JPH0648728A - 3a型ゼオライト成形体およびその製造方法 - Google Patents
3a型ゼオライト成形体およびその製造方法Info
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- JPH0648728A JPH0648728A JP21736692A JP21736692A JPH0648728A JP H0648728 A JPH0648728 A JP H0648728A JP 21736692 A JP21736692 A JP 21736692A JP 21736692 A JP21736692 A JP 21736692A JP H0648728 A JPH0648728 A JP H0648728A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 Kイオン交換率16%以上35%未満、か
つ、結晶含有率90%以上の3A型ゼオライト成形体、
および 4A型ゼオライトと結晶化によりゼオライトとし得
るバインダーとの混合物を成形した後、該成形体中のバ
インダーを結晶化し、該結晶化によって得られた成形体
中の4A型ゼオライト成分100グラムに対し0.1〜
0.5モルのKイオンでイオン交換することによる、上
記3A型ゼオライト成形体の製造方法 【効果】本発明のバインダレス3A型ゼオライト成形体
は、水分吸着性能が優れ、且つ機械的特性が著しく優れ
ていて割れや崩壊を生じにくい。本発明の方法によれ
ば、ゼオライト純分がほぼ100%であって水分吸着量
が非常に高く、かつ、極めて優れた機械的特性を有する
バインダレス3A型ゼオライト成形体を製造することが
できる。
つ、結晶含有率90%以上の3A型ゼオライト成形体、
および 4A型ゼオライトと結晶化によりゼオライトとし得
るバインダーとの混合物を成形した後、該成形体中のバ
インダーを結晶化し、該結晶化によって得られた成形体
中の4A型ゼオライト成分100グラムに対し0.1〜
0.5モルのKイオンでイオン交換することによる、上
記3A型ゼオライト成形体の製造方法 【効果】本発明のバインダレス3A型ゼオライト成形体
は、水分吸着性能が優れ、且つ機械的特性が著しく優れ
ていて割れや崩壊を生じにくい。本発明の方法によれ
ば、ゼオライト純分がほぼ100%であって水分吸着量
が非常に高く、かつ、極めて優れた機械的特性を有する
バインダレス3A型ゼオライト成形体を製造することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バインダレスの3A型
ゼオライトすなわち約3オングストロームの細孔径を有
する成形体及びその製造方法に関するものである。
ゼオライトすなわち約3オングストロームの細孔径を有
する成形体及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】35%以上Kイオン交換された3A型ゼ
オライトが水以外の分子をほとんど吸着しないことを利
用して水分吸着剤、ガス乾燥剤等として工業的な用途で
使用されている。
オライトが水以外の分子をほとんど吸着しないことを利
用して水分吸着剤、ガス乾燥剤等として工業的な用途で
使用されている。
【0003】従来の3A型ゼオライトは、ゼオライト粉
またはゼオライト粉にバインダーを混ぜた成形体として
使用されている。
またはゼオライト粉にバインダーを混ぜた成形体として
使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のKイオン交換さ
れた3A型ゼオライトは4A型ゼオライトに比べ、著し
く水分吸着性能が劣ることが知られている。
れた3A型ゼオライトは4A型ゼオライトに比べ、著し
く水分吸着性能が劣ることが知られている。
【0005】また、従来の3A型ゼオライト成形体は、
バインダーとゼオライトとを混練成形したものであり、
ゼオライト100重量部あたりバインダーを10重量部
以上含むので、3A型ゼオライト結晶自体の吸着性能と
比べ著しく水分吸着性能が劣る。また、成形体中に含ま
れるバインダーはゼオライト細孔をふさぎ、性能の低下
を引起こすことすらある。
バインダーとゼオライトとを混練成形したものであり、
ゼオライト100重量部あたりバインダーを10重量部
以上含むので、3A型ゼオライト結晶自体の吸着性能と
比べ著しく水分吸着性能が劣る。また、成形体中に含ま
れるバインダーはゼオライト細孔をふさぎ、性能の低下
を引起こすことすらある。
【0006】一方、水分吸着操作では、吸着−再生サイ
クルが繰り返され、それによってゼオライトやその成形
体にかなりの熱衝撃や熱応力が与えられる。通常、吸着
操作は室温で行い、再生操作は200〜300℃に加熱
して行う。これらの操作を繰り返すことによってゼオラ
イト成形体は崩壊し、それによって生じたゼオライト粉
が飛散して装置を閉塞するなどのトラブルを起こす。
クルが繰り返され、それによってゼオライトやその成形
体にかなりの熱衝撃や熱応力が与えられる。通常、吸着
操作は室温で行い、再生操作は200〜300℃に加熱
して行う。これらの操作を繰り返すことによってゼオラ
イト成形体は崩壊し、それによって生じたゼオライト粉
が飛散して装置を閉塞するなどのトラブルを起こす。
【0007】同様に、3A型ゼオライト粉を吸着剤とし
て用いれば、バインダーによる吸着性能の低下は起きな
いが、小さな粉であるため飛び散るなどして取り扱いに
くい。
て用いれば、バインダーによる吸着性能の低下は起きな
いが、小さな粉であるため飛び散るなどして取り扱いに
くい。
【0008】本発明は、従来の技術で製造した3A型ゼ
オライト成形体よりも高い水分吸着性能を有し、且つ高
強度、更には、分子選択特性に優れたバインダレス3A
型ゼオライト成形体およびその製造方法を提供するもの
である。
オライト成形体よりも高い水分吸着性能を有し、且つ高
強度、更には、分子選択特性に優れたバインダレス3A
型ゼオライト成形体およびその製造方法を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、 Kイオン交換率16%以上35%未満、かつ、結晶
含有率90%以上の3A型ゼオライト成形体、および 4A型ゼオライトと結晶化によりゼオライトとし得
るバインダーとの混合物を成形した後、該成形体中のバ
インダーを結晶化し、該結晶化によって得られた成形体
中の4A型ゼオライト成分100グラムに対し0.1〜
0.5モルのKイオンでイオン交換することによる、上
記3A型ゼオライト成形体の製造方法 を要旨とするものである。。
含有率90%以上の3A型ゼオライト成形体、および 4A型ゼオライトと結晶化によりゼオライトとし得
るバインダーとの混合物を成形した後、該成形体中のバ
インダーを結晶化し、該結晶化によって得られた成形体
中の4A型ゼオライト成分100グラムに対し0.1〜
0.5モルのKイオンでイオン交換することによる、上
記3A型ゼオライト成形体の製造方法 を要旨とするものである。。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明のバインダレス3A型ゼオライト成
形体のKイオン交換率は、16%以上35%未満の範囲
であり、特にKイオン交換率が20%以上35%未満の
範囲であることが好ましい。Kイオン交換率が16%未
満のものは、水分子以外の分子、すなわち水分子よりも
大きな分子を吸着し、分子ふるい性能の低下を起こすた
めに好ましくない。一方、Kイオン交換率が35%以上
のゼオライトは、水分吸着性能が低下し、かつ熱衝撃や
熱応力により崩壊を引き起こすため好ましくない。しか
し、Kイオン交換率が20%未満の3A型ゼオライトは
水分子よりも大きな分子(アセチレン、エタン等)を少
量であるが吸着し、水分吸着性能を低下させる可能性が
ある。Kイオン交換率16%以上35%未満の、本発明
のバインダレス3A型ゼオライト成形体の水分吸着量
は、成形体1グラム当り0.26〜0.28グラムであ
る。
形体のKイオン交換率は、16%以上35%未満の範囲
であり、特にKイオン交換率が20%以上35%未満の
範囲であることが好ましい。Kイオン交換率が16%未
満のものは、水分子以外の分子、すなわち水分子よりも
大きな分子を吸着し、分子ふるい性能の低下を起こすた
めに好ましくない。一方、Kイオン交換率が35%以上
のゼオライトは、水分吸着性能が低下し、かつ熱衝撃や
熱応力により崩壊を引き起こすため好ましくない。しか
し、Kイオン交換率が20%未満の3A型ゼオライトは
水分子よりも大きな分子(アセチレン、エタン等)を少
量であるが吸着し、水分吸着性能を低下させる可能性が
ある。Kイオン交換率16%以上35%未満の、本発明
のバインダレス3A型ゼオライト成形体の水分吸着量
は、成形体1グラム当り0.26〜0.28グラムであ
る。
【0012】また、結晶含有率は、90%以上である。
バイダーを含有する3Aゼオライトでは結晶含有率を9
0%以上とすることは困難であるが、バインダーレスと
することによってそれを90%以上とすることが可能と
なり、それによって吸着容量を高くすることができる。
バイダーを含有する3Aゼオライトでは結晶含有率を9
0%以上とすることは困難であるが、バインダーレスと
することによってそれを90%以上とすることが可能と
なり、それによって吸着容量を高くすることができる。
【0013】以下、本発明のバインダレス3A型ゼオラ
イト成形体の製造方法について説明する。
イト成形体の製造方法について説明する。
【0014】本発明のバインダレス3A型ゼオライト成
形体の製造に用いる4A型ゼオライトは、公知の方法、
例えばアルミン酸ナトリウムと珪酸ナトリウムとから合
成されたNaA型ゼオライトであればよい。
形体の製造に用いる4A型ゼオライトは、公知の方法、
例えばアルミン酸ナトリウムと珪酸ナトリウムとから合
成されたNaA型ゼオライトであればよい。
【0015】まず、このNaA型ゼオライトとバインダ
ーと必要に応じた少量の成形助剤を混練し所望の大きさ
および形状の、たとえば柱状、球状等のペレットに成形
する。
ーと必要に応じた少量の成形助剤を混練し所望の大きさ
および形状の、たとえば柱状、球状等のペレットに成形
する。
【0016】バインダーは、下記の結晶化処理によりゼ
オライトとなるものでなければならない。バインダー
は、SiとAlの組成比がNaA型ゼオライトのSiと
Alのモル比1に近いものが好ましい。例えば、カオリ
ン系粘土はSiとAlのモル比が1であり、バインダー
として好ましい。また、バインダー量はNaA型ゼオラ
イト100重量部に対して10重量部以上加える。成形
体の成形性をよりよくするためには20重量部以上バイ
ンダーを加えるのが好ましい。また、バインダーが多す
ぎると結晶含有率の高い成形体を得るのが困難になるの
で、バインダー量は30重量部以下が好ましい。
オライトとなるものでなければならない。バインダー
は、SiとAlの組成比がNaA型ゼオライトのSiと
Alのモル比1に近いものが好ましい。例えば、カオリ
ン系粘土はSiとAlのモル比が1であり、バインダー
として好ましい。また、バインダー量はNaA型ゼオラ
イト100重量部に対して10重量部以上加える。成形
体の成形性をよりよくするためには20重量部以上バイ
ンダーを加えるのが好ましい。また、バインダーが多す
ぎると結晶含有率の高い成形体を得るのが困難になるの
で、バインダー量は30重量部以下が好ましい。
【0017】また、結晶化を促進するために水酸化ナト
リウムを加えて混練し、成形するのは効果的である。あ
らかじめ混練された水酸化ナトリウムは、結晶化処理の
初期の段階でバインダー成分と反応して4A型ゼオライ
トに転化し、結晶化を促進する。水酸化ナトリウムは、
バインダーに対し7wt%以下が好ましい。たとえば、
バインダー25重量部では添加する水酸化ナトリウム量
は1.75重量部以下とするのがよい。水酸化ナトリウ
ムの添加量が多すぎると、ソーダライトのなどの不純物
を生成し、結晶化すなわちゼオライト化が妨げられるこ
とがある。
リウムを加えて混練し、成形するのは効果的である。あ
らかじめ混練された水酸化ナトリウムは、結晶化処理の
初期の段階でバインダー成分と反応して4A型ゼオライ
トに転化し、結晶化を促進する。水酸化ナトリウムは、
バインダーに対し7wt%以下が好ましい。たとえば、
バインダー25重量部では添加する水酸化ナトリウム量
は1.75重量部以下とするのがよい。水酸化ナトリウ
ムの添加量が多すぎると、ソーダライトのなどの不純物
を生成し、結晶化すなわちゼオライト化が妨げられるこ
とがある。
【0018】得られたペレットは、つぎの焼成の前に、
常法により、すなわち100℃から120℃で成形体中
の水分が約20重量%かそれ以下となるまで乾燥するの
がよい。
常法により、すなわち100℃から120℃で成形体中
の水分が約20重量%かそれ以下となるまで乾燥するの
がよい。
【0019】乾燥されたペレットは焼成してよく焼き固
める。たとえば、カオリン系粘土をバインダーとして用
いた場合、焼成はカオリン系粘土のよく焼き固まる55
0℃以上、ゼオライト結晶に影響を与えない700℃以
下で行うのが好ましい。焼結時間は、2時間以上とれば
十分である。このような条件で焼成することによって、
カオリン系粘土中の有機物や成形助剤は全て燃焼して無
くなり、この段階でゼオライトに転化し得ない不純物は
実質的に無視し得るほどになる。
める。たとえば、カオリン系粘土をバインダーとして用
いた場合、焼成はカオリン系粘土のよく焼き固まる55
0℃以上、ゼオライト結晶に影響を与えない700℃以
下で行うのが好ましい。焼結時間は、2時間以上とれば
十分である。このような条件で焼成することによって、
カオリン系粘土中の有機物や成形助剤は全て燃焼して無
くなり、この段階でゼオライトに転化し得ない不純物は
実質的に無視し得るほどになる。
【0020】つぎに、焼成されたペレットを少なくとも
水分が20重量%以上になるように加湿し、その細孔か
ら吸着されたガス等を脱着させるのがよい。この操作
は、つぎに水酸化ナトリウム水溶液中で結晶化処理する
際にペレットにヒビ割れ、亀裂等が生じるのを防ぐのに
役立つ。
水分が20重量%以上になるように加湿し、その細孔か
ら吸着されたガス等を脱着させるのがよい。この操作
は、つぎに水酸化ナトリウム水溶液中で結晶化処理する
際にペレットにヒビ割れ、亀裂等が生じるのを防ぐのに
役立つ。
【0021】ペレットを加湿操作した後、1.6〜3.
0mol/lの水酸化ナトリウム水溶液中でエージング
する。エージングの温度は、常法の室温から40℃の範
囲で行うのがよく、この温度範囲であれば細かい温度制
御を必要としない。また、エージング時間は1時間以上
とれば十分である。
0mol/lの水酸化ナトリウム水溶液中でエージング
する。エージングの温度は、常法の室温から40℃の範
囲で行うのがよく、この温度範囲であれば細かい温度制
御を必要としない。また、エージング時間は1時間以上
とれば十分である。
【0022】続いて、エージングされたペレットを含む
水酸化ナトリウム水溶液を常法の80℃以上、沸点以下
に昇温してペレット中のバインダーを4A型ゼオライト
に転化させる。もっとも、エネルギーコストを考慮する
と、低い温度ほど、すなわち80℃が有利である。この
ような処理によって、80℃でも2時間でバインダーは
ほぼ100%4A型ゼオライトに転化し、ほぼ100%
4A型ゼオライト純分のバインダレス4A型ゼオライト
が得られる。
水酸化ナトリウム水溶液を常法の80℃以上、沸点以下
に昇温してペレット中のバインダーを4A型ゼオライト
に転化させる。もっとも、エネルギーコストを考慮する
と、低い温度ほど、すなわち80℃が有利である。この
ような処理によって、80℃でも2時間でバインダーは
ほぼ100%4A型ゼオライトに転化し、ほぼ100%
4A型ゼオライト純分のバインダレス4A型ゼオライト
が得られる。
【0023】上記の水酸化ナトリウム水溶液の濃度を
1.6mol/lより低くすると、ゼオライトへの転化
に長時間を要したり、転化が進行しなくなる。いっぽ
う、水酸化ナトリウム水溶液の濃度を3.0mol/l
より高くするとソーダライト等の不純物を生成し、ペレ
ット中のゼオライト純分を低下させるので好ましくな
い。
1.6mol/lより低くすると、ゼオライトへの転化
に長時間を要したり、転化が進行しなくなる。いっぽ
う、水酸化ナトリウム水溶液の濃度を3.0mol/l
より高くするとソーダライト等の不純物を生成し、ペレ
ット中のゼオライト純分を低下させるので好ましくな
い。
【0024】以上のようにして実質的に100%ゼオラ
イト純分に転化せしめたバインダレス4A型ゼオライト
ペレットを水酸化ナトリウム水溶液から取り出し、水で
充分洗浄して過剰の水酸化ナトリウムを除去する。
イト純分に転化せしめたバインダレス4A型ゼオライト
ペレットを水酸化ナトリウム水溶液から取り出し、水で
充分洗浄して過剰の水酸化ナトリウムを除去する。
【0025】本発明のバインダレス3A型ゼオライト成
形体は、上記のバインダレス4A型ゼオライト成形体を
KCl,KOH,K2CO3などKイオンを含む溶液で
イオン交換して作られる。イオン交換はバインダレス4
A型ゼオライト成形体中の4A型ゼオライト成分100
グラムに対し0.1〜0.5モルのKイオンを含む溶液
で行うのがよい。4A型ゼオライト成分100グラムに
対し0.1モル未満のKイオンを含む溶液でイオン交換
した場合は完全な3A型ゼオライトとならず、0.5モ
ルを越えるKイオンを含む溶液でイオン交換したものは
本発明のKイオン交換範囲を越え、Kイオン交換率の増
加とともに水分吸着性能が低下するため好ましくない。
形体は、上記のバインダレス4A型ゼオライト成形体を
KCl,KOH,K2CO3などKイオンを含む溶液で
イオン交換して作られる。イオン交換はバインダレス4
A型ゼオライト成形体中の4A型ゼオライト成分100
グラムに対し0.1〜0.5モルのKイオンを含む溶液
で行うのがよい。4A型ゼオライト成分100グラムに
対し0.1モル未満のKイオンを含む溶液でイオン交換
した場合は完全な3A型ゼオライトとならず、0.5モ
ルを越えるKイオンを含む溶液でイオン交換したものは
本発明のKイオン交換範囲を越え、Kイオン交換率の増
加とともに水分吸着性能が低下するため好ましくない。
【0026】また、Kイオン交換時の溶液のpHは7以
上が好ましい。pH7未満すなわち酸性雰囲気ではゼオ
ライト結晶が不安定となり結晶構造に欠陥が生じたり結
晶構造自体が崩壊したりして水分吸着容量が著しく低下
するからである。
上が好ましい。pH7未満すなわち酸性雰囲気ではゼオ
ライト結晶が不安定となり結晶構造に欠陥が生じたり結
晶構造自体が崩壊したりして水分吸着容量が著しく低下
するからである。
【0027】イオン交換されバインダレス3A型ゼオラ
イトとなった成形体は水洗して付着しているKイオンを
含む水溶液を取除く。このようにして、得られた3A型
ゼオライトを活性化するには乾燥後、たとえば400℃
で焼成すればよい。
イトとなった成形体は水洗して付着しているKイオンを
含む水溶液を取除く。このようにして、得られた3A型
ゼオライトを活性化するには乾燥後、たとえば400℃
で焼成すればよい。
【0028】本発明のバインダレス3A型ゼオライト成
形体はバインダーを結晶化することによってゼオライト
とバインダーの間の結合よりも強固なゼオライトとゼオ
ライト間の結晶性結合により構成されるようになる。そ
のため、本発明の成形体はバインダーを混ぜて作った成
形体には見られない優れた機械的特性を有する。
形体はバインダーを結晶化することによってゼオライト
とバインダーの間の結合よりも強固なゼオライトとゼオ
ライト間の結晶性結合により構成されるようになる。そ
のため、本発明の成形体はバインダーを混ぜて作った成
形体には見られない優れた機械的特性を有する。
【0029】
【作用】X線解析の結果以下の作用があきらかとなっ
た。
た。
【0030】水分の吸着・再生サイクルにおいて3A型
ゼオライトは室温から300℃の熱履歴を繰り返し経る
ことになる。この温度の間の格子定数をKイオン交換率
35%未満の3A型ゼオライトと35%以上のそれとに
ついて測定すると、前者のその間における格子定数の変
動は後者のそれよりも小さい。したがって、吸着−再生
間の温度の変動による膨張・収縮がKイオン交換率35
%未満の3A型ゼオライトは35%以上のそれにくらべ
て小さいことが明らかである。本発明のバイダレス3A
型ゼオライト成形体が優れた耐熱衝撃・耐熱応力強度を
有する一因は、この膨張率の小さいことにあるものと認
められる。
ゼオライトは室温から300℃の熱履歴を繰り返し経る
ことになる。この温度の間の格子定数をKイオン交換率
35%未満の3A型ゼオライトと35%以上のそれとに
ついて測定すると、前者のその間における格子定数の変
動は後者のそれよりも小さい。したがって、吸着−再生
間の温度の変動による膨張・収縮がKイオン交換率35
%未満の3A型ゼオライトは35%以上のそれにくらべ
て小さいことが明らかである。本発明のバイダレス3A
型ゼオライト成形体が優れた耐熱衝撃・耐熱応力強度を
有する一因は、この膨張率の小さいことにあるものと認
められる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のバインダレス3A型ゼオライト成形体は、従来の技術
で製造した3A型ゼオライト成形体よりも著しく水分吸
着性能が優れ、且つ機械的特性が著しく優れていて割れ
や崩壊を生じにくいものである。また、高いゼオライト
純分の3A型バインダレス成形体であるため高純度を要
求されるガスや液体の乾燥、吸湿に役立つ。例えばフロ
ンガス等の冷媒の脱水に用いられる。このバインダレス
3A型ゼオライト成形体はほぼ100%ゼオライト純分
により構成されており、高い吸着容量、分子選択特性お
よび高強度を有する。
のバインダレス3A型ゼオライト成形体は、従来の技術
で製造した3A型ゼオライト成形体よりも著しく水分吸
着性能が優れ、且つ機械的特性が著しく優れていて割れ
や崩壊を生じにくいものである。また、高いゼオライト
純分の3A型バインダレス成形体であるため高純度を要
求されるガスや液体の乾燥、吸湿に役立つ。例えばフロ
ンガス等の冷媒の脱水に用いられる。このバインダレス
3A型ゼオライト成形体はほぼ100%ゼオライト純分
により構成されており、高い吸着容量、分子選択特性お
よび高強度を有する。
【0032】本発明の方法によって製造されたバインダ
レス3A型ゼオライト成形体は、ゼオライト純分がほぼ
100%であって水分吸着量は成形体1グラムあたり
0.26〜0.28グラムと非常に高く、かつ、極めて
優れた機械的特性を有する。
レス3A型ゼオライト成形体は、ゼオライト純分がほぼ
100%であって水分吸着量は成形体1グラムあたり
0.26〜0.28グラムと非常に高く、かつ、極めて
優れた機械的特性を有する。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0034】実施例、比較例における「部」は、重量に
よる。
よる。
【0035】また、各測定方法は以下の通りである。 <窒素吸着容量測定方法>窒素吸着容量の測定は容量法
で行った。ゼオライト成形体を0.01mmHg以下の
圧力下で350℃で120分間活性化し、冷却後、窒素
ガスを導入し、吸着温度−10℃、吸着圧700mmH
gに保ち、吸着が十分平衡に達した後に吸着容量(Nc
c/g)を測定した。窒素ガスは最短直径が3.2オン
グストロームである。すなわち、窒素ガスを吸着しない
ことは3A型ゼオライト成形体であることを意味する。 <成形体強度測定方法>成形体の強度の測定は、木屋式
硬度計を用いて行った。100個の成形体の測定値の平
均を成形体強度とした。 <水分凍結−乾燥強度測定方法>7メッシュのふるいに
よってふるい分けした成形体約50グラムを200℃で
2時間乾燥した後、25℃の水中に浸し5分間放置す
る。次いで、この成形体を液体窒素中に5分間浸し水分
を凍結させた後、再び200℃で2時間乾燥処理を行
う。この操作を20サイクル行った後、それらを再度上
記のふるいによってふるい分けしふるい上に残った成形
体の重量(Xg)を測定した。成形体の水分凍結−乾燥
強度は次式で算出した。 水分凍結乾燥強度(%)=(X/全重量)×100 <水分吸着容量測定方法>ゼオライト成形体を350℃
で60分間活性化し、冷却後、温度25℃、相対湿度8
0%のデシケータ中で16時間以上放置し、成形体に吸
着した平衡水分吸着容量を測定した。
で行った。ゼオライト成形体を0.01mmHg以下の
圧力下で350℃で120分間活性化し、冷却後、窒素
ガスを導入し、吸着温度−10℃、吸着圧700mmH
gに保ち、吸着が十分平衡に達した後に吸着容量(Nc
c/g)を測定した。窒素ガスは最短直径が3.2オン
グストロームである。すなわち、窒素ガスを吸着しない
ことは3A型ゼオライト成形体であることを意味する。 <成形体強度測定方法>成形体の強度の測定は、木屋式
硬度計を用いて行った。100個の成形体の測定値の平
均を成形体強度とした。 <水分凍結−乾燥強度測定方法>7メッシュのふるいに
よってふるい分けした成形体約50グラムを200℃で
2時間乾燥した後、25℃の水中に浸し5分間放置す
る。次いで、この成形体を液体窒素中に5分間浸し水分
を凍結させた後、再び200℃で2時間乾燥処理を行
う。この操作を20サイクル行った後、それらを再度上
記のふるいによってふるい分けしふるい上に残った成形
体の重量(Xg)を測定した。成形体の水分凍結−乾燥
強度は次式で算出した。 水分凍結乾燥強度(%)=(X/全重量)×100 <水分吸着容量測定方法>ゼオライト成形体を350℃
で60分間活性化し、冷却後、温度25℃、相対湿度8
0%のデシケータ中で16時間以上放置し、成形体に吸
着した平衡水分吸着容量を測定した。
【0036】実施例1 4A型合成ゼオライト粉末(東ソー株式会社製ゼオラム
A−4粉末品、以下同じ)100部にカオリン型粘土2
5部、水酸化ナトリウム1.75部および押出し潤滑剤
としてCMC(カルボキシメチルセルロース)粉末3部
とを混合し、造粒器(muller mixer、以下
同じ)中で水分の調整を行いながら混練捏和した。次
に、この捏和物を直径1.5mmのダイスプレートを備
えた押し出し成形器に供給しペレット状に押し出し成形
した。
A−4粉末品、以下同じ)100部にカオリン型粘土2
5部、水酸化ナトリウム1.75部および押出し潤滑剤
としてCMC(カルボキシメチルセルロース)粉末3部
とを混合し、造粒器(muller mixer、以下
同じ)中で水分の調整を行いながら混練捏和した。次
に、この捏和物を直径1.5mmのダイスプレートを備
えた押し出し成形器に供給しペレット状に押し出し成形
した。
【0037】120℃で乾燥した後、長さ5〜10mm
に調製しマッフル炉を用いて650℃で4時間焼成し
た。
に調製しマッフル炉を用いて650℃で4時間焼成し
た。
【0038】冷却後、この焼成ペレット1000gを水
和し脱ガスし、1.6mol/lの水酸化ナトリウム水
溶液10リットルに入れ、40℃で1時間エージングを
行い、更に80℃に3時間保ってバインダーの結晶化を
行った。このものを洗浄し、余分な水酸化ナトリウム水
溶液を洗い流し、乾燥させ、そして350℃で1時間、
焼成活性化を行った。
和し脱ガスし、1.6mol/lの水酸化ナトリウム水
溶液10リットルに入れ、40℃で1時間エージングを
行い、更に80℃に3時間保ってバインダーの結晶化を
行った。このものを洗浄し、余分な水酸化ナトリウム水
溶液を洗い流し、乾燥させ、そして350℃で1時間、
焼成活性化を行った。
【0039】X線回折測定では、4A型ゼオライト以外
の相は全く観測されず、結晶含有率98%、水分吸着容
量28.0%と高いことからほぼ完全なバインダレス4
A型ゼオライト成形体であることがわかった。
の相は全く観測されず、結晶含有率98%、水分吸着容
量28.0%と高いことからほぼ完全なバインダレス4
A型ゼオライト成形体であることがわかった。
【0040】この成形体100gを水和し脱ガスした
後、Kイオン0.12モル含む塩化カリウム水溶液10
00ml、60℃で3時間、回分式イオン交換を行っ
た。その後、よく洗浄し、付着水を取り除いた成形体を
120℃で乾燥し、400℃で1時間焼成活性化した。
このようにしてえられたゼオライト成形体のイオン交換
率は原子吸光により調べたところ16.3%であり、残
りのイオンはナトリウムイオンであった。
後、Kイオン0.12モル含む塩化カリウム水溶液10
00ml、60℃で3時間、回分式イオン交換を行っ
た。その後、よく洗浄し、付着水を取り除いた成形体を
120℃で乾燥し、400℃で1時間焼成活性化した。
このようにしてえられたゼオライト成形体のイオン交換
率は原子吸光により調べたところ16.3%であり、残
りのイオンはナトリウムイオンであった。
【0041】この成形体の物性を評価したところ、窒素
吸着容量は0.0Ncc/g(すなわち3A型ゼオライ
ト)、成形体強度は5.4kgf、水分凍結強度は9
8.5%、水分吸着容量は26.5wt%であった。
吸着容量は0.0Ncc/g(すなわち3A型ゼオライ
ト)、成形体強度は5.4kgf、水分凍結強度は9
8.5%、水分吸着容量は26.5wt%であった。
【0042】また、−10℃から300℃の温度範囲の
格子定数を調べた結果、カリウムイオンを交換しないも
の、すなわち4A型ゼオライト成形体によるものと同様
に100℃前後で24.5オングストローム前後までい
ったん収縮するものの、脱水後はもとの格子定数、すな
わち24.6オングストロームとなり、全温度範囲でほ
とんど変化しなかった。これは熱膨張、熱収縮による熱
応力が少なく、スポーリング強度が強いことを意味す
る。
格子定数を調べた結果、カリウムイオンを交換しないも
の、すなわち4A型ゼオライト成形体によるものと同様
に100℃前後で24.5オングストローム前後までい
ったん収縮するものの、脱水後はもとの格子定数、すな
わち24.6オングストロームとなり、全温度範囲でほ
とんど変化しなかった。これは熱膨張、熱収縮による熱
応力が少なく、スポーリング強度が強いことを意味す
る。
【0043】比較例1 4A型合成ゼオライト粉末100部にカオリン型粘土2
5部および押出し潤滑剤としてCMC粉末3部とを混合
し、造粒器中で水分の調製を行いながら混練捏和した。
次に、この捏和物を直径1.5mmのダイスプレートを
備えた押し出し成形器に供給しペレット状に押し出し成
形した。
5部および押出し潤滑剤としてCMC粉末3部とを混合
し、造粒器中で水分の調製を行いながら混練捏和した。
次に、この捏和物を直径1.5mmのダイスプレートを
備えた押し出し成形器に供給しペレット状に押し出し成
形した。
【0044】120℃で乾燥した後、長さ5〜10mm
に調製しマッフル炉を用いて650℃で4時間焼成し
た。
に調製しマッフル炉を用いて650℃で4時間焼成し
た。
【0045】この成形体125gを水和し脱ガスした
後、Kイオン0.12モル含む塩化カリウム水溶液10
00ml、60℃で3時間、回分式イオン交換を行っ
た。このとき、成形体125g中の正味の4A型ゼオラ
イトの量は100gである。その後、よく洗浄し、付着
水を取り除いた成形体を120℃で乾燥し、400℃で
1時間焼成活性化した。このようにしてえられたゼオラ
イト成形体のイオン交換率は原子吸光により調べたとこ
ろ16.5%であり、残りのイオンはナトリウムイオン
であった。
後、Kイオン0.12モル含む塩化カリウム水溶液10
00ml、60℃で3時間、回分式イオン交換を行っ
た。このとき、成形体125g中の正味の4A型ゼオラ
イトの量は100gである。その後、よく洗浄し、付着
水を取り除いた成形体を120℃で乾燥し、400℃で
1時間焼成活性化した。このようにしてえられたゼオラ
イト成形体のイオン交換率は原子吸光により調べたとこ
ろ16.5%であり、残りのイオンはナトリウムイオン
であった。
【0046】この成形体の物性を評価したところ、窒素
吸着容量は0.0Ncc/g(すなわち3A型ゼオライ
ト)、耐圧強度は3.4kgf、水分凍結強度は97.
6%、水分吸着容量は23.9wt%であった。
吸着容量は0.0Ncc/g(すなわち3A型ゼオライ
ト)、耐圧強度は3.4kgf、水分凍結強度は97.
6%、水分吸着容量は23.9wt%であった。
【0047】実施例2〜4 比較例2〜4 実施例1で合成したバインダレス4A型ゼオライト10
0gを用い、同じ操作によって、表1に示すKイオン量
を用いて、各々のKイオン交換率のバインダレス3A型
ゼオライト成形体をそれぞれ調製した。それらの物性を
実施例1と同じ方法で窒素吸着容量,成形体強度,水分
凍結乾燥強度および水分吸着容量を評価した結果を表1
に示す。
0gを用い、同じ操作によって、表1に示すKイオン量
を用いて、各々のKイオン交換率のバインダレス3A型
ゼオライト成形体をそれぞれ調製した。それらの物性を
実施例1と同じ方法で窒素吸着容量,成形体強度,水分
凍結乾燥強度および水分吸着容量を評価した結果を表1
に示す。
【0048】 表1 Kイオン Kイオン 窒素吸着 水分吸着 成形体 水分凍結 量 交換率 容量 容量 強度 乾燥強度 モル % Ncc/g wt% kgf % 実施例 2 0.18 20.3 0.0 27.5 6.0 99.1 3 0.22 24.8 0.0 27.3 5.7 97.6 4 0.43 33.8 0.0 26.7 5.8 98.2 比較例 2 0.04 6.9 18.3 27.5 5.9 98.7 3 0.71 44.8 0.0 25.5 4.7 23.5 4 3.52 70.2 0.0 16.0 4.5 7.8
Claims (3)
- 【請求項1】Kイオン交換率が16%以上35%未満で
あり、かつ、結晶含有率が90%以上であることを特徴
とする、3A型ゼオライト成形体。 - 【請求項2】請求項1に記載の3A型ゼオライト成形体
からなる水分吸着剤。 - 【請求項3】4A型ゼオライトと結晶化によりゼオライ
トとし得るバインダーとの混合物を成形した後、該成形
体中のバインダーを結晶化し、該結晶化によって得られ
た成形体中の4A型ゼオライト成分100グラムに対し
0.1〜0.5モルのKイオンでイオン交換することを
特徴とする、請求項1に記載に3A型ゼオライト成形体
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21736692A JPH0648728A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 3a型ゼオライト成形体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21736692A JPH0648728A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 3a型ゼオライト成形体およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648728A true JPH0648728A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16703054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21736692A Pending JPH0648728A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 3a型ゼオライト成形体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648728A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004071945A3 (fr) * | 2003-02-11 | 2004-12-09 | Ceca Sa | Adsorbants agglomeres, leur procede de preparation et leur utilisation pour le sechage de composes organiques |
CN108298554A (zh) * | 2018-04-20 | 2018-07-20 | 贵州杰傲建材有限责任公司 | 一种中空玻璃用沸石分子筛的制备方法 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP21736692A patent/JPH0648728A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004071945A3 (fr) * | 2003-02-11 | 2004-12-09 | Ceca Sa | Adsorbants agglomeres, leur procede de preparation et leur utilisation pour le sechage de composes organiques |
JP2006519155A (ja) * | 2003-02-11 | 2006-08-24 | セカ ソシエテ アノニム | 凝集した吸着剤と、その製造方法と、その有機化合物乾燥での使用 |
EA009548B1 (ru) * | 2003-02-11 | 2008-02-28 | Сека С.А. | Агломерированные адсорбенты, способ их получения и их применение для сушки органических соединений |
CN108298554A (zh) * | 2018-04-20 | 2018-07-20 | 贵州杰傲建材有限责任公司 | 一种中空玻璃用沸石分子筛的制备方法 |
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