JPH0648715Y2 - レバー形操作スイッチ - Google Patents

レバー形操作スイッチ

Info

Publication number
JPH0648715Y2
JPH0648715Y2 JP1988038097U JP3809788U JPH0648715Y2 JP H0648715 Y2 JPH0648715 Y2 JP H0648715Y2 JP 1988038097 U JP1988038097 U JP 1988038097U JP 3809788 U JP3809788 U JP 3809788U JP H0648715 Y2 JPH0648715 Y2 JP H0648715Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
cover
rosette
shaft
movable piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988038097U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01142126U (ja
Inventor
三男 西尾
剛久 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP1988038097U priority Critical patent/JPH0648715Y2/ja
Publication of JPH01142126U publication Critical patent/JPH01142126U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0648715Y2 publication Critical patent/JPH0648715Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はパネルに嵌込み取付けされるレバー形操作ス
イッチに関する。
〔従来の技術〕
この種のレバー形操作スイッチとしては第4図にその要
部縦断面を示す側面図および第5図に90°向きを変えた
要部断面図を示すものが知られている。図において、レ
バー形操作スイッチは、図示されていないパネルの取付
け孔に嵌込み取付けされる操作部組体20と、操作部組体
20の背面側に着脱自在に結合されたスイッチ組体30とで
構成されている。操作部組体20は、ローゼット1,筒体2,
押棒3,復帰ばね4,カバー5,可動駒6,操作レバー7,軸8お
よびナット9を主な要素として構成されている。ローゼ
ット1は円筒状にしてその内周がパネル取付面側に段部
1aを有す小径に形成されている。筒体2はローゼット1
に嵌挿可能にして一端に段部1aに係止される鍔2aが、他
端に図示されていないがスイッチ組体30との結合部がそ
れぞれ形成され、外周には雄ねじ部2bが設けられてい
る。押棒3はその一端外周に筒体2内を軸方向に摺動自
在となる鍔3aが、内周には突部3b,3bがそれぞれ形成さ
れ、他端は図示されていないがスイッチ組体30の駆動部
と係合可能になっている。そして押棒3の鍔3aと筒体2
の図示されていない段部との間に復帰ばね3が弾装され
ている。カバー5は、ローゼット1の正面側開口部から
嵌込み係止可能な筒状にして正面側に角窓5aが形成さ
れ、角窓5aの対辺には軸線と直交する軸孔5b,5bが設け
られている。可動駒6は押棒3の突部3b,3bに係止さ
れ、正面側に軸線と直交する突条6aが形成されている。
操作レバー7はカバー5の軸孔5b,5bに軸8を介して揺
動自在に支承され、可動駒6の突条6aと係合するノッチ
板7aと、カバー5の角窓5aを塞ぐ円弧状の覆い7bと、覆
い7bから突出するレバー7cとで構成されている。ナット
9はスイッチ組体30を結合する前の筒体2の雄ねじ部2b
に螺合され、締付けでローゼット1をパネルの正面側に
固定する環状に形成されている。
以上の構成においての動作は、操作レバー7の揺動によ
るノッチ板7aのノッチ7a1およびノッチ7a2と可動駒6の
突条6aとの係合を切換えることにより可動駒6を介して
押棒3が軸方向に摺動して押棒3に係合するスイッチ組
体30が切換操作されるようになっている。したがって第
4図に示す状態すなわちノッチ7a1と突条6aとの係合状
態からレバー7cを反時計方向に回動し、ノッチ7a2と突
条6aとを係合させれば可動駒6を介して押棒2が下降し
てスイッチ組体30を切換動作させ、その状態が保持され
る。そしてレバー7cを反転動作すれば前述の逆の動作を
して図示状態で保持される。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来装置においては、第5図でも明らかなよ
うにカバー5に設けられた軸孔5b,5bがローゼット1の
縁から直接見えてしまうことがあって体裁が悪く、また
組立においては軸8の挿入前にカバー5と操作レバー7
との軸孔合せを行なわねばならないことから作業性が悪
く、そしてノッチ板7aはレバー7cを切換操作するとき可
動駒6の突条6aを斜め方向から押すために、押棒3とと
もに傾いてしまってストロークの調整が面倒であること
や操作が異常に重くなってしまうことがあるなどの問題
点があった。
この考案の目的は前述した従来の問題点を除去し、部品
点数が増したり大形化することなく組立および調整の作
業性が改善され、操作力の安定した体裁のよいレバー形
操作スイッチを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は前述の目的を達成するために、筒状体からな
り、パネルの前面に配設されるローゼットと、該ローゼ
ットの後端にその上端が係止されてパネルの取付孔に嵌
め込まれ、後端にスイッチ組体を結合してなる筒体と、
この筒体内に軸方向に摺動自在に案内され前記スイッチ
組体の駆動部と係合可能にして外周に筒体との間に復帰
ばねが巻回された押棒と、前記ローゼットの正面側開口
部から嵌挿係止され正面側に窓を有するカバーと、前記
押棒の上端に係止され、上面に上方に突出する突条を有
し、前記カバー内を軸方向に摺動自在な可動駒と、前記
カバーの窓より挿入されて前記カバーに軸支されるとと
もに正面側に突出するレバーと背面側に設けられ前記可
動駒の突条に係合するノッチ板とを有する操作レバーと
を備えたレバー形操作スイッチにおいて、前記操作レバ
ーに軸を一体的に成形し、前記可動駒に前記操作レバー
の軸と平行な腕を一体的に突出して成形し、前記カバー
の窓部に可撓脚を介して支持され前記操作レバーの軸が
嵌め込まれる軸孔を設けた一対の軸支部を形成するとと
もに、そのカバーの内壁に、前記可動駒の腕が嵌め込ま
れ、前記操作レバーの操作により前記可動駒を軸方向に
摺動案内する案内溝を形成したことである。
〔作用〕
この考案によるレバー形操作スイッチにおいては、カバ
ーの内壁に軸線に沿い対向する案内溝とこれと平行し外
側への可撓性を有する軸支部を形成し、可動駒に案内溝
に係合する腕を設けるとともに操作レバーを軸支部への
圧入だけのワンタッチ操作で組込み可能な構成としたこ
とにより、組立およびストローク調整の作業性が改善さ
れ、操作力も軽い方で安定化されるとともに体裁もよく
なる。
〔実施例〕
第1図ないし第3図はこの考案によるレバー形操作スイ
ッチの一実施例を示す図で、第1図は要部縦断面を示す
側面図、第2図は第1図の要部を90°向きを変えた断面
図、第3図は要部部品の縦断面図である。図において前
述した第4図の従来装置と同一部分には同一符号を付す
ことにより対応させ相違点について説明する。この実施
例において従来装置と相違する点は操作部組体20のカバ
ー11の内壁に軸線に沿い対向する案内溝11c,11cと、案
内溝11c,11cと平行し角窓11aから覗見可能な外側への可
撓性を有する可撓脚11f,11fにより支持される軸支部11
b,11bとを形成し、可動駒12に突条12aと同方向に延長さ
れ案内溝11c,11cに軸動自在に係合する腕12b,12bを設
け、そして操作レバー13にカバー11の角窓11aから挿入
可能にして圧入で軸支部11b,11bに枢支可能となる軸13
d,13dを一体成形したことである。さらに詳述するとカ
バー11の軸支部11b,11bは両側同様につき片側で述べる
と角窓11aの対辺間を連結する山字状に形成され、その
中央脚に軸孔11dと、軸孔11dに操作レバー13の軸13dを
嵌込み易くする勾配11eが設けられている。可動駒12の
腕12b,12bは、第4図の従来装置における可動駒6の突
条6aと同様に設けられた突条12aの延長上に、すなわち
突条12aと同一レベルに設けられている。操作レバー13
はこれもまた従来装置における操作レバー7に対して軸
13d,13dが一体化された点が異なるのみでノッチ板13a,
覆い13bおよびレバー13cは同様である。
以上の構成においての動作は、第4図の従来装置と同様
につき省略するが、動作過程の問題点であったレバー13
cによる切換操作が行なわれてノッチ板13aが可動駒12の
突条12aを斜め方向から押しても、腕12b,12bがカバー11
の案内溝11c,11cに係合しているので傾むくことはな
く、したがってストロークの調整が容易になるとともに
操作力が重くなることはなく軽い状態で安定する。また
体裁上の問題点であった軸孔が見えることは、軸支部11
b,11bがカバー11内に一体成形され、操作レバー13の装
着による覗見不可能となるので解決される。そして操作
レバー13の装着に際しての作業性はカバー11の角窓11a
からの圧入というワンタッチ操作で可能となることから
改善される。
〔考案の効果〕
この考案によれば操作部組体のカバーの内壁に可動駒を
軸支自在に案内する溝および操作レバーを圧入で枢支す
る軸支部を形成したことにより、カバー内に操作レバー
の軸を取付けるための大きなスペースを必要とすること
なく、操作レバーをカバー内にワンタッチ操作により取
付けることができ、体裁がよくして組立および調整の作
業時間が短縮されるとともに操作力が軽い状態で安定し
たレバー形操作スイッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案によるレバー形操作スイ
ッチの一実施例を示す図で、第1図は要部縦断面を示す
側面図、第2図は第1図の要部を90°向きを変えた断面
図、第3図は要部部品の縦断面図、第4図および第5図
は従来のレバー形操作スイッチの一例を示す図で、第4
図は要部縦断面を示す側面図、第5図は第4図の要部を
90°向きを変えた断面図である。 1……ローゼット、1a……段部、2……筒体、2a……
鍔、3……押棒、4……復帰ばね、11……カバー、11a
……角窓、11b……軸支部、11c……案内溝、12……可動
駒、12a……突条、12b……腕、13……操作レバー、13a
……ノッチ板、13d……軸、30……スイッチ組体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状体からなり、パネルの前面に配設され
    るローゼットと、該ローゼットの後端にその上端が係止
    されてパネルの取付孔に嵌め込まれ、後端にスイッチ組
    体を結合してなる筒体と、この筒体内に軸方向に摺動自
    在に案内され前記スイッチ組体の駆動部と係合可能にし
    て外周に筒体との間に復帰ばね巻回された押棒と、前記
    ローゼットの正面側開口部から嵌挿係止され正面側に窓
    を有するカバーと、前記押棒の上端に係止され、上面に
    上方に突出する突条を有し、前記カバー内を軸方向に摺
    動自在な可動駒と、前記カバーの窓より挿入されて前記
    カバーに軸支されるとともに正面側に突出するレバーと
    背面側に設けられ前記可動駒の突条に係合するノッチ板
    とを有する操作レバーとを備えたレバー形操作スイッチ
    において、前記操作レバーに軸を一体的に成形し、前記
    可動駒に前記操作レバーの軸と平行な腕を一体的に突出
    して成形し、前記カバーの窓部に可撓脚を介して支持さ
    れ前記操作レバーの軸が嵌め込まれる軸孔を設けた一対
    の軸支部を形成するとともに、そのカバーの内壁に、前
    記可動駒の腕が嵌め込まれ、前記操作レバーの操作によ
    り前記可動駒を軸方向に摺動案内する案内溝を形成した
    ことを特徴とするレバー形操作スイッチ。
JP1988038097U 1988-03-23 1988-03-23 レバー形操作スイッチ Expired - Lifetime JPH0648715Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988038097U JPH0648715Y2 (ja) 1988-03-23 1988-03-23 レバー形操作スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988038097U JPH0648715Y2 (ja) 1988-03-23 1988-03-23 レバー形操作スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01142126U JPH01142126U (ja) 1989-09-28
JPH0648715Y2 true JPH0648715Y2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=31264669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988038097U Expired - Lifetime JPH0648715Y2 (ja) 1988-03-23 1988-03-23 レバー形操作スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0648715Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563992Y2 (ja) * 1975-10-20 1981-01-28
JPS6086779A (ja) * 1983-10-18 1985-05-16 松下電器産業株式会社 スイツチ付連結端子台
JPS60195821A (ja) * 1984-03-16 1985-10-04 和泉電気株式会社 セレクタ押ボタンスイツチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01142126U (ja) 1989-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5664842A (en) Height-adjustable armrest unit for a chair
JPH11198101A (ja) スライドマルノコ
US5083823A (en) Latch bolt operating device with lever handles and improved privacy lock mechanism
JP2004134400A (ja) ハウジングに支持されたピボット要素を内蔵する自動車用ランプユニット
US6330843B1 (en) Ratchet screwdriver with rotation control mechanism
JPH0648715Y2 (ja) レバー形操作スイッチ
JP2002194784A (ja) スライド式シャワーフック取付装置
JP3385349B2 (ja) 変速機用シフトレバー装置
US5639213A (en) Swing structure of electric fan head
JPS5816005Y2 (ja) つまみ取付装置
JP3600631B2 (ja) 自動変速機の変速操作装置
JPS6235070Y2 (ja)
JPH04110671U (ja) テレスコピツクステアリングの固定調整構造
KR960006734Y1 (ko) 레버형 도어록의 레버복귀장치
JPH0642462Y2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JPH0649769Y2 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JPS5819097Y2 (ja) ノウギヨウサギヨウキニオケル フリカエハンドル
JPH0346445Y2 (ja)
JPH08211957A (ja) 回転つまみの制動力調整機構
US20040031671A1 (en) Switch unit
JPH0539840A (ja) 車両用セレクトレバーのノブ構造
JP2502729Y2 (ja) 魚釣用覆面型リ―ル
JPS641411Y2 (ja)
JPH07102833A (ja) 扉用ロックハンドル装置
JPH0642258Y2 (ja) 操作レバー装置