JPS60149576A - 坑炎症剤として有用な置換ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフランおよびその類似体 - Google Patents

坑炎症剤として有用な置換ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフランおよびその類似体

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JPS60149576A
JPS60149576A JP59246982A JP24698284A JPS60149576A JP S60149576 A JPS60149576 A JP S60149576A JP 59246982 A JP59246982 A JP 59246982A JP 24698284 A JP24698284 A JP 24698284A JP S60149576 A JPS60149576 A JP S60149576A
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ミルトン エル.ハモンド
ノーマン ピー.ジエンセン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗炎症剤として有用な新規な置換5−ヒドロキ
シ−2,3−ジヒドロベンゾフラン類およびそれらの類
似体類に関するものである。
本発明の新規な化合物は一般的な局所抗炎症剤としての
腹腔マクロファージアッセイおよび多形核白血球アッセ
イにおいてともに試験管内(in vitro )活性
がみられた。詳細。
にはそれらは局所抗炎症剤としてのマウス耳アッセイに
おいて生体活性があることが発見された。また、これら
の化合物は体内7組織中に深(また長時間浸透すると体
内で不活性化される傾向□があり、そのため通常は全身
的活性作用に伴なわれる不都合な副作用はほとんど認め
られない。
最近の研究によれば、リューマチ性関節炎のような慢性
の炎症疾患の発生と進行にはマクロファージが関与して
いることが示されている。炎症症状の進行中には一般に
マクロファージおよびリンパ球、とくにマクロファージ
およびポリ多形核白血球の出現および/または存在がみ
られる。マクロファージ類は炎症の刺激に反応して多種
の生成物を分泌することが知られている。たとえば、 1)中性プロテアーゼ−有害ペプチド結合全開裂する酵
素であり、リューマチ軟骨の破壊に直接関与することが
示されている、ま2)プロスタグランジン類(PG)(
iとえばマウス腹腔マクロファージによるR2およびI
2)およびシクロオキシゲナーゼおよびリポオキシゲナ
ーゼの両経路から得られる他のアラキドン酸誘導体類。
がある。
これらのアラキドン酸酸素化生成物類は多種の急性炎症
症状の重要媒介物として確認されている。
したがって、その媒介物の形成または放出全抑制し、ま
たそれによってマクロファージ類または多形核白血球類
の機能全妨害する薬剤類もまた有効な抗炎症剤となりう
る。一般にこのような薬理学上の薬剤は、リューマチ性
関節炎、気腫、気管枝炎症、変形性関節症、急性呼吸困
難症候群、背椎炎、狼疹、痛風、乾痒およびその他の炎
症疾患の治療に使用できる。
局所マ・クス耳アッセイに関しては、すでに知られてい
るインドメタシンのような非ステロイド系抗炎症剤類お
よびデキサメタソンのようなステロイド系抗炎症剤類が
このアッセイにおいて活性であることがすでに立証され
ている。
著しい全身活性のない抗炎症剤類は一般に不都合な効果
、たとえば全身N5AIAs (非ステロイド系抗炎症
剤類)の使用者を悩ますことの多い胃腸のかいようや出
血金おこさないので有利である。本発明の目的は、日焼
け、紅斑、湿疹、伝染性皮膚炎(contactder
matitis )、アレルギー皮膚炎、および乾廚の
ような炎症症状およびそう痔症を治療するための新規な
5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロヘンシフラン誘導体
類およびそれらの類似体の提供である。またこれらの化
合物類はぺ1ノドンタル(peridontal )疾
患の治療および炎症性腸疾患の治療にも使用される。
本発明の他の目的は、本発明の新規な化合物類を製造す
るための適当な製造方法の提供である。
本発明のさらに別の目的は、多種の炎症症状全治療する
ためのこの活性化合物の有効量を含有する薬学的に受容
し得る組成物の提供である。
また、治療を必要とする咄乳類にたいするこの新規な化
合物類または薬学上受容されるそれらの組成物の治療上
の有効量の投与による炎症治療法を開発することが本発
明の究極目的である。
(本発明の範囲) 本発明は式(I)、 I(O 式中、mは1から4までの整数; Aは(at (R’) で置換されたフェニルであって
式中R1が1個よりも多い(すな わち、q>1の)ときにはR1はたが いに同種または異種とすることができ、またR1は Gl) 水素; (2) ハロとくにフルオロ、クロロまたはブロモ; (3) 低級アルコキシとく′KCl−6アルコキシ、
たとえば、メトキシ、エ トキシ、イソプロポキシ、t−ブ トキシまたはシクロヘキシルオキ シ、または−〇CH2Or (4) 低級アルキルチオとくにC1−6アルキルチオ
、またはCハロア −6 ルキルチオ、たとえば、メチルチ オ、エチルチオ、トリフルオロメ チルチオまたはシクロへキシルチ オ; (5) 低級アルキルスルフィニルとくにC1−6アル
キルスルフイニル、た とえば、メチルスルフィニル、1 −プロピルスルフィニル、および シクロペンチルスルフィニル; (6) 低級アルキルスルホニルとくにメチルスルホニ
ル、エチルスルホニ ルおよびロープチルスルホニルの ようなC1−6アルキルスルホニル; (7) ペンシルオキシのような非置換または置換フェ
ニル;低級アルコキ シ; (8) 低級アルキルと(にメチル、エチル、プロピル
、t−ブチル、ペン チル、ベンジル、シクロプロピル、 シクロペンチルまたはシクロヘキ シルのようなC1−6アルキル; (9) 低級アルケニルとくにC2−6アルケニル、た
とえば、ビニル、アリ ル、およびブテン−2−イル; (10) 低級アルカノイルとくにホルミル、アセチル
または1−プロパノイル のようなC□−6アルカノイル; (11) 八日低級アルキルとくにトリフルオロメチル
のようなCハロア −6 ルキル; (12) −COOHまたは−C00C1−6アルキル
;(13) アリールと(にフェニルまたは置換フェニ
ル、たとえば、4−メト キシフェニル、2,4−ジフルオロ フェニルまたは3−クロロフェニ ル;または (14) アリールオキシとくにフェノキシ:(15)
 シアノ; (16) ヒドロキシ低級アルキルとくに−CH20H
のようなヒドロキシC1−3アルキル; (17) 八日低級アルカノイルとくにハロC1−6ア
ルカノイル、たとえば、 CF3Co; (18) 下記のように規定されたヘテロアリール;ま
たは (19) 低級アルカノイロキシとく忙アセチロキシ; であシ、qは0から5までの数値である;(bl 非置
換または置換へテロアリール、たとえば、 (1) チェニル; (2) ベンゾチェニル; (3) フリル; (4) ペンツフリル; (5) ピリル; (6) インドリル; (7) チアゾリル; (8) ペンツチアゾリル; (9) チアジアゾリル; (10) ペンツチアジアゾリル: (11) キノリル; (12) イソキノリル; (13) ピラジニル; (14) テトラゾリル;または (15) トリアフリル である、新規な化合物類または薬学上許容されるそれら
の塩に関するものである。
上記のへテロアリールは1種またはより多くのBl、た
とえばCアルキル、C1−6フ−6 ルカノイル、Cハロアルキル、八日、シ−6 アノ、またはヒドロキシCl−3アルキルによって置換
できる。
本発明の好ましい実施態様において、Aは(R1)であ
り、ここでR1は、 (al 水素; (bl 低級アルコキシ; (C1ハロ; (dl 低級ハロアルキル; tel 低級アルカノイル; (f) ヒドロキシ低級アルキル;または(glcN; であシ、qは1または2である、によって置換されたフ
ェニルであシ;またmは1または2である。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、化合物は
次式; 〔式中、R1は低級アルカノイル、ヒドロキシ低級アル
キルまたはハロである、〕のものである。
(本発明の先行技術) 他の抗炎症剤類のなかで、1981年7月1日尾発行さ
れた欧州特許第6 ’J−521号H 置換ピリジニル基 〔式中、R9およびR12はH,OH,1−4Cアルキ
ル、ハロまたはCH30である、〕のピリジニルジヒド
ロベンゾフラン誘導体およびそのイミダフリル類似体全
開示している。これらの化合物類は本発明に関連はして
いるが本発明の化合物類のへテロアリール類似体とは同
一ではない。
(本発明の範囲内にある化合物類の製造)本発明の新規
な化合物類は下記の諸工程によって製造される。
例(al 工程A: 工程B: 例(b) 工程A: 工程B: (本発明の主題化合物類の有用性) 本発明はまた治療を必要とする患者の炎症の治療法に関
するものでもある。一般に充分な量の式(I)の化合物
またはそれら、なかでも特別に好ましい化合物の医薬組
成物が活性成分として患者へ投与される。
炎症、関節炎症状、乾飾、ぜんそく、またはプロスタグ
ランジン類によって仲介される他の疾患の治療にたいし
て、式CI)の化合物は、慣用の無毒性の薬学的に許容
し得る担体、補助剤あるいは賦形剤を含んだ単位投与形
態の製剤形態で吸入スプレーであるいは直腸経由で、経
口的、局所的または非経口的に投与される。ここで使用
した非経口的という用語は皮下注射、静脈内、筋肉内、
血管内注射または注入などの技術を含むものである。マ
ウス、ラット、馬、牛、羊、犬、猫などのような温血動
物の治療に加えて、本発明の化合物は人間の治療にも有
効である。
活性成分を含有する薬剤組成物は経口的な使用に適合す
る形態、たとえば、錠剤、トローチ、甘味入り錠剤、水
性または油性懸濁液、分散性散剤または顆粒、乳化液、
硬質または軟質カプセル、またはシロップまたはエリキ
サ−としてもよい。経口使用のための組成物は薬剤組成
物類を製造する分野には既知のいかなる方法にしたがっ
てでも製造でき、またこのような組成物は調薬上の上品
で味のよい製造物類を提供するために甘味剤類、芳香剤
類、着色剤類および保存剤類からなる群から選ばれた1
種またはより多くの添加剤類を含有してもよい。錠剤類
は、錠剤類の製造に適合する非毒性の薬学的に許容され
る賦形剤類き混合して活性成分を含有する。これらの賦
形剤類は、たとえば、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム
、ラクトース、リン酸カルシウムまたはリン酸ナトリウ
ムのような不活性稀釈剤類;顆粒化剤および崩壊剤、た
とえば、穀類デンプン、丑たはアルギン酸;結合剤類、
たとえば、デンプン5ゼラチンまたはアラビアゴム;お
よび潤滑剤類、たとえば、ステアリン酸マグネシウム、
ステアリン酸マたはタルク;である。この錠剤類は未被
覆としてもよいが、胃腸系内における分解や吸収を遅ら
せ、それによって作用を長期間維持するため。
公知の技術によって被覆してもよい。たとえば、グリセ
リルモノステアレートまたはクリセリルジステアレート
のような遅延材料を使用できる。錠剤類はまた、放出を
制御する滲透治療用錠剤を作るための米国特許第 4.256,108号;第4,166.452号;およ
び米国特許第4.’265,874号に述べられた技術
によって被覆することができる。
経口投与用の製剤形態としては、活性成分が不活性固体
稀釈剤、た七えば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム
またはカオリンと混合される硬質ゼラチルカプセル、ま
たは活性成分が水または油媒体、たとえば、落花生油、
液状パラフィン、またはオリーブ油と混合される軟質ゼ
ラチンカプセルを用いることもできる。
好ましくは本発明の化合物類は吸入スプレィによって局
所的に、または慣用の無毒性の薬学上許容し得るキャリ
ヤー、補助剤およびベヒクルを含有する単位投与製剤形
態として直腸的に投与される。
1種またはより多くの式(I)の化合物を含有する薬剤
組成物類は、水性または油性溶液類または懸濁液類、分
散性粉末類捷たは顆粒類、チンキ剤類、局所用エーロゾ
ル乳化液類、クリーム類、軟膏類、シェリー類、座薬類
などの形態をとるのが局所用途に向いている。
これらの局所用組成物類は、この分野に既知のどの方法
によってでも製造できる。
水性懸濁液は、水性懸濁液の製造に適合する賦形剤と混
合した状態で活性材料を含有する。このような賦形剤は
懸濁剤、たとえば、ナトリウムカルホキジメチルセルロ
ース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、アルキン酸ナトリウム、ポリビニルピロリド
ン、トラガカントゴムおよびアラビアゴムであり;分散
剤または湿潤剤は天然産ホスファチド、たとえばレシチ
ン、またはアルキレンオキシドと脂肪酸類との縮合生成
物、たとえばポリオキシエチレンステアレート、または
エチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコール類との縮合生
成物、たとえはへブタデカエチレンオキシセタノール、
またはエチレンオキシドと脂肪酸類およびヘキシトール
から誘導された部分エステル類との縮合生成物、たとえ
ばポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、ま
たはエチレンオキシド々脂肪酸類およびヘキシトール無
水物から誘導された部分エステル類との縮合生成物、た
とえばポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートと
することができる。該水性懸濁液はまた1種またはより
多くの保存剤類、た々えば、エチル、筐たはn−プロピ
ルp−ヒドロキシベンゾエートを含有してもよい。
油性懸濁液は活性成分を、植物油、たとえばアラキス油
(arachis oil )、オリーブ油、ごま油ま
たはココやし油、または液状パラフィンのような鉱油の
中へ懸濁させて調合できる。この油性懸濁液は増粘剤、
たとえばみつろう、硬質パラフィンまたはせチルアルコ
ールを含有してもよい。これらの組成物はアスコルビン
酸のような酸化防止剤を添加して保存することができる
分散性散剤および顆粒剤はそれらと水との混合による水
性懸濁液の製造に適している。
それらは分散筒たは湿潤剤、Mal剤および1種または
複数の保存剤との混合物として活性成分を提供する。適
当な分散才たは湿潤剤類および懸濁剤類はずでに前記し
たものによって例示される。
本発明の製剤組成物類はまた水中油滴型乳濁液の形態を
とることもできる。油相は植物油、たとえばオリーブ油
またはアラキス油、または鉱油、たとえば、液状パラフ
ィンまたはそれらの混合物とすることができる。適当な
乳化剤としては天然産のガム類、たとえばアラビアゴム
またはトラガカントゴム、天然産のホスファチド類、た
々えば大豆、レシチン、および脂肪酸類きヘキシトール
無水物類とから誘導されたエステル類または半エステル
類、たとえばンルビタンモノオレエート、および該半エ
ステル類とエチレンオキシドとの縮合生成物類、たとえ
ば、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートがあ
げられる。
本発明の製剤組成物類を含有する軟膏は、この分野に既
知の他の方法のうちで、活性成分をグリコール、低級ア
ルカノール、および水からなる媒体ニゲル化剤;および
必要に応じてジイソプロピルアジペート、ジエチルセバ
ケート、エチルカプロエートおよびエチルラウレートの
ような補助剤と組合わせて調製できる。適当なグリコー
ル類にはプロピレングリコール、プチレンゲリフール、
ポリエチレングリコールなどがある。一般に、ジイソプ
ロピルアミンおよびトリエチルアミンのような有機アミ
ンによってあらかじめ中性化されたカルボキシビニルポ
リマー、またはセルロース、たとえば、ヒドロキシエチ
ルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロースがゲル化剤と
して使用される。
本発明の化合物類はまた薬剤を直腸へ投薬するため座薬
の形態においても投与できる。
これらの組成物類は、薬剤を常温では固体であるが直腸
温度では液体であり、そのため直腸内では溶融して薬剤
を放出する適当な非刺激性の賦形剤と混合して製造でき
る。このような材料はココアバターおよびポリエチレン
グリコール類である。
体重キログラムあたり、1日あたり0.2TILgない
し14(11g(患者1人あたり1日あたりiomg乃
至7グラム)のオーダーの投薬量レベルが前記諸症状の
治療に有用である。たとえば、炎症は身体キログラムあ
たり1日あたり約0.5乃至50 mli+ (患者1
人あたり1日あたり25m9乃至5グラム)の化合物の
投与によって効果的に治療される。
投与単位形態を作るためキャリヤ材料と組み合わせるこ
とができる活性成分量は、治療対象および投与の個々の
方式に依存して変わる。投与単位形態は一般に約25m
9と約1gとの間の活性成分を含有する。
しかしながら、個々の患者にたいする特定の投与レベル
は、使用した特定化合物の活性、年令、体重、健康状態
、性別、常食、投与時間、投与ルート、排せつ速度、薬
剤の組み合わせおよび治療をうける個々の疾患の重さな
どの多種の因子に依存するものであることが理解される
であろう。
下記は本発明の選ばれた活性化合物を含有する局所用製
剤の若干の例である。
製剤1−溶液 (al l 00%にするための蒸留水のグラム数手順
=100%にするのに充分な水の中へ式(I)の化合物
を溶解する。この溶液を沢過する。患部へ施用する。
(blアルコールU、S、P、 −50%100%にす
るに必要な水 手順:アルコール中へ式(I)の化合物を溶解する。1
00%にするのに充分な水を添加する。沢過して患部へ
施用する。
製剤3−局所用エーロソル (ClアルコールU、S、P、 −5%イソプロピルミ
リステート − 5% 100%にするのに充分な慣用ハロゲン化炭化水素噴射
剤、たとえばフレオン11(トリクロロフルオロメタン
)、フレオン12(ジクロロジフルオロメタン)、フレ
オン14(4フツ化炭素)、フレオンC318(オクタ
フルオロシクロブタン)、フレオン114(クリオフル
オラン)、など。
手順=アルコールおよびイソプロピルミリステートの中
へ式(I)の化合物を溶解する。充分なハロゲン化噴射
剤を添加し、加圧充填または冷却充填のどちらによって
慣用エーロツルコンテナー中へ充填する。患部へ施用す
る。
製剤4−軟膏 100%にするのに充分なペトロラタムU、S・P・ 手I@:ペトロラタムを60℃まで加熱する。
化合物fdlを添加し、完全に分散するまでかきまぜる
。室温まで冷却する。患部へ施用する。
(本発明の利用を支持するバイオアッセイ)本発明の利
用を確立するため、下記の公知のバイオアッセイによっ
て式(Z)の新規化合物についてテストを行った。
マウス耳局所アッセイ マウス耳局所アッセイ(TME)は本発明の新規な化合
物類を局所施用されたホルポル(phorbol )ミ
リステートアセテート(PMA)または局所施用された
アラキドン酸(AA)によってひきおこされた炎症反応
にだいすも効果によって評価する方法である。この炎症
反応は浮腫の形(湿潤重量によって測定された);崩菅
透過性(1−BSA蓄積によって測定された);または
PMN浸透〔ミエロペルオキシダーゼ(myelope
roxidase )活性によって測定された〕であっ
てよい。このアッセイの実験手順およびそれから誘導さ
れた若干の結果を下記に総括する。
マウス耳局所アッセイの手順 方法:マウス(群あたり5匹の)の右耳な5μlのPM
Aまたは1000μsのAAいずれか単独かまたは25
μlのベヒクル中のこの試験化合物によって処理した。
このベヒクルは水/ピリジン/アセトン(1:2:98
)で・あった。対照群のマウスはこのベヒクルだけで処
理された。このマウスは治療期間中;AAでは2時間、
PMAでは4時間、随意に食料および水を摂取させた。
頚部をひねってこのマウスを犠牲にして治療および未治
療の耳の両方から直径6 mmの組織の円盤を打ち抜い
た。この組織の生検材料を直ちに秤量し、処理しなかっ
た耳の重量にたいする処理した耳の重量増力8分を測定
した。
血管透過性の測定では局所施用15分寸えに0.5 m
のリンe塩緩衝化生理食塩水に溶かしたlμC1の12
5■−ウシ血清アルブミン(I bovine 5er
urn albumin )を投与した。実験終了時に
処理および未処理の耳の切片の両方について放射能量を
測定し、処理しなかった組織の放射能量にたいする処理
した組織の放射能増加量を測定した。
PMN浸透の測定としては、同じ筋肉組織についてミエ
ロペルオキシダーゼ(MPO)の量を測定した。この筋
肉組織の生検材料を11nlの0.5%ヘキサデ°ジル
トリメチルアンモニウムブロマイド中でホモジナイズ化
し、1200×gで45分間遠心分離を行った。上澄相
から40μlのアリコートをとり、自動チツターテク分
析(automated Titertekanaly
sis )にたいしてエイチ タ゛ウカーテイ(HlD
ougherty )によって考案された比色分析法に
よって、MPO活性を測定した。このMPO活性は処理
した耳のホモジナイズ化物の0D45oマイナス処理し
なかった耳のホモジナイズ化物の0D45oとして示さ
れる。
テークはすべて平均±SEM、N=5マウス/群として
示される。
結果: 5−ヒドロキシ−6−(4−アセチルフェニル
アミノ−メチル)−2,3−ジヒドロベンツフラン(A
)の効果 化合物 投与量(μg) 浮腫(%抑制)A 400 
76 200 60 100 45 50 44 インドメタシン 400 85 200 46 ]、 00 42 50 24 実施例1 6−ヒドロキシ−5−(4−アセチルフェニル)アミノ
メチル−3,4−ジヒドロベンツピラン 工程A:6−メトキシー3,4−ジヒドロベンツピラン
−5−カルボキサルデヒド。
6−メドキシー3.4−ジヒドロベン ツピラン−7−カルボキサルデヒド および6−メドキシキー3.4−シヒ トロヘンソピランー8−カルホキサ 乾燥塩化メチレン(1850mL)中6−メドキシー3
.4−ジヒドロベンツピラン(133,0,9,811
ミリモル)の溶液を望素下5°まで冷却し、4塩化チタ
ン(145mL 、250.2&、1319ミリモル)
を15分間滴下した。
この添加の終了後、ジクロロメチルメチルエーテル(6
0mL、76.26g、663ミリモル)を40分間に
わたって滴下した。この添加(反応温度−16°)中、
わずかな発熱が認められた。冷却浴を取り除き、この混
合物を3時間かきまぜ、つぎに水(300mL)の滴下
によって停止した。得られる混合物を水(100100
O中へ投入し、層を分離さセ、有機層を水(1000m
L)で洗浄した。合体した水性層を塩化メチレン(50
0mL )を用いて逆抽出し、つぎに合体した有機抽出
分をブラインで洗浄(2×10100O)L、、乾燥(
Na 2 SO4) L、濃縮して暗色の油(152,
0g)とした。
分取用HPLC〔ウォーターズプレプ500(Wate
rs Prep 500 ) 、溶離剤として9:1ヘ
キサン:酢酸エチルを使用〕による精製によって、溶離
順に6−メドキシー3.4−ジヒドロベンツピラン−5
−カルボキサルデヒド(32,52p、20.9%)、
融点52−54℃、6−メドキシー3,4−ジヒドロベ
ンゾピラン−8−カルボキサルデヒド(31,83,9
゜20.4%)、融点6’9−71℃、および6−メド
キシー3,4−ジヒドロベンツピラン−7−カルボキサ
ルデヒド(31,495,20,2%)、融点57−5
9℃を収得した。
工程B:6−ヒドロキシー3.4−ジヒドロベンツ゛ピ
ラン−5−カルボキサルデヒ ドの製造 乾燥塩化メチレン(625mL)中6−メドキシー3,
4−ジヒドロベンゾピラン−5−カルボキサルデヒド(
30,00,p、 156ミリ。
モル〕の溶液を内部温度−67°にまで冷却した。三臭
化ホウ素の溶液(塩化メチレン中IM、、67.5d、
67.5ミリモル)を滴下した。冷却浴を取り除き、こ
の混合物を窒素下3時間かきまぜた。メタノール(’ 
7’5 mL )の滴下によってこの反応を停止し、得
られた混合物を飽和塩化ナトリウム水溶液(1200m
L)中へ投入した。層を分離させ、廟機抽出分を飽和塩
化ナトリウム(600mL)にて洗浄し、乾燥(Na2
so+)L、濃縮した。
分取用のHPLC(ウォーターズプレプ500−溶離剤
七して9:lへ牛サン:酢酸エチルを使用)による精製
によって6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロベンツピラ
ン−5−カルボ゛牛すルデヒド(22,46,li+、
 80.8%)、融点93−95℃を収得した。
ここで使用した6−メドキシー3,4−ジヒドロベンゾ
ピラン−5−カルボキサルデヒドを、工程Aで得られた
6−メドキシー3,4〜ジヒドロベンツピラン−7−カ
ルボキサルデヒドに代え、上記と実質的に同じ方法にし
たがって対応する6−ヒドロキシ−誘導体、すなわち、
6−ヒトロキシー3.4−ジヒドロベンン°ピラン−7
−カルホキサルテヒド(67,6%)、融点、97−1
00℃を収得した。
工程C:6−ヒドロキシ−5−(4−アセデルフェニル
)アミノメチル−3,4− メタノール(8mL)中6−ヒドロキシ−3,4−ジヒ
ドロベンゾピラン−5−力ルポキサルデヒド(308m
L1゜73ミリモル)およびp−アミノ−アセトフェノ
ン(236mg。
1.73ミリモル)の混合物を、1時間加熱還流させた
。この混合物を15°まで冷却し、この時点で中間体で
あるシッフ塩基が結晶化した。濾過および乾燥ののち、
明るいオレンジ色の生成物(z2xmy、43.3%)
を収得した。この物質をメタノール(8mL)中に懸濁
させ、水素化ホウ素ナトリウム(28+1’1g。
0.74ミリモル)を添加した。室温で10分間攪拌し
たのち、この混合物を水(75mL)中へ注入し、得ら
れた懸濁液を2.5NのHClによって中和(PH=7
)した。この生成物をf過によって操取し、乾燥して6
−ヒドロキシ−5−(4−アセチルフェニル)アミノメ
チル−3,4−ジヒドロベンゾピラン(170〜、76
.6%)、融点213−215℃を収得した。
実施例2 6−ヒドロキシ−5−(2,4−ジフルオロフェニル)
アミンメチル−3,4−ジヒドロベンツピラン メタノール(8mL )中6−ヒドロキシ−3,4−ジ
ヒドロベンツ゛ビランー5−カルボキサルデヒド(2,
991L9. 1.68ミリモル)および2,4−ジフ
ルオロアニリン(219mg。
168ミリモル)の混合物を還流させながら20分間加
熱した。このとき中間体であるシッフ塩基が結晶化した
。室温まで冷却したのち、濾過によって採取して乾燥し
た。単離したシッフ塩基(175m9.36%)をメタ
ノール(8mL )中へ懸濁させ、水素化ホウ素ナトリ
ウム(25m9.0.66ミリモル)を添加した。この
混合物を室温で5分間攪拌してから水(50mL)中へ
投入し、2.5NHClにて注意深く中和(pH=7)
した。この生成物を濾過によって採取し、乾燥して6−
ヒドロキシ−5−(2,11−ジフルオロフェニル)ア
ミノメチル−3,4−ジヒドロベンツピラン、(170
mg、96.6%)、融点120−121℃を収得した
実施例3 6−ヒドロキシ−5−フェニルアミノメチルベンセン(
6mL)中6−ヒトロキシージド(2061ng、 1
.16ミリモル)およびアニリン(108mL 1.1
6ミリモル〕の混合物を窒素下に加熱して30分間還流
させた。冷却後、この混合物をシリカゲルの短いカラム
を通過させ、溶離液を濃縮してオレンジ色の固体(11
9■〕とした。この物質をメタノール(10mL)中へ
入れ、触媒として10%Pd/C(12m9)を使用し
て、約2.8 kg /at!(40p−5I)の圧力
において水素化した。
濾過および濃縮ののち、この粗生成物をシリカゲル(ヘ
キサン/酢酸エチル、85/15 全溶離剤とする)に
よるクロマトグラフにかけて精製し、6−ヒドロキシ−
5−フェニルアミノメチル−3,4−ジヒドロベンゾピ
ラン(77m9.26%)、融点105−107℃を収
得した。
実施例4 6−ヒドロキシ−5−(2−ヒドロキシメチルフェニル
)アミノメチル−3,4−ジヒドロベンゾピラン メタノール(30mL)中6−ヒトロキシー3,4−ジ
ヒドロベンゾビラン−5−カルボキサルデヒド(400
■、225ミリモル)および0−アミノベンジルアルコ
ール(282UP、2.’25ミリモル)の混合物をお
だやかに沸騰させて容量を10mLK’2でゆっくり濃
縮した。メタノールの追加量(20mL )を添加し、
このプロセスを2回繰り返−した。この混合物を(水浴
にて)冷却し、この時点でシッフ塩基が晶出したのでこ
れを濾過して採取した。この物質(45(11g)をメ
タノール(30mL)中へ再溶解し、水素化ホウ素ナト
リウム(63711g、1.67ミリモル)を少量あて
添加した。直に脱色が起った。この混合物を室温にて1
0分間かき1ぜた。この反応混合物をもとの容量の半分
にまで濃縮し、つぎに水(35mL )中へ注いだ。2
NのHC7によって酸性化すれば得られた固体は完全に
溶解し、さらに7%N a HCOsにより塩基性化し
たとき生成物は沈殿した。この生成物を濾過によって採
取し、真空乾燥して6−ヒドロキシ−5−(2−ヒドロ
キシ−メチルフェニル)アミノメチル−3,4−ジヒド
ロベンツピラン(375,=9. 58.5%)、融点
15]−153℃、を収得した。
実施例5 6−ヒトロキシー7−(2,4−ジフルオロフェニル)
アミノメチル−3,4−ジヒドロベンゾピラン メタノール(8mL)中6−ヒドロキシ−3,4−ジヒ
ドロベンツピラン−7−カルボキサルデヒド(414m
g、2.33ミリモル)および2,4−ジフルオロアニ
リン(303mg。
233ミリモル)の混合物を加熱して還流させた。数分
後には多量の沈殿が析出した。この混合物を室温にまで
冷却し、また濾過によってこの沈殿を採取し、乾燥して
中間体であるシッフ塩基(455rng、6 s%)を
収得した。
このシッフ塩基の一部(45Qmg、i、97ミリモル
)をメタノール(20mL)中へ懸濁させ、水素化ホウ
素ナトリウム(60mg。
1.59ミリモル)を少量づつ添加した。この添加が完
了してから、この混合物を室温にて10分間かきまぜ、
つぎに水(75mL)中へ注いだ。得られた懸濁液を2
.5NのHCJ’によって中和(Fi4−7)L、生成
物を?iMによって採取した。水による洗浄および乾燥
ののち、6−ヒトロキシー7−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)アミノメチル−3,4−ジヒドロベンツピラン
(350IQ・ 77%)、融点103°−105°C
を収得した。
実施例6 ローヒドロキシー7−(4−アセチルフェニル)アミノ
メチル−3,4−ジヒドロベンソピメタノール(8,0
mL)中6−ヒドロキシー3.4−ジヒドロベンツピラ
ン−7−カルボキサルデヒド(400■、2.25ミリ
モル)およびp−アミノアセトフェノン(3,0,4,
mg。
2.25ミリモル)の混合物を加熱して20分間還流さ
せた。冷却してから結晶化した中間体であるシッフ塩基
を濾過によって採取(525mg・ 79.5)した。
このシッフ塩基(516my、1.75ミリモル〕をメ
タノール(15mL)中へ懸濁させ、水素化ホウ素ナト
リウム(66Ing、1.75ミリモル)を少量あて添
加した。この混合物を室温で10分間かきまぜてから水
(100mL)中へ注いだ。この混合物を2,5NのH
Clによって中和(…−7)し、得られる懸濁液を濾過
した。この濾過ケーキを50%メタノール水にて洗浄し
、乾燥して6−ヒトロキシー7−(4−アセチルフェニ
ル)アミノメチル−3,4−ジヒドロベンゾピラン(4
6(lny、88%)、融点177−179℃を収得し
た。
実施例7 ローヒドロキシー7−(4−シアノフェニル)メタノー
ル(25mL)中で6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ
ベンツ°ピラン−7−カルボキサルデヒド(4s om
g、2.70ミリモル)およびp−7ミノベンソニトリ
ル(320m9゜2.70ミリモル)の混合物を加熱し
て20分間還流させた。この反応混合物を10℃まで冷
却し、結晶化した中間体であるシッフ塩基を濾過によっ
て採取(300mg、40%)した。
このシップ塩基(300mg、1.08ミリモル)をメ
タノール(12mL)中へ懸濁させ、水素化ホウ素ナト
リウム(45#1g、1.2ミリモル)を少量あて添加
した。この混合物を15分間かきまぜてから水(75m
L)中へ注いだ。この水性混合物を2.5 N −HI
Jによって中和(PH=7)L、沈殿した生成物を濾過
によって採取し、乾燥して6−ヒトロキシー7−(4−
シアノフェニル)アミノメチル−3,4−ジヒドロベン
ツピラン(Zoo、9.30%)、融点162.5−1
64.5℃、を収得した。
実施例8 6−ヒトロキシー7−(4−カルボエトキシフェニル)
アミノメチル−3,4−ジヒドロベメタノール(25m
L )中、6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロベンゾピ
ラン−7−カルボキサルデヒド(55(1g、3゜08
ミリモル)およびp−7ミノエチルベンソエート(51
0m9.3.08ミリモル)の混合物を加熱して15分
間還流させた。この混合物を室温筐で冷却し、結晶した
中間体であるシッフ塩基を黄色の固体(620m9・ 
62%)として採取した。
このシッフ塩基(590mg、1.82ミリモル)をメ
タノール(30mL)中へ懸濁させ、水素化ホウ素ナト
リウム(80#Ig、2.1ミリモル)を少量あて添加
した。この添加が完了してからこの混合物を室温にて1
0分間かきまぜ、水(125mL)中へ注いだ。この水
性混合物を2.5NのHC/によって中和(PFI=7
)し、濾過し乾燥して6−ヒドロキシー7−(4−カル
ボエト牛ジフェニル)アミノメチル−3,4−ジヒドロ
ベンゾピラン(560mg・ 95%)、融点149.
5−150℃、を収得した。
実施例9 6−ヒトロキシー7−フエニルアミノメチルー3,4−
ジヒドロベンツピラン メタノール(30mL)中、6−ヒドロキシ−3,4−
ジヒドロベンツピラン−7−カルボキサルデヒド(42
9mg、2.41ミリモル)およびアニリン(224%
;1. 2.41ミリモル)の混合物を力り温し、留出
するメタノールを採取した。10mLのメタノールを採
取されたとき、この混合物を冷却したところ、中間体と
してのシッフ塩基が晶出した。この物質を採取して新し
いメタノール(30mL ) 中へ再溶Nさせた。水素
化ホウ素ナトリウム(1モル当量)を少量あて添加した
ところ、直に脱色が起こった。この混合物をもとの容量
の50%に1で濃縮してから過剰の水(100mL)の
中へ投入した。この水性溶液を2NのHC7によって酸
性にし、濾過して不溶物質をすべて取り除いてから7%
のNaHCO,+によって塩基性化した。沈殿した生成
物を濾過によって採取し、乾燥して6−ヒトロキシー7
−フエニルアミノメチルー3,4−ジヒドロベンゾピラ
ン(277mg、49%)、融点135−137℃、を
収得した。
実施例10 6−ヒトロキシー7−(2−ヒドロキシメチルフェニル
)アミンメチル−3,4−ジヒドロメタノール(30m
L)中、6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロベンツピラ
ン−7−カルボキシアルデヒド(40omy、2.27
ミリモル)および0−アミノヘンシルアルコール(28
2mg、2.25ミリモル)の混合物をおだやかに沸騰
さセてその容量を10mL[までゆっくり濃縮した。メ
タノールの追加量(20mL )を添加し、このプロセ
スを2回繰り返した。この混合物を冷却(水浴)し、数
滴の水を添加してシッフ塩基の晶出を助けた。この物質
(440m9)を濾過によって採取し、メタノール(3
0mL )中へ再溶解させ、水素化ホウ素ナトリウム(
60〜、159ミリモル)を少量あて添加した。直に脱
色が起こり、この混合物を室温にて10分間かき1せた
。この反応混合物をもとの容量の半分にまで濃縮してか
ら水(35mL)中へ注いた。2NのHClで酸性化(
所−5)したのち、この混合物をP遍し、P液を7%N
a HCOsによって塩基化した。沈殿した生成物をf
過によって採取し、真空乾燥して6−ヒトロキシー7−
(2−ヒドロキシメチルフェニル)アミノメチル−3,
4−ジヒドロベンゾピラン(300〜、468%)、融
点14−1−142℃、を収得した。
実施例11 工程A:5−メトキシー2.3−ジヒドロへシソフラン
−6−カルボキサルデヒド の製造 乾燥塩化メチレン(690mL )中の5−メトキシ−
2,3−ジヒドロヘンシフラン(44,8g、299ミ
リモル)の溶液を窒素下3°まで冷却し、また四塩化チ
タン(535mL+ 92.34g、 486ミリモル
)を内部温度を7°以下に保ちながら滴下した。得られ
た混合物へ、内部温度を7°に維持しながら1時間にわ
たってジクロロメチルメチルエーテル(22,3mL、
28.34.@、24.7ミリモル)を滴下した。冷却
浴を取り除き、この混合物を4時間かきませてがら水(
120mL )の滴下によって反応を停止した。得られ
た混合物を水(1000mL)中へ注ぎ、層を分離させ
た。水性層を塩化メチレンで洗浄(2X250ml)し
、つぎにこの合体した有機抽出分を5%NaCA’ (
1000mL )を用いて洗浄し、乾燥< Na2so
、 ) L、濃縮して暗色の油とした。分取用HPLC
(ウォータースプレプ500、溶離剤としてヘキサン中
の15%酢酸エチルを使用)による精製によって淡黄色
の固体としての5−メトキシ−2,3−ジヒドロベンゾ
フラン−6−カルボキサルデヒド(20,64g、38
.8%)、融点82−84℃、を収得した。
■程B:5−ヒドロキシー2.3−ジヒドロベンツフラ
ン−6−カルポキサルテ゛ヒ 乾燥塩化メチレン(800mL )中の5−メトキシ−
2,3−ジヒドロヘンラフラン−6−カルボキサルデヒ
ド(24,007,135ミリモル)の溶液を窒素下−
67°の内部温度にまで冷却した。三臭化ホウ素の溶液
(塩化メチレン中IM、63.0 mL+ 63.0ミ
リモル)を滴下した。冷却浴を取り除き、この混合物を
25時間かきませた。つぎにメタノール(25mL)の
滴下によって反応を停止し、得られた混合物を10%塩
化ナトリウム水溶液中へ注いだ。層を分離させ、この水
性層を塩化メチレンで洗浄(2×250M)し、合体し
た有機抽出分を10%塩化ナトリウムで洗浄(2X50
’OmL)L、乾燥(Na25O1)し、濃縮した。分
散用HPLC(ウォーターズプレプ500、溶離剤とし
て9:lへ牛サン:酢酸エチルを使用)による精製によ
って5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−ベンツフラン
−6−カルボキサルデヒド(16,82g。
761%)、融点102−104℃、を収得した。
工程C:5−ヒドロキシ−6−フェニルアミノメチル−
2,3−ジヒドロベンツフ ランの製造 メタノール(3,0mL)中、5−ヒドロキシ−2,3
−ジヒドロペンツフラン−6−カルボキサルデヒド(3
00m1. 1.83ミリモノりおよびアニリン(17
1mf1. 1.83ミリモル〕の混合物を加熱して3
0分間還流させ、この時点でシッフ塩基が晶出し始めて
いた。この混合物を冷却し、シッフ塩基を?Jによって
採取してオレンジ色の針状物(400mg。
91.5%)を収得した。
このシッフ塩基(“350 mg・ 1.46ミリモル
)をメタノール(5mL)中へ゛懸濁させ、水素化ホウ
素ナトリウム(56,smy、1.49ミリモル)を3
分間にわたって少量あて添加した。この混合物を室温に
てさらに10分間かきませてから水(40mL’)中へ
注いだ。
得られた白色懸濁液を2NのI(C7によって酸性化し
、沢過し、涙液を7%N a HCOs水溶液によって
塩基性化した。沈殿した生成物を沢過によって採取し真
空乾燥して5−ヒドロキシ−6−フェニルアミノメチル
−2,3−ジヒドロベンツフラン(305mg、86.
4%)、融点130−131℃を収得した。
実施例12 5−ヒドロキシ−6−(2−ヒドロキシメチルフェニル
)アミノメチル−2,3−ジヒドロメタノール(5,0
mL)中、5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−6−カルボキサルデヒド(300rn9. 1.
83ミリモル)および0−アミノベンジルアルコール(
230mg・ 183ミリモル)の混合物を加熱して3
0分間還流さセた。この混合物を室温まで徐冷し、しば
らく後にシッフ塩基が晶出した。沢過および乾燥して、
黄味がかったオレンジ色の生成物(290mg、59%
)を取得した。
このシッフ塩基(250m9.0.93ミリモル)をメ
タノール(5mL )中へ懸濁させ、水素化ホウ素ナト
リウム(35mL9. 0.93 ミリモル)を少量あ
て添加した。脱色が起こり、この反応混合物を室温にて
10分間かきませてから水(35mL)中へ注いだ。得
られた懸濁液を2 N −’ HCAによって微酸性と
し、濾過し、涙液を7%N a ’HCOsによって塩
基性化した。沈殿した生成物を沢過し真空乾燥して5−
ヒドロキシ−6−(2−ヒドロキシメチルフェニル)ア
ミノメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン(2261
rLg、 89.7%)、融点149−150℃を収得
した。
実施例13 5−ヒドロキシ−6−(’2.4−ジフルオロフェニル
)アミノメチル−2,3−ジヒドロベンツフラン 5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロへシソフラン−6−
カルボキサルデヒド(305mg。
186ミリモル)および2.4−ジフルオロアニリシ(
242m’!、1.86ミリモル)の混合物を加熱して
還流させた。数分ののち、かさばった沈殿が生じ、ここ
でメタノールの追加量(2mL )を添加した。加熱を
さらに10分間続けてからこの混合物を冷却し、P週に
よって中間体であるシッフ塩基(400mg。
7 s、 5 )を採取した。
このシッフ塩基をメタノール(20mL )中へIg濁
さセ、水素化ホウ素ナトリウム(55mg、1.45ミ
リモル)を少量あて添加した。
数分後、透明な溶液となり、この混合物を水(100m
L)中へ注いだ。沈殿した生成物を濾過によって採取し
真空乾燥して5−ヒトOキシ−6−(2,4−ジフルオ
ロフェニル少アミノメチル−2,3−ジヒドロベンツフ
ラン(335mg、83%)、融点119−121℃。
を収得した。
実施例14 5−ヒドロキシ−6−(4−アセチルフェニル)アミノ
メチル−2,3−ジヒドロへシソフラン メタノール(10mL)中、5−ヒドロキシ−2,3−
ジヒドロベンツ゛フラン−6−カルポキサルテヒド(3
17m9. 1.93ミリモノりおよびp−アミノアセ
トフェノン(261m9゜1.93ミリモル)の混合物
を加熱して90分間還流さセた。得られた混合物を冷却
し、中間体であるシッフ塩基を濾過によって採取(49
07119,90%)した。
メタノール(20mL )中のシッフ塩基(445m9
. 1.58ミリモル)をカーホン(5(1g)上10
%パラジウムを用い約28に91 cyl (’ 40
 ps+ )の圧力で水素化した。該当量の水素が吸収
されたのち5この反応混合物を加温して若干の懸濁固形
物を溶解させてからシーライトを通じて濾過した。P液
を総容量5mLK1で濃縮し、晶出した生成物を濾過に
よって採取し乾燥して5−ヒドロキシ−6−(4−アセ
チルフェニル)アミノメチル−2,3−ジヒドロベンツ
フラン(250mg。
56%)、融点181−183℃を収得した。
実施例15 6−〔2−シアノチェン−4〔および5)−イル〕アミ
ノメチルー5−ヒドロキシー2,3−ジヒドロへシソフ
ラン ■程A:2−シアノー4(および5)−ニド500 m
lの丸底フラスコ中で150 m1(f)氷酢酸と30
 mlの発煙硝酸(90%)との混合物を10℃にてか
き丑せた。温度を25℃以下に維持しながらこの混合物
へ25m1の無水酢酸中の2−シアノチオフェン(11
,2,9゜0103モル)を45分間にわたってゆっく
り添加した。得られた溶液を室温で16時間かきませた
のち300 Illの氷水中へ注ぎ700m1のエーテ
ルによって抽出した。有機層を分離し、無水Mg S 
O,上で乾燥し、真空濃縮した。
得られる粗生成物をエーテル/へ牛サン(I:2)によ
って再結晶して黄色の固体を収得し、これはNMRによ
って2−シアノ−4−二トローチオフェンと2−シアノ
−5−二トロチオフエンとの3対1の混合物であること
が分かった。
■程B:2−シアノー4(および5ノーアミノチオフエ
ンの製造 i o、 o mlの酢酸エチル中の4−ニトロおよび
5−ニトロ2−シアノチオフェン(3:1の混合物、4
.62.i7,3(]ミリモル)の攪拌貯液へ、約40
 kg/crl (50psj )の水素下5.0.!
9010%Pd/Cを添加した。理論量の水素を2時間
で消費し、この反応混合物をシーライト濾過助剤を通じ
て濾過した。酢酸エチル中の2−シアノ−4−アミノチ
オフエンおよび2−シアノ−5−7ミノチオフエンの混
合物であるこの生成物をさらに精製することなく次の反
応に直接使用した。
工程C:6−1:2−シアノチェシ−4(または5)−
イルコイミノメチル−5− ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾ 5 mlの上記混合物を窒素雰囲下で200 m9の5
−ヒドロキシ−2,3−ヒトロベンソフランー6−カル
ポ牛サルテ”ヒトおよびJmgのp−トルエンスルホン
酸を入れた25m1の丸底フラスコへ移した。この混合
物を室温で40分間かきませた。得られたオレンジ色の
固体なf5遇し空気乾燥して6−〔2〜シアノーチェン
−4(および5ン−イル〕イミノメチルー5−ヒドロキ
シ−2,3−ジヒドロベンツフランの粗混合物250 
m9 (収率7o%)を収得した。
工程D:6−[2−シアノチェシー4(および5)−イ
ルシアミノメチル−5− ヒドロキシ−2,3ジヒドロベンラフ 5Mの無水エタノール中250IILgの工程Cからの
粗生成物の懸濁液へ50mgの水素化ホウ素ナトリウム
を添加し、室温にて1時間かきまぜた。これを真空濃縮
し、酢酸エチルにて抽出(2X10ml)L、乾燥し、
フラッシュ・カラム・クロマトグラフ(シリカ、3:1
ヘキサン:酢酸エチル)にかけて2種の異性体生成物を
分離した。先に出てくるフラクションが6−(2−シア
ノチェシー4−イル)−アミノメチル−5−ヒドロキシ
−2,3−ジヒドロペンツフラン(130m9.融点1
38〜139℃)であり;丑だおくれで出てくるフラク
ションが6−(2−シアノチェシー5〜イル)アミンメ
チル−5−ヒドロキシ−2゜3−ジヒドロベンツフラン
(55i1iJ、融点158−160℃)であった。
実施例16 7−〔2−シアノチェシ−4(および5)−イルシアミ
ノメチル−6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロベンツピ
ラン 実施例15において使用した5−ヒドロキシ−2,3−
ジヒドロベンツフラン−6−カルボキサルデヒドを6−
ヒドロキシ−3,4−ジヒドロベンツ゛ピラン−7−カ
ルポキシアルデヒドに代え、実施例15に述べたものと
同じ処決に実質的にしたがって下記の化合物を製造した
(a17−(2−シアノチェシー4−イル)アミノメチ
ル−6−ヒトロキシー3,4−ジヒドロベンゾピラン、
融点149−153℃;および(b17−(2−シアノ
チェシー5−イル)アミノメチル−6−ヒトロキシー3
,4−ジヒドロベンツピラン、融点139−139.5
℃。
手続補正書 昭和60年 21112日 特許庁長官志賀 常数 1事イ1功表示昭和59年 特許願第246982号3
、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 アメリカ合衆国、ニュージャーシイ、ローウェイ
イースト リンカーン アヴエニュー 126&繻 メ
ルク エンド 力LJヒー 僧コーポレーテツド・1代
理人 5 補正の対象 「明細1L(」 手続補正書 11t(和60年2月21日 特許庁長官志賀 常数 11川−の表示昭和59年特 許 願第246982号
事件との関係 特許出願人 氏名 (名利、)メルク エンド カムパニー インコーボレ
ーテ゛ント・1代理人 5 補正の対象 (1)明細書の「発明の詳細な説明」
の欄(1)明細書第42頁第7行目の 「化合物(d)」を 「式(1)の化合物」に訂正する (2)同上第56頁第5行口の 「79.5jを179係」に訂正する。
(3)同上第67頁第14行目の 「78.5jを「78係」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式(I): O で表わせる化合物または薬学上許容されるそれらの塩。 〔式中、mは1から4までの整数であり、Aは、 (a) (R’) で置換されたフェニルであって式中
    、R1が1個よシも多い(すなわち、q>1の)ときに
    はBlはたがいに同種または異種とすることができ、ま
    た (1) 水素、: (2) ハロ; (3) 低級アルコキシ; (4) 低級アルキルチオ; (5) 低級アルキルスルフィニル; (6) 低級アルキルスルホニル; (7) 非置換または置換フェニル; 低級アルコキシ; (8) 低級アルキル; (9) 低級アルケニル; (10) 低級アルカノイル; (11) ハロ低級アルキル; (1,2) −COOHまたは−cooc 1−6アル
    キル;(13) アリール; (14) アリールオキシ; (15) シアノ; (16) ヒドロキシ低級アルキル; (17) ハロ低級アルカノイル; (18) 下記のように規定されたヘテロアリール;ま
    たは (19) 低級アルカノイルオキシ; であり、qは0から5までの整数である、によって置換
    されたフェニル; (bl(1) チェニル; (2) ベンゾチェニル; (3) フリル; (4) ベンゾフリル; (5) ピリル; (6) インドリル; (7) チアゾリル; (8) ベンゾチアゾリル; (9) チアジアゾリル; (10) ベンゾチアジアゾリル; (11) キノリル; (12) イソ゛キノリル; (13) ピリジル; (14) ピラジニル; (15) テトラゾリル;または (1,6) トリアゾリル; からなる群から選ばれた非置換または置であり、前記へ
    テロアリールは1個またはより多くのR’ Kよって置
    換されている。〕〕置式中、Aは(R’) C式中R1
    は、(al 水素; (1))低級アルコキシ; FC) ハロ; (d) 低級ハロアルキル; +e) 低級アルカノイル; +f+ ヒドロキシ低級アルキル;または(glcN; でありqは1または2である。〕によって置換されたフ
    ェニルであシ;またmは1または2である、 ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の式(I
    )の化合物。 3、式: 〔式中、R1は低級アルカノイルまたはヒドロキシ低級
    アルキルである。〕 全もっこと全特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    化合物。 4 化合物が(a) 2.3−ジヒドロ−5−ヒドロキ
    シ−6−(2−ヒドロキシメチル−フェニルアミノメチ
    ル)ペンツフラン; jb16−(4−アセチルフェニ ルアミノメチル)−2,3−ジヒドロ−≦−ヒドロキシ
    ベンゾフラン; (C)6−ヒトロキシー7−(4 一アセチルフェニル)アミノメチル−3,4−ジヒドロ
    ペンツピラン; (d)6−ヒドロキシ−5−(4 一アセチルフェニル)アミノメチル−3,4−ジヒドロ
    ベンゾピラン; (e)6−ヒトロキシー7−(2 一ヒドロキシメチルフェニル)アミノ−メチル−3,4
    −ジヒドロベンゾピラン;または (f)6−ヒドロキシ−5−(2 一ヒドロキシメチルフェニル)アミノ−メチル−3,4
    −ジヒドロベンゾピラン;であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の化合物。 5、調薬キャリヤーおよび有効量の式(I):H 人 〔式中、mは1から4までの整数であり;Aは(al (R1) で置換されたフェニルであ q って式中R1が1個よりも多い(す なわち、q>1の)ときにはR1は たがいに同種または異種とすること ができ、また (1) 水素; (2) ハロ; (3) 低級アルコキシ; (4) 低級アルキルチオ; (5) 低級アルキルスルフィニル; (6) 低級アルキルスルホニル; (7) 非置換または置換フェニル;低級アルコキシ; (8) 低級アルキル; (9) 低級アルケニル; (10) 低級アルカノイル; (11) ハロ低級アルキル; (12) −C0OHまたは−C00C1−。アルキル
    ;(13) アリール; (14) アリールオキシ; (15) シアノ; (16) ヒドロキシ低級アルキル; (17) 八日低級アルカノイル; (18) 下記のように規定されたヘテロアリール;ま
    たは (19) 低級アルカノイロキシ; であり、qは0から5までの整数である;(bl(1)
     チェニル; (2) ベンゾチェニル; (3) フリル; (4) ペンツフリル; (5) ピリル; (6) インドリル; (7) チアゾリル; (8) ベンゾチアゾリル; (9) チアジアゾリル; (10) ペンゾチアジアソリル; (11) キノリル; (12) イソキノリル; (13) ピリジル; (14) ピラジニル; (15) テ゛:トラゾリル;または (16)トリアゾリル; からなる群から選ばれた非置換または置換へテロアリー
    ル; であり、前記へテロアリールは1個またはより多くのR
    ’ Kよって置換されている。〕の化合物または薬学上
    許容されるそれらの塩を含むことを特徴とする局所炎症
    治療用の薬剤組成物。 6、式中、Aが(R’) C式中R1は、(al 水素
    ; +1)l 低級アルコキシ; (cl ハロ; (di 低級ハロアルキル; +61 低級アルカノイル; (f) ヒドロキシ低級アルキル;または(glcN; であり、qは1または2である。〕によって置換された
    フェニルであシ;またmは1または2である、ことを特
    徴とする特許請求の範囲第5項に記載の薬剤組成物。 r、活性化合物が式: 〔式中、R1は低級アルカノイルまたはヒドロキシ低級
    アルキルである。〕であることを特徴とする特許請求の
    範囲第5項に記載の薬剤組成物。 8、活性化合物が (a) 2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−6−(2
    −ヒドロキシメチル−フェニルアミノメチル)ベンゾフ
    ラン; (bl6−(4−アセチルフェニルアミノメチル)−2
    ,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシペンツフラン; (C)6−ヒトロキシー7−(4−アセチルフェニル)
    アミノメチル−3,4−ジヒドロペンツピラン; (d)6−ヒドロキシ−5−(4−アセチルフェニル)
    アミノメチル−3,4−ジヒドロペンツピラン; (e)6−ヒトロキシー7−(2−ヒドロキシメチルフ
    ェニル)アミノ−メチル−3゜4−ジヒドロベンゾピラ
    ン;または (f)6−ヒドロキシ−5−(2−ヒドロキシメチルフ
    ェニル)アミノ−メチル−3+4−ジヒドロベンゾピラ
    ン; であること全特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の
    薬剤組成物。 9(a)式: %式%) による式: の化合物の処理;および (b) 工程(alからの生成物の還元剤による処理; を含む式(■): の化合物または薬学上許容されるその塩の製造方法。 〔式中mは1から4までの数値であり、Aは(aj (
    R’ ) で置換されたフェニルであって式中、R1が
    1個よりも多い (すなわち、q>1の)ときにはR1 はたがいに同種または異種とするこ とができ、また (1) 水素; (2) ハロ; (3) 低級アルコキシ; (4) 低級アルキルチオ; (5) 低級アルキルスルフィニル; (6) 低級アルキルスルホニル; (7) 非置換または置換フェニル;低級アルコキシ; (8) 低級アルキル; (9) 低級アルケニル; (10) 低級アルカノイル; (11) ハロ低級アルキル; (12) −C0OHまたは−C00C1−6アルキル
    ;(13) アリール; (14) アリーロキシ; (15) シアノ; (16) ヒドロキシ低級アルキル; (17) ハロ低級アルカノイル; (18) 下記のように規定されたヘテロアリール;ま
    たは (19) 低級アルカノイロキシ; であり、qは0から5までの整数である;(bl(1)
     チェニル; (2) ペンツチェニル; (3) フリル: (4) ベンゾフリル; (5) ピリル; (6) インドリル; (7) チアゾリル; (8) ペンゾチアソリル; (9) チアジアソリル; (10) ペンゾチアシアソリル; (11) キノリル; (12) イソキノリル; (13) ピリジル; (14) ピラジニル; (15) テトラゾリル;または (16) トリアソリル; かうなる群から選ばれた非置換または置換ヘテロアリー
    ル; であり、前記へテロアリールは1個またはより多くのR
    1によって置換されている。〕〕置、式中、Aは (R
    1)、[:ここでR1は、(al 水素; (bl 低級アルコキシ; (C1ハロ; (dl 低級ハロアルキル; (el 低級アルカノイル; (f) ヒドロキシ低級アルキル;または(g)CN; でありqは1または2である。〕によって置換されたフ
    ェニルであり;またmは1または2である、ことを特徴
    とする特許請求の範囲第9項に記載の製造方法。 11、製造される化合物が式: %式% 〔式中、R1は低級アルカノイルまたはヒドロキシ低級
    アルキルである。〕であることを特徴とする特許請求の
    範囲第9項に記載の製造方法。 12、製造される化合物が ta+ 2.3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−6−(2
    −ヒドロキシメチル−フェニルアミノメチル)ベンゾフ
    ラン; fb16−(4−アセチルフェニルアミノメチル)−2
    ,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシベンゾフラン; (C)6−ヒトロキシー7−(4−アセチルフェニル)
    アミンメチル−3,4−ジヒドロベンツピラン; (d)6−ヒトロキシー5−(4−アセチルフェニル)
    アミノメチル−3,4−ジヒドロベンゾピラン; (e)6−ヒトロキシー7−(2−ヒドロキシメチルフ
    ェニル)アミノ−メチル−3+4−ジヒドロベンゾピラ
    ン;または (f)6−ヒトロキシー5−(2−ヒドロキシメチルフ
    ェニル)アミノ−メチル−3゜4−ジヒドロベンゾピラ
    ン; であること全特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の
    製造方法。
JP59246982A 1983-11-21 1984-11-21 坑炎症剤として有用な置換ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフランおよびその類似体 Pending JPS60149576A (ja)

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