JPH06501118A - モデル準拠のインテリジェンスを使用するネットワーク管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 モデル阜拠のインテリジェンスを使用するネットワーク管理システム（技術分野 ） 本発明は、コンピュータ・ネットワークの管理のためのシステムに関し、特に相 互に関連するネットワーク・エンティティのインテリジェント・モデルを用いて 仮想ネットワークを形成するネットワーク管理システムに関する。

（背景技術） コンピュータ・ネットワークは、増加した計算能力、資源およびユーザ間通信の 共有を提供するため広く使用されている。コンピュータ・システムおよびコンピ ュータ・システム構成要素は、１つのネットワークを形成するように相互に接続 される。ネットワークは、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）、トーク ン・リング、イサーネット等の如き高速局部データ・リンクにより相互に接続さ れる１つの部屋、建物あるいは用地内の多数のコンピュータ装置を含む。異なる 場所における局部ネットワークは、パケット・スイッチング、マイクロ波リンク および衛星リンクの如き技術により相互に接続されて世界的規模のネットワーク を形成する。１つのネットワークは、数百以上の相互に接続された装置を含み得 る。

コンピュータ・ネットワークでは、ネットワークの各部における交信過負荷、ネ ットワーク資源の最適設置、機密保護、ネットワーク故障の隔離などを含む多に なるに伴い更に輻軽化し困難となる。例えば、１つのネットワーク装置がメツセ ージを送らなければ、この故障がネットワーク装置自体にあるのか、データ通信 リンクか、あるいは送信側と受信側のネットワーク装雀間の中間のネットワーク 装置にあるのかを判定することが還しい。

ネットワーク管理システムは、過去においてはこのような問題を目的とする試み において用いられた。従来技術のネットワーク管理システムは、典型的にはネッ トワーク装置に対する遠隔アクセスおよびこれからの情報監視によって動作した 。

ネットワーク管理システムは、ネットワーク管理者による評価を要求する多量の 情報を収集した。従来技術のネットワーク管理システムは、ネットワーク管理者 に対して多大な負担を掛ける。管理者は、ネットワーク装置パラメータにおける 変化の意味を理解するためにネットワーク技術のエキスパートでなければならな い。管理者はまた、何がこの変化を生じたのか理解するためにネットワークの各 セクションの］・ポロジーをも理解しなければならない。更に、管理者は、１つ の問題の原因を判定するために多量の情報および故障ＷＩＮを遺別しなければな らな従って、共通の問題を自動的にあるいは比較的低い技術の要員の介在により 検出し、切離して修復できるようにネットワーク技術のエキスパートの知識を系 統化し得るネットワーク管理システムを提供することが望ましい。このようなシ ステムは、この目標を遂行するためある特性を持たねばならない。このシステム は、ネットワークおよび含まれるネットワーク技術の完全かつ正確な表示を行わ ねばならない。装置間の接続を含むように従来技術のネットワーク管理システム を拡張するだけでは不充分である。ネットワークは、装着およびこれら装置を接 続する配線を遥かに越えるものである。ネットワークは、ネットワーク装置、ネ ットワーク・プロトコルおよび諸装置上で実行するソフトウェアを含んでいる。

ネットワークのこれらの特質を考えなければ、モデルは不完全である。システム は、柔軟性に富み拡張可能でなければならない。システムは、新しい装置のモデ リン供にある。

本発明の別の目的は、ネットワーク・エンティティのモデルおよびネットワーク ・エンティティ間相互の関係を用いるネットワーク管理システムの提供にある。

本発明の他の目的は、物理的なネットワークを表わすためモデル準拠のインテリ ジェンスを用いるネットワーク管理システムの提供にある。

本発明の更に他の目的は、ネットワーク・エンティティのモデルがネットワーク ・エンティティと関連するデータおよびインテリジェンスを盛込むネットワーク 管理システムの提供にある。

（発明の概要） 本発明によれば、上記および他の目的および利点がネットワーク管理の方法およ び装置において達成される。コンピュータ・ネットワークで使用されるシステム は、ネットワーク・エンティティを表示する複数のモデルを含む仮想ネットワー ク・エンティティを含み、各モデルは対応するネットワーク・エンティティと関 連するネットワーク・データと、このネットワーク・データを処理してユーザ情 報を提供する手段を含んでいる。仮想ネットワークは更に、ネットワーク・エン ティティ間の関係を表わすモデル関係を含む。本システムはまた、ネットワーク ・エンティティから仮想ネットワークにおける対応モデルへネットワーク・デー タを転送する手段と、ユーザ情報を仮想ネットワークからユーザへ提供する手段 をも含む。

本発明のシステムは、ネットワーク全体の表示を生成するモデル準拠のインテリ ジェンスを用いる。モデルは、ネットワーク装置、ネットワーク装置の地理的位 置、ネットワーク装置のトポロジー的分類、ネットワーク装置で実行中のソフト ウェア・アプリケーション、あるいは管理機能が行われるべき他のネットワーク なるネットワーク装置に対して異なり得る間隔で行われる。

モデルは、対応するネットワーク・エンティティおよびデータを処理するための １つ以上の推論ハンドラと関連する両データを含むソフトウェア・オブジェクト として実現される。この推論ノ１ンドラは、同じモデルにおいて指定されるネッ トワーク・データにおける変化、別のモデルにおいて指定されるネットワーク・ データにおける変化、予め定義された事象、あるいはモデルまたはモデルの関係 における変化の如き予め定められる仮想ネットワーク事象によりトリガーされる 。

ネットワーク全体の条件に関する情報は、ポーリングによりネットワーク・エン ティティから得ることができ、あるいは他のモデルに含まれるデータから推論す ることができる。警報条件は、ネットワーク・データが予め定めた基庫に遭遇す る時生成される。仮想ネットワークからの事象、警報および統計的情報は、デー タベースに蓄えられ、ユーザに対して選択的に表示される。

本発明をその他の目的、利点および能力と共に更によく理解するため、参考のた め本文に援用される添付図面を参照する。

（図面の簡単な説明） 図１は、本発明によるネットワーク管理システムのブロック図、図２は、ネット ワークの一例を示すブロック図、図３は、モデルの構造およびモデル間の関係を 示す概略図、図４は、仮想ネットワーク装置における図２のネットワークの表示 の一部を示すブロック図、 図５は、仮想ネットワーク装置の動作の一例を示すフローチャート、図６は、本 発明による故障隔離手法のフコ−チャート、図７Ａ〜図７０は、ネットワーク管 理システムにより提供される位置表示の事例図、 図８Ａ〜図８Ｂは、ネットワーク管理システムにより提供されるトポロジー的表 示の事例図、 （実施例） 本発明によるネットワーク管理システムのブロック図が図１に示される。このネ ットワーク管理システムの主な構成要素は、ユーザ・インターフェースｌＯと、 仮想ネットワーク装置１２と、装置通信マネージャ１４とである。ビデオ表示ス クリーン、キーボード、マウスおよびプリンタを含むユーザ・インターフェース １０は、ユーザとの全ての対話を提供する。ユーザ・インターフェースは、スク リーン、キーボード、マウスおよびプリンタを制御し、管理されつつあるネット ワークの異なる表示をユーザに提供する。ユーザ・インターフェースは、仮想ネ ットワーク装＠１２からネットワーク情報を受取る。仮想ネットワーク装ｆｌｌ １２は、管理されつつあるネットワークのソフトウェア表示を含み、ネットワー クと関連する装置および他のエンティティ、およびモデル間のＭ係を表わすモデ ルを含む。

仮想ネットワーク装ｇ１１２は、ディスク・ベースのデータの格納および検索を 管理するデータベース・マネージャ１６と関連している。このようなデータは、 構成データ、事象ログ、統計値、履歴およびその時の状態の情報を含む。装置通 信マネージャ１４は、ネットワーク１８と接続されて仮想ネットワーク装置１２ とネットワーク装置間の通信を処理する。ネットワーク装置から受取ったデータ は、装置通信マネージャにより仮想ネットワーク装置１ｌ１２へ渡される。装置 通信マネージャ１４は、仮想ネットワーク装置１１２からの包括的要求を各ネッ トワーク装置と通信するための要求されたネットワーク管理プロトコルへ変換す る。現存するネットワーク管理プロトコルは、簡易ネットワーク管理プロトコル （ｓ　ｉｍｐＩｅ　ｎｅｔｗｏｒｋ　ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ　ｐｒｏｔｏｃｏｌ ；　ＳＮＭＰ）、インターネット制御メツセージ・プロトコル（トランスポート 層／ネットワーク層間制御メツセージ・プロトコル、ｊｎｔｅｒｎｅｔ　ｃｏｎ ｔｒｏｌ　ｍｅプロトコルの１つを用いてネットワーク管理システムと通信する ように設計されユーザ・インターフェース１０と接続された表示パーソナリティ ・モジュール（ｖｔｅｗ　ｐｅｒｓｏｎａｌｉｔｙ　ｍｏｄｕｌｅ）２０は、二 −ザ壷インターフェースがネットワークの異なる表示を提供することを可能にす るデータ・モジュールの集まりを含む。仮想ネットワーク装置１ｌ１２と接続さ れた装置パーソナリティ・モジュール２２は、装置その他のネットワーク・エン ティティがネットワーク管理システムにより構成され管理されることを可能にす るデータ・モジュールの集まりを含む。装置通信マネージャと接続されたプロト コル・パーソナリティ・モジュール２４は、このモジュール２４により指定され るネットワーク管理プロトコルを用いて通信する全ての装置との通信を可能にす るデータ・モジュールの集まりを含む。パーソナリティ・モジュール２０．２２ および２４は、非常に柔軟性に冨みユーザが構成可能なシステムを提供する。パ ーソナリティ・モジュール２０を変更することにより、ユーザはカストマイズさ れたビュー即ち表示を規定することができる。装置パーソナリティ・モジュール ２２を変更することにより、ユーザは新しい形式のネットワーク装置をシステム に加えることができる。同様に、プロトコル・パーソナリティ・モジュール２４ を変更することにより、ネットワーク管理システムは新しい即ち異なるネットワ ーク管理プロトコルで動作することが可能となる。パーソナリティ−モジュール は、システムの基本的制御コードを変更することな（システムを再構成してカス トマイズすることを可能にする。

本発明のソフトウェア・アーキテクチャ全体が図１に示される。図１のシステム を支援するためのハードウェアは、典型的には、Ｓｕｎモデル３または４、ある いはＵＮＩＸを走らせる３８６　ＰＣ互換コンピュータの如きワークステーショ ンである。最低６４０Ｘ６８０ビクセル×２５６力ラー解像度をサポートする表 示装置では、最低８Ｍバイトのメモリーが要求される。基本ソフトウェアは、ソ ケット、Ｘ−ウィンドウズおよびオープン・ソフトウェア・ファウンデーション のＭｏｔｊｆ　１．０をサポートするＵＮＩＸリリースを含む。本発明のネット ワーク管理システムはＣ＋＋プログラミング言語を用いて実現されるが、Ｅｉｆ ｆｅｌ、Ｓｍａｌｌｔａｌｋ、ＡＤＡなどの如き他のオブジェクト指向言語で実 現することもできる。仮想ネットワーク装置１２および装置通信マネージャ１４ は、動作速度が増すようにユーザ・インターフェース１０から別のコンピュータ 上で走らせることもできる。

ネットワークの一例が図２において示される。このネットワークは、データ・バ ス３６により相互接続されたワークステーション３０．３１．３２．３３および ディスク装置３４を含む。ワークステーション３０．３１およびディスク装置３ ４は室３８内に配置され、ワークステーション３２．３３およびディスク装置３ ５は室４０内に配置されている。室３８および４０は、建物４２内に配置されて いる。ネットワーク装置４４．４５．４６は、データ・バス４７により相互接続 され、建物４２と同じ用地の建物４８内に配置されている。建物４２．４８内の ネットワーク部分は、ブリッジ５０により相互接続されている。建物４２．４８ から離れた位ｆ！（異なる町、州あるいは国）に置かれた建物５２は、データ・ バス５７により相互接続されたネットワーク装置５３．５４．５５．５６を含む 。

建物５２内のネットワーク装置は、パケット・スイッチング・システム、マイク ロ波リンクまたは衛星リンクにより通信することができるインターフェース装置 、５９．６０により建物４８内のネットワークと相互接続されている。図１に示 される先に述べたネットワーク管理システムは、図２のネットワークとデータ・ バス３６の如き便利な地点で接続されている。

一般に、図１に示されたネットワーク管理システムは、通常の動作中に４つの主 な動作を行う。これは、ユーザ・インターフェース１０においてユーザにより入 力されるユーザの要求に供し、警報および事象の如きネットワーク情報をユーザ ・インターフェース１０に提供する。更に、仮想ネットワーク装置１１２は、ネ ットワークをポーリングして以下に述べる如きネットワーク・モデルを更新する ための情報を得る。ある場合には、ポーリングすることなくネットワーク装置が 状トワークに間、する動作状態、故障および他の情報が系統化され構成された方 法でユーザに対して与えられるように、ネットワークから受取られた情報が処理 され先に述べたように、ネットワーク管理システムにより管理されつつあるネッ トワークを構成するネットワーク・エンティティは、仮想ネットワーク装置１２ におけるソフトウェア・モデルにより表わされる。モデルは、印刷回路板、印刷 回路板ラック、ブリッジ、ルータ（経路指定プログラム）、ハブ、ケーブル等の 如きネットワーク装量を表わす。モデルはまた、場所即ちトポロジーを表わす。

場所モデルは、建物、国、階、パネル、ラック、区域、部屋、セクション、セク ター、用地または世界と地理的に関連するネットワークの各部を表わす。トポロ ジー・モデルは、ローカル・エリア・ネットワーク即ちサブネットワークとトポ ロジー的に関連するネットワーク装置を表わす。モデルはまた、個々の印刷回路 板、ポート等の如きネットワーク装置の構成要素を表わすことができる。更に、 モデルは、データ・リレー、ネットワーク・モニター、端末サーバおよび終点操 作の如きソフトウェア・アプリケーションを表わすことができる。一般に、モデ ルは、ネットワークの管理即ち監視に関して問題となるネットワーク・エンティ ティを表わすことができる。

個々のネットワーク装置は、種々のネットワーク・エンティティを表わすモデル の集まりを含む。モデル自体は、Ｃ＋＋オブジェクトの集合である。仮想ネット ワーク装置はまた、種々のモデル間の相互関係を規定するモデル関係を含む。

「接続」の関係は、ネットワーク装置間の相互接続を指定するため用いられる。

例えば、２つのワークステーション間の相互接続は、「接続」関係により指定さ れる。「包含」関係は、別のネットワーク・エンティティ内に含まれるネットワ ーク・エンティティの指定に用いられる。このため、例えば、１つのワークステ ーション・モデルは、１つの部屋、建物あるいは局部ネットワーク・モデルに含 まれる。「実行」関係は、ソフトウェア・アプリケージタンとこれが走るネット ワーク装置間の関係を指定するため用いられる。「の一部である」の関係は、ネ ットワーク装置とその構成要素との間の関係を指定する。例えば、１つのボート ・モデルは、１つのボード・モデルあるいはカード・ラック・モデルの一部であ り得る。

関係は、対をなす関連として指定される。この関係は、ビアーツー・ビアの関連 および階層的関連を指定することができる。

各モデルは、１つの数、１つの属性および１つ以上の推論ハンドラを含む。属性 は、モデル化されるネットワーク・エンティティの特性および状態を定義するデ ータである。基本属性は、モデルのネーム、モデルのタイプ・ネーム、モデルの タイプ処理、ポーリング間隔、次のポーリング、再試行カウント、接触状態、励 起状態、最後のポーリング時間およびモデル化されるネットワーク・エンティテ ィに関する統計値を含む。ネットワーク装置のポーリングについては以下に述べ る。更に、特定のタイプのネットワーク装置にとって一義的である属性を定義す ることができる。例えば、１つのネットワーク・ブリッジは、このブリッジの各 側に配置される装置を定義するテーブルを含む。ネットワーク・ブリッジの１つ のモデルは、その属性の１つとしてテーブルのコピーを含むことができる。

本発明の望ましい一実施態様においては、１つのモデル・タイプに含まれる各属 性が下記のものを含む。即ち、 １、属性を識別する属性ネーム。

２、属性の種類を定義する属性タイプ。属性タイプは、プール（Ｂｏｏｌｅａｎ ）値、整数、カウンタ、日付、テキスト・ストリング等を含む。

３、属性フラッグは、属性がどのように操作されるべきかを示す。メモリー・フ ラッグは、属性がメモリーに記憶されることを示す。データベース・フラッグは 、属性が仮想ネットワーク装置のデータベースにおいて維持されることを示す。

外部フラッグは、属性がモデル化される装置に維持されることを示す。被ポーリ ング・フラッグは、属性がモデル化される装置により周期的に調べられる即ちポ ーリングされるべきことを示す。このフラッグはまた、属性がユーザにより読出 しまたは書込み可能であるかどうかを示す。

４、オブジェクト識別子は、装置における属性をアクセスするため使用される５ 、属性ヘルプ・ストリングは、定義された属性の記述を含むテキスト・ストリン グである。ユーザがこの属性に関してヘルプをめる時、このテキスト・ストリン グがユーザ・インターフェース・スクリーン上に現れる。

６、属性値は、属性の値である。

個々の仮想ネットワーク装置において使用されるモデルはまた、１つ以上の推論 ハンドラを含む。推論ハンドラは、指定された計算、判定、アクションあるいは 推論を実行するＣ＋＋オブジェクトである。推論ハンドラは、モデルのインテリ ジェンスを総合的に構成する。個々の推論ハンドラは、実行された処理の種類、 刺激のソース（複数または単数）および結果の宛て先により定義される。結果は 、推論ハンドラの出力であり、属性の変化、モデルの生成あるいは破壊、警報あ るいは他の正当出力を含み得る。推論ハンドラの動作は、仮想ネットワーク装置 において起生ずる事象であるトリガーにより開始される。トリガーは、同じモデ ルにおける属性変化、別のモデルにおける属性変化、関係の変化、事象、モデル の生成あるいは破壊、などを含む。このため、各モデルは、推論ハンドラをトリ ガーする予め定めた事象の起生と同時に指定された機能を実施するハンドラを含 む。

簡単なモデル形態の概略図が、本発明の概念を示すため図３に示される。装置モ デル８０は、属性１乃至Ｘおよび推論ハンドラ１乃至ｙを含む。装置モデル８２ は、属性ｌ乃至Ｕおよび推論ハンドラ１乃至Ｖを含む。接続間係８４は、モデル ８０および８２が物理的ネットワークに接続されることを示す。部屋モデル８６ は、属性１乃至ｍおよび推論ハンドラ１乃至ｎを含む。関係８８は、モデル８０ が部屋モデル８６内に含まれることを示し、関係９０は、モデル８２が部屋モデ ル８６内に含まれることを示す。図３に示されるモデルおよびモデル関係の各々 は、Ｃ＋＋オブジェクトとして実現される。実際のネットワークの表示が図３に 示された形態よりも遥かに複雑であることは理解されよう。

先に述べたように、仮想ネットワーク装置におけるモデルおよびモデル関係の集 合が、管理されつつある物理的ネットワークの表示を構成する。これらモデル異 なる方法でモデルにより取得される。ネットワークから情報を取得するための主 な手法はポーリングを含む。指定された間隔で、仮想ネットワーク装置１２にお ける１つのモデルが、装置通信マネージャ１４にこのモデルと対応するネットワ ーク装置をポーリングすることを要求する。装量通信マネージャ１４は、この要 求をネットワーク装置との通信のため必要なプロトコルへ変換する。このネット ワーク装置は、要求されたＷ報を装置通信マネージャ１４へ返し、このマネージ ャが装置情報を抽出してこれをネットワーク装置のモデルにおける１つ以上の属 性を更新するため仮想ネットワーク装置１２へ送る。ポーリング間隔は、属性の 重要度、変化しそうな周波数などに従って、各モデルおよび対応するネットワー ク装雪毎に個々に指定される。ポーリング間隔は、一般に、モデルがその時のネ ットワーク装置の状態を正確に反映することの要望と、正常なネットワーク動作 に悪影響を及ぼし得るネットワーク管理トラフィックを最小化することの要望と の間の妥協である。

モデルに含まれる情報を更新するための別の手法により、ネットワーク装置ｉｔ 、ポーリングすることなく重要事象の発生と同時に、情報をネットワーク管理シ ステムへ自動的に伝送する。これは、ネットワーク装置がこのような動作を生じ るように予めプログラムされることを要する。

１つのモデルとその対応するネットワーク・エンティティとの間の通信１ヨ、ブ リッジ、カード・ラック、ハブ等の如きある種類の装置に対してのみ可能である ことが理解されよう。他の場合は、モデル化されるネットワーク・エンティティ は、その情報をネットワーク管理システムへ通信することができなＧ）。例えＩ ｆ。

ネットワーク装置を含む建物または部屋のモデルおよびケーブルのモデルは、対 応するネットワーク・エンティティとは通信できない。この場合、ネットワーク ・エンティティの状態が、他のネットワーク装置のモデルに含まれる情報からの モデルにより推論される。１つのケーブルに接続された１つのネットワーク装置 の報を取得することが必要である。モデル見張りと呼ぶ機能におし１ては、１つ のモデルにおける属性が１つ以上の他のモデルにより監視即ち見張られる。見張 られた属性における変化は、見張りモデルにおける推論ノ１ンドラをトリガーす る。

仮想ネットワーク装置はまた、事象ログ、統計ログおよび警報ログを含む。これ らログは、モデルに含まれる情報が構成されてユーザへ渡され、データベースに 記録されることを可能にする。

事象メツセージは、所与のモデルに生じた警報を含む事象についての特定情報を 提供する。事象は、このモデルから事象ログ・マネージャへ送られ、このマネー ジャがこの事象を外部データベースに記録する。事象マネージャはまた、以下に 述べるように、事象フィルタに基くユーザ・インターフェースへも送られる。

ユーザは、データベースから事象情報を要求することができる。事象マネージャ は、モデル処理、モデル・タイプ処理、事象の日時、事象のタイプおよびサブタ イプ、事象の重大度、モデルのネーム、モデルのタイプ・ネーム、事象のユーザ ・ネーム、事象データ・カウントおよび事象可変データを含む。事象可変データ は、事象について別の情報が与えられることを許容する。

ユーザ・インターフェースへ送られる事象メツセージは、ユーザにより指定され るフィルタ・プロセスを使用することができる。ユーザは、モデル・タイプおよ びユーザ・スクリーンにおいて表示される事象の最低重大度を指定することがで きる。指定されない、即ち最低ではない重大度の事象は表示されない。他の多く の事象選択即ち選別基準を使用することができる。一般に、事象メツセージに含 まれるどんな情報も事象の選別のために使用することができる。

統計的履歴メツセージは、先に述べた事象マネージャと類似している。統計的情 報は、ユーザが監視を欲するモデルのパラメータ即ち関数を含む。統計的履歴メ ツセージは、このモデルから統計的ログ・マネージャへ送られ、その後外部デー タベースへ送られる。この統計的メツセージはまた、ユーザ・インターフェース に基く予め定式された選別パラメータへ送られる。ユーザは、統計的ログ・マネ ージャへ外部データベースからの統計的情報を取得して表示することを要求する ことができる。統計的マネージャは、装置の読出し手順が生じる時に常にコンパ イルされる。

警報事象が１つのモデルで生じると、警報事象の通知が警報ログと事象ログへ送 られる。この警報ログは、警報を記録しつつある各モデルに対して最も重要な２ ８を選択する。警報は、ユーザ・インターフェースにおける警報ウィンドウへ送 られる。ユーザは、ウィンドウ表示上の適当なボタンを押すことにより警報メツ セージについて更に情報を得ることができる。警報ログ・メツセージは、下記の 諸パラメータを含む。即ち、警報の条件、警報の原因、警報の状況、警報の重大 度データ、警報クリヤ・スイッチおよび警報の一義的ｌＤである。

仮想ネットワーク装置１２の動作を例示するため１つの事例について述べる。

仮想ネットワーク装置１２の一部が、図４に略図的に示される。図４に示された モデルは、図２に示されたネットワーク・エンティティと対応している。本例を 示すフローチャートが図５に示される。各ネットワーク装置は、仮想ネットワー ク装置１２におけるモデルを有する。このため、例えば、モデル１４４は、ネッ トワーク装置４４と対応し、モデル１４５はネットワーク装置４５と対応する１ １、如くである。モデル１４４および１４５は、データ・バス４７と対応する接 続関係１４７により関連付けられる。部屋モデル１４８は、包含関係によりモデ ル１４４および１４５と関連付けられる。

動作において、ある指定時間に、ネットワーク装置４４の状態の更新を得るため 、モデル１４４がステップ２００におけるネットワーク装置４４のポーリングを 開始する。モデル１４４は、装置通信マネージャ１４にネットワーク装置４４を ポーリングする要求を送る。装置通信マネージャ１４は、ネットワーク装！４４ との通信のためこの要求を所要のプロトコルに変換し、このメツセージを送る。

要求された情報は、例えば、所与の時間にネットワークへ送られるパケット数で あり、起生じた誤りの数である。要求された情報がモデル１４４へ返されると、 ドラは、ネットワーク装Ｍ４４に対する誤り率を計算する。もしこの誤り率が予 め定めた限度内にあれば（ステップ２１０）、誤り卑属性が更新され、新し０情 報がデータベースに記録される（ステップ２１２）。計算された誤り率が予め定 めた限度を越えるならば、誤り警報推論／Ｘンドラがトリガーされる。誤り警報 推論ハンドラは、ステップ２１４において、対応するネットワーク装ｆ１４４を 遮断して警報をユーザ・インターフェースへ送る。この警報もまたデータベース に記録される。ネットワーク装置４４が高い誤り率に応答して遮断されるならば 、モデル１４４における条件属性が、ステップ２１６においてオフ条件を反映す るように更新される。ネットワーク装置４４がポーリングされた時これから応答 が受取られなければ（ステップ２１８）、故障絶縁推論ハンドラがステップ２２ ０においてトリガーされる。この故障絶縁推論ハンドラは、以下に述べるように 、ネットワーク装置４４がポーリングに応答することを失敗させたネットワーク 構成要素を判定するように動作する。故障の原因が判定されると、故障メツセー ジがユーザ・インターフェースへ送られる。

ネットワーク装置４４のポーリングは、モデル１４４に含まれる属性により指定 された間隔で反復される。更に、他のネットワーク装置が各ネットワーク装置毎 に異なる間隔でポーリングされる。各モデルへ返された情報は、このモデルに対 する推論ハンドラにより、またこの情報を見張っている他のモデルにおける推論 ハンドラにより処理される。一般に、各モデル・タイプは、異なる１組の推論ハ ンドラを含む。

先に述べたように、１つのモデルにおける属性の変化は１つ以上の他のモデルに おける推論ハンドラをトリガーすることができ、またこれにより属性変化に対す る一連のアクションあるいは応答を生じることかできる。例えば、１つのネット ワーク装置にある故障が生じると、この装量の条件属性は対応するモデルにおい て変更される。この条件の変化は、この装置を含む部屋のモデルにおける条件の 変化をトリガーする。同様に、この部屋における条件の変化は建物あるいは用地 のモデルにおける条件の変化をトリガーし得る。各モデルにおける条件属性は、 装置モデルにおいて高い重要度を持つが、用地のモデルにおいては比較的低い重 要度となる。

本文に述べたように１つのネットワークを表わすソフトウェア・モデルおよびモ デルの関係は非常に柔軟性に富み、新しいネットワーク形態および新しい管理機 能に適用し得る。新しいモデルおよびモデルの関係は、ユーザの必要を満たすべ く仮想ネットワーク装置へ容易に付加される。Ｃ＋＋プログラミング言語の使用 により、新しいモデル・タイプを現在あるモデル・タイプから得ることを可能に する。このため、仮想ネットワーク装［１２は、ある特定の用途に対してカスト マイズすることができる。

モデル・タイプ・エディタを用いて、仮想ネットワーク装置１２における用いて を修正し制御する。下記の関数が提供される。即ち、１、Ｄｅｓｃｒｉｂｅ　（ ）は、指定されたモデル・タイプのある特質を述べる。

２、Ｃｒｅａｔｅ　（）は、指定されたモデル・タイプに対する新しいモデルを 生成する。

３、Ｄｅｓｔｒｏｙ　Ｏは、指定されたモデルをこの形態から除去する。

４、Ｒｅａｄ　Ｏは、１つのモデルから指定された属性の値を読取る。

５、Ｗｒｉｔｅ　Ｏは、１つのモデルの属性に所与の値を書込む。

６、Ａｃｔｉｏｎ　（）は、指定されたアクションを実行する。

７、Ｇｅｎｅｒａｔｅ　ｅｖｅｎｔ　（）は、事象メツセージを生成する。

同様に、モデルの関係はユーザにより編集することができる。下記の関数は、モ デルの関係について実行することができる。

１、Ｄｅｓｃｒｉｂｅ　Ｏは、指定された関係の特質を述べる。

２、Ｒｅａｄ　Ｏは、１組の関連を読出す。

３、Ａｄｄ　Ｏは、１つの関連を付加する。

４、Ｒｅｍｏｖｅ　Ｏは、１組の関連を除去する。

５、Ｃａｕｎｔ　Ｏは、　選択基準と一致する関連数を返す。

５、Ｒｅａｄ　ｒｕｌｅ　Ｏは、１組の関係ルールを読出す。

先に述べたように、各推論ハンドラは、指定された事象の起生によりトリガーさ れる。ユーザは、トリガーを受取るように推論ハンドラを記録しなければならな い。推論ハンドラは、１つのモデルの生成または破壊、１つのモデルの励起即ち 開始、同じモデルにおける１つの属性の変化、１つの見張られたモデルにおける 属性の変化、１つの関係の付加または除去、指定された事象あるいはユーザが定 義したアクションの起生と同時に、トリガーすることができる。

モデルおよびモデルの関係を含む上記の仮想ネットワーク装置は、ネットワーク 管理に対する非常に一般的な試みを提供する。仮想ネットワーク装置をカストマ イズすることにより、どんなネットワーク管理機能も仮想的に実現することがで きる。データ（属性）およびインテリジェンス（推論ハンドラ）は共に、１つの ネットワーク・エンティティの１つのモデルに盛込まれる。モデルはＣ＋＋プロ グラミング言語で実現されるため、現在あるモデルを組合わせるかあるいは修正 することにより生成することができる。１つのモデルは、指定された属性に従っ て種々の異なる次元即ちネームにより識別することができる。例えば、特定のネ ットワーク装置は、装置、装置のタイプあるいはペングーまたはモデル番号によ って識別することができる。モデルは、異なるタイプの関係により相互に関連付 けられる。この関係は、刺激反応連鎖（ｓｔｉｍｕｌｕｓ−ｒｅｓｐｏｎｓｅ　 ｃｈａｉｎｉｎｇ）を可能にする。

このモデル法は、指定されたトリガーに従って、緩やかに結合されたインテリジ ェント・モデルにモデル間の相互作用を提供する。本システムは、データ位置決 めの独立性を有する。仮想ネットワーク装置の動作のためのデータは、データベ ース、メモリーあるいはモデル化される物理的ネットワークに存在する。

ネットワーク管理システムの重要な機能は、故障の識別および切離しである。

ネットワーク管理システムがネットワーク装置との接触を失うと、サービス・コ ールの如き適当な動作を取ることができるように、接触の喪失の理由が決定され ねばならない。ネットワーク環境においては、ネットワーク装置との接触の喪失 のネットワーク装置の故障によることがある。例えば、図２に関して、ネットワ ーク装置５３との接触が失われたとしよう。この接触の喪失は、ネットワーク装 ｆ！１５３の故障により得るが、またネットワーク装置５０．６０または５９の 故障にもより得る。従来技術のネットワーク管理システムにおいては、ネットワ ークの管理者は典歴的に故障のあり得る原因リストが提供され、ネットワークの 自分の経験および知識に基いて故障を見出すように要求された本発明の一特徴に よれば、ネットワーク管理システムは、状況の抑制として知られる手法を用いて ネットワーク障害を隔離する。１つのモデルとその対応するネット７−グ装置と の間の接触が失われると、このモデルは障害状況を設定して障害隔離手法を開始 する。障害隔離手法によれば、対応するネットワーク装ｇ！（第１のネットワー ク装置）との接触を失つたモデル（第１のモデル）は、隣接するモデルがそれら の対応するネットワーク装置との接触を失ったかどうかを判定する。この前後関 係において、隣接するネットワーク装置は、指定されたネットワーク装置と直接 接続されるものとして定義される。もし隣接したモデルが対応するネットワーク 装置と接触できなければ、第１のネットワーク装置は障害の原因ではあり得ず、 第１のモデルにおけるその障害状況は抑制即ちオーバーライドされる。欠陥のな いものと判定されるネットワーク装置の障害状況を抑制することにより、欠陥の あるネットワーク装置を識別することができる。

障害隔離手法は、先に述べた如きネットワークのモデル・ベース表示およびネッ トワーク装置のポーリングと関連して有効に実現される。この障害隔離手法の望 ましい実施態様においては、対応するネットワーク装置をポーリング可能である 各モデルがこの装置に対する障害状況を保持する。この装置との接触が失われる ならば、障害状況が設定される。このような各モデルはまた、このネットワーク 装置と直接接続されたネットワーク装置の個数のカウントを保持する。更に、こ の各モデルは、接触が失われた隣接するネットワーク装置の個数のカウントを保 持する。この情報は、隣接するネットワーク装置と対応するモデルにおける障害 状況を見張る各モデルにより判定される。所与のモデルが接触を失ったのが対応 が設定され、隣接する全装置のカウントが障害状況が設定された隣接装置のカウ ントと比較される。これらカウントが等しければ、全ての隣接モデルがその対応 ネットワーク装置のポーリングが可能であるモデルが非同期ベースで正常にポー リングを行うため、この各モデルの障害状況は正常に更新される。しかし、先に 述べた障害隔離手法が用いられると、障害状況は欠陥がないと判定されるこれら モデルにおいて抑制される。このため、モデルに含まれる障害状況は欠陥のある ネットワーク装置の正確な表示となる。

障害隔離手法のフローチャートが図６に示される。モデルＤが対応するネットワ ーク装置りとの接触を失う時（ステップ２５０）、モデルＤはその障害状況をス テップ２５２で設定する。従って、モデルＤは、ステップ２５２における装置り と隣接する全ての装置の障害状況を含む。隣接装置の障害状況は、隣接装置のモ デルに保持された障害状況から判定される。ステップ２５６において、装置りと 隣接する隣接装置の個数ＮＡが、障害を持つ隣接装置の個数Ｎ、と比較される。

ＮＡがＮ、と等しくなければ、接触は装置りに隣接する少なくとも１つの装置と 可能であり、装置りの障害状況が保持される。ＮＡ＝Ｎ、ならば、装ｆｔＤと隣 接する全ての装置との接触が失われ、装置りの障害状況がステップ２５８におい て抑制される。先に述べたように、この手順は、１つのモデルがその対応するネ ットワーク装置との接触を失う毎に行われる。

事例として、モデル１４４（図４）がその対応するネットワーク装置４４（図２ ）との接触ができないものと仮定しよう。モデル１４４は、その障害状況を設定 して対応するモデルから隣接する装ｆ１４５．４６．６０．５０の障害状況を取 得する。この場合、障害の原因がブリッジ装置５０であるものとしよう。隣接装 置４５．４６．６０．５０が対応するモデルから接触できないため、これらの装 置の障害状況は対応するモデルにおいて設定される。従って、モデル１４４は、 全ての隣接装置の障害状況が設定されると判定し、それ自体の障害状況を抑制す ることになる。本例においては、ネットワークおよび対応するモデルのトポロジ 抑制する。

以上述べた障害隔離手法はまた、地理的な構成においても適用し得る。例えば、 図２に示される如き部屋３８におけるネットワーク装置３０，３１．３４との接 触が失われたものとしよう。この場合、部屋内の全ての装置が停電あるいはデー タ・バス３６の故障により故障することになろう。この場合、装置３０．３１． ３４の障害状況は対応するモデル１３０．１３１．１３４において抑制され、部 屋４２の障害状況が保持される。

ウェア障害の隔離に対しても適用し得る。先に述べたように、仮想ネットワーク 装置は、ネットワーク装置で走るアプリケージタン・ソフトウェアのモデルを含 み得る。例えば、指定されたネットワーク装置上で走る電子メール・アプリケー ションとの接触が失われたものとしよう。この電子メール・アプリケーションは 、その動作のためファイル転送モジュールの如き他のソフトウェアに依存し得る 。

電子メール・アプリケーションは、ファイル転送モジュールの故障の故に応答で きなかったかも知れない。先に述べた手法は、障害を持つソフトウェア−アプリ ケーションを切離すために使用することができる。

先に述べた障害隔離手法は、先に述べた如きモデル・ベースのインテリジェンス を用いるネットワーク管理システムにおいて特に有効である。しかし、この障害 隔離手法はこのような用途に限定されるものではない。隣接する装置の障害状況 を判定して全ての隣接装置の障害状況が設定される時第１の装置の障害状況を抑 制する障害隔離手法は、ネットワーク・エンティティのモデルを使用しないネッ トワーク管理システムにおいても使用することができる。更に、本障害隔離手法 は、ネットワーク管理システムに限定されるものではない。本手法は、症状の情 報を抑制することにより、１つの問題の原因を判定して切離すことが要求される システムに対してより一般的に適用し得る。

先に述べたように、ユーザ・インターフェースｌＯは、ネットワークに関するお よび動作の異なる視認即ち表示を行うため高解像度のウィンドウ・ベースの表生 じるためのルーチンを含むＸ−ウィンドウ−システムに基いている。このＸ−ウ ィンドウ・システムは、マサチューセッツ工科大学（Ｍａｓｓａｃｈｕｓｅｔｔ ｓ　Ｉｎ５ｔｉｔｕｔｅ　ｏｆ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ）のＸ−コンソシアムに より開発された標準的なウィンドウ・コントローラである。この表示スクリーン は、マウスと関連して用いられ、ユーザがネットワークの異なる表示を選択する ことを可能にする。他のウィンドウ・ベース・システムを用いてユーザ・インタ ーフェースを実現できることが理解されよう。

ネットワーク管理システムは、ネットワークの場所的表示、トポロジ的表示およ び総括表示を含む多種の表示を行う。ある表示では、異なるネットワーク・エン ティティを表示するため多機能アイコンが使用される。場所およびトポロジ的表 示は、階層的方法において構成される。１つの表示の指定要素に対してクリック することにより、ユーザは階層的に次に低いレベルの表示を得ることができる。

本文に用いられる「クリック」とは、マウスを用いてカーソルを表示スクリーン 上の指定された場所へ移動させ、次いでマウスのボタンを押すことを指す。

場所的表示においては、表示されたネットワークの場所による世界地図を示すこ とができる。中間表示は１つの国あるいは１つの領域の地図を示し、更に下位レ ベル表示はネットワーク装置を含む建物あるいは部屋の平面図を示すことができ る。最も低いレベルでは、ユーザは個々の装置の描写図を得ることができる。

場所的表示の事例は図７Ａ乃至図７０に示される。ネットワークの場所がアイコ ン３０２で示される北東部の地図３００が図７Ａに示される。アイコン３０２は それぞれ、ネットワークの場所を示す丸３０６を指示するネーム・ラベル３０４ を含む。丸３０６の色は、この場所の状態を示す。例えば、緑は正常な状態を示 すが、赤は障害即ち故障の状態を示す。ネットワークの場所の１つをクリック部 のネットワークの平面図が図７Ｂに示される。ネットワーク装置の場所が先に述 べたアイコン３０２と似たアイコン３１２により示される。図７Ｂに示したアイ コン３１２の１つをクリックすることにより、１つの部屋３１８の場所的表示が 図７Ｃに示される如く表示される。この場合、コンピュータ・ラボ内に含まれる ネットワーク装置が、以下に詳細に述べる多機能アイコン３２０．３２２により 示される。

トポロジ的表示においては、同様な階層が用いられ、ネットワーク要素間の接続 が示される。最も高いレベルでは、全世界あるいは国レベルのネットワーク相互 接続が示される。それぞれのより低いレベルでは、ローカル・エリア・ネットワ ークおよびサブネットワークの如き更に詳細な表示が示される。

トポロジ的表示の事例は、図８Ａおよび図８Ｂに示される。図８Ａにおいては、 ある会社の用地のトポロジ的表示が釆される。管理ネットワーク・アイコン３３ ０および技術ネットワーク・アイコン３３２が、リンク３３６によりインターネ ット・アイコン３３４に相互接続されている。各ネットワークは多機能アイコン で示される。技術ネットワーク・アイコン３３２をクリックすることにより、技 術ネットワークの詳細表示が図８Ｂに示されるように得られる。技術ネットワー クにおけるネットワーク装置は、多機能アイコン３４０．３４２．３４４により 示され、ネットワーク装置間の相互接続３４６が示されている。

場所的およびトポロジ的表示は、同じネットワークの異なる次元を示す。ユーザ は、ネットワークの形態に関する必要な情報を得るため場所およびトポロジ的表 示間を移動することができる。ユーザ表示はまた、警報ログ、事象ログ、テキス ト表示、チャート、あるいは属性情報を表示する他の方法の如き総括表示を行う 。ユーザは、必要なネットワーク情報を得るため使用回置な表示間を移動するこ とができる。表示間を移動する２つの基本的な方法がある。先に述べたように、 ユーザは、表示の階層において次に低いレベルへ移動するため場所およびトポロ ジ的表示におけるアイコンをクリックすることができる。また、異なる表示は、 ウィンドウ・ベースの表示において広（使用される如きプルダウン・メニューを 含み、これが所要の表示の選択を可能にする。

ユーザが得られる各表示は、ユーザ・インターフェースにおける対応する表示マ ネージャを有する。同様に、各アイコンは、ユーザ・インターフェースにおける 対応するアイコン・マネージャを有する。この表示マネージャは、所与の表示と 関連する全ての親アイコン・マネージャに対して共通の親として働く。表示マネ ージャは、アイコン・スクリーン位置情報およびアイコンが表わす関連する仮想 ネットワーク装置のモデル・ハンドルをセーブする。表示マネージャは、ユーザ がその時の表示から移動することができる他の表示を決定する。表示マネージャ は、適当なメニュー項目を表示し、またユーザが他の表示を選択することを許容 する。表示マネージャは、ユーザがある場所的表示からトポロジ的表示へ、ある いはその逆（こ移動することを許容する。

アイコン・マネージャのクラスは、各アイコンを制御する１つ以上のアイコン・ マネージャで例示されるＣ＋＋クラスである。各アイコン・マネージャは、棒グ ラフの如きスクリーン表示のある部分、アイコンの狭いあるいは全背景を制御す る。アイコン・マネージャは、仮想ネットワーク装置内の１つのモデルを表わし 、その時の仮想ネットワーク装置の表示を含む。アイコン・マネージャは、これ が表わす仮想ネットワーク装置モデルと通信することができる。仮想ネットワー ク装置内の属性データが変化する時、適当なアイコン・マネージャがこの変化に ついて通知され、新しい状態、新しい統計値あるいは適当な誤り条件を反映する ようにアイコンの外形を修正する。このため、アイコン・マネージャは、これが 表わす値からのデータを表示する。

アイコン・マネージャは、階層的方法で構成される。親のアイコン・マネージャ は、アイコンの背景画を制御し、親は典型的にこれに取付けられる子のアイコン ・マネージャのグループを有する。各アイコン・マネージャは、これが表わす仮 想ネットワーク装置のモデル・ハンドルをこれと関連させている。

アイコン・マネージャは、これが表わす仮想ネットワーク装置に対する見張りを 置くことができる。見張りは、その時アイコン・マネージャがユーザ・インター フェース内のモデルを表わすことをモデルに通知する。このモデルの状態の変化 は、対応するアイコン・マネージャへ送られる。見張りは、見張りの重要度レベ ルを指定するパラメータを含む。モデル属性データ、における変化は、アイコン ・マネージャが属性データにおける変化の通知を受取る前にモデル内で設定され た重要度レベルと等しいかあるいはこれより太き（なければならない。仮想ネッ トワーク装置に対する見張りを置く他の方法は、アイコン・マネージャがモデル を周期的にポーリングするようにタイマーを設定することである。見張りは、見 張りから受取るデータが対応するモデルに対する選択された属性データ・セット を含む。１つのモデルにおけるデータは、アイコン・マネージャが最後に通知さ れてから広範囲に変化しているかも知れない。アイコン・マネージャが１つのモ デルをポーリングする時、これはこのモデルから属性データを読出して要求され るアクションを行う。

ユーザがアイコンをクリックして別の表示へ進む時、アイコン・マネージャは表 示のクラスと次の表示を決定する。アイコン・マネージャは次に、表示クラスお よび適当な仮想ネットワーク装置のモデルＴＤを表示管理プログラム（ｅｘｅｃ ｕｔｉｖｅ）へ送ることにより新しい表示を発行し、これによりその時の表示を 破壊させる。

ユーザ・インターフェース１０および仮想ネットワーク装置１２は、ＵＮＩＸソ ケットを介して通信する。これら２つの構成要素間のメツセージが、装置に依存 しないフォーマットでコード化される。アイコン・マネージャあるいは表示マネ ージャの如きユーザ・インターフェース・オブジェクトは、属性データを検索す るため仮想ネットワーク装置におけるモデル、モデル・タイプあるいはモデルの 関係と通信することができる。

ネットワーク管理システムにおいて使用される多機能アイコンは、情報をユーザ に与えるための高度に柔軟な手法を提供する。ＴＩ！Ｊ９に示されるように、多 機能アイコン４００は、装置ネームに対する領域４０２、モデル・タイプ情報に 対する領域４０４、パケット数および誤り率の如き性能パラメータを示す棒グラ フ４０６．４０８、装置のアイコンあるいは記号表示４１２の領域４１０．異な る色によるネットワーク装置の状況を表わす背景領域４１４、および装置の画像 表示るいは全てが、ネットワーク装置に関して別の情報を得るためにクリックす ることができる。

望ましい実施態様においては、ユーザがアイコン４００の領域４０２または４０ ４をクリックする時、ネットワーク装置に関して一般的な形態情報を示す表示が 行われる。ユーザが領域４１０をクリックする時、装置に関する状況情報を示す 表示が行われ、ユーザが棒グラフ４０６．４０８をクリックする時、性能情報を 示す表示が行われる。先に述べたように、ユーザが図４１６をクリックする時、 ネットワーク装置の画像的表示が行われる。表示される装置および要求される情 報に従うて、多機能アイコンが異なる情報および領域を含み得ること、およびア イコンの異なる領域をクリックすることにより異なる情報および表示が可能であ ることが理解されよう。

本文に示し説明した多機能アイコンは、図１０に示される警報ログ表示において 使用される。この警報ログ表示は、その時の警報のリスト表示のための領域４２ ０、選択された警報に関する情報の表示のための領域４２２、および警報に使用 可部なオプションを表示するボタン・パネル４３２を含む。ユーザは、更に多く の情報を得るためその時の警報リストにおける特定の警報をクリックすることが できる。障害を有するネットワーク装置を表わす多機能アイコン４２４が、警報 の原因および装置の状況に間する情報をユーザに与える１つ以上のテキスト・フ ィールド４２６．４２８を持つ領域４２２に表示される。アイコン４２４の指定 領域をクリックすることにより、ユーザは、アイコン４００に関して先に述べた 如き警報が記録される装置に関して更なる情報を得ることができる。ユーザはま た、警報ログ表示から場所あるいはトポロジ的表示へ移行することができる。

警報リストにおける他の警報をクリックすることにより、他の警報条件に関する 同様な情報が得られる。

ネットワーク管理システムおユーザ・インターフェースは、非常に柔軟性に富み 、ネットワークの新しい表示をネットワーク管理システムに付加することを可能 にする。新しい表示は、新しい表示マネージャとアイコン・マネージャを具現表 示およびアイコンは現在ある表示およびアイコンか、ら容易に得られる。現在あ る表示の新しい表示および修正は、制御コードに対する変更なしに表示を制御す るパラメータおよびデータに対する付加あるいは変更により容易に行われる。

本発明の望ましい実施態様と考えられることについて記述したが、当業者には、 請求の範囲に記載される如き本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく種々 の変更および修正が可能であることが明らかであろう。

浄書（内容に変更なし） 浄書（内容に変更なし） 浄書（内容に変更なし） 浄書（内容に■なし） 浄書（内容に変更なし） 浄書（内容に変更なし） ヌ ζ 浄書（内容に変更なし） 平成　５年　５月／１日

Claims (65)

【特許請求の範囲】
1. １．コンピユータ・ネットワークで使用されるシステムにおいて、各々が対応す るネットワーク・エンティティに関するネットワーク・データを含む複数のネッ トワーク・エンティティ表示モデルと、前記ネットワーク・データを処理してユ ーザ情報を提供する手段とを含み、更に前記ネットワーク・エンティティ間の関 係を表わすモデル関係を含む仮想ネットワークと、前記ネットワーク・エンティ ティから前記仮想ネットワークにおける対応するモデルへネットワーク・データ を伝送する手段と、前記仮想ネットワークからの前記ユーザ情報をユーザへ供給 する手段と、を設けてなるシステム。
2. ２．前記仮想ネットワークが、対応するネットワーク・エンティティから受取っ た新しいネットワーク・データにより前記モデルにおけるネットワーク・データ を更新する手段を含む請求項１記載のシステム。
3. ３．前記仮想ネットワークにおける選択されたモデルが、新しいネットワーク・ データを取得するため対応するネットワーク・エンティティをポーリングする手 段を含む請求項１記載のシステム。
4. ４．前記モデルの関係が、ネットワーク装置間のネツトワーク接続を示す請求項 １記載のシステム。
5. ５．前記モデルの関係が、前記ネットワーク・エンティティ間の階層的関係を表 わす請求項１記載のシステム。
6. ６．前記モデルがネットワーク装置を示す請求項１記載のシステム。
7. ７．前記モデルがネットワーク・エンティティの地理的位置を示す請求項１記載 のシステム。
8. ８．前記モデルがネットワーク・エンティティのトポロジ的分類を示す請求項１ 記載のシステム。
9. ９．前記モデルが、ネットワーク装置において実行されつつあるソフトウエア・ アプリケーションを示す請求項１記載のシステム。
10. １０．前記処理手段が、同じモデルにおいて指定されたネットワーク・データに おける変化によりトリガーされる請求項１記載のシステム。
11. １１．前記処理手段が、異なるモデルにおいて指定されたネットワーク・データ における変化によりトリガーされる請求項１記載のシステム。
12. １２．前記処理手段が、前記ネットワーク・データが予め定めた基準を満たす時 警報条件を生じる手段を含む請求項１記載のシステム。
13. １３．前記処理手段が、前記ネットワーク・データが予め定めた基準を満たす時 １つの事象を生じる手段を含む請求項１記載のシステム。
14. １４．前記処理手段が、それぞれ予め定めた機能を実行するための複数の推論ハ ンドラを含む請求項１記載のシステム。
15. １５．前記仮想ネットワークがプログラムされたディジタル・コンピュータを含 む請求項１記載のシステム。
16. １６．コンピュータ・ネットワークに開するユーザ情報を取得する方法において 、 各々が対応するネットワーク・エンティティに関するデータを含むモデルにより 前記ロンピュータ・ネットワークのネットワーク・エンティティを示し、モデル の関係により前記ネットワーク。エンティディ間の関係を示し、対応するネット ワーク・エンティティからの新しいデータにより前記モデルにおけるデータを更 新し、 前記モデルにおけるデータを処理してユーザ情報を提供し、ユーザ情報をユーザ へ供給するステップを含む方法。
17. １７．前記モデルにおけるデータを更新する前記ステップが、新しいデータを取 得するため予め定めた時間において対応するネットワーク・エンティティの選択 されたモデルによりポーリングすることを含む請求項１６記載の方法。
18. １８．前記モデルにおいてデータを更新する前記ステップが、前記ネットワーク ・エンティティにより自動的に送られる新しいデータを受取り、対応するモデル におけるデータを更新するステップを含む請求項１６記載の方法。
19. １９．前記ネットワーク・エンティティ間の関係を表わす前記ステップが、モデ ル間の接続関係によりネットワーク装置間の接続を定義することを含む請求項１ ６記載の方法。
20. ２０．前記ネットワーク・エンティティ間の関係を示す前記ステップが、モデル 間の階層的関係によりネットワーク・エンティティ間の階層的関係を示すことを 含む請求項１６記載の方法。
21. ２１．前記データ処理ステップが、同じモデルにおける指定されたデータにおけ る変化によりトリガーされる請求項１６記載の方法。
22. ２２．前記データ処理ステップが、異なるモデルにおける指定されたデータにお ける変化によりトリガーされる請求項１６記載の方法。
23. ２３．前記データ処理ステップが、指定されたデータが予め定めた限度を越える 時、警報条件を生じる手段を含む請求項１６記載の方法。
24. ２４．前記データ処理ステップが、指定されたデータが予め定めた基準を満たす 時事象条件を生じる手段を含む請求項１６記載の方法。
25. ２５．前記ネットワーク・エンティティを示すステップが、装置モデルによりネ ットワーク装置を示すことを含む請求項１６記載の方法。
26. ２６．前記ネットワーク・エンティティを示すステップが、地理的モデルにより ネットワーク装置の地理的位置を示すことを含む請求項１６記載の方法。
27. ２７．前記ネットワーク・エンティティを示すステップが、トポロジ的モデルに よりネットワーク装置のトポロジ的分類を示すことを含む請求項１６記載の方法 。
28. ２８．相互に関連する複数のネットワーク・エンティティを含むネットワークの 状態を監視する方法において、 コンピュータ・システムにおいて、各々が１つ以上のネットワーク・エンティテ ィと対応するモデルおよびモデル間の関係を含み、１つ以上のネットワーク・エ ンティティに関する状態情報を含むネットワークの表示を保持し、各モデルが更 に１つ以上の推論ハンドラを含み、 前記ネットワークの表示が、ネットワーク・エンティティの選択されたものと通 信して動作情報を取得し、 前記推論ハンドラが、前記動作情報に応答して前記モデルにおける状態情報を更 新し、 前記ネットワークの表示が前記状態情報をユーザに供給する方法。
29. ２９．前記推論ハンドラが、前記動作情報に応答して、かつ他のモデルから取得 した情報に応答して前記モデルにおける状態情報を更新する請求項２８記載の方 法。
30. ３０．ネットワーク管理システムを用いてネットワークの障害を切離す方法にお いて、 ネットワーク管理システムと第１のネットワーク装置との間の接触が失われる時 、該第１のネットワーク装置に対する障害状況を設定し、前記第１のネットワー ク装置に隣接する全てのネットワーク装置の障害状況を判定し、 前記第１のネットワーク装置に隣接する各ネットワーク装置の障害状況が設定さ れる時、前記第１のネットワーク装置の障害状況を抑制し、前記第１のネットワ ーク装置に隣接する少なくとも１つのネットワーク装置の障害状況が設定されな い時、該第１のネットワーク装置の障害状況を保持するステップを 含む方法。
31. ３１．前記ネットワーク管理システムが、ネットワーク・エンティティのモデル とネットワーク・エンティテイ間のモデル関係とを含み、各ネットワーク・エン ティティの障害状況が対応するモデルに含まれ、各ネットワーク・エンティティ の障害状況が、対応するネットワーク装置を規則的にポーリングすることにより 取得される請求項３０記載の方法。
32. ３２．前記第１のネットワーク装置に隣接する全てのネットワーク装置の障害状 況を判定する前記ステップが、前記第１のネットワーク装置に隣接する全てのネ ットワーク装置のモデルにおける障害状況を見張る第１のネットワーク装置のモ デルを含む請求項３１記載の方法。
33. ３３．前記モデルおよびモデルの関係が、ネットワーク装置間の階層的関係を示 し、所与のレベルの階層における全てのネットワーク装置の障害状況が抑制され る時、障害状況が該階層の次に高いレベルのモデルに設定される請求項３２記載 の方法。
34. ３４．障害のあるネツトワークを切離す方法において、第１のネットワーク要素 との通信が失われる時、第１のネットワーク要素に対する障害状況を設定し、 第１のネットワーク要素に隣接する全てのネットワーク要素の障害状況を判定し 、 前記第１のネットワーク要素に隣接する各ネットワーク要素の障害状況が設定さ れる時、該第１のネットワーク要素の障害状況を抑制し、前記第１のネットワー ク要素に隣接する少なくとも１つのネットワーク要素の障害状況が設定されない 時、該第１のネットワーク要素を障害のあるネットワークの根源として識別する ステップを 含む方法。
35. ３５．ネットワーク管理システムを用いてネットワークの障害を切離す方法にお いて、 ネットワーク管理システムと第１のネットワーク装置間の接触が失われる時、該 第１のネットワーク装置に対する障害状況を設定し、ネットワーク管理システム が前記第１のネットワーク装置に隣接する全てのネットワーク装置と接触できる かどうかを判定し、ネットワーク管理システムが前記第１るネットワーク装置に 隣接する全てのネットワーク装置と接触できない時、該第１のネットワーク装置 の障害状況を抑制し、 前記ネットワーク管理システムが前記第１のネットワーク装置と隣接する少なく とも１つのネットワーク装置と接触できる時、該第１のネットワーク装置の障害 状況を保持するステップを 含む方法。
36. ３６．コンピュータ・ネットワークに関する情報をユーザに対して表示する方法 において、 コンピュータ・ネットワークに関する情報をネットワーク管理システムに保持す るステップを含み、 ユーザの選択に応答して、前記ネットワーク管理システムが前記コンピュータ・ ネットワークに関する情報を示す第１の組の表示を提供し、該第１の組の表示が 階層的関係を有し、 ユーザの選択に応答して、前記ネットワーク管理システムが、前記コンピュータ ・ネットワークに関する情報を示す第２の組の表示を提供し、該第２の組の表示 が階層的関係を有し、 ユーザの選択に応答して、前記ネットワーク管理システムが、前記第１の組の表 示と前記第２の組の表示間で移行する方法。
37. ３７．前記第１の組の表示が、前記コンピュータ・ネットワークにおけるネット ワーク・エンティティ間の相互接続を示すトポロジ的表示を含む請求項３６記載 の方法。
38. ３８．前記第２の組の表示が、前記コンピュータ・ネットワークにおけるネット ワーク・エンティティの場所を示す場所表示を含む請求項３７記載の方法。
39. ３９．前記第１の組の表示および前記第２の組の表示が、ネットワーク・エンテ ィティを表わすアイコンを含む請求項３６記載の方法。
40. ４０．前記トポロジ的表示および前記場所の表示が、ネットワーク・エンティテ ィを表わすアイコンを含む請求項３８記載の方法。
41. ４１．前記ネットワーク管理システムが前記ネットワークに関する詳細情報の視 覚的表示を行い、ユーザの選択に応答して前記視覚的表示と、前記第１の組の表 示と、前記第２の組の表示との間で移行するステップを更に含む請求項３６記載 の方法。
42. ４２．前記ネットワーク管理システムが、前記コンピュータ・ネットワークの実 質的にその時の状態を反映するように情報を更新するステップを更に含む請求項 ３６記載の方法。
43. ４３．前記情報を保持するステップが、前記ネットワーク管理システムが前記ネ ットワーク・エンティティのモデルを有し、前記モデルが対応するネットワーク ・エンティティに関する情報を含み、該情報を前記第１の組る表示と前記第２の 組の表示へ提供することを含む請求項３９記載の方法。
44. ４４．各アイコンが前記ネットワーク管理システムにおける対応するモデルを有 する請求項４３記載の方法。
45. ４５．コンピュータ・ネットワークに関する情報を表示するシステムにおいて、 ディジタル・コンピュータと、該コンピュータに接続されたビデオ表示装置と、 コンピュータに接続された記憶手段と、前紀記憶手段におけるコンピュータ・ネ ットワークに関する情報を保持して更新する手段と、 前記ビデオ表示装置において、前記コンピュータ・ネットワークに関する情報を 示す、階層的関係を有する第１の組のユーザ選択可能な表示を生成する手段と、 前記ビデオ表示装置において、前記コンピュータ・ネットワークに関する情報を 示す、階層的関係を有する第２の組のユーザ選択可能な表示を生成する手段と、 ユーザの選択に応答して、前記第１の組の表示と前記第２の組の表示との間で移 行する手段と、 を設けてなるシステム。
46. ４６．前記第１の組の表示が、前記コンピュータ・ネットワークにおけるネット ワーク・エンティティ間の相互接続を示すトポロジ的表示を含む請求項４５記載 のシステム。
47. ４７．前記第２の組の表示が、前記コンピュータ・ネットワークにおけるネット ワーク・エンティティの場所を示す場所表示を含む請求項４６記載のシステム。
48. ４８．第１の組の表示を生成する前記手段と、第２の組の表示を生成する前記手 段とがそれぞれ、ネットワーク・エンティティを表わすアイコンを生成する手段 を含む請求項４５記載のシステム。
49. ４９．前記情報の保持および更新手段が、前記コンピュータ・ネットワークの実 質的にその時の状態を反映するように情報を更新する手段を含む請求項４５記載 のシステム。
50. ５０．コンピュータ・ネットワークに関する情報をユーザに対して表示する方法 において、 コンピュータ・ネットワークのネットワーク・エンティティに関する情報をネッ トワーク管理システムに保持するステップを含み、前記ネットワーク管理システ ムが、前記視覚的表示においてアイコンにより表わされるネットワーク・エンテ ィティに関する情報の視覚的表示を行い、アイコンの予め定めた領域のユーザ選 択に応答して、前記ネットワーク管理システムが、アイコンが表わすネットワー ク・エンティティの予め定めた特質に関する詳細な情報の視覚的表示を行い、該 アイコンの各ユーザ選択可能な領域が前記ネットワーク・エンティティに関する 詳細な情報の異なる視覚的表示的対するアクセスを提供する 方法。
51. ５１．前記アイコンが、対応するネットワーク・エンティティの第１のパラメー タを表わす第１の領域を含み、前記ネットワーク管理システムが、ユーザがアイ コンの該第１の領域を選択する時対応するネットワーク・エンティティの第１の パラメータに関する詳細な情報を提供する請求項５０記載の方法。
52. ５２．前記アイコンが、対応するネットワーク・エンティティの第２のパラメー タを表わす第２の領域を含み、前記ネットワーク管理システムが、ユーザがアイ コンの該第２の領域を選択する時対応するネットワーク・エンティティの第２の パラメータに関する詳細な情報を提供する請求項５１記載の方法。
53. ５３．前記アイコンが、ネットワーク・エンティティに関する形式情報を含む第 ３の領域を含み、前記ネットワーク管理システムが、ユーザがアイコンの該第３ の領域を選択する時対応するネットワーク・エンティティに関する詳細な形態情 報を提供する請求項５２記載の方法。
54. ５４．前記アイコンが第４の領域を含み、前記ネットワーク管理システムが、ユ ーザがアイコンの該第４の領域を選択する時対応するネットワーク・エンティテ ィの画像表示を提供する請求項５３記載の方法。
55. ５５．前記第１のパラメータが対応するネットワーク・エンティティの状態を含 み、前記第２のパラメータが対応するネットワーク・エンティティの性能を含む 請求項５２記載の方法。
56. ５６．コンピュータ・ネットワークに関する情報をユーザに対して表示する方法 において、 ネットワーク管理システムによりコンピュータ・ネットワークのネットワーク・ エンティティを監視して、前記ネットワーク・エンティティに予め定めた事象が 生じる時警報を生成するステップを含み、前記ネットワーク管理システムが前記 警報の視覚的表示を行い、前記警報の１つのユーザの選択に応答して、前記ネツ トワーク管理システムが、警報を有するネットワーク・エンティティを表わすア イコンを表示し、該アイコンは複数のユーザ選択可能領域を有し、前記アイコン の予め定めた領域のユーザ選択に応答して、前記ネットワーク管理システムが、 アイコンが表わすネットワーク・エンティティの予め定めた特質に関する詳細な 情報の視覚的表示を行う方法。
57. ５７．前記ネットワーク管理システムが、前記警報の視覚的表示の一部として前 記アイコンを表示する請求項５６記載の方法。
58. ５８．前記ネットワーク管理システムが、ユーザが選択した警報に関するテキス ト情報を表示するステップを更に含む請求項５７記載の方法。
59. ５９．前記アイコンが、対応するネットワーク・エンティティの第１のパラメー タを表わす第１の領域を含み、前記ネットワーク管理システムが、ユーザがアイ コンの第１の領域を選択する時対応するネットワーク・エンティティの第１のパ ラメータに関する詳細な情報を提供する請求項５６記載の方法。
60. ６０．前記アイコンが、対応するネットワーク・エンティティの第２のパラメー タを表わす第２の領域を含み、前記ネットワーク管理システムが、ユーザがアイ コンの第２の領域を選択する時対応するネットワーク・エンティティの第２のパ ラメータに関する詳細な情報を提供する請求項５９記載の方法。
61. ６１．前記アイコンが、ネットワーク・エンティティに関する形式情報を含む第 ３の領域を含み、前記ネットワーク管理システムが、ユーザがアイコンの第３の 領域を選択する時対応するネットワーク・エンティティに関する詳細な形態情報 を提供する請求項５９記載の方法。
62. ６２．前記アイコンが第４の領域を含み、前記ネットワーク管理システムが、ユ ーザがアイコンの第４の領域を選択する時対応するネットワーク・エンティティ の画像表示を提供する請求項６０記載の方法。
63. ６３．前記第１のパラメータが対応するネットワーク・エンティティの状態を含 み、前記第２のパラメータが対応するネットワーク・エンライティの性能を含む 請求項６０記載の方法。
64. ６４．コンピュータ・ネットワークに関する情報を表示するシステムにおいて、 ディジタル・コンピュータと、該コンピュータに接続されたビデオ表示装置と、 該コンピュータに接続された記憶手段と、前記記憶手段におけるコンピュータ・ ネットワークのネットワーク・エンティティに関する情報を保持して更新する手 段と、前記ビデオ表示装置において、前記ネットワーク・エンティティに関する 情報を示し、各々が複数のユーザ選択可能な領域を有するアイコンによる前記ビ デオ表示装置における前記ネットワーク・エンティティを表示する手段を含む手 段と、 前記ビデオ表示装置において、前記アイコンの各ユーザ選択可能な領域が前記ネ ットワーク・エンティティに関する詳細な情報の異なる表示に対してアクセスを 提供する、前記アイコンの予め定めた領域のユーザ選択に応答してアイコンが表 わすネットワーク・エンティティの予め定めた特質に関する詳細な情報の表示を 行う手段と、 を設けてなるシステム。
65. ６５．コンピュータ・ネットワークに関する情報を表示するシステムにおいて、 ディジタル・コンピュータと、該コンピュータに接続されたビデオ表示装置と、 コンピュータに接続された記憶手段と、コンピュータ・ネットワークのネットワ ーク・エンティティを監視して、該ネットワーク・エンティティにおいて予め定 めた事象が生じる時警報を生成する手段と、 前記ビデオ表示装置において前記警報の表示を行う手段と、前記ビデオ表示装置 において、前記警報の１つのユーザ選択に応答して警報を有するネットワーク・ エンティティを表わす、複数のユーザ選択可能な領域を有するアイコンを表示す る手段と、 前記ビデオ表示装置において、アイコンの予め定めた領域のユーザ選択に応答し てアイコンが表わすネットワーク・エンティティの予め定めた特質に関する詳細 な情報の表示を行う手段と、 を設けてなるシステム。