2. ]オクタン塩酸塩、3− [4− (5−クロロベンゾチアゾー
ル−2−イル)フェニルコントキシ−l−アザビシクロ[2. 2. 2. ]
オクタン塩酸塩、また3− [4− (5−4リフルオロメチルベンゾオキサゾ
ール−2−イル)フェニル〕メトキシー1ーアザビシクロ[2. 2. 2.
]オクタン塩酸塩である。
実施例24
実施例1〜23の操作に従って、下記の表Vl−IXの代表的な化合物を調製す
る。
工程A:4−メチル−3’、4’ −メチレンジオキシ−1,l−ビフェニル−
78℃に冷却した無水THF75 ml中の4−ブロモトルエン10g(58,
4ミリモル)の溶液に、n−ブチルリチウムの2,5Mのヘキサン溶液23.4
ml (58,4ミリモル)を5分間にわたって滴下して添加する。その混合物
を一70℃で10分間攪拌し、LMの塩化亜鉛58.41111.(58,4ミ
リモル)を5分間にわたって滴下して添加する。冷却浴を除去し、その混合物を
1.5時間攪拌して室温まで温める。次いでこの混合物をT)IF100ml中
の4−ブロモ−1,2−(メチレンジオキシ)ベンゼン9g(45ミリモル)と
テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)0.67g(0,58
ミリモル)の混合物に5分間にわたって滴下して添加する。その混合物を10時
間にわたって還流下に加熱する。その混合物を冷却し、水100 mlに注ぎ、
エーテル200 mlで抽出する。そのエーテル層を水洗し、硫酸マグネシウム
で乾燥し、次いで濾過する。
濾液を蒸留させ、残渣をヘキサンで再結晶して4−メチル−3’ 、4’ −メ
チレンジオキシ−1,1−ビフェニル(融点57〜60℃)を得る。
ベンゾイルペルオキシド0.1gを含む四塩化炭素70m1中の4−メチル−3
°、4′−メチレンジオキシ−1,1−ビフェニル4.6g(21,ロアミリモ
ル)とN−ブロモスクシンイミド5.0g(28ミリモル)の混合物を2.5時
間にわたって還流下に加熱する。その混合物を濾過し、濾液を蒸発させる。残渣
をヘキサンで再結晶して生成物(融点78〜81℃)を得る。
無水DMF20 ml中の60%の水素化ナトリウム0.14g(3,44ミリ
モル)の懸濁液に、DMFIOml中の3−キヌクリジノールボラン錯体0.4
8g(3−44ミリモル)の溶液を3分間にわたって滴下して添加する。その混
合物を室温で15分間攪拌し、DMFIOml中の4−ブロモメチル−3゛、4
° −メチレンジオキシ−1,l−ビフェニル1.0g(3,44ミリモル)の
溶液を5分間にわたって滴下して添加する。その混合物を室温で2時間攪拌し、
水75m1に注ぎ、エーテル150 mlで抽出する。そのエーテルを水洗し、
硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過する。濾液を蒸発させ、4:1のヘキサン:酢
酸エチルを使用して残渣をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して融点1
00〜103℃を有する固体を得る。この固体をアセトン101111中に懸濁
させ、エタノール性塩酸を添加してp旧にする。その混合物を室温で15分間攪
拌し、次いでエーテルで希釈して3− [4−(1,3−ベンゾジオキソール−
5−イル)ベンジルオキシゴー1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタン塩酸
塩(融点195〜198℃)を沈殿させる。
分析、C,、H2,ClN0+としての計真値C: 67、46:H: 6.4
7; N : 3.75実測値C: 67、08.H: 6.53: N :
3.53実施例26
実施例25の操作に従って、下記の化合物を調製し得る。
3−[4−(1,4−ベンゾジオキサン−6−イル)ベンジルオキシゴー1−ア
ザビシクロ[2,2,2,]オクタン3− [4−(2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−5−イル)ベンジルオキシゴー1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタ
ン3−[4−(ベンゾフラン−5−イル)ベンジルオキシ]−1−アザビシクロ
[2,2,2,1オクタン
3− C4−(2−メチルベンゾフラン−5−イル)ベンジルオキシ31−アザ
ビシクロ[2,2,2,コオクタン
3− [4−(2,2−ジメチル−・2.3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル
)ベンジルオキシゴー1−アザビシクロr2. 2. 2. :lオクタン3−
[4−(2,2−ジメチル= l、3−ベンゾジオキシ−ルー5−イル)ベン
ジルオキシコ−1−アザビシクロ[2,2,2,]オクタン動物で種々の試験を
行って、ヒトにおける活性と相関関係があり得る薬理学的応答を示す本発明の化
合物の能力を示した。これらの試験は、スクアレン合成を抑制する式Iの化合物
の効果の如き因子を伴う。本発明の範囲内の化合物は、下記の操作を使用して試
験された場合に、スクアレンシンセターゼの抑制に関して顕著な活性を示すこと
がわかり、それ故、コレステロールに関連する疾患の治療に有益であると考えら
れる。
スクアレンシンセターゼ抑制アッセイ
使用したスクアレンシンセターゼアッセイは、ボブジャク(PopjakX19
69)及びボウルター(Poulter)ら(1989)により記載された操作
の改良である。
ボブジャク著、Enzymes of 5terOI biosynthesi
s in 1iver and intermediate■
of 5terol biosynthesis、Meth、Enzymol、
15:393−454.1969ボウルター、カブソン(Capson、 T、
L、 )、トンプソン(Thompson、ML D、 )及びバード(Ba
rd R,S、 )著、5qualene 5ynthetase、 Inhi
bition by ueonium analog浮■刀@of
carbocationic intermediates in the c
onversion of presqualene di垂■盾唐垂■≠狽■
to 5qualene、 J、 k CherLSoc、 111 :373
4−3739.1989゜■、動物源及び組織調製
体重100〜120gの4匹の雄のSDクラット、インジアナ州すッチモンドに
あるプリナ・ミルズ社(Purina Mi l Is、 Inc、 )から入
手した低コレステロールげっ歯類食(#5012)を食べさせ、逆光のもとに収
容する。水を随時与える。ラットをエーテルで軽く麻酔し、次いで断頭する。肝
臓を除去し、酵素を下記の方法により分離する。
Il、物質
薬品:
全ての薬品は、特にことわらない限り、“A、 C,s−”の純度またはそれよ
り良好である。
アクアゾル(AquaSol、 酉標)−2シンチレーシヨン液(NEF−95
2) (デュポン/NENすサーチプロダクツ(Du Pant/NEN Re
5earch Products、 Boston、 Mass、 ) ;無水
MgC1t(M−8266) 、β−NADP)lテトラナトリウム塩、還元形
態(N−1630)、ウシ血清アルブミン(A−6003)、コレステロール(
C−8503) ;スクアレン(S−3626)、(シグマ・ケミカル社(Si
gma Chemical Co、 、 St、 Louis。
Missouri)) ;
パイオーラド(Bio−Rad)タンパク質アッセイ色素濃厚物(パイオーラド
・ラボラトリイズ(Bio−Rad Laboratories、 RichI
IIOnd、 CA)) ;変性エタノール、DMSO,HCl (IN)、K
OH、メタノール、Na0H(0,IN、 IN) 、石油エーテル(M−28
0グレード)、二塩基性リン酸カリウム、2−プロパツール(フィッシャー・サ
イエンティフィック(Fisher 5cientif ic、 Pi tts
burgh、 PA)) ;ゼロ・グレード窒素ガス混合物(認定分析)(ウッ
ドランド・オキシゲン・アンド・サプライ社(Woodland Oxygen
&5upply Co、 、 Ph1ladelphia、 PA)) ;放射
能薬品。
[1−’)I(N) ]−PPP、トリアンモニウム塩(Nl″T−1042)
、(デュポン/NEN社):[4,8,12,13,17,21−’H]−スク
アレンシン(NET−645) (デュポン/NEN社):放射能標識されてな
いPPPを自家製で調製する。固体のPPPを分別し、−80°Cで貯蔵する。
PPPを10ミリモルの濃度で70%のエタノール/30%の0.25MのNH
,HColに溶解し、その溶液を分別しく夫々200μm)、−80℃で貯蔵す
る。
II+アッセイ物質の調製
A)試験溶液
試験溶液を100%のDMSOまたはdH,、o中で新たに調製する。連続希釈
を同溶媒中で行う。化合物を最初に1または10MM(最終濃度)で試験する。
B)アッセイ緩衝液
リン酸カリウム(50ミリモル、8.71g/1)pH7,5緩衝原液を調製し
、使用するまで4℃で貯蔵する。無水MgCI Hをアッセイの日に10ミリモ
ルの最終濃度(95mg/100m1)でリン酸緩衝液に添加する。緩衝液を使
用前にN!でフラッジする。
C)基質
放射能m識されていないPPPを507ノM(100μmのlOミリモルの冷P
PP +19.9mlのリン酸緩衝液)まで希釈する。次いで、3H−PPP(
0,5mC1/++l、O,OL1mg/m1)14 μm(20xlO’dp
m)を添加する。この混合物200μlを108MのFPPの最終反応濃度(約
200.000dpm/アッセイ管)でアッセイ管に添加する。
D)β−NADP)l溶液
β−NADPH37,5+ngを5ミリモルの濃度のβ−NADPI(でアッセ
イ緩衝液9mlに添加する。その混合物を攪拌し、この溶1fflloOμmを
O,Sミリモルのβ−NADPHの最終アッセイ濃度で夫々の管に添加する。
E)エタノール中のKOI(
KO875gを変性エタノール500m1に溶解して15%の溶液とし、使用す
るまで0℃で貯蔵する。この溶液1mlを管に添加して反応を停止する。
IV、実験操作
A)酵素調製
断頭の直後に、肝臓を4匹のラットから一度に除去する。肝臓を合わせ、風袋ビ
ーカー中で計量する。肝臓重量の3倍に等しいアッセイ緩衝液を添加する。肝臓
を最初に30秒間ブレンダーで均質にし、次いで2.5の速度でモーター駆動テ
フロン乳棒により均質にする。均質化中に、肝臓を氷上に保つ。肝臓が充分に均
質にされた時、ホモジネートを50m1の容量の遠心分離管中で4℃で30分間
にわたって10.000gで遠心分離する。ミトコンドリアベレットを廃棄し、
上澄みを少量の緩衝液で湿らせたガーゼの層で濾過する。この上澄みを25m1
の容量の超遠心分離管中で0℃で1時間にわたって105.000gで再度遠心
分離する。
遠心分離後に、上澄みを除去(7、廃棄する。沈降ベレットは2層、即ち、ミク
ロソームの不透明の褐色の層により囲まれたグリコーゲンの透明な内層からなる
。
褐色のミクロソームの外層をスパチュラで注意して除去し、ビーカー中で氷の上
に置く。アッセイ緩衝液を最初のホモジネート容積の半分に等しい量で添加し、
この混合物を超遠心分離管に注入する。これらの管を4℃で1時間にわたって1
05、000gで再度遠心分離する。
この遠心分離が完結した後、上澄みを再度除去し、廃棄する。新しいアッセイ緩
衝液を、合わせたベレットに添加して最初のホモジネート容積のl/10に等し
い容積を得る。次いでミクロソーム部分を2.5の速度でモーター駆動テフロン
乳棒で再度均質にして部分可溶化し、ミクロソームの均一な懸濁液をつくる。酵
素(約20m1、約40mgのタンパク質/m l )をエソベンドルフプラス
チック管に分別しく200μl)、栓をし、使用するまで一80℃で貯蔵する。
B)アッセイ操作
アッセイを開始するため、本発明の化合物またはビヒクル溶液20μlを氷の上
の夫々の16X150スクリ、−キャップ培養管に添加する。次いでN2でフラ
ノンしたアッセイ緩衝液5807zlを夫々の管にピペットで入れる。次にコフ
ァクター100μmを夫々の管に添加し、続いてミクロソーム酵素の希釈液10
0μm(約80μgのタンパク質)を添加する。管を37℃で10分間ブレイン
キュベートし、’H−PPP 200μ1(200,000dpm、 10MM
の最終濃度)を2秒の間隔で夫々の管に添加する。次いで管を、毎分150回の
振動で振とうして正確に10分間インキュベートする。10分間のインキュベー
ション後に、その反応をエタノール中15%のKO)I 1mlの添加により停
止し、脂質のケン化及びタンパク質の可溶化のために管を65℃の水浴中で30
分間インキュベートする。管を水で5分間冷却する。次に試料をメタポリツク7
エーカーで低速で10分間振とうすることにより石油エーテル5mlで抽出する
。
夫々の水の下層をドライア−イス/′アルコール浴(2−プロパツール/′メタ
ノール、11)中で凍結させ、夫々の有機層を、脱イオン水2mlを含む別の組
の16x150スクリユーキヤツプ培!lWに注入する。夫々のエーテル層を、
夫々の管を5秒間攪拌することにより洗浄する。水層をドライアイス/アルコー
ル浴中で再度凍結させ、エーテルをシンチレーションバイアルに注入する。次に
アクアゾル(商標)10mlを夫々のバイアルに添加し、バイアルをシンチl/
−ンヨンカウンター中で5分間でカウントする。抑制率を、得られたカウントか
ら計算する。
■、統計上の考察
ベブクマン(Beckman )ノンチレーーーンjンカウンター(型式1.5
−9000)を使用して試料をdpmでカウントする。ロータス(Lotus)
1−2−3プロゲラl、を使用して抑制率を計算する。クラリダ(Tallar
ida、 R,J、 )及びムライ(Murray、 R,B。81987)の
線形回帰プログラム(タラリダ及びムライ著、Manual of pharm
acologic ealculati−ons wi th compute
r programs、 Springer−Verlag、 1987)を使
用してIC,、値を計Zす
る。
」1記のアッセイ操作により得られた結果に鑑みて、式■の範囲内の化合物はス
クアレンシンセターゼ酵素活性を抑制し、コレステロールの生合成を抑制するそ
れらの能力のために低コレステロール血または低脂肪血の薬剤として有益である
。
このような能力を有する化合物は医薬上杵される担体に混入され、このようなコ
レステロール生合成抑制を要する患者に投与される。これらの医薬製剤は少なく
とも一種の本発明の化合物を含む。
理論上、IIMG−CoAレダクターゼインヒビターとスクアレンシンセターゼ
インヒビターの組み合わせによる治療は、コレステロール生合成の抑制に関して
相乗効果を有し得る。スクアレンシンセターゼ酵素及びH!JG−CoAレダク
ターゼ酵素の同時の抑制は、コレステロールホメオスタンスの生理条件に最も近
似しCいる。スクアレンシンセタ・−ゼインヒビターは、細胞により必要とされ
る少量のドリコール、ユビキノン、及びファルネシル化タンパク質の合成のため
にファルネシルビロリン酸の細胞内濃度を充分に高く保ち得る。これはHMG−
CoA lノダクターゼ酵素の成る種のフィードバック調節を維持し、更に少量
のHMG−CoAレダクターゼインヒビターが使用されることを可能にする。
本発明の化合物は、投与の選択された経路、即ち、経口経路または非経口経路に
fi+、た種々の形態て哺乳類宿主に投与し得る。これに関する非経[1投与と
して下記の経路による投与が挙げられる。静脈内経路、筋肉的経路、皮下経路、
眼内経路、滑液色白経路、経上皮経路(経皮経路、眼経路、舌下経路及び傾倒経
路を含む)、局所経路(眼経路、皮膚経路、眼経路、直腸経路及びガス注入やニ
ー=ロゾルによる鼻内吸入を含む)並びに直腸全身経路。
活性化合物は、例えば、不活性希釈剤または同化性食用担体と共に経口投与され
てもよく、またはそれは硬質もしくは軟質のシェルのゼラチンカプセル中に密閉
されてもよく、またはそれは錠剤に圧縮されてもよく、またはそれは食事の食品
と調節混入されてもよい。経口治療投与に関〔2て、活性化合物は賦形剤と混入
され、消化性の錠剤、バッカル錠剤、トローチ、カプセル、エリキシル剤、9濁
液、70ツブ、ウェハー、等の形態で使用されてもよい。このような組成物及び
製剤は少なくとも0.1%の活性化合物を含むべきである。勿論、組成物及び製
剤の比率は変化されてもよく、その単位の重量の杓2〜約6%であることが都合
がよい。このようなIF;蒸上有益な組成物甲の活性化合物の量は、適当な投薬
量が得られるような量である。本発明の奸才し5い組成物または製剤:ま、経口
投薬単位形態が約50〜300UQgの活性化合物を含むように調製される。
錠剤、1−ローチ、ビル、カプセル等はまた下記の成分を含んでもよい。結合剤
、例えば、トラガカントゴム、アカシアゴム、トウモロコシ澱粉またはゼラチン
;賦形剤、例えば、リン酸二カルシウム:崩壊剤、例えば、トウモロコシ澱粉、
ジャガ・イモ澱粉、アルぞニン酸等;滑剤、例んば、ステアリン酸マグネシウム
、及び甘味料、例えば、蔗糖、ラクトースまたはサッカリン、または矯味矯臭剤
、例えば、ペパーミント冬緑油、もしくはヂエリー矯味矯臭剤が添加されてもよ
い。
投薬単位形態がカプセルである場−8、それは、上記の型の物質に加えて、液体
担体を含んでもよい。種々のその他の物質が被覆物と【7て、またその他に投薬
単位の物理形態を改善するために存在してもよい。例えば、錠剤、ピル、または
カプセルはセラック、糖またはその両方で被覆されてもよい。シロップまたはエ
リキシル剤は、活性化合物、[を味f4どしての蔗糖、防腐剤としてのメチルパ
ラベン及びプロピルパラベン、色素及び矯味矯臭剤1例えば、チェリーまたはオ
レンジ風味1を含んでもよい。勿論、投薬単位形態を調製するのに使用される物
質は医薬上純粋であり、しかも使用される料で実質的に無毒性であるべきである
。加えて、活性化合物は徐放性の製剤や配合物に混入されてもよい。
また、活性化合物は非経[=]投与または腹腔的投与されてもよい。遊離塩基ま
たは医薬上杆される塩とし、ての活性化合物の溶液が、ヒドロキシプロピルセル
ロースの如き表面活性剤と適当に混合された水中で調製(−得る。また、分散液
がグリセロール、液体ポリエチレングリコール、またこれらの混合物中で、また
油中で調製し、得る。貯蔵及び使用の通常の条件下で、これらの製剤は微生物の
増殖を防止するための防繍剤を含む。
注射用に適した医薬形栃とし、て、無菌の水溶液または分散液及び無菌の注射可
能な溶液または分散液の即時調合用の無菌の粉末が挙げられる。全ての場合に、
その形態は無菌である必要があり、か−っ容易な注射可能性がある程度に流動性
である必要がある。それは製造及び貯蔵の条件下で安定であってもよく、かつ細
菌及び真菌の如き微生物の汚染作用に対して保存される必要がある。担体は、例
えば、水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコ
ール、及び液体ポリエチレングリコール、等)、これらの適当な混合物、及び植
物油を含む分散媒体の溶媒であってもよい。過当な流動性は、例えば、レシチン
の如き被覆物の使用、分散の場合に必要とされる粒子サイズの維持及び表面活性
剤の使用により維持を得る。微生物の作用の防止は、種々の抗菌剤及び抗真菌剤
、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、ソルビン酸、チ、メルサ
ール、等によりもたらされる。多くの場合、等張剤、例えば、糖または塩化アト
リウムを含むことが好ましい。注射可能な組成物の延長された吸収は、吸収を遅
延する薬剤、例えば、モノステアリン酸アルミニウム及びゼラチンによりもたら
される。
無菌の注射可能な溶液は、適当な溶媒中に必要量の活性化合物を必要に応じて上
記の種々のその他の成分と共に混入し1、続いて滅菌濾過することにより調製さ
れる。一般に、分散液は、塩基性分散媒体及び上記の成分から必要とされるその
他の成分を含む無菌ビヒクルに種々の滅菌された活性成分を混入することにより
調製される。無菌の注射可能な溶液の調製用の無菌粉末の場合、好ましい調製方
法は真空乾燥技術及び凍結乾燥技術であり、これらは活性成分と付加的な所望の
成分の粉末を前もって滅菌濾過されたその溶液から生じる。
本発明の治療化合物は、単独で、または上記の医薬上杆される担体と組み合わせ
て哺乳類に投与でき、その割合は化合物の溶解性及び化学的性質、投与の選択さ
れた経路及び通常の医薬上の慣例により決定される。
医師は予防または治療に最も適した本発明の治療薬の投薬量を決定し、それは投
与の形態及び選択された特別な化合物により変化(7、またそれは治療中の特別
な患者により変化する。医師は一般に少量の投薬量で治療を開始し、その状況下
の最適の効果に達するまで少しずつ増量することを望む。治療投薬量は一般に約
o、i 〜約100mg/kg/ 日、好ましくは毎日約10mg=約1000
mg、または毎日体重1kg当たり約0.1mg〜約50mg、好ましくは毎日
体重1kg当たり約0.1〜約20■であり、幾つかの異なる投薬単位で投与し
得る。約2倍−約4倍程度の更に多い投薬量が経口投与に必要とされる。
アセデルCoA
Figure 1 コレステロール生合成経路フロントページの続き
(51) Int、C1,5識別記号 庁内整理番号C07D 223/14
7431−4C2391068615−4C
4531027602−4C
4551007602−4C
4711087019−4C
4951089165−4C
5191003018415−4C
C12N 9/99
(81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF
、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG
)、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C3,DE。
DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、LU、MG、MN、
MW、NL、No、PL、RO、RU、SD、SE、 US
I
(72)発明者 アミン ディリップ
アメリカ合衆国 ペンシルバニア州
19002 ノース ウェールズ キャリーズレーン 1437
(72)発明者 スコッテス アントニー シーアメリカ合衆国 ペンシルバニ
ア州
19406 キング オブ プラッシャー ベイドラ−ロード 240
(72)発明者 モーリス ロバート エルアメリカ合衆国 ペンシルバニア州
19087 ウニイン コネストガ ロード
Claims (32)
- 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ により表される化合物またはその医薬上許される塩もしくはヒドロボラン錯体。 [式中、 ArI及びArIIは独立に置換または未置換の一環式環、二環式環または三環 式環であり; Aは▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学 式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、 表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、 表等があります▼;(式中、YはNR′、OまたはSであり、ZはNR′、O、 Sまたは結合であり、かつmは1〜2である) であり; BはCR′R′、O、S、NR′、SO、SO2、NR′−C=O、O=C−N R′、O=C、R′C=CR′またはC≡Cであり;DはCR′R′、O、S、 NR′、SO、SO2、NR′−C=O、O=C−NR′、O=C、O−C=O 、O=C−O、O=C−C=O、O=C−CH=CH、R′C=CR′、C≡C 、C=CHR′、C=S、C=NOHまたは結合であり; R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は独立に水素または(CH 2)x−X(式中、xは0〜5であり、かつXは水素、アルキル、アルケニル、 アラルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルコキシ、アシル オキシ、アリール、ハロ、アミノ、モノ−及びジ−アルキルアミノまたはアシル アミノである)であり; R1及びR3は一緒になって、かつ/またはR5及びR7は一緒になって、(C H2)n(式中、nは1〜4である)であってもよく、ジェミナルのR1とR2 基、R3とR4基、R5とR6基またはR7とR8基は(CH2)p(式中、p は2〜5である)であってもよく、R′は水素、アルキルまたはアラルキルであ り;Rは水素、アルキル、アラルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アラルコキシ 、アシルオキシ、ハロ、ハロアルキル、アミノ、モノ−及びジ−アルキルアミノ またはアシルアミノであり;かつ a、b、d及びeは0〜4である]
- 2.ArI及びArIIが独立に約5〜約14個の原子の置換または未置換の一 環式系、二環式系または三環式系(これらは部分飽和または完全飽和の炭素環ま たは複素環であってもよい)であり、前記の系の夫々の環はN、O及びSから選 ばれた0〜約2個のヘテロ原子を含み、但し、前記のヘテロ原子が隣接の酸素原 子及び/または硫黄原子ではないことを条件とし、置換基は環系のあらゆる適当 な位置に配置されていてもよく、Rにより記載され;Aが▲数式、化学式、表等 があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があ ります▼,▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります ▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼ま たは▲数式、化学式、表等があります▼であり;BがCR′R′、O、S、NR ′、SO、SO2、NR′−C=O、O=C−NR′、O−C=O、O=C−O 、O=C、R′C=CR′またはC≡Cであり; DがCR′R′、O、S、NR′、SO、SO2、NR′−C=O、O=C−N R′、O=C、O−C=O、O=C−O、O=C−C=O、0=C−CH=CH 、R′C=CR′、C≡C、C=CHR′、C=S、C=NOHまたは結合であ り; R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8が独立に水素または(CH 2)x−X(式中、xは0〜5であり、かつXは水素、アルキル、アルケニル、 アラルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アラルコキシ、アリールオキシ、アラル コキシ、アリール、ハロ、アミノ、モノ−及びジ−アルキルアミノまたはアシル アミノである)であり; R1及びR3が一緒になって、かつ/またはR5及びR7が一緒になって、(C H2)n(式中、nは1〜4である)であってもよく、ジェミナルのR1とR2 基、R3とR4基、R5とR6基またはR7とR8基が(CH2)p(式中、p は2〜5である)であってもよく、R′が水素、アルキルまたはアラルキルであ り;Rが水素、アルキル、アラルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アラルコキシ 、アシルオキシ、ハロ、ハロアルキル、アミノ、モノ−及びジ−アミノまたはア シルアミノであり;かつ a、b、d及びeが0〜4である 請求の範囲第1項に記載の化合物。
- 3.ArIがフェニルまたはナフチルであり;ArIIがフェニル、チエニル、 ナフチル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチエ ニル、ベンゾジオキサニル、ベンゾジヒドロフラニル、ベンゾフラニル、ベンゾ ジオキソリル、キノリニル、インドリル、アセナフチルまたはジヒドロアセナフ チルであり;Aが▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等が あります▼または▲数式、化学式、表等があります▼であり;BがCR′R′、 O、SまたはNR′であり;DがCR′R′、O、S、NR′、NR′−C=O 、O=C−NR′、O−C=O、O=C、R′C=CR′、C≡C、C=CHR 、C=S、C=NOHまたは結合であり; R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8が独立に水素または(CH 2)x−X(式中、xは0〜5であり、かつXは水素、アルキル、ヒドロキシ、 アルコキシ、アリールオキシ、アラルコキシまたはアリールである)であり;R 1及びR3が一緒になって、かつ/またはR5及びR7が一緒になって、(CH 2)n(式中、nは1〜4である)であってもよく、ジェミナルのR1とR2基 、R3とR4基、R5とR6基またはR7とR8基が(CH2)p(式中、pは 2〜5である)であってもよく、R′が水素、アルキルまたはアラルキルであり ;Rが水素、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロまたはハロアルキルであ り;かつ a、b、d及びeが0〜4である 請求の範囲第2項に記載の化合物。
- 4.ArIがフェニルまたはナフチルであり;ArIIがフェニル、チエニル、 ナフチル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチエ ニル、ベンゾジオキサニル、ベンゾジヒドロフラニル、ベンゾフラニル、ベンゾ ジオキソリル、キノリニル、インドリル、アセナフチルまたはジヒドロアセナフ チルであり;Aが ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼で あり;BがCR′R′またはOであり; DがCR′R′、O=C、R′C=CR′、C≡C、C=CHR′または結合で あり; R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8が独立に水素または(CH 2)x−X(式中、xは0〜3であり、かつXは水素、アルキル、ヒドロキシま たはフェニルである)であり; R′が水素または低級アルキルであり;Rが水素、低級アルキル、ヒドロキシ、 低級アルコキシ、ハロまたはトリフルオロメチルであり;かつ a、b、d及びeが0〜4である 請求の範囲第3項に記載の化合物。
- 5.ArI及びArIIがフェニルである請求の範囲第4項に記載の化合物。
- 6.ArIがフェニルであり、かつArIIがナフチルである請求の範囲第4項 に記載の化合物。
- 7.ArIがナフチルであり、かつArIIがフェニルである請求の範囲第4項 に記載の化合物。
- 8.ArIがフェニルであり、かつArIIがベンゾジヒドロフラニルである請 求の範囲第4項に記載の化合物。
- 9.ArIがフェニルであり、かつArIIがベンゾジオキソリルである請求の 範囲第4項に記載の化合物。
- 10.3−[4−(1.3−ベンゾジオキソール−5−イル)ベンジルオキシ] −1−アザビシクロ[2.2.2]オクタンである請求の範囲第9項に記載の化 合物。
- 11.ArIがフェニルであり、かつArIIがベンゾジオキサニルである請求 の範囲第4項に記載の化合物。
- 12.ArIがフェニルであり、かつArIIがアセナフチルまたはジヒドロア セナフチルである請求の範囲第4項に記載の化合物。
- 13.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 BはCR′R′またはOであり; DはCR′R′、O=C、R′C=CR′、C≡C、C=CHR′または結合で あり; Rは水素、低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、ハロまたはトリフルオ ロメチルであり;かつ a、b、d及びeは0〜4である] の請求の範囲第1項に記載の化合物。
- 14.BがOであり、かつDがO=Cである請求の範囲第13項に記載の化合物 。
- 15.3−[4−(4−クロロベンゾイル)−ベンジルオキシ]−1−アザビシ クロ[2.2.2.]オクタンである請求の範囲第14項に記載の化合物。
- 16.BがOであり、かつDがR′C=CR′である請求の範囲第13項に記載 の化合物。
- 17.3−[4−(2−(フェニル)エテニル−ベンジルオキシ]−1−アザビ シクロ[2.2.2.]オクタンである請求の範囲第16項に記載の化合物。
- 18.Aが ▲数式、化学式、表等があります▼であり、かつBがCR′R′またはOであり 、かつDがCR′R′、O=C、R′C=CR′または結合である請求の範囲第 4項に記載の化合物。
- 19.4−[4−(2−(E)−フェニルエテニル)−ベンジルオキシ]−1− アザトリシクロ[3.3.1.13.T]デカン並びにそのアンチ異性体及びシ ン異性体である請求の範囲第18項に記載の化合物。
- 20.4−[4−(ベンゾオキサゾール−2−イル)フェニル]メトキシ−1− アザトリシクロ[3.3.1.13.T]デカン並びにそのアンチ異性体及びシ ン異性体である請求の範囲第18項に記載の化合物。
- 21.3−[4−(2−メチルチエン−5−オイル)ベンジルオキシ]−1−ア ザビシクロ[2.2.2.]オクタンである請求の範囲第4項に記載の化合物。
- 22.3−[4−(ベンゾオキサゾール−2−イル)フェニル]メトキシ−1− アザビシクロ[2.2.2.]オクタンである請求の範囲第4項に記載の化合物 。
- 23.コレステロール量の低下を要する患者にスクアレンシンセターゼインヒビ ター有効量の請求の範囲第1項に記載の式の化合物を投与することを特徴とする このような治療を要する患者のコレステロール量を低下し、または減少されたコ レステロール量を維持する方法。
- 24.コレステロール生合成の抑制を要する患者にスクアレンシンセターゼ抑制 に有効な量の請求の範囲第1項に記載の化合物を投与することを特徴とするコレ ステロール生合成の抑制方法。
- 25.患者が低コレステロール血または低脂肪血の薬剤を必要とする請求の範囲 第24項に記載の方法。
- 26.アテローム性動脈硬化症を治療するための請求の範囲第25項に記載の方 法。
- 27.医薬担体と混合してスクアレンシンセターゼインヒビター有効量の請求の 範囲第1項に記載の化合物を含むことを特徴とする医薬組成物。
- 28.HMG CoAレダクターゼインヒビターを更に含む請求の範囲第27項 に記載の医薬組成物。
- 29.ボラン錯体である請求の範囲第1項に記載の化合物。
- 30.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、ArI、A、B、R1、R2、R3、R4、R、a及びbは請求の範囲 第1項に記載のとおりであり、かつQはBr、I、Li、Na、KまたはMgB rである)により表される化合物。
- 31.式▲数式、化学式、表等があります▼の請求の範囲第30項に記載の化合 物。
- 32.式▲数式、化学式、表等があります▼の請求の範囲第30項に記載の化合 物。
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