JPH0648613A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0648613A
JPH0648613A JP4203830A JP20383092A JPH0648613A JP H0648613 A JPH0648613 A JP H0648613A JP 4203830 A JP4203830 A JP 4203830A JP 20383092 A JP20383092 A JP 20383092A JP H0648613 A JPH0648613 A JP H0648613A
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彰浩 中村
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純一 君塚
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リセツト時や電源投入時等の記録媒体の搬送
再開に際して、搬送不良を起こした記録媒体が装置内に
ある様な場合や、単に装置内に正常搬送状態の記録媒体
が停滞しているのみの場合等、夫々の搬送状況に応じた
最適の搬送再開が行え、無駄な操作等を防ぐことが出来
る装置。 【構成】 MPU30は、装置内への紙の給紙を行う給
紙ローラクラツチ24と給紙された紙の装置外への排紙
を検知する排紙センサ10との情報に基づき、紙の装置
内への残留数を演算し、装置内での紙の搬送異常を検知
する。そして搬送異常の時にはジヤム状況表示41をオ
ンしてオペレータに紙の除去を促す。また、このジヤム
状況及び演算結果等は不揮発性RAM32に記憶させて
おき、電源断時にもそのまま保持する。そして、この保
持情報を参照してリセツト時及び電源オン時に装置内外
の紙の搬送再開方法を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外部装置との通信により
入力された画像情報に基づいて記録媒体に画像を形成
し、少なくとも2種類の前記記録媒体の搬送再開方法を
選択実行可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置におけるリ
セツト時、及び電源投入時の記録用紙の搬送の再開は、
排紙検知手段のみに頼つている場合が多い。従つて、排
紙検知手段の出力がOFFであれば、記録用紙は装置内
にないと判定する。一方、排紙検知手段の出力がONで
あれば、排紙していない記録用紙が装置内に存在すると
判断し、この搬送不良等の装置内に停滞している(ジヤ
ムとなつた)記録用紙を自動的に排紙すると、うまく排
紙されずにかえつて状況が悪くなつたり、感光ドラム等
を傷つける虞があるため、その旨を表示して装置の操作
者であるオペレ−タに報知し、手で除去させるように促
していた。
【0003】
【発明が解説しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、記録用紙の先端位置が排紙検知の位置よ
りも手前の場合には、記録用紙の有無を誤検知してしま
うという欠点があつた。また、一度搬送不良を起こしジ
ヤムとなつた記録用紙と、正常な記録用紙を区別できな
いため、正常な記録用紙もオペレ−タが手で除去しなけ
ればいけないという欠点があつた。
【0004】更に、排紙検知手段が故障するとオペレ−
タにジヤムであるという表示を繰り返し表示等してしま
い、正しい情報を提供できないという問題点があつた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、図1
に示す様に、外部装置との通信により入力された画像情
報に基づいて記録媒体に画像を形成し、少なくとも2種
類の記録媒体の搬送再開方法を選択実行可能な画像形成
装置において、装置内への記録媒体の給紙を検知する給
紙検知手段1001と、記録媒体の装置外への排紙を検
知する排紙検知手段1002と、給紙検知手段1001
及び該排紙検知手段1002の検知情報に基づき記録媒
体の装置内への残留数を演算する演算手段1003と、
装置内での記録媒体の搬送異常を検知するジヤム検知手
段1004と、該ジヤム検知手段1004の検知情報及
び演算手段1003での記録媒体の演算残留数情報を不
揮発状態で記憶する搬送状況記憶手段1005と、該搬
送状況記憶手段1005に記憶された情報と排紙検知手
段1002の検知情報により記録媒体の搬送再開方法を
選択する再開選択手段1006とを備える。
【0006】そして例えば、図2に示す様に、上述した
図1の構成に加え、更に装置内への記録媒体の有無を検
知する機内紙検知手段1007を備え、再開選択手段1
006は搬送状況記憶手段1005に記憶された情報と
排紙検知手段1002の検知情報に加え、機内紙検知手
段1007の検知情報も加味して記録媒体の搬送再開方
法を選択する。
【0007】また例えば、図3に示す様に、再開選択手
段1006は、正常な記録媒体が装置内にあると判定し
て排紙動作を行う第1の再開モードと、搬送異常となつ
た記録媒体紙が装置内にあると判定して搬送異常状況を
表示し装置操作者に記録媒体の除去を促す第2の再開モ
ード、及び記録媒体が装置内に無いと判定して再開する
第3の再開モードのいずれかを選択実行させる。
【0008】あるいは、図4に示す様に、外部装置との
通信により入力された画像情報に基づいて記録媒体に画
像を形成し、少なくとも2種類の記録媒体の搬送再開方
法を選択実行可能な画像形成装置において、装置内への
記録媒体の給紙を検知する給紙検知手段1001と、記
録媒体の装置外への排紙を検知する排紙検知手段100
2と、給紙検知手段1001及び該排紙検知手段100
2の検知情報に基づき記録媒体の装置内への残留数を演
算する演算手段1003と、装置内での記録媒体の搬送
異常を検知するジヤム検知手段1004と、該ジヤム検
知手段1004の検知情報及び演算手段1003での記
録媒体の演算残留数情報を不揮発状態で記憶する搬送状
況記憶手段1005と、該搬送状況記憶手段1005に
記憶された情報と排紙検知手段1002の検知情報によ
り記録媒体の搬送再開方法を選択する再開選択手段10
06と、演算手段1003による装置内の記録媒体の残
留数による排紙動作の正常終了を確認する正常終了確認
手段1010とを備える。
【0009】又は、図5に示す様に、図4の構成に更に
装置内への記録媒体の有無を検知する機内紙検知手段1
007を備え、再開選択手段1006は搬送状況記憶手
段1005に記憶された情報と排紙検知手段1002の
検知情報に加え、機内紙検知手段1007の検知情報も
加味して記録媒体の搬送再開方法を選択する。更にま
た、図6に示す様に、再開選択手段1006は、正常な
記録媒体が装置内にあると判定して排紙動作を行う第1
の再開モードと、搬送異常となつた記録媒体紙が装置内
にあると判定して搬送異常状況を表示し装置操作者に記
録媒体の除去を促す第2の再開モード、及び記録媒体が
装置内に無いと判定して再開する第3の再開モードのい
ずれかを選択実行させる。そして、この時に、正常終了
確認手段1010により排紙動作の正常終了の確認を行
う。
【0010】あるいはまた、図7に示す様に、外部装置
との通信により入力された画像情報に基づいて記録媒体
に画像を形成し、少なくとも2種類の記録媒体の搬送再
開方法を選択実行可能な画像形成装置において、装置内
への記録媒体の給紙を検知する給紙検知手段1001
と、記録媒体の装置外への排紙を検知する排紙検知手段
1002と、該排紙検知手段1002の故障を検知する
故障検知手段1012と、給紙検知手段1001及び該
排紙検知手段1002の検知情報に基づき記録媒体の装
置内への残留数を演算する演算手段1003と、装置内
での記録媒体の搬送異常を検知するジヤム検知手段10
04と、該ジヤム検知手段1004の検知情報及び演算
手段1003での記録媒体の演算残留数情報を不揮発状
態で記憶する搬送状況記憶手段1005と、該搬送状況
記憶手段1005に記憶された情報と排紙検知手段10
02の検知情報、及び故障検知手段1012での排紙検
知手段1002の故障検知情報により記録媒体の搬送再
開方法を選択する再開選択手段1006とを備える。
【0011】そして例えば、図8に示す様に図7の構成
に更に、装置内への記録媒体の有無を検知する機内紙検
知手段1007を備え、再開選択手段1006は搬送状
況記憶手段1005に記憶された情報、排紙検知手段1
002の検知情報、及び故障検知手段1012の検知情
報に加え、機内紙検知手段1007の検知情報も加味し
て記録媒体の搬送再開方法を選択する。
【0012】更に、図9に示す様に、必要に応じて排紙
検知手段1002の故障を検知する故障検知手段101
2に加え、機内紙検知手段1007の故障を検知する第
2の故障検知手段1013とを備える。そして、再開選
択手段1006は、搬送状況記憶手段1005に記憶さ
れた情報、排紙検知手段1002の検知情報、機内紙検
知手段1007の検知情報、故障検知手段1012の検
知情報に加え、更に第2の故障検知手段1013の検知
情報も加味して記録媒体の搬送再開方法を選択する。具
体的には、正常な記録媒体が装置内にあると判定して排
紙動作を行う第1の再開モードと、搬送異常となつた記
録媒体紙が装置内にあると判定して搬送異常状況を表示
し装置操作者に記録媒体の除去を促す第2の再開モー
ド、及び記録媒体が装置内に無いと判定して再開する第
3の再開モードのいずれかを選択実行させる。
【0013】
【作用】以上の構成において、リセツト時や電源投入時
等の記録媒体の搬送再開に際して、搬送不良を起こした
記録媒体が装置内にある様な場合や、単に装置内に正常
搬送状態の記録媒体が停滞しているのみの場合等、夫々
の搬送状況に応じた最適の搬送再開が行え、無駄な操作
等を防ぐことができる。
【0014】例えば、リセツト時や電源投入時等の記録
媒体の搬送再開は、搬送状況記憶手段と排紙検知手段の
情報により、 (1)正常な記録媒体が機内にあると判定し、排紙動作
を行う。 (2)搬送不良を起こした記録媒体が機内にあると判定
し、オペレ−タに記録用紙の除去を促す。
【0015】(3)記録用紙は、機内にないと判定す
る。 の3種類の再開方法を選択して実行することにより、よ
り状況に則した、無駄なオペレーシヨンを行う必要の無
い画像形成装置が提供できる。また、故障検知手段10
12が例えば搬送不良を起こした記録媒体が機内にある
と判定し、オペレ−タに記録用紙の除去を促した場合等
において、その後のドアの開閉回数をカウントする等し
て、排紙検知手段1002の故障を検知したような場合
には、正常な記録媒体が機内にあると判定し、排紙動作
を行う等、より状況に適した対処を可能とする。これは
第2の故障検知手段1013が機内紙検知手段の故障を
検知した場合も同様であり、状況に適した対処を可能と
している。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。図10は本発明に係る一実施例の画
像形成装置の構成を説明する断面図であり、本実施例で
は画像形成装置として例えばレーザビームプリンタに適
用した場合を示してある。
【0017】図10において、レーザビームプリンタ本
体1(以下、本体1)は、記録用紙Sを収納するカセツ
ト2を有し、カセツト2の記録用紙Sの有無を検知する
カセツト内記録用紙センサ3、カセツト2の記録用紙S
のサイズを検知するカセツトサイズセンサ4(複数個の
マイクロスイツチで構成される)、カセツト2から記録
用紙Sを繰り出す給紙ロ−ラ5が設けられている。
【0018】そして、給紙ロ−ラ5の下流には、記録用
紙Sを同期搬送するレジストロ−ラ対6が配置されてい
る。また、レジストロ−ラ対6の下流には、レーザスキ
ヤナ部7からのレーザ光に基づいて記録用紙S上にトナ
ー像を形成する画像形成部8が配置されている。更に、
画像形成部8の下流には記録用紙S上に形成されたトナ
ー像を熱定着する定着器9が配置されており、定着器9
の下流には排紙部の記録用紙搬送状態を検知するする排
紙センサ10、記録用紙Sを廃止する排紙ロ−ラ11、
記録の完了した記録用紙Sを積載する積載トレイ12が
配置されている。
【0019】また、レーザスキヤナ部7は、後述する外
部装置28から送出される画像信号(画像信号VDO)
に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニツ
ト13、該レーザユニツト13からのレーザ光を後述す
る感光ドラム17上に走査するためのポリゴンモータ1
4、結像レンズ群15、折返しミラ−16等により構成
されている。
【0020】上述した画像形成部8は、公知の電子写真
プロセスに必要な、感光ドラム17、前露光ランプ1
8、一次帯電器19、現像器20、転写帯電器21、及
びクリーナブレード22aを備えたクリーナ22から構
成されている。また、メインモータ23は、給紙ロ−ラ
クラツチ24を介して給紙ロ−ラ5に駆動力を与え、レ
ジストロ−ラクラツチ25を介してレジスタストロ−ラ
対6に駆動力を与えており、さらに感光ドラム17を含
む画像形成部8の各ユニツト、定着器9、排紙ロ−ラ1
1にも駆動力を与えている。
【0021】また、26は本体1を制御するプリンタ制
御装置であり、インタフエース27を介して外部装置2
8との間で制御情報や印刷情報等を送受信可能に接続さ
れている。また、29は本体1に設けられたドアであ
り、通常は閉じた状態で使用され、例えば搬送途中でジ
ヤムとなつた記録用紙を除去する時等に、オープンす
る。40はドア29の開閉を検知するドア開閉センサで
あり、ドア29が開くとONし、ドア29が閉じるとO
FFする。
【0022】41は例えばLED等で構成されたジヤム
状況表示ユニツトであり、ジヤムが発生したことをオペ
レ−タに伝え、ジヤム記録用紙の除去を促すためのもの
である。42は例えばLED等で構成された排紙センサ
故障表示ユニツトであり、排紙センサ10に故障が発生
したことをオペレ−タに伝え、修理を促すためのもので
ある。なお、以下の実施例においては、この排紙センサ
故障表示ユニツト42を備える例について説明するが、
この排紙センサ故障表示ユニツト42を例え備えていな
い場合であつても、略同様の効果を上げることが出来
る。
【0023】図11は、図10に示したインタフエース
27の構成を説明する図である。図11において、SB
SYはステータス有効信号であり、プリンタ制御装置2
6から外部装置28に送出される。CBSYはコマンド
有効信号であり、外部装置28からプリンタ制御装置2
6に送出される。
【0024】SCはステータス/コマンド信号であり、
ステータス有効信号SBSYが“1”の場合に、プリン
タの内部状態を示すステータスデータとしてプリンタ制
御装置26から外部装置28に送出され、コマンド有効
信号CBSYが“1”の場合に、外部装置28からプリ
ンタに対する命令を示すコマンドデータとして外部装置
28からプリンタ制御装置26に送出される。
【0025】CLKは、ステータス/コマンド信号SC
の同期クロツクであり、外部装置28からプリンタ制御
装置26に送出される。外部装置28からのコマンド1
つに対してプリンタ制御装置26はそのコマンドに対応
するステータスを1つ返送する。なお、上記SBSY,
CBSY,CLKの各信号は、ハンドシエーク形式のシ
リアル通信に用いられる信号である。このSBSY,C
BSY,CLKの各信号の動作タイミングチヤートを図
12に示す。
【0026】RDYはレディ信号であり、プリンタ制御
装置26がプリント可能な状態のとき“1”とし、プリ
ンタ制御装置26から外部装置28に送出される。ま
た、PRINTは外部装置28がプリント開始を指示す
る時に、“1”となるプリント信号であり、外部装置2
8からプリンタ制御装置26に送出される。さらに、V
SREQはプリンタ制御装置26が外部装置28に対し
て後述する垂直同期信号VSYNCの出力を要求する垂
直同期要求信号である。
【0027】VSYNCは、外部装置28からプリンタ
制御装置28に対して送出する画像出力の水平方向(主
走査方向/レーザ)の同期をとる水平同期信号である。
VDOは、外部装置28がプリンタ制御信号26に対し
て垂直同期信号VSYNCおよび水平同期信号HSYN
Cに同期させてドツトイメージをシリアルに送出すると
ころの画像信号である。
【0028】以下、図12及び図13〜図14を参照し
ながら図10に示した画像形成装置のプリント処理につ
いて説明する。図12〜図14は、図10に示した画像
形成装置のプリント処理を説明するタイミングチヤート
である。プリンタ制御装置26は、図13に示す様に、
プリント信号PRINTが“1”となると、メインモー
タ23およびポリゴンモータ14の駆動を開始する。メ
インモータ23を駆動すると、感光ドラム17、定着ロ
−ラ(定着器9内)および排紙ロ−ラ11が回転する。
この時、一次帯電器19、現像機20、転写帯電器21
の高圧電源の駆動も同時に行う。
【0029】プリンタ制御装置26は、ポリゴンモータ
14の回転が定常状態となるとt1秒後(図13参照)
に給紙クラツチ24をオンして給紙ロ−ラ5を駆動し、
記録用紙Sをレジストロ−ラ対6に向けて給紙する。そ
して、プリンタ制御装置26は、記録用紙Sの先端がレ
ジストローラ対6の到達するタイミング(給紙ロ−ラ5
を駆動してからt2 秒後)で垂直同期信号要求VSRE
Qを外部装置28に送出すると共に、給紙ローラクラツ
チ24をオフして給紙ローラ5の駆動を停止する。
【0030】外部装置28は、画像情報のドツトイメー
ジへの展開を終えて画像信号VDOの出力の準備が完了
すると、垂直同期要求信号VSREQが“1”であるこ
とを確認し、垂直同期信号VSYNCを“1”とし、こ
れに同期してtv 秒後に1頁分の画像信号VDOの出力
を開始する。プリンタ制御装置26は、垂直同期信号V
SYNCの立ち上がりからt3 秒後にレジストロ−ラク
ラツチ25をオンし、レジストロ−ラ対6を駆動する。
レジストロ−ラ対6の駆動は、記録用紙Sの後端がレジ
ストロ−ラ対6を通過するまでの時間t4 秒間行う。
【0031】また、この間プリンタ制御装置26は、水
平同期信号HSYNCをレーザ走査に同期した所定のタ
イミングで外部装置28に送出するとともに、画像信号
VDOに基づきレーザユニツト13から発光するレーザ
校を変調する。外部装置28が、図14に示す様に水平
同期信号HSYNCの立ち上がりに同期して1走査分の
画像信号VDOを出力する。
【0032】また、次頁のプリントを行う場合、t5
後に再びプリント信号PRINTを“1”とする。その
後、1頁目と同様の動作が行われる。このようなプリン
タ制御装置26および外部装置28の動作により記録用
紙Sは給紙ロ−ラ5、レジストロ−ラ対6、画像形成部
8、定着器9、排紙ロ−ラ11へと順次搬送され、画像
記録がなされる。
【0033】図15は、図10に示したプリンタ制御装
置26内のMPU30と不揮発性RAM32および各ユ
ニツトとの接続を示す。図15において、図10と同様
構成には同一番号を付し詳細説明を省略する。図中、3
0はMPU、31が外部バス、32は搬送状況記憶手段
である不揮発性RAM、33は排紙センサ10の検出信
号の入力バツフア、34はドア開閉センサ40の検出信
号の入力バツフア、35は給紙ロ−ラクラツチ24を駆
動する出力バツフア、36はジヤム状況表示41を駆動
する出力バツフア、38は排紙センサ故障表示ユニツト
42を駆動する出力バツフアである。なお、この排紙セ
ンサ故障表示ユニツト42を省略した構成とする場合に
はこの出力バツフア38も省略した構成となる。
【0034】MPU30はまた、内部タイマ37、通常
の処理経過等を一時保存するRAM39、及び例えば後
述する図16以下に示す各フローチヤートに示す制御手
順等を記憶するROM50を内蔵している。排紙センサ
10のオン/OFFの状態は、入力バツフア33を通じ
て、MPU30に伝えられる。ドア開閉センサ40のオ
ン/オフの状態は、入力バツフア34を通じてMPU3
0に伝達される。MPU30は、出力バツフア35を通
じて給紙ロ−ラクラツチ24を制御し、同時にこの給紙
ローラ5の駆動タイミングで、給紙開始を検知する。
【0035】MPU30は、出力バツフア36を通じて
ジヤム状況表示45を制御し、オペレ−タに対してジヤ
ムの発生を通知するとともに、ジヤムを起こした記録用
紙の除去を促す。装置内(機内)残留記録用紙枚数とジ
ヤム状況は、外部バス31を通じて、不揮発性RAM3
2に記憶される。
【0036】またMPU30は、排紙センサ故障表示4
2を備える構成の場合には、出力バツフア38を通じて
排紙センサ故障表示42を制御し、オペレ−タに対して
排紙センサ10の故障の発生を通知するとともに修理を
促す。以下図16、図17に示すフローチヤートを参照
にしながら本実施例における搬送状況記憶の動作につい
て説明する。
【0037】図16は、装置内に給紙された記録用紙の
状態を記憶する動作を示すフローチヤート、図17は、
装置外に排紙した記録用紙の状態を記録するとともにジ
ヤム状態を検出し記録する動作を示すフローチヤートで
あり、この両動作により搬送状況が不揮発性RAM32
に記録される。まず図16を参照して装置内に給紙され
た記録用紙の状態を記憶する動作を装置内に給紙された
記録用紙の状態を記憶する動作を説明する電源がオンさ
れると図16に示す処理に移行する。まず、ステツプS
1で搬送再開選択手段の指示に従い装置の立ち上げ動作
を行う。立ち上げ動作が、終了するとステツプS2に進
み、スタンバイ状態となる。そして、スタンバイ状態で
PRINT信号が“1”となるとステツプS3以下の装
置内に給紙された記録用紙の状態を記憶する動作に移行
する。
【0038】即ち、ステツプS3に示す様にPRINT
信号が“1”となるとスタンバイ状態より抜け出してス
テツプS4に進み、印刷を開始する。印刷処理において
は、実際の印刷動作に先立つてまずステツプS5の前処
理を行う。次にステツプS6で不揮発性RAM32内の
枚数の変数を1つ歩進(インクリメント)すると同時
に、給紙ロ−ラクラツチ24をオンし、給紙を開始す
る。
【0039】給紙が完了し、垂直同期信号VSYNCが
“1”となるとステツプS7に進み、後述するTIME
−OVER1および2に所定初期値をセツトすると同時
に実際の印刷処理を開始する。なお、TIME−OVE
R1およびTIME−OVER2は、MPU30に内蔵
されているイマ37を使用して計測する。そして続くス
テツプS8でこの印刷処理が終了した時点でPRINT
信号が“1”か否かを調べる。PRINT信号が“1”
の場合には次の印刷出力があるためステツプS6に戻
り、不揮発性RAM32内の枚数の変数を1つ歩進する
と同時に給紙ロ−ラクラツチ24をオンし、給紙を開始
して次の頁の印刷処理を実行する。
【0040】一方、印刷処理が終了した時点で、PRI
NT信号が“0”の場合にはステツプS8よりステツプ
S9に進み後処理を実行する。そしてその後にステツプ
S2のスタンバイに戻り、次のPRINT信号の“1”
となるのを監視する。以上の処理を実行することによ
り、装置内に搬入された記録用紙の枚数が、不揮発性R
AM32の枚数の変数に記録されることになる。
【0041】次に図17を参照して本実施例の装置外に
排紙した記録用紙の状態を記録する動作及び記録用紙の
ジヤム状態を検出して記録する動作を説明する。本処理
においても、装置の電源がオンされると、まずステツプ
S1で搬送再開選択手段の指示に従い装置の立ち上げ動
作を行う。立ち上げ動作が、終了するとステツプS2に
進み、スタンバイ状態となる。以上の処理までは上述し
た図16のステツプS1、ステツプS2の処理と同じで
ある。
【0042】装置外に排紙した記録用紙の状態を記録す
る動作及び記録用紙のジヤム状態を検出して記録する動
作の場合には、ステツプS13に示す様にこのスタンバ
イ状態において排紙状態常時モニタが起動される。そし
て続くステツプS14において排紙センサ10がオンし
たか(記録用紙の排紙が行われたか)否かをチエツクす
る。
【0043】排紙センサ10がオンでない場合にはステ
ツプS15に進み、TIME−OVER1がタイムオー
バしているか否かを調べる。本実施例においては、TI
ME−OVER1は記録用紙が正常に排紙センサ10に
到達するに十分な余裕を有する時間に初期設定されてい
る。従つて、記録用紙が正常に排紙センサ10に到達し
た場合には、TIME−OVER1の時間内に、排紙セ
ンサ10がオンする。このため、ステツプS15でTI
ME−OVER1がタイムオーバしていない場合にはス
テツプS14に戻り、排紙センサ10がオンとなるのを
監視する。
【0044】TIME−OVER1のタイマ設定時間内
に排紙センサ10がオンしない場合にはTIME−OV
ER1がタイムオーバするため、ジヤムと判断してステ
ツプS15よりステツプS16に進む。そしてステツプ
S16で不揮発性RAM32のジヤムの変数を1にセツ
トするとともに、それに付随するエラ−処理を実行す
る。このステツプS16のエラ−処理内でジヤム状況表
示41をオンし、オペレ−タにジヤムが発生したことを
通知してジヤム記録用紙の除去を促す。
【0045】そして、続くステツプS17でオペレータ
がジヤム状況表示41を確認して、搬送不良を起こして
いる記録用紙を除去するために装置のドアをオープンし
てドア開閉センサ40がオンするのを監視する。そして
ドア開閉センサ40がオンすることを確認した場合には
ステツプS18に進み、ドア開閉センサ40がオフする
のを監視し、ドア開閉センサ40がオフすることを確認
するとステツプS19に進む。
【0046】以上の装置ドアの開閉動作によりジヤムと
なつた記録用紙が除去されたものとみなし、ステツプS
19では不揮発性RAM32の枚数の変数およびジヤム
の変数を共に「0」とする。その後、ステツプS1に戻
り、電源オンされた場合と同じ処理を実行する。一方、
記録用紙が正常に排紙センサ10に到達した場合にはス
テツプS14よりステツプS20に進み、排紙センサ1
0がオフしたかどうかをチエツクする。記録用紙が、正
常に排紙センサ10を通過した場合には、TIME−O
VER2の時間以内に排紙センサ10はオフする。この
ため、排紙センサ10がオンの場合にはステツプS21
に進み、TIME−OVER2がタイムオーバとなつた
か否かを調べる。TIME−OVER2がタイムオーバ
でない場合にはステツプS20に戻る。
【0047】TIME−OVER2の設定時間以内に排
紙センサ10がオフしない場合にはジヤムと判断してス
テツプS21よりステツプS22に進み、不揮発性RA
M32のジヤムの変数を1にセツトするとともに、それ
に付随するエラ−処理を実行する。このステツプS22
のエラ−処理内でジヤム状況表示41をオンし、オペレ
−タにジヤムが発生したことを通知してジヤム記録用紙
の除去を促す。
【0048】そして、続くステツプS23でオペレータ
がジヤム状況表示41を確認して、搬送不良を起こして
いる記録用紙を除去するために装置のドアをオープンし
てドア開閉センサ40がオンするのを監視する。そして
ドア開閉センサ40がオンすることを確認した場合には
ステツプS24に進み、ドア開閉センサ40がオフする
のを監視し、ドア開閉センサ40がオフすることを確認
するとステツプS25に進む。
【0049】以上の装置ドアの開閉動作によりジヤムと
なつた記録用紙が除去されたものとみなし、ステツプS
25では不揮発性RAM32の枚数の変数およびジヤム
の変数を共に「0」とする。その後、ステツプS1に戻
り、電源オンされた場合と同じ処理を実行する。一方、
ステツプS20、ステツプS21の処理において、TI
ME−OVER1の設定時間以内に排紙センサ10がオ
ンし、TIME−OVER2の時間以内に排紙センサ1
0がオフした場合には、正常排紙とみなしてステツプS
20よりステツプS30に進む。そしてステツプS30
で不揮発性RAM32の枚数の変数を1つデクリメント
し、ステツプS13に戻る。
【0050】即ち、印刷処理とは別に排紙状態を監視し
てジヤムを検知するとともに、装置外(機外)に排紙さ
れた記録用紙の枚数に従つて不揮発性RAM32の枚数
の変数をデクリメントする。以上説明した図16と図1
7の動作により、不揮発性RAM32の枚数の変数およ
びジヤムの変数は、常にその瞬間の装置内残留記録用紙
枚数およびジヤム状態を正しく示しており、係る状態を
正確に記憶することができる。
【0051】次に、図18に示すフローチヤートを参照
して上述した図16及び図17におけるステツプS1の
搬送再開選択手段による装置立ち上げ処理の詳細を説明
する。電源がオンされると、まずステツプS40で、通
常RAM39の故障の変数を「0」に初期化する。次に
ステツプS41で不揮発性RAM32のジヤムの変数が
セツトされているか否かをチエツクする。ここで、ジヤ
ムの変数が「1」にセツトされている場合にはステツプ
S42に進み、出力バツフア36を介してジヤム状況表
示41をオンとしてオペレ−タに対して装置内への記録
用紙の異常滞在発生及び、装置内の記録用紙の除去を促
す。また同時に付随するエラ−処理を併せて行う。
【0052】そして以下、ステツプS43〜ステツプS
45で、上述したステツプS17〜ステツプS19と同
様に、ドア開閉センサ40がオン/オフすることを確認
し、この動作のよりジヤムとなつた記録用紙が除去され
たものとして、不揮発性RAM32の枚数の変数および
ジヤムの変数を「0」とする。そしてこの後、ステツプ
S41へ戻る。
【0053】一方、ステツプS41でジヤムの変数が
「1」でなければステツプS46に進み、枚数が「0」
か否かを調べる。枚数が「0」でない場合には装置内に
ジヤムとはなつていないが記録用紙が存在すると判断し
ステツプS47に進む。ステツプS47では記録用紙を
装置外に排出する排紙処理を実行する。排紙処理におい
ては、排紙した記録用紙の枚数に従つて不揮発性RAM
32の枚数の変数をデクリメントする。
【0054】ステツプS47に排紙処理が終了するとス
テツプS48に進み、この排紙処理の終了した時点で枚
数の変数が「0」になり、排紙動作が正常に終了したこ
とを確認する。そして後述するステツプS55に進む。
しかし、ステツプS48でもし枚数が「0」でない場合
には、排紙処理が正常に行われず、ジヤムが発生したと
してステツプS49に進み、不揮発性RAM32のジヤ
ムの変数を「1」とし、それに伴うエラ−処理を行う。
即ち、ジヤム状況表示41をオンし、オペレ−タに対し
てジヤムの発生を通知し、ジヤム記録用紙の除去を促
す。そしてステツプS43に進む。
【0055】一方、ステツプS46で枚数が「0」の場
合にはステツプS50に進み、排紙センサ10がオンか
否かを調べる。不揮発性RAM32内には記録用紙がな
いと記憶されているにもかかわらず排紙センサ10がオ
ンの場合には、ジヤムと判断してステツプS51に進
み、不揮発性RAM32のジヤムの変数を「1」とし、
対応するエラ−処理を行う。即ち、ジヤム状況表示41
をオンし、オペレ−タに対してジヤムの発生を通知し、
ジヤム記録用紙の除去を促す。
【0056】次にステツプS52で、排紙センサ10の
故障の可能性があるので、通常RAM50の故障の変数
を1つインクリメントする。そして続くステツプS53
でこの故障の変数が10又は10以上であるか否かを調
べる。もし、故障の変数が10又は10以上でなければ
ステツプS43に進む。一方、ステツプS53で故障の
変数が10又は10以上になつた場合には、排紙センサ
10の故障と判断してステツプS58に進む。そしてス
テツプS58で装置の停止処理を行う。そしてステツプ
S59のセンサ故障処理を行う。なお、排紙センサ故障
表示42を備える構成とした場合においては、上述した
ステツプS58の処理において、装置の停止処理と同時
に、排紙センサ故障表示42をオンし、オペレ−タに対
して排紙センサ10の故障の発生を通知し、修理を促す
処理を実行することが望ましい。
【0057】一方、ステツプS50で排紙センサ10が
オンでない場合、即ち、ジヤムの変数が「0」でかつ枚
数が「0」でかつ排紙センサ10がオフの場合にはステ
ツプS55に進み、装置内に記録用紙は滞在していない
と判断し、続くステツプS56で通常RAM50の故障
の変数を「0」にする。そしてステツプS57に進み、
排紙処理以外の装置立ち上げ処理を行う。そして当該排
紙処理以外の装置立ち上げ処理が終了した時点でステツ
プS2のスタンバイ状態となる。
【0058】以上説明した様に本実施例によれば、リセ
ツト時や電源投入時等の記録用紙の搬送再開に際して、
搬送不良を起こした記録用紙が装置内にある様な場合
や、単に装置内に正常搬送状態の記録用紙が停滞してい
るのみの場合等、夫々の搬送状況に応じた最適の搬送再
開が行え、無駄な操作等を防ぐことができる。例えば、
リセツト時や電源投入時等の記録用紙の搬送再開は、不
揮発性RAM32の記憶情報と、排紙センサ10等の検
知情報により、 (1)正常な記録用紙が装置内にあると判定し、排紙動
作を行う。
【0059】(2)搬送不良を起こした記録用紙が装置
内にあると判定し、オペレ−タに記録用紙の除去を促
す。 (3)記録用紙は、装置内にないと判定する。 の3種類の再開方法を選択して実行することにより、よ
り状況に則した、無駄なオペレーシヨンを行う必要の無
い画像形成装置が提供できる。
【0060】また、例えば搬送不良を起こした記録用紙
が機内にあると判定し、オペレ−タに記録用紙の除去を
促した場合等において、その後のドアの開閉回数をカウ
ントして該カウント数が例えば10回に及んでも依然と
して排紙センサ10がオンしているような場合には、該
排紙センサ10の故障と判断し、より状況に適した対処
を可能とすることができる。 <第2実施例>以上説明した実施例においては、各変数
を主に不揮発性RAM32に記憶させておく例について
説明した。しかし本発明は必ずしも不揮発性RAM32
に記憶する例に限定されるものではなく、例えば、通常
動作時にはMPU30に内蔵されている通常のRAM3
9に記憶させ、電源オフの場合等、通常RAM39に記
憶しておいては内容が消えてしまう虞のある場合のみ内
容を不揮発性RAM32に格納する構成であつても良
い。この様に構成した本発明に係る第2の実施例を図1
9も参照して以下に説明する。
【0061】図19は本発明に係る第2実施例のプリン
タ制御装置26の構成を示す図であり、図15に示す第
1の実施例と同様構成には同一番号を付し詳細説明を省
略する。第2実施例においては、図15に示す第1に実
施例に比し、MPU30の割込み入力端子に電源監視
I.C.45を接続する構成を追加している。この電源
監視I.C.45は、制御装置部の駆動電源電圧(本実
施例ではI.C.の駆動電源である+5V)の電圧レベ
ルを監視する構成としている。そして、電源電圧の低下
を検知すると、MPU30に対してPOWER−DOW
Nインタラプト信号46を発生する。
【0062】次に以上の構成を備える第2実施例の動作
を図20も参照して説明する。図19に示す構成をとる
場合には、上述した第1の実施例における図16〜図1
8に示される不揮発性RAM32内のジヤムの変数を含
む変数の枚数は、通常RAM39内に格納されることに
なる。そして、これらの枚数制御等の通常時の制御動作
は図16〜図18と同一である。
【0063】第2実施例においては、以上の通常処理に
加え、図20に示す以下に示す処理が追加となる。即
ち、電源電圧の低下を検知した電源監視I.C.45
は、MPU30に対して、POWER−DOWNインタ
ラプト信号46を用いてまもなく電源がDOWNするこ
とを通知する。この割込み信号が入力されると、MPU
30の処理は図20に示す割込み処理(S60)に移行
し、ステツプS61で通常RAM39に格納されている
ジヤムの変数を含む変数の枚数を読み出して不揮発性R
AM32に退避格納する。この動作により電源オフ時に
も、装置内残留紙枚数およびジヤム情報等を保持してお
くことができる。そしてその後ステツプS62に示す様
に装置の電源がオフ状態となる。そして再び装置電源が
立ち上がつた時にステツプS63において、ステツプS
61で不揮発性RAM32に退避しておいたジヤムの変
数を含む変数の枚数を読み出して通常RAM39の所定
格納領域にロードする。そして第1の実施例と同様の装
置立ち上げ処理に以降すればよい。
【0064】以上説明した様の第2実施例によれば、通
常動作時は、高速の通常RAM39を使用できるので、
通常動作時の処理速度を速めることができる。 <第3実施例>図21は本発明に係る第3実施例の画像
形成装置における構成を説明する断面図である。上述し
た図10に示す画像形成装置と同様構成には同一番号を
付し詳細説明を省略する。
【0065】第3実施例においては、図10に示す構成
に比し、装置内の記録用紙の有無を検知する機内紙セン
サ43および機内紙センサ故障表示ユニット48が追加
されている。以上の構成を備える第3実施例の動作制御
を図22も参照して以下に説明する。第3実施例におい
ても、装置内残留紙枚数の演算については、図16、図
17のフローチヤートに示す制御に従う。ジヤム情報に
ついては、上述した図18におけるジヤム検知方法を使
用するとともに、さらに、機内紙センサ43によっても
ジヤムを検知する。機内紙センサ43によるジヤムの検
知方法は、排紙センサ10によるジヤム検知方法と同様
である。
【0066】次に、図22に示すフローチヤートを参照
しながら第3実施例における搬送再開選択手段の動作に
ついて説明する。図22に示す第3実施例において、図
22に示す第1実施例の処理と異なるのは、図18のス
テツプS50の処理が図22のステツプS70となつて
いる点である。他の制御については同様制御となつてい
る。
【0067】即ち、図22の処理では、まず、ステツプ
S40で通常RAMの排紙センサ故障の変数と、機内セ
ンサ故障の変数を「0」にする。そして、ステツプS4
1でジヤムの変数が「0」であり、かつステツプS46
で枚数が「0」の場合にはステツプS70に進み、排紙
センサ10又は機内紙センサ43がオンであるか否かが
判断される。不揮発性RAM32の枚数が「0」であ
り、紙がないと記憶されているにもかかわらず、排紙セ
ンサ10又は機内紙センサ43がオンの場合には、ジヤ
ムと判断しステツプS51以下の処理に進む。
【0068】一方、排紙センサ10及び機内紙センサ4
3がオフの場合にはステツプS55に進む。他の制御に
ついては図18と同様であるため、詳細説明を省略す
る。以上説明した様に第3実施例によれば、機内紙セン
サ43が存在するので、ジヤム検知を排紙センサ10の
みで行う場合よりも正確に行える。
【0069】また、機内紙センサ43を使用すると搬送
再開を行う場合に、排紙センサ10のみで行う場合より
も正確に行える。 <第4実施例>図23は本発明に係る第4実施例におけ
る画像形成装置の構成を説明する断面図である。図10
に示す第1実施例に対して、装置内の紙の有無を検知す
る機内紙センサ43および機内紙センサ故障表示ユニッ
ト48が追加されている。
【0070】図24は各種センサ及びプリンタ制御装置
26の詳細構成を示す図であり、図24において、上述
した図15に示す第1実施例と同様構成には同一番号を
付し詳細説明を省略する。図24において、MPU30
は機内紙センサ43よりの検知信号を入力バツフア44
を介して取り込無と共に、出力バツファ39を通じて機
内紙センサ故障表示48を制御し、オペレ−タに対して
機内紙センサ43の故障の発生を通知するとともに修理
を促す。
【0071】以上の構成を備える第4実施例の動作制御
を図25のフローチヤートを参照して以下に説明する。
第4実施例において、機内残留紙枚数の演算について
は、上述した第1実施例と同様であり、図16、図17
に示すフローチャートに従う。同様に、ジヤム情報につ
いても図17内のジヤム検知方法を使用する。更に第4
実施例においては、機内紙センサ43によってもジヤム
を検知する。機内紙センサ43によるジヤムの検知方法
は、排紙センサ10によるジヤム検知方法と同様とす
る。
【0072】機内残留紙枚数とジヤム状況は、外部バス
31を通じて、不揮発性RAM32に記憶される。第4
実施例において、搬送再開方法は図25のフローチヤー
トに従う。図25に示すフローチヤートを参照しながら
第4実施例における図16、図17におけるステツプS
1の再開選択手段の動作について説明する。なお、図2
5において、上述した第1及び第3実施例における図1
8及び図22に示す制御と同様制御には同一ステツプ番
号を付している。
【0073】電源オンされると図25に示す処理に移行
する。まず、ステツプS71で通常RAM39の排紙セ
ンサ故障の変数と、機内センサ故障の変数を「0」に初
期化する。次にステツプS41で、不揮発性RAM32
のジヤムの変数をチエツクする。ジヤムの変数が「1」
であればステツプS42に進み、ジヤム状況表示41を
オンし、オペレ−タに対して機内の紙の除去を促すとと
もにそれに付随するエラ−処理を行う。そしてステツプ
S43〜ステツプS45でドア開閉センサ40がオン/
オフすることを確認し、ドア開閉センサ40のオン/オ
フによりジヤムとなった紙が除去されたものとみなして
不揮発性RAM32の枚数の変数およびジヤムの変数を
「0」としてステツプS43に戻る。
【0074】ステツプS41でジヤムの変数が「1」で
なければ、次にステツプS46で枚数のチエツクをす
る。ステツプS46で枚数が「0」でない場合には、装
置内ジヤムとなつていない紙が存在すると判断し、ステ
ツプS47〜ステツプS49の処理に移行して排紙処理
等を行う。この処理は上述した図18の処理と同様であ
る。
【0075】ステツプS46で枚数が「0」でなければ
ステツプS70に進み、排紙センサ10及び機内紙セン
サ43がオンか否かを調べる。不揮発性RAM32では
紙がないと記憶されているにもかかわらず排紙センサ1
0又は機内紙センサ43がオンの場合には、ジヤムと判
断してステツプS51に進み、不揮発性RAM32のジ
ヤムの変数を「1」とし、それに伴うエラ−処理を行
う。具体的には、ジヤム状況表示41をオンし、オペレ
−タに対してジヤムの発生を報知し、ジヤムを起してい
る記録用紙の除去を促す。
【0076】次にステツプS76で、排紙センサ10の
故障の可能性があるのでこれを調べるため排紙センサ1
0がオンか否かを調べる。そして排紙センサ10がオン
でなければステツプS78に進む。一方、排紙センサ1
0がオンの場合にはステツプS77に進み、通常RAM
39の排紙センサ故障変数を1つインクリメントする。
そしてステツプS78に進む。
【0077】ステツプS78では、機内紙センサ43の
故障の可能性があるのでこれを調べるため機内紙センサ
43がオンか否かを調べる。そして機内紙センサ43が
オンでなければステツプS80に進む。一方、機内紙セ
ンサ43がオンの場合にはステツプS79に進み、通常
RAM39の機内紙センサ故障変数を1つインクリメン
トする。そしてステツプS80に進む。
【0078】ステツプS80では、排紙センサ故障の変
数又は機内紙センサ故障の変数が10又は10以上であ
るか否かを調べる。排紙センサ故障の変数又は機内紙セ
ンサ故障の変数が10又は10以上である場合にはステ
ツプS81に進み、変数が10又は10以上であるセン
サの故障と判断する。そして排紙センサ10の故障の場
合には、装置の停止処理を行うと同時に排紙センサ故障
表示42をオンし、オペレ−タに対して排紙センサ10
の故障の発生を通知し、修理を促す。あるいは、機内紙
センサ43の故障の場合には、装置の停止処置を行うと
同時に機内紙センサ故障表示48をオンし、オペレ−タ
に対して機内紙センサ43の故障の発生を通知し、修理
を促す。そして続いてステツプS59のセンサ故障処理
を行う。
【0079】一方、ステツプS80で排紙センサ故障の
変数又は機内紙センサ故障の変数が10又は10以上で
なければ上述した図18と同様のステツプS43以下の
処理に移行する。この処理の詳細は上述したため詳細説
明を省略する。一方、ステツプS70で排紙センサ10
と機内紙センサ43が共にオフの場合にはステツプS5
5で装置内に紙は無いものとし、続くステツプS75に
進み、通常RAM39の排紙センサ故障の変数及び機内
紙センサ故障の変数を共に「0」にする。そして、続く
ステツプS55で排紙処理以外の装置立ち上げを行う。
この装置立ち上げ処理が終了して時点でスタンバイ(S
2)となる。
【0080】以上説明した様に第4実施例によれば、機
内紙センサ43が存在するので、ジヤム検知が、排紙セ
ンサ10のみで行う場合よりも正確に行える。また、機
内紙センサ43を使用すると搬送再開が、排紙センサ1
0のみで行う場合よりも正確に行える。更に、機内紙セ
ンサ43の故障を検知でき、機内紙センサ43の故障の
場合にもオペレ−タに対して、正しい情報を提供でき
る。
【0081】<第5実施例>次に、図26に示すフロー
チヤートを参照して本発明に係る第5実施例の画像形成
装置における再開選択手段の動作について説明する。こ
れは、上述した図16と図17におけるステツプS1に
あたる。図26において、上述した第4実施例の図25
に示す処理と同様制御には同一ステツプ番号を付してあ
る。
【0082】第5実施例において、ハードウエア構成に
関しては上述した第4実施例と同様構成で足りる。図2
6における第5実施例においては、図25に示す第4実
施例と相違するのは、ステツプS43以下の処理に関し
てである。以下、この第4実施例のステツプと相違する
ステツプを説明する。第5実施例では、ステツプS42
でジヤム状況表示41をオンし、オペレ−タに対して機
内の紙除去を促すとともに付随するエラ−処理を行う。
そして続くステツプS43でドア開閉センサ40がオン
することを確認し、続くステツプS91でこのドア開閉
センサ40がオンした(ドアの開いた)時刻を記憶す
る。
【0083】そして続くステツプS44でドア開閉セン
サ40がオフすることを確認し、次のステツプS92で
ドア開閉センサ40がオフした(ドアの閉じた)時刻を
記憶する。そしてステツプS93でドアが開かれてから
閉じるまでの時間を計算する。続くステツプS94で、
ステツプS93での計算の結果ドアが開かれてから閉じ
るまでの時間が10秒以内であるか否かを調べる。ドア
が開かれてから閉じるまでの時間が10秒以内であれ
ば、ジヤムとなつた紙が取り除かれていないと判断して
再びステツプS43の処理に戻り、ジヤム状況表示41
をそのままオン状態としてもう一度ドアの開かれるのを
待つ。
【0084】一方、ステツプS94でドアが開かれてか
ら閉じるまで10秒以上かかつている場合には、このド
アの開閉によりジヤムとなつた紙が除去されたものとし
てステツプS45に進み、不揮発性RAM32の枚数の
変数およびジヤムの変数を「0」とする。その後、ステ
ツプS41に戻り電源オンされた場合と同じ処置を実行
する。
【0085】以上説明した様に第5実施例によれば、機
内紙センサ43が存在するので、ジヤム検知が排紙セン
サ10のみで行う場合よりも正確に行える。また、機内
紙センサ43を使用すると、搬送再開が排紙センサ10
のみで行う場合よりも正確に行える。更に、機内紙セン
サ43の故障を検知できるので、故障の場合にオペレ−
タに対して正しい情報を提供できる。
【0086】更にまた、ドアの開閉時間を計測している
ので、ジヤムとなつた紙の除去動作を確実に確認でき
る。尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステム
に適用しても1つの機器から成る装置に適用しても良
い。また、本発明は、システム或は装置にプログラムを
供給することによつて達成される場合にも適用できるこ
とはいうまでもない。
【0087】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、紙の
有無を誤検知することがなく、かつ搬送不良となつてい
ない記録媒体を自動的に廃止することができる。更に、
搬送不良となつた記録媒体がある場合には確実に操作者
に報知でき、除去することができる。また、排紙検知手
段の故障をも検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の機能ブロツク図であ
る。
【図2】本発明に係る一実施例の機能ブロツク図であ
る。
【図3】本発明に係る一実施例の機能ブロツク図であ
る。
【図4】本発明に係る一実施例の機能ブロツク図であ
る。
【図5】本発明に係る一実施例の機能ブロツク図であ
る。
【図6】本発明に係る一実施例の機能ブロツク図であ
る。
【図7】本発明に係る一実施例の機能ブロツク図であ
る。
【図8】本発明に係る一実施例の機能ブロツク図であ
る。
【図9】本発明に係る一実施例の機能ブロツク図であ
る。
【図10】本発明に係る一実施例における画像形成装置
の構成を説明する断面図である。
【図11】図10に示すインタフエースの詳細構成を説
明する構成図である。
【図12】図10に示す画像形成装置のプリント処理を
説明するタイミングチヤートである。
【図13】図10に示す画像形成装置のプリント処理を
説明するタイミングチヤートである。
【図14】図10に示す画像形成装置のプリント処理を
説明するタイミングチヤートである。
【図15】本実施例における各種センサ及びプリンタ制
御装置の詳細構成を示すブロツク図である。
【図16】本実施例における装置内に給紙された記録用
紙の状態を記録する動作を示すフローチヤートである。
【図17】本実施例における装置外に排紙した記録用紙
の状態を記録する動作を示すフローチヤートである。
【図18】本実施例の再開選択手段による装置立ち上げ
処理を示すフローチヤートである。
【図19】本発明に係る第2実施例における各種センサ
及びプリンタ制御装置の詳細構成を示すブロツク図であ
る。
【図20】第2実施例における割込み処理を示すフロー
チヤートである。
【図21】本発明に係る第3実施例の画像形成装置にお
ける構成を説明する断面図である。
【図22】第3実施例の再開選択手段による装置立ち上
げ処理を示すフローチヤートである。
【図23】本発明に係る第4実施例の画像形成装置にお
ける構成を説明する断面図である。
【図24】第4実施例における各種センサ及びプリンタ
制御装置の詳細構成を示すブロツク図である。
【図25】第4実施例の再開選択手段による装置立ち上
げ処理を示すフローチヤートである。
【図26】本発明に係る第5実施例の再開選択手段によ
る装置立ち上げ処理を示すフローチヤートである。
【符号の説明】
1 本体 2 カセツト 3 カセツト内紙センサ 4 カセツトサイズセンサ 5 給紙ローラ 6 レジストローラ 7 レーザスキヤナ 8 画像形成部 9 定着器 10 排紙センサ 11 排紙ローラ 12 積載トレイ 13 レーザユニツト 14 ポリゴンモータ 15 結像レンズ 16 折返しミラー 17 感光レンズ 18 前露光ランプ 19 一次帯電器 20 現像機 21 転写帯電器 22 クリーナ 23 メインモータ 24 給紙ローラクラツチ 25 レジストローラクラツチ 26 プリンタ制御装置 27 インタフエース 28 外部装置 29 ドアー 30 MPU 31 外部バス 32 不揮発性RAM 33,34,44 入力バツファ 35,36,38,49 出力バツファ 37 タイマ 39 通常RAM 40 ドア開閉センサ 41 ジヤム状況表示ユニツト 42 排紙センサ故障表示ユニツト 43 機内紙センサ 45 電源監視I.C 46 POWERーDOWNインタラプト信号 48 機内紙センサ故障表示ユニツト 50 ROM

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置との通信により入力された画像
    情報に基づいて記録媒体に画像を形成し、少なくとも2
    種類の前記記録媒体の搬送再開方法を選択実行可能な画
    像形成装置において、 装置内への前記記録媒体の給紙を検知する給紙検知手段
    と、 前記記録媒体の装置外への排紙を検知する排紙検知手段
    と、 前記給紙検知手段及び該排紙検知手段の検知情報に基づ
    き前記記録媒体の装置内への残留数を演算する演算手段
    と、 装置内での前記記録媒体の搬送異常を検知するジヤム検
    知手段と、 該ジヤム検知手段の検知情報及び前記演算手段での前記
    記録媒体の演算残留数情報を不揮発状態で記憶する搬送
    状況記憶手段と、 該搬送状況記憶手段に記憶された情報と前記排紙検知手
    段の検知情報により前記記録媒体の搬送再開方法を選択
    する再開選択手段とを備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 更に、装置内への記録媒体の有無を検知
    する機内紙検知手段を備え、 再開選択手段は搬送状況記憶手段に記憶された情報と前
    記排紙検知手段の検知情報に加え、前記機内紙検知手段
    の検知情報も加味して前記記録媒体の搬送再開方法を選
    択することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 更に、排紙検知手段の故障を検知する第
    1の故障検知手段及び機内紙検知手段の故障を検知する
    第2の故障検知手段とを備えることを特徴とする請求項
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 再開選択手段は、正常な記録媒体が装置
    内にあると判定して排紙動作を行う第1の再開モード
    と、搬送異常となつた記録媒体紙が装置内にあると判定
    して搬送異常状況を表示し装置操作者に記録媒体の除去
    を促す第2の再開モード、及び記録媒体が装置内に無い
    と判定して再開する第3の再開モードのいずれかを選択
    実行させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 外部装置との通信により入力された画像
    情報に基づいて記録媒体に画像を形成し、少なくとも2
    種類の前記記録媒体の搬送再開方法を選択実行可能な画
    像形成装置において、 装置内への前記記録媒体の給紙を検知する給紙検知手段
    と、 前記記録媒体の装置外への排紙を検知する排紙検知手段
    と、 前記給紙検知手段及び該排紙検知手段の検知情報に基づ
    き前記記録媒体の装置内への残留数を演算する演算手段
    と、 装置内での前記記録媒体の搬送異常を検知するジヤム検
    知手段と、 該ジヤム検知手段の検知情報及び前記演算手段での前記
    記録媒体の演算残留数情報を不揮発状態で記憶する搬送
    状況記憶手段と、 該搬送状況記憶手段に記憶された情報と前記排紙検知手
    段の検知情報により前記記録媒体の搬送再開方法を選択
    する再開選択手段と、 前記演算手段による装置内の前記記録媒体の残留数によ
    る排紙動作の正常終了を確認する正常終了確認手段とを
    備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 更に、装置内への記録媒体の有無を検知
    する機内紙検知手段を備え、 再開選択手段は搬送状況記憶手段に記憶された情報と前
    記排紙検知手段の検知情報に加え、前記機内紙検知手段
    の検知情報も加味して前記記録媒体の搬送再開方法を選
    択することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 再開選択手段は、正常な記録媒体が装置
    内にあると判定して排紙動作を行う第1の再開モード
    と、搬送異常となつた記録媒体紙が装置内にあると判定
    して搬送異常状況を表示し装置操作者に記録媒体の除去
    を促す第2の再開モード、及び記録媒体が装置内に無い
    と判定して再開する第3の再開モードのいずれかを選択
    実行させることを特徴とする請求項5又は請求項6に記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 外部装置との通信により入力された画像
    情報に基づいて記録媒体に画像を形成し、少なくとも2
    種類の前記記録媒体の搬送再開方法を選択実行可能な画
    像形成装置において、 装置内への前記記録媒体の給紙を検知する給紙検知手段
    と、 前記記録媒体の装置外への排紙を検知する排紙検知手段
    と、 該排紙検知手段の故障を検知する故障検知手段と、 前記給紙検知手段及び該排紙検知手段の検知情報に基づ
    き前記記録媒体の装置内への残留数を演算する演算手段
    と、 装置内での前記記録媒体の搬送異常を検知するジヤム検
    知手段と、 該ジヤム検知手段の検知情報及び前記演算手段での前記
    記録媒体の演算残留数情報を不揮発状態で記憶する搬送
    状況記憶手段と、 該搬送状況記憶手段に記憶された情報と前記排紙検知手
    段の検知情報により前記記録媒体の搬送再開方法を選択
    する再開選択手段とを備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 更に、装置内への記録媒体の有無を検知
    する機内紙検知手段を備え、 再開選択手段は搬送状況記憶手段に記憶された情報と前
    記排紙検知手段の検知情報に加え、前記機内紙検知手段
    の検知情報も加味して前記記録媒体の搬送再開方法を選
    択することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 再開選択手段は、正常な記録媒体が装
    置内にあると判定して排紙動作を行う第1の再開モード
    と、搬送異常となつた記録媒体紙が装置内にあると判定
    して搬送異常状況を表示し装置操作者に記録媒体の除去
    を促す第2の再開モード、及び記録媒体が装置内に無い
    と判定して再開する第3の再開モードのいずれかを選択
    実行させることを特徴とする請求項8又は請求項9に記
    載の画像形成装置。
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