JP3079834B2 - ネットワーク障害の表示方法 - Google Patents

ネットワーク障害の表示方法

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JP3079834B2 JP05109649A JP10964993A JP3079834B2 JP 3079834 B2 JP3079834 B2 JP 3079834B2 JP 05109649 A JP05109649 A JP 05109649A JP 10964993 A JP10964993 A JP 10964993A JP 3079834 B2 JP3079834 B2 JP 3079834B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】通信技術の進展に伴い、LAN
(Local Area Network) やWAN(Wide AreaNetwork)
等の情報通信ネットワークが普及している。この発明
は、主として、このような情報通信ネットワークを管理
するネットワーク管理システムにおけるネットワーク障
害の表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークには、通常、そのネットワ
ークを管理するためのネットワーク管理システムが接続
されている。ネットワーク管理システムには、管理して
いるネットワークを所定の記号,符号,図形等で表示す
る表示器が備えられている。表示器にはネットワークの
状態が表示され、管理人(管理システムのオペレータ)
はその表示によってネットワークの状態を確認できるよ
うにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような表示器を
備えたネットワーク管理システムにおいては、ネットワ
ークを構成するいずれかのネットワークエレメントに障
害が生じたときに、障害が生じたことおよび障害の程度
や内容を管理人にわかりやすく表示する必要がある。
【0004】従来のネットワーク管理システムにおいて
は、ネットワークに障害が生じた場合の良好な表示方法
が実現されていなかった。この発明は、このような背景
のもとに、ネットワークを所定の表示単位を用いて表示
する表示器を備えたネットワーク管理システムにおい
て、管理しているネットワークに障害が生じたときに、
障害が生じたことおよびその程度や内容等を適切に表示
することのできる障害表示方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
管理しているネットワークを所定の表示単位を用いて表
示する表示器を備えたネットワーク管理システムにおい
て、ネットワークに障害が生じたときの障害表示方法で
あって、障害が生じ、その障害が未だ管理システムの管
理人に確認されておらず、かつ、障害が現在も継続して
いるときは、障害が生じているネットワークエレメント
を包含する表示単位を予め定められた障害色にし、か
つ、その表示単位に所定の付加表示を加えたOutstandin
g 表示にし、前記Outstanding 表示中に、障害が生じて
いるネットワークエレメントが自然復旧したときは、前
記表示単位を元の表示色に戻すが前記付加表示は残した
Corrected 表示に切換え、前記Outstanding 表示中に、
その表示が管理人に確認された旨の信号が与えられたこ
とに応答して、前記表示単位は前記障害色のままで、前
記付加表示を除去したAcknowledged表示に切換え、前記
Corrected 表示中に、その表示が管理人に確認された旨
の信号が与えられたことに応答して、前記表示単位から
前記付加表示を除いて元の表示に戻したCleared 表示に
切換え、前記Acknowledged表示中に、障害が生じている
ネットワークエレメントが復旧された旨の信号が与えら
れると、前記表示単位を元の表示色に戻したCleared 表
示に切換えることを特徴とする、ネットワークの障害表
示方法。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載のネ
ットワークの障害表示方法において、前記障害色は、障
害のカテゴリに応じて色が変えられていることを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ネットワークに
障害が生じたときは、障害が生じているネットワークエ
レメントを包含する表示単位が予め定められた障害色に
なり、かつ、その表示単位にたとえば影等の付加表示が
加えられたOutstanding表示となる。よって、管理人
は、表示器のOutstanding 表示を見て、ネットワークの
特定のエレメントに障害が生じていることを確認でき
る。
【0008】また、ネットワークエレメントに障害が生
じたが、管理人が確認する前にその障害が自然復旧した
場合には、表示は、Outstanding 表示からCorrected 表
示に切換わる。Corrected 表示では、障害が生じている
ネットワークエレメントを包含する表示単位の色は正常
な場合の表示色であるが、Outstanding 表示のときに付
された影等の付加表示が残った表示となっている。よっ
て、この影の表示を見て、現在は障害が自然復旧してい
るが、障害が生じたネットワークエレメントがあったこ
とを確認することができる。
【0009】一方、Outstanding 表示中において、管理
人が障害が生じていることを確認した旨の信号を入力す
ると、その信号に応答して、障害を表わす表示単位は、
障害色のままで、影等の付加表示がなくなったAcknowle
dged表示に切換わる。通常、管理人は、この確認信号を
入力した後、障害が生じているネットワークエレメント
を復旧するための処置を講じる。
【0010】そして障害を復旧する処置が講じられて障
害復旧がなされると、その障害が復旧された旨の信号が
管理人により入力される。すると、表示内容は、Acknow
ledged表示からCleared 表示に切換わる。Cleared 表示
とは、正常な表示色で、影のない表示である。さらに、
Corrected 表示中には、障害が自然復旧したネットワー
クエレメントを含む表示単位には、影等の付加表示が付
されている。それを管理人が確認した場合には、その旨
の信号を入力する。すると、その表示単位から影等の付
加表示が除去されて元の表示に戻ったCleared 表示に切
換わる。
【0011】以上のようにネットワークに障害が生じた
場合に、その障害の状態の移り変わりに基づいて表示が
切換わるので、管理人が管理しやすく、管理人の確認に
応答して表示が適切に切換わる表示方法とすることがで
きる。請求項2記載の発明では、障害が生じたときの障
害色は、障害のカテゴリに応じて色分けされるから、障
害の内容等を把握しやすい表示とすることができる。
【0012】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の実施
例について詳細に説明をする。図1は、この発明の一実
施例にかかる複合ネットワーク管理システムの概略構成
を示すブロック図である。この管理システムには、管理
する複合ネットワークを図解的に表示するための表示器
1と、表示器1に接続されており、表示器1における表
示内容を制御したり、他の制御を行うための制御部2
と、制御部2に接続されており、制御部に表示内容指定
信号等を与えるための操作部3とを備えている。操作部
3には図示しないがマウスが含まれており、以下の説明
における操作部3における操作には、キーボード操作、
マウスを用いて表示器1上に表示された所定のアイコン
を移動させ操作する操作等も含まれている。さらに、制
御部2に接続されており、表示すべき内容、すなわち複
合ネットワークが予め階層的にグループ化された内容が
記憶されたデータベース4を備えている。なお、障害が
生じたときには、後述する障害ログが作成されて、この
データベース4に記憶される。
【0013】図1に示す複合ネットワーク管理システム
は、通常、図示しない接続ユニットを介して管理対象で
ある複合ネットワークに含まれるいずれかのネットワー
クエンティティに接続されている。図2は、この発明の
一実施例が管理する複合ネットワークの図解図であり、
階層的にグループ化されている。この図2の内容は、図
1に示したデータベース4に記憶されている。
【0014】図2を参照して管理する複合ネットワーク
の構成について説明する。この複合ネットワークには、
たとえば6つのネットワークエンティティ(「ネットワ
ークエンティティ」とはLANエンティティ,WANエ
ンティティ等の総称である。)NWa、NWb、NW
c、NWd、NWeおよびNWfが含まれている。ネッ
トワークエンティティNWaには、複数のノード5が含
まれている。ノード5は、コンピュータ等の物理的にネ
ットワークに接続されている種々の要素の総称である。
他のネットワークエンティティNWb〜NWfにも、そ
れぞれ、複数のノード(図2において○印で示すもの)
が含まれている。
【0015】所定のネットワークエンティティ同士は接
続装置6を介して接続されている。具体的には、ネット
ワークエンティティNWaはNWbと接続されており、
また、NWaはNWcとも接続されている。さらに、ネ
ットワークエンティティNWcはNWdと接続されてい
る。そしてネットワークエンティティNWdには、NW
eおよびNWfがそれぞれ接続されている。
【0016】この実施例では、上述の構成をした複合ネ
ットワークが、階層的にグループ化されている。つま
り、ネットワークエンティティNWaおよびNWbは、
ネットワークグループNG1とされ、ネットワークエン
ティティNWcはネットワークグループNG2とされ、
ネットワークエンティティNWd,NWe,NWfはネ
ットワークグループNG3とされている。さらに、ネッ
トワークグループNG2およびNG3は、ネットワーク
グループNG4に所属している。また、ネットワークグ
ループNG1およびNG4は、この複合ネットワーク全
体を包含するネットワークグループであるROOTに所
属している。
【0017】このように、管理すべき複合ネットワーク
を、ネットワークエンティティを基本単位として、少な
くとも1以上のネットワークエンティティを含む複数の
ネットワークグループにグループ化し、かつ、グループ
化されたネットワークグループ自体も、上層のネットワ
ークグループに属するように階層的にグループ化してい
る。そして、階層的にグループ化されたネットワークグ
ループは、上述のようにデータベース4に記憶されてい
る。
【0018】なお、図2に示すグループ化は、単なる一
例であり、どのようなネットワークエンティティ同士を
同一のグループに属するようにグループ化してもよい。
要は、管理すべき複合ネットワークを、管理人が取扱い
やすい形でグループ化すればよい。図3は、図1に示す
表示器1の表示内容の一例を示す図解図である。
【0019】次に図1および図3を参照して、この実施
例におけるネットワークの表示の仕方について説明をす
る。管理人により、操作部3から表示すべきネットワー
クグループを指定する信号が入力される。たとえば、管
理している複合ネットワークの全体を表示させるため
に、ネットワークグループROOTを表示すべき旨の信
号が入力される。
【0020】これに応じて、制御部2はデータベース4
からネットワークグループROOTに属する1つ下の階
層のネットワークグループを全て読出し、表示器1に表
示させる。この表示内容は、図3Aに示す内容となる。
具体的には、ネットワークグループROOTには、ネッ
トワークグループNG1およびNG4が属しており、ネ
ットワークグループNG1およびNG4は接続装置で接
続されている旨が表示される。ネットワークグループN
G1およびNG4が接続されていることは、両者が実線
7でつながれていることにより表わされる。
【0021】なお、ネットワークグループNG1および
NG4が接続装置で接続されている場合であって、図2
に示すように1つの接続だけでなく、2以上の接続があ
る場合でも、図3Aに示すように、単に1本の実線7で
両者がつながれる。もちろん、このような表示に代え、
複数の接続がある場合には、その接続数だけ実線7を増
やしてもよい。あるいは、実線7の太さを接続数の増加
に伴って太くしてもよい。
【0022】管理人は、図3Aの内容を見て、複合ネッ
トワークには、ネットワークグループNG1およびNG
4が含まれており、両者は接続装置で接続されているこ
とを確認する。次に、管理人は図3Aに表示されている
ネットワークグループのうち、たとえばNG4の詳しい
内容を知りたくなると、図1の操作部3からネットワー
クグループNG4を指定する信号を入力する。すると、
制御部2は、データベース4からネットワークグループ
NG4に属する1つ下の階層のネットワークグループを
読出して、表示器1に表示させる。この表示内容を図3
Bに示す。
【0023】図3Bに示すように、ネットワークグルー
プNG4に属する1つ下の階層のネットワークグループ
として、NG2およびNG3が表示される。この場合、
ネットワークグループNG2およびNG3は接続装置に
よって直接接続されていないから、両者は実線で結ばれ
ない。次に、管理人はたとえばネットワークグループN
G3のさらに詳細な構成を知りたくなると、図1の操作
部3からネットワークグループNG3を指定する信号を
入力する。
【0024】これに応じて、制御部2は、データベース
4からネットワークグループNG3に属する1つ下の階
層のネットワークエンティティを全て読出して表示器1
に表示させる。この表示内容は図3Cとなる。図3Cに
示すように、ネットワークグループNG3に属する基本
単位である3つのネットワークエンティティNWd,N
We,NWfが表示され、それらの接続関係も表示され
る。
【0025】以上のように、階層的にグループ化された
ネットワークグループは表示器1に順次表示されるの
で、表示器1の表示容量が限られており、管理する複合
ネットワークの規模が大きい場合でも、適切に順次ネッ
トワークグループを表示していくことができる。よっ
て、管理人は、複合ネットワークのうちの知りたいネッ
トワークグループまたはネットワークエンティティの構
成を容易に確認することができる。
【0026】ところで、図3A,BまたはCのいずれか
が表示器1に表示されている場合において、ネットワー
クを構成するいずれかのネットワークエレメントに障害
が生じた場合は、図4に示すように、表示の態様が切換
えられる。図4を参照して説明すると、いずれかのネッ
トワークエレメントに障害が生じると、障害が生じてい
るエレメントを含む表示単位10の色が予め定められた
障害色に変化し、かつ、その表示単位10に付加表示と
して障害色の影11が加えられる。この表示をOutstand
ing 表示ということにする。Outstanding 表示における
障害色は、障害のカテゴリに応じて変わるようにされて
いる。たとえば、障害のレベルが高い順に、強い赤、弱
い赤、強いピンク、弱いピンクと変化するようにされて
いる。あるいは、障害がハードウェア障害のときは赤、
プロトコル障害のときはピンク、パーフォーマンス障害
のときはオレンジ、セキュリティ障害のときは黄色とい
うように切換えられてもよい。また、或るネットワーク
エレメントに障害が生じた影響で、別のネットワークエ
レメントが管理不能になる場合、たとえば故障が生じた
ネットワークエレメントが接続装置6(図2参照)で、
その接続装置を介して接続された遠方のネットワークエ
ンティティから情報が収集できない場合等には、その情
報収集のできない管理不能になったネットワークエンテ
ィティも、一種の障害が生じているものとして、たとえ
ば灰色表示に切換えられる。
【0027】ところで、図4のOutstanding 表示は、生
じた障害が未だ管理システムの管理人に確認されておら
ず、かつ、その障害が現在も継続している場合の表示で
ある。Outstanding 表示中に、その表示が管理システム
の管理人に確認され、管理人が確認信号を操作部3(図
1参照)によって入力すると、図4のAcknowledged表示
に切換わる。Acknowledged表示では、表示単位10は障
害色で表示されるが、Outstanding 表示における障害色
の影11は除去される。
【0028】したがって、障害表示において、管理人は
その障害を確認したか否かを確実に管理できる。一方、
図4のOutstanding 表示中に、その表示単位10に含ま
れた、障害が生じているネットワークエレメントが何ら
かの原因で自然復旧した場合には、Outstanding 表示か
らCorrected 表示に切換わる。Corrected 表示では、障
害が生じたネットワークエレメントを含む表示単位10
の色が元の色、たとえば緑色に戻る。しかし、障害色の
影11はそのまま付加された表示になる。
【0029】ネットワークエレメントに障害が生じた場
合において、管理人が表示単位10がOutstanding 表示
になっているときの表示を見落とし、障害が自然復旧し
たことがわからないのは好ましくない。そこで、障害が
自然復旧したことがわかるように、Corrected 表示で
は、障害色11の影を残すこととした。Corrected 表示
を見た管理人が、その表示を確認した旨の信号を入力し
たときには、Corrected 表示における障害色の影11が
除去されて、表示単位10は、正常な表示単位であるた
とえば緑色の表示単位10のみの表示となる。すなわ
ち、図4のCleared 表示となる。
【0030】また、Acknowledged表示の場合に、障害が
生じているネットワークエレメントに対して復旧処理が
施され、障害が復旧されると、管理人は操作部3(図1
参照)によって生じた障害を復旧した旨の信号を入力す
る。これに応じて、障害色であった表示単位10は、元
の正常色、たとえば緑色に切換わる。つまりCleared表
示となる。
【0031】上述のOutstanding 表示、Acknowledged表
示およびCorrected 表示において、表示単位10に含ま
れるネットワークエレメントのうち、複数のネットワー
クエレメントに障害が生じており、その障害のレベルが
異なる場合には、表示単位10の障害色または影11の
障害色は、最もレベルの高い障害色になる。また、表示
単位10に含まれるネットワークエレメントのうちの複
数のエレメントに障害が生じている場合には、障害色の
輝度が高くなるようにされている。
【0032】図5に、表示器1に表示されたOutstandin
g 表示の例を示す。図5の表示例は、図3の表示におい
てネットワークエレメントに障害が生じた場合の一例で
ある。たとえばネットワークエンティティNWeに含ま
れるノード5aに障害が生じたとする。すると、図5C
に示すように、表示画面がネットワークグループNG3
の表示画面の場合には、障害が生じているネットワーク
エレメントであるノード5aの表示単位が、予め定めら
れた障害色になり、かつ、その表示単位5aに障害色の
影が付加されたOutstanding 表示がされる。
【0033】この障害が生じているときに、表示画面を
図5Bに示すようにネットワークグループNG4の表示
画面にすると、ネットワークグループNG3の表示単位
が障害色で、障害色の影が付された表示になる。また、
ネットワークグループROOTの表示画面では、ネット
ワークグループNG4の表示単位が障害色で、障害色の
影が付された表示になる。
【0034】このように、障害が生じているネットワー
クエレメントを包含する表示単位が障害色となり、か
つ、その表示単位に障害色の影が付される。したがっ
て、表示器1に表示されている表示画面が、どの階層の
ネットワークグループを表示している場合であっても、
障害が生じた場合には、障害が生じているネットワーク
エレメントを含む表示単位の表示色が障害色になるか
ら、障害が生じたことを確実に確認できる。
【0035】この実施例では、上述のように障害色の影
11を付加表示として加えるようにしたが、影11の表
示に代えて、たとえばフラグを付す等の付加表示として
もよい。この実施例にかかるシステムには、さらに、次
の機能が含まれている。その機能とは、図6に示すよう
に、ネットワークグループの階層構造をツリー状に表示
するという機能である。
【0036】複合ネットワークの管理人は、たとえば図
3に示す表示によってネットワークの構造を確認する。
しかし、ネットワークの規模が大きくなり、ネットワー
クグループの階層が多くなると、現在表示器1に表示さ
れているネットワークグループは、全体のどの階層に属
するネットワークグループであるかわからなくなること
がある。特に、ネットワークグループに障害が生じた場
合、障害が生じたネットワークグループがどの階層に属
しているかを確認したい場合がある。
【0037】このため、この実施例では、たとえば図3
Bの表示のときに障害が発生し、表示が図5Bに示すOu
tstanding 表示となった場合に、管理人がネットワーク
グループの階層構造をツリー状に表示させるための指示
信号を操作部3から入力できる。そしてそのときには、
表示は図6の表示となるようにされている。図6に示す
ように、ネットワークグループの階層構造がツリー状に
表示され、障害が生じているネットワークグループNG
3の表示単位は障害色になり、かつ、障害色の影が付さ
れたOutstanding 表示となる。よって、管理人は、階層
構造のどこに属するネットワークグループで障害が生じ
ているかを容易に確認できる。
【0038】以上のように、ネットワーク管理システム
では、ネットワークエレメントに障害が生じたときにそ
れを表示する一方、生じた障害を記述した障害ログを作
成する。つまり、障害が生じると、制御部2では、自動
的に障害ログを作成する。表1に、障害ログの一例を示
す。
【0039】
【表1】
【0040】表1を参照して、障害ログにはたとえば障
害発生の年月日および時分秒、障害が発生したノード、
その障害が発生したノードを含むネットワークエンティ
ティ名、その障害が発生したノードを含むネットワーク
グループ名、発生した障害の内容、たとえば「インター
フェースがダウンした可能性がある。」等、およびその
障害のタイプ(この障害のタイプは、予め制御部2にお
いて決めたタイプのどれに属するかということであ
る。)が含まれている。
【0041】さて、ネットワーク管理システムの管理人
が表示器1にネットワークグループを表示させている場
合において、図5に示すように、表示が障害発生を表わ
すOutstanding 表示に切換わると、管理人は、通常、ど
のノードでどのような障害が生じたかの確認を希望す
る。その場合、操作部3を操作して、表示器1に障害ロ
グ表示用のウインドを開き、上記表1で説明した障害ロ
グを表示させることができる。そして障害ログの表示を
見て、障害が生じたノードや障害内容等を確認できる。
【0042】確認後、管理人が確認信号を入力すること
により、障害ログ表示ウインドは閉じる。以上説明した
実施例の他、この発明は、請求の範囲に記載の範囲内で
種々の変更が可能である。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、障害の発
生を管理人にわかりやすく表示することができ、しかも
発生した障害を管理人が確認した場合には、確認したこ
とが判別できる障害表示方法を提供できる。しかも、生
じた障害が自然復旧した場合には、その自然復旧したこ
とも表示されるから、障害の発生および自然復旧を確実
に管理しやすい表示方法を提供できる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、生じた障害
のレベルが確認しやすい障害表示方法とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例が適用された複合ネットワ
ーク管理システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】上記複合ネットワーク管理システムの管理対象
である複合ネットワークを図解的に示す図である。この
図では、複合ネットワークが階層的にグループ化された
例が示されている。
【図3】この発明が適用された実施例における階層的に
グループ化されたネットワークグループの表示例を示す
図である。
【図4】障害が発生した場合の障害表示方法を説明する
ための図である。
【図5】図3に示す表示例において、障害が生じた場合
のOutstanding 表示の表示例を示す図である。
【図6】ネットワークグループの階層構造をツリー状に
表示した状態における障害表示(Outstanding 表示)の
例を示す図である。
【符号の説明】
1 表示器 2 制御部 3 操作部 4 データベース 5 ノード 6 接続装置 NWa〜NWf ネットワークエンティティ NG1〜NG4,ROOT ネットワークグループ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−56043(JP,A) 特開 平4−96443(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告 IN 90−56(1990年9月19日) 野村正裕他,「ビルオートメーション ネットワークシステム」,Nation al Technical Repor t,第38巻,第5号,第106−111頁,松 下電器産業株式会社,1992年10月29日 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/24 - 12/28 H04L 12/56 H04L 29/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管理しているネットワークを所定の表示単
    位を用いて表示する表示器を備えたネットワーク管理シ
    ステムにおいて、ネットワークに障害が生じたときの障
    害表示方法であって、 障害が生じ、その障害が未だ管理システムの管理人に確
    認されておらず、かつ、障害が現在も継続しているとき
    は、障害が生じているネットワークエレメントを包含す
    る表示単位を予め定められた障害色にし、かつ、その表
    示単位に所定の付加表示を加えたOutstanding 表示に
    し、 前記Outstanding 表示中に、障害が生じているネットワ
    ークエレメントが自然復旧したときは、前記表示単位を
    元の表示色に戻すが前記付加表示は残したCorrected 表
    示に切換え、 前記Outstanding 表示中に、その表示が管理人に確認さ
    れた旨の信号が与えられたことに応答して、前記表示単
    位は前記障害色のままで、前記付加表示を除去したAckn
    owledged表示に切換え、 前記Corrected 表示中に、その表示が管理人に確認され
    た旨の信号が与えられたことに応答して、前記表示単位
    から前記付加表示を除いて元の表示に戻したCleared 表
    示に切換え、 前記Acknowledged表示中に、障害が生じているネットワ
    ークエレメントが復旧された旨の信号が与えられると、
    前記表示単位を元の表示色に戻したCleared 表示に切換
    えることを特徴とする、ネットワークの障害表示方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のネットワークの障害表示方
    法において、 前記障害色は、障害のカテゴリに応じて色が変えられて
    いることを特徴とするものである。
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Non-Patent Citations (2)

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Title
野村正裕他,「ビルオートメーションネットワークシステム」,National Technical Report,第38巻,第5号,第106−111頁,松下電器産業株式会社,1992年10月29日
電子情報通信学会技術研究報告 IN90−56(1990年9月19日)

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JPH06326750A (ja) 1994-11-25

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