JPH0646731A - 自動製麺機のミキサー取付構造 - Google Patents

自動製麺機のミキサー取付構造

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JPH0646731A
JPH0646731A JP4225293A JP22529392A JPH0646731A JP H0646731 A JPH0646731 A JP H0646731A JP 4225293 A JP4225293 A JP 4225293A JP 22529392 A JP22529392 A JP 22529392A JP H0646731 A JPH0646731 A JP H0646731A
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JP
Japan
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cylinder
kneading
support block
noodle
mixer
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Application number
JP4225293A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Takano
和彦 高野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミキサーを構成する混練体とシリンダとの脱
着を簡単に行なえ、かつ、装置内部機構の清掃を容易に
行なえるようにするとともに、ミキサーへの捏水噴射ノ
ズルの装着を自動的に行なうことができるようにする。 【構成】 ミキサー11を混練体12シリンダ13とで
分解可能に組合せて、装置本体1に設けた固定支持ブロ
ック17と、この固定支持ブロックにガイドレール1
9,19を介して対向させて設けた可動支持ブロック2
0との間に挾み込み状態で支持する。この可動支持ブロ
ック20を揺動レバー22により軸方向に沿う開閉方向
Xに移動自在にし、混練体12をシリンダ13と共に取
外し可能にする。シリンダ13に設けた捏水供給口15
に挿脱可能に臨ませた捏水噴射ノズル30の先端部30
aを、揺動レバー22による可動支持ブロック20の開
閉方向Xの移動操作に連動させて、シリンダ13の捏水
供給口15から自動的に挿脱自在にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば「うどん」、
「そば」あるいは「ラーメン」などの麺類を自動的に製
麺するための自動製麺機のミキサー取付構造の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動製麺機においては、
本出願人が先に出願し公開された特開平3−20192
9号公報に開示してなる構成を有するものがある。
【0003】このような先願発明における自動製麺機、
特に、ミキサーにより殻粉を捏水と共に撹拌してソボロ
状の麺生地に生成する殻粉混和手段としては、ミキサー
を混練体と、この混練体が挿入されるシリンダとで分解
可能に構成し、このミキサーの両端部を、装置本体の天
板裏面側に設けた固定支持ブロックと可動支持ブロック
との間に挾み込み状態で支持するとともに、これら固定
支持ブロックと可動支持ブロックとにそれぞれ設けた回
転体に、混練体の両端部の回転中心軸を軸支することに
より、吊支状態で取り付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のミキサー取付構造では、シリンダのみが取外し
可能になっているだけで、混練体の取外しができないた
めに、シリンダを取外す際や、シリンダを取外した状態
で混練体を水洗いなどすると、シリンダ内や混練体に付
着した麺生地が、装置内や周囲の床面に飛び散って汚れ
る。
【0005】しかも、水タンク内に収容された捏水をシ
リンダと混練体との間に供給する捏水噴射ノズルは、シ
リンダに設けた捏水供給口に差し込み式、または螺子止
め式にて固定されるようになっているために、洗浄後の
シリンダ及び混練体を装置本体に取付ける場合、捏水噴
射ノズルの装着を忘れて、製麺の運転を開始してしまう
というケアレスミスを犯し易く、このようなケアレスミ
スを犯すと、殻粉がミキサー内ばかりでなく、下流側の
麺生地を圧延する圧延機構や麺帯を麺線に切断する麺帯
切断機構のローラユニットなどを汚してしまい、装置内
部機構の清掃作業に多大な時間を要するという問題があ
った。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、ミキサーを構成する混
練体とシリンダとの脱着が簡単に行なえ、かつ、装置内
部機構の清掃を容易に行なえるようにするとともに、ミ
キサー取付時における捏水噴射ノズルの装着を自動的に
行なうことができるようにした自動製麺機のミキサー取
付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、殻粉定量供給手段から定量供給され
た殻粉を、装置本体内に設置したミキサーからなる殻粉
混和手段により捏水と共に撹拌してソボロ状の麺生地に
生成し、この殻粉混和手段にて生成された麺生地を麺生
地圧延手段に供給し圧延して麺帯に形成するとともに、
この麺生地圧延手段にて圧延された麺帯を麺帯切断手段
に供給し切断して麺線に形成してなる自動製麺機におい
て、前記ミキサーは、混練体と、この混練体が回転自在
にかつ挿脱自在に挿着されるシリンダと、このシリンダ
に設けた捏水供給口に先端部を挿脱可能に臨ませた捏水
噴射ノズルとで分解可能に組合せ構成され、前記シリン
ダは、前記装置本体に設けた固定支持ブロックと、この
固定支持ブロックにガイドレールを介して対向させて設
けた揺動レバーにより軸方向に沿う開閉方向に移動自在
な可動支持ブロックとの間に挾み込み状態で支持され、
前記シリンダ内に挿入される混練体は、その両端部を前
記固定支持ブロックと可動支持ブロックとにそれぞれ設
けた回転体の回転中心軸に着脱自在に軸支させるととも
に、前記可動支持ブロックの揺動レバーによる開放方向
の移動操作にて前記シリンダと共に取外し可能にする一
方、前記捏水噴射ノズルは、その先端部を前記揺動レバ
ーによる可動支持ブロックの開閉方向の移動操作に連動
させて、前記シリンダの捏水供給口から挿脱自在にして
なる構成としたものである。
【0008】
【作用】すなわち、本発明は、上記の構成を採用するこ
とにより、混練体と、この混練体が回転自在にかつ着脱
自在に挿入されるシリンダとでミキサーを分解可能に組
合せ、シリンダを装置本体に設けた固定支持ブロック
と、この固定支持ブロックにガイドレールを介して対向
させて設けた揺動レバーにより軸方向に沿う開閉方向に
移動自在な可動支持ブロックとの間に挾み込み状態で支
持する一方、混練体を、その両端部が固定支持ブロック
と可動支持ブロックとにそれぞれ設けた回転体の回転中
心軸に着脱自在に軸支させるようにするとともに、可動
支持ブロックの揺動レバーによる開放方向の移動操作に
てシリンダと共に取外し可能にしてなるために、ミキサ
ーの取付け及び取外しが簡単に行なえ、これによって、
ミキサーの清掃が容易に行なえる。
【0009】また、ミキサーの取外しが混練体とシリン
ダとの組み付け状態のまま行なえるために、ミキサーの
取外し時に、麺生地が周囲に散らばることがなく、装置
内を汚すことがない。
【0010】さらに、シリンダに設けた捏水供給口に挿
脱可能に臨ませた捏水噴射ノズルの先端部を、揺動レバ
ーによる可動支持ブロックの開閉方向の移動操作に連動
させて、シリンダの捏水供給口から挿脱自在にしてなる
ために、ミキサーの装着または取外しと同時に、捏水噴
射ノズルの先端部をシリンダの捏水供給口に自動的に挿
着または引脱させることが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明すると、図2及び図3は本発明に係る殻粉混和
手段としてのミキサーが取り付けられた自動製麺機の全
体構成をそれぞれ概略的に示すもので、図中1は装置本
体である。
【0012】この装置本体1の天板2上には、殻粉定量
供給手段3が設置され、この殻粉定量供給手段3は、殻
粉Pを貯蔵してなるホッパ部4と、このホッパ部4内の
穀粉Pを穀粉落下口5に定量供給する回転駆動機構部
6、この回転駆動機構部6を回転駆動させるモータ7と
で分解組立可能にユニット化されて組合せ構成されてい
る。
【0013】そして、前記殻粉定量供給手段3の殻粉落
下口5の下部には、殻粉供給ロート8が設けられ、この
殻粉供給ロート8の下部には、殻粉混和手段10が配置
されている。
【0014】この殻粉混和手段10は、図1及び図2に
示すように、前記穀粉定量供給手段3から定量供給され
た殻粉Pを捏水Wと共に撹拌してソボロ状の麺生地に生
成するミキサー11を備え、このミキサー11は、混練
体12と、この混練体12が軸方向に回転自在に挿入さ
れるシリンダ13とで互いに分離可能にユニット化され
て組合せ構成されている。
【0015】このシリンダ13の一端13a側の上面部
には、前記殻粉供給ロート8の下端部が臨むように対応
させて前記混練体12との間に殻粉Pを供給する殻粉供
給口14と、前記混練体12との間に捏水Wを供給する
捏水供給口15とが設けられているとともに、その他端
13b側の下面部には、ソボロ状に生成された麺生地が
排出される麺生地排出口16が設けられている。
【0016】前記ミキサー11は、図4に示すように、
前記装置本体1の天板2の裏面側に左右に対向させて固
定してなる固定支持ブロック17とブラケット18との
間に配置され、これらの固定支持ブロック17とブラケ
ット18との間には、前記装置本体1の前後方向に対す
る左右方向に相当する軸方向に沿って一対のガイドレー
ル19,19が互いに並列させて配設されている。
【0017】そして、この一対のガイドレール19,1
9には、前記固定支持ブロック17に対向する可動支持
ブロック20が軸方向に沿う開閉方向Xに移動自在に設
けられ、この可動支持ブロック20は、前記ブラケット
18との間に設けられたスプリング21,21にて常に
前記固定支持ブロック17側に付勢されている。
【0018】また、図中22は前記可動支持ブロック2
0を開閉方向Xに移動操作可能な揺動レバーで、この揺
動レバー22の一端22aは、前記装置本体1の固定フ
レーム1aに軸支され、かつ、その他端22b側には、
ハンドル23が設けられているとともに、その途上に
は、偏心回転可能な偏心カラー24が設けられている。
【0019】すなわち、前記揺動レバー22は、前記ガ
イドレール19,19の直下の直交方向に位置するよう
に可動支持ブロック20に挿通されているとともに、図
1に実線矢印で示すA方向のハンドル23の回動操作に
よって、前記偏心カラー24を偏心回転させることによ
り、前記揺動レバー22を僅かに偏心上昇させて前記ガ
イドレール19,19に圧接状態で接触させ、これによ
って、前記可動支持ブロック20をロック可能にしてい
る。
【0020】一方、前記可動支持ブロック20のロック
を解除するには、図1に点線矢印で示すB方向のハンド
ル23の回動操作によって、前記偏心カラー24を偏心
回転させることにより、前記揺動レバー22を僅かに偏
心下降させて前記ガイドレール19,19との圧接状態
を解除させることにより行なわれるものである。
【0021】また、前記ミキサー11を構成する混練体
12の両端部には、図5に示すように、先細で太い位置
決め用のテーパ軸12Aが回転中心軸に、かつ、そのテ
ーパ軸12A,12Aに対して径方向の外周には、少な
くとも1本(図示の実施例では2本)の先細で細い動力
伝達用のテーパピン12B,12Bが突出形成されてい
る。
【0022】さらに、前記固定支持ブロック17内に
は、軸受25,25を介して駆動用の回転体26が回転
自在に設けられ、この駆動用の回転体26は、プーリ2
7と、このプーリ27に掛け渡されるVベルト28を介
してモータ29により回転駆動するようになっている一
方、前記駆動用の回転体26の回転中心軸上に対向する
前記可動支持ブロック20内にも同様に、軸受25を介
して従動用の回転体26が回転自在に設けられている。
【0023】そして、前記固定支持ブロック17及び可
動支持ブロック20にそれぞれ設けてなる駆動用及び従
動用の回転体26,26の互いに対向する端面には、図
6に示すように、前記混練体12の両端部に突出させて
なるテーパ軸12Aとテーパピン12B,12Bが嵌合
するテーパ穴26A及び環状係合溝26Bが設けられて
いて、この環状係合溝26B内には、テーパピン12
B,12Bが円周方向に係止するストッパとしてのスプ
リングピン26C,26Cが設けられている。
【0024】すなわち、前記ミキサー11を装置本体1
内に取り付けるには、図7及び図8に示すように、ま
ず、混練体12をシリンダ13内に挿入し、この状態で
混練体12の一方の端部の回転中心軸に突出させたテー
パ軸12Aを、固定支持ブロック17に設けた駆動用回
転体26のテーパ穴26Aに差し込み嵌合させることに
より位置決めし、かつ、そのテーパピン12B,12B
を環状係合溝26B内に遊嵌状態で差し込み係合させた
後、シリンダ13の一端13aを固定支持ブロック17
に嵌合させて組み付ける。
【0025】この状態で、揺動レバー22に設けたハン
ドル23の操作により、可動支持ブロック20をスプリ
ング21,21の付勢力と共に固定支持ブロック17側
の前方に移動させ、混練体12の他方の端部の回転中心
軸に突出させたテーパ軸12A及びテーパピン12B,
12Bを、可動支持ブロック20に設けた従動用回転体
26のテーパ穴26A及び環状係合溝26B内にそれぞ
れ遊嵌状態で差し込み係合させて位置決めするととも
に、シリンダ13の他端13bを可動支持ブロック20
に嵌合させて組み付け、これによって、ミキサー11を
スプリング21,21の付勢力と共に挾持状態で支持し
た後、ハンドル23をA方向に回動させることによりロ
ックする。
【0026】また、前記ミキサー11を装置本体1内か
ら取外すには、図1に示すように、揺動レバー22のハ
ンドル23をB方向に回動させることにより、ロック状
態を解除した後、図4に示すように、装置本体1の固定
フレーム1aに軸支された揺動レバー22の一端22a
を支点として、揺動レバー22を開放方向である後方に
移動させると、可動支持ブロック20がスプリング2
1,21の付勢力に抗してガイドレール19,19に沿
って後方にスライドし、図7及び図8に示すように、混
練体12及びシリンダ13の他端側が開放され、混練体
12とシリンダ13との組み付け状態のままで取外すこ
とが可能になるとともに、混練体12をシリンダ13内
から容易に引き抜くことが可能になるために、これらの
交換及び清掃が簡便にかつ容易に行なえる。
【0027】さらに、図中30は捏水噴射ノズルであ
る。この捏水噴射ノズル30の先端部30aは、前記ミ
キサー11を構成するシリンダ13の上面部に設けた捏
水供給口15に臨ませてなるとともに、捏水タンク31
内に収容された捏水Wを、ポンプ32、流量調整弁33
及び電磁弁34を介して供給するホース35に接続され
ている。
【0028】そして、前記捏水噴射ノズル30は、回動
アーム40の自由端40aに支持されていて、この回動
アーム40の他端40bは、前記装置本体1の天板2の
裏面に固定したブラケット18に軸41を介して上下方
向に、つまり、前記捏水噴射ノズル30の先端部30a
がシリンダ13の上面部に設けた捏水供給口15に対し
て接離する方向に回動自在に軸支されているとともに、
スプリング42の付勢力により、前記捏水噴射ノズル3
0の先端部30aが捏水供給口15内に向け挿入可能に
付勢されている。
【0029】また、図中43は前記回動アーム40の途
上に設けた押上げローラで、この押上げローラ43は、
前記可動支持ブロック20の上面に常に接するように配
置されてるとともに、前記揺動レバー22による可動支
持ブロック20の開閉方向の移動操作に連動させて、前
記回動アーム40を回動させ、これによって、前記ミキ
サー11の取付け時及び取外し時に、前記捏水噴射ノズ
ル30の先端部30aが前記シリンダ13の捏水供給口
15から自動的に挿脱自在にしている。
【0030】このようにして、前記殻粉混和手段10の
ミキサー11にてソボロ状に生成されてシリンダ13の
麺生地排出口16から排出された麺生地は、麺生地圧延
手段50に供給される。
【0031】この麺生地圧延手段50は、例えば鉄また
はステンレス鋼等からなる硬質なローラ素材の表面にイ
オン窒化処理を施してなる第1の圧延ローラ51と第2
の圧延ローラ52とが対峙させて設けられ、これら第1
及び第2の圧延ローラ51,52の下部には、第3の圧
延ローラ53が設けられている。
【0032】そして、前記第1及び第3の圧延ローラ5
1,53は、前記装置本体1内に固定された支持枠5
4,55間に回転自在に軸支され、かつ、前記第1の圧
延ローラ51は、チェーンベルト56を介して駆動モー
タ57により回転駆動するようになっているとともに、
前記第1の圧延ローラ51と第2の圧延ローラ52と
は、ギヤ58を介して互いに噛合させて、同期回転する
ようになっている一方、前記第3の圧延ローラ53は、
チェーンベルト59を介して駆動モータ60により独立
的に回転駆動し、これら第1,第2及び第3の圧延ロー
ラ51,52,53の周速度をほぼ等しくしている。
【0033】また、前記第2の圧延ローラ52は、前記
第1及び第3の圧延ローラ51,53から離間する方向
の前後方向に傾倒回動可能な回動支持アーム61に回転
自在に軸支され、この回動支持アーム61は、開閉レバ
ー62の上方への回動により支持状態が開放可能になっ
ているとともに、その先端部に螺合させて設けたストッ
パを兼ねる調整ダイヤル63を回転させることにより、
前後方向に傾倒回動させ、これによって、第1及び第2
の圧延ローラ51,52と第2及び第3の圧延ローラ5
2,53との隙間の微調整(調整幅:1〜3mm)を可能
にし、麺帯の厚さを調整し得るようになっている。
【0034】すなわち、前記殻粉混和手段10にてソボ
ロ状に生成された麺生地が麺生地圧延手段50に供給さ
れると、麺生地は、第1及び第2の圧延ローラ51,5
2の回転と共に、第1及び第2の圧延ローラ51,52
間に巻き込まれ、第1の圧延工程を経て麺帯が形成され
て第2及び第3の圧延ローラ52,53間の上流部に導
かれる。
【0035】このとき、第3の圧延ローラ53が回転し
ていない場合には、麺帯は第2の圧延ローラ52と第3
の圧延ローラ53間を通過することなく上流部に次々に
押し込まれ、折り畳まれて加圧状態で蓄積され充填され
る。
【0036】このように、第2及び第3の圧延ローラ5
2,53間の上流部に加圧状態で蓄積された麺帯の充填
タイミングを見計らって、第3の圧延ローラ53の回転
を開始させると、加圧状態で折り畳まれて蓄積された麺
帯は、第2の圧延ローラ52の回転と共に、第2及び第
3の圧延ローラ52,53間に巻き込まれ、第2の圧延
工程を経て再び麺帯が形成されて、その下流側に配置し
た麺帯切断手段70へ排出供給される。
【0037】ところで、第1及び第2の圧延ローラ5
1,52間にて圧延される麺生地は、一旦は麺帯に形成
されるが、第3の圧延ローラ53を回転させなければ、
麺帯は、第2及び第3の圧延ローラ52,53間の上流
部に加圧状態で折り畳まれて蓄積されるために、第3の
圧延ローラ53を回転させて、麺帯を第2及び第3の圧
延ローラ52,53間にて圧延させたときには、2枚の
麺帯を重ね合わせて圧延する複合製麺と同等の練り効果
が得られ、これによって、製麺しようとする麺類が、例
えば「うどん」や「ラーメン」などのような腰を重視し
た麺に好適であるとともに、このような腰のある麺は、
茹で延びしにくくなるために、顧客の要求頻度に合わせ
て予め麺を余裕を持たせて茹でておくことも可能にな
る。
【0038】また、第3の圧延ローラ53の回転開始タ
イミングを早めれば、第1及び第2の圧延ローラ51,
52間にて圧延された麺帯は、そのまま連続的に第2及
び第3の圧延ローラ52,53間にて圧延させることが
できるために、練りの少ない麺帯を形成することがで
き、例えば「そば」などのような麺類の製麺に適し、し
かも、このような麺類は、加圧が少なくて空洞が多いた
めに、茹で上がりが早くなる。
【0039】さらに、前記麺帯切断手段70は、一対の
切刃ローラ71、72からなり、この一対の切刃ローラ
71、72間に前記麺生地圧延手段50により圧延され
た麺帯を供給して麺線に切断した後、この麺線を麺線搬
送手段としてのチェーンコンベア80上に落下させて、
前記装置本体1の前面側排出口に向け排出させるように
なっているものである。
【0040】このとき、前記麺帯切断手段70の切刃ロ
ーラ71、72及び麺線搬送手段のチェーンコンベア8
0の駆動は、前記麺生地圧延手段50の第3の圧延ロー
ラ53を駆動する駆動モータ60にチェーンベルト59
を介して回転駆動される従動ギヤ64,65にて同時に
行なわれる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、混練体と、この混練体が回転自在にかつ着脱自在に
挿入されるシリンダとでミキサーを分解可能に組合せ、
シリンダを装置本体に設けた固定支持ブロックと、この
固定支持ブロックにガイドレールを介して対向させて設
けた揺動レバーにより軸方向に沿う開閉方向に移動自在
な可動支持ブロックとの間に挾み込み状態で支持する一
方、混練体を、その両端部が固定支持ブロックと可動支
持ブロックとにそれぞれ設けた回転体の回転中心軸に着
脱自在に軸支させるようにするとともに、可動支持ブロ
ックの揺動レバーによる開放方向の移動操作にてシリン
ダと共に取外し可能にしてなることから、ミキサーの取
付け及び取外しを簡単に行なうことができ、これによっ
て、ミキサーの清掃を容易に行なうことができる。
【0042】また、ミキサーの取外しが混練体とシリン
ダとの組み付け状態のまま行なえるために、ミキサーの
取外し時に、麺生地が周囲に散らばることがなく、装置
内を汚すことがない。
【0043】さらに、シリンダに設けた捏水供給口に挿
脱可能に臨ませた捏水噴射ノズルの先端部を、揺動レバ
ーによる可動支持ブロックの開閉方向の移動操作に連動
させて、シリンダの捏水供給口から挿脱自在にしてなる
ために、ミキサーの装着または取外しと同時に、捏水噴
射ノズルの先端部をシリンダの捏水供給口に自動的に挿
着または引脱させることができ、従前のような捏水噴射
ノズルの装着ミスを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動製麺機における殻粉混和手段
のミキサー取付構造の一実施例を示す要部拡大概略的縦
断正面図。
【図2】同じく製麺装置の全体構成を示す概略的縦断正
面図。
【図3】同じく製麺装置の全体構成を示す概略的縦断側
面図。
【図4】同じく殻粉混和手段のミキサー取付状態を示す
平面図。
【図5】同じく殻粉混和手段のミキサー取付状態の要部
拡大説明図。
【図6】同じく殻粉混和手段の支持アーム嵌合部の説明
図。
【図7】同じく殻粉混和手段のミキサー取外し状態を示
す説明図。
【図8】同じく殻粉混和手段のミキサー取外し状態を示
す説明図。
【符号の説明】
1・・・装置本体、 3・・・殻粉定量供給手段、 10・・・殻粉混和手段、 11・・・ミキサー、 12・・・混練体、 13・・・シリンダ、 15・・・捏水供給口、 17・・・固定支持ブロック、 18・・・ブラケット、 19,19・・・ガイドレール、 20・・・可動支持ブロック、 21,21・・・スプリング、 22・・・揺動レバー、 23・・・ハンドル、 25,25・・・軸受、 26,26・・・回転体、 30・・・捏水噴射ノズル、 30a・・・先端部、 40・・・回動アーム、 41・・・軸、 42・・・スプリング、 43・・・押上げローラ、 50・・・麺生地圧延手段、 70・・・麺帯切断手段、 P・・・殻粉、 W・・・捏水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】殻粉定量供給手段から定量供給された殻粉
    を、装置本体内に設置したミキサーからなる殻粉混和手
    段により捏水と共に撹拌してソボロ状の麺生地に生成
    し、この殻粉混和手段にて生成された麺生地を麺生地圧
    延手段に供給し圧延して麺帯に形成するとともに、この
    麺生地圧延手段にて圧延された麺帯を麺帯切断手段に供
    給し切断して麺線に形成してなる自動製麺機において、 前記ミキサーは、混練体と、この混練体が回転自在にか
    つ挿脱自在に挿着されるシリンダと、このシリンダに設
    けた捏水供給口に先端部を挿脱可能に臨ませた捏水噴射
    ノズルとで分解可能に組合せ構成され、 前記シリンダは、前記装置本体に設けた固定支持ブロッ
    クと、この固定支持ブロックにガイドレールを介して対
    向させて設けた揺動レバーにより軸方向に沿う開閉方向
    に移動自在な可動支持ブロックとの間に挾み込み状態で
    支持され、 前記シリンダ内に挿入される混練体は、その両端部を前
    記固定支持ブロックと可動支持ブロックとにそれぞれ設
    けた回転体の回転中心軸に着脱自在に軸支させるととも
    に、前記可動支持ブロックの揺動レバーによる開放方向
    の移動操作にて前記シリンダと共に取外し可能にする一
    方、 前記捏水噴射ノズルは、その先端部を前記揺動レバーに
    よる可動支持ブロックの開閉方向の移動操作に連動させ
    て、前記シリンダの捏水供給口から挿脱自在にしたこと
    を特徴とする自動製麺機のミキサー取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114403172A (zh) * 2022-02-21 2022-04-29 如东县恒宇食品机械有限公司 一种搅拌机构和具有其的和面机

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