JPH064852Y2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH064852Y2
JPH064852Y2 JP1867689U JP1867689U JPH064852Y2 JP H064852 Y2 JPH064852 Y2 JP H064852Y2 JP 1867689 U JP1867689 U JP 1867689U JP 1867689 U JP1867689 U JP 1867689U JP H064852 Y2 JPH064852 Y2 JP H064852Y2
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rice cooking
temperature
rice
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microcomputer
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弘昭 川口
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Toshiba Home Technology Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は炊飯を実行する炊飯プログラムと炊飯動作中の
加熱手段の動作又は容器の温度などの炊飯動作に関する
内部状態を検査する検査プログラムとを保有したマイク
ロコンピュータを有する炊飯器に関する。
(従来の技術) 近年の炊飯器は例えば特開昭61−92629号公報等
に開示されているようにマイクロコンピュータを備えて
いるため、白米炊き,玄米炊き,炊込み御飯又はおかゆ
炊き等の炊飯コースを任意に選択して実施させたり、本
炊きとはや炊きを選択したり、あるいは時計機能を有し
予約タイマー炊飯させたり、複数の予約を可能としたり
する等の種々の機能を実施できる炊飯器が主流となって
きている。ところで、機能が多ければ、容器を加熱する
加熱手段の制御が複雑になるとともに、マイクロコンピ
ュータ等の回路構成も複雑になる。このため、マイクロ
コンピュータのプログラムデバック用に、炊飯動作中の
加熱手段の動作あるいは容器の温度などの炊飯動作に関
するマイクロコンピュータの内部状態を検査して、通常
の使用中に行われる表示とは異った形態で表示部に表示
させる検査プログラムがマイクロコンピュータに保有さ
れている。そして、この検査プログラムを実行させるに
は、通常マイクロコンピュータ等の電気回路を実装した
制御ユニットに設けられた2点のテストポイント間をプ
ローブや半田付けなどによりショートさせるようにして
いる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、制御ユニットは炊飯器内に組み込まれているた
め、検査プログラムを実行させるときには、炊飯器を分
解して制御ユニットを取り出さなければならずその作業
が大変であるとともに、通常このような検査は炊飯を行
いながら実行することが多いため、ショートさせた後、
仮りに炊飯器を組み立てる必要があり、検査が非常に煩
雑な作業になっていた。
そこで、本考案は簡単な操作により検査プログラムを実
行することができる炊飯器を提供することを目的とする
ものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は被煮炊物を収容する容器5と、この容器5を加
熱する加熱手段6,7と、前記容器5の温度を検出する
温度検出手段21と、種々の炊飯コースを選択したり時刻
を設定する複数の操作スイッチ14,15,16,18,19と、炊飯
コース又は時刻等を表示する表示部13と、種々の炊飯コ
ースを実行する炊飯プログラム及び炊飯動作中の前記加
熱手段6,7の動作又は前記容器5の温度などの炊飯動
作に関する内部状態を検査する検査プログラムとを保有
するマイクロコンピュータ22と、前記操作スイッチ14,1
5,16,18,19のうち少なくとも1個を所定時間以上操作し
たとき前記検査プログラムを実行し前記マイクロコンピ
ュータ22の内部状態を検査する検査手段22とを備え、前
記マイクロコンピュータ22の内部状態を前記表示部13
に表示させるものである。
(作用) 通常の炊飯プログラムを実行しているとき、マイクロコ
ンピュータ22の内部状態を検査する際、操作スイッチ16
を所定時間以上操作すると、検査のために操作スイッチ
16が操作されたと判定され、検査プログラムが実行さ
れ、そのときのマイクロコンピュータ22の内部状態が表
示部13で表示される。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を詳述する。
第3図において、1は内ケース2及び外ケース3等より
成る炊飯器本体、4は蓋、5は内ケース2内に収納され
被煮炊物を収容する容器、6は内ケース2の底部に配設
された加熱手段たる炊飯ヒータで、7は内ケース2の側
面に配設された加熱手段たる保温ヒータである。8は容
器5の外底部に弾性的に圧接するように設けられたカッ
プ状の感熱部であり、内部に容器5の温度を検出する温
度センサ9が設けられている。10は内ケース2に設けら
れた過熱防止用の温度ヒューズである、11は炊飯器本体
の外底部に配設されケースに収納された制御ユニットで
ある。
第4図は炊飯器本体1の操作パネルを示しており、12は
3個のLEDから成る行程表示ランプであり、ひたし炊
き,炊飯,保温のうち実行されている行程を点灯表示す
る。13は4桁の7セグメント形LEDにより構成した時
間表示部であり、タイマ炊飯における待機動作時までの
残り時間又は現在時間を表示する。14,15はこの時間を
設定するための進むスイッチ,及び戻るスイッチであ
る。16は白米炊き,玄米炊き,又はおかゆ炊きの各コー
スのいずれかを選択するコース選択スイッチであり、選
択されたコースは3個のLEDから成るコース表示ラン
プ17で点灯表示される。18は炊飯行程又はタイマ炊飯行
程を実行開始させるためのスタートスイッチ、19は取消
スイッチである。
第2図は制御ユニット11のブロック図であり、20は前記
温度センサ9とで温度検出手段21を構成するA/D変換
器であり、検出温度に応じて温度信号を出力する。22は
マイクロコンピュータであり、周知のようにCPU23,
タイマ回路24,メモリ25,入力回路26,出力回路27など
を有している。このマイクロコンピュータ22は炊飯プロ
グラムを保有し、この炊飯プログラムに従い選択された
炊飯コース及び実行されている行程に応じてヒータ6,
7の駆動制御及び表示ランプ12,17の点灯制御を行うと
ともに、炊飯動作中のヒータ6,7の通断電あるいは容
器5の温度などの動作に関するマイクロコンピュータ22
の内部状態を検査して表示される検査プログラムを保有
し、例えばコース選択スイッチ16が所定時間(4秒)以
上継続して押圧されたときにこの検査プログラムを実行
しその時の内部状態を時間表示部13で表示させる検査手
段を有している。メモリ25はこれら炊飯プログラムや検
査プログラムなどを記憶している。また、マイクロコン
ピュータ22は温度検出手段21から容器5の温度信号を入
力し、各スイッチ14,15,16,18,19からスイッチ信号を入
力するとともに、前記炊飯プログラムに従って駆動回路
28を介してヒータ6,7の通断電を制御し、表示駆動回
路29を介して時間表示部13,各表示ランプ12,17の点灯
を制御する。さらに、マイクロコンピュータ22は検出さ
れた容器5の温度Tと前記温度ヒューズ10の作動温度よ
りも低い設定時間を比較し、容器5の温度Tが作動温度
に達したときにブザーなどの警報装置30を作動させ、温
度ヒューズ10が溶断する前に使用者により炊飯器の電源
が切られたり、又は取消スイッチ19が操作されるように
構成されている。
以上のように構成される本考案の作用を第1図のフロチ
ャートを参照して説明する。先ず、電源がオンされて通
常の処理が行われると、各操作スイッチ14,15,16,18,19
の読み込みがステップ1で行われ、炊飯コースの選択あ
るいはタイマ炊飯又は通常の炊飯などに応じてマイクロ
コンピュータ22は炊飯プログラムに従ってステップ2に
て行程を分岐し、タイマ炊飯(ステップ3),炊飯(ス
テップ4),保温(ステップ5),又は取消(ステップ
6)のいずれかを実行する。例えば、進むスイッチ14及
び戻るスイッチ15を操作して第4図に示すようにタイマ
を10時間に合わせた後、コース選択スイッチ16を操作し
て白米コースを選択すると白米のコース表示ランプ17が
点灯し、スタートスイッチ18を操作することによりタイ
マ炊飯がスタートする。そして、所定の時間が経過して
炊飯が終了し保温に移行すると、保温の行程表示ランプ
12が点灯し、時間表示部13が消灯するとともに、白米の
コース表示ランプ17は引き続き点灯している。このよう
な処理が行われている間も随時以下の読取処理が繰り返
されている。つまり、ステップ7において、各スイッチ
14,15,16,18,19の操作によるスイッチ信号を読み込んで
おり、いずれかのスイッチが操作されると(ステップ
8)、そのスイッチ信号に応じた処理が行われる(ステ
ップ9)。また、マイクロコンピュータ22はステップ10
にてコース選択スイッチ16が所定時間以上続けて操作さ
れたかを判定している。通常、スイッチを操作するのは
瞬間的であり、所定時間以上操作されていないときに
は、通常の炊飯コースの選択であるとしてステップ11に
て通常の炊飯プログラムに従って表示が行われる。
一方、マイクロコンピュータ22の内部状態を検査するた
めに、コース選択スイッチ16を所定時間以上押し続ける
と、ステップ12で検査プログラムが実行され、ステップ
13にてマイクロコンピュータ22内部の動作状態が表示さ
れる。これは第5図で示すように、時間表示部13の4桁
の数字は各々16進数(0〜F)で表示される。そし
て、各数字の意味は、左の2桁が現在実行中の行程を意
味する制御コードであり、例えば「F0」は、「保温中
で、保温ヒータ7がOFF」,「F1」は「保温中で、
保温ヒータ7がON」を示している。一方、右の2桁は
温度検出手段21からの温度信号を示し、「00(低温〜
FF(高温)」の値をとり、例えば、保温温度の73℃に
相当する信号は「40」となる。そして、「保温ができな
い」と言う故障などにより保温動作を検査するときに
は、保温動作中に、コース選択スイッチ16を所定時間以
上押し続ける。これにより検査プログラムが実行され
る。正常な制御においては温度信号が「40」未満であれ
ば制御コードは「F1」となり、保温ヒータ7は通電さ
れていなければならず、また、「40」以上であれば制御
コードは「F0」となり、保温ヒータ7は断電されてい
なければならない。これに対し、時間表示部13の表示が
「F13F」であるにもかかわらず、ご飯の温度が低く
実際に保温ヒータ7が通電されていなければ、保温ヒー
タ7または駆動回路28の故障であり、また、ご飯の温度
が低いにもかかわらず、温度信号が「40」以上になって
いれば温度検出手段21の故障であることがわかる。この
ようにして、マイクロコンピュータ22の内部状態を検査
したいとき、コース選択スイッチ16を通常のコースを選
択するときの操作と区別できるよう所定時間以上押し続
けることにより、マイクロコンピュータ22は検査プログ
ラムを実行し、内部状態を時間表示部13に表示させる。
従って、従来のように炊飯器を分解して制御ユニットを
取り出す必要もなくまた特別な治具を必要とすることな
く、簡単な検査を行うことができる。また検査が簡単に
なるため、工場の生産ラインでの検査精度の向上に役立
つ。尚、コース選択スイッチ16の押圧をやめると再び炊
飯プログラムに戻り、引き続き処理が実行される。そし
て、ステップ14にて容器5の温度Tと温度ヒューズ10の
作動温度より低い設定温度とを比較し、温度Tがこの設
定温度を越えると、ステップ15にて警報装置30を作動さ
せる。炊飯器の故障として容器5の異常温度上昇により
温度ヒューズ10が溶断して使用できなくなることが多
い。しかし、容器5の過熱はマイクロコンピュータ22の
暴走又は使用者の誤使用などによることが多く、検査し
ても再現性がほとんどなく、その後は正常に使用できる
ことの方が多い。従って、警報装置30の作動により、使
用者が炊飯器の電源を抜いたり、取消スイッチ19を操作
して炊飯を中断させることによりヒータ6,7が断電さ
れ、温度ヒューズ10の溶断を回避し、その後、再使用す
ることができる。尚、ステップ2からステップ15の処理
はマイクロコンピュータ22において随時繰り返して行わ
れるものである。
以上、本考案の一実施例について詳述したが、本考案の
要旨の範囲内で適宜変形できる。例えば、検査プログラ
ムを実行させるためのスイッチは複数のスイッチのうち
少なくともいずれか1個で良い。また、検査の表示は時
間表示部13以外の表示ランプを用いたり、あるいは表示
形態を任意に変形したりすることもできる。さらに、時
間表示部13などの表示部はLED以外にLCDを使用し
ても良い。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案は、被煮炊物を収容する容器
と、この容器を加熱する加熱手段と、前記容器の温度を
検出する温度検出手段と、種々の炊飯コースを選択した
り時刻を設定する複数の操作スイッチと、炊飯コース又
は時刻等を表示する表示部と、種々の炊飯コースを実行
する炊飯プログラム及び炊飯動作中の前記加熱手段の動
作又は前記容器の温度などの炊飯動作に関する内部状態
を検査する検査プログラムとを保有するマイクロコンピ
ュータと、前記操作スイッチのうち少なくとも1個を所
定時間以上操作したとき前記検査プログラムを実行し前
記マイクロコンピュータの内部状態を検査する検査手段
とを備え、前記マイクロコンピュータの内部状態を前記
表示部に表示させるものであるから、複数の操作スイッ
チのうちいずれか1個を所定時間以上操作し続けるとい
う簡単な操作により検査プログラムを実行し、マイクロ
コンピュータ内部の動作状態を表示できる炊飯器を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すフロチャート、第2図
はブロック図、第3図は断面図、第4図は操作パネルの
正面図、第5図は同要部の正面図である。 5……容器 6……炊飯ヒータ(加熱手段) 7……保温ヒータ(加熱手段) 13……時間表示部(表示部) 16……コース選択スイッチ(操作スイッチ) 21……温度検出手段 22……マイクロコンピュータ(検査手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被煮炊物を収容する容器と、この容器を加
    熱する加熱手段と、前記容器の温度を検出する温度検出
    手段と、種々の炊飯コースを選択したり時刻を設定する
    複数の操作スイッチと、炊飯コース又は時刻等を表示す
    る表示部と、種々の炊飯コースを実行する炊飯プログラ
    ム及び炊飯動作中の前記加熱手段の動作又は前記容器の
    温度などの炊飯動作に関する内部状態を検査する検査プ
    ログラムとを保有するマイクロコンピュータと、前記操
    作スイッチのうち少なくとも1個を所定時間以上操作し
    たとき前記検査プログラムを実行し前記マイクロコンピ
    ュータの内部状態を検査する検査手段とを備え、前記マ
    イクロコンピュータの内部状態を前記表示部に表示させ
    ることを特徴とする炊飯器。
JP1867689U 1989-02-20 1989-02-20 炊飯器 Expired - Lifetime JPH064852Y2 (ja)

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JPH02109526U JPH02109526U (ja) 1990-09-03
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JP2010094255A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Panasonic Corp ジャー炊飯器

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