JP2001500692A - デジタルスタジオの指令及び制御アーキテクチャー - Google Patents

デジタルスタジオの指令及び制御アーキテクチャー

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Abstract

(57)【要約】 圧縮されたデジタルテレビジョン放送スタジオ(100)のための指令及び制御アーキテクチャー。このアーキテクチャーはセッション管理、スタジオ動作のリアルタイム制御、ハイレベルな制御を与えないオブジェクトと通信を確立するプロキシオブジェクトの使用、スタジオフィルタデバイス(154)の制御及びストリーム管理のための設備を含む。この発明にはデジタルスタジオに特に適したオブジェクトアーキテクチャーが含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】 デジタルスタジオの指令及び制御アーキテクチャー 契約No.70NANB5H1174に基づく政府支援を得てこの発明がなされ た。政府はこの発明に関する権利を有する。 関連出願のクロス・リファレンス 35U.S.C.111(a)に基づき出願されたこの正規な(non−pr ovisional)U.S.国内出願は、35U.S.C.111(b)に基 づき1996年9月13日に出願された仮の(provisional)U.S .出願No.60/026,056の出願期日の恵益を、35U.S.C.11 9(e)に基づき権利主張する。 技術分野 本発明は指令及び制御アーキテクチャーに関し、より詳細には、デジタルテレ ビジョン放送スタジオ内のデジタルビットストリーム管理のための指令及び制御 アーキテクチャー並びに付随した方法に関する。 背景技術 デジタル情報の拡散が“デジタルスタジオ(digital studio) ”の概念を用いた新たなHDTV(High Definition Tele vision:高画質テレビジョン)産業を創出した。 簡略に述べれば、デジタルスタジオとは、多数の構成要素を含む環境又はシステ ムであって、そこでは多数のクライアントが様々なデジタル情報のソースに対し (リアルタイムに又はディレイモードで)選択的にアクセスして操作できる。例 えば、カスタマが“ライブ(live)”放送の辺りの映画を予約して、この映 画をプロバイダによりカスタマのテレビへ特定の時間に送らせ、“ライブ(li ve)”放送を送るときには 映画を休止させておいて、中断箇所から映画を再開させるようにすることができ る。またデジタル情報を圧縮したビットストリームに変換することがしばしば行 われていて、待ち時間やデータレート条件等の問題を生じている。このため、様 々なデジタルスタジオ構成要素を統合する必要があり、そのための指令及び制御 アーキテクチャーはユニークなチャレンジを提供する。 現在、デジタル格納メディア指令及び制御(DSM−CC:Digital Storage Media Command and Control)アー キテクチャー(ISO/IEC 13818−6、参照により本書の一部となす )があり、これはISO/IEC 11172 動画像技術者グループ(MPE G−1:Motion Pictures experts Group)及び ISO/IEC 13818(MPEG−2)ビットストリームの機能及び操作 を管理するプロトコル集の仕様になっている。より詳細に述べれば、DSM−C Cプロトコル集はサーバからクライアント、例えば、セット・トップボックスに MPEGビデオストリームを送るシステムアーキテクチャーへ指令及び制御を与 えるため、特別に設計されている。しかしながら、デジタルテレビジョン放送ス タジオの数々の構成要素が分配制御下に置かれることを想定すれば、現在のDS M−CCプロトコル集はデジタルスタジオに将来求められる自在性及び特徴に欠 けている。 発明の開示 圧縮されたデジタルテレビジョン放送スタジオのための指令及び制御アーキテ クチャー。このアーキテクチャーはセッション管理、スタジオ動作のリアルタイ ム制御、ハイレベルな制御を与えないオブジェクトと通信を確立するプロキシオ ブジェクトの使用、スタジオフィルタデバイスの制御及びストリーム管理のため の設備を含む。この発明にはデジタルスタジオに特に適したオブジェクトアーキ テクチャーが含まれる。 図面の簡単な説明 本発明の教示内容は次の詳細な説明を添付図面に絡めて考慮することにより容 易に理解でき、添付図面中: 図1はデジタルスタジオのブロック図を示し; 図2はデジタルスタジオの一態様の詳細ブロック図を示し; 図3はデジタルスタジオ内のデバイス又は構成要素に対するスタジオクラス階 層(スタジオオブジェクト界)の実施形態をグラフィックに示す図であり; 図4はスタジオオブジェクトディレクトリ構造を示し; 図5はプロキシ制御デバイスを含むスタジオのDS−CCダイアローグをグラ フィックに示す図であり; 図6は図5に示すDS−CCダイアローグのタイミング図であり; 図7は2つのプロキシ制御デバイスを含むスタジオのDS−CCダイアローグ をグラフィックに示す図であり; 図8は図7に示すDS−CCダイアローグのタイミング図であり; 図9はビデオストリームがトランスコーダフィルタを通るDS−CCダイアロ ーグをグラフィックに示す図であり; 図10は図9に示すDS−CCダイアローグのタイミング図であり; 図11はスイッチャに接続された2つのサーバを含むスタジオのDS−CCダ イアローグをグラフィックに示す図であり; 図12は図11に示すDS−CCダイアローグのタイミング図であり; 図13はビデオをサーバからクライアントへ格納するDS−CCダイアローグ をグラフィックに示す図であり; 図14は図13に示すDS−CCダイアローグのタイミング図であり; 図15はDS−CCダイアローグをグラフィックに示す図で、多数受信者及び 共用クライアントへのビデオの分配を示し; 図16は図15に示すDS−CCダイアローグのタイミング図であ り;そして 図17は図15に示すDS−CCダイアローグのタイミング図の他の実施形態 である。 発明を実施するための最良の形態 本発明は、それに限定はしないが、図1に示すようなデジタルスタジオのセッ ション管理、リアルタイム制御、プロキシデバイス制御及びストリーム管理を含 む事項をアドレスする指令及び制御アーキテクチャーを提供する。 図1はスタジオデータルータ120、複数のサーバ110、複数の放送/分配 デバイスもしくはネットワーク140、複数の入出力デバイス及び複数のクライ アント130からなるデジタルスタジオ100のブロック図を示す。デジタルス タジオ100は様々なスタジオ資源にたいする選択的なアクセス及び/又は制御 をクライアント130に許容し、その際クライアントにはセットトップボックス 、コンピュータ又は格納デバイスを含めてよいが、これに限定しない。実際、デ ジタルスタジオは分配制御下におかれると想定しており、他のスタジオ構成要素 、例えば、デジタルスタジオの各種サーバもクライアントとしての立場にたち得 る。 デジタルスタジオシステム構成要素は、スタジオデータルータ120と呼ばれ るセントラルスイッチを介して物理的に相互に接続される。スタジオデータルー タ120はデジタルスタジオを通るビデオストリームを処理し、指令及び制御サ ービス等のサービス供与も行う。 スタジオ構成要素には放送/分配デバイスもしくはネットワーク140を含め てよく、これにはサテライト分配ネットワーク、放送ネットワークもしくはロー カルな“ライブ・フィード”ネットワーク及び多量の格納されたデジタル情報を 含む各種サーバ110を含めてよいが、それに限定しない。またスタジオ構成要 素にはモニタ152及び各種フィルタ154、例えば、トランスコーダ、コンバ ータ、コーデック、インターフェースデバイス及びスイッチャ等を含めてよい。 そうした様々なス タジオ構成要素の各々は所要ハードウエア(例えば、1つ以上のプロセッサ、コ ンピュータ又はワークステーション)を取り入れて、ソフトウェアルーチンもし くはオブジェクトを格納もしくは実行してよい。実際、諸種のスタジオ構成要素 は、その間で、他の直接的な信号接続要素(図示せず)を取り入れ、相互に直接 通信を行える。 上記デジタルスタジオ及びこの指令及び制御アーキテクチャーで使用できる1 つのローレベルトランスポートプロトコルが非同期伝送モード(ATM:Asy nchronous Transfer Mode)で、これは単一ポイントへ 多数のデータストリームを与えるのに適している。ただし、当業者には、他の適 宜なローレベルトランスポートプロトコルを利用できることが分かる。そこで、 この明細書には、図1の環境又は他の、例えば図2に示すような、同等なデジタ ルスタジオの態様のための指令及び制御アーキテクチャーが開示されている。 このデジタルスタジオの指令及び制御アーキテクチャーは、HDTV圧縮ビッ トストリーム技術を用いる放送スタジオが、分配制御下にあるインテリゼント協 同システム資源/構成要素を含むであろうとの認識に基づいている。このように 、今日のスタジオ環境は、データがスタジオ構成要素間をフレーム同期的に移動 する“プレイ・リストマネジャ(play−list managers)”に 基礎をおいた制御の階層をモデルとしているが、それに代わる本アーキテクチャ ーでは、スタジオビデオサーバ、ライブフィード、モニタ、トランスコーダ及び スイッチャがワークステーションユーザインターフェースを介してアクセスされ るソフトウェアオブジェクトの分配制御下にある。このオブジェクト界には、現 在のプレイ・リストマネジャに調和した機能を提供する“プレイリスト(Pla yList)”クラスが含まれよう。この環境に好適なプログラミング例が、共 通オブジェクト要求ブローカアーキテクチャー(CORBA:Common O bject Request Broker Architecture)モデ ル等、分配オブジェクトを指向した計算の概念である。CORBAの詳細な説明 については「分か るCORBA(Understanding CORBA)」 (オットー外著、 プレンティスホールピーティーアール、1996刊)を参照されたい。 “デジタルスタジオ指令及び制御(Digital Studio Comm and and Control)”(以下DS−CC)と称するこの指令及び 制御アーキテクチャーは、DS−CCがスタジオ環境を規定する点においてDS M−CCの改良である。特に、時間制御、記録その他スタジオに関係した条件及 び機能を規定すべくデータストリームが拡張されている。第2に、“プロキシ( proxies)”の概念を開示して、すべてのスタジオ構成要素をスタジオ指 令及び制御プロセスに関与させることできるようにしている。最後に、資源の管 理を拡張し、スタジオの規範内でストリーム管理に供されている構成要素(例え ば、トランスコーダ及びスイッチャ)を含めている。このように、この指令及び 制御アーキテクチャーはDSM−CCプロトコールとの関係において説明される が、当業者にはそれに限定されないことが分かるであろう。 図3は、例えば、図2に示すようなデジタルスタジオ内のデバイス又は構成要 素に対するスタジオクラス階層500(スタジオオブジェクト界)の実施形態を グラフィックに示す。クラスというのは、特定タイプのオブジェクトに対する手 法及び変数を定義するテンプレートである。 当業者には“オブジェクト(object)”及び“クラス(class)”と いう用語がオブジェクト指向計算の範疇で使われていることが分かるであろう。 オブジェクトクラス階層のルーツ、即ち、(DSM−CCの用語でいう)“ネ ーミングコンテキスト(Naming Context)”はベースクラス50 5である。このベースクラスには、オブジェクトクラスである“デバイス(De vices)”510、“サーバ(Servers)”520、“スタジオ(s tudios)”530と、様々なソフトウェア資源540、例えば、プレイリ ストマネジャ(“プレイリストMgr(PlayListMgrs)”)がある 。デバイスクラス は、ソース、フィルタ及びシンクという構成要素の3つの広義なカテゴリを含む 。より詳細には、デバイスクラス610が、“ライブフィード(LiveFee ds)”512(ソース)、“フィルタ(Filters)”514及び“トラ ンスミッタ(Transmitters)”(シンク)516のクラスを含み、 フィルタクラス514は“スイッチャ(Switchers)”518及び“ト ランスコーダ(Transcoders)”519のクラスを含む。同様に、サ ーバクラス520は“PTAサーバ(PTAServers)”(プレイ・ツー ・エア(Play−to−Air))522、“ネットワークサーバ(Netw ork Server)”及び“ProdProgサーバ(ProdProgS erver)”(制作プログラムサーバ(Production Program Server))524を含む。最終的に、各クラスには、特定なスタジオデバ イスの個別な事例を定める数値的な定義、例えば、“ライブフィード−1(li veFeeds−1)”、“スイッチャ−1(Switchers−1)”、“ トランスコーダ−1(Transcoder−1)”、その他を含めてよい。 さらに、各クラスには、(新たなオブジェクトを創る“オブジェクトコンスト ラクタ(object constructor)”としても知られる)“ファ クトリ(factory)”を設け、これを用いて対象となるクラスを生成し管 理する。例えば、デバイスクラス510には、“デバイスファクトリ(Devi ceFactory)”が在りデバイスオブジェクトを創出する設計になってい ると見立てる。こうしたクラスから派生するオブジェクトの場所には、図4に示 すようなスタジオ規模のディレクトリ構造600を介してアクセスできる。 図4はゲートウェイサービスインターフェース605をルーツディレクトリと するスタジオオブジェクトディレクトリ構造600を示す。ゲートウェイサービ スインターフェースはサービスのディレクトリを提供し、クライアントがサービ ス領域へアタッチできるようにする。一実施形態としては、DSM−CCサービ スゲートウェイがゲートウェイサー ビスインターフェースとなる。 ゲートウェイサービスインターフェース605には、“デバイス(Devic es)”610、“サーバ(Servers)”620、“スタジオ(stud ios)”630及び“ソフトウェア資源(software Resourc es)”640(SW資源(SWResources)のクラスディレクトリが ある。このオブジェクト階層での安全性は、DSM−CC内の安全規定を用いて 提供される。各クラスの一般的な特徴を以下に述べる。 “デバイス(Devices)”ディレクトリ610は他のオブジェクトによ り操作可能な(即ちアドレスできる)スタジオ内のすべての構成要素に対応する 。デバイスの幾つかの例としては、一般クラスの“ライブフィード(LiveF eeds)”612、“フィルタ(Filters)”614、“トランスミッ タ(Transmitters)”616及び“モニタ(Monitors)” (図示せず)がある。そして、“ライブフィード(Livefeed)”ディレ クトリ612はサーバの自由を与えない場所から出ているビデオソースに対応す るクラスのオブジェクトを含む。ライブフィードの例は、カメラ、並びに別の場 所からのサテライトフィードである。概して、このクラスのオブジェクトは専ら 制限された制御機能性を持つであろう。 フィルタディレクトリ614は、ビデオストリームが流れるがエンドポイント とは考えないクラスのオブジェクトを含む。このフィルタの例には、トランスコ ーダ及びスイッチャが含まれ、それらのオブジェクトがそれぞれ“スイッチャ( Switchers)”ディレクトリ618及び“トランスコーダ(Trans coders)”ディレクトリ619に含まれる。 “トランスコーダ(Transcoders)”ディレクトリ619は、ビデ オストリームの特性、例えば、画像フレームレート又は画像アスペクト比を扱う クラスのオブジェクトを含む。“スイッチャ(Switchers)”ディレク トリ618は幾つかのビデオストリームをソ ースとして取り上げ、そしてストリーム間のスイッチング(もしくはスプライシ ング)により、いずれの入力とも異なる出力ストリームを生成することができる 。 “トランスミッタ(Transmitters)”ディレクトリ616はビデ オシンクに対応するクラスのオブジェクトを含む。トランスミッタの例には、放 送トランスミッタ及びサテライトトランスミッタが含まれるが、これに限らない 。 “モニタ(Monitors)”ディレクトリ(図示せず)はスタジオモニタ に対応するクラスのオブジェクトを含む。これらは極めて一般的な資源であり、 多くのソフトウェア資源に用いられることになる。 “サーバ(Servers)”ディレクトリ620はスタジオ内でのスタジオ サーバの名称を含む。一例として、サーバディレクトリ620は、プレイツーエ アサーバ(“PTAサーバ(PTAServer)”)622、ネットワークプ ログラムサーバ(“NPSサーバ(NPServer)”)及び制作プログラム サーバ(“PPSサーバ(NPServer)”)624の3つのサーバを含む 。これらのサーバはビデオオブジェクトを格納し、他のオブジェクトの要求に応 じて、要求場所へのビデオストリームの送出及び/又は格納を行う。 “スタジオ(studios)”ディレクトリ630はスタジオオブジェクト の名称を含む。各スタジオディレクトリには、そのローカルスタジオ自体に対応 する名称“ローカル(Local)”が含まれる。 “SW資源(SWResources)”ディレクトリ640は、スタジオ管 理のためにスタジオ環境内で使用されるオブジェクトクラスの名称を含む。そう したタイプのクラスの1つが“プレイリストMgr(PlayListMgrs )”クラスである。“プレイリストマネジャ(Play List Manag ers)”ディレクトリ642は特定タイプのプレイリスト、例えば、“プレイ リストMgr−1(PlayListMgr−1)”に対応するオブジェクトを 提供する。プレイリストMgrオブジェクトとは、単一ストリームを提供すべく ビデオストリ ーム間での切り換え及び開始によりプレイリストを管理するオブジェクトである 。 つまり、図4はデジタルスタジオの異なる構成要素の機能が分配されているす べての異なるデジタルスタジオ構成要素のネーミングスペースと考えることがで きる。このように、ネーミングスペースを通ることは1つの構成要素から多の構 成要素へ物理的に移動することに等しい。 上述の指令及び制御アーキテクチャーはリアルタイムなストリーム制御に備え る。DS−CCストリーム指令は、要求を受けたオブジェクトが指令を開始すべ き絶対時間を定める。例えば、DS−CC“プレイ(Play)”指令は“(何 時)にプレイ(PlayAt(時間))”で、時間は何等かのスタジオ正時(s tudio accurate notion of time)に基づく。別 のDC−CCストリーム指令(例えば、停止、休止、その他)も、同様に事象の 絶対時間を規定すべく拡張できる。 本DS−CCアーキテクチャーの詳細な説明を以下に図5−17を参照して行 う。これらの図は、あるスタジオ内の異なる操作シナリオに対するDS−CCア ーキテクチャーの適用を示す。各シナリオに関連するタイムシーケンス図も付し 、操作の明瞭化を図る。図5、7、9、11、13、及び15中、諸種ブロック の外側の表示が物理的なスタジオ構成要素を示し、それらのブロックの内側の表 示は概ねソフトウェアオブジェクトを表している点に留意されたい。 同様に、図6、8、10、12、14、16及び17中、タイムシーケンス図 頂部の括弧()内の表示が物理的なスタジオ構成要素を示し、それらの括弧() の上側の表示は概ねソフトウェアオブジェクトを表している点に留意されたい。 また、影領域はユーザからネットワークへのダイアローグ及びATM接続制御に 対応し、これはITU−T勧告Q.2391,アクセス信号用B−ISDNアプ リケーションプロトコル(キーワードQ.2931で表示)の規定による。エン ドポイントのある構成要素及び短い両矢印の付いたものがこのダイアローグに関 与する。ユ ーザツーユーザ(UU:User to user)ダイアローグは片側矢印で 示す。このダイアローグは別のユーザプロトコルエンティティのサービスを要求 するユーザプロトコルエンティティを表す。多分に、C++形言語が使用される 。パスが多数の構成要素を通る場合には、最終の構成要素を指摘するだけでUU ダイアローグのラインを示す。 スタジオ内のすべての構成要素が分配オブジェクト向けインターフェース、例 えば、CORBAインタフェースの提供及び他スタジオのCORBA的オブジェ クトとの通信ダイアローグへの参加を完全に行えるとは考えない。このハイレベ ルな制御を供与しない構成要素がある場合、本指令及び制御アーキテクチャーは “プロキシサーバ(proxy server)”オブジェクトを用いる。プロ キシサーバオブジェクト(又はプロキシオブジェクト)は、それが代表している 構成要素の代わりにスタジオ構成要素と通信するものである。その際、このオブ ジェクトは、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF:In ternet Engineering Task Force)の簡易ネット ワーク管理プロトコル(SNMP:Simple Network Manag ement Protocol)又は所有通信プロトコル等のローレベル通信プ ロトコルを用いる構成要素と直接に通信する。プロキシオブジェクトはデジタル スタジオ内でのオープンアーキテクチャーを可能にする点で顕著である。 図5は、プロキシデバイス(トランスミッタ)730を制御するDS−CCダ イアローグの一例をブロック図で示す。トランスミッタ730のプロキシオブジ ェクト712がPTAS(サーバ)710に示されている。このプロキシオブジ ェクト712は、PTAS(サーバ)710に存在するように示されているが、 それに限られない。図5は、むしろ、代表される物理的デバイスとは異なる他の スタジオ構成要素にそれが存在できるというソフトウェアの自在さを示している 。 プレイ・ツー・エア制御ワークステーション(PTACWS:Play−to −Air Control Workstation)(サー バ)ソフトウェアクライアントオブジェクト742はプロキシオブジェクト71 2へアクセスし、次いでこれがトランスミッタ730とローレベルな通信路75 0、例えば、RS232ポートを介し、直接に通信を行う。実際のATM接続は ビデオソース、PTASサーバ710と相手側、トランスミッタ730との間に 、DSM−CCで開示されるシステム資源マネジャ(SRM:system r esource manager)を備えたルータ720を介して構築される。 SRMは、通常、ネットワークサービスに責任を持ち、例えば、スタジオ構成要 素間でバンド幅及び通信チャネルを設定し、あるいはネットワーク資源の管理( 例えば、ネットワーク資源のスケジューリング)を行う。 図5に示されたシナリオのDS−CCタイムシーケンス図が図6にある。図6 はプロキシ構成要素のセッション管理のためのメソッド800と見ることができ る。図6にはスタジオ構成要素(PTACWS、PTAS、トランスミッタ及び ルータ/ネットワーク)間の相互作用が上から下へ進むタイムシーケンス図とし て示される。SRMはしばしば“ネットワーク(network)”として参照 されており、このようにネットワークがルータ内に存在する点に留意されたい。 より詳細には、ステップ805で、クライアントがネットワークにセッション の開始を要求する。セッションは、2つのユーザ若しくはネットワークアプリケ ーション間の論理的関係、例えば、“オンライン(online)”になるスタ ジオ構成要素を定める。 ステップ810で、クライアントがサービスゲートウェイにアタッチする。こ れはクライアントがスタジオ構成要素を使用するとの意図を表明していることを 示す。サービスゲートウェイはDSM−CCで定義され、アクセスポイントと見 ることができる。 ステップ815で、図4のディレクトリ構造において説明したネーミングコン テキストを用いてトランスミッタの位置を出す。トランスミッタは“デバイスデ ィレクトリ/トランスミッタディレクトリ(Devices Director y/Transmitters Direc tory)”を介して見つける。図4は分配されたネーミングコンテキストなの で、“オープン(Open)”仕様が出たときは、所望オブジェクトの位置出し 前にメソッド800で異なるポイントを通ってもよい。このように、プロキシト ランスミッタ712がPTASに在ることから、ステップ815の矢印は最終的 にPTASのサーバを指す。 またステップ815は(“ファインド(Find)”を用いて)適宜なファク トリを見いだす操作からなる。このように、“オープン(Open)”という用 語をステップ815で使用してはいるが、当業者にはそれが実際は“ファインド (Find)”仕様であることが分かるであろう。 ステップ820では、メソッド800のクライアントがトランスミッタを開き 、そのトランスミッタを代表するオブジェクト(プロキシオブジェクト)を受け 取る。トランスミッタ自体へアクセスするときには、“オープン(Open)” 仕様がファクトリ要求となる、即ち、(“オープン(Open)”を用いて)デ バイスの事例を創出する点に留意されたい。スタジオデバイス、つまりトランス ミッタ、を開くとき、メソッド800は接続ポートを受け戻し、例えば、将来の 接続用にVCI/VPIを返す。つまり、メソッド800のクライアントがスタ ジオデバイスを開いたとき、効果的にこのスタジオデバイスへのコントロールを 得る。このため、破線部により、プロキシオブジェクトと実デバイスとの間のロ ーレベルダイアローグが示されている。 ステップ825では、図4のディレクトリ構造で説明したようにネーミングコ ンテキストを再度用いてサーバ/PTAサーバの位置を出す。 これは、前記ステップ815同様に、(“ファインド(Find)”を用いて) 適宜なファクトリサーバを見いだす操作からなる。ただし、特に示されてはいな いが、ステップ825も、さらにPTAS自体へアクセスするステップを備えて いる。従って、“オープン(Open)”仕様が再びファクトリ要求となる、即 ち、(“オープン(Open)”を用いてサーバの事例を創出する。このように 、“オープン(Open)” という用語をステップ825で使用してはいるが、当業者にはそれが実際は“オ ープン(Open)”及び“ファインド(Find)”仕様であることが分かる であろう。またスタジオデバイス、つまりPTAS、を開くとき、メソッド80 0も接続ポートを受け戻し、例えば、将来の接続用にVCI/VPIを返す。 ステップ830で、メソッド800は“プロキシオープン(ProxyOpe n)”仕様を用いて“ビデオクリップワン(VideoClipOne)”と呼 ばれるビデオクリップを仕向先、これがトランスミッタとなる、へ送り出す。つ まり、メソッド800は、PTAS710からトランスミッタ730へ、図5に 760として示されたパス(ビデオストリーム)を開いている。連続的なフィー ドセッションを想定している。 ステップ835では、PTASのサーバとプロキシトランスミッタとの間でS RMを介したローレベルダイアローグが確立され、例えば、PTASがプロキシ トランスミッタへ資源を要求しプロキシトランスミッタがトランスミッタと通信 を行う。破線はプロキシオブジェクトと実デバイスとの間のローレベルダイアロ ーグを示す。“別資源(AddResource)”接続要求はSRMの動作で ある点に留意されたい。 ステップ840では、直接的な接続、例えば、SRM(720)により管理さ れたトランスミッタへのPTASからのQ.2931もしくはATM接続が確立 する。要するに、PTASとトランスミッタとの間で直接接続が確立しハイレベ ルなダイアローグが成立する。さらに重要なこととして、メソッド800は、こ こで、選択的に制御可能な“ストリーム(stream)”(“strm”)を 得ている。“ストリーム(stream)”はPTASに在るソフトウェアオブ ジェクトである点に留意されたい。つまり、“ストリーム(stream)”は 、下位にあるビデオクリップの状態に対応したソフトウェアオブジェクトになっ ている。このソフトウェアオブジェクトはステップ845及び850で説明する 有用な仕方でアクセスできる。 オプションステップ845で、メソッド800はオブジェクトストリームに対 する選択的なアクセス及び取り扱いが可能で、例えば、ストリームを所定時間( 6:00PM、その他)に始めることができる。 オプションステップ850で、メソッド800はオブジェクトストリームに対 する選択的なアクセス及び取り扱いが可能で、例えば、ストリームを所定時間に 停止できる。実際、様々なVCR的機能、例えば、巻き戻し、休止又は早送りが 考慮されている。 ステップ855では、クライアントがサービスゲートウェイからデタッチする 。これは、クライアントがスタジオ構成要素へのアクセスを終了する意志を表明 していることを示す。 最後に、ステップ860で、クライアントがネットワークにセッションの破棄 を要求してもよい。このため、図6に示すメソッド800では、プロキシトラン スミッタオブジェクトへの要求があると、接続情報を返しており、ビデオソース と仕向先(トランスミッタ)との間で直接に接続確立を進められる。この一般的 な手法は、次に説明する更に複雑なケースで有利となる。 図7は、デジタルスタジオの2つのプロキシオブジェクトを制御するDS−C Cダイアローグの一例をブロック図で示し、この実施形態ではソースも着先も直 接には制御されない。つまり、PTACWS920(サーバ)上のソフトウェア クライアントオブジェクト922(例えば、プレイリスト−1オブジェクト)が 、プロキシオブジェクトライブフィード912及びプロキシオブジェクトトラン スミッタ914へ単にアクセスして、ビデオストリームをソース(ライブ・フィ ード)930からルータ940を介し着先(トランスミッタ)950へ転送させ る。そのとき、図5の例同様に、プロキシオブジェクト(プロキシズ)が、ロー レベル通信路970を介し、ライブフィード構成要素930及びトランスミッタ 950と直接に通信する。この例では、ソース及び着先が共にプロキシを有し、 それらのプロキシがいずれもスタジオ構成要素PTAS上にある。 図7に示されたシナリオのDS−CCタイムシーケンス図が図8にある。図8 は2つのプロキシ構成要素のセッション管理のためのメソッド1000と見るこ とができる。図8にはスタジオ構成要素(PTACWS、PTAS、ライブフィ ード、トランスミッタ及びルータ/ネットワーク)間の相互作用が上から下へ進 むタイムシーケンス図として示される。 より詳細には、ステップ1005で、クライアントがネットワークにセッショ ンの開始を要求する。ステップ1010で、クライアントがサービスゲートウェ イにアタッチする。これはクライアントがスタジオ構成要素を使用するとの意図 を表明していることを示す。 ステップ1015で、メソッド1000はトランスミッタ950をオープンし 、このトランスミッタの制御を得る。ステップ1015はトランスミッタのオー プニングを単一ステップで示しているが、これは前に図6で説明した同様なステ ップ815及び820のショートカット表示に過ぎない。 ステップ1020で、メソッド1000はライブフィード930をオープンし 、このライブフィードの制御を得る。実際、図示してはいないが、ステップ10 15もライブフィードをオープンするステップを含み、この点も既述のごとく8 15及び820に類似する。初めのオープンはトランスミッタ資源をリザーブす るだけだが、第2のオープンはソースと着先との間の接続を成立させる。また、 この第2のオープン仕様はここで広く利用される。接続は一般にクリエートスト リーム(図6のステップ825及び830と類似)の操作により成立する。つま り、クリエートストリーム操作は既述のごとくソースと着先と間にパスを開設す ることに関係したステップからなることが当業者には分かるであろう。プロキシ フィードはSRMに連続フィードセッションを行わせて接続要求を開始する。 ステップ1022及び1024では、SRMによりライブフィードとトランス ミッタとの間にコネクションがオープンされ、これには例えば スイッチから出た一対のITU−TQ.2931コールセットアップインディケ ーションが用いられる。これはプロキシトランスミッタオブジェクトでのDSM −CCセッションセットアップインディケーションとなり、プロキシライブフィ ードオブジェクトへのレスポンスとなる。そのとき、この動作状態がプロキシラ イブフィードオブジェクトにより発信者へ返される。 同様に、オプションステップ1025及び1030でも、本例におけるVCR 的機能の有用性が示される。最後に、ステップ1035で、クライアントがサー ビスゲートウェイからデタッチする。またクライアントはステップ1040でネ ットワークにセッションの終了を要求してもよい。ソース着先間パスが規定され ている場合、下位のテーマが再度上程され、それにより通信ダイアローグが確立 する。 要するに、クライアントオブジェクトから出たオリジナルの指令がプロキシラ イブフィードへ往き、これがライブフィード構成要素との接続を行ったのである 。次いで、プロキシライブフィードがSRMとダイアローグを始めて物理的トラ ンスミッタと物理的ライブフィードとの間の接続を確立しているのであって、こ れによりトランスミッタとライブフイードとの間にローレベルなATM接続96 0ができている。 図9は、デジタルスタジオ内のトランスコーダにビデオストリームを通して2 つのプロキシオブジェクトを制御するDS−CCダイアローグの一例をブロック 図で示し、この実施形態ではソースも着先も直接には制御されない。つまり、P TACWS1120(サーバ)上のソフトウェアクライアントオブジェクト11 22が、プロキシオブジェクトライブフィード1112及びプロキシオブジェク トトランスミッタ1114へ単にアクセスして、ビデオストリームをソース(ラ イブ・フィード)1130からトランスコーダ1180及びルータ1140を介 し着先(トランスミッタ)1150へ転送させる。プロキシズは、ローレベル通 信路1170を介し、ライブフィード構成要素1130及びトランスミッタ11 50と直接に通信する。この例では、ソース及び着先が共にプロ キシを有し、それらのプロキシがいずれもスタジオ構成要素PTAS上にある。 また、今回は、ライブフィードからのビデオパス1135がトランスコーダ1 180を通るが、これはフレームレート変換、アスペクト比変換等のタスクを幾 つか実行し、組み合わせてスキャン変換又はビットレート変換を漸進させている とみなす。次いで、トランスコーダからのビデオパス1160がルータを通り、 トランスミッタへ来る。トランスコーダ1180はプロキシオブジェタト119 0により制御され、これはスタジオ構成要素上にあり、これが本例ではルータ1 140になっている。 図9に示したサービスのDS−CCタイムシーケンス図を図10に示す。ステ ップ1205、1210、1225、1230、1240、1245、1250 、1260及び1265についての説明は前記図6及び8の説明を参照し、説明 の繰り返しを省く。 より詳細には、図示のごとく、制御している各オブジェクトが責任を持ち、実 際に通信接続を確立する上で必要な構成要素資源(フィルタ、スイッチャ、その 他)を事前に獲得する。本例では、トランスコーダが先ずステップ1215で( オープン指令により)確保され、次に、ステップ1220においてトランスミッ タからトランスコーダまでの、またステップ1235においてビデオサーバから トランスコーダまでの接続がなされる。これらの各パスは分離接続と考える(即 ち、トランスコーダにおいて、“そこから”と“そこへ”との2つのコールが存 在する。一旦パスが確立すれば、前述のごとく、ステップ1255でトランスコ ーダにより実行される更に別の機能によりビデオが制御される。接続はすべてS RMが管理しており、従ってSRMはシステムトポロジが完全に分かっている点 に注意されたい。資源オラクルオブジェクトがSRMにアタッチして、オーソラ イズされたユーザによるスタジオ管理のためのトポロジ情報を与えてもよい。 図11は、デジタルスタジオ実施形態中のスイッチャ1380にビデ オストリームを通して2つのプロキシを制御するDS−CCダイアローグの一例 をブロック図で示す。即ち、PTACWS1320(サーバ)上のソフトウェア クライアントオブジェクト1322が、プロキシトランスミッタオブジェクト1 312、PPSサーバ1330、PTASサーバ1310及びPTASW(スイ ッチャ)1380へ単にアクセスして、2つのストリームを一緒に(又はスプラ イス)してニューストリームを生成する。この点、スイッチャ1380(スプラ イサ)が存在し、これが2つ以上の入力ストリーム1370及び1375を取り 上げ、その間の切換を、パス1360を経由しルータ1340を介したトランス ミッタへの外的制御下で行えると考える。図11に示す実施形態では、2つのソ ースPTAS1310及びPPS1330からビデオストリームが構成される。 着先はトランスミッタ1350であり、これがPTAS1310上のプロキシオ ブジェクト1313により制御される。クライアント(制御しているオブジェク ト1322)はPTACWS1320上に在る。 図11に示したサービスのDS−CCタイムシーケンス図を図12に示す。ス テップ1405、1410、1425、1430、1440、1445、145 5、1460、1465及び1470についての説明は前記図6、8及び10の 説明を参照し、説明の繰り返しを省く。 図12は、制御しているオブジェクト(例えば、プレイリスト−1オブジェク ト)の典型的なシナリオをタイムシーケンス図で示す。前述のごとく、各構成要 素資源を先ず“オープン(Open)”指令を用いて獲得し、次いでそれ自身と このビデオシーケンスに関与することになる他のオブジェクトとの間で接続を行 う。本例では、スイッチ1380がステップ1415でオープンされる最初のス タジオ構成要素となる。メソッド1400では、次いで、トランスミッタ142 0、ソース1及びソース2をそれぞれステップ1420、1435及び1450 でオープンする。 タイムシーケンス図の最後の制御シーケンスは、ビデオパスに関係し たあらゆる遅れを計算することが、制御しているオブジェクトにどの程度の責任 となっているかを示す。先ず、ストリームstrm−1がステップ1465で指 令を受けて(多分6:00pm前に)プレイし、従ってトランスミッタ1350 への出力はstrm−1となる。6:00pm−10msecに指令がストリー ムstrm−2にステップ1470で送られて、6:00pm−5msecにプ レイを開始する。この出された指令に起因する遅れは5msec未満とみなす。 ビデオストリームの第1ビットがスイッチ1380へ着くまでの時間を5mse cとし、従って第1のフレームの開始が丁度6:00pmにスイッチャへ到着す るものと考える。ステップ1475での6:00pmのスイッチへの指令は、ス イッチャへは、スイッチで必要となるよりも少し前に出され、この場合、6:0 0pm−5msecである。切換はスイッチャ1380内で6:00pmに起こ り、得られるストリームはストリームstrm−2から派生する。このとき、s trm−1は終了してよい。 図13は、デジタルスタジオ実施形態中でサーバ1510からクライアント1 520へビデオを格納するためのDS−CCダイアローグの一例をブロック図で 示す。格納は、ルータ1530を経由したクライアント制御下で行う。圧縮され たデジタルスタジオのコンテキスト内ではストリームを格納することは大切な要 件であり、例えば、一連の編集で構築されたニューストリームを、ビデオサーバ にニューオブジェクトとしてバックストリングすることが必要ともなる。図13 は、サーバ(PPS)1510からPTAS1520上の新たな格納オブジェク トへのビデオの格納を示している。 図13に示したサービスのDS−CCタイムシーケンス図を図14に示す。ス テップ1605、1610、1630、1635、1640、1645、165 0及び1655についての説明は前記図6、8、10及び12の説明を参照し、 説明の繰り返しを省く。 新たな格納オブジェクトは、メソッド1600によりステップ1615で先ず (“ニュー(New)”を用いて)生成する必要がある点に注 意されたい。このオブジェクトは、次に、ステップ1620で、このオブジェク トの接続情報を返す“オープンライト(OpenWrite)”と呼ばれる新構 造を用いて、オープンされる。すると、ステップ1625において、通常の仕方 でストリームが生成される。この場合、通常のプレイ時間で複写を行うが、プレ イ及びプレイアット指令を拡張することによりリアルタイム伝送より高速(又は 低速)にすることもできる。 図15は、ルータ1740を介して、ビデオストリームを多数の受信者及び共 用クライアントへ分配するためのDS−CCダイアローグの一例をブロック図で 示す。図15に示された実施形態では、PTACWS1720上のクライアント 1 1722が先ず2つの着先、つまりプロキシトランスミッタ1712を介し たトランスミッタ1750及びアーカイブバックアップ1730PPS、へのビ デオフィードをオープンする。これら2つのビデオフィードは同じソースから派 生しているので、分けて制御することができない。少し経った時点で、クライア ント2 1714も(オーソライゼーションを条件に)ビデオストリーム174 2にアタッチし、プロキシモニタ1716を経由して、出力をモニタ1760へ 向ける。実施形態では、クライアント1はストリーム1742を制御できるが、 クライアント2はできない。 図15に示したサービスのDS−CCタイムシーケンス図を図16に示す。ス テップ1805、1810、1815、1820、1825、1830、184 5、1850、1855、1864、1866及び1868についての説明は前 記図6、8、10、12及び14の説明を参照し、説明の繰り返しを省く。 クライアント1がステップ1835で第2の着先を開くときには、仕様を与え て、あるパラメータ機構を介し接続が既存のものから増加すること表示すると理 解できる。図15では、これがパラメータモード=リーフジョインにより、メソ ッド1800のステップ1840で表示される。これは、Q2931コールセッ トアップインディケーションとして、ビデオサーバに適宜な接続情報により表明 してもよい。第2のストリー ムをオープンする仕方が幾通りかあることを指摘しておきたい。1つは、(図中 でC1:リーフジョインの最初の出現により示される)ビデオソースを指定する 仕方である。もう1つのアプローチは、(図の下側の影領域に示されたステップ 1860)着先構成要素の1つを指定する仕方である。この場合には、どのソー スがビデオストリームを供給しているのかSRMが特定し、このソースからのジ ョインを開始する。いずれの場合にも、得られるストリームはソースから派生し 、スイッチ内で分けられる。このことは性能を考察する上で重要である。 もう1つの考えられるスタジオ動作として、第2のクライアントが前にオープ ンされたストリームへのアクセスを要求する。この場合を、クライアント2の場 合について図17に示す。ステップ1905、1910、1925及び1930 についての説明は前記図6、8、10、12、14及び16の説明を参照し、説 明の繰り返しを省く。 クライアントは、通常のセッションセットアップ及びオープンを着先プロキシ に対しステップ1915で開始する(この場合はモニタ)。次いで、プロキシは 、ステップ1920でモード=リーフジョイン表示を用いることによりストリー ムにリンクされる。この場合、ストリームに対するソース名が指定される。 複数のスタジオ構成要素を含むデジタルスタジオの指令及び制御アーキテクチ ャーを説明した。このアーキテクチャーは1つのスタジオ構成要素の位置を決め る手段と、前記位置を決める手段に結合され、前記スタジオ構成要素の制御を獲 得する手段と;前記獲得する手段に結合され、前記スタジオ構成要素を介したス トリームを確立する制御の下に前記スタジオ構成要素への連結を規定する手段と からなる。位置を決める手段は前記スタジオ構成要素に対応する、プロキシオブ ジェクト等の、オブジェクトの位置を決めることができる。 位置を決めることは、階層的ディレクトリ構造を備えたネーミングコンテキス トを用いて行うことができ、前記階層的ディレクトリ構造はルーツレベルのサー ビスゲートウェイを含む。ストリームは下位にあるデ ジタルデータの状態に対応したオブジェクトであり得、選択的に操作してスタジ オ動作のリアルタイム制御を行える。 確立されたストリームは多数のクライアント、多数の受信者及びデジタルデー タの格納をサポートでき、またデジタルスタジオ内の他のストリームからスプラ イスできる。 上記において明らかにした手段を用い、複数のスタジオ構成要素を含むデジタ ルスタジオのデジタルデータを管理するための方法も説明した。 スプライシング、格納及びトランスコーディング等の典型的なスタジオ操作の ためのオリジナルな制御方法論を開示した。 ここに教示した装置及び操作方法は発明の例示的なものであると理解されるべ きである。当業者であれば、発明の精神及び範囲を逸脱することなく変更例を容 易に考案できよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),BR,CA,CN,J P,KR,MX (72)発明者 ホマン,デイヴィッド,ビー. アメリカ合衆国 ニュー ジャージー州 ホープウェル コロンビア アヴェニュー 21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のスタジオ構成要素を有するデジタルスタジオの指令及び制御アーキ テクチャーであって、 1つのスタジオ構成要素の位置を決める手段と、 前記位置を決める手段に結合され、前記スタジオ構成要素の制御を獲得する手 段と、 前記獲得する手段に結合され、前記スタジオ構成要素を介したストリームを確 立する制御の下に前記スタジオ構成要素への連結を規定する手段と を含む指令及び制御アーキテクチャー。 2.前記位置を決める手段は、前記スタジオ構成要素に対応するオブジェクト の位置を決める請求項1に記載の指令及び制御アーキテクチャー。 3.前記位置を決める手段は、階層的ディレクトリ構造を備えたネーミングコ ンテキストを用いて前記オブジェクトの位置を決め、前記階層的ディレクトリ構 造は、ルーツレベルのサービスゲートウェイを有している請求項2に記載の指令 及び制御アーキテクチャー。 4.前記ストリームは、下位にあるデジタルデータの状態に対応したオブジェ クトである請求項1に記載の指令及び制御アーキテクチャー。 5.前記確立されたストリームは、デジタルスタジオ内の他のストリームから スプライスされている請求項1に記載の指令及び制御アーキテクチャー。 6.複数のスタジオ構成要素を有するデジタルスタジオのデジタルデータを管 理するための方法であって、 1つのスタジオ構成要素の位置を決める工程と、 前記スタジオ構成要素の制御を獲得する工程と、 前記スタジオ構成要素を介したストリームを確立する制御の下に前記スタジオ 構成要素への連結を規定する工程と を含む方法。 7.前記位置を決める工程は、前記スタジオ構成要素に対応するオブジェクト の位置を決める請求項6に記載の方法。 8.前記オブジェクトは、プロキシオブジェクトである請求項7に記載の方法 。 9.前記ストリームは、下位にあるデジタルデータの状態に対応したオブジェ クトである請求項6に記載の方法。 10.前記ストリームを選択的に操作して、スタジオ動作のリアルタイム制御 を行う請求項9に記載の方法。 11.コンピュータ読出し可能なメディアの中のスタジオクラスディレクトリ 構造であって、 ルーツディレクトリとしてのゲートウェイサービスインターフェースと、 前記ルーツディレクトリに結合されたデバイスクラスディレクトリと、 前記ルーツディレクトリに結合されたサーバクラスディレクトリと、 前記ルーツディレクトリに結合されたスタジオクラスディレクトリと、 前記ルーツディレクトリに結合されたソフトウェア資源クラスディレクトリと を含むスタジオクラスディレクトリ構造。 12.前記デバイスクラスディレクトリに結合されたライブフィードズディレ クトリと、 前記デバイスクラスディレクトリに結合されたフィルタディレクトリと、 前記デバイスクラスディレクトリに結合されたトランスミッタディレクトリと をさら含む請求項11に記載のスタジオクラスディレクトリ構造。 13.前記フィルタクラスディレクトリに結合されたスイッチャズディレクト リと、 前記フィルタクラスディレクトリに結合されたトランスコーダディレ クトリと を含む請求項12に記載のスタジオクラスディレクトリ構造。 14.前記サーバクラスディレクトリに結合されたプレイ・ツー・エアサーバ ディレクトリと、 前記サーバズクラスディレクトリに結合された制作プログラムサーバディレク トリと、 前記サーバズクラスディレクトリに結合されたネットワークプログラムサーバ ディレクトリと をさら含む請求項11に記載のスタジオクラスディレクトリ構造。
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