JPH06502149A - エポキシカルバシクリン前駆物質、その製造および使用 - Google Patents

エポキシカルバシクリン前駆物質、その製造および使用

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JPH06502149A
JPH06502149A JP3517038A JP51703891A JPH06502149A JP H06502149 A JPH06502149 A JP H06502149A JP 3517038 A JP3517038 A JP 3517038A JP 51703891 A JP51703891 A JP 51703891A JP H06502149 A JPH06502149 A JP H06502149A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エポキシカルバシフリン前駆物質、その製造および使用 本発明は、エポキシカルバシフリン中間生成物、相応するカルパシクリン前■物 質のZ−異性体からの該エポキシカルバシフリン中間生成物の立体特異的製造法 および製薬学的に有効性を有するカルバシフリンの製造のための該エポキシカル バシフリン中間生成物の使用に関する。
欧州特許第335827号明細書には、式IVのZ−アリルアルコールを、ヒド ロキシ基に接して、アセテートの形成によって保護し、かつヒドロキシル化およ びアリルアルコールを再度製造することができる出発物質Cケトン)への二重結 合の過ヨウ素酸分解によって還元する方法が記載されている。
更に勿論、アリルアルコールの合成の場合に、クロマトグラフィー処理により分 離されなければならない立体異性体IIIおよび1vの約50対50の混合物が 形成される。
ドイツ連邦共和国特許第3338832号明細書の記載から、一般式: で示されるエポキシカルバシフリンカルポン酸誘導体およびZ異性体から前記の 鎖中に酸素原子が欠けているE異性体へ変えるためのその使用は公知である。
E、VedejsおよびP、L、Fuehsは、前記方法を用いる単純エポキシ ドの反転が記載されている(J、Am、Chem、S。
c、(1973年) 、@822頁およびJ、 Am、 Chew、 Sac。
(1971年)、114072頁)。
式: 〔式中A、W、D、EおよびR1は1式Iに記載され°た意味を有する〕で示さ れる(5E) −3−オキサ−6a−カルバ−プロスタグランジン−■、誘導体 の合成の際に、約50%が 〔式中、S、W、D、E、R’およびR1は、一般式■に記載された意味を有す る〕で示されるE−配置された二重結合口rを有する望ましいアリルアルコール がらなり、かつ約50%が 〔式中、A、W、D、E、R’およびR2は、式Iに記載された意味を有する〕 で示されるZ−配置された二重結合を有する更なる合成に役立たないアリルアル コール+■からなる1つの工程を経る。
式I目およびN’のE−アルコールおよマス−アルコールの混合物は、クロマト グラフィー処理により分離されなければならない。
ドイツ連邦共和国特許第3048906帯間則書、同第3306123号明細書 および同第3306125号明細書では、式DIのこの種のE−配置されたアル コールは、薬理学的に有効性の(5E)−3−オキサ−6a−カルバ−プロスタ グランジン−I、誘導体I+に変換される(L 5kubal la他、J、M ed、Chem、 (1986年)、j!29巻、53313頁もみよ)。
式1のエポキシカルバシフリン中間生成物を介して、好ましい方法で、更なる合 成のために無価値の式IVのZ−配置されたアリルアルコールを、カルバシフリ ン合成処理にE−異性体として供給することができる。
本発明は、式1: Aは、−C=C−基を表し、 Wは、OH基がトリアルキルシリル基、ジフェニルアルキルシリル基またはトリ フェニルシリル基によって保護されているヒドロキシメチレン基を表し、CH。
Dは、−CH−CH,−基を表し、 Eは、−C=C−を表し。
R1は、Wの場合のヒドロキシ基のように置換されていてもよいヒドロキシ基を 表し、 R2は、C原子1〜7個を有する直鎖状または分枝鎖状のアルキル基、アルケニ ル基またはアルキニル基を表し、 R3は、テトラヒドロピラニル基またはテトラヒドロフラニル基を表す〕で示さ れるエポキシカルバシフリン前駆物質からなる。
WおよびR1中のトリアルキルシリル基のアルキル基は、同一かまたは具なって いてもよく、CM子l〜8個を有していてもよく、例えばジメチル−第三ブチル シリル基、トリエチルシリル基、トリイソプロピルシリル基、テキシルジメチル シリル基(テキシル=2゜2.3−トリメチルプロピル基)であってもよい。
WおよびR’中のジフェニルアルキルシリル基のアルキル基は、例えばメチル基 、エチル基、プロピル基、第三ブチル基およびヘキシル基を表し、即ちC[子1 〜6個を有する。R:中のC原子1〜7個を有する直鎖状または分枝鎖状のアル キル基は、例えば次のものであってもよい:メチル基、エチル基、n−プロピル 基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、第三ブチル基、1−ペンチ ル基、n−ヘモシル基、n−ヘプチル基、有利には、C原子1〜4個を有するア ルキル基である。
R′のためのCI[子1〜7個を有するアルケニル基は、プロペニル基、ブテニ ル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、インブテニル基等である。有利には、 C1i[子1〜4個を有するアルケニル基である。R1のためのCi子I〜7偕 を有するアルキニル基の場合、同様に、C[子1〜4個を有するアルキニル基、 例えば−CH,−GE−CH,−C:CH,、−CHl−CミC−CH,、−C H,−CH,−C: CH等が有利である。
本発明は、更に、式1の化合物を製造するための方法に間し、弐【r: 〔式中A、W、D、E、R’およびR1は、上記の意味を有する〕で示されるビ シクo[3,3,O]オクト−3−イリデン−エタノールを、事前の酸触媒丁に 実施されたジヒドロフランまたはジヒドロビランとの反応後にエポキシド化させ ることによって特徴付けられる。
ジヒドロフランまたはジヒドロビランとの反応は、酸触媒反応下に、不活性溶剤 中、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、エチレングリ コール−ジメチルエーテル、塩化メチレン、ヘキサン、ヘプタン、ドルオール中 で行われアセタールを生じる。
この酸触媒反応は、塩酸または硫酸のような鉱酸もしくは酸性イオン交換体また は有機酸1例えばトリフルオル酢酸によって行われる0反応温度は、重要ではな く、好ましくは前記酸触媒反応は室温で行われる。
保護された誘導体のエポキシド化は、当業者に知られている試薬を用いて行うこ とができ、特に有利には、過フタル酸またはm−クロル過安息昔酸のマグネシウ ム塩である。この反応は、炭酸水素ナトリウムまたは炭酸水素カリウムの添加下 に、酸触媒反応した分解反応を阻止するために行うことができる。
エポキシド化は、一般に、0℃〜60℃の間で、不活性溶剤中、例えばヘキサン 、ヘプタン、ジクロルメタン、1.2−ジクロルエタン、ジエチルエーテルまた はテトラヒドロフラン中で実施される。
本発明は、更に、式vI: L i P (R’) x (Vl)、〔式中、R4は、C6〜C2゜アリール 基または07〜C1、アルアルキル基を表す〕で示される燐化合物との反応、式 Vll : 6式中、R’は、C1〜G、アルキル基を表し、Qは、ハロゲン原子、C1〜C 4アルキルスルホニルオキシ基またはC,〜C7アリールスルホニルオキシ基を 表す〕で示される化合物との引き続く反応およびアリル系ヒドロキシ保護基の分 解によって、式III :6式中、A、W、D、E、R’およびR′は、上記の 意味を有する〕で示されるアリルアルコールを製造するための式Iのエボキシカ ルバシクリン前駆物質の使用にある。
式Iの保護されたエポキシドは、式■1の燐化合物を用いて開環することができ る。
このス応は、0℃〜30℃の間で、不活性溶剤中。
ルオール等の中で行われる。
開環されたエポキシ化合物とR’Qとの反応は、0℃〜50℃の間で、不活性溶 剤中、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジクロルメタン、ヘキサ ン、ドルオール等、有利に溶剤中で行われ、該溶剤中で、エポキシド開環も実施 される(一槽法度応)。
ホスホニウム塩【Xは、自発的に式Xc式中、A、W、D、E、R’、R1およ びR3は、式■に記載された意味を有する〕の誘導体の除去を生じる。
一般式Xの化合物は、アリル系のヒドロキシ保護基R1の分解によって、式II IのE−アリルアルコールに変わる。
保護基の選択的な分解は、酸性触媒5応下に行われる。
水、メタノールまたはエタノール中の塩酸または硫酸のような鉱酸もしくはトリ フルオル酢酸、クエン酸等の有機酸は、極めて敏感なアリルアルコール(Il+ )の分解を生じるかまたはシリル保護基を分解する。
驚異的なことに、保護基分解は、インプロパツール中で、酸性イオン交換体(A mberlyst 15 )を用いて、高めた温度で、極めて清潔かつ完全に行 われることが見出された。
従って、上記の5工程の処理で、式IIIの化合物への式IVを有する化合物の 完全かつ立体特異的変化が達成される。
反応の完結後に、望ましい生成物が反応混合物から従来の方法を用いて取得する ことができる0例えば、適当な取得方法は、望ましい生成物を取得するために、 水中で反応混合物を注入し、水と混合不可能な有機溶剤を用いて抽出し、有機抽 出液を乾燥させ、引続き、抽出液から溶剤を蒸貿することを包含する。
この生成物は、場合によっては、更に常用の技術、例えば再結晶化、分取薄層ク ロマトグラフィー処理またはカラムクロマトグラフィー処理を用いて精製するこ とができる。
保護されていないヒドロキシル基(R”=H)を有する式IVの化合物との相応 する反応は、行われない。
特表十6−502149 (5) OH保護基R′としてのテトラヒドロフラニル基またはテトラヒドロピラニル基 の選択は、前記の基が燐化合物と反応せず、かつシリルエーテルもしくは敏感な アリルアルコールII+の存在下に分解できるので、重要である。
本方法に記載された出発化合$111およびIVは、ドイツ連邦共和国特許8願 公開第3048906号明細書、同第3306123号明細書および同第330 6125号明細書に記載されている。
本発明は、次の実施例によって詳説される:例 1 (Is、2S、3R,5S)−3−第三プチル−ジメチルシリルオキシ−2−[ (3S、4S)−3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−4−メチル−1,6 −ノナシイニル] −7−[(Z) −2−ベルヒドロ−2−フリルオキシ)− エチリデン]−ビシクロ[3゜3.0コオクタン 2− (Z)−(l S、5S、6S、7R)−7=第三ブチル−ジメチルシリ ルオキシ−6−[(3S、4S) −3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ− 4−メチル−1,6−ノナジイニル〕−ビシクロ[3,3゜09]オクト−3− イリデン−エタノール50gを、窒素下にヘキサン10100O中に溶解する。
室温でAmberlyst l 5 2 gおよびジヒドロデユラン(Dihy droduran) 64 gを添加する。帯黄色の溶液を、室温で12時間後 撹拌する。DC一対照(ヘキサン/MTB8 : 2)は、完全な反応を示した (Rf AM=0.13、RF Prod、=0.55)、炭酸水素ナトリウム 溶液150m1を迅速に滴加し、がっ3゜分間後撹拌する。ヘキサン相を分離し 、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、かつ回転蒸発器で濃縮する。シリカゲル200 0g、流展M:ヘキサン/酢酸エチル95:5゜ 収量:47.8g=理論値に対して84.7%。
(Is、23,3R,5S)−3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−2−C (3S、4S)−3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−4−メチル−1゜6 −ノナシイニルコー7− [(Z) −2−ベルヒドロ−2−フリルオキシ)− エチリデンコービシクロ[3゜3、O]オクタン 分析: CHOSi 計算値 70.29 10.+6 10.3 9.13実測値 69.92 1 0.07 − 一工程 2 (IS、5S、63.7R)−7−第三ブチルージメチルシリル才モシー6−  [(33,43)−3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−4−メチル−1, 6−ノナジイニル2−3−1ベルヒドロ−2−フリルオキシメチル)スピロ−U ビシクロC3,3,Orオクタン−3,2′−オキシラン] モノペルオキシフタル酸−Mg−塩★6H,o 66゜26gおよびNaHCo 、127.4 gを、THF500ml中に懸濁し、<13,2S、3R,5S )−3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−2−[(3S、4S)−3−第三 プチル−ジメチルシリルオキシ−4−メチル−1,6−ノナシイニル]−7−[ (Z)−2−ベルヒドロ−2−フリルオキシ)−エチリデン]−ビシクロ[3, 3,O]オクタン46゜5gを漬加する。この!!!局液を、室温で3時間撹拌 し、引続き、50℃で4時間加熱した。この混合物を室温に冷却し、MTB30 0mlを添加し、飽和亜硫酸ナトリウム溶液175m1を滴加し、この場合溶液 の温度を20℃に維持する。この反応混合物を水200m1およびMT8100 mlで希釈し、かつ相を分離する。この水相を2回、それぞれMT8200ml で抽出し、合わせた有機相を2回、それぞれ水200m1で洗浄し、ナトリウム 上で乾燥させ、かつ回転蒸発器で濃縮する。
収量:46.Q5g=理論値に対して96.5%。
(Is、5S、6S、7R)−7=第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−6−[ (3S、4S)−3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−4−メチル−1゜6 −ノナシイニル] −3−(ベルヒドロ−2−フリルオキシメチル)スピロ−[ ビシクロ[:3,3.Oコオクタン−3,2′−オキシランコ 分析: CHOSi 計算値 68.51 9.90 12.67 8.90実fi値 6g、37  9.71 − −リチウム−ジフェニル燐化物 乾いた100m1の三日フラスコ中のTHF 50ml中のリチウム線材3.6 7gに、内部温度20〜22℃で、クロル−ジフェニル−ホスフィン39gを清 加する。室i!(20〜23℃)で−晩、後撹拌し、この場合、反応を完結させ る。過剰量のLi線材を、溶液の表面に習める。射出成形で、深赤色の溶液のア リコートを取り出し、水を用いてメスフラスコ中で加水分解し、そのアリコート を0.0InのMCIに対して滴定する。
収量 、当量 分析化学:O,OlnのHCIに対する滴定全アルカリ含量 1.55モル 工84 (is、2S、3R,5S)−3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−2−[ (3S、4S)−3−第三プチル−1,6−ノナジイニル] −7−[2−ベル ヒドロ−2−フリルオキシ)−1−ジフェニルホスファ二ルーエチルコービシク 口[3,3,O]オクタン−7−オールおよび(is、23,3R,5S)−3 −第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−2−[(3S。
特表千6−502149 (6) 4S)−3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−4−メチル−1,6−ノナジ イニルコー7−[2−ベルヒドロ−2−フリルオキシ)−1−ジフェニルメチル ーホスホニウムーエチルコービシクロ[3,3,O]−オクタン−7−オール− ヨウ化物および(is、2a S、3R,5S)−3−第三プチル−ジメチルシ リルオキシ−2−[(3S、4S)−3−第三ブチルージ暖 メチルシリルオキ シ−4−メチル−1,6−ノナジイニル] −7−C(E)−2−ベルヒドロ− 2−フリル寥 オキシ)−エチリデン]−ビシクロ[3,3,O]才c (is 、5S、6S、7R)−7−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−6−[(3S 、43)−3−第三プチル−ジメチルシリルオキシ−4−メチル−1゜6−ノナ ジイニルコー3−(ベルヒドロ−2−フリルオキシメチル)−スピロ−Cビシク ロC3,3,O〕オクタン−3,2′−オキシラン] 45.5gを、無水TH F 280n I中に溶解する。内[1度約lO℃で、リチウムジフェニル燐化 物110m1 (1,55モル)の溶液を滴加する。この溶液は、添加の終了に 向かって濃い赤色に着色する。該溶液を、10〜20℃で1#間、後撹拌する。
10〜20℃で、ヨウ化メチル19.64m1を滴加する。この溶液は無色にな り、かつ白色の沈殿物(メチル−ジフェニル−ホスフィンオキシト)が沈殿する 。該沈殿物を15分間、後撹拌する1反応混合物に、水200m1およびMT8 200mlうを添加し、相を分離し、かつ水相をMTBloomlで抽出する0 合わせた有機相を水200m1および飽和食塩ilI液100m1を用いて洗浄 し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、かつ濃縮する。粗製生成物を、シリカゲル6 00gを介して濾過する。(経過刑 ヘキサン/酢酸エチル95:5)。
収量 35.5g=理論値に対して80.0%。
(Is、23.3R,5S)−3−第三プチル−ジメチルシリルオキシ−2−C (3S、43)−3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−4−メチル−1゜6 −ノナジイニルコー7− [(E)−2−ベルヒドロ−2−フリルオキシ)−エ チリデン]−ビシグロ〔3゜計算(170,2910,1610,49,13実 ?III#170.21 9.85 − −三プチルージメチルシリルオキシ− 6−[(33,4S)−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ−4−メチメチルシ リルオキシ−2−[(33,43)−3−第三ブチル−ジメチルシリルオキシ− 4−メチル−1゜6−ノナジイニル] −7−[(E)−2−(ベルヒドロ−2 −フリルオキシ)−エチリデンコービシクロ[3,3,Oコオクタン 30gを 、インプロパツール375m1中に溶解する。20〜23℃で、Amberly sx 15 6gを添加し、かつこの混合物を50℃で4.5時間加熱する。こ の溶液を20〜23℃に冷却し、イオン交換体を濾別し、イソプロパツール10 0m1で後洗浄し、かつこの濾液に飽和重炭酸ナトリウム溶液100m1を添加 する(pH8〜9)、この溶液を約150m1に濃縮し、かつ酢酸エチル200 m1および水200m1中に入れ、有機相を分離し、かつ水相を3回、それぞれ 酢酸エチル200m1で抽出する0合わせた有機相を、飽和食塩溶液2QOml で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過しかつ回転蒸発器で濃縮する。こ の粗製生成物を、シリカゲル上でクロマトグラフィー処理により精製する。
収量:19.48g=理!1値に対して73.3%。
分析: CHOSi 計算値 70.52 10.36 8.81 10.31実測値 70.23  9.91 − −国際調査報告

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I),〔式中、 Aは、−C≡C−基を表し、 Wは、OH基がトリアルキルシリル基、ジフェニルアルキルシリル基またはトリ フェニルシリル基によって保護されているヒドロキシメチレン基を表し、CH3 Dは、−CH−CH−基を表し、 Eは、−C≡C−を表し、 R1は、Wの場合のヒドロキシ基のように置換されていてもよいヒドロキシ基を 表し、 R2は、C原子1〜7個を有する直鎖状または分枝鎖状のアルキル基、アルケニ ル基またはアルキニル基を表し、 R3は、テトラヒドロビラニル基またはテトラヒドロフラニル基を表す〕で示さ れるエポキシカルバシクリン前駆物質。
  2. 2.式Iの化合物を製造するための方法において、式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II),〔式中、A、W、D、E、R1お よびR2は、上記の意味を有する〕で示されるビシクロ[3,3,0]オクト− 3−イリデン−エタノールを、事前の酸触媒下に実施されたジヒドロフランまた はジヒドロビランとの反応後にエポキシド化させることを特徴とする、式Iの化 合物の製造法。
  3. 3.式VI: Li−P(R4)2 (VI), 〔式中、R4は、C6〜C10アリール基またはC7〜C11アルアルキル基を 表す〕で示される燐化合物との反応、式VII: R5−Q (VII), 〔式中、R5は、C1〜C4アルキル基を表し、Qは、ハロゲン原子、C1〜C 4アルキルスルホニルオキシ基またはC6〜C7アリールスルホニルオキシ基を 表す〕で示される化合物との引き続く反応およびアリル系ヒドロキシ保護基の分 解によって、式III:▲数式、化学式、表等があります▼(III)〔式中、 A、W、D、E、R1およびR2は、上記の意味を有する〕で示されるアリルア ルコールを製造するための式Iのエポキシ樹脂カルバシクリン前駆物質の使用。
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