JPH0647643B2 - ポリプロピレン樹脂組成物 - Google Patents

ポリプロピレン樹脂組成物

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JPH0647643B2
JPH0647643B2 JP1057931A JP5793189A JPH0647643B2 JP H0647643 B2 JPH0647643 B2 JP H0647643B2 JP 1057931 A JP1057931 A JP 1057931A JP 5793189 A JP5793189 A JP 5793189A JP H0647643 B2 JPH0647643 B2 JP H0647643B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は各種産業、特に自動車分野において有用な繊維
状充填材配合ポリプロピレン樹脂組成物に関し、詳しく
は、衝撃強度を十分保持しつつ、剛性および表面硬度の
改良されたポリプロピレン樹脂組成物に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 従来、エラストマーを配合したポリプロピレン樹脂組成
物は自動車用材料として幅広く使用されている。しかし
ながら、同じ用途で用いられるABSと比較して特に剛
性や表面硬度が不十分であるという欠点がある。このよ
うな問題点を解決する方法として種々の工夫が行なわれ
ているが、未だ要求を満たすポリプロピレン樹脂組成物
は見当たらない。例えば、タルクなどの板状充填材を配
合することにより剛性の向上が図られるものの、表面硬
度の改良は十分でなく、しかもその成形品の表面にフロ
ーマークが発生したり、ウエルド外観が損なわれたりし
ている。また、ガラス繊維を配合することにより剛性を
著しく向上させることはできるものの、衝撃強度の低下
や表面外観が悪くなる等の問題があった。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、このような従来技術の問題を解決すべく
鋭意研究を進めた結果、特定の性状を有する繊維状充填
材をポリプロピレンに配合し、これにスチレン系樹脂を
相溶化剤とともに添加してそのモルフォロジーを制御す
ることにより、衝撃強度を十分保持し、剛性および表面
硬度が改良されたポリプロピレン樹脂組成物が得られる
ことを見い出し、ここに本発明を完成した。
すなわち本発明は、(A)ポリプロピレン50〜85重
量%,(B)スチレン系樹脂10〜30重量%,(C)
相溶化剤5〜30重量%および(D)前記(A)成分,
(B)成分および(C)成分の合計量100重量部に対
して、平均繊維径が0.1〜2μmであると共にアスペ
クト比が20〜60である、繊維状マグネシウムオキシ
サルフェートおよび/またはチタン酸カリウム繊維から
なる繊維状充填剤3〜35重量部を配合してなるポリプ
ロピレン樹脂組成物であって、連続相が(A)ポリプロ
ピレンであり、その中に(B)スチレン系樹脂が粒子径
5μm以下に分散しており、さらにそのスチレン系樹脂
の粒子表面に厚さ0.01〜1.0μmの(C)相溶化
剤が存在していることを特徴とするポリプロピレン樹脂
組成物を提供するものである。
本発明で用いる(A) ポリプロピレンとしては、プロピレ
ンモノマーを主成分として重合した結晶性のポリマーで
あれば特に制限はなく、エチレン,ブテン,2−メチル
ペンテン−1のようなコモノマーを含んでいてもかまわ
ない。また、用いるポリプロピレン樹脂のメルトインデ
ックスは5〜60g/10分のものが好ましい。メルトインデ
ックスが5以下であると、成形性が悪くなり、60以上で
あると、衝撃強度が低下しがちになり好ましくない。
次に、本発明で分散相として用いる(B) スチレン系樹脂
としては、スチレンモノマーを単独重合、もしくは共重
合させた樹脂であればよく、コモノマーとしてα−メチ
ルスチレン,アクリロニトリル,無水マレイン酸,メチ
ルメタアクリレート等の共重合しうるモノマー等を含ん
でいてもかまわない。また、ポリブタジエン,スチレン
−ブタジエン共重合ゴム等を配合して強化したハイイン
パクトポリスチレンを用いることもできる。スチレン系
樹脂のメルトインデックスは0.5 〜20g/10分程度が好適
である。
本発明では、スチレン系樹脂は分散粒子となっており、
その粒子径は5μm以下とすることが必要である。粒子
径が5μm以上になると、層状剥離を起こし、耐衝撃性
が低下するので好ましくない。
さらに、本発明のスチレン系樹脂分散粒子の表面(ポリ
プロピレンとの界面)には厚さ0.01〜1.0μmの相溶化
剤が存在し、ポリプロピレン樹脂中にスチレン系樹脂を
均一に分散させ、ポリプロピレン樹脂とスチレン系樹脂
の相溶化を促進させている。このような(C) 相溶化剤と
しては、スチレン−ブタジエン共重合体,スチレン−イ
ソプレン共重合体等のスチレン系熱可塑性エラストマー
やアクリル系熱可塑性エラストマー,エチレン/エチル
アクリレート/無水マレイン酸共重合体等を用いること
ができ、これをスチレン系樹脂分散粒子表面に厚さ0.01
〜1.0 μmとなるように存在させればよい。ここで厚さ
が0.01μm以下であると、耐衝撃性が低下し好ましくな
く、1.0 μm以上であると、剛性の低下が著しく好まし
くない。なお、相溶化剤の厚さはスチレン系樹脂の配合
量とその粒子径の大きさによって調整することができ
る。
さらに、本発明においては、(D) 成分として繊維状充填
材を用いる。ここで、この繊維状充填材の平均繊維径は
0.1 〜2μmであり、0.5 〜1μmのものが好ましい。
この平均繊維径が0.1 μmに満たないと、剛性が不足し
がちであり、2μmを超えると外観が不良となり、衝撃
強度が低下しがちとなる。また、この繊維状充填材のア
スペクト比は20〜60であり、30〜50が好ましい。アスペ
クト比が20に満たないと、剛性不足となりがちであり、
一方、60を超えると、外観不良となりがちである。本発
明で用いる繊維状充填剤は、繊維状マグネシウムオキシ
サルフェートとチタン酸カリウム繊維のいずれかであ
り、これらを併用してもよい。このような繊維状充填剤
を用いた場合には、組成物の剛性向上効果が大きくな
り、組成物の外観も良好となる。
本発明のポリプロピレン樹脂組成物は上記(A) 〜(D) 成
分からなるものであり、連続相が(A) ポリプロピレンで
あり、分散相が(B) スチレン系樹脂であり、この分散相
である(B) スチレン系樹脂の粒子表面に(C) 相溶化剤が
存在した構造のものである。
上記(A)〜(D)成分の配合割合は、まず(A)〜
(C)成分について述べると、(A)ポリプロピレン5
0〜85重量%、(B)スチレン系樹脂10〜30重量
%であり、(C)相溶化剤が5〜30重量%、好ましく
は10〜20重量%である。
そして上記(A) 成分,(B) 成分および(C) 成分の合計量
100 重量部に対して(D) 繊維状充填材が3〜35重量部、
好ましくは5〜25重量部配合される。
この場合(B) スチレン系樹脂の配合割合が10重量%未満
であると表面硬度が不十分となり、また、30重量%を超
えると耐熱性が低下する。また(C) 相溶化剤の配合割合
が5重量%未満であるとスチレン系樹脂が分散粒子状と
ならず層状となることがあり、寸法安定性や耐衝撃性が
悪くなる。一方、(C) 成分の配合割合が30重量%を超え
ると剛性,耐熱性が悪くなり好ましくない。さらに上記
(D) 繊維状充填材の配合量が3重量部未満であると剛
性,耐熱性に劣り、35重量部を超えると耐衝撃性,外観
などが低下し好ましくない。
本発明のポリプロピレン樹脂組成物は、上記各成分を所
定量配合し、バンバリーミキサー,単軸スクリュー押出
機,二軸スクリュー押出機,コニーダ,多軸スクリュー
押出機等を用いて180 〜240 ℃の温度で十分に混練する
ことにより得られる。また、本発明の樹脂組成物から成
形品を製造する場合は、射出成形法,押出成形法等常法
により行なえばよい。
さらに、本発明では成形品としたときの剛性を大幅に向
上させるために無機質充填剤を添加してもよい。無機質
充填剤としてはタルク,炭酸カルシウム,炭酸マグネシ
ウム,硫酸カルシウム,亜硫酸カルシウム,硫酸マグネ
シウム,カオリン,酸化チタン,酸化亜鉛,アルミナ等
を用いることができ、特にタルク,炭酸カルシウムが好
ましい。添加する無機質充填剤は粒子径3μm以下の微
細粒子が好ましい。粒子径が3μm以上では、剛性の改
良が不十分であり、耐衝撃性が低下するので好ましくな
い。無機質充填剤の配合量はポリプロピレン樹脂,スチ
レン系樹脂および相溶化剤の合計量100 重量部に対して
10〜100 重量部、好ましくは15〜40重量部が適当であ
る。また、無機質充填剤の添加は上記(A) 〜(D) 成分と
同時に混練するかまたは上記(A) 〜(D) 成分を混練した
後に所定量添加して混練すればよい。
[実施例] 次に、本発明を実施例により説明する。
実施例1 ポリプロピレン(出光ポリプロJ-785H,出光石油化学
(株)製,MI=10g/10分)76重量%,ポリスチレン(出
光スチロールHT51,出光石油化学(株)製,MI=2g/10
分)13重量%および相溶化剤としてスチレン−ブタジエ
ン−スチレンブロック共重合体(SBS)(カリフレッ
クスTR1102,シェル化学(株)製)11重量%およびこれら
の合計量100 重量部に対し、繊維状充填剤として繊維状
マグネシウムオキシサルフェート(繊維化0.7 μm,ア
スペクト比40)15重量部をドライブレンド後、二軸混練
機を用いて温度200 ℃,回転数500rpmの条件で混練し、
ペレットを得た。その後、射出成形により各試験片を
得、物性試験を行なった。また、このペレットの電子顕
微鏡写真から分散相粒子径,相溶化剤の厚みを測定し
た。結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1において、ポリプロピレンの配合量を62重量%
に変え、かつポリスチレンの配合量を27重量%に変えた
こと以外は実施例1と同様の操作を行なった。結果を第
1表に示す。
実施例3 実施例1において、ポリプロピレンの使用量を81重量
%,ポリスチレンの使用量を14重量%およびSBSの使
用量を5重量%にし、また繊維状マグネシウムオキシサ
ルフェートの使用量を10重量%部としたこと以外は実施
例1と同様に行なった。結果を第1表に示す。
実施例4 実施例1において、繊維状充填剤として繊維径1.3 μ
m,アスペクト比40の繊維状マグネシウムオキシサルフ
ェートを使用したこと以外は実施例1と同様に行なっ
た。結果を第1表に示す。
実施例5 実施例1において、繊維状充填剤として繊維径1.3 μ
m,アスペクト比55の繊維状マグネシウムオキシサルフ
ェートを使用したこと以外は実施例1と同様に行なっ
た。結果を第1表に示す。
実施例6 実施例1において、繊維状マグネシウムオキシサルフェ
ートの使用量を5重量部としたこと以外は実施例1と同
様に行なった。結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1において、ポリプロピレン80重量%,エチレン
−プロピレンゴム(日本合成ゴム(株)製EP02P)20重量
部を配合し、ドライブレンド後、実施例1と同様に行な
った。結果を第1表に示す。
比較例2 実施例1において、繊維状充填剤として繊維径3μm,
アスペクト比40の繊維状マグネシウムオキシサルフェー
トを使用したこと以外は実施例1と同様に行なった。結
果を第1表に示す。
比較例3 実施例1において、繊維状充填剤として繊維径0.7 μ
m,アスペクト比10の繊維状マグネシウムオキシサルフ
ェートを使用したこと以外は実施例1と同様に行なっ
た。結果を第1表に示す。
比較例4 実施例1において、繊維状マグネシウムオキシサルフェ
ートを用いなかったこと以外は実施例1と同様に行なっ
た。結果の第1表に示す。
比較例5 実施例1において、繊維状マグネシウムオキシサルフェ
ートの使用量を40重量部にしたこと以外は実施例1と同
様に行なった。結果を第1表に示す。
比較例6 実施例1において、繊維状マグネシウムオキシサルフェ
ートを使用するかわりにタルク(平均粒径1.0μm)を1
5重量部用いたこと以外は実施例1と同様に行なった。
結果を第1表に示す。
[発明の効果] 本発明のポリプロピレン樹脂組成物によれば、エラスト
マーを配合したポリプロピレン樹脂組成物の衝撃強度を
十分保持しつつ、剛性および表面強度を向上させること
ができる。
それ故、本発明のポリプロピレン樹脂組成物は各種産
業、特に自動車分野において極めて有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリプロピレン50〜85重量%,
    (B)スチレン系樹脂10〜30重量%,(C)相溶化
    剤5〜30重量%および(D)前記(A)成分,(B)
    成分および(C)成分の合計量100重量部に対して、
    平均繊維径が0.1〜2μmであると共にアスペクト比
    が20〜60である、繊維状マグネシウムオキシサルフ
    ェートおよび/またはチタン酸カリウム繊維からなる繊
    維状充填剤3〜35重量部を配合してなるポリプロピレ
    ン樹脂組成物であって、連続相が(A)ポリプロピレン
    であり、その中に(B)スチレン系樹脂が粒子径5μm
    以下に分散しており、さらにそのスチレン系樹脂の粒子
    表面に厚さ0.01〜1.0μmの(C)相溶化剤が存
    在していることを特徴とするポリプロピレン樹脂組成
    物。
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