JP2000040021A - 監視表示システム及び記録媒体 - Google Patents

監視表示システム及び記録媒体

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JP2000040021A
JP2000040021A JP10207612A JP20761298A JP2000040021A JP 2000040021 A JP2000040021 A JP 2000040021A JP 10207612 A JP10207612 A JP 10207612A JP 20761298 A JP20761298 A JP 20761298A JP 2000040021 A JP2000040021 A JP 2000040021A
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JP
Japan
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monitoring
display
item
event
matrix
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JP10207612A
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English (en)
Inventor
Shinichi Watanabe
伸一 渡辺
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NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各監視対象上の各監視項目の運用状況を一目
で容易に把握することができ、しかも障害発生時にはそ
の障害と他の監視項目との関連を視覚的に確認すること
ができ、障害解析を容易にする。 【解決手段】 イベント表示エンジン4は、ディスプレ
イ7の画面上にて、互いに交差する軸に複数の監視対象
と複数の監視項目とを割り付けてマトリクスを形成し、
該マトリクスを構成する各セルを、前記監視対象及び監
視項目の組み合わせ毎の状態情報に基づき、該当する監
視対象の該当する監視項目の状態に応じた色及び柄の少
なくとも一方で表示する。監視エージェント1からの各
監視対象における状態情報は、イベント制御エンジン2
に与えられ、イベント制御エンジン2は、各監視対象の
各監視項目についての状態情報をイベント表示エンジン
4に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、システム上の監
視対象を一元的に監視するため、複数の監視対象の複数
の監視項目についての状態を、表示画面上に表示する監
視表示システムに係り、特に分散システムの運用管理に
おける監視コンソールに好適な監視表示システム及び媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】分散システムの運用管理に用いられる監
視コンソールは、分散システム全体を一元的に監視する
ための重要な手段である。従来の分散システムの運用管
理に用いられる監視コンソールでは、一般的にアイコン
べース又はログべースの監視画面を使用していた。
【0003】すなわち、アイコンベースの監視画面と
は、図12に模式的に示すような画面であり、各監視項
目、各マシン及び複数のマシンをグループ化した各グル
ープをアイコン化している。
【0004】監視画面には、通常時は、例えばグループ
1、グループ2及びグループ3等のグループアイコンを
表示した第1階層のメニューウィンドウM1を表示して
おく。第1階層のメニューウィンドウM1では障害の発
生したグループを、該グループに対応するグループアイ
コンの点滅等の表示状態及び該グループアイコンの表示
色の少なくとも一方の変化により報知する。監視者は、
障害の報知等に基づき、第1階層のメニューウィンドウ
M1における所望のグループアイコン例えばグループ3
のグループアイコンを、例えばポインティングデバイス
(マウス等)のクリック操作などにより、選択指示す
る。
【0005】そうすると、例えば、図示するようにマシ
ン3、マシン4及びマシン5等のマシンアイコンを表示
した第2階層のメニューウィンドウM2が開く。第2階
層のメニューウィンドウM2では障害の発生したマシン
を、該マシンに対応するマシンアイコンの点滅等の表示
状態及び該マシンアイコンの表示色の少なくとも一方の
変化により報知する。監視者は、障害の報知等に基づ
き、第2階層のメニューウィンドウM2における所望の
マシンアイコン例えばマシン4のマシンアイコンを、や
はりポインティングデバイスのクリック操作などによ
り、選択指示する。
【0006】このマシンアイコンの選択指示により、例
えば、図示するように監視項目1、監視項目2、…、監
視項目5等の項目アイコンを表示した第3階層のメニュ
ーウィンドウM3が開く。第3階層のメニューウィンド
ウM3でも障害の発生した項目を、該当する項目アイコ
ンの点滅等の表示状態及び該項目アイコンの表示色の少
なくとも一方の変化により報知する。監視者は、この階
層での障害の報知によって、当該マシンの当該項目にお
いて障害が発生していることを認識する。
【0007】一方、ログベースの監視画面とは、図13
に示すように、障害等のイベントの発生の日時、当該イ
ベントが発生したノードすなわちマシン名、及び詳細な
イベントの内容が一覧表リスト形式のいわゆるログとし
て表示される。
【0008】すなわち、図13においては、例えば19
97年2月2日9時45分にマシン1において、xxx
なる項目でyyyなるイベントが発生したこと、199
7年2月2日10時22分にマシン5において、zzz
なる項目で異常が発生したこと、1997年2月2日1
0時55分にマシン3において、aaaなる項目のジョ
ブが終了したこと、1997年2月2日11時39分に
マシン2において、xxxなる項目が80%を超えたこ
と、1997年2月2日14時18分にマシン4におい
て、監視項目5で異常が発生したこと、1997年2月
2日14時49分にマシン5において、先に発生したz
zzなる項目での異常から回復したこと、などがログと
して表示された状況を示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、運用監視を行うために図12のようなアイコンべー
ス又は図13のようなログべースの監視画面を使用して
いた。
【0010】しかしながら、図12のようなアイコンべ
ースの監視では、通常時は、複数のマシンのアイコンを
まとめてグループ化し一つのグループアイコンとして表
示しているため、そのグループアイコンにより障害が通
知されても一目では、具体的な障害状況を把握すること
ができない。すなわち、障害状況の把握には、どのマシ
ンのどの監視項目に障害が発生したのかを認識すること
が必要であるが、通常時の第1階層のメニューウィンド
ウM1では、障害の発生したグループが示されるだけで
あり、この状態では所要の障害状況を把握することがで
きない。
【0011】また、操作性の面においてもこのアイコン
べースの監視の場合、具体的な監視項目を参照するまで
に、図12の場合でも、通常状態から2階層下位のメニ
ューウィンドウM3を開かねばならない。このため、障
害状況を把握するために2回のクリック操作等が必要と
なる。しかもこの場合、上位階層も含めて複数のメニュ
ーウィンドウM1〜M3が画面に表示されるので、メニ
ューウィンドウM1〜M3が重なり合うと、下のメニュ
ーウィンドウの表示内容が見づらくなるという問題があ
る。
【0012】一方、ログべースの監視では、図13の場
合のように、複数のマシンからの複数の監視項目に関す
る障害等の情報が1つのウィンドウに集中して羅列され
る。このため、一目では、あるマシンの障害状況と他の
マシンの障害状況との区別がつきにくいという問題があ
った。
【0013】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、各監視対象上の各監視項目の運用状況を一目
で把握することができ、障害発生時にはその障害と他の
監視項目との関連を視覚的に確認することができ、ひい
ては障害解析を容易に行うことができる監視表示システ
ム及び媒体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点による監視表示システムは、
複数の監視対象の複数の監視項目についての状態を監視
して、表示画面上に表示する監視表示システムにおい
て、前記表示画面上にて、互いに交差する軸に前記監視
対象と前記監視項目とを割り付けてマトリクスを形成
し、該マトリクスを構成する各セルを、前記監視対象及
び監視項目の組み合わせ毎の状態情報に基づき、該当す
る監視対象の該当する監視項目の状態に応じた色及び柄
の少なくとも一方で表示する表示制御手段と、各監視対
象における状態情報を受信して、各監視対象の各監視項
目についての状態情報を前記表示制御手段に供給するイ
ベント制御手段と、を具備する。
【0015】前記表示制御手段は、前記マトリクスの各
軸を構成する複数の要素を、グループ化して、該グルー
プを1要素として代表して表示処理する手段と、前記グ
ループを、指示操作に応答して、元の複数の要素に分解
して表示処理する手段とを含んでいてもよい。
【0016】前記表示制御手段は、監視者及び監視場所
の少なくとも一方に応じて複数個設けられ、且つ前記イ
ベント制御手段は、該複数個の表示制御手段に対して共
通に状態情報を供給する手段であってもよい。
【0017】前記表示制御手段は、前記表示画面上の第
1の軸についての表示項目の表示制御を行う第1の項目
表示制御手段と、前記表示画面上の前記第1の軸に交差
する第2の軸についての表示項目の表示制御を行う第2
の項目表示制御手段と、前記第1及び第2の項目表示制
御手段に対して、前記イベント制御手段により供給され
る各監視対象の各監視項目についての状態情報を、マト
リクスを構成する各セルの前記監視対象及び監視項目の
組み合わせ毎に振り分けて提供する表示項目処理手段
と、を含んでいてもよい。
【0018】前記表示制御手段は、前記表示画面上のマ
トリクス上における指示操作に応答し、該当個所に対応
する監視対象の監視項目に対する状態情報を一覧リスト
として表示する手段をさらに含んでいてもよい。
【0019】この発明の第2の観点によるコンピュータ
読取可能な記録媒体は、コンピュータを、表示画面上に
て、互いに交差する軸に複数の監視対象と複数の監視項
目とを割り付けてマトリクスを形成し、該マトリクスを
構成する各セルを、前記監視対象及び監視項目の組み合
わせ毎の状態情報に基づき、該当する監視対象の該当す
る監視項目の状態に応じた色及び柄の少なくとも一方で
表示する1以上の表示制御手段、及び各監視対象におけ
る状態情報を受信して、各監視対象の各監視項目につい
ての状態情報を前記1以上の表示制御手段に供給するイ
ベント制御手段、として機能させるためのプログラムを
格納している。
【0020】この発明の第3の観点によるコンピュータ
読取可能な記録媒体は、コンピュータを、表示画面上に
て、互いに交差する軸に複数の監視対象と複数の監視項
目とを割り付けてマトリクスを形成し、該マトリクスを
構成する各セルを、前記監視対象及び監視項目の組み合
わせ毎の状態情報に基づき、該当する監視対象の該当す
る監視項目の状態に応じた色及び柄の少なくとも一方で
表示するとともに、前記マトリクスの各軸を構成する複
数の要素を、グループ化して、該グループを1要素とし
て代表して表示処理する手段と、前記グループを、指示
操作に応答して、元の複数の要素に分解して表示処理す
る手段とを含む1以上の表示制御手段、及び各監視対象
における状態情報を受信して、各監視対象の各監視項目
についての状態情報を前記1以上の表示制御手段に供給
するイベント制御手段、として機能させるためのプログ
ラムを格納している。
【0021】この発明の第4の観点によるコンピュータ
読取可能な記録媒体は、コンピュータを、表示画面上に
て、互いに交差する軸に複数の監視対象と複数の監視項
目とを割り付けてマトリクスを形成し、該マトリクスを
構成する各セルを、前記監視対象及び監視項目の組み合
わせ毎の状態情報に基づき、該当する監視対象の該当す
る監視項目の状態に応じた色及び柄の少なくとも一方で
表示する1以上の表示制御手段、各監視対象における状
態情報を受信して、各監視対象の各監視項目についての
状態情報を前記1以上の表示制御手段に供給するイベン
ト制御手段、及び前記表示画面上のマトリクス上におけ
る指示操作に応答し、該当個所に対応する監視対象の監
視項目に対する状態情報を一覧リストとして表示する手
段として機能させるためのプログラムを格納している。
【0022】この発明に係る監視表示システム及び記録
媒体は、1以上の表示制御手段において、表示画面上に
て、互いに交差する軸に複数の監視対象と複数の監視項
目とを割り付けてマトリクスを形成し、該マトリクスを
構成する各セルを、前記監視対象及び監視項目の組み合
わせ毎の状態情報に基づき、該当する監視対象の該当す
る監視項目の状態に応じた色及び柄の少なくとも一方で
表示させ、イベント制御手段により、各監視対象におけ
る状態情報を受信して、各監視対象の各監視項目につい
ての状態情報を前記1以上の表示制御手段に供給する。
このシステムでは、監視対象及び監視項目をマトリクス
状に表示することによって、監視対象及び監視項目の組
み合わせ毎の状態を同一画面上に一括して表示すること
ができる。さらに、必要に応じて、該マトリクスの各軸
毎の要素、つまり表示項目、をグループ化により圧縮し
て表示したり、指示によって圧縮された要素グループを
展開させたりすることも可能となる。したがって、各監
視対象上の各監視項目の運用状況を一目で把握すること
ができ、障害発生時にはその障害と他の監視項目との関
連を視覚的に確認することが容易に行える。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1〜図11を参照して、この
発明の実施の形態に係る監視表示システムを適用した分
散システムにおける監視コンソールシステムを説明す
る。
【0024】図1は、この発明の実施の形態に係る監視
表示システムを適用した監視コンソールシステムの構成
を、図2にはその監視表示画面の画面構成をそれぞれ模
式的に示している。
【0025】図1に示す監視コンソールシステムは、監
視エージェント1、イベント制御エンジン2、イベント
データベース3、イベント表示エンジン4、コードデー
タベース5、ディスプレイ制御部6、ディスプレイ7及
び入力装置8を備えている。
【0026】監視エージェント1は、監視すべきシステ
ム内に複数個設けられ、各監視対象、例えば各マシン、
の状態を監視し、各監視対象毎、例えば各マシン毎、の
各監視項目についての障害等の状態を示すイベント情報
をイベント制御エンジン2に供給する。
【0027】イベント制御エンジン2は、イベント制御
処理部21を有する。イベント制御処理部21は、複数
の監視エージェント1から供給されるイベント情報を受
信し、該イベント情報を、イベントデータベース3に格
納し且つその時点で起動している全てのイベント表示エ
ンジン4に通知する。また、イベント制御処理部21
は、イベント表示エンジン4からログ要求が与えられた
場合には、要求された監視対象つまりマシン名と監視項
目とをキーにして、イベントデータベース3を検索す
る。その検索結果を、当該ログ要求の送信元のイべント
表示エンジン4に対して返送する。なお、イべント制御
エンジン2は、イべント表示エンジン4から接続要求が
来た際に、各マシンの最新の状態を伝えるための状態格
納域を、例えば、イベント制御処理部21内に備えてい
る。
【0028】イベントデータベース3は、イベント制御
エンジン2のイベント制御処理部21において複数の監
視エージェント1から収集されたイベント情報を格納す
る。
【0029】イベント表示エンジン4は、表示項目処理
部41、縦項目表示制御部42及び横項目表示制御部4
3を有する。イべント表示エンジン4は、イべント制御
エンジン2のイベント制御処理部21から供給されるイ
ベント情報を処理し、実際の画面にマトリクス状の表示
画面として反映する。該イベント表示エンジン4は、管
理者が監視する画面毎に起動するため、複数のイベント
表示エンジン4を複数のマシン上で動作させることがで
きる。
【0030】表示項目処理部41は、イベント表示エン
ジン4によるマトリクス状の状態表示に係る表示項目の
縦軸及び横軸に対する振り分け制御及びログ表示を制御
する。縦項目表示制御部42及び横項目表示制御部43
は、後述するマトリクス表示のための縦軸に表示される
表示項目及び横軸に表示される表示項目の表示をそれぞ
れ制御する。
【0031】イベント表示エンジン4は、表示項目処理
部41、縦項目表示制御部42及び横項目表示制御部4
3の動作に係る管理者毎の監視すべき監視対象マシン及
び監視項目について、当該管理者が監視するマシン及び
監視項目が何であるか、各表示項目がどのようにグルー
プ化されているか、及び現在どのような表示状態にある
かを示す情報を、コードデーターベース5に格納する。
イベント表示エンジン4は、コードデータベース5に格
納している情報を、当該管理者の操作により、動的に変
化させることができる。
【0032】また、イベント表示エンジン4は、当該管
理者が監視対象としている全てのマシンの状態を格納す
る状態格納域を、例えば、表示項目処理部41又はその
前段に有する。この状態格納域に格納される情報はイべ
ント表示エンジン4を起動したときに、その都度、前述
したイべント制御エンジン2の状態格納域からイベント
制御処理部21を介して最新の情報が送られ、新規に作
成される。
【0033】イべント表示エンジン4は、起動時にイべ
ント制御エンジン2ヘ接続要求を発行する。これにより
イべント制御エンジン2のイベント制御処理部21から
イべント情報が送信される。イべント情報には、「マシ
ン名」、「監視項目名」及び「障害の重要度」の3種類
の情報が含まれている。
【0034】イベント表示エンジン4は、入力装置8か
らディスプレイ制御部6を介してログ情報の表示が要求
された場合には、イベント制御エンジン2に該当する要
素についてのログ要求を送信して、イベント制御エンジ
ン2からログ情報を取得する。イベント制御エンジン2
のイベント制御処理部21からログ情報を取得すると、
イベント表示エンジン4は、それをディスプレイ制御部
6に供給してログ情報を表示させる。
【0035】コードデータベース5は、イベント表示エ
ンジン4により、表示項目処理部41、縦項目表示制御
部42及び横項目表示制御部43の動作に係る管理者毎
の監視すべき監視対象マシン及び監視項目について、当
該管理者が監視するマシン及び監視項目が何であるか、
各表示項目がどのようにグループ化されているか、及び
現在どのような表示状態にあるかを示す情報が格納され
る。
【0036】ディスプレイ制御部6は、イベント表示エ
ンジン4からの表示制御情報及び入力装置8からの入力
情報に応じた画面表示を行うため、ディスプレイ7を駆
動する。ディスプレイ7は、CRT(陰極線管)又は液
晶ディスプレイパネル等を用いた、画像表示装置であ
る。入力装置8は、キーボード及びマウス等のポインテ
ィングデバイスを含み、各種情報を入力する装置であ
り、ディスプレイ制御部6を介してイベント表示エンジ
ン4等を操作し、監視制御を行うために用いられる。次
に、このシステムにおける監視表示画面について説明す
る。
【0037】表示画面には、図2に示すようなマトリク
ス形式を採用する。マトリクス表示ウィンドウMXは、
基本的には、縦軸に、監視対象となるマシン(すなわち
コンピュータ)及びルータ等の物理的な機器の表示項目
を要素として配置し、横軸に、各機器の状態及び動作す
るアプリケーションの状態等の監視項目からなる表示項
目を要素として配置する。
【0038】したがって、マトリクスの各セルは、ある
監視対象マシンのある監視項目に関する状態に対応して
おり、そのセルの色によって状態を示す。例えば、赤色
が重度の障害、黄色が警告、緑色が正常状態を示すもの
とする。さらに色数を増やして状態をより細分化して表
示するようにすることも考えられる。また、色による表
示以外にも、各セルに、状態を示すアイコンを配置した
り、状態を動画表示するアニメーションアイコンを配置
したり、又は各セルに、状態を示す適当なパターン等を
付して表示するなど、図柄による表示としてもよい。こ
のような、図柄による表示を用いれば、色弱な管理者に
おいても有効に利用することができる。
【0039】次に、グループ化について説明する。縦軸
及び横軸に配置した各表示項目は、管理者の所望に応じ
て任意にグループ化することができる。つまり、監視対
象を、その物理的な配置に関係なく、論理的にグループ
分けすることが可能である。例えば、縦軸のマシン名
を、「設置されている部署毎」、「各業務システムに関
連するマシン毎」及び「マシンの種類毎」などによって
グループ化してもよい。また、例えば、横軸の監視項目
を、「監視対象のグループ毎」及び「関連するアプリケ
ーション毎」などによってグループ化してもよい。
【0040】グループ化された項目には、グループの名
前を付ける必要がある。そのグループ名が新たな表示項
目名となり、縦軸又は横軸の表示項目として表示され
る。この場合、グループ化された項目であることが表示
状態から識別できるようにする。例えば図2においては
「●」印を付した場合について示しているが、各セル自
体の枠線を二重線のような飾り枠線とするなどして区別
するようにしてもよい。
【0041】グループ化された表示項目は、表示項目
名、すなわちグループ名、の先頭に付した「●」印を、
ポインティングデバイスでクリックするなどして選択指
示すると、そのグループを構成する表示項目が展開さ
れ、グループ名とその構成内容の表示項目名が表示され
る。
【0042】このグループ化された表示項目は、該グル
ープを構成する表示項目の全体の状態を反映することが
できる。例えば、A、B及びCという3台のマシンをグ
ループ化し、「XYZ」というグループ名を付け、通常
は「XYZ」というグループ名しか表示項目として表示
されていない場合を考える。この場合、Aのマシンに障
害が発生するとグループ名「XYZ」の表示色が変化
し、表示項目「XYZ」のグループを構成するマシンの
いずれかに障害が発生したことがわかる。
【0043】図2に示すマトリクス表示ウィンドウMX
では、縦軸の表示項目がグループ名「人事部」、「営業
部」及び「開発部」と、マシン名「マシン10」で構成
されており、グループ名「人事部」については、展開さ
れ、「人事部」の構成マシン名「マシン1」、「マシン
2」、「マシン3」及び「マシン4」が表示項目となっ
ている。また、横軸の表示項目は、グループ名「マシ
ン」、「ネットワーク」、「業務監視」、及び「DBM
S(データベース管理システム:いわゆるリレーショナ
ルデータベースシステム)」等で構成され、グループ名
「マシン」、「ネットワーク」、及び「DBMS」につ
いては、それぞれ個々の監視項目名に展開されている。
すなわち、グループ名「マシン」については、監視項目
名「CPU(中央処理装置)負荷」、「ディスク容
量」、「メモリ監視」及び「スワップ監視」の表示項目
に展開されている。グループ名「ネットワーク」につい
ては、監視項目名「NW(ネットワーク)接続」、「N
W負荷」及び「NW衝突」の表示項目に展開されてい
る。そして、グループ名「DBMS」については、監視
項目名「空き容量」、「ファイルI/O(入出力)」及
び「ログインエラー」の表示項目に展開されている。
【0044】図2においては、マトリクスのセル表示部
分及び縦軸の監視対象の表示項目にのみ色表示を行って
おり、横軸の監視項目については色表示を行っていな
い。この場合、赤色が重度の障害、黄色が警告、緑色が
正常状態を示すものとしている。なお、図2において
は、グループが展開されている場合にはグループ名を色
表示していない。マトリクスのセル表示部分のうちで、
赤色表示されているのは、「マシン4」の「NW接
続」、「営業部」の「NW接続」、「開発部」の「NW
接続」、「マシン4」の「空き容量」、「営業部」の
「ファイルI/O」及び「開発部」の「ファイルI/
O」の各セルであり、黄色表示されているのは、「マシ
ン2」の「ディスク容量」のセルである。それ以外のマ
トリクスのセル表示部分は、緑色表示されている。縦軸
の監視対象の表示項目のうちで、「マシン4」、「営業
部」及び「開発部」の各表示項目については、その監視
対象に該当するセルのうち2箇所が赤色表示されている
ので、これらの監視対象の表示項目名も、赤色表示され
ている。縦軸の監視対象の表示項目のうちで、「マシン
2」については、その監視対象に該当するセルのうち1
箇所が黄色表示されているので、この表示項目名「マシ
ン2」部分が、黄色表示されている。縦軸の監視対象の
表示項目のうちのその他の表示項目「マシン1」、「マ
シン3」及び「マシン10」の各表示項目については、
その監視対象に該当するセルは全て緑色表示されている
ので、これらの監視対象の表示項目名も、緑色表示され
ている。
【0045】このシステムにおけるログ表示について説
明する。
【0046】監視表示画面のマトリクスを構成する各セ
ルを、例えば、ポインティングデバイスによりクリック
することによって、そのセルに関する過去の状態情報の
履歴を示すログ情報を該マトリクス監視画面を表示する
マトリクス表示ウィンドウMXとは別のウィンドウに表
示させる。図3にログ情報を表示するログ表示ウィンド
ウLOGの一例を示している。各セルだけでなく、監視
対象の各マシン及び監視項目等の表示項目名をクリック
することによっても、該当する表示項目に関する過去の
全てのログ情報を表示させる。グループ化された表示項
目をクリックした場合にも、同様に、当該グループを構
成する項目に関する全ての履歴情報がログ情報として表
示される。
【0047】これは、特定条件を満たすログ情報のみを
抽出して表示するいわゆるログのフィルタリング機能に
相当し、フィルタリングの設定を簡単な操作で行うこと
ができることになる。
【0048】図3は、縦監視項目すなわち監視対象の表
示項目である「マシン10」をクリックして、ログを表
示させたときのログ表示ウィンドウLOGの一例を示し
ている。すなわち、図3においては、例えば1997年
2月2日9時45分にマシン10において、xxxなる
項目でyyyなるイベントが発生したこと、1997年
2月2日10時22分にマシン10において、zzzな
る項目で異常が発生したこと、1997年2月2日10
時55分にマシン10において、aaaなる項目のジョ
ブが終了したこと、1997年2月2日11時39分に
マシン10において、xxxなる項目が80%を超えた
こと、1997年2月2日14時18分にマシン10に
おいて、監視項目Aで異常が発生したこと、1997年
2月2日14時49分にマシン10において、先に発生
したzzzなる項目での異常から回復したこと、などが
ログとして表示された状況を示している。
【0049】次に、このシステムにおけるイベント表示
エンジン4及びコードデータベース5におけるデータ構
造について説明する。
【0050】イべント制御エンジン2から供給されるイ
べント情報は、イべント表示エンジン4で処理されて、
実際の画面に反映される。イベント表示エンジン4は、
管理者が監視している画面毎に起動されるので、複数の
エンジンが複数のマシン上で動作していることになる。
【0051】イべント表示エンジン4で使用するデータ
構造を図4〜図6に示す。
【0052】図4及び図5にそれぞれ示す縦及び横監視
項目一覧は、当該管理者が監視する監視対象マシンや監
視項目が何であるか、どのようにグループ化されている
か、現在どのような表示状態にあるかを示す役割があ
る。グループフラグは、その項目名がグループ名である
か通常の表示項目名であるかを示している。
【0053】図4及び図5の縦及び横監視項目一覧で
は、グループフラグが有効となっている場合、すなわち
表示項目がグループ名である場合には、グループフラグ
の欄に「●」を示している。グループフラグが有効とな
っている表示項目については、さらにそのグループがど
のような構成要素により構成されているかを示す構成要
素一覧にリンクが張られている。展開フラグは、表示画
面上でそのグループが展開されて表示されているか否か
を示している。図4及び図5では、展開フラグが有効と
なっている場合、すなわちグループが展開されている場
合には、展開フラグの欄に「●」を示している。
【0054】これら縦及び横監視項目一覧の情報は、管
理者の操作に基づいて動的に変化する。該縦及び横監視
項目一覧の情報は、コードデータベース5に管理者毎に
保存されている。
【0055】イベント表示エンジン4には、状態格納域
が設けられており、図6に示すように、当該管理者が監
視対象としているマシン全ての状態情報が格納される。
該状態情報は、イべント表示エンジン4を起動したとき
に、その都度、イべント制御エンジン2から最新の状態
情報が転送されて、新規に作成される。
【0056】次にこのシステムにおける動作を、図7〜
図11に示すフローチャートを参照して説明する。
【0057】イべント表示エンジン4は起動時にイべン
ト制御エンジン2に対して接続要求を発行する。これに
よりイべント制御エンジン2からイべント情報が送信さ
れるようになる。イべント制御エンジン2からイべント
情報を受け取り、それを表示するためのアルゴリズムを
図7〜図10に示す。イべント情報には「マシン名」、
「監視項目名」及び「障害の重要度」の3種類の情報が
含まれている。図7及び図8に示すイベント受信処理
は、イベント表示エンジン4がイベント制御エンジン2
からイベント情報が送信されるとその都度起動される。
イベント受信処理が開始されると、イベント表示エンジ
ン4の表示項目処理部41は、まずイベント情報を受信
し、「マシン名」、「監視項目名」、「障害の重要
度」、「メッセージ情報」等をそれぞれ抽出する(ステ
ップS11)。
【0058】次に、表示項目処理部41は、抽出された
「マシン名」が、縦監視項目すなわち縦方向に表示され
る監視対象の表示項目名の何番目かを示す値である「縦
座標カウンタ」を求める(ステップS12)。
【0059】「縦座標カウンタ」の検出は、図9に示す
ようにして行う。まず、「縦座標カウンタ」を“0”に
設定し、「縦グループ名」をクリアする(ステップS3
1)。次に「縦座標カウンタ」を+1インクリメントし
た後(ステップS32)、縦監視項目の検査が満了し、
最早、該当する「縦座標カウンタ」には縦監視項目が存
在するか否かを判定する(ステップS33)。縦監視項
目が存在すれば、当該縦監視項目のグループフラグがオ
ンとなっているか否かを判定する(ステップS34)。
グループフラグがオフであれば、当該「縦座標カウン
タ」に該当する表示項目名が、与えられた「マシン名」
と一致するか否かをチェックし(ステップS35)、一
致していれば、「縦座標カウンタの検出」を終了し、図
7及び図8の処理に戻る。
【0060】ステップS33において、縦監視項目の検
査が満了し、最早、該当する「縦座標カウンタ」には縦
監視項目が存在しないと判定されれば、イベント情報か
ら抽出された「マシン名」が、表示項目に該当しないの
で処理を終了する。
【0061】ステップS34で、グループフラグがオン
となっていると判定された場合には、その「縦座標カウ
ンタ」を仮の縦座標カウンタである「縦座標カウンタ.
bak」に設定する(ステップS36)。次に、与えら
れた「マシン名」が当該グループの構成要素と一致する
か否かをチェックし(ステップS37)、一致しなけれ
ば、展開フラグがオンとなっているか否かを調べる(ス
テップS38)。展開フラグがオンとなっていれば、
「縦座標カウンタ.bak」を+1インクリメントして
(ステップS39)、当該グループの全ての構成要素に
ついての検査が終了したか否かをチェックする(ステッ
プS40)。全ての構成要素のチェックが満了していれ
ば、ステップS32に戻る。
【0062】ステップS37において、与えられた「マ
シン名」が当該グループの構成要素と一致していれば、
「縦座標カウンタ.bak」を「縦座標カウンタ」に設
定し、且つグループ名を「縦グループ名」に設定して
(ステップS41)、「縦座標カウンタの検出」を終了
し、図7及び図8の処理に戻る。
【0063】ステップS38において、展開フラグがオ
フとなっていれば、(ステップS39をスキップし)ス
テップS40にジャンプして、当該グループの全ての構
成要素についての検査が終了したか否かをチェックす
る。
【0064】また、ステップS35において、与えられ
た「マシン名」と「縦座標カウンタ」に該当する表示項
目名が一致しなければ、ステップS32に戻る。
【0065】こうして、ステップS12により「縦座標
カウンタ」が求められると、表示項目処理部41は、抽
出された「監視項目名」が、横監視項目すなわち横方向
に表示される監視項目の表示項目名の何番目かを示す値
である「横座標カウンタ」を求める(ステップS1
3)。
【0066】「横座標カウンタ」の検出は、図10に示
すようにして行う。まず、「横座標カウンタ」を“0”
に設定し、「横グループ名」をクリアする(ステップS
51)。次に「横座標カウンタ」を+1インクリメント
した後(ステップS52)、横監視項目の検査が満了
し、最早、該当する「横座標カウンタ」には横監視項目
が存在するか否かを判定する(ステップS53)。横監
視項目が存在すれば、当該横監視項目のグループフラグ
がオンとなっているか否かを判定する(ステップS5
4)。グループフラグがオフであれば、当該「横座標カ
ウンタ」に該当する表示項目名が、与えられた「監視項
目名」と一致するか否かをチェックし(ステップS5
5)、一致していれば、「横座標カウンタの検出」を終
了し、図7及び図8の処理に戻る。
【0067】ステップS53において、横監視項目の検
査が満了し、最早、該当する「横座標カウンタ」には横
監視項目が存在しないと判定されれば、イベント情報か
ら抽出された「監視項目名」が、表示項目に該当しない
ので処理を終了する。
【0068】ステップS54で、グループフラグがオン
となっていると判定された場合には、その「横座標カウ
ンタ」を仮の横座標カウンタである「横座標カウンタ.
bak」に設定する(ステップS56)。次に、与えら
れた「監視項目名」が当該グループの構成要素と一致す
るか否かをチェックし(ステップS57)、一致しなけ
れば、展開フラグがオンとなっているか否かを調べる
(ステップS58)。展開フラグがオンとなっていれ
ば、「横座標カウンタ.bak」を+1インクリメント
して(ステップS59)、当該グループの全ての構成要
素についての検査が終了したか否かをチェックする(ス
テップS60)。全ての構成要素のチェックが満了して
いれば、ステップS52に戻る。
【0069】ステップS57において、与えられた「監
視項目名」が当該グループの構成要素と一致していれ
ば、「横座標カウンタ.bak」を「横座標カウンタ」
に設定し、且つグループ名を「横グループ名」に設定し
て(ステップS61)、「横座標カウンタの検出」を終
了し、図7及び図8の処理に戻る。
【0070】ステップS58において、展開フラグがオ
フとなっていれば、(ステップS59をスキップし)ス
テップS60にジャンプして、当該グループの全ての構
成要素についての検査が終了したか否かをチェックす
る。
【0071】また、ステップS55において、与えられ
た「監視項目名」と「横座標カウンタ」に該当する表示
項目名が一致しなければ、ステップS52に戻る。
【0072】ステップS13により「横座標カウンタ」
が求められると、表示項目処理部41は、抽出された
「障害の重要度」を、ステップS11で抽出された「マ
シン名」及び「監視項目名」に対応する状態格納域(図
6参照)に設定する(ステップS14)。さらに、この
「障害の重要度」を、「障害の重要度」の最大値を示す
「重要度MAX」に設定する(ステップS15)。
【0073】次に、「縦グループ名」が縦監視項目すな
わち表示項目に設定されているか否かを調べ(ステップ
S16:図8参照)、「縦グループ名」が表示項目に設
定されていれば、さらに「横グループ名」が横監視項目
すなわち表示項目に設定されているか否かを調べる(ス
テップS17)。ステップS16及びS17の結果、
「縦グループ名」及び「横グループ名」が表示項目に設
定されていると判定された場合には、ステップS15で
設定された「重要度MAX」を「縦グループ名」内のマ
シンの「横グループ名」内の監視項目に該当する要素の
「障害の重要度」と比較し、大きいものを「重要度MA
X」として設定する(ステップS18)。
【0074】そして、「横グループ名」に属する全ての
監視項目についての比較が終了したか否かを調べ(ステ
ップS19)、終了していなければステップS18に戻
り、全ての監視項目について比較する。ステップS19
で、「横グループ名」に属する全ての監視項目について
の比較が終了したと判定されたら、「縦グループ名」に
属する全てのマシンについての比較が終了したか否かを
調べ(ステップS20)、終了していなければステップ
S18に戻り、全てのマシンについて比較する。
【0075】ステップS20で、「縦グループ名」に属
する全てのマシンについての比較が終了したと判定され
たら、「縦座標カウンタ」及び「横座標カウンタ」に該
当するセルの色を「重要度MAX」に応じて変更して
(ステップS21)、処理を終了する。
【0076】ステップS16で、「縦グループ名」が表
示項目に設定されていなければ、さらに「横グループ
名」が表示項目に設定されているか否かを調べる(ステ
ップS22)。ステップS16及びS22の結果、「縦
グループ名」が設定されておらず、「横グループ名」が
表示項目に設定されていると判定された場合には、ステ
ップS15で設定された「重要度MAX」を、該当する
「マシン名」の「横グループ名」内の監視項目に該当す
る要素の「障害の重要度」と比較し、大きいものを「重
要度MAX」として設定する(ステップS23)。
【0077】そして、「横グループ名」に属する全ての
監視項目についての比較が終了したか否かを調べ(ステ
ップS24)、終了していなければステップS23に戻
り、全ての監視項目について比較する。ステップS24
で、「横グループ名」に属する全ての監視項目について
の比較が終了したと判定されたら、ステップS21に移
行する。
【0078】ステップS22で、「横グループ名」が表
示項目に設定されていないと判定され、「縦グループ
名」及び「横グループ名」がいずれも表示項目に設定さ
れていないと判定された場合には、直ちにステップS2
1に移行する。
【0079】ステップS17で、「横グループ名」が横
監視項目すなわち表示項目に設定されていないと判定さ
れ、ステップS16及びS17の結果、「縦グループ
名」が表示項目に設定され、「横グループ名」が表示項
目に設定されていないと判定された場合には、ステップ
S15で設定された「重要度MAX」を「縦グループ
名」内のマシンの「監視項目名」に該当する要素の「障
害の重要度」と比較し、大きいものを「重要度MAX」
として設定する(ステップS25)。
【0080】そして、「縦グループ名」に属する全ての
マシンについての比較が終了したか否かを調べ(ステッ
プS26)、終了していなければステップS25に戻
り、全てのマシンについて比較する。
【0081】ステップS26で、「縦グループ名」に属
する全てのマシンについての比較が終了したと判定され
たら、ステップS21に移行して、「縦座標カウンタ」
及び「横座標カウンタ」に該当するセルの色を「重要度
MAX」に応じて変更して、処理を終了する。
【0082】以上のようにして、イベント表示エンジン
4は、表示項目処理部41による処理の結果を、縦項目
に関連する部分は縦項目表示制御部42を介して、横項
目に関連する部分は横項目表示制御部43を介して、そ
してマトリクス部分の各セルについては表示項目処理部
41から直接ディスプレイ制御部6に与え、ディスプレ
イ7にマトリクス状に表示する。また、ログ表示は、次
のようにして行われる。
【0083】マトリクス表示における各セルをポインテ
ィングデバイスによるクリック等により選択指示してロ
グ表示を行う際には、その選択指示する個所により3種
類の形態があり、それぞれ縦及び横監視項目一覧より該
当するマシン名や監視項目の情報を取得することができ
る。イベント表示エンジン4は、入力装置8のポインテ
ィングデバイスのクリック操作等に基づきディスプレイ
制御部6を介して、表示項目処理部41、縦項目表示制
御部42及び横項目表示制御部43に与えられる選択指
示情報に基づき、イべント制御エンジン2へ、一つの
「マシン名」と一つの「監視項目名」を対にしてログ要
求をする。すなわち、タイトルやグループ化された項目
をクリックした場合には、複数のログ要求が発行される
ことになる。返信された結果はイべント表示エンジン4
によってソート処理された後に表示される。
【0084】(1) マトリクスのセル部分が選択指示され
た場合 選択指示された個所がマトリクスのセル部分である場合
には、選択されたマシン名及び監視項目名と共にログ要
求をイべント制御エンジン2に送信する。
【0085】(2) マシン名又は監視項目等の表示項目名
部分が選択指示された場合 選択指示された個所がマシン名及び監視項目等の表示項
目部分である場合には、該当するマシン名又は監視項目
に対応するログ要求をイべント制御エンジン2に送信す
る。すなわち、マシン名が選択された場合には、当該マ
シンについての全ての監視項目に関するログ要求を送信
し、監視項目名が選択された場合には全てのマシンの当
該監視項目に関するログ要求を送信する。
【0086】(3) グループ名部分が選択指示された場合 選択指示された個所がグループ化された表示項目、すな
わちグループ名部分の場合には、当該グループ名にてグ
ルーブ化された全項目を、縦及び横監視項目一覧によ
り、リンクに基づいて取得する。そして、取得した項目
についてログ要求をイベント制御エンジン2に送信す
る。
【0087】このようにして、選択指示された個所に応
じてフィルタリングされたログ情報がログ表示ウィンド
ウLOGに表示される。
【0088】イべント制御エンジン2は、監視対象とな
っている各マシンの状態を監視する監視エージェント1
からイべント情報を受け取り、そのイべント情報をイベ
ントデータべース3に保存した後、その時点で起動して
いる全てのイべント表示エンジン4に該イベント情報を
通知する。
【0089】このイベント制御エンジン2におけるイベ
ント情報の送信処理のアルゴリズムを図11に示してい
る。
【0090】イベント情報の送信処理は、監視エージェ
ント1においてイベントが検出されると、その都度イベ
ント制御エンジン2にて起動される。
【0091】まず、イベント制御エンジン2は、監視エ
ージェント1からイベント情報を受信し(ステップS7
1)、該イベント情報から「マシン名」、「監視項
目」、「障害の重要度」及び「メッセージ情報」等を分
離抽出する(ステップ72)。これら「マシン名」、
「監視項目」、「障害の重要度」及び「メッセージ情
報」等の情報を、イベントデータベース3に格納する
(ステップS73)。そして、これらの情報をイベント
制御エンジン2の状態格納域に反映する(ステップS7
4)。
【0092】イべント制御エンジン2では、現在起動し
ているイべント表示エンジン4を把握するために、接続
要求のあったイべント表示エンジン4のアドレスをエン
トリリストに格納している。イべント表示エンジン4か
ら切断要求があったときには、この当該イベント表示エ
ンジン4をエントリリストから削除する。なお、イべン
ト制御エンジン2にもイベント表示エンジン4とほぼ同
様の図6に示すような状態格納域を持っている。この状
態格納域の情報はイべント表示エンジン4から接続要求
があった際に、各マシンの最新の状態を伝えるために存
在する。このため、イべント表示エンジン4では、各管
理者が監視するマシンについての情報のみを状態格納域
に保存していたが、イべント制御エンジン4では全ての
マシンについての情報を管理者毎に保存している。
【0093】上述したエントリリストからイベント情報
を送信すべきイベント表示エンジン4の情報を取得し、
該イベント表示エンジン4に「マシン名」、「監視項
目」、「障害の重要度」及び「メッセージ情報」等のイ
ベント情報を送信する(ステップS75)。そして、エ
ントリリストに格納された全てのエントリのイベント表
示エンジン4にイベント情報を送信したか否かをチェッ
クし(ステップS76)、エントリリストの全エントリ
のイベント表示エンジン4にイベント情報を送信してい
なければ、ステップS75に戻り、全エントリのイベン
ト表示エンジン4にイベント情報を送信するまで、イベ
ント情報の送信を繰り返す。
【0094】このようにして、エントリリストに格納さ
れた全てのエントリのイベント表示エンジン4にイベン
ト情報を送信したと、ステップS76で判定されれば、
イベント情報の送信処理を終了する。
【0095】なお、イベント制御エンジン2は、ログ表
示要求が与えられた場合には、要求された「マシン名」
及び「監視項目」をキーにして、図11の処理において
イベント情報を格納したイベントデータべース3に対し
て検索を行い、その検索結果をログ要求送信元のイべン
ト表示エンジン4に対して送り返す。
【0096】すなわち、各管理者の監視画面を、監視対
象のマシンとそのマシンで監視する監視項目とをそれぞ
れ軸としたマトリクスとすることにより、マトリクスの
各セルをあるマシンのある監視項目の状態を表す部分と
し、そのセルを色により表示することにより、一目でシ
ステム全体の状態を把握することができる。
【0097】マトリクスの縦軸及び横軸となる各項目
を、必要に応じてグループ化することができる。グルー
プ化された項目はまとめられて、監視画面上では一行又
は一列の項目として表示される。このように、グループ
化された項目を選択指示することにより、グループ化さ
れている要素が展開され、一層詳細に見ることができ
る。
【0098】これにより大量のマシンを監視する際に
も、監視画面を一画面で収まるようにすることができ、
しかもシステム全体を一目で監視するという利点が失わ
れることはない。
【0099】また、監視コンソールのモジュール構成を
障害イべントを受信するイべント制御エンジン2及びイ
ベントデータベース3有する制御部と、稼働状況を表示
するイベント表示エンジン4、コードデータベース5、
ディスプレイ制御部6及びディスプレイ7等を有する表
示部に役割を分割することができる。すなわち、イべン
ト制御エンジン2は、監視対象のマシンから障害等のイ
べント情報を取得し、該イべント情報を保存し、さらに
イべント表示エンジン4への引き渡しを行う。イべント
表示エンジン4は、該当するセルの状態を変化させるよ
うに、イベント情報の振り分け処理を行う。このような
機能分担により、イべント制御エンジン2はシステムに
一つだけ存在すればよいが、イべント表示エンジン4は
管理者毎に複数設けることができる。
【0100】また、各セル又は表示項目を選択指示する
ことにより、それらに指示個所のみに対応するログを表
示させることもできる。
【0101】上述のようにして、常時、システム全体の
詳細な状態を監視することができ、障害又は警告が発生
した場合には、どのマシンのどの監視項目で障害が発生
したのかが一目で分かるようになる。また、全ての監視
項目をマトリックス状に展開して表示するので、複数の
障害が発生した場合には、その障害の発生分布を視覚的
に確認することができ、複数のマシン又は複数の監視項
目にわたって関連がある障害である場合には、それをマ
トリクス上の表示パターンにより容易に視認することが
できる。
【0102】なお、この発明の監視表示システムは、専
用のシステムとして構成することなく、通常のコンピュ
ータシステムを用いて実現することができる。例えば、
コンピュータシステムに上述の動作を実行するためのプ
ログラムを格納した媒体(フロッピーディスク、CD−
ROM等)から該プログラムをインストールすることに
より、上述の処理を実行する監視表示システムを構築す
ることができる。インストールによって、当該プログラ
ムは、コンピュータシステム内のハードディスク等の媒
体に格納されて、監視表示システムを構成し、実行に供
される。
【0103】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、狭義の記憶媒体に限らず、通信回線、
通信ネットワーク及び通信システムのように、一時的且
つ流動的にプログラム等の情報を保持する通信媒体等を
含む広義の記憶媒体であってもよい。
【0104】例えば、インターネット等の通信ネットワ
ーク上に設けたFTP(File Transfer Protocol)サー
バに当該プログラムを登録し、FTPクライアントにネ
ットワークを介して配信してもよく、通信ネットワーク
の電子掲示板(BBS:Bulletin Board System)等に
該プログラムを登録し、これをネットワークを介して配
信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS
(Operating System)の制御下において実行することに
より、上述の処理を達成することができる。さらに、通
信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動
実行することによっても、上述の処理を達成することが
できる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、各監視対象と各監視項目とをそれぞれ交差する軸上
に配置して、マトリクス状に表示することにより、各監
視対象上の各監視項目の運用状況を一目で把握すること
ができ、障害発生時にはその障害と他の監視項目との関
連を視覚的に確認することができ、ひいては障害解析を
容易に行うことができる監視表示システム及び媒体を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る監視表示システム
を採用した監視コンソールシステムの構成を模式的に示
すブロック図である。
【図2】図1の監視表示システムのマトリクス表示ウィ
ンドウを説明するための模式図である。
【図3】図1の監視表示システムのログ表示ウィンドウ
を説明するための模式図である。
【図4】図1の監視表示システムにおける縦監視項目に
関するデータ構造を説明するための模式図である。
【図5】図1の監視表示システムにおける横監視項目に
関するデータ構造を説明するための模式図である。
【図6】図1の監視表示システムにおける状態格納域に
関するデータ構造を説明するための模式図である。
【図7】図1の監視表示システムにおけるイベント受信
処理の前半を説明するためのフローチャートである。
【図8】図1の監視表示システムにおけるイベント受信
処理の後半を説明するためのフローチャートである。
【図9】図1の監視表示システムにおける縦座標カウン
タ検出処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】図1の監視表示システムにおける横座標カウ
ンタ検出処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】図1の監視表示システムにおけるイベント送
信処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】従来の監視コンソールにおけるアイコンベー
スの状態表示を説明するための模式的な図である。
【図13】従来の監視コンソールにおけるログベースの
状態表示を説明するための模式的な図である。
【符号の説明】
1 監視エージェント 2 イベント制御エンジン 3 イベントデータベース 4 イベント表示エンジン 5 コードデータベース 6 ディスプレイ制御部 7 ディスプレイ 8 入力装置 21 イベント制御処理部 41 表示項目処理部 42 縦項目表示制御部 43 横項目表示制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の監視対象の複数の監視項目について
    の状態を監視して、表示画面上に表示する監視表示シス
    テムにおいて、 前記表示画面上にて、互いに交差する軸に前記監視対象
    と前記監視項目とを割り付けてマトリクスを形成し、該
    マトリクスを構成する各セルを、前記監視対象及び監視
    項目の組み合わせ毎の状態情報に基づき、該当する監視
    対象の該当する監視項目の状態に応じた色及び柄の少な
    くとも一方で表示する表示制御手段と、 各監視対象における状態情報を受信して、各監視対象の
    各監視項目についての状態情報を前記表示制御手段に供
    給するイベント制御手段と、を具備することを特徴とす
    る監視表示システム。
  2. 【請求項2】前記表示制御手段は、 前記マトリクスの各軸を構成する複数の要素を、グルー
    プ化して、該グループを1要素として代表して表示処理
    する手段と、 前記グループを、指示操作に応答して、元の複数の要素
    に分解して表示処理する手段とを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の監視表示システム。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段は、監視者及び監視場所
    の少なくとも一方に応じて複数個設けられ、且つ前記イ
    ベント制御手段は、該複数個の表示制御手段に対して共
    通に状態情報を供給する手段であることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の監視表示システム。
  4. 【請求項4】前記表示制御手段は、 前記表示画面上の第1の軸についての表示項目の表示制
    御を行う第1の項目表示制御手段と、 前記表示画面上の前記第1の軸に交差する第2の軸につ
    いての表示項目の表示制御を行う第2の項目表示制御手
    段と、 前記第1及び第2の項目表示制御手段に対して、前記イ
    ベント制御手段により供給される各監視対象の各監視項
    目についての状態情報を、マトリクスを構成する各セル
    の前記監視対象及び監視項目の組み合わせ毎に振り分け
    て提供する表示項目処理手段と、を含むことを特徴とす
    る請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の監視表
    示システム。
  5. 【請求項5】前記表示制御手段は、 前記表示画面上のマトリクス上における指示操作に応答
    し、該当個所に対応する監視対象の監視項目に対する状
    態情報を一覧リストとして表示する手段をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1項に
    記載の監視表示システム。
  6. 【請求項6】コンピュータを、 表示画面上にて、互いに交差する軸に複数の監視対象と
    複数の監視項目とを割り付けてマトリクスを形成し、該
    マトリクスを構成する各セルを、前記監視対象及び監視
    項目の組み合わせ毎の状態情報に基づき、該当する監視
    対象の該当する監視項目の状態に応じた色及び柄の少な
    くとも一方で表示する1以上の表示制御手段、及び各監
    視対象における状態情報を受信して、各監視対象の各監
    視項目についての状態情報を前記1以上の表示制御手段
    に供給するイベント制御手段、として機能させるための
    プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒
    体。
  7. 【請求項7】コンピュータを、 表示画面上にて、互いに交差する軸に複数の監視対象と
    複数の監視項目とを割り付けてマトリクスを形成し、該
    マトリクスを構成する各セルを、前記監視対象及び監視
    項目の組み合わせ毎の状態情報に基づき、該当する監視
    対象の該当する監視項目の状態に応じた色及び柄の少な
    くとも一方で表示するとともに、前記マトリクスの各軸
    を構成する複数の要素を、グループ化して、該グループ
    を1要素として代表して表示処理する手段と、前記グル
    ープを、指示操作に応答して、元の複数の要素に分解し
    て表示処理する手段とを含む1以上の表示制御手段、及
    び各監視対象における状態情報を受信して、各監視対象
    の各監視項目についての状態情報を前記1以上の表示制
    御手段に供給するイベント制御手段、として機能させる
    ためのプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記
    録媒体。
  8. 【請求項8】コンピュータを、 表示画面上にて、互いに交差する軸に複数の監視対象と
    複数の監視項目とを割り付けてマトリクスを形成し、該
    マトリクスを構成する各セルを、前記監視対象及び監視
    項目の組み合わせ毎の状態情報に基づき、該当する監視
    対象の該当する監視項目の状態に応じた色及び柄の少な
    くとも一方で表示する1以上の表示制御手段、 各監視対象における状態情報を受信して、各監視対象の
    各監視項目についての状態情報を前記1以上の表示制御
    手段に供給するイベント制御手段、及び前記表示画面上
    のマトリクス上における指示操作に応答し、該当個所に
    対応する監視対象の監視項目に対する状態情報を一覧リ
    ストとして表示する手段として機能させるためのプログ
    ラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
JP10207612A 1998-07-23 1998-07-23 監視表示システム及び記録媒体 Pending JP2000040021A (ja)

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