JPH0649570B2 - 多孔質無機酸化物の製造方法 - Google Patents

多孔質無機酸化物の製造方法

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JPH0649570B2
JPH0649570B2 JP1192446A JP19244689A JPH0649570B2 JP H0649570 B2 JPH0649570 B2 JP H0649570B2 JP 1192446 A JP1192446 A JP 1192446A JP 19244689 A JP19244689 A JP 19244689A JP H0649570 B2 JPH0649570 B2 JP H0649570B2
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フイリツプス ピトローリアム カンパニー
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般に多孔質無機酸化物に関し、特にシリカ
・チタニアコゲル及びシリカ・チタニア・クロムターゲ
ルの製造方法並びにその製造方法により製造した触媒を
用いた重合方法に関する。
〔従来の技術〕
担体付クロム触媒は、ポリエチレンの如き高密度オレフ
ィン重合体の製造で長い間支配的な因子になってきてい
る。最初商業化された時、これらの触媒は溶液重合法で
用いられた。しかし、多くの商業級オレフィン重合体へ
一層経済的な経路はスラリー法、即ち、得られる重合体
が大部分希釈剤に不溶性となるのに充分な低い温度で行
われる重合法であることが早くから明らかになってい
る。しかし、溶液重合系で容易に行われる或る制御方法
はスラリー系では一層困難になる。このことは特に分子
量の調節に関して起きている。溶液系では、低分子量で
大きなメルトフローを持つ重合体を与えるためには温度
を増大しさえすればよい。しかし、スラリー系では、温
度増大には実際上制限がある。なぜなら、重合体が溶解
し、スラリー系の価値が失われる点にすぐに到達するか
らである。
一層商業的に望ましいスラリー系を最大限に利用するた
め、一層大きなメルトフローを持つ重合体を製造できる
ように変性された触媒が開発されてきた。そのような変
性の一つはシリカ・チタニアのコゲル(cogel)及びシリ
カ・チタニア・クロムのターゲル(tergel)の形成であ
る。これらのゲルは、アルカリ性pHで熟成(age)され
るか、又は中性pHで熟成され、共沸蒸溜又は水混和性
溶媒による洗浄により通常水が除去される。別の変性
は、シリカヒドロゲル又はシリカ・チタニアコゲルに気
孔保持剤(pore preserving agent)を添加し、次に水を
慣用的やり方で除去することである。
残念ながらこれらの触媒及び触媒担体は、希望の多きな
メルトインデックスを持つ重合体を製造するのに充分大
きな気孔体積及び気孔孔径をもたないことが判明してい
る。
〔本発明の要約〕
本発明によれば、シリカ・チタニアコヒドロゲルを先ず
実質的に中性のpHで熟成し、次にアルカリ性pHで熟成
し、最後に噴霧乾燥又は共沸乾燥する。
本発明の別の態様によれば、シリカ・チタニア・クロム
ターゲルを先ず中性pHで熟成し、次にアルカリ性pHで
熟成し、最後に噴霧乾燥又は共沸乾燥する。
本発明の更に別の態様によば、中性及びアルカリ性pH
で熟成されたシリカ・チタニアコヒドロゲル又はシリカ
・チタニア・クラムターゲルへ、噴霧乾燥又は共沸乾燥
する前に、気孔保持剤が添加される。
〔好ましい態様についての記述〕
触媒 本記載中、「コゲル(cogel)」及び「コヒドロゲル又は
コゲルヒドロゲル(cogel hydrogel)」と言う用語は独断
的に同時ゲル化した(cogelled)シリカ及びチタニアを指
すのに用いられている。用語「ターゲル(tergel)」と
は、シリカ、チタニア及びクロムを一緒にゲル化するこ
とによって得られた生成物を指すのに用いられている。
「シリカ」と言うのは、80〜100重量%のシリカと、も
し残余があった場合、アルミナ、ボリア、マグネシア、
トリア、ジルコニア、又はそれらの混合物から選択され
た残余から一般になるシリカ含有物質を意味する。触媒
に悪影響を与えない、或は存在していても或る無関係な
結果を生ずるような他の成分が存在していてもよい。
本発明の触媒のための担体は、シリカ及びチタン化合物
のコゲルでなければならない。そのようなコヒドロゲル
は、珪酸ナトリウムの如きアルカリ金属珪酸塩を、酸、
二酸化炭素又は酸性塩の如き酸性物質と触媒させること
により製造することができる。好ましい方法は、珪酸ナ
トリウムと、硫酸、塩化水素酸又は酢酸の如き酸を用い
る方法であり、硫酸が腐食性が少なく酸強度を大きくす
ることができるので最も好ましい。チタン成分はシリカ
と共沈させなければならず、従って、最も便利なのはチ
タン化合物を酸又はアルカリ金属珪酸塩溶液に溶解する
ことであろう。
チタン化合物は酸と共に配合するのが好ましい。チタン
化合物は酸にどんな形で配合してもよく、その形で後で
珪酸塩と酸との組み合わせで(好ましくは珪酸塩を酸へ
添加することにより)形成されたシリカゲル中へ後で配
合され、その形からそれは後でか焼により酸化チタンへ
転化することができる。適当なチタン化合物には、Ti
Cl及びTiClの如きハロゲン化物、硝酸塩、硫酸
塩、蓚酸塩及びアルキルチタネートが含まれるが、それ
に限定されるものではない。二酸化炭素が用いられる場
合、勿論チタンはアルカリ金属珪酸塩それ自体に配合さ
れなければならない。珪酸塩を用いた場合も、チタン化
合物をアルカリ金属珪酸塩中に配合するのが好ましく、
そのような場合には、好ましいチタン化合物は珪酸塩を
沈澱させない水溶性物質であり、即ち、例えば、K
iO(C)・HO(チタン カリウム オキサレ
ート)、(NH)TiO(C)・HO及びTi
(C)・HOの如きか焼で酸化チタンに転化
できるものである。
チタン化合物は、コゲルの重量に基づきチタンとして計
算して、好ましくは約0.1〜約10、一層好ましくは約1
〜約5、最も好ましくは約2〜約5重量%の範囲内の量
で存在する。好ましいチタン範囲は、改良された活性度
を持つことができる触媒及び一層大きなメルトインデッ
クスを有する重合体をもたらす。
本発明の触媒はクロム化合物を含まなければならない。
これは幾つかの別々のやり方のいずれかで配合すること
ができる。第一は、チタン化合物と同様クロム化合物を
酸性材料又は珪酸塩中に溶解し、それによって珪酸塩と
共沈させたターゲルを製造してもよい。この態様で用い
るのに適したクロム含有化合物は、例えば、硫酸第二ク
ロムである。
クロム化合物を触媒へ配合する別の方法は、酸化クロム
へ転化することができるクロム化合物の炭化水素溶液を
用い、担体を、それを噴霧乾燥又は共沸乾燥した後(即
ち、キセロゲルを)含浸する方法である。そのような材
料の例は、t−ブチルクロメート、クロム アセチルア
セトネート等である。適当な溶媒には、ペンタン、ヘキ
サン、ベンゼン等が含まれる。驚いたことに、クロム化
合物の水溶液も、乾燥後用いることができる。また、ク
ロム化合物は担体と単に物理的に混合してもよい。
ゲル化後、コゲル又はターゲルを実質的に中性のpHで
熟成する。一般にpH範囲は約5〜約8のpHであり、好
ましくは約6〜約7のpHの範囲にある。コゲル又はタ
ーゲルは、約15〜約95℃の範囲、好ましくは約70〜約85
℃の範囲の温度で少なくとも約1時間、好ましくは少な
くとも約3時間の時間維持する。約20時間より長い熟成
時間は、触媒担体又は触媒に付加的な有利な効果を与え
るようには見えない。従って、一般に約1〜約20時間の
熟成時間が用いられる。
実質的に中性のpHで熟成した後、コゲル又はターゲル
を攪拌してスラリーを生成させ、それを水及び、アンモ
ニウム塩又は希釈酸で数回洗浄し、ゲルのアルカリ金属
含有量を、ゲルの全重量に基づき、約0.1重量%未満へ
減少させることができる。種々のアンモニウム塩及び希
釈酸溶液を用いることができるが、好ましい塩は、硝酸
アンモニウム(約0.5〜2重量%の塩)及び、後のか焼で
分解し揮発する有機酸のアンモニウム塩の如きものであ
る。
実質的に中性のpHで熟成し、洗浄したコゲル又はター
ゲルを、次にアルカリ性pHでの熟成工程にかける。好
ましくは、アルカリ性pHでの熟成は、約8〜約12のpH
範囲、最も好ましくは約9〜約11のpH範囲内のpHを持
つ水溶液中で行われる。アルカリ性熟成時間は約1〜約
50時間、好ましくは約5〜約30時間、最も好ましくは約
10〜約20時間の範囲内にある。アルカリ性熟成工程中の
温度は、約70〜約120℃の範囲、好ましくは約80〜約95
℃の範囲にある。好ましい中性及びアルカリ性熟成条件
は、増大した気孔体積、増大した気孔半径及び(又は)
減少した表面積を有する触媒担体及び触媒を生ずるのに
最適になるようにする。
アルカリ性pHを得る一つの方法は、アルカリ金属水酸
化物、アルカリ金属珪酸塩、アンモニア、水酸化アンモ
ニウム、及び(又は)水溶性アミンからなる群から選択
された少なくとも一種類の化合物を添加することであ
る。適当な化合物の例には、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、珪酸ナトリウム、アンモニア、水酸化アンモ
ニウム、トリエチルアミン、ジエチルアミン、グアニジ
ン及びそれらの混合物が含まれるが、それに限定される
ものではない。
アルカリ性pHを得る別の方法は、クロム化合物をコゲ
ルへ配合する別の方法でもある。か焼で酸化クロムへ転
化することができる水溶性クロム化合物の水溶液を、噴
霧乾燥又は共沸乾燥する前のコゲル中へ導入してもよ
い。もし水溶性クロム化合物をコゲル中へ、実質的に中
性のpHで熟成する前に導入する場合には、そのpHに影
響を与えないクロム化合物が好ましい。その例には酢酸
クロム及び硝酸クロムが含まれるがそれに限定されるも
のではない。三酸化クロムも用いることができるが、そ
れはあまりにも可溶性で、過剰の水と共に流出される傾
向があるので余り好ましくない。
水溶性クロム化合物を、実質的に中性のpHで熟成して
後であるが、アルカリ性pHでの熟成前にコゲル中に導
入する場合には、本来高いpHをもたらすクロム化合物
を用いることができる。そのようなクロム化合物には、
クロムアミンの如きNH又はアミンを含む複塩及びキ
レートを含めた窒素含有基を有する配位クロム化合物が
含まれるが、それに限定されるものではない。現在好ま
しいpH増加クロム化合物には、適切に入手できること
から、クロロペンタミン クロム(III)クロライド及び
ヘキサミン−クロム(III)ナイトレートが含まれる。
クロムは、触媒の全重量(担体+クロム化合物)に基づ
き、CrOとして計算して好ましくは約0.1〜約20重量
%の範囲、最も好ましくは約0.1〜約5重量%の範囲の
クロムの量で存在する。これらのクロム含有量の範囲
は、活性度が優れた触媒を与える。
乾燥する前に、コゲル、ターゲル又はクロム含浸コゲル
は任意に気孔保持剤を含むことができる。シリカ気孔構
造保持剤は、米国特許第4,190,457号明細書に記載され
た有機珪素化合物、例えば、トリアリールシラノールか
ら選択することができる(その記載は参考のためここに
入れてある)。米国特許第4,169,926号明細書には適当
な陰イオン性、陽イオン性及び非イオン性表面活性剤が
記載されている。非イオン性及び陽イオン性表面活性剤
が好ましい。
前記有機珪素化合物は次の構造を有する: RnSiA4-n (式中、nは2又は3の整数であり、各Rは同じか又は異
なり、飽和又は不飽和炭化水素基であり、Aはヒドロキ
シ基、ハロゲン及び1〜約10個の炭素原子を有するアル
キル基を持つアルコキシ基からなる群から選択され
る)。
好ましくは、Rは4〜約12個の炭素原子を有するアルキ
ル基、4〜約12個の炭素原子を有する脂環基、6〜約24
個の炭素原子を有するアリール基、及び6〜約24個の炭
素原子を有するアルキルアリール及びシクロアルキルア
リール如きヒドロカルビル置換アリール基からなる群か
ら選択される。
米国特許第4,190,456号明細書の有機珪素化合物又は表
面活性剤を気孔保持剤として用いる場合、コゲル、ター
ゲル又はクロム含浸コゲル対表面活性剤又は有機珪素化
合物の重量比は、経済的な理由から約20:1〜約500:
1、好ましくは約40:1〜約100:1の範囲にすること
ができる。
種々の添加成分とコゲル、ターゲル又はクロム含浸コゲ
ルとの接触を行わせるため充分な処理時間が充当され
る。一般に約30秒〜約10時間、好ましくは15分〜120分
の範囲の時間が適切である。
気孔保持剤は、コゲル、ターゲル、又はクロム含浸コゲ
ルを作るのに用いられる成分の一つに配合することがで
きる。しかし、それは、洗浄工程後であるが、アルカリ
性pHでの熟成工程前のコゲル、ターゲル又はクロム含
浸コゲル中へ配合するのが好ましい。なぜなら、それに
よって洗浄工程中にその薬剤が失われるのを避けること
ができるからである。
クロムを含有するが、上述した如く、クロムの添加点に
よらないコゲル、又はターゲルを次に当分野で知られて
いるやり方で噴霧乾燥し、キセロゲルを製造する。例え
ば、回転翼を用いた慣用的噴霧乾燥器を用い、熱風を翼
の周りに通し、噴霧されたゲルがその熱風に当って乾燥
され、然る後、乾燥器の壁に衝突する。典型的な操作と
して約300〜約500℃の範囲の入口温度及び約100〜約200
℃の範囲の出口温度が用いられる。次に得られた乾燥材
料(キセロゲル)を当分野で既知のやり方でか焼するか、
又はクロムがまだ存在していない場合には、それをクロ
ムの溶液で含浸し、次にか焼する。
別法として、クロムを含有する又は含まないコゲル、又
はターゲルを当分野で既知のやり方で共沸乾燥し、キセ
ロゲルを製造することもできる。一般に共沸乾燥は、触
媒又は担体気孔中の水が、水よりも表面張力の小さい有
機液体で、還流操作中置換されるような方法である。キ
セロゲルは経済的な理由から噴霧乾燥により製造される
のが好ましい。
か焼は、過剰の分子状態酸素の存在下で約300〜約1000
℃、好ましくは約300〜約800℃の範囲内の温度で、約30
分〜約50時間、最も好ましくは約2〜約10時間加熱する
ことにより行うことができる。低原子価状態のクロムの
少なくとも実質的部分が六価の形へ転化される。これ
は、流動化空気の流れ中で行われるのが好ましく、その
流動化空気の流れは材料が冷却される間継続される。
本発明により製造される触媒及び触媒担体は、約15〜約
150Åの範囲、好ましくは約25〜約125Åの範囲、最も好
ましくは約30〜約60Åの範囲の平均気孔半径を有する。
本発明により製造される触媒及び触媒担体の最大気孔半
径は、約15〜約120Åの範囲、好ましくは約20〜約110Å
の範囲、最も好ましくは約25〜約100Åの範囲にある。
本発明の触媒担体及び触媒の比表面積は、約150〜約500
m2/gの範囲、好ましくは約200〜約450m2/gの範囲、最も
好ましくは約300〜約400m2/gの範囲にある。本発明の噴
霧乾燥する態様に従い製造された触媒及び触媒担体は、
共沸乾燥する態様に従い製造されたものとは異なってい
る。噴霧乾燥した触媒及び触媒担体は、低い気孔体積範
囲を有する。本発明の噴霧乾燥する態様に従い製造され
た触媒担体及び触媒、約0.5〜約1.5cc/gの範囲、好まし
くは約0.6〜約1.5cc/gの範囲、最も好ましくは約0.7〜
約1.1cc/gの範囲の気孔体積を有する。本発明の共沸乾
燥する態様に従い製造された触媒担体及び触媒は、約1.
7〜約3cc/gの範囲、好ましくは約1.8〜約2.9cc/gの範
囲、最も好ましくは約2.0〜約2.8cc/gの範囲の気孔体積
を有する。これら上述の範囲の物理的特性を有する触媒
は、希望のメルト インデックス、従って、希望の分子
量分布を有する重合体を生ずることができる。
重合 本発明のクロムを含浸させた触媒担体及び触媒は、改良
された性質を有するオレフィン重合体を製造するのに用
いることができる。オレフィン重合体のメルト インデ
ックス、従って、分子量は、触媒担体の平均気孔孔径及
び気孔体積に応ずることが知られている。触媒担体の平
均気孔孔径及び気孔体積を増大することによって重合体
のメルト インデックスが増大する。触媒表面積も得ら
れる重合体に影響を与える。触媒表面積を減少させる
と、重合体のメルト インデックスが増大する。
本発明の触媒を用いて、1分子当り約2〜約8個の炭素
原子を有する少なくとも一種類のモノ-1-オレフィン、
好ましくはエチレン、プロピレン、1-ブテン、1-ペンテ
ン、1-ヘキセン、4-メチル-1-ペンテン及び1-オクテン
を重合することができる。本発明は、エチレン単独重合
体及び、1分子当たり3〜8個の炭素原子を有する1-オ
レフィンから選択された一種類以上のコモノマー0.5〜2
0モル%とエチレンとの混合物から共重合体を製造する
のに特別な適応性を有する。コモノマーの例には、プロ
ピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、4-メチル
-1-ペンテン、1-オクテンノ如き脂肪族1-オレフィン、
及び1,3-ブタジエン、1,4-ペンタジエン、1,5-ヘキサジ
エンの如き他の高級オレフィン及び共役又は非共役ジオ
レフィン、及び他のそのようなジオレフィン及びそれら
の混合物が含まれる。エチレン共重合体は、少なくとも
約90モル%、好ましくは97〜99.8モル%の重合エチレン
単位を構成するのが好ましい。エチレン/ヘキセン共重
合体の場合、約98〜約99.8モル%のエチレンが好まし
く、勿論残りはコモノマーである。プロピレン、1-ブテ
ン、1-ペンテン、1-ヘキセン及び1-オクテンがエチレン
と共に用いるのに好ましいコノモマーである。
本発明の触媒により、溶液重合、スラリー重合、気相重
合、又は他の慣用的装置及び接触過程を用いた重合方法
により重合体を製造することができる。単量体(一種又
は多種)と触媒との接触は、固体触媒の分野で知られて
いるどんなやり方で行なってもよい。一つの便利な方法
は、触媒を有機媒体に懸濁し、その混合物を攪拌して重
合過程中触媒を懸濁状態に維持することである。流動化
床、自然落下床及び固定床の如き他の既知の接触方法を
用いることもできる。粒子状態法でエチレン重合体を製
造することについては、ウイットによる1971年11月30日
に公告された米国特許第3,624,603号明細書に記載され
ている(その記載は参考のためにここに入れてある)。
本発明の触媒は、特にスラリー重合で用いるのに適して
いる。スラリー、即ち、粒子状態法は、パラフィン、シ
クロパラフィン又は芳香族炭化水素の如き不活性希釈剤
(媒体)中で一般に行われる。主にエチレンからなる重合
体の場合、約66〜約110℃の温度が用いられる。粒子状
態法の圧力は、約0.65〜4.8MPa(約110〜約700psia)或
はそれ以上の範囲で変えることができる。触媒は、懸濁
状態に保ち、媒体及び少なくとも一部分の単量体(一種
又は多種)を液相に保つのに充分な圧力で単量体(一種
又は多種)と接触させる。媒体及び温度は、このように
重合体が固体粒子として製造され、その形で回収される
ように選択される。触媒濃度は、触媒含有量が反応器内
容物の重量に基づいて0.001〜約1重量%の範囲になる
ようにすることができる。
本発明の噴霧乾燥する態様に従って製造される重合体
は、増大した嵩密度を有する。増大した嵩密度は反応器
収量を増大すると共に反応器沈降効率を改善する。即
ち、重合体は粒子状態法では一層容易に回収される。本
発明の噴霧乾燥する態様に従って製造された重合体も、
大きなHLMI/MI比及び大きな不均質指数(HI)に
よって示されるように、一層広い分子量分布を有する。
その結果、こられの大きな嵩密度を有する重合体は、一
層容易に加工され、特にフイルムにすることができる。
重合体を加工しやすいことは、触媒及び触媒担体が、不
規則な形或は非球形の粒子ではなく、非常に丸い粒子で
あることを示している。
当分野で知られているように、分子量を調節するのに水
素を用いることができる。用いる場合、それは一般に反
応混合物の約2モル%までの濃度、好ましくは反応混合
物の約0.1〜約1モル%の範囲内の濃度で用いられる。
重合反応を促進するための共触媒を、従来法で知られて
いるように用いることができる。共触媒の例には、トリ
エチルボラン、ジエチルアルミニウム エトキシド、ト
リエチルアルミニウム、エチルアルミニウム セスキク
ロライド及びそれらの混合物が含まれるが、それに限定
されるものではない。用いる場合、共触媒は通常反応混
合物の約15モル%までの濃度、好ましくは反応混合物の
約0.1〜約12モル%の範囲内の濃度で存在する。
〔実施例〕
実施例1 米国特許第3,887,494号明細書(ジエツ)に従がい、硫酸
に入れた硫酸チタニル及び硫酸クロム(III)の濃厚溶液
に珪酸ナトリウムの水溶液を約15分間に亙って添加する
ことによりシリカ・チタニア・クロムターゲルを製造し
た。溶液は透明のままであり、約7のpHに達した時、
固いゲルへ固化した。その組成物は乾燥重量に基づき1.
0重量%のCr及び2.5重量%のTiを含んでいた。次にそ
のターゲルを約7のpHで75〜80℃で約2時間熟成し
た。この最初の熟成後、ターゲルを水で洗浄し、実質的
に全てのナトリウムを除去した。この段階でターゲルは
約10〜12重量%の固形物を含んでいた。
次にこの材料の100gの試料を4の水中にスラリー状に
した。水酸化アンモニウムを添加し、pHを8〜10の範
囲内に増加した。温度を上昇させ、攪拌を種々の時間続
けた。温度、pH及び時間は、熟成の厳密さを示すため
表1に列挙してある。付加的水酸化アンモニウム及び水
を、この第二熟成工程中蒸発によって失われた分を補充
するため周期的に添加した。この第二熟成工程後、ター
ゲール試料をスラリーから過して取り、後の乾燥のた
めに保存した。
第二の熟成工程後、各ターゲル試料を更に異なったゲル
処理及び乾燥法に対応して四つの試料へ更に分割した。
乾燥してキセロゲルを形成した後、それら試料を粉砕
し、30メッシュ篩に通して篩分けた。次にキセロゲルを
800℃の乾燥空気流中で3時間流動化することにより活
性化した。この活性化によりオレフィン重合に有用な触
媒が得られた。その後、触媒を乾燥窒素中に保存した。
重合試験は2攪拌オートクレーブ中で行なった。典型
的には、約0.05〜0.10gの活性化触媒を窒素中で反応器
へ導入し、次に1のイソブタン液体希釈剤、次にエチ
レンを、これらの実験中一定の圧力550psiを維持する必
要に従い供給した。重合は105℃で起きた。実験が終わ
った時、イソブタン及びエチレンをフラッシュして除去
し、乾燥重合体粉末を残した。ASTM 1238-65T条件
Eに従い190℃でメルト インデックス(MI)を決定
し、ASTM 1238-65T条件Fに従い高荷重メルト イ
ンデックス(HIMI)を決定した。
表1には、ターゲル試料を、150℃の炉中に一晩各ター
ゲル試料を入れることによって、炉乾燥した時に得られ
た結果が列挙されている。この方法では、ゲルは乾燥中
水表面張力の全圧縮力を受け、従って、低い気孔体積を
持っていた。このことは、気孔率が窒素吸着法により決
定された表1で確認することができる。気孔体積が低い
結果として、全ての実験で重合生成率はむしろ低くなっ
ている。実験、最も厳しく錬成された試料だけがかなり
の生成率を示している。二度熟成すると、平均気孔孔径
が大きくなることにより明らかに比表面積が低下してい
る。
ターゲルを乾燥する別の方法は噴霧乾燥を用いることで
ある。噴霧乾燥は、一般に炉乾燥で得られるものよりも
僅かに気孔体積を増大することが見出されている。この
やり方で製造された触媒は、第二熟成工程が無いと不活
性になるが、pH9で85℃で約30時間熟成すると非常に
活性になる(2500〜3500g/g-h)。二度熟成し、噴霧乾燥
した触媒の気孔体積は通常約1.0cc/gであるのに対し、
1度熟成し、噴霧乾燥したものでは0.8cc/gである。
表2には、水表面張力の効果を最小にすることができる
表面活性剤の存在下でターゲル試料の幾つかを乾燥する
ことによって得られた結果が列挙されている。この方法
で、100gの二度熟成したコゲル試料を150mlの水中にス
ラリー状にし、それに2.9gの表面活性剤、トリメチル
(水素添加タロー)アンモニウム クロライドを添加し
た。スラリーを25℃で2時間攪拌した。次に過剰の液体
を遠心分離により除去した。次に空気中150℃の炉中で
少なくとも1.5時間乾燥し、上述の如く、 800℃で活性化した。前の如く、再び105℃で重合試験を
行なった。表2中の結果は同じく2度熟成の重要性を強
く示している。気孔体積及び直径は、表1の場合より一
般に大きく、実験201の場合でも大きく、熟成は両方を
改良している。更に、メルト インデックス及び高荷重
メルト インデックスは両方共熟成の厳しさと共に増大
した。
気孔体積は、ターゲルを乾燥する前に低表面張力の有機
液体で洗浄することにより更に増大させた。表3には、
種々のターゲルの100gの試料を4の標準プロパノール
洗浄した時に得られた結果が列挙されている。過剰の液
体は後で過により除去し、ゲルは110℃の真空炉中で
一晩乾燥した。この場合も2度の熟成工程は平均気孔直
径を増大し、従って、触媒のメルト インデックス性能
を増大した。しかし、この場合には気孔体積は大きくは
増大していない。
表4は、2度熟成したターゲル試料に対し共沸蒸留乾燥
を用いた場合を例示している。この方法では、約100gの
ターゲル試料を1-ヘキサノール中にスラリー状にし、約
1時間還流した。この期間中、水が濃縮物から分離さ
れ、ヘキサノールに富む相が容器に戻る間に除去され、
遂には全ての水がゲルから抽出された。次に過剰の液体
を除去し、ゲルを110℃で真空中で一晩乾燥した。これ
らの触媒を上述の如く、800℃で活性化した。
表4は、気孔孔径の増大に反映しているように、熟成工
程がやはり表面積を低下するが、気孔体積はほんの僅か
しか影響を受けていないことを示している。その結果メ
ルト インデックス性能は著しく増大している。
実施例2 この実施例は、本発明に従って製造された2度熟成した
触媒を連続的環状反応器で使用した場合を例示してお
り、得られた重合体の性質が改良されていることを例示
している。触媒は実施例1に記載した手順に従って製造
され、熟成された。実施例2の2度熟成した触媒につい
ての第二の熟成工程は、pH9〜9.5で75〜85℃で30時間
熟成することからなっていた。
エチレン・ヘキセン共重合体を、87(23ガロン)の体積
を有する液体完全環状反応器、希釈剤としてのイソブタ
ンを用い、単量体と触媒とを接触させ、生成物の分子量
を調節するため時々幾らかの水素を用いることにより連
続的粒子状態で製造した。反応器は1.25時間の滞留時間
を待つように操作された。反応温度は分子量を制御する
ため90〜110℃の範囲にら亙って変化させ、圧力は4M
Pa(580psi)であった。定常状態では、イソブタン供給
速度は46/時、エチレン供給速度は約301b/時、ヘキセ
ン供給速度は、生成物重合体の密度を制御するため変化
させた。重合体は25 1b/時の速度で反応器から除去され
た。
試験は次の手順に従い行われた: 投射衝撃(g):ASTM D 1709-75。自由落下ダーツ
(dart)の衝撃による1ミル厚フイルムを破壊するのに必
要なエネルギー。この方法は、26inの高さから落下した
ダーツの、試料の50%を破壊する重量を確定する。50%
の破壊水準を決定するのに段階法が用いられ、ダーツ重
量は15gずつ増大した。全ての場合にフイルムは1ミル
の厚さであった。
引裂き抵抗(g/ミル);ASTM D 1922。これは紙に
対して用いられているエルメンドルフ(Elmendorf)引裂
き試験を利用して重合体フイルム用に修正したものであ
る。この方法は、表に示したように機械方向(MD)又は
横断方向(TD)にフイルムに2.5inの裂けを伝播させる
のに必要な平均エネルギー(g)を決定する。全ての場合
に、フイルムは1ミルの厚さであった。
密度(g/ml);ASTM D 1505-68及びASTM D
1928、条件C。約15℃/時で冷却し、室温で約40時間
調整した圧搾成形試料について決定した。
高荷重メルト インデックス(HLMI) (g/10分);ASTM D 1238。21,600gの重量で190℃
で決定した。
メルト インデックス(MI)(g/10分); ASTM D 1238。2,160gの重量で190℃で決定し
た。
表5には、本発明に従に異なった量のチタニアを用い、
噴霧乾燥による態様を用いて製造された二つの触媒、実
験番号501及び502の試験から得られた結果が列挙されて
いる。これらの触媒は1度熟成された触媒とは緻密で球
形をしている点で区別され、結局得られた重合体も緻密
で球形であった。改良された粒子の形は、一層大きなフ
ラッフ(fluff)嵩密度により証明され、それは一層効率
の高い重合体製造へ導くことができる。比較として、1
度熟成し、共沸乾燥した触媒、実験番号503により得ら
れた結果示もされていた。実験番号501及び502は改良さ
れた嵩密度を示している。更に、実験番号503の触媒は
大きなMIを有する重合体を生ずるが、実験番号501及
び502の触媒は同様なMIを有する重合体を生じた(即
ち、与えられたMIを生ずるのに必要な反応器温度は余
り異らない)。
表5も、本発明の触媒、実験番号501及び502により得ら
れた樹脂は、実験番号503によるよりも大きな剪断感応
性(HLMI/MI)を有することを示している。このこ
とは、重合体が応力の下で一層よく流れることを示して
おり、それはフイルムの如き多くの押出し操作及び吹込
み成形にとって望ましい性質である。それは又、重合体
が広い分子量を有することを意味しており、そのことは
表6から非常に明らかである。表6は本発明の方法によ
り作られた二つの樹脂、吹込み成形型、実験番号601及
びフイルム型、実験番号603を、二つの標準的商業的樹
脂、実験番号602及び604と比較して示している。実験番
号601〜603の触媒は噴霧乾燥し、実験番号604の触媒は
共沸乾燥した。HLMI/MI比及びMw/Mn比(大き
さ除外クロマトグラフにより決定された数平均に体する
重量平均)に基づき、実験番号601及び603の重合体は一
層広い分子量分布をもっていた。
異なった分子量分布の結果として、本発明の触媒により
製造された樹脂、実験番号601及び603は、従来の如く製
造された樹脂、実験番号602及び604よりも容易に押出さ
れた。このことは、フイルム樹脂の吹込み成形では特に
重要である。
表7は、高密度線上に吹かれた1ミル フイルムの例を
示している。実験番号701の触媒は噴霧乾燥され、実験
番号702の触媒は共沸乾燥された。実験番号701の樹脂は
実験番号702のものより低いMI有するにも拘わらず、
実験番号701の樹脂は最も早い速度で加工された。更に
実験番号701の樹脂はダーツ衝撃抵抗及びエツメンドル
フ引裂き抵抗から明らかなように、優れた性質を有す
る。
本発明の触媒により製造されたポリエチレン重合体は、
吹込み成形用として著しく改良された性質も示してい
た。このことは表8に示されており、そこでは2度熟成
されたシリカ・チタニカ触媒から作らた三つの重合体、
実験番号801〜803が、1度熟成された触媒により製造さ
れた吹込み成形樹脂、実験番号804と比較されている。
実験番号801〜804の触媒は全て噴霧乾燥された。これら
の試験は120gの重量の1ガロン瓶について行われた。吹
込み成形は単一頭部ユニロイ(Uniloy)機械で行われ
た。ASTM D 1693、条件Aにより50℃でベルES
CRが決定された。実験番号801、802及び803の重合体
は、頂部荷重に対する抵抗により測定して、ESCRと
靭性との高度の均衡を示していた。これは極めて望まし
い特性である。
本発明は、例示の目的で詳細に記述されてきたが、それ
によって限定されるものではなく、その本質及び範囲内
の全ての変更及び修正は本発明に含まれるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 10/00 9053−4J (72)発明者 フェイ ウオリス ベイリィ アメリカ合衆国オクラホマ州バートルスビ ル,エスイー ハーバード 6001

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)シリカ・チタニアのコヒドロゲルを形
    成する工程と、 b)前記コヒドロゲルを実質的に中性のpH条件で熟成
    する工程と、 c)アルカリ性の充分なpHの水溶液中において充分な
    温度で充分に時間をかけて、前記中性熟成コヒドロゲル
    を熟成して、表面積の減少化、気孔体積の増大化及びキ
    セロゲルの気孔半径の増大化の少なくとも1つを達成す
    る工程と、 d)前記のように二度熟成したコゲルを乾燥してキセロ
    ゲルを形成する工程と から成る、多孔質無機酸化物の製造方法。
  2. 【請求項2】工程(d)の前に、前記二度熟成したコゲ
    ルに、表面活性剤、有機珪素化合物又はそれらの混合物
    である気孔保持剤を添加する工程を更に含む、請求項1
    に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】前記気孔保持剤が有機珪素化合物であり、
    しかも該有機珪素化合物がトリ−t−ブチルシラノー
    ル、トリ−t−オクチルシラノール、トリシクロヘキシ
    ルシラノール、トリフェニルシルシラノール、トリベン
    ジルシラノール、トリ−1−ナフチルシラノール、トリ
    −4−フェナントリルシラノール、トリ−o−トリルシ
    ラノール、トリ−p−クメニルシラノール、トリス(4
    −ペンチル−1−ナフチル)シラノール、トリス(10
    −デシル−9−アントリル)シラノール、トリス(3−
    シクロヘプチルフェニル)シラノール、トリス(7−フ
    ェニル−1−ナフチル)シラノール、ジフェニルシラン
    ジオール、ジ−1−ナフチルシランジオール、ジシクロ
    ドデシルシランジオール、ジ−t−オクチルシランジオ
    ール、トリフェニルクロロシラン、トリ−1−ナフチル
    ブロモシラン、ジシクロヘキシル ジクロロシラン、ジ
    フェニルジエトキシシラン、フェニルシクロヘキシルシ
    ランジオール、ジフェニル−t−ブチルクロロシラン又
    はそれらの混合物である、請求項2に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】前記コゲルが、該コゲルの重量に基づいて
    約0.1〜約10重量%の範囲でチタンを含有する、請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】前記の実質的に中性のpHでの熟成を、約
    6〜約7のpH範囲のpHを持つ水溶液中で、約15〜
    約95℃の範囲の温度で、少なくとも2時間行う、請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】前記のアルカリ性のpHでの熟成を、約8
    〜10のpH範囲のpHの水溶液中において約70〜約
    120℃の範囲の温度で約1分〜約50時間の範囲の時
    間行う、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方
    法。
  7. 【請求項7】噴霧によって前記乾燥を行う、請求項1〜
    6のいずれか1項に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】前記のようにして製造した多孔質無機酸化
    物が、約0.7〜約1.1cc/gの範囲の気孔体積
    と、約30〜約60Aの範囲の平均気孔半径と、約30
    0〜約400m/gの範囲の表面積とを有する、請求
    項7に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】前記の乾燥工程を共沸蒸留により行う、請
    求項1〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
  10. 【請求項10】前記のようにして製造した多孔質無機酸
    化物が、約2.0〜約2.8cc/gの範囲の気孔体積
    と、約100〜約200Aの範囲の平均気孔半径と、約
    300〜約400m/gの範囲の表面積とを有する、
    請求項7に記載の製造方法。
  11. 【請求項11】前記多孔質無機酸化物の中にクロム化合
    物を配合することを含む、請求項1〜10のいずれか1
    項に記載の製造方法。
  12. 【請求項12】前記のシリカ・チタニアのコゲルがシリ
    カ・チタニア・クロムのターゲルである、請求項11に
    記載の製造方法。
  13. 【請求項13】前記の乾燥したシリカ・チタニア・クロ
    ムのキセロゲルが、該キセロゲルの重量に基づき約0.
    1〜約20重量%の範囲のクロムを含有する、請求項1
    1又は12に記載の製造方法。
  14. 【請求項14】クロム化合物が中に配合された前記キセ
    ロゲルを、約300〜約1000℃の範囲の温度で、約
    30分間〜約50時間の範囲の時間、酸化性雰囲気中で
    加熱することを含む、請求項11〜13のいずれか1項
    に記載の製造方法。
  15. 【請求項15】a)シリカ・チタニア・クロムのターゲ
    ルを形成する工程と、 b)前記ターゲルを、約7のpHである実質的に中性の
    pH条件で約80〜約95℃の範囲の温度で、約2時間
    熟成する工程と、 c)前記中性熟成ターゲルを、アルカリ性のpH条件で
    約80〜約95℃の範囲の温度で、約5〜30時間の範
    囲の時間熟成し、しかも該pH条件が水酸化アンモニウ
    ムを用いて約8〜約10の範囲のpHを達成しかつ維持
    することから成る工程と、 d)前記のように二度熟成したターゲルを乾燥してキセ
    ロゲルを形成する工程と、 e)前記キセロゲルを、空気中で約300〜約800℃
    の範囲の温度で、約2〜約10時間の範囲の時間か焼す
    る工程と から成る、請求項12に記載の製造方法。
  16. 【請求項16】請求項11〜15のいずれか1に記載の
    製造方法により製造された触媒を、反応領域で1分子当
    り約2〜約8炭素原子を有する少なくとも1種類のモノ
    −1−オレフィンと接触させ、次いで重合体を回収する
    ことからなる重合方法。
  17. 【請求項17】前記オレフィンが、エチレン、プロピレ
    ン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メ
    チル−1−ペンテン又は1−オクテンである、請求項1
    6に記載の重合方法。
  18. 【請求項18】前記重合を、約66〜約110℃の範囲
    の温度で行う、請求項16又は17に記載の重合方法。
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