JPH0646766Y2 - リヤバンパステー取付部のシール構造 - Google Patents

リヤバンパステー取付部のシール構造

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JPH0646766Y2
JPH0646766Y2 JP464989U JP464989U JPH0646766Y2 JP H0646766 Y2 JPH0646766 Y2 JP H0646766Y2 JP 464989 U JP464989 U JP 464989U JP 464989 U JP464989 U JP 464989U JP H0646766 Y2 JPH0646766 Y2 JP H0646766Y2
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JP
Japan
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rear bumper
bumper stay
mounting
bolt
cross member
Prior art date
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Application number
JP464989U
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English (en)
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JPH0297148U (ja
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仁志 岩井
正一 山本
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車におけるリヤバンパステー取付部のシー
ル構造に関するものである。
(従来の技術) 自動車のリヤバンパは一般に実開昭57−191655号公報に
例示されるように左右1対のリヤバンパステーを介して
ボデー後端部に取付けられている。
第5図及び第6図は、リヤバンパステーaの取付部にお
けるシール構造の従来例を示している。リヤバンパステ
ーaはその基端部においてボデー後端部下面にボルトb
を用いて取付けられ、且つリヤバンパステーaがリヤク
ロスメンバcのインナ側f及びアウタ側gの開口部d、
eを貫通してリヤバンパ側に突出している。前記インナ
側fの開口部dは作業孔としても利用されるものである
が、この開口部dはリヤバンパステーaとの間に大きな
隙間が形成され、塵埃の後輪車の跳ね上げる汚水などが
リヤクロスメンバc内に侵入することを防止するため前
記隙間をシール部材hでシールしている。
そして従来のシール部材hはウレタンフォーム押出型で
形成されたものを所定寸法にカットしてなるブロック状
のもので、その底面に形成された溝iを前記開口部dの
下縁に嵌着し、その頂部jをリヤバンパステーaに圧着
して所定位置に固定したものであった。
(考案が解決しようとする課題) ところが上記従来例によれば、シール部材hの固定状態
が溝iの嵌着と、頂部jの圧着とによるものであり、不
安定であって、シール部材hの取付作業時にこれが第6
図に仮想線で示すようにリヤクロスメンバc内に落込む
おそれがあり、又後輪車によって跳ね上げられた小石な
どが当たると簡単にシール部材hが脱落するという問題
があった。
又上記従来例のシール部材hは押出成形ブロック体であ
るので、その形状に制限があってシール部材hの両側に
比較的大きな非シール部が生ずるという問題もあった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解消するため、リヤバンパを支持
するリヤハンパステーがその基端部においてボデー後端
部下面にボルトを用いて取付けられ、且つリヤバンパス
テーがリヤクロスメンバのインナ側及びアウタ側の開口
部を貫通してリヤバンパ側に突出している自動車におい
て、リヤクロスメンバのインナ側開口部とリヤバンパス
テーとの間に形成される隙間の大部分を閉塞する板状シ
ール部と、前記ボルトの頭部に嵌め込まれる上側嵌着部
と、前記インナ側開口部の下縁に係止される下側係止部
とを一体に備えたゴム弾性シール部材を用いてリヤバン
パステー取付部をシールしたことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、ゴム弾性シール部材の上側嵌着部をゴ
ム弾性を利用してリヤバンパステー取付用ボルトの頭部
に嵌め込んで固定でき、又ゴム弾性シール部材の下側係
止部をリヤクロスメンバのインナ側開口部下縁に係止し
て固定できるので、ゴム弾性シール部材の取付状態を安
定強固なものとすることができる。
又本考案によれば、シール部を板状シール構成とし、前
記インナ側開口部とリヤバンパステーとの間に形成され
る隙間の大部分を閉塞することができるようにしている
ので、シール性の向上を図ることができる。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図ないし第4図に基き説明す
る。
リヤバンパを支持するリヤバンパステー1は、その基端
部1aにおいてボデー後端部下面2にボルト3を用いて取
付けられている。具体的にはリヤフロア4の左右下方
に、サイドメンバ5を介して配設されたH型断面のリー
フスプリングサポートブラケット6の支持面部下面(ボ
デー後端部下面)2にリヤバンパステー1の基端部1aが
ボルト3を用いて取付けられている。7、7は前記ブラ
ケット6の側方フランジ、8、8は前記ブラケット6の
端部フランジで、これら端部フランジ8、8はリヤクロ
スメンバ9のインナパネル10に溶接されている。
リヤクロスメンバ9は断面ボックス状に形成され、リヤ
バンパステー1を貫通させるための開口部11、12をイン
ナパネル10及びアウタパネル13の夫々に形成している。
前記インナパネル10に形成された開口部11とリヤバンパ
ステー1との間には隙間が形成されるが、この隙間の大
部分は第4図に示すゴム弾性シール部材14によって閉塞
される。
このためゴム弾性シール部材14は第3図及び第4図に示
すようにリヤバンパステー1の下方に位置する部分の横
幅が大きな形状の板状シール部14aを備えている。この
板状シール部14aは前記隙間の大部分を閉塞し、僅かに
第3図にQ、Qで示す部分が非シール部となる。このゴ
ム弾性シール部材14は耐熱ゴム成形品などのゴム弾性を
有するものであって、その上側に前記ボルト3の頭部3a
に嵌め込まれる嵌着部14bを備えている。又ゴム弾性シ
ール部材14の下側に挟着片15を一体形成して係止部14c
を構成している。この係止部14cは前記挟着片15と前記
板状シール部14aの下端とが前記インナ側開口部11の下
縁を挟み込むようになっている。
かくしてゴム弾性シール部材14はゴム弾性を利用して上
側嵌着部14bを前記ボルト3の頭部3aに嵌め込み、且つ
前記下側係止部14cを前記インナ側開口部11の下縁に係
止することにより、第1図及び第2図に示すような位置
に安定強固に取付けられ、リヤバンパステー取付部をシ
ールする。
(考案の効果) 本考案によれば、リヤバンバステー取付部をシールする
ゴム弾性シール部材の取付状態が安定強固なものにな
り、取付作業時等に脱落することを確実に防止できる。
又本考案によればリヤハンパステー取付部のシール性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図はその縦断側
面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図はゴ
ム弾性シール部材の斜視図、第5図は従来例の斜視図、
第6図はその縦断側面図。 1……リヤバンパステー 2……ボデー後端部下面 3……ボルト 3a……ボルトの頭部 9……リヤクロスメンバ 11……インナ側開口 12……アウタ側開口 14……ゴム弾性シール部材 14a……板状シール部 14b……上側嵌着部 14c……下側係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リヤバンパを支持するリヤバンパステーが
    その基端部においてボデー後端部下面にボルトを用いて
    取付けられ、且つリヤバンパステーがリヤクロスメンバ
    のインナ側及びアウタ側の開口部を貫通してリヤバンパ
    側に突出している自動車において、リヤクロスメンバの
    インナ側開口部とリヤバンパステーとの間に形成される
    隙間の大部分を閉塞する板状シール部と、前記ボルトの
    頭部に嵌め込まれる上側嵌着部と、前記インナ側開口部
    の下縁に係止される下側係止部とを一体に備えたゴム弾
    性シール部材を用いてリヤバンパステー取付部をシール
    したことを特徴とするリヤバンパステー取付部のシール
    構造。
JP464989U 1989-01-18 1989-01-18 リヤバンパステー取付部のシール構造 Expired - Lifetime JPH0646766Y2 (ja)

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JPH0297148U JPH0297148U (ja) 1990-08-02
JPH0646766Y2 true JPH0646766Y2 (ja) 1994-11-30

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