JPH06501451A - ヘテロポリタングステン酸塩を含む抗ウイルス剤 - Google Patents

ヘテロポリタングステン酸塩を含む抗ウイルス剤

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JPH06501451A JP3510909A JP51090991A JPH06501451A JP H06501451 A JPH06501451 A JP H06501451A JP 3510909 A JP3510909 A JP 3510909A JP 51090991 A JP51090991 A JP 51090991A JP H06501451 A JPH06501451 A JP H06501451A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘテロポリタングステン酸塩を含む抗ウイルス剤本発明は、ヘテロポリタングス テン酸塩及びその製薬上許容しうる誘導体、それらを含む医薬組成物に、並びに 治療での、特にある種のウィルス感染、例えばレトロウィルス感染、例えば後天 性免疫不全症候群(エイズ)の処置又は予防でのこれらの化合物の使用に関する 。
非感染細胞はそこなうことなく、ウィルスを阻害することの困難なため、ごくわ ずかの抗ウイルス医薬しか現在広範囲に及ぶ臨床上に使用されていない。これは レトロビリダニ科内のウィルスに特に本当である。エイズ、ヒト免疫不全ウィル ス[ヒトT−細胞リンパ(L ymphotropic)ウィルスI[[(HL TV−11[)としても知られるコはこの科の一員である。このウィルスは本明 細書ではHIVとして示す。
HIVにより感染は、T、リンパ球の消耗、瓶肩及びカポジ肉腫を含む幾つかの 型の癌と関連する。ウィルスに感染した患者は又、日和見感染の高い偶発性と有 意に減少した寿命を有する。同じ科内の他のウィルスはヒトT細胞リンパ反応ウ ィルス型1(HITV−1)成人T細胞白血病の原因因子であり、高死亡率の感 染が特有の地理的様式で起きる。
レトロピリダニ科の全員は、ユニークな酵素、それらの複製に必要である逆転写 酵素を有する。この酵素は通常感染していない細胞には存在しないので、抗ウィ ルス剤にとって標的と考えられる。複製の間、逆転写酵素を利用する他のウィル スは、B型肝炎ウィルス(HBV)である。HBVは、広範囲の罹病率と死亡率 を生じさせ、又、ウィルスの慢性保菌者である個体での一次肝細胞癌の生な原因 である。HBVの共通の進化の原点及びレトロウィルスのために、HBV感染個 体の、HTVに感染した患者の処置のためにここに提案された医薬の同じ生活規 制による処置が可能である。
背景 ヘテロポリタングステン酸塩化合物は100年以上にわたって知られて来た。
それらの応用のほとんどは、それらの酸化還元反応化学及びそれらの高いイオン 重量と電荷から生じる。それらの酸化還元反応化学はそれらのほとんどの共通の 使用に導いた。有機基質の酸化、例えば、アクリル酸に対するプロピレン、アセ トアルデヒドに対するエチレンについての触媒。生物学的分野では、ヘテロポリ タングステン酸塩は電子顕微鏡法の電子高密度着色剤として、蛋白の分析試薬と して使用が見い出され、少しのものは、ウィルスDNA及びRNAポリメラーゼ を阻害することが認められた(ジェイ9 ソー。チャーマン等、バイオケミカル ・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニケーションズ、1975.6 5.1229、エム、ハーブ等、同上、1983.116.222)。ヘテロポ リタングステン酸アンチモン塩(NI(4)+s[NaSbgW210Hコ、( HPA−23)も許容細胞系(MT−2,MT−4)でHIVに対し、辺縁活性 を有することを示したが、これらの場合、細胞毒性が高いので、治療係数1は低 い(約10又はそれ以下)(ワイ6イノウエ等、ケム ファルム プル 199 0.38.285)。ごくわずかの抗HIV剤しか、その間ずっと入手できなか ったので、HPA−23はこの低治療係数にもかかわらず臨床試験で試験された (ダブリュ、ローゼンバウム等、ランセット1985、■、450)。HPA− 23は他のインビトロスクリーンで、又、続く臨床試験で不活性であることを示 した(ジェイ、バルザリニ等、インターナショナル・ジャーナル・オン・キャン サー、1986.37.451;エム パーガード等、エイズ、1989.3. 665)。本発明の化合物は、抗ウイルス係数〉20で一般に〉50でHPAよ り一般に低毒性でより活性であり、今まで試験した全ての細胞系で活性である。
最近の報告は又、K7[PTizW+oOnoコ・6H,OがMT−4細胞を運 ぶHTLV−1でHIVの複製を阻害することを記載した(ライ。イノウニ等、 ケム、ファルム プル、1990.38.285)。
1冶療係数は、試験細胞の50%に毒性である投与量対ウィルス数が50%まで 減少するのに必要な投与量の比として定義される。
本発明のへテロポリタングステン酸塩は、1又は3の空位を運ぶケギン型及びタ ウリン型構造に基づく。これらの空間はP W+ zo4o3−(ケギン)又は P 2Wl s OC26−(ダウラン)構造からWO2又はW、0.6の抽出 により造られる。これらの不飽和(空隙の)ポリアキオンの異性体は空位の位置 の結果可能である。(アールマサート等、ジャーナル・オン・アメリカ・ケミカ ル・ソサエティ、1987.109.7402:ディー、ジェイ、アール、ウィ ークリイ、ポリへドロン、1987.6.931.アール コンタント等、ジャ ーナル・オン・ケミカル・リサーチ(S)、1977.222.アール、ジー、 フイシン等、インオーガニック・ケミストリイ、1987.26.3886;エ ム ディー ポーズ、「ヘテロポリ・アンド・イソポリ・オキソメタレイッ」ス ブリンカーーバーラグ、1983)。
P2WBO,,10−における空位の位置は、帯空位に対するプレフィックスα 1又はキャップ空位に対するC2により定義される。プレフィックスα−又はβ −は、W3三価元素キャップの相対回転に関連する異性化を指す。3つのからの ポリアニオン、PW、0349−において、空位は2つの位置のいずれがで見ら れる。B形において、端結合したW3酸化物三価元素は失われ、一方A形におい ては、がど結合したW3酸化物三価元素が除去された。不飽和へテロポリタング ステン酸塩はポリアニオンリガンドとしてふるまい、それらの、がらの部位で金 属イオンと結合できる。より安定な不飽和ポリアニオンはC2−(アール、コン タント等、ジャーナル・オン・ケミカル・リサーチ(S)、1977.222. ティ、シエイ、アール ウィークリイ、ポリへドロン、1987.6.931) 及びB−型(ダブリニ、エイチ、ノス、オーガノメタリックス1985.4.6 2)異性体であるように見える。型[M、(PW9034)”−の遷移金属イオ ン錯体は、ポリアニオンリガンドのB−a−異性体とだけが知られる。Na+4 Cu[Cu4(HzO)z(P2W+5Osa)2]+53820についての最 近の構造決定(ティ・ジェイ、アール、ウィークリイ等、インオーガニック・ケ ミストリイ1990.29.1235)は、P2W、、05612=リガンドの 4つの同一平面上銅原子の組への結合は、対応するPWsO34’−含有化合物 中に見られるものに類似することを示す。特にP、W、、D、、+2−ポリアニ オンは(3つのタングステン原子を含んでいる)一つの端共有キャップの除去に よりa−P、W、sO,□トから形成する。
A−α−PWeo349−アニオンが遷移金属イオンと錯体を形成できることが 知られている。CO2で、形成した種は、水性溶液中加温でB−α−構造[C0 4(N20)2(PW9034)]”−に変換する[Cos (H20) 2  (P W 9034)2]12−である(ダブリュ・エイチ ノス等、オーガノ メタリクス1985.4.62)。
化合物A10[M4(N20)2PWeos4)21 ・nH2O、Amに、M =Mn(II)、Co(II)、N1(II)、Cu(II)、Zn(II)の 製造は、ティ・ジエイ アール、ウイークリイ等、J、C,S、ケム コミュン 、1973.139、によりノートに記載された。これらの研究者による幾つか の化合物の合成及び構造についての全論文がもつと最近に出現した(エイチ テ ィ エバンス等、J、 C,S、ダルトン・トランス、1986.2699)。
予め形成したPW、034′−ポリアニオンを用いる別の準備方法がアール、シ イ、フイシン等により開発された(ンヤーナル・オン・アメリカン・ケミカル・ ソサエティ1981.103.1587:インオーガニ・ンク・ケミストリイ1 987.26.3886)。上述されるように、化合物の構造は、PW、○54 9−aつのからのポリアニオンのB−α−異性体に基づく。4つの転移金1jE (M4)は2つのB−α−PWeO34’−ポリアニオンに転位し、間に位置す る。
上述したように1又は3空位を有するケギン及びタウリン型構造から誘導された リン含有コンプレックスへテロポリタングステン酸塩がHTV感染の阻止因子で あることが発見された。
従って、本発明は、50又はそれより大の(既に定義したように)治療係数を有 する一般式1をヘテロポリタングステン酸塩化合物の用途を含むレトロウィルス 関連感染の処置又は予防方法を提供する。
Am[CpTiPW1103e]・nH2O’ I(a)、Am[CpTiP2 W+70g+]+nH2Q I(b)AllCM4(N20)2(PWe○34 )2コ・nH2OI (c)Am[m4(N20)2(P2W+5Oxs)2)  ・nH2O1(d)、’vjMgPsW2tO++eH+tコ ・ nH2O 工 (e)式I。
式中、 MはCo、Fe、Zn、Fe0A、FeO+/zである、Cpは所望により置換 されたシクロペンタジェニル基を示す、Aはm個又は二価のカチオン又はかかる カチオンの混合物である、躊は分子の電気中性に必要なカチオンの数である。
本発明の化合物は電気中性のための結合アニオン(A)を有するポリアニオンで ある。それらは生成物回収及び後処置の条件に依存する結晶化(n)の水の種々 の数の分枝と結晶化する。全てのかかる水和物は本発明の範囲内に降下を形成す る。
−価のカチオンについて、式Iの化合物に対するカチオンの数(Ill)は以下 の通りである。
化合物 m 二価のカチオン又は−価及び二価のカチオンの混合物が存在するとき、より少な い数で電気中性に十分であり、mはより小となる。好ましいカチオンは、ナトリ ウム、カリウム、リチウム、アンモニウム、アルキルアンモニウム、カチオンア ルカリ金属クラウンエーテル錯体、マグネシウム又はカルシウムである。
シクロベンタンジエニル残基に関し、用語「所望により置換された」は残基が1 又はそれ以上の置換分を含みうることを意味する。適当な置換分はシクロペンタ ンンエニルーチタニウム錯体の既知化学を基に選択される。一般に置換分は、( 1)それらはチタニウム原子へのシクロペンタンジエニル環のπ結合を妨げない 、(2)それらは式1の化合物の形成を妨げない、及び(3)それらは、化合物 の抗ウイルス性質に対する有害な作用を有しないことを基に選択される。
広範囲の適当な置換分がシクロペンタンジェニル化合物の分野での当業者にとっ て知られている。これらは、例えば一連のダメリン・ハンドブックス・オン・チ タニウム−オーガニック・コンパウンダで、及びカーナ等による論文で論じられ る(ジャーナル・オン・アメリカン・ケミカル・ソサエティ1985.107. 6714、同上、1986.108.7951、同上、1986.108.79 57、ジャーナル・オン・オーガニック・ケミストリイ1987.52.357 1)。
「製薬上許容しつる誘導体」は、レシピエンドへの投与で、(直接又は間接に) 一般式Iのへテロポリタングステン酸塩、又は抗ウイルス的活性な代謝物又はそ の分解産物を与えることが可能である全ての製薬に許容しつる塩、又は全ての他 の化合物を意味する。
本発明の化合物は、又レトロウィルス関連感染の処置又は予防のための医薬の製 造に用いうろことが理解されよう。
他の局面では、本発明は、製薬上許容しうる担体又は希釈剤と共に、有効量の一 般式1の化合物を含む、レトロウィルス関連感染の処置又は予防のための医薬組 成物を提供する。
本発明は又、レトロウィルス関連感染の処置又は予防方法に及び、それらはかか る処1又は予防を必要とする患者に有効量の一般式1の化合物を投与することを 含む。
本発明の範囲内に入る式1の化合物の例は以下のもの2を含むとされたKを含ん でいる化合物を意味する。
1、に4[CI)TiPW++03*]+nH2O2、(N(n−C4Hs)4 )4[cpTiPW、、03.コ−nH2073、Cas[CoeP 5W27 0119H17] °nH2O121,I’+a[(FeOK)<(PWeOs <)zコ−nH2O124、Na+o[(FeONa)4(PWeOs4)JH nH20123、Li+o[(FeOLi)a(PWeOsJzコ ・ nH2 O124、(N HMes)+ a [(F eo (N HMe3))4(P  W@ 034) 2] ・nH20125、Na+a[Fe<(HzO)2( P 2W+5036)2コ−nH,0126、Li+JFen(HzO)2(P zW+sosg)2コ−nH2O124、(NHi)+o[(FeONH4)< (PWeOs4)2] ・nH2O128、に+oC(FeO+/z)a((P WeO3a)2]HnH20上で記載した化合物のうち、1.2.6.9.11 .13.22.23.26.41.47.48及び70のものは既知である。
本発明は又、式1の新規化合物を提供し、既知であるとして記載したものを除く 、上に記載した特異的化合物を含む。
本明細書で「活性成分(複数もあり)」ともいう本発明の化合物は、口腔、直腸 、鼻、局所(頬及び舌下を含む)、膣及び非経口(皮下、筋肉内、静脈内及び陵 内を含む)を含む全ての適当な経路により治療のために投与しつる。好ましくは 、投与は経口によるが、好ましい経路はレシピエンドの条件と年令及び選ばれた 活性成分の性質で変わることが認められる。
一般に、適当な投与量は、1日当りレシピエンドのキログラム体重当り3.0な いし120mgの範囲、好ましくは1日当りキログラム体重当り6ないし190 mgの範囲、最も好ましくは1日当りキログラム体重当り15ないし60mgの 範囲である。望ましい投与量は好ましくは1日を通じて適当な間隔で、投与され た2、3.4.5.6又はそれ以上の副投与量(sub−doses)として与 えられる。これらの副投与量は、例えば、単位供与量形当り10ないし1500 mg、好ましくは20ないし1000mg、そして最も好ましくは50ないし7 0011gの活性成分を含む単位供与量形で投与しつる。
理想的には、活性成分は、約01ないし約75mM、好ましくは約2ないし15 QmMの活性化合物の最大血漿濃度を達成するよう投与すべきである。これは、 例えば要すれば食塩水中、活性成分01ないし15%溶液の静脈内注射により達 成し得、又は約0.1ないし約100mg/kgの活性成分を含むポーラスとし て経口的に投与しつる。望ましい血液水準は連続的注入により維持し得、約0. 4ないし約15mg/mgの活性成分を含む間歇注入により約0.01ないし約 5.0mg7時を与える。
活性成分はそれだけを投与することが可能であるが医薬組成物としてそれを与え るのが好ましい。本発明の組成物は、一般式(I)の少な(とも一つの化合物を 、1又はそれ以上のその製薬上許容しうる担体、及び所望により他の治療剤と共 に含む。各担体は、組成物の他の成分と共存できるという意味で製薬上許容し得 なければならず、又、患者に有害であってはならない。組成物は、口腔、直腸、 鼻、局所(頬及び舌下を含む)、膣又は非経口(皮下、筋肉内、静脈内及び陵内 を含む)投与に適したものを含む。組成物は、単位供与量形で便利に与え得、又 、薬剤学の分野でよく知られた全ての方法により調製しつる。このような方法は 、活性成分を、1又はそれ以上の補助的成分を構成する担体と結合させる段階を 含む。一般に、組成物は、活性成分を液体担体又は細かく砕いた固体担体と均一 にそして密接に結合させ、次いで必要ならば生成物を成形することにより調製す る。
経口投与に適した本発明の組成物は、個別的単位、例えばそれぞれ予め定めた量 の活性成分を含むカプセル、袋(sachets)又は錠剤として、粉末又は顆 粒として、水性又は非水性液体中溶液又は懸濁液として、或いは水中油液体エマ ルジョン又は油中水液体エマルジョンとして与えつる。活性成分は、又、ポーラ ス、なめ薬又はペーストして与えうる。
錠剤は所望により、1又はそれ以上の補助成分と共に圧縮又は成型することによ り造りつる。圧縮錠剤は、適当な機械中、活性成分を、自由流動形、例えば粉末 又は顆粒で、所望により結合剤(例えば不活性希釈剤、防腐剤崩壊剤(例えば澱 粉グリコレートナトリウム、架橋結合ポビドン、架橋結合カルボキシメチルセル ロースナトリウム)界面活性又は分散剤をa合して、圧縮することにより調製し うる。成型錠剤は、不活性液体希釈剤て湿らせた粉末化合物の混合物を適当な機 械中で成型することにより造りつる。錠剤は所望により被覆又は刻み目を入れ、 又、例えば望ましい放出プロフィールを与えるよう種々の割合にヒドロキシプロ ピルメチルセルロースを用い、活性成分の遅又は徐放出を与えるよう処方しつる 。
錠剤は、所望により、エンテリツクコーティングを行なって胃以外の腸の部分で の放出を与えつる。
口内での局所投与に適した組成物は、活性成分を風味を付けた基剤、通常スクロ ース及びアカシア又はトラガントガム中に含んでいるドロップ、活性成分を不活 性基剤、例えばゼラチン及びグリセリン、又はスクロース及びアカノアカム中l こ含んでいるトローチ、並びに活性成分を適当な液体担体中に含んでいるうがい 薬を含む。
直腸投与量組成物は、例えばココアバター又はサリチル酸塩を含んでいる適当な 基剤を有する座剤として与えつる。
膣投与に適した組成物は、活性成分に加えてこの分野で適当であることが知られ ている担体を含んでいる、ペッサリー、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト、 フオーム又はスプレー処方として与えつる。
非経口投与に適した組成物は、抗酸化剤、緩衝液、細菌発育阻止剤及び意図した レシピエンドの血液と等調の組成物を与える溶質を含みつる水性及び非水性等調 無菌注射溶液、並びに懸濁剤及び濃化剤を含みつる水性及び非水性無菌懸濁液を 含む。組成物は、単位供与量又は多供与量密封容器、例えばアンプル及びバイア ルで与え得、そして、無菌液体担体、例えば使用の少し前に注射用の水の添加だ けしか必要としない凍結乾燥(凍結乾燥)条件で貯蔵しつる。即席の注射溶液及 び懸濁液は既に述べた種類の無菌粉末、顆粒及び錠剤から調製しうる。
好ましい単位供与量組成物は上述したように活性成分の、−日投与量又は単位、 −8副投与量を含むもの又はその適当なフラクションである。
本発明の化合物は、又獣医組成物の形での利用に示し得、それは例えばこの分野 で慣用である方法により調製しつる。このような獣医組成物の例は、(a)経口 投与、外部適用、例えば水薬(例えば水性又は非水性溶液又は懸濁液)錠剤又は ポーラス、#l料と混合するための粉末、顆粒又はペレット、舌に適用するため のペースト、 (b)例えば皮下、筋肉内又は静脈内注射による非経口投与、例えば無菌溶液又 は懸濁液、或いは(適当には)懸濁液又は溶液が乳頭を経て乳房に導入される乳 房内注射により (C)局所適用、例えば皮膚に適用されるクリーム、軟膏又はスプレーとして、 或いは (cl)膣内に、例えばペッサリー、クリーム又はフオームとして、適用される ものを含む。
投与された成分は、他の医薬と共に、又は骨髄又はリンパ球移植又は医薬、例え ばリンパ球数を増加するか、及び/又は適切であるように機能するレバミゾール 又はチモシンを含む他の免疫調節治療と共に治療に用いつる。
上で特に述べた成分に加えて、本発明の組成物は問題の組成物の型への関心を有 する分野で慣行の他の試薬を含みうる、例えば経口投与に適したものは、甘味料 、濃厚剤及び香味剤のようなそれ以上の試薬を含みうることを理解すべきである 。
調製の一般方法 11、八111[M4(H20XPWeO3i)2コ・nH2Oの調製 (1( c))これらの化合物の調製の2つの一般方法が用いられた、エイチ、ティ、エ バンス等(JC5,ダルトン・トランス、1986.2699)又はアール、シ イ−。
フィンク等の方法(インオーガニック・ケミストシイ1987.26.3886 )による。
(全温度はセ氏である。) エバンス等の方法により造られた化合物の例に1G[C04(H2O)2(PW 90!4)2] ・221hOノ調製6、11g(0,021モル)CO(N0 3)2・6H20を9.8g(70%v/v))(Nowを含む110@1H2 0に溶解し煮沸した。110m1H20中29.7g(0,090%ル)Na2 WOn2H20及び3.94g(0,011モル)Na2HPO4+ 12Hz Oの溶液を、次いで徐々に加えた。この溶液の約2/3が環流している硝酸コバ ルト溶液に加えられた後、形成した沈澱は溶液の連続添加で再び溶解した。5時 間環流後澄明な赤味を帯びた溶液を40g固体KCIで処理する。形成した沈澱 を集めて室温でH2Oでよく洗浄した。粗生成物の収量16.9g、[洗浄によ り7.4gの粗に、s[cooP5W2701 I Q HI 7を与える(以 下参照)コ生酸物を熱水に2回溶解し、過剰のKCIで沈澱させ、次いで85℃ で水から再結晶し、室温で放1することにより精製した。空気乾燥生成物の収量 =14.6g責−紫結晶。
フィンク等の方法により造られた化合物の例に+o[Fe<(H20XPW、0 34)2コ−nH20の調製この方法は予め形成したPW9034G−$リアニ オンと化学量論的量の金属塩との反応を含む。PW、034トアニオンを、14 o0での加熱処理で少なくとも一部B−形に変換した(ダブリュ、エイチ ノス 等、インオーガニック・ケミストシイ1987.26.3886)水和A Na gHPW9034としてアールマサート等の方法(インオーガニック・ケミスト シイ1977.16.2916)により調製した。この異性化反応は完全には判 っていない。フィンク等に従って、この実験で用いたポリアニオンを140−1 45°で1−2時間、通常的12/3時間加熱した。
4.71g(12mモルXNH*)2Fe(S04)2−6H20Xtび17. Igの加MMEIしたNa8HPW、03.・2H20を250m1ノユレンス フラスコ中に入れた。真空下ガスを除去し、アルゴンによる空気の置換後、12 oIlllの脱気した水を加えて反応混合物を5時間環流した。次いで脱ガスし たKCI(約30g)を加えて混合物を室温で一夜放宣した。褐色固体をアルゴ ン中で集めて、13.4gの粗生成物の収量を得た。化合物をアルゴン中80− 856で100m1の脱気した水に再び溶解し、約25g脱ガスKCIて処理し た。生成物をアルゴン中、冷反応溶液から集めて、次いでアルゴン中、80−8 56て100ml脱気水に再び溶解しG3フリット濾過棒を経て温濾過した。室 温で放置し、形成した褐色結晶をアルゴン中で集め、真空下に乾燥した。褐色結 晶生成物の収量は13.8gであった。、それは空気感受性で酸化して黄色物質 となる。
K+o[(FeOK)a(PWeOsn)xコ・nH2Oの調製以下の調製は典 型的で高収量を与えるが、生成物を得るために予め形成した△−Na6HPWg O34・19H20又はアニオン(m)カルボン酸塩を使用することは強制的で はない。
アール ジー フインク、エム、ドローグ及びピー、ジエイ、ドマイル、インオ ーガニック・ケミストシイ、1987.26.3886−3896に従って調製 した3 1g(11,25mモル)の△−Na8HPW90s4−19H20の 混合物及びアニオン(111[)カルボン酸塩(鉄に基づ<22.5mモル)を 混合し、100m1水を加えた。混合物をおだやかに加温しながら磁気撹拌した 。反応混合物を8−12時間環流し、その間溶液は色が幾らか明るくなった。3 5gKCiの添加によって、反応混合物を室温まで冷却後溶液は黄色の固まりに 固化した。(収量30.6g)。
生成物を約275−300mlの沸騰水に溶解し、ワットマンNo、540濾過 紙を通して温濾過した。次いで40gKClを熱撹拌溶液に加えた。化合物(2 4,4g)を室温で集めた。これを沸点近くで約250a+1の水に溶解し、ワ ットマンNo。
542濾紙で濾過し、5−8gのKCIを加えた。室温まで冷却することにより 、生成物が分離し、溶液の容量を満たす。化合物をフリット上で集め、3x25 tnl水(室温で)で、次いでエタノールで洗浄し、フリット上で空気乾燥する 。収量22.5go真空下、シリカゲルと数日間保存保存し、約0.3gの重量 損失となった。
生成物に結合する水の量は可変性である。ICPによる分析はに7F2PWeの 原子比を示し、化合物が型に+2[(FeO)4(PWoOs4)zコ・nH2 Oの式を有しうることを示唆した。「アンバーライト」樹脂、型IR−120. H形のカラムをKOHで溶出することにより調製したプロトン化形の化合物の滴 定によって、溶液のpHが35を越えたときだけ14プロトンの約4が中和され るので、化合物は粉、K+oC(FeOK)<(PWoOs<)J ・nHzo としてよりよく式で表わされることが示唆される。
KBrでの化合物の赤外線スペクトルは、1040−1080cm”(リン酸塩 伸張)の間のトリプレット及び恐らくW−○伸張モして又、多分、この部位内に すると期待される(ディー エム、クルッ、ジュニア ケミカル・レビュー19 90.90.585−606参照)Fe−〇伸縮振動から起きる947.873 .809及び724cm”での強いバンドにより特徴づけられる。Na及びNH 4化合物は緑色を帯びた長博針状結晶として得ることができる。特にNa化合物 の場合、空気乾燥は結晶を崩壊させる。Na、Li及びNH4塩は比較したK又 はNMe3H塩よりも水に易溶である。
カチオンがカリウム以外の化合物は、イオン変換又は上の実施例に用いたKCl の代わりに必要とする塩(通常塩酸塩)の大過剰を添加することにより得ること ができる。有機溶媒(通常エタノール)を非常に可溶性の化合物の溶液に加えて それらの分離を達成した。環状ポリエーテル18〜クラウン−6により錯体とし たKを含んでいるこれらの化合物は、少し過剰のエーテルを純KIO[M4(H 2O)2(PW、034)2]・nH2Oの化合物の水性スラリーに加えること により造った。分離した化合物は次いで水性エタノールで洗浄した。
カチオン変換による化合物の調製の例 (MH4)+s[C09P5W2□01□eH+7j ・nH2Oの調製 (1 (e))この化合物のカリウム塩は、エイチ、ティ、エバンス等の方法にょるに 、、[C。
4(H2O)2((PW9034)21・H2Oの合成で副生成物として得られ る。粗に塩の分離はに10CC04(H2O)2(PW9031)2] ・nH 2Oの調製において記載した通りである。生成物(7,4g)を温水(約70m 1)に溶解して赤色溶液を得、これを濾過し、次いで16gNH4Clで処理し た。5°で16時間放置後、桃色の生成物(5,3g)を得た。この段階を繰り 返して5.1gの生成物を得、これを20m1の水に65−700で溶解し、濾 過し、5°で数日保った。生成物を集めて空気乾燥し、20gを得た。溶媒の除 去により又はエタノールの添加でも化合物を得ることができる。
P 2WI5036”−アニオンの調製化合物をアール、ンイー、フィンク等の 方法により調製した。a−に、P2W1゜062−は、KHCO3の1M溶液の ほぼ理論量をα、β−に、P、W、、0.□にゆっくりと加え、反応溶液を再び 酸性化し、モしてKCIで沈澱させることにより得た。
カリウム塩を、NaC10,を用いてナトリウム塩に変換し、三価のポリアニオ ン塩Na12P2W+s○56・18H20をアール シイ−、フィンク等によ り記載されるように反応溶液pHをNa2CO3で9に上げることにより得た。
二価の遷移金属によるポリアニオンの錯体形成の例Na+ a [M4(H20 )2(P2W15056)2] ・nH2Oの調製 (1(d))式中、M−C oの化合物を、蒸留水(50ml、35−400)中CoCl2−5H20(0 ,59g、2.5mモル)及びNaC1(3g)の溶液にa Na+ 2 P  2W+ 50sa’xH3O(5g)を加えることにより調製した。ヘテロポリ アニオンを数分にわたり溶解し、撹拌を15−20分間続け、溶液を濾過後5° で一夜保持した。赤味を帯びた母液中に形成した灰色固体をフリット上に集めた 。濾過は困難で遅かった。
生成物をエタノール及びジエチルエーテルで洗浄後、3.8gの空気乾燥生成物 を得た。約45°に加温した少量の蒸留水から再結晶した。
式中、M=Zn、Cu、Ni又はMnの化合物は、同様の手段で調製したとき、 より大きな結晶が得られ、それらは、対応するコバルト化合物よりはるかにより 容易に濾過により集められた。化合物M=Zn、Cu、Ni又はMoの”Pnm rスペクトルは、溶液(D20)中ちょうど一つの異性体の存在を示した。しか しながら化合物M=Coの”Pnorスペクトルは−6,9と25.5ppmの 間に(85%H3P0.外部参照)12共鳴ピークまで有した。この化合物の溶 液を80−90°で数時間加熱することにより、”Pnmrスペクトルは、9. 5と11.9ppmに2つの非常に弱いピーク(総ピーク領域の2%より小を含 む)が側にある10.8ppmに中央にある一つのピークに単純化した。この種 はコバルト化合物の高温形として引用する。
Na+a[Co<(H2O)2(P2W+5Osa)2]HnHzoの高温形の 調製上記のように調製したコバルト化合物(約12g)を蒸留水(75+al) に溶解し、水浴中、80−90°で7時間加熱した。加熱時間は最適ではなく、 かなり短時間でも十分である。NaC1(6g)の添加化、赤色溶液を室温で放 置した。赤褐色の輝X板状結晶がフラスコの底に集まり、濾過により容易に分離 され、9.8gの空気乾燥生成物を得た。これを7mlの蒸留水に溶解し、濾過 し、放置して冷却した。結晶を集め空気乾燥した。収量8.5g%nは約52で ある。
シクロペンタジェニル基を含む化合物の例a−A、[(77’ C5Hs)Ti PVIHOseコ−nH2Oの調製 (1(a))[(Z (η5 (Cs)( s)TiPW++03sコ4−ポリアニオンを、無水条件下、a −[(n−C <Hs)4N]4H3PW++oseと(775−C5H5)Tj、C13(7 )反応i:J:す7−ル、’Tイ シー、ホ及びダブリュ、クレンベラー(ジャ ーナル・オン・アメリカン・ケミカル・ソサエティ1978.100,6772 )によりまず造った。Eアール。
ケイ、シー ホ博士論文、コロンビア、ユニバーシティにおける調製の全記載、 1979.82.83頁]ダブリニー、ノス(ジャーナル・オン・アメリカン・ ケミカル・ソサエティ1979.101.759)は独立して水性条件下、(η 5−CzHs)TiC1x及びPWxO4o”−(pH7で)からポリアミンを 調製し、2異性体を得た。さらに最近シエイ、エフ、ダブリュ、キーナ等(ジャ ーナル・オン・アメリカン・ケミカル・ソサエティ1985.107.6714 ;同上1986.108.7951;同上1986.108.7957;ジャー ナル・オン・オーガニック・ケミストリイ1987.52.2571)は生物学 的分子用の電子顕微鏡性標識として用いるためこのポリアニオン及び多数の置換 シクロペンタジェニル類似体を造った。
ホ及びクレンペラーの一般合成方法をこの化合物を造るのに用いた。30gNa 2W○4”2HIO及び2 、97 gNa2HP○<12Hz○をビーカー中 、60m1H20I:溶解した。撹拌溶液に7.2m11ONHC1を滴下した 。白色沈澱が形成した。
撹拌を続け1時間後、十分なl0NHCIを加えて化合物を溶解した(約65m 1)。
この溶液のpHは5と6の間であった。12z固体(n C4H9)4NBrの 添加により、白色沈澱が形成し、これを特に反応溶液pHが4に達したのちゆっ くりと処理し、そして3NHC1でpHが0.7ないし0.8に達するまで激し く撹拌しながら処理した。約15m13NHC1を要した。生成物を集め、H2 0及びエーテルで洗浄し乾燥した。収量30g0 10.94g(0,0030モル)a [(n C1Hs)4NLHsPWuo s*及び0,70g(0,OO32a+モルXy+5 CzHJTIC13をN 2中150111シユレンクフラスコに入れ、120val/1.2−CxHa C1xCアルゴン中、P、0.から蒸留した)を加えた。溶液をアルゴン流中、 2−3時間、撹拌し60℃に温めた。反応溶液色は反応の生じている間、オレン ジないし黄色がかった色から緑色がかった色に変化した。室温に冷却し、溶液を 濾過し、次いで200i1乾燥エーテルで処理した(アルゴン流による反応の経 過の間、約半分の1.2 CzHnCbをHCIで追い出した)。生成物を集め 、水及びエーテルでよく洗浄し空気乾燥した。収量8.5g1これを約55m1 アセトンに溶解し、濾過し、黄色溶液をトルエンで濁るまで処理した。7gのα −[(n C4Ho)aN]t[(η5 C5Hs)TiPWuOie]の黄色 結晶を得た。
6.4gのこのテトラ−n−ブチルアンモニウム塩を100m11.2−CHz Clzに溶解し、Kl(Log)の飽和水性溶液を加えた。次いでCHClgを 撹拌混合物に、上層がほとんど無色となるまで加えた。有機層を除去し、幾らか の冑機物と共に水性溶液(約6m1)を遠心分離した。幾らかの固体を分離し、 その結果水性溶液を15m1に希釈し、濾過し、真空デシケータ−中、P2O5 上に置いた。溶液が約10m1まで濃縮したのち、形成したオレンジ色結晶を溶 液量が約5mlになったとき集めた。収量2.9gオレンジのα−に4[(77 ’−CsHs)TiPWuOs*コ・nH20。
122 At[(y+’ C5Hs)TiPx’W+7Ca+] ・nHOの調 製 (1(b))ヘテロポリアニオン[η5−CsHs)TiP2W、、Q、、 コアーを含む化合物をジェイ。
エフ、ダブリュ、キーナ等(ジャーナル・オン・アメリカン・ケミカル・ソサエ ティ1985.107.6714:同上1986.108.7951;同上19 86.108.7957;ジャーナル・オン・オーガニック・ケミストリイ19 87.52.2571)によりまず調製した。化合物の多くで置換シクロペンタ ジェニル基が結合し、これらの化合物は透過型電子顕微鏡法での生物学的化合物 用の標識としての用途に設計された。不飽和化合物を、ダブリュ、ノスの方法( ジャーナル・オン・アメリカン・ケミカル・ソサエティ1979,101.75 9)により、しかし、ケギン型モノからポリアニオンの代わりにC2−KIOP 2Wl□06Iを用い、(η’ C5Hs)TiC13から高収量で調製した。
調製/クロペンタジェニル化合物ハ、DMF/ベンゼン中、(775−CsH4 R)Ti(NME2)、、及びC2−に+oP:W+70a+からキーナ等によ り、そして反応中、少量の水性酸を加えて得た。
我々はこれらの型の化合物を、容易に入手しつる(η’ C5Hs)JiC1□ 及び((775−C3HICH3)2TjC14がら、(12KIOP2W+7 06.の温水性溶液との反応1m ヨリ’A’A I、f=。2 つ(7)化合 flJ、12z−(NMesH)v(7)5 c5Hs)”rip2w19o6 ミル2w19o6エフウム塩は、ジニイ、エフ、ダブリュ、キーナ等により報告 されている(ジャーナル・オン・アメリカン・ケミカル・ソサエティ1985、 lO7,6714:同上4986.108.7951)。
(12−”、 N Me 3 H]y口n 5− Cs H、) T I P  2W + 706小nH2Oの調製(l K+oPzW+toa+ ’ 22H 20(24,7g、5mモル) を10100−l50水に溶解した。この撹拌 溶液に、70−80’Cの温度に保ち、しかし少し低いかも知れない。有機溶媒 、通常テI・ラヒドロフラン、しかし低沸点の他のもの、例えばCH2Cl□も 用いることができる、中、ビス(η5−シクロペンタジェニル)チタニウムンク ロリド(1,3−1,4g、約5.5mモル)の溶液を加えた。有機金属を、反 応溶液から有機溶媒の排除につり合った速度で加え、ヘテロポリタングステン酸 塩の沈澱を最小にした。溶液を通るガスの流れは有機溶媒蒸発の速度を増すのに 用いることができる。反応の完了において、オレンジ色の溶液が得られ、それは 少しの沈澱を含みつる。
生成物の精製は、反応溶液を室温でアルミナ(例えば、酢酸で約pH5,6に酸 性にした1M酢酸ナトリウム溶液で、次いで水で洗浄したメルク、型1097. 50−75g)上にデカント又は濾過し、水で溶出することにより達成する。オ レンジ色溶液はトリメチルアンモニウムクロリド(25g)で処理することによ り固体生成物が得られ、これを集め、冷水で洗い水(約75°、Ig、7−8m 1水中生成物、から再結晶する。オレンジ色結晶を集め、空気乾燥する。収量( 最適ではない)7−8g、生成物はDMSO及び温水に易溶であり、冷水に溶は 難い。
’Hnmr(2H6−DMS ○、 TMS 60.0 0 0); δ 2. 91(s、 6 3H,CHsン。
δ6.38(S、5H,C3H3)、δ8.9(b、NH)。
’ Ht+mr(D 20.2H4T’MSP(Na塩)do、 00)+62 .99(s、 63H,CH3)。
δ6.78(S、 5H,C4H5)、δ8.9(b、NH)。
ヘテロポリタングステンのアルカリ金属塩を、必要とする酢酸アルカリ金属溶液 (約pH5,6)でアルミナカラムから反応生成物を溶出し、エタノールで生成 物を沈澱し、次いで再結晶することにより得る。
以下の実施例は例示のみを意図し、いずれにせよ本発明の範囲を限定することを 意図しない。実施例中で用いられる用語「活性成分」は式(1)の化合物又はそ の製薬上許容しうることを誘導体を意味する。
実施例1 上記した適当な一般方法を用い、以下の化合物を合成した。
化合物番号 式 %式% : 実施例1の化合物1ないし21の抗HIV活性を以下の試験により検定した。
約百万ヒト連続リンパ球(MT2)を、各試験化合物に、予めMT2細胞に無毒 性であることが証明された濃度で(それは細胞数又は細胞形態学に薬物関連効果 がないことである)37℃で2時間暴露した。次いで、それらをヒト免疫不全ウ ィルス(HIV株237288、百方MT2細胞当り200−10,0OOTC I05o)に感染させ、試験化合物の存在下37℃で培養した。新鮮量の試験化 合物を38後適当な希釈で加えた。2つの型のコントロールを試験の各バッチで 実施した。
、A、HIV感染匪医薬処理 B8非感染非医薬処理 (a)全培養物は3日から毎日ウィルス−特異的細胞変性効果(cpe)の有無 をモニターした。試験化合物の各濃度に関係するウィルス−特異的細胞変性効果 の範囲は以下の段階に従って評価した。
475〜100%のcpeを示しているMT2細胞350−75%のcpeを示 しているMT2細胞2 25−50%のcpeを示しているMT2細胞−4−5 −25%のcpeを示しているMT2+/−5%以下のcpeを示しているMT 2細胞−ve MT2細胞中apeが観察されない(b)試験化合物の活性は又 、各濃度での逆転酵素の阻害の程度により評価した。
上記した通りの5−7日インキ二ベーション後、各フラスコから上清液を除去し 、標準方法を用い逆転写酵素(RT)に結合したどりオンを試験した。
種々の投与量割合でのcpe効果及びRT活性は以下の表1、IA及びIBに。
される。逆転写酵素の90%以上の阻害は、ウィルス複製の有効コントロール従 ってHIV感染を示す。
表1 濃度(μg/mL) 治療係数 10 1 0.1 0.01 HPA23−比較用の先行技術化合物 RT活性の阻害 (コントロールの%) 62 0 11 <10cpe 3+ 4+ 4+ RT活性の阻害 (コントロールの%) 916 88.8 82.3 16.6 >1000c pe −ve +/−2+ 3+ RT活性 (コント叶ルの%) 99.7 97.4 9g、8 82.5 >100RT 活性の阻害 (コントロールの%) 97.6 98.9 87.4 0 >200cpe  −ve −we + 4+ RT活性 (コントロールの%) 97.1 88.7 58.1 58.4 >1000 cpe −ve +/−2+ 3+ 表1(続き) 濃度(μg/mL) 治療係数 100 10 1 0.1 RT活性の阻害 (コント叶ルの%) 994 99.4 0 <100cpe −ve −ve  4+ RT活性 (コントロールの%) 9g、8 85.8 12 >50RT活性の阻害 (コントロールの%) 99,7 99,2 89.3 60.1 >1500 cpe −ve −ve D 4+ RT活性の阻害 (コントロールの%) 98.6 81.4 26.2 >75RT活性の阻害 (コントロールの%) 99.3 10.3 >50RT活性の阻害 (コントロールの%) 93.2 98.5 93.7 >50表1(続き) 濃度(μg/va L ) 治療係数 100 10 1 0.1 RT活性の阻害 (コントロールの%) RT活性 (コントロールの%) 98.8 84 >500表IA 濃度(μg/mL) 治療係数 RT活性の阻害 (コントロールの%) 96.1 75.7 0 >40RT活性の阻害 (]ノドロールの%) 99,7 99,3 93.6 31.7 >20OR ,T活性の阻害 (コントロールの%) RT活性の阻害 (コント叶ルの%) (コントロールの%) 99,6 91.4 12 >20(コツト叶ルの駕)  19.4 7.7 >20RT活性の阻害 (コノトロールの%) 97 79 8 >20表IA(続き) 濃度(μg/mL) 治療係数 50 5 0.5 0.05 RT活性の阻害 (コントロールの%) 94.6 40 0 >20ape −ve 2+ 4 + RT活性の阻害 (コントロールの%) 33.60 0 >20cpe 2+ 4+ 4+ RT活性の阻害 (コントロールの%) 95,1 60.3 15.4 >100RT活性の阻 害 (コント叶ルの%) RT活性の阻害 (コント叶ルの%) 97 85 0 >100cpe −ve l+ 3+ RT活性の阻害 (コント叶ルの%) 97,5 97,3 76.2 >100cpe −ve  −ve +/− 表IA(続き) 濃度(μg/mL) 治療係数 RT活性の阻害 (コントロールの%) 91.3 Ht、4 22.5 >20RT活性の阻害 (コント0−ルの%) 98,0 93.3 0 20 >100RT活性の阻 害 (コントロールの%) 97,1 93゜5 23 7.8 >100RT活性 の阻害 (フントロールの%) 92.9 63.8 0 >50RT活性の阻害 (コントロールの%) 74 15,1 23.4 >50RT活性の阻害 (コントロールの%) RT活性の阻害 (コントロールの%) 84 77 30 >100表IA(続き) 濃度(μg/mL) 治療係数 RT活性の阻害 (コントロールの%) RT活性の阻害 (コント叶ルの%) 表IB 濃度(μg/mL) 治療係数 25 2.5 0.25 0.025 RT活性の阻害 (コント叶ルの%) cpe 2+ 4+ 4+ 4+ >20RT活性の阻害 (コントロールの%) 〉2゜ Cpe +/−3+ 4+ RT活性の阻害 (コントロールの%) 83 0 0 >20Cpe +/−3+ 4+ RT活性の阻害 (コントロールの%) 〉2゜ RT活性の阻害 (コントロールの%) 99.8 70.4 27 0cpe −ve +/− 3+ 4+ 実施例3 以下の処方Aはポビドンの溶液による成分の湿潤顆粒形成、続(ステアリン酸マ グネシウムの添加及び圧縮により調製しつる。
処方A mg/錠 (a)活性成分 250 250 (b)ラクトースB、P、 210 26(c)ポビドンB、P、 15 9 (d)デンプングリコール酸ナトリウム 2012(e)ステアリン酸マグネシ ウム 53以下の処方Bは混合した成分の直接圧縮により調製しうる。
処方B mg/カプセル 活性成分 250 予めのり化したデンプンNF 15 150処方C(除放性処方) この処方はポビドンの溶液による成分の湿潤顆粒形成、続くステアリン酸マグネ シウムの添加及び圧縮により調製しつる。
mg/錠 (a)活性成分 500 (b)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 112(メトセルに4Mプレミウ ム) (c)ラクトースB、P、 53 (d)ポビドンB、 P、 C,28 (e)ステアリン酸マグネシウム −1実施例4.カプセル処方 処方A カプセル処方は、上の実施例3における処方Bの成分を混合し、二部(tiio −part)ハードゼラチンカプセルに詰めることにより調製しうる。
処方B(以下に)は同様の方法で調製しつる。
処方B mg/カプセル (a)活性成分 250 (b)ラクトースB、P、 143 (C)デンプングリコール酸ナトリウム 25(d)ステアリン酸マグネシウム  」 処方C(除放性カプセル) 以下の除放性カプセル処方は、押出機を用い成分(a)、 (b)及び(c)を 押出し、次いで押出物の粒状化(spheronisation)及び乾燥によ り調製しつる。
乾燥ペレットは次いで除放性M(d)で被覆し、二部ハードゼラチンカプセルに 詰める。
mg/カプセル (a)活性成分 250 (b)ミクロクリスタリンセルロース 125(c)ラクトースB、P、 12 5 (d)エチルセルロース 】3 実施例5 注射され得る処方 処方 活性成分 0.200g 塩酸溶液、0.1M 適量加えてpH5,0−7,0とする水酸化ナトリウム溶 液、0.IM 適量加えてpH5,0−7,0とする無菌水 適量加え10m1 とする 活性成分は大部分の水(35°−40℃)に溶解し、適当に塩酸又は水酸化ナト リウムでpHを5.0と7.0の間に調節する。次いでバッチを水で容量まで調 節し無菌ミクロ細孔フィルターを通して無菌IQmlコハク色ガラスバイアル( 型1)に濾過し、無菌の蓋をし密封する。
国際調査報告 フロントベージの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号C0IG 49100  Z 9151−4G51100 B 9343−4G (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、 ES、FR,GB、 GR,IT、 LU、 NL、 SE)、0A( BF、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、hiL、MR,SN、TD 、TG)、AT、AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C5,DE、  DK。
ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU、MC, MG、MW、NL、No、PL、RO,SD、SE、 SU、 US (71)出願人 マツクツエアライン・バーネット・センター・フォー・メディ カル・リサーチ・リミテッド オーストラリア連邦、3078、ヴイクトリア、フェアフィールド、ヤラ・ベン ト・ロード (番地の表示なし) E (72)発明者 ウェイゴールド、ヘルマットオーストラリア連邦、3149、 ヴイクトリア、マウント・ウェイバリー、リーズ・ロード5播 (72)発明者 ホラン、ジョージ オーストラリア連邦、3186、ヴイクトリア、ブライトン、ワー・ストリート 86番(72)発明者 マルクッキオ、セバスチャン・マリオオーストラリア連 邦、3976、ヴイクトリア、ハンプトン・パーク、スチュアート・アベニュー 9番 (72)発明者 バーチ、クリストファー・ジョンオーストラリア連邦、312 7、ヴイクトリア、サリイ・ヒルズ、アンダーラン・ストリート1番 (72)発明者 ガスト、イアン・ディピッドオーストラリア連邦、3079、 ヴイクトリア、アイパンホー、ザ・ブールバード8番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式I Am[CpTiPW11O39]・nH2OI(a)Am[CpTiP2W17 O61]・nH2OI(b)Am[M4(H2O)2(P2W15O56)2] ・nH2OI(c)Am[M4(H2O)2(P2W15O56)2]・nH2 OI(d)Am[M9P5W27O119H17]・nH2OI(e)式I (式中、 MはCo,Fe,Zn,FeOA,FeO1/2である、Cpは所望により置換 されたシクロペンタジエニル残基を示す、Aは一価又は二価のカチオン又はかか るカチオンの混合である。 mは分子の電気中性に必要なカチオンの数である)のヘテロポリタングステン酸 塩又はその製薬上許容しうる誘導体の使用を含むことを特徴とするレトロウイル ス関連感染の処置又は予防方法。 2.カチオンAがナトリウム、カリウム、アンモニウム、アルキルアンモニウム 、カチオンアルカリ金属クラウンエーテル錯体、マグネシウム又はカルシウムで ある請求項1の方法。 3.式Iの化合物が以下に挙げた化合物の一つ1.K4[CpTiPW11O3 9]・nH2O2.(N(n−C4H9)4)4[CpTiPW11O39]・ nH2O3.Na4[CpTiPW11O39]・nH2O4.Li4[CpT iPW11P39]・nH2O5.(NH4)4[CpTiPW11O39]・ nH2O6.K7[CpTiP2W17O61]・nH2O7.Li7[CpT iP2W17O61]・nH2O8.Na7[CpTiP2W17O61]・n H2O9.(NHMe3)7[CpTiP2W17O61]・nH2O10.( NH4)7[CpTiP2W17O61]・nH2O11.K10[Co4(H 2O)2(PW9O34)2]・22H2O12.Li10[Co4(H2O) 2(PW9O34)2]・nH2O13.Na10[Co4(H2O)2(PW gO34)2]・nH2O14.(NH4)10[Co4(H2O2)2(PW 9O34)2]・nH2O15.[NH(CH3)3]10[Co4(H2O) 2(PW9O34)2]・nH2O16.[NH(C2H5)3]10[Co4 (H2O)2(PW9O34)2]・nH2O17.[NH3(C2H5)]1 0[Co4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O18.Rb10[Co 4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O19.CS10[Co4(H2 O)2(PW9O34)2]・nH2O20.(18−C6K)10[Co4( H2O)2(PW9O34)2]・nH2O21.Ca5[Co4(H2O)2 (PW9O34)2]・nH2O22.K10[Zn4(H2O)2(PW9O 34)2]・22H2O23.Li10[Zn4(H2O)2(PW9O34) 2]・nH2O24.Rb10[Zn4(H2O)2(PW9O34)2]・n H2O25.CS10[Zn4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O2 6.Na10[Zn4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O27.(N H4)10[Zn4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O28.(NH (C2H5)3]10[Zn4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O2 9.[NH3(C2H5)]10[Zn4(H2O)2(PW9O34)2]・ nH2O30.(18−C6K)10[Zn4(H2O)2(PW9O34)2 ]・nH2O31.Ca5[Zn4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2 O32.Mg5[Zn4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O33.[ NH(CH3)3]10[Zn4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O 34.K10[Fe4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O35.Li 10[Fe4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O36.Na10[F e4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O37.(NH4)10[Fe 4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O37A.[NH(CH3)3] 10[Fe4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O38.(18−C6 K)10[Fe4(H2O)2(PW9O34)2]・nH2O39.K16[ Co4(H2O)2(P2W15O56)2]・nH2O40.(NH4)16 [Co4(H2O)2(P2W15O56)2]・nH2O41.Na14[C o4(H2O)2(P2W15O56)2]・nH2O42.Li16[Co4 (H2O)3(P2W15O56)2]・nH2O43.(NHMe3)16[ Co4(H2O)2(P2W15O56)2]・nH2O44.Mg8[Co4 (H2O)2(P2W15O56)2]・nH2O45.K16[Zn4(H2 O)2(P2W15O56)2]・nH2O46.(NH4)16[Zn4(H 2O)2(P2W15O56)・nH2O47.Na16[Zn4(H2O)2 (P2W15O56)2]・nH2O48.Li16[Zn4(H2O)2(P 2W15O56)2]・nH2O49.(NHMe3)16[Zn4(H2O) 2(P2W15O56)2]・nH2O50.Mg8[Zn4(H2O)2(P 2W15O56)2]・nH2O68.Mg8[Mn4(H2O)2(P2W1 5O56)2]・nH2O69.(NH4)16[CO9P5W27O119H 17]・nH2O70.K16[Co9P5W27O119H17]・nH2O 71.Li16[Co9P5W27O119H17]・nH2O72.Na16 [Co9P5W27O119H17]・nH2O73.Ca8[Co9P5W3 7O119H17〕・nH2O121.K10[(FeOK)4(PW9O34 )2]・nH2O122.Na10[(FeONa)4(PW9O34)2]・ nH2O123.Li10[(FeOLi)4(PW9O34)2]・nH2O 124.(NHMe3)10[(FeO(NHMe3))4(PW9O34)2 ]・nH2O125.Na16[Fe4(H2O)2(P2W15O36)2] ・nH2O126.Li16[Fe4(H2O)2(P2W15O56)2]・ nH2O127.(NH4)10[(FeONH4)4(PW9O34)2]・ nH2O128.K10[(FeO1/2)4((PW9O34)2]・nH2 O又はその製薬上許容しうる誘導体であることを特徴とする請求項1の方法。 4.式Iの化合物が50又はそれ以上の(先に定義した通りの)治療係数を有す ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つの方法。 5.請求項1ないし4のいずれかのつで定義した通りの、式Iの化合物のレトロ ウイルス関連感染の処置又は予防のための医薬の製造での用途。 6.請求項1ないし4のいずれか一つで定義した通りの一般式Iの化合物の有効 量を処置又は予防の必要な患者に投与することを含むことを特徴とするレトロウ イルス関連感染の処置又は予防法。 7.請求項1ないし4のいずれか一つで定義した通りの、一般式Iの化合物を、 製薬上許容しうる担体又は希釈剤と共に含むことを特徴とするレトロウイルス関 連感染の処置は予防のための医薬組成物。 8.1、2、6、9、11、13、22、23、26、41、47、48及び7 0の番号を付したものを除く、請求項1ないし4のいずれか一つで定義された通 りの式Iの化合物。
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