JP3450806B2 - 練製品の成形機における搬送部構造 - Google Patents

練製品の成形機における搬送部構造

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JP3450806B2
JP3450806B2 JP2000243772A JP2000243772A JP3450806B2 JP 3450806 B2 JP3450806 B2 JP 3450806B2 JP 2000243772 A JP2000243772 A JP 2000243772A JP 2000243772 A JP2000243772 A JP 2000243772A JP 3450806 B2 JP3450806 B2 JP 3450806B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スリ身等の材料で
成形した成形物を搬送排出する練製品の成形機における
搬送部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スリ身等の材料を成形装置並びに
切断成形部において、所定形状と長さの成形物に形成
し、成形された成形物を搬送ベルトで受けて機外に搬送
排出する成形機は既に知られており、この成形機の搬送
部は、成形装置と切断成形部の下方において、駆動輪及
び遊動輪並びに両者の間に設置した適数の受け輪にゴム
板状の搬送ベルトを巻き掛けると共に、搬送ベルトの搬
送終端側で搬送ベルト上の成形物を離脱させる杆状のス
クレーパを、搬送ベルトの両側のフレームから取付ネジ
で張り支持することにより横設した構成にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記従来のよう
な構成による成形装置の搬送部は、スクレーパを搬送ベ
ルトの搬送終端面に取付ネジによって取付固定した構成
にしているので、搬送ベルト終端から後処理部としての
フライヤー等の油面に成形物を搬送排出して継送する際
に、スクレーパと油面との距離が大きいと、成形物は略
垂直状に落下して油面との落下衝撃によって屈折したり
端潰れを生じ易く、またスクレーパと油面との距離が小
さいと、成形物は略水平状で落下してその全面が油面で
衝撃を受けて、型崩れや内部気泡を生じ易い等の欠点が
ある。そこで、上記スクレーパは後処理部の高さや油面
の変動に対し、その取付け位置を取付ネジと長孔等によ
る調節手段を介して変更することも試みられるが、上記
のような調節手段による位置変更は、操作が煩雑である
と共に熟練を要すること、及びスクレーパによって成形
物に損傷を与え易い等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するために本発明による練製品の成形機における搬送部
構造は、第1に、スリ身等の材料を成形装置3等で所望
の形状に成形すると共に、成形された成形物Wを搬送ベ
ルト43で受けて搬送排出する搬送部4を備えた成形機
において、前記搬送部4の終端部に成形物Wの掻落姿勢
制御を行う制御部材90を有する掻落制御機構9を着脱
可能に設けると共に、該掻落制御機構9の制御部材90
を、搬送ベルト43の搬送終端面に沿って、位置決め回
動可能に設けながら押接付勢させるように構成したこと
を特徴としている。
【0005】第2に、搬送ベルト43の中途部から切断
成形部5側を固定した状態において、搬送ベルト43の
終端部側を上下回動可能に構成することを特徴としてい
る。
【0006】第3に、搬送ベルト43の中途部から終端
部側を固定した状態において、搬送ベルト43の始端部
側を上下回動可能に構成することを特徴としている。
【0007】第4に、搬送ベルト43の中途部から始端
部側の上方に、回転切断部5aで切断した成形物Wを搬
送ベルト43上で押圧形成するプレス部5bを設けると
共に、該プレス部5bの押圧部材5dを位置調節機構6
を介して上下調節可能に設けることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。先ず図1〜図4を参照し本発明を備えた
練製品の成形機1について説明する。この成形機1は、
蒲鉾等の練製品を製造する上で用いられるスリ身等の材
料を収容し押し出し送出する送出装置2と、該送出装置
2に着脱可能に連結され材料を所望の形状の成形物Wに
成形する成形装置3と、成形された成形物Wを受けて右
方の機外に搬送排出する搬送部4等からなり、これらは
図2に示す機体1aに以下のように設置することによ
り、成形作業を行い易くしていると共に、各部の組付け
及び分解並びに点検,修理,清掃等のメンテナンス作業
も、簡単に行うことができるように構成している。
【0009】上記成形機1の機体1aは、キャスタを有
する箱型状機枠の左側上方に形成した、前記送出装置2
を着脱可能に載置固定する送出装置取付面10と、その
右側下方で搬送部4を横設配置する搬送部設置面11と
を、正面視で段状に一連に形成すると共に、送出装置取
付面10と搬送部設置面11の奥側(後方)に、立壁1
2を一体的に連ねて立設することにより、側面視におい
てL字状の作業機配置用凹陥部を形成している。そし
て、立壁12から作業機配置用凹陥部に向けて、送出装
置2を係脱可能に駆動させる送出駆動軸13と、搬送部
4の駆動輪40を駆動する搬送駆動軸15、及びこれら
に関連する各軸を片持ち状で略水平方向に突設してい
る。
【0010】また立壁12側の機体1aには、後述する
切断成形部5のカッター50を有する回転切断部5a
と、掻均機構8を備えた回転プレス部5b、縦切断部5
c等の、切断駆動軸16とプレス駆動軸17並びに板状
カッター18等を片持ち状に突設している。そしてこれ
ら各駆動部は、機体1aの適所に設置した制御盤1b,
1cの操作及び制御によって、手動並びに自動操作運転
により所定或いは所望のタイミングで各作動させること
ができるようにしている。
【0011】また上記各駆動軸13,15,16,17
は、各対応する送出装置2,搬送部4,切断部5a,プ
レス部5b等を、作業手前側の同一方向から着脱可能に
取着することができる構成にしており、これにより各部
を同方向から自由に着脱し、各部のメンテナンス作業や
部品交換等を簡単に行うことを可能にしている。即ち、
回転切断部5aは図2,図8〜図11に示すように、切
断駆動軸16に成形物Wを所望に切断するカッター50
を着脱可能に取着すると共に、該カッター50の自由端
側を着脱可能に軸支する補助軸支機構5hを備えてい
る。
【0012】また回転プレス部5bは、プレス駆動軸1
7に対し図2に示すような押圧部材としての円筒状のプ
レスローラ5dや、該プレスローラ5dに対設させる掻
均機構8、或いは周面に多数の針金を突設した穴開けロ
ーラ5e等を成形物Wの形態に適応させて選択取着にし
ており、その取付構造と着脱作業は図12,図13で後
述するような構成と操作によって簡単に行うことができ
るようにしている。また搬送部4は、図2〜図4に示す
ように機体の一側(作業手前側)に向けて簡単に取り外
すことができるようにしていると共に、その終端部に図
15,図6で後述する掻落制御機構9を着脱可能に設
け、また搬送ベルト(搬送帯)43を図17,図18に
示すような形態のものに簡単に切り換えて使用すること
ができるようにしている。
【0013】次に、上記各部の詳細な構成について説明
する。先ず送出装置2は、押圧固定型の取付具10a
(図2,図3)によって送出装置取付面10にワンタッ
チ状に着脱可能に取付固定できるようにしていると共
に、送出装置2の上部に材料を収容するホッパー内に攪
拌体20aを有する供給部20を着脱可能に備え、収容
した材料を混練しながら送出装置2に送給するように
し、また送出装置2の右側側面に突出形成した送出口
(取付口部)21には、成形装置3を後述する構成によ
って着脱可能に取着している。尚、図示例の送出装置2
は、送出駆動軸13に係合して図3に示す矢印方向に回
転することにより、供給部20内の材料を掻き出して送
出口21から成形装置3に圧送する、在来の構成からな
る偏心羽車方式の加圧ポンプを採用しているが、これに
限ることなくシリンダ方式等のものであってもよいもの
である。
【0014】次に、成形物Wを成形する成形装置3の1
例について図5〜図7を参照し説明すると、この成形装
置3は、送出口21に取付ネジ35等によって着脱可能
に取着される送出筒体30と、該送出筒体30に対し取
付ネジ36等の適宜な固定手段によって、順次着脱可能
で一体的に連結して取着される、1次成形型31と2次
成形型32と3次成形型33等から構成している。
【0015】即ち、図示例の送出筒体30は断面矩形筒
体の両端に、前記送出口21の取付板21aに接合して
位置決め係合する取付ブラケット30aと、1次成形型
31を接合固定させる取付ブラケット30bとを各設け
ていると共に、筒内部を隔壁30cで上下に仕切ること
により、送出装置2側から送給される材料(一次材料W
1)を送出する1次送出口3aと、該送出装置2とは別
の図示しない送出装置から送給される、1次材料W1と
異なる2次材料W2を送出する2次送出口3bとを形成
している。そして、2次送出口3bはその上壁に設けた
供給口30dを、前記送出装置2と略同様な構成を以
て、別途機外に設置されている送出装置と連結すること
により、2次材料W2を1次材料W1と的確に区画し
て、2次送出口3bから送出下手側に向けて圧送するよ
うにしている。
【0016】上記1次成形型31は、送出筒体30の取
付ブラケット30bに接合可能な板状体で、1次送出口
3aに対向する部位に海老胴体型の成形物本体の輪郭を
なす複数の成形孔31aを、該輪郭を長手方向に所定巾
で複数に区画する溝形成部31bを設けて形成し、図7
の材料成形模式図で示すように、1次材料W1を複数の
溝W3で区画した棒状の1次材料成形部W4を形成しな
がら、2次成形型32側に送出するようにしていると共
に、2次送出口3bに対向する部位には、2次材料W2
を2次成形型32側に通過させる通孔31cを穿設形成
している。
【0017】2次成形型32は上記1次成形型31に接
合可能な板状体で、1次成形型31の成形孔31aと溝
形成部31bに対向する部位に、海老胴体型の成形孔3
2aを穿設形成していると共に、該成形孔32aの上部
で1次成形型31の通孔31cに対向する部位に通孔3
2bを穿設している。そして、上記成形孔32aの上部
と通孔32bを、2次成形型32の表面に凹溝状に刻設
した複数の充填路32cで連通しており、これにより成
形孔32a内を通過する1次材料形成部W4間の各溝W
3内に、各充填路32cを介して2次材料W2を上方か
ら下方に向けて的確に充填供給することができるように
している。
【0018】またこのとき図示例に示すように、充填路
32cは溝形成部31bの直背後に対面させて刻設する
と、該溝形成部31bが1次材料W1中に溝W3を形成
した直後では、該溝W3は負圧状態にあり材料自身が有
する弾性で膨出し溝巾を狭くしていない状態にあるの
で、2次材料W2は充填路32cを介して溝W3内にあ
たかも引き込まれるように導入され、成形物Wの上下を
横断している溝W3内の全体に、むらなく的確且つ円滑
に形崩れ等を伴うことなく充填することができる等の特
徴がある。
【0019】3次成形型33は、2次成形型32に接合
取着される板状体33cで2次成形型32の通孔32b
を閉鎖するようにしていると共に、2次成形型32の成
形孔32aに対向する部位に、該成形孔32aと略同形
断面の海老胴体型の成形孔33aを形成する筒状の成形
ガイド33bを設けており、これにより2次成形型32
で合流する1次材料W1と2次材料W2との接合を、材
料を馴染ませながら充分に行うことができて、接合形成
の仕上げを良好に行うと共に、切断部5側へ向けて的確
に送出することができるものである。
【0020】また図6に示すように成形ガイド33b
は、その筒端を下辺側が上辺側より切断部5側に向けて
長く延出するように後退角を設けており、回転切断部5
aのカッター50による回転切断を良好に行うことがで
きるようにしている。尚、成形ガイド33bは送出下手
側に至るほどテーパー状に収束する形状にすると、成形
ガイド33b内で1次材料W1と2次材料W2との締め
固め形成をより的確に行うことができると共に、カッタ
ー50による切断時の型崩れ等に伴う製品不良の発生を
防止しながら、成形材の切断を能率よく行うことができ
るものである。
【0021】またこの実施形態では、1次材料W1は着
色しないスリ身とし、2次材料W2は該スリ身に赤色系
の着色材を混練した着色スリ身にしており、これにより
上記成形装置3で成形した成形物Wは、1次材料W1と
2次材料W2とからなる横断した模様(縞模様)を表す
ことができ、その外観を海老柄に可及的に類似させると
共に、成形物Wを長手方向に切断した際にも内部を外観
と略同様にすることができて、食味感覚の向上を図るこ
とができる等の特徴を有している。そして、上記のよう
な構成からなる成形装置3は、各別に平坦な板状体から
なる1次成形型31と2次成形型32と3次成形型33
とを分割可能に送出筒体30に取着した構成にしている
ので、各成形型の孔開けや溝成形等の加工を複雑でコス
ト高な鋳造手段等によることなく、板状体に一般的な機
械加工を施すだけで簡単且つ廉価に製作することができ
ると共に、成形型の組替え時の取替えや共用、並びに各
成形型の分解洗浄等を能率よく簡単に行うことができる
等の利点があるものである。
【0022】次に、切断成形部5について説明する。図
示例の切断成形部5は、補助軸支機構5hを備えた回転
切断部5a、及び回転プレス部5b、並びに縦切断部5
c等で構成している。このうち回転切断部5a及び回転
プレス部5bは、その切断駆動軸16並びにプレス駆動
軸17を、それぞれ同構造の位置調節機構6を介して上
下調節可能に支持し伝動するようにしており、これによ
り成形装置3で成形された成形物Wの切断及び押圧成形
を、簡単且つ自由に行うことができるようにしている。
図8を参照し回転切断部5aとその位置調節機構6につ
いて説明すると、この位置調節機構6は、コ字状の支持
枠60内にハンドル61付のネジ杆61とガイド杆62
を略平行状に立設した枠体構造にしていると共に、切断
駆動軸16を回転可能に軸支した軸支部材63の一側を
上記ガイド杆62にスライド可能に嵌挿し、且つ他側を
ネジ杆61に螺挿支持させながら、支持枠60に設けた
スライドガイド65に摺接案内させる構成にしている。
【0023】これにより、ハンドル61を正逆回転する
と、ネジ杆61及び軸支部材63等を介して切断駆動軸
16を機外から簡単に上下動させることができ、多様な
成形装置3の成形ガイド33bに適応させた、カッター
50の切断高さ調節を自由に行うことができるものであ
る。また切断駆動軸16を上下動させると、カッター5
0と送出口21に通ずる成形ガイド33bの端部との距
離を調節することができるので、従来の回転切断部のよ
うに、カッターを支持するカッター取付腕を、敢えて長
さ調節構造にすることなく、カッター取付腕51を長さ
調節不能な簡単な構成にすることができる等の利点があ
る。
【0024】この際図8に示すように、カッター50は
成形ガイド33b端部の後退角を有する下辺に対し、軽
く接触する程度の位置に調節位置させるとよく、これに
より成形ガイド33bの成形孔33aから連続的に送出
される成形物Wを、上方から大きな切断抵抗を伴うこと
なく自由に切断開始をして、切断終点となる両者の接当
で成形物Wの切断を的確に行うことができ、ちぎれ切断
等の切断不良を抑制した綺麗な切断端面にする等の特徴
がある。尚、上記図示例のカッター50は、切断駆動軸
16に着脱可能に取付固定されるカッター取付腕51に
対し、ナイフバー形状のものを角度調節部材52を介し
て片持ち状に支持していると共に、切断角度及び腕長さ
を調節可能にしたものを示している。また位置調節機構
6は、支持枠60を機体1aに対し長孔66及び調節ネ
ジ67を介して前後移動調節可能に取着すると、成形ガ
イド33bとカッター50との切断位置調節をより簡単
且つ良好簡単に行うことができるものである。
【0025】次に図9〜図11を参照し、切断駆動軸1
6と補助軸支機構5hの支持軸53とで、回転可能に両
持ち支持したカッター50によって成形物Wを切断す
る、別実施形態に係わる回転切断部5aの1例について
説明する。この回転切断部5aは、切断間隔を有して切
断駆動軸16と支持軸53とに着脱可能に取付固定され
るカッター取付腕51,51aに、適数本の線状のカッ
ター50を各両端を角度調節部材52と取付ネジ52a
で取着した構成にすることにより、カッター50を安定
よく支持した状態で、成形装置3から送給される成形物
Wを回転する複数のカッター50で、順次所望の長さに
的確に切断することができるようにしている。
【0026】尚、この切断長さは、成形物Wの送給速度
及びカッター50の本数並びにその回転速度を調節する
ことによって簡単に設定することができる。また成形物
Wの切断端面の形状は直線に限ることなく、例えば図1
1に示すように、平面視での形状を種々に異ならせるこ
とにより任意な形状の製品を形成することができるもの
である。即ち、同図のカッター50は、成形装置3で帯
板状に成形し送出する成形ガイド33bに対設されて、
成形物Wの切断巾において凹刃50aと凸刃50bとを
交互に連ならせた一連の凹凸刃体にすることにより、該
凹刃50aと凸刃50bとで切断する際にちぎり状の切
断も伴わせて、成形物Wの形状を不定型の細断片に能率
よく形成することができるようにしている。またこのと
き、同図の点線で示すように、相隣なる次位のカッター
50を前位のものに対し平面視でずらして変位させて設
けると、成形物Wの不定型の細断を一層多様にすると共
に、能率よく成形することができる等の特徴がある。
【0027】一方図1,図2,図9,図10に示すよう
に補助軸支機構5hは、機体1aの平坦な搬送部設置面
11上に載置した状態で、支柱55を立設し着脱可能に
取付固定される取付ベース56と、該支柱55に上下及
び位置調節可能に取着されるホルダ57と、該ホルダ5
7の先端部に設けた支持筒58と、該支持筒58内に回
転及びスライド移動可能に嵌挿した前出の支持軸53と
から構成している。そして、上記支持軸53は、内側端
に前記カッター取付腕51aの中央部に形成した雌ネジ
部51bに螺挿可能なネジ部53aを形成していると共
に、外側端に円形状の把手53bを設け、その軸芯を前
記ホルダ57,支持筒58を介して切断駆動軸16の軸
芯と一致させて、支柱55に取付固定すると共に、支持
筒58に支持された状態で自由に回転することができる
ようにしている。
【0028】従ってこの構成によれば、線状のカッター
50を有する回転切断部5aを切断駆動軸16に取着す
るにあたり、上記のような補助軸支機構5hを介して行
うようにしたことにより、回転切断部5aはカッター取
付腕51を切断駆動軸16に取付けると共に、カッター
取付腕51aを支持軸53に取付けることで、線状のカ
ッター50を両側から安定よく張り支持することがで
き、この際支持軸53は切断駆動軸16に追随して自由
に共回りするので、回転切断部5aの回転を妨げること
なく両持ち支持回転を円滑に行うことができ、カッター
50による成形物Wの切断を正確に行うことができる。
【0029】また図示例の補助軸支機構5hのように、
支持筒58に回転可能に支持した支持軸53の先端で、
カッター取付腕51aを螺挿して取付けるように構成し
たことにより、回転切断部5aを補助取付け支持作業及
び回転切断部5aの取り外し等を能率よく簡単に行うこ
とができる等の利点がある。尚、支持軸53の先端に遊
転自在な取付部を設け、該取付部によってカッター取付
腕51aを支持するようにしてもよく、この場合には支
持軸53の回転は不能にしてもよいものである。また図
示例はカッター取付腕51と切断駆動軸16との取付手
段を螺子締めによって行っているが、後述する図13で
示すような係止手段によってもよい。さらに、上記回転
切断部5aを使用しないで縦切断部5cによって切断を
行いたい場合には、上記カッター50を取り外すか或い
はカッター50を上昇退避させた位置にするとよいもの
である。
【0030】次に、図12〜図14を参照し、プレスロ
ーラ5d及びこれに対設される掻均機構8について説明
する。このプレスローラ5dは、在来のものと同様なプ
ラスチック材からなるローラ表面と搬送ベルト43との
間で、成形装置3から送出される成形物Wを所定の厚さ
に押圧形成するものであり、この実施形態におけるプレ
スローラ5dのプレス駆動軸17に対する取着構造は、
プレス駆動軸17の基部側に植設した取付ピン17a
と、プレスローラ5dのボス部にカギ型に切欠形成した
取付溝17bとからなり、プレス駆動軸17の軸端から
プレスローラ5dを嵌挿した状態において、取付溝17
bを取付ピン17aに係合させることにより、プレスロ
ーラ5dのプレス駆動軸17への取付けを簡単に行うと
共に、その逆な動作でプレスローラ5dの取り外しも能
率よく容易に行うようにしている。尚、搬送ベルト43
は上記のものに限ることなく、必要によりスチール製等
の搬送帯を採用してもよいものである。
【0031】またこのプレスローラ5dの回転方向下手
側即ち成形物Wの押圧下手側には、掻均機構8の掻均体
80を掻均位置調節及び着脱可能に設けることにより、
成形物Wの押圧成形を滑らかに精度よく均一に行うと共
に、プレスローラ5d及び掻均機構8の清掃、点検や交
換等のメンテナンス作業を能率よく簡単に行うことがで
きるようにしている。即ち、同図に示すように掻均機構
8は、プレスローラ5dの巾方向に沿設される箆状の掻
均体80と、プレス駆動軸17に係合取着する掻均操作
レバー82を有する板状部材の取付部材83とからな
り、該取付部材83に上記掻均体80を長孔状のネジ孔
を介し取付ネジ81によって、取付け位置及び角度調節
可能に取着している。
【0032】上記取付部材83は、板状部材の一側に下
向きカギ型に形成したフック部85を、前記取付ピン1
7aの内側でプレス駆動軸17に取着したガイド輪86
のガイド溝86a内に上方から係脱可能に係合させると
共に、フック部85をガイド輪86に係合した状態にお
いて、プレス駆動軸17の軸芯を中心とする半径で調節
孔87を長孔状に穿設している。そして、取付部材83
はフック部85をガイド輪86に係合した状態におい
て、プレス駆動軸17を軸支する前記位置調節機構6の
軸支部材63に一体的に設けた取付座63aに対し、上
記調節孔87を取付ネジ88によって着脱可能に取付支
持するようにしている。
【0033】従って、以上のように構成した掻均機構8
は、プレス駆動軸17にプレスローラ5d並びに掻均体
80を有する取付部材83を係合させた状態でセットす
るとき、図14で示すように、プレスローラ5dの周方
向に対する掻均体80の位置決めは、掻均操作レバー8
2を操作して取付部材83をプレス駆動軸17を中心に
右方回動すると、例えば上方の点線位置から実線高さの
掻均位置に掻均体80を簡単に調節することができ、こ
の状態で取付部材83を前記取付ネジ88によって取付
座63aに取付固定すると共に、掻均体80を取付ネジ
81の調節によって、その前端片の位置と側面視の均し
角度等を、プレスローラ5dのローラ径や外形並びに成
形物Wの厚さや性状に対応した適切な均し姿勢に、簡単
且つ自由に設定することができるものである。
【0034】これにより同図に示すように、搬送ベルト
43上で送給される成形物Wがプレスローラ5dで押圧
成形されるとき、押圧下手側直後において成形物Wの表
面が点線Aで示すように膨らみを伴うが、この膨らみを
押圧直後において、均し姿勢を適切に設定された掻均体
80が、ローラ周面に近接させた箆面で膨らみ分を速や
かに押し均すので、押圧した成形物Wの表面に不規則な
凹凸や押圧むらの発生を防止し、これにより押圧成形を
能率よく簡単に行うことができると共に、押圧時にプレ
スローラ5dの表面に付着して持ち回りされようとする
材料を、掻均体80は具合よく掻き取りながら均し成形
することができるので、材料付着に伴うトラブルも防止
することができる等の特徴がある。
【0035】またプレスローラ5d並びに掻均機構8の
清掃や交換等メンテナンス作業を行う場合には、プレス
ローラ5dは既述の係脱構造にしていると共に、掻均機
構8はプレス駆動軸17に回動可能な係合構造にしてい
るので、プレス駆動軸17からプレスローラ5dを自由
端側に向けて簡単に取り外すことができると共に、両者
の再組付け等も能率よく簡単に行うことができる等の利
点がある。
【0036】次に、図3,図4,図15〜図18を参照
し、搬送部4及びこれに設置される角度調節機構7a,
7b並びに掻落制御機構9等について説明する。先ず搬
送部4は、搬送方向上手側と下手側及びその中途部に各
設けた、前記駆動輪40と遊動輪41と受け輪42との
各ベルトローラに、その自由端側から平帯状の搬送ベル
ト43を着脱可能に巻き掛けていると共に、該搬送ベル
ト43は、搬送上手側角度を調節する角度調節機構7a
と搬送下手側角度を調節する角度調節機構7bの操作に
よって、図3の鎖線で示すように受け輪42側を中心と
してそれぞれ上下調節可能に支持し、成形装置3から送
給される形状や性状の異なる成形物Wを、搬送始端側で
円滑に継送すると共に、搬送終端側で後処理部Sに対し
型崩れ等を防止した搬送排出を行い、後処理部Sにおけ
る揚げ工程や蒸し工程等の後処理作業を良好に行うこと
ができるようにしている。
【0037】そして、搬送部4の搬送ベルト43は、片
持ち状に軸支されている各ベルトローラを機体1a側に
残置させた状態で、手前側に単独に簡単に取り外すこと
ができるようにしており、これにより搬送ベルト43の
清掃や交換、或いは他所の点検等のメンテナンス作業を
容易に行うことができるようにしている。尚、この際に
図2に示すように、搬送部4全体を機体1aから取り外
すことができる構成にするとよいものである。
【0038】次に、搬送部4の前方(左方側)の角度調
節機構7aについて説明すると、この角度調節機構7a
は、機体1aに横設した支持軸70に、搬送ベルト43
を駆動する搬送駆動軸15を軸支する支持腕71と、ハ
ンドル72を備えたネジ杆73に螺挿する調節操作杆7
4を設け、該ハンドル72の回転操作によって支持軸7
0を中心に調節操作杆74を上下回動させることによ
り、支持腕71を介して伝動機構1eから駆動される搬
送駆動軸15を上下回動させて、搬送ベルト43を受け
輪42側を支点とし角度調節を行うことができるように
構成している。尚、45aは搬送ベルト43の左方側の
搬送面の裏側を支受する搬送フレームであり、該搬送フ
レーム45aは受け輪42の受け輪軸42aに回動可能
に軸支していると共に、その他端側を前記搬送駆動軸1
5側に摺動可能に載置支持させている。
【0039】一方、角度調節機構7bは、受け輪軸42
aの後方(右方側)に機体1aから片持ち状に突設した
支持軸75の自由端側に、遊動輪41を軸支する搬送フ
レーム45の筒軸46を回動可能に嵌挿すると共に、該
支持軸75の基部側にセレーション等のスライド部を形
成し、スライド部に操作レバー76によって軸方向に移
動操作可能な位置決め輪77を嵌挿している。そして、
位置決め輪77の端部外周に歯車状に形成した外歯77
aと、支持筒46の端部内に内歯リング状に形成した内
歯46bとを、操作レバー76の操作によって、両者の
全周において係脱可能に選択噛合させる構成とし、これ
により図3の点線で示すように、搬送ベルト43の右方
側即ち遊動輪41側を、支持軸75を中心とし上方及び
下方に回動させて位置決め調節をすることができるよう
にしている。
【0040】従って、高さや形状が種々に異なる後処理
部Sに対して、搬送ベルト43の終端は最適姿勢と高さ
を以て成形物Wを搬送排出し継送を良好に行うと共に、
搬送ベルト43の右方側を大きく起立回動した格納姿勢
に簡単に切り換えることもできるから、機体の梱包や運
搬を容易に行うことができる。また搬送ベルト43は、
起立姿勢に変位させ位置決め固定すると簡単に緩めるこ
とができるので、この状態で搬送ベルト43は既述の各
ベルトローラの自由端側に向けて速やかに取り外すこと
ができるから、搬送ベルト43の着脱交換等のメンテナ
ンス作業を簡単に行うことができるものである。
【0041】また前記支持軸75は、その基部側をハン
ドル付のネジ杆によって回動操作される回動支持機構7
8によって軸支しており、この構成により、搬送ベルト
43の終端高さが、操作レバー76によって同図の実線
で示すような作業姿勢に位置決めされた状態において、
前記外歯77aと内歯46bとの噛合のみの調節では困
難な、微小な調節を簡単且つ適切に行うことができるよ
うにしている。また以上のように構成してなる角度調節
機構7bは、回動支持機構78と前記構成とを共に支持
軸75側に、簡潔な構成を以てコンパクトに纏めて設置
することができる等の特徴を有している。
【0042】次に、図1,図15,図16を参照し掻落
制御機構9について説明する。この掻落制御機構9は、
搬送部4の搬送ベルト43の終端に着脱可能で、且つ成
形物Wの掻落位置を調節可能に設けており、成形加工工
程毎に形状や性状の異なる成形物Wに対して、搬送ベル
ト43終端の下降回動面(搬送終端面)に摺接状に近接
させた制御部材90によって、搬送ベルト43の搬送終
端面から成形物Wを的確に離脱させると共に、落下時の
乱れを防止しながら所定の制御姿勢を以て掻落し、成形
物Wを後処理部Sに対し適切に継送することができて、
後処理部Sにおける後処理作業を能率よく適切に行わせ
るようにしている。
【0043】即ち、上記掻落制御機構9は、搬送フレー
ム45に軸支した遊動輪41の遊動輪軸41aの両側
に、着脱及び角度調節可能に設けた支持アーム91と、
該支持アーム91の中途部に係合部92及び支持スプリ
ング93によって、着脱及び揺動回動可能に支持すると
共に、前記搬送終端面に制御部材90を押接させる掻落
制御体95等から構成している。そして、上記左右の支
持アーム91は、基部側を遊動輪軸41aに枢支した状
態で、該遊動輪軸41aを中心に円弧状に穿設した長孔
91aを、取付ネジ91bを介して搬送フレーム45側
に角度調節可能に取着し、左右の支持アーム91の先端
部を連結杆96で一体的に連結することにより剛体枠に
し、中途部の外側面に係合ピン92aを突出している。
【0044】また掻落制御体95は、左右の回動杆97
を前記左右の支持アーム91の外側に嵌挿する巾で、そ
の上下を連結杆98と前記制御部材90とで連結した方
形状の枠体にしていると共に、回動杆97の中途部に前
記係合ピン92aに後方から着脱可能に嵌挿して係止可
能な係止溝92bを穿設し、該係止溝92bを係合ピン
92aに係合してなる係合部92を介し、回動杆97を
支持アーム91に支持した状態において、前記支持スプ
リング93を支持アーム91の中途部から連結杆96を
迂回させて連結杆98と連結する構成にしている。
【0045】このように構成した掻落制御機構9は、回
動杆97を支持アーム91に係合部92及び支持スプリ
ング93を介して取付支持すると、図15の実線で示す
ように、制御部材90を遊動輪41の下方側における搬
送ベルト43の搬送終端面に沿って押接付勢した摺接状
態にするので、この部において搬送ベルト43に貼着状
態で搬送されてくる成形物Wの底面を、細いワイヤー或
いは紐糸からなる制御部材90が、搬送面から成形物W
に損傷等を与えることなく剥離し的確に掻き落とすこと
ができるものである。この際図示例のように、回動杆9
7と支持アーム91との間には、調節ネジ等からなる長
さ調節可能なストッパ99を支持アーム91から突設し
ており、このストッパ99の突出長さを調節することに
より、支持スプリング93による付勢力に抗し、該スト
ッパ99の頭部で回動杆97を所望に接当位置決めし、
制御部材90が付勢力によって強く搬送ベルト43に押
接されることによる、両者の破損や変形等のトラブルを
防止した、近接或いは摺接状態にすることができるもの
である。
【0046】また掻落制御機構9は、支持アーム91を
長孔91aを介して調節ネジ91bで角度調節をするこ
とができるようにしているので、例えば搬送ベルト43
の終端高さが上向きに高く位置決めされるような場合に
は、支持アーム91を同図の実線位置から下向き回動調
節するとよく、この場合には掻落制御体95の制御部材
90を、搬送終端面に沿って遊動輪41のより下側にお
いて搬送ベルト43に摺接させることができるので、搬
送ベルト43が上向きになっても成形物Wの掻き落とし
位置を後処理部Sに対してそれほど高くすることなく、
成形物Wの落下姿勢を安定させながら、例えば後処理部
Sがフライヤーである場合に、その油面S1に良好に投
入継送することができる。
【0047】また例えば、搬送ベルト43が下向き傾斜
で成形物Wを後処理部Sに送給するような場合には、上
記とは逆に、支持アーム91を上向き角になるように上
方に回動調節すると、掻落制御体95の制御部材90も
これに追動し搬送終端面の上側に回動位置して搬送ベル
ト43に押接付勢するので、成形物Wの掻き落とし位置
を後処理部Sの油面S1に対してそれほど低くすること
なく、成形物Wの落下姿勢を安定させながら適正姿勢を
以て、後処理部Sの油面S1に向けて投入継送すること
ができるものである。
【0048】従って、搬送ベルト43の中途部から搬送
始端部側を固定した状態において、搬送ベルト43の終
端部側を上下回動可能に構成すると共に、搬送ベルト4
3の終端部に成形物Wの掻落姿勢制御を行う制御部材9
0を有する掻落制御機構9を着脱可能に設け、該掻落制
御機構9の制御部材90を、搬送ベルト43の搬送終端
面に沿って、位置決め回動可能に設けながら押接付勢さ
せるようにした搬送部構造は、成形装置3或いは回転切
断部5aに対し搬送始端部における成形物Wの継送を良
好に行いながら、後処理部Sの高さや状況に適応した搬
送ベルト43の終端位置を簡単且つ適切に設定すること
ができる。
【0049】また制御部材90はその押接付勢位置の位
置決め設定を搬送終端面の各位置において自由に行うこ
とができ、制御部材90を油面S1から所定の高さを以
て搬送ベルト43に摺接状態にさせることができるか
ら、該制御部材90は成形物Wを底面から確実に剥離さ
せたのち、図15で示すように剥離した成形物Wを制御
部材90で姿勢誘導しながら、油面S1に対し傾斜姿勢
であたかも滑り込むように投入させる掻落姿勢制御する
ことができ、成形物Wを投入時の油面S1との落下衝撃
によって屈折したり端潰れ等を生じさせることなく変形
を防止して、後処理部Sに良好に投入継送することがで
きる等の利点がある。
【0050】そして、このような作業にあって制御部材
90にスリ身等が付着し清掃を行いたい場合には、制御
部材90は支持アーム91に対し前記構成からなる係合
部92を介し係脱可能な掻落制御体95に設けているの
で、掻落制御体95を取り外すことにより、その清掃や
交換等のメンテナンス作業を簡単に行うことができるも
のである。また搬送ベルト43を取り外したり、図1
7,図18で後述するような別実施形態に係わる搬送距
離が長い搬送ベルト43を装着するような場合には、掻
落制御機構9は遊動輪軸41aと調節ネジ91bに対す
る支持アーム91の取付けを解除することによって簡単
に行うことができるものである。即ち、この際掻落制御
機構9は、掻落制御体95が支持スプリング93で付勢
した状態で姿勢変更が自由であると共に、係合部92を
介して取り外しが自由であるため、取り外し分解及び組
付けが極めて容易になり、ベルト交換やメンテナンス作
業を能率よく簡単に行うことができる等の利点もある。
【0051】次に、図17,図18に示す別実施形態に
係わる搬送部4について説明すると、この搬送部4は前
記掻落制御機構9及び上記搬送ベルト43を取り外した
状態の搬送フレーム45に対し、小径な補助遊動輪41
bを軸支した左右の補助搬送フレーム47を、前記支持
アーム91と同様な構成手段を以て遊動輪41の両側
に、着脱及び取付け角度調節可能に取着するようにして
おり、この取付け状態で別の搬送距離の長い搬送ベルト
43を、既述のものと同様に作業手前側から、駆動輪4
0,受け輪42,遊動輪41,補助遊動輪41bに巻き
掛けセットすることによって、搬送ベルト43の掛け替
え作業を簡単に行うことができるようにしている。
【0052】この搬送部4によれば、成形物Wを成形機
1から長距離に搬送することができると共に、小径な補
助遊動輪41bによる搬送終端面から、例えばコンベア
方式の乾燥或いは蒸機等の後処理部Sに対し、落差が少
ない継送搬送を良好に行うことができると共に、成形機
1に設置される搬送部4の多様化を簡潔で廉価な構成を
以て行うことができる等の特徴がある。尚、48,49
は搬送ベルト43に摺接し成形物Wを剥離させるスクレ
ーパであり、上記両スクレーパ48,49は、補助搬送
フレーム47の中途部上方及び終端部上方に穿設した長
孔47aに沿って、上下の高さ位置調節及び離間した使
用退避状態に切り換え可能に取着しており、その利便性
を向上させると共に、形状や性状の異なる成形物W毎の
搬送排出を良好に行うことができるようにしているもの
である。
【0053】次に以上のように構成した成形機1によ
る、成形物Wの成形及び搬送排出等を行う装置の使用態
様等について説明する。先ず、送出装置2の吐出口21
に成形装置3を装着した状態で、成形機1を制御盤1b
を操作して作動させると、1次材料W1は送出装置2か
ら圧送されて送出筒体30の1次送出口3a内に送出さ
れると共に、2次材料W2は図示しない送出装置から圧
送されて2次送出口3b内に送出され、両者は1次成形
型31及び2次成形型32並びに3次成形型33を通過
しながら接合形成され、成形ガイド33bから順次機外
に送出されるとき、切断方向に回転しているカッター5
0によって所定の厚さに順次切断され、切断された成形
物Wは下方の搬送部4の搬送ベルト43で連続的に受け
られ、該搬送ベルト43上で搬送するとき必要によって
回転プレス部5bによるプレス加工が付与されたのち、
成形工程が完了した成形物Wは、搬送ベルト43の搬送
終端面から掻落制御機構9の制御部材90で掻き落とさ
れて、適正な継送姿勢をもって後続の後処理部Sに送給
されるものである。
【0054】このような練製品の成形において、成形装
置3は送出筒体30から送出される1次材料W1を、図
7の材料成形模式図で示す如く、1次成形型31の海老
胴体型の輪郭をなす複数の成形孔31aと溝形成部31
bによって、複数の溝W3で区画した1次材料成形部W
4を棒状に形成しながら、2次成形型32側に送出する
と共に、送出筒体30から送出される2次材料W2を通
孔31cを介して2次成形型32の充填路32cに向け
て円滑に送出する。
【0055】次いで、2次成形型32が複数の充填路3
2cから、2次材料W2を上記各溝W3内に上方から下
方に向けて充填供給すると共に、このとき充填路32c
は溝形成部31bの直背後に設けているので、溝Wが例
え上下に貫通して横断形成されいても、2次材料W2は
その内部に引き込まれるように的確に充填される。そし
て、2次成形型32で形成された1次材料W1と2次材
料W2は、3次成形型33の筒状の成形ガイド33bを
通過するとき、両者は成形孔32aと略同形断面の海老
胴体型の長く湾曲した成形孔33aによって、材料の接
合を充分に馴染ませながら外形を整えた接合形成を良好
に行なわれ、また成形ガイド33bはこれを回転切断部
5a側へ所定の切断位置まで送出し(図6)、カッター
50による切断を的確に行わせることができるので、図
7で示すように1次材料W1と2次材料W2が確実に接
合された海老胴体型の成形物Wを、両者の剥離や型崩れ
等を伴うことなく良好に形成することができるものであ
る。
【0056】次いで、既述のようにしてカッター50で
所定の長さ(厚さ)に切断された成形物Wは、下方に位
置し所定の搬送速度で回転している搬送ベルト43の左
方側に落下して順次搬送され、この搬送中途において成
形物Wは必要により回転プレス部5bのプレスローラ5
dと搬送ベルト43間で既述の押圧成形加工を受けたの
ち、搬送中途部の受け輪42部分を越えて搬送ベルト4
3の右方側(終端側)に搬送され、その搬送終端面から
前述した図3,図15で示すように、掻落制御機構9の
制御部材90によって成形物Wの形状や性状に対する適
切な掻落姿勢制御を以て掻き落とされて、適正な継送姿
勢で後続の後処理部Sに送給されるので、成形物Wは後
処理部Sにおいても屈折や圧潰し等の変形や損傷を防止
した状態で高品質に仕上げることができるものである。
【0057】また上記のような構成からなる搬送部構造
は、成形物Wを後処理部Sに継送する際に、搬送ベルト
43の切断成形部5側を固定した状態において、搬送ベ
ルト43の中途部から終端部側を上下回動させること
で、後処理部Sに対し適切に位置決め支持することがで
きるので、切断成形部5側からの成形物Wの継送姿勢を
乱すことなく搬送を良好に行うことができると共に、搬
送ベルト43の終端部の位置に対応した制御部材90の
操作を簡単に行うことができる。
【0058】そして、搬送部4は搬送ベルト43の終端
部側を固定した状態において、搬送ベルト43の中途部
から始端部側を上下回動可能にすることもできるので、
成形物Wの搬送終端部側での掻落姿勢制御に悪影響を生
じさせることなく、成形装置3或いは切断成形部5側か
ら送給される、形状や性状の異なる成形物W毎の継送搬
送を変形や損傷等のトラブルを伴うことなく良好に行う
ことができる等の利点がある。
【0059】またこの際、搬送ベルト43の中途部から
始端部側の上方に、回転切断部5aで切断した成形物W
を搬送ベルト43上で押圧形成するプレス部5bを設け
るようにしたものにあって、該プレス部5bのプレスロ
ーラ5dは位置調節機構6を介して上下調節可能に設け
ているので、搬送ベルト43の搬送始端部側の上下調節
によって、回転切断部5aで切断した成形物Wの継送搬
送を適切に行うことができると共に、この状態において
位置調節機構6を操作することにより、プレスローラ5
dの上下調節を単独に行うことができるから、成形物W
の押圧成形加工を良好に行って、成形物Wの一連の成形
加工及びその搬送排出を能率よく良好に行うことができ
ると共に、簡潔で廉価な構成にしながら取扱性のよい成
形機1を提供することができる等の利点がある。
【0060】次に、成形装置3の別実施形態について図
19〜図21を参照し説明する。尚、既述の実施形態と
同様な構成については説明を省略する。この成形装置3
は、その取付ブラケット30aを前記実施形態のものと
同様に送出口21の取付板21aに対し、互換性を有し
着脱可能に取付固定するようにしており、この取付ブラ
ケット30aに、1次材料W1を1次送出口3aから送
出する小径パイプ状の中送出筒37と、該中送出筒37
の外周と2次材料W2の通過間隙を有して外嵌し、2次
材料W2を2次送出口3bから送出する径大パイプ状の
外送出筒38との基部側を共に同芯で取着している。そ
して、中送出筒37の先端を外送出筒38より長く延設
した状態において、該外送出筒38の自由端側には、成
形ガイド筒39を後述する手段によって着脱可能に連結
し、1次材料W1を2次材料W2内に合流しながら送出
される成形物Wを良好に案内成形することができる構成
にしている。
【0061】即ち、上記成形ガイド筒39は外送出筒3
8に嵌挿させた取着状態において、基部側に形成した係
合溝39aを、外送出筒38に突設したピン状の係止部
38aに係脱可能に係止するようにしている。そして成
形ガイド筒39は連結セット状態において、先端部に成
形物Wを製品断面形状に成形する成形ガイド部39b
と、基部側と該成形ガイド部39bとを収束筒状に連結
する絞りガイド部39cを形成し、該絞りガイド部39
cの中途部に中送出筒37の先端を位置させるようにし
ている。
【0062】この構成により、2次材料W2は供給口3
0dから上記絞りガイド部39cの中途部に至るとき、
中送出筒37回りで均質な整流送給状態にすることがで
き、この2次材料W2中に絞りガイド部39cの中途部
位置で1次材料W1を送出させるから、両者を絞りガイ
ド部39c内で馴染みよく円滑に合流送出させることが
できる。またこれにより、両者は絞りガイド部39c内
において徐々に無理なく締め固められながら、送出方向
下手側の小径の成形ガイド部39bで所定の形状に的確
に成形送出されるので、両者或いはその一方にチップ又
は繊維状の具材を含有させるような場合であっても、製
品成形後の剥離等のトラブルを伴うことなく、該成形ガ
イド部39bの端部で成形物Wを、既述のもの同様にカ
ッター50による切断を良好に行うことができるもので
ある。
【0063】また図示例の成形装置3は、上記のような
構成からなる成形筒を、左右に所定の成形間隔を有して
複数設けると共に、取付ブラケット30aに開口させた
送出孔37aを、左右の中送出筒37の1次送出口3a
に連通し、各送出孔37aには1次材料W1の送出量を
調節する送出量調節弁30Sを、次のような構成によっ
て設けている。この送出量調節弁30Sは図20,図2
1に示すように、取付ブラケット30aの左右の送出孔
37a間に長孔30eを穿設し、該長孔30eに挿通し
たネジ等の調節部材30fを操作することにより、左右
にスライド移動させその位置決め固定を自由に行うこと
ができるようにしており、これにより図21に示すよう
に、送出量調節弁30Sを図21の実線位置から、例え
ば材料の送出圧力が高くて送出量が他方のものより多い
側、図示例では右側の送出孔37aを、点線で示すよう
に所定量だけ閉じる(絞る)ことにより、両送出孔37
aからの材料送出量を簡単な構成を以て略等しくするこ
とができるものである。
【0064】また同図で示す送出量調節弁30Sは、取
付ブラケット30aの板厚巾内で左右の送出孔37aに
跨がって、凹入溝状に形成した取付部30g内にスライ
ド可能に嵌入させるようにしており、この構成により成
形装置3に送出量調節弁30Sをコンパクトに纏めて設
置することができると共に、送出装置2への取付けを行
うにあたり、例えば点線で示すような板厚巾の取付溝に
対し、上方から支障なく簡単に差し込みながら、精度よ
くセットすることができる等の特徴がある。
【0065】尚、送出量調節弁30Sは各送出孔37a
に対し個別調節可能に設けるようにしてもよく、この場
合には中送出筒37の径を個別に変更することなく、単
一な成形装置3によっても、1次材料W1の送出量を異
ならせた成形物Wを所望に形成することができるもので
ある。また外送出筒38並びに中送出筒37は、図示例
の円形状のものに限ることなく、種々な断面形状にする
と、多様な断面の成形物Wを簡単に成形することができ
るものである。
【0066】
【発明の効果】本発明は以上のような練製品の成形機に
おける搬送部構造にしたことにより、次のような効果を
奏することができるものである。成形された成形物を搬
送ベルトで受けて搬送排出する際に、搬送部の終端部に
成形物の掻落姿勢制御を行う制御部材を、搬送ベルトの
搬送終端面に沿って位置決め回動可能にしながら押接付
勢させるようにしたことにより、成形装置から送給され
る形状や性状の異なる成形物を、搬送終端側で後処理部
に対し変形等を防止した搬送排出を良好に行うことがで
きる。また制御部材を有する掻落制御機構は搬送部に着
脱可能に設けているので、掻落制御機構及び搬送ベルト
等のメンテナンス作業を簡単に行うことができる。
【0067】また搬送ベルトの切断成形部側を固定した
状態において、搬送ベルトの中途部から終端部側を上下
回動可能に構成することにより、成形物を後処理部に継
送する際に、切断成形部側からの成形物の継送姿勢を乱
すことなく搬送を良好に行いながら、後処理部に対し適
切に位置決め支持し搬送ベルトの終端部の位置に対応し
た制御部材の操作を簡単に行うことができる。
【0068】また搬送ベルトの終端部側を固定した状態
において、搬送ベルトの中途部から始端部側を上下回動
可能に構成することにより、成形物の搬送終端部側での
掻落姿勢制御に悪影響を生じさせることなく、成形装置
或いは切断成形部側から送給される、形状や性状の異な
る成形物W毎の継送搬送を変形や損傷等のトラブルを伴
うことなく良好に行うことができる。
【0069】さらに、搬送ベルトの中途部から始端部側
の上方に、回転切断部で切断した成形物を搬送ベルト上
で押圧形成するプレス部を設け、該プレス部の押圧部材
を位置調節機構を介して上下調節可能に設けることによ
り、搬送ベルトの搬送始端部側の上下調節によって、回
転切断部で切断した成形物の継送搬送を適切に行うこと
ができると共に、この状態において位置調節機構を操作
することにより、押圧部材の上下調節を単独に行うこと
ができるから、成形物の押圧成形加工を良好に行って、
成形物の一連の成形加工及びその搬送排出を能率よく良
好に行うことができると共に、取扱性のよい成形機を簡
潔で廉価な構成を以て提供することができる等の利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を備えた成形機の構成を示す斜視図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】図1の要部の構成を一部破断をして示す正面
図。
【図4】図3の要部の構成を一部破断をして示す平面
図。
【図5】成形装置の構成を分解して示す斜視図。
【図6】成形装置とカッターの構成を示す断面図。
【図7】練製品の成形方法を模式的に示す斜視図。
【図8】カッター及び位置調節機構の構成を示す正面
図。
【図9】回転切断部と補助軸支機構の構成を一部破断を
して示す平面図。
【図10】回転切断部と補助軸支機構の構成を示す斜視
図。
【図11】カッターの別実施形態を示す平面図。
【図12】回転プレス部と掻均機構の構成を示す斜視
図。
【図13】図12の分解斜視図。
【図14】回転プレス部と掻均体の作用を示す断面作用
図。
【図15】掻落制御機構の構成及び作用を一部破断して
示す側面図。
【図16】図15の平面図。
【図17】搬送部の別実施形態を示す側面図。
【図18】図17の平面図。
【図19】成形装置の別実施形態を示す斜視図。
【図20】図19の作用を示す側断面図。
【図21】図19の背面図。
【符号の説明】
1 成形機 2 送出装置 3 成形装置 3a 1次送出口 3b 2次送出口 4 搬送部 5 切断成形部 5a 回転切断部 5b プレス部 5d プレスローラ(押圧部材) 6 位置調節機構 33b 成形ガイド 43 搬送ベルト(搬送帯) 50 カッター 90 制御部材 91 支持アーム 92 係合部 93 支持スプリング 95 掻落制御体 97 回動杆 W 成形物(練製品)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリ身等の材料を成形装置(3)等で所
    望の形状に成形すると共に、成形された成形物(W)を
    搬送ベルト(43)で受けて搬送排出する搬送部(4)
    を備えた成形機において、前記搬送部(4)の終端部に
    成形物(W)の掻落姿勢制御を行う制御部材(90)を
    有する掻落制御機構(9)を着脱可能に設けると共に、
    該掻落制御機構(9)の制御部材(90)を、搬送ベル
    ト(43)の搬送終端面に沿って、位置決め回動可能に
    設けながら押接付勢させるように構成した練製品の成形
    機における搬送部構造。
  2. 【請求項2】 搬送ベルト(43)の中途部から切断成
    形部(5)側を固定した状態において、搬送ベルト(4
    3)の終端部側を上下回動可能に構成する請求項1の練
    製品の成形機における搬送部構造。
  3. 【請求項3】 搬送ベルト(43)の中途部から終端部
    側を固定した状態において、搬送ベルト(43)の始端
    部側を上下回動可能に構成する請求項1又は2の練製品
    の成形機における搬送部構造。
  4. 【請求項4】 搬送ベルト(43)の中途部から始端部
    側の上方に、回転切断部(5a)で切断した成形物Wを
    搬送ベルト(43)上で押圧形成するプレス部(5b)
    を設けると共に、該プレス部(5b)の押圧部材(5
    d)を位置調節機構(6)を介して上下調節可能に設け
    る請求項1又は2又は3の練製品の成形機における搬送
    部構造。
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