JPH0645748B2 - ポリアミド組成物 - Google Patents
ポリアミド組成物Info
- Publication number
- JPH0645748B2 JPH0645748B2 JP60149925A JP14992585A JPH0645748B2 JP H0645748 B2 JPH0645748 B2 JP H0645748B2 JP 60149925 A JP60149925 A JP 60149925A JP 14992585 A JP14992585 A JP 14992585A JP H0645748 B2 JPH0645748 B2 JP H0645748B2
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- ethylene
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- graft
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、改良されたポリアミド組成物、より詳しくは
ポリアミドに変性エチレン・α−オレフィン共重合体を
配合したポリアミド組成物に関する。
ポリアミドに変性エチレン・α−オレフィン共重合体を
配合したポリアミド組成物に関する。
ポリアミドは均衡のとれた物理的諸特性を有し、広い用
途に使用されているが、その靭性は充分とは言い難い。
従来からポリアミドの靭性を改良するため種々の方法が
提案され、例えば、特開昭55-9661号にはポリアミドに
グラフト変性エチレン・α−オレフィン共重合体を溶融
混合することにより、柔軟性の改良されたポリアミド組
成物を得る方法が開示されている。この方法はポリアミ
ドの柔軟性を改良しているが、低温における衝撃強度が
未だ充分でない。
途に使用されているが、その靭性は充分とは言い難い。
従来からポリアミドの靭性を改良するため種々の方法が
提案され、例えば、特開昭55-9661号にはポリアミドに
グラフト変性エチレン・α−オレフィン共重合体を溶融
混合することにより、柔軟性の改良されたポリアミド組
成物を得る方法が開示されている。この方法はポリアミ
ドの柔軟性を改良しているが、低温における衝撃強度が
未だ充分でない。
本発明は、ポリアミドの優れた物理的特性を損なうこと
なく衝撃強度、特に低温における衝撃強度が改良された
ポリアミド組成物を提供することを目的とする。
なく衝撃強度、特に低温における衝撃強度が改良された
ポリアミド組成物を提供することを目的とする。
〔問題解決の手段〕及び〔作用〕 本発明は、(a)成分:ポリアミドと、 (b)成分:α,β−不飽和カルボン酸またはその酸誘導
体のグラフト量:0.01ないし10重量%、メルトフローレ
ート:0.1ないし50g/10min、密度0.850ないし0.900g
/cm3、エチレン含有量:30ないし95モル%及びX線に
よる結晶化度:40%以下の一部もしくは全部がグラフト
変性されたグラフト変性エチレン・α−オレフィンラン
ダム共重合体と、 (c)成分:低分子量のエチレン系共重合体にα、β−不
飽和カルボン酸またはその酸誘導体をグラフト重合させ
た低分子量変性エチレン系ランダム共重合体とを混合し
てなるポリアミド組成物であって、 (i)該エチレン系共重合体が、30ないし75モル%のエチ
レンと、25ないし70モル%の炭素数が3ないし20のα−
オレフィンから構成され、 (ii)該低分子量変性エチレン系ランダム共重合体のグ
ラフト割合が、エチレン系共重合体100重量部に対し、
0.1ないし25重量部の範囲にあり、 (iii)該低分子量変性エチレン系ランダム共重合体の1
30℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.05ない
し0.55dl/gの範囲にあることを特徴とする。
体のグラフト量:0.01ないし10重量%、メルトフローレ
ート:0.1ないし50g/10min、密度0.850ないし0.900g
/cm3、エチレン含有量:30ないし95モル%及びX線に
よる結晶化度:40%以下の一部もしくは全部がグラフト
変性されたグラフト変性エチレン・α−オレフィンラン
ダム共重合体と、 (c)成分:低分子量のエチレン系共重合体にα、β−不
飽和カルボン酸またはその酸誘導体をグラフト重合させ
た低分子量変性エチレン系ランダム共重合体とを混合し
てなるポリアミド組成物であって、 (i)該エチレン系共重合体が、30ないし75モル%のエチ
レンと、25ないし70モル%の炭素数が3ないし20のα−
オレフィンから構成され、 (ii)該低分子量変性エチレン系ランダム共重合体のグ
ラフト割合が、エチレン系共重合体100重量部に対し、
0.1ないし25重量部の範囲にあり、 (iii)該低分子量変性エチレン系ランダム共重合体の1
30℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.05ない
し0.55dl/gの範囲にあることを特徴とする。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における(a)成分、ポリアミドは、ヘキサメチレ
ンジアミン、デカメチレンジアミン、ドデカメチレンジ
アミン、2,2,4-または2,4,4-トリメチルヘキサメチレン
ジアミン、1,3-または1,4-ビス(アミノメチル)シクロ
ヘキサン、ビス(p−アミノシクロヘキシルメタン)、
m−またはp−キシリレンジアミン等の脂肪族、脂環
族、芳香族等のジアミンとアジピン酸、スベリン酸、セ
バシン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル
酸、イソフタル酸等の脂肪族、脂環族、芳香族等のジカ
ルボン酸との重縮合によって得られるポリアミド、ε−
アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸等のアミノ
カルボン酸の縮合によって得られるポリアミド、ε−カ
プロラクタム、ω−ラウロラクタム等のラクタムから得
られるポリアミドあるいはこれらの成分からなる共重合
ポリアミド、これらポリアミドの混合物等が例示され
る。具体的にはナイロン、ナイロン66、ナイロン610、
ナイロン9、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6/66、
ナイロン66/610、ナイロン6/11等が挙げられる。これら
の中では、剛性、耐熱性の良好な点でナイロン6及びナ
イロン66が好ましい。
ンジアミン、デカメチレンジアミン、ドデカメチレンジ
アミン、2,2,4-または2,4,4-トリメチルヘキサメチレン
ジアミン、1,3-または1,4-ビス(アミノメチル)シクロ
ヘキサン、ビス(p−アミノシクロヘキシルメタン)、
m−またはp−キシリレンジアミン等の脂肪族、脂環
族、芳香族等のジアミンとアジピン酸、スベリン酸、セ
バシン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル
酸、イソフタル酸等の脂肪族、脂環族、芳香族等のジカ
ルボン酸との重縮合によって得られるポリアミド、ε−
アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸等のアミノ
カルボン酸の縮合によって得られるポリアミド、ε−カ
プロラクタム、ω−ラウロラクタム等のラクタムから得
られるポリアミドあるいはこれらの成分からなる共重合
ポリアミド、これらポリアミドの混合物等が例示され
る。具体的にはナイロン、ナイロン66、ナイロン610、
ナイロン9、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6/66、
ナイロン66/610、ナイロン6/11等が挙げられる。これら
の中では、剛性、耐熱性の良好な点でナイロン6及びナ
イロン66が好ましい。
本発明のポリアミド組成物における(a)成分のポリアミ
ドの量は通常98〜55重量部、好ましくは95〜60重量部で
ある。
ドの量は通常98〜55重量部、好ましくは95〜60重量部で
ある。
本発明における(b)成分、グラフト変性エチレン・α−
オレフィンランダム共重合体(以下変性ランダム共重合
体と略すことがある)とは、α,β−不飽和カルボン酸
またはその酸誘導体のグラフト量が0.01ないし10重量
%、好ましくは0.1ないし5重量%、メルトフローレー
ト(MRR2:ASTM D 1238,E)が0.1ないし50g/10mi
n、好ましくは0.2ないし20g/10min、密度が0.850ない
し0.900g/cm3、好ましくは0.855ないし0.895g/c
m3、エチレン含有量が30ないし95モル%、好ましくは40
ないし92モル%及びX線による結晶化度が40%以下、好
ましくは30%以下の一部もしくは全部がグラフト変性さ
れたグラフト変性エチレン・α−オレフィンランダム共
重合体である。
オレフィンランダム共重合体(以下変性ランダム共重合
体と略すことがある)とは、α,β−不飽和カルボン酸
またはその酸誘導体のグラフト量が0.01ないし10重量
%、好ましくは0.1ないし5重量%、メルトフローレー
ト(MRR2:ASTM D 1238,E)が0.1ないし50g/10mi
n、好ましくは0.2ないし20g/10min、密度が0.850ない
し0.900g/cm3、好ましくは0.855ないし0.895g/c
m3、エチレン含有量が30ないし95モル%、好ましくは40
ないし92モル%及びX線による結晶化度が40%以下、好
ましくは30%以下の一部もしくは全部がグラフト変性さ
れたグラフト変性エチレン・α−オレフィンランダム共
重合体である。
不飽和カルボン酸成分のグラフト量が0.01重量%未満で
は、(a)成分:ポリアミドとの相溶性が劣り、一方、10
重量%を越えると、一部架橋を起こし、組成物の成形性
を低下させる。
は、(a)成分:ポリアミドとの相溶性が劣り、一方、10
重量%を越えると、一部架橋を起こし、組成物の成形性
を低下させる。
MFR2が0.1g/10min未満では溶融粘度が高過ぎて成形
性に劣り、一方、50g/10minを越えると、溶融粘度が
低過ぎて成形性が劣り、また機械的強度も低下する。密
度が0.900g/cm3を越えると耐衝撃性の改良効果が劣
り、またX線による結晶化度が40%を越えるものも同様
に耐衝撃性の改良効果が劣る。
性に劣り、一方、50g/10minを越えると、溶融粘度が
低過ぎて成形性が劣り、また機械的強度も低下する。密
度が0.900g/cm3を越えると耐衝撃性の改良効果が劣
り、またX線による結晶化度が40%を越えるものも同様
に耐衝撃性の改良効果が劣る。
本発明の変性ランダム共重合体を構成するα−オレフィ
ンとは、通常炭素数3〜20のα−オレフィン、具体的に
は、例えばプロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4
−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、
1−テトラデセン、1−オクタデセン等であり、それぞ
れ単独あるいは二種以上の混合物からなる。
ンとは、通常炭素数3〜20のα−オレフィン、具体的に
は、例えばプロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4
−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、
1−テトラデセン、1−オクタデセン等であり、それぞ
れ単独あるいは二種以上の混合物からなる。
前記変性ランダム共重合体にグラフトされてα,β−不
飽和カルボン酸またはその酸誘導体は後述の(c)成分を
構成するα,β−不飽和カルボン酸成分と同じ範疇のも
のである。それらの中でもマレイン酸、ビシクロ〔2,2,
1〕ヘプト−2−エン−5,6ジカルボン酸またはこれ
らの無水物が好ましい。
飽和カルボン酸またはその酸誘導体は後述の(c)成分を
構成するα,β−不飽和カルボン酸成分と同じ範疇のも
のである。それらの中でもマレイン酸、ビシクロ〔2,2,
1〕ヘプト−2−エン−5,6ジカルボン酸またはこれ
らの無水物が好ましい。
本発明に用いる(b)成分の変性ランダム共重合体の基体
となるエチレン・α−オレフィンランダム共重合体は、
通常、MFR2が0.1ないし50g/10min、密度が0.850な
いし0.900g/cm3、エチレン含有量が30ないし95モル%
およびX線による結晶化度が40%以下のエチレンとα−
オレフィンとのランダム共重合体である。
となるエチレン・α−オレフィンランダム共重合体は、
通常、MFR2が0.1ないし50g/10min、密度が0.850な
いし0.900g/cm3、エチレン含有量が30ないし95モル%
およびX線による結晶化度が40%以下のエチレンとα−
オレフィンとのランダム共重合体である。
α,β−不飽和カルボン酸またはその酸誘導体から選ば
れるグラフトモノマーを前記ランダム共重合体にグラフ
ト共重合して変性物を製造するには、従来公知の種々の
方法を採用することができる。たとえばランダム共重合
体を溶融させ、グラフトモノマーを添加してグラフト共
重合させる方法、あるいは溶媒に溶解させグラフトモノ
マーを添加してグラフト共重合させる方法がある。いず
れの場合にも前記グラフトモノマーを効率よくグラフト
共重合させるためには、ラジカル開始剤の存在下に反応
を実施することが好ましい。グラフト反応は通常60ない
し350℃の温度で行われる。ラジカル開始剤の使用割合
はランダム共重合体100重量部に対して通常0.001ないし
1重量部の範囲である。
れるグラフトモノマーを前記ランダム共重合体にグラフ
ト共重合して変性物を製造するには、従来公知の種々の
方法を採用することができる。たとえばランダム共重合
体を溶融させ、グラフトモノマーを添加してグラフト共
重合させる方法、あるいは溶媒に溶解させグラフトモノ
マーを添加してグラフト共重合させる方法がある。いず
れの場合にも前記グラフトモノマーを効率よくグラフト
共重合させるためには、ラジカル開始剤の存在下に反応
を実施することが好ましい。グラフト反応は通常60ない
し350℃の温度で行われる。ラジカル開始剤の使用割合
はランダム共重合体100重量部に対して通常0.001ないし
1重量部の範囲である。
本発明における(c)成分は、低分子量のエチレン系共重
合体にα,β−不飽和カルボン酸またはその酸誘導体を
グラフト重合させた低分子量、好ましくは常温で液状の
エチレン系共重合体であり、グラフト重合割合の高いも
のである。
合体にα,β−不飽和カルボン酸またはその酸誘導体を
グラフト重合させた低分子量、好ましくは常温で液状の
エチレン系共重合体であり、グラフト重合割合の高いも
のである。
すなわち、低分子量変性エチレン系共重合体のα、β−
不飽和カルボン酸またはその酸誘導体のグラフト重合割
合は、エチレン系重合体100重量部に対して0.1〜25重量
部、好ましくは3〜15重量部、より好ましくは4〜1
3重量部の範囲である。不飽和カルボン酸成分のグラフ
ト重合割合がこの範囲をはずれると、低温における衝撃
強度の改良が充分でない。
不飽和カルボン酸またはその酸誘導体のグラフト重合割
合は、エチレン系重合体100重量部に対して0.1〜25重量
部、好ましくは3〜15重量部、より好ましくは4〜1
3重量部の範囲である。不飽和カルボン酸成分のグラフ
ト重合割合がこの範囲をはずれると、低温における衝撃
強度の改良が充分でない。
α、β−不飽和カルボン酸またはその酸誘導体は、具体
的にはアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマー
ル酸、イタコン酸、シトラコン酸、テトラヒドロフタル
酸、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン−5,6−ジカル
ボン酸等の不飽和カルボン酸、無水マレイン酸、無水イ
タコン酸、無水シトラコン酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン−5,6−ジカル
ボン酸無水物等の不飽和カルボン酸の無水物、アクリル
酸メチル、メタクリル酸メチル、マレイン酸ジメチル、
マレイン酸モレメチル、フマール酸ジエチル、イタコン
酸ジメチル、シトラコン酸ジエチル、テトラヒドロ無水
フタル酸ジメチル、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エ
ン−5,6−ジカルボン酸ジメチル等の不飽和カルボン酸
のエステル等を例示することができる。これらの中でも
マレイン酸、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン−5,6
−ジカルボン酸またはこれらの無水物が好ましい。
的にはアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマー
ル酸、イタコン酸、シトラコン酸、テトラヒドロフタル
酸、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン−5,6−ジカル
ボン酸等の不飽和カルボン酸、無水マレイン酸、無水イ
タコン酸、無水シトラコン酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン−5,6−ジカル
ボン酸無水物等の不飽和カルボン酸の無水物、アクリル
酸メチル、メタクリル酸メチル、マレイン酸ジメチル、
マレイン酸モレメチル、フマール酸ジエチル、イタコン
酸ジメチル、シトラコン酸ジエチル、テトラヒドロ無水
フタル酸ジメチル、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エ
ン−5,6−ジカルボン酸ジメチル等の不飽和カルボン酸
のエステル等を例示することができる。これらの中でも
マレイン酸、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン−5,6
−ジカルボン酸またはこれらの無水物が好ましい。
本発明における(c)成分の135℃デカリン中で測定した極
限粘度〔η〕は0.05〜0.55dl/g、好ましくは0.08〜
0.15dl/gの範囲である。この範囲をはずれると、ポ
リアミド組成物の低温における衝撃強度の改良が充分で
ない。また、(c)成分の数平均分子量は通常300〜10,00
0、好ましくは700〜2,000の範囲である。また、ゲルバ
ーミエーションクロマトグラフィーによって測定した分
子量分布(▲▼/▲▼)は通常4以下、好まし
くは1.2〜3の範囲である。
限粘度〔η〕は0.05〜0.55dl/g、好ましくは0.08〜
0.15dl/gの範囲である。この範囲をはずれると、ポ
リアミド組成物の低温における衝撃強度の改良が充分で
ない。また、(c)成分の数平均分子量は通常300〜10,00
0、好ましくは700〜2,000の範囲である。また、ゲルバ
ーミエーションクロマトグラフィーによって測定した分
子量分布(▲▼/▲▼)は通常4以下、好まし
くは1.2〜3の範囲である。
本発明における(c)成分を構成するエチレン系重合体は
エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンから構成さ
れる低分子量のエチレン系ランダム共重合体であり、そ
のエチレン成分は30〜75モル%、好ましくは40〜70モル
%の範囲である。この範囲をはずれると低温における衝
撃強度の改良が充分でない。
エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンから構成さ
れる低分子量のエチレン系ランダム共重合体であり、そ
のエチレン成分は30〜75モル%、好ましくは40〜70モル
%の範囲である。この範囲をはずれると低温における衝
撃強度の改良が充分でない。
本発明における(c)成分の構成成分である炭素数3〜2
0のα−オレフィン成分として具体的には、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペン
テン、3−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−
デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサ
デセン、1−オクタデセン、1−エイコセン等を例示す
ることができる。該低分子量変性エチレン系ランダム共
重合体は本出願人が特願昭59-246330号公報に提案した
方法により調製することができる。
0のα−オレフィン成分として具体的には、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペン
テン、3−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−
デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサ
デセン、1−オクタデセン、1−エイコセン等を例示す
ることができる。該低分子量変性エチレン系ランダム共
重合体は本出願人が特願昭59-246330号公報に提案した
方法により調製することができる。
本発明の低分子量変性エチレン系ランダム共重合体は、
前記低分子量変性エチレン系ランダム共重合体と前記不
飽和カルボン酸誘導体をラジカル開始剤の存在下に反応
させることにより製造することができる。反応は溶媒の
存在下に実施することもできるし、溶媒の不存在下に実
施することもできる。反応方法としては、例えば加熱し
た低分子量変性エチレン系ランダム共重合体に撹拌下に
該不飽和カルボン酸誘導体及びラジカル開始剤を連続的
又は間欠的に供給することにより反応させる方法を例示
することができる。
前記低分子量変性エチレン系ランダム共重合体と前記不
飽和カルボン酸誘導体をラジカル開始剤の存在下に反応
させることにより製造することができる。反応は溶媒の
存在下に実施することもできるし、溶媒の不存在下に実
施することもできる。反応方法としては、例えば加熱し
た低分子量変性エチレン系ランダム共重合体に撹拌下に
該不飽和カルボン酸誘導体及びラジカル開始剤を連続的
又は間欠的に供給することにより反応させる方法を例示
することができる。
本発明のポリアミド組成物における(b)成分、変性ラン
ダム共重合体の量と(c)成分、低分子量変性エチレン系
ランダム共重合体の量は、組成物100重量部中、(b)成分
+(c)成分の合計量で通常2〜45重量部、好ましくは5
〜40重量部で且つ、(b)成分+(c)成分の合計量に対し
て、(c)成分が通常1〜30重量%、好ましくは2〜20重
量%の範囲である。(b)成分+(c)成分が2重量部未満及
び(c)成分が1重量%未満のものは低温での耐衝撃性が
さほど改善されない傾向にある。一方、45重量部を越え
るものはポリアミド本来の剛性、耐熱性等が低下する虞
れがある。又、(c)成分が30重量%を越えるものは(c)成
分が成形品の表面にブリードアウトする傾向が大きく、
成形品の外観不良等を来す虞れがある。
ダム共重合体の量と(c)成分、低分子量変性エチレン系
ランダム共重合体の量は、組成物100重量部中、(b)成分
+(c)成分の合計量で通常2〜45重量部、好ましくは5
〜40重量部で且つ、(b)成分+(c)成分の合計量に対し
て、(c)成分が通常1〜30重量%、好ましくは2〜20重
量%の範囲である。(b)成分+(c)成分が2重量部未満及
び(c)成分が1重量%未満のものは低温での耐衝撃性が
さほど改善されない傾向にある。一方、45重量部を越え
るものはポリアミド本来の剛性、耐熱性等が低下する虞
れがある。又、(c)成分が30重量%を越えるものは(c)成
分が成形品の表面にブリードアウトする傾向が大きく、
成形品の外観不良等を来す虞れがある。
本発明のポリアミド組成物を得るには、前記(a)成分、
ポリアミド、(b)成分、変性ランダム共重合体及び(c)成
分、低分子量変性エチレン系ランダム共重合体とを前記
範囲で配合する。
ポリアミド、(b)成分、変性ランダム共重合体及び(c)成
分、低分子量変性エチレン系ランダム共重合体とを前記
範囲で配合する。
配合方法は、例えばヘンシェルハキサー、V−ブレンダ
ー、リボンブレンダー、タンブラーブレンダー等で混合
する方法、あるいは混合後、一軸押出機、二軸押出機、
ニーダー、バンバリーミキサー等で溶融混合後、造粒或
いは粉砕する方法を採り得る。
ー、リボンブレンダー、タンブラーブレンダー等で混合
する方法、あるいは混合後、一軸押出機、二軸押出機、
ニーダー、バンバリーミキサー等で溶融混合後、造粒或
いは粉砕する方法を採り得る。
本発明のポリアミド組成物には、耐熱安定剤、耐候安定
剤、帯電防止剤、滑剤、スリップ剤、核剤、抗ブロッキ
ング剤、流滴剤、防曇剤、顔料、染料、難燃剤、有機あ
るいは無機の充填剤等通常の熱可塑性樹脂に添加使用さ
れる種々公知の添加剤を本発明の目的を損なわない範囲
で配合してもよい。
剤、帯電防止剤、滑剤、スリップ剤、核剤、抗ブロッキ
ング剤、流滴剤、防曇剤、顔料、染料、難燃剤、有機あ
るいは無機の充填剤等通常の熱可塑性樹脂に添加使用さ
れる種々公知の添加剤を本発明の目的を損なわない範囲
で配合してもよい。
本発明により、衝撃強度、特に低温における衝撃強度が
更に改良され、しかも他の優れた物性が損なわれないポ
リアミド組成物を得ることができる。
更に改良され、しかも他の優れた物性が損なわれないポ
リアミド組成物を得ることができる。
本発明の組成物は耐衝撃性ポリアミドとして、射出成
形、押出成形、圧縮成形、中空成形、発泡成形等種々公
知の方法で成形加工し、パイプ、パイプコーティング
材、自動車用部品、電気器具部品、ヘルメット、スキー
ブーツ等の用途る好適に使用し得る。
形、押出成形、圧縮成形、中空成形、発泡成形等種々公
知の方法で成形加工し、パイプ、パイプコーティング
材、自動車用部品、電気器具部品、ヘルメット、スキー
ブーツ等の用途る好適に使用し得る。
〔実施例1〕 低分子量変性エチレン系ランダム共重合体の調製 窒素吹込管、水冷コンデンサー、温度計及び滴下ロート
2個を装着した撹拌機付ガラス製2入反応器に、エチ
レン組成50重量%、数平均分子量810、▲▼/▲
▼1.40、〔η〕0.04dl/g、100℃における動粘度2
2.8cstのエチレン・プロピレン共重合体800gを入れ、
2時間窒素置換を行い、溶存酸素を追い出す。そのの
ち、フラスコ内温を160℃に昇温し、2個の滴下ロート
に各々予め装入しておいた無水マレイン酸40g(60℃に
加温し、液状にしておく)、及びジ・ターシヤリーブチ
ルパーオキサイド8gを4時間かけて滴下する。滴下完
了後更に4時間後反応を行った後フラスコ内温が180℃
になるように昇温し、0.5mmHgの減圧下に未反応無水マ
レイン酸及びジ・ターシヤリーブチルパーオキサイドの
分解物を除去する。
2個を装着した撹拌機付ガラス製2入反応器に、エチ
レン組成50重量%、数平均分子量810、▲▼/▲
▼1.40、〔η〕0.04dl/g、100℃における動粘度2
2.8cstのエチレン・プロピレン共重合体800gを入れ、
2時間窒素置換を行い、溶存酸素を追い出す。そのの
ち、フラスコ内温を160℃に昇温し、2個の滴下ロート
に各々予め装入しておいた無水マレイン酸40g(60℃に
加温し、液状にしておく)、及びジ・ターシヤリーブチ
ルパーオキサイド8gを4時間かけて滴下する。滴下完
了後更に4時間後反応を行った後フラスコ内温が180℃
になるように昇温し、0.5mmHgの減圧下に未反応無水マ
レイン酸及びジ・ターシヤリーブチルパーオキサイドの
分解物を除去する。
生成物の変性エチレン・プロピレン共重合体は、〔η〕
0.04dl/g、▲▼/▲▼1.40、100℃におけ
る動粘度33.8cstの黄色透明液体であり、無水マレイン
酸成分のグラフト割合は、エチレン・プロピレン共重合
体100重量部に対し、4.5重量部であった。
0.04dl/g、▲▼/▲▼1.40、100℃におけ
る動粘度33.8cstの黄色透明液体であり、無水マレイン
酸成分のグラフト割合は、エチレン・プロピレン共重合
体100重量部に対し、4.5重量部であった。
ポリアミド組成物の調製 ポリアミド(東レ製ナイロン6,CM−1017)80重量部
に(b)成分としてMFR2:0.4g/10min、無水マレイン
酸グラフト量:4.3重量%、密度:0.870g/cm3、エチ
レン含有量:81モル%及びX線による結晶化度:3%の
無水マレイン酸グラフト変性エチレン・プロピレンラン
ダム共重合体(以下、マレイン化EPRと略す)19重量
部と(c)成分として得られた共重合体1重量部を混練
し、ポリアミド組成物を得た。次いで該組成物の物性を
以下の方法で測定した。なお、MFR(G)及びSFL
以外の物性は射出成形による試験片を用いた。
に(b)成分としてMFR2:0.4g/10min、無水マレイン
酸グラフト量:4.3重量%、密度:0.870g/cm3、エチ
レン含有量:81モル%及びX線による結晶化度:3%の
無水マレイン酸グラフト変性エチレン・プロピレンラン
ダム共重合体(以下、マレイン化EPRと略す)19重量
部と(c)成分として得られた共重合体1重量部を混練
し、ポリアミド組成物を得た。次いで該組成物の物性を
以下の方法で測定した。なお、MFR(G)及びSFL
以外の物性は射出成形による試験片を用いた。
メルトフローレート(MFR(G):g/10min) ASTM D 1238:条件R スパイラルフロー長さ(SF:cm):射出成形機 (型式IS−80A、東芝機械(株)製)を用い、設定温
度:240℃、射出圧力(1次圧/2次圧):1000/800kg
/cm2-G、金型温度:80℃、金型:半円接続型(最小直
径:15mm)、スパイラル断面(直径3.8mmの半円)の条
件下で金型に射出された樹脂の長さを測定した。
度:240℃、射出圧力(1次圧/2次圧):1000/800kg
/cm2-G、金型温度:80℃、金型:半円接続型(最小直
径:15mm)、スパイラル断面(直径3.8mmの半円)の条
件下で金型に射出された樹脂の長さを測定した。
引張試験:ASTM D 683に準拠し、試験片形状:ASTMタイ
プ−IV、厚さ3.2mm、引張速度:50mm/minの条件下で引
張試験を行い、引張弾性率(E:Kg/cm2)降伏点応力
(YS:Kg/cm2)、破断点抗張力(TB:Kg/cm2)及
び破断点伸び(EB:%)を求めた。
プ−IV、厚さ3.2mm、引張速度:50mm/minの条件下で引
張試験を行い、引張弾性率(E:Kg/cm2)降伏点応力
(YS:Kg/cm2)、破断点抗張力(TB:Kg/cm2)及
び破断点伸び(EB:%)を求めた。
曲げ試験:ASTM D 790に準拠し、試験片形
状:127×12.7×3.2mm、曲げ速度:5mm/minの条件下
で曲げ試験を行い、曲げ弾性率(FM:Kg/cm2)及び
曲げ応力(FS:Kg/cm2)を求めた。
状:127×12.7×3.2mm、曲げ速度:5mm/minの条件下
で曲げ試験を行い、曲げ弾性率(FM:Kg/cm2)及び
曲げ応力(FS:Kg/cm2)を求めた。
アイゾット衝撃強度(Kg・cm/cm):ASTM D 2
56に準拠して行った。試験片形状:厚さ12.7mm、ノッ
チ付きであった。
56に準拠して行った。試験片形状:厚さ12.7mm、ノッ
チ付きであった。
試験結果を第1表に示す。
〔実施例2〕 無水マレイン酸の使用量を110gにした以外は実施例
1と同様にして無水マレイン酸成分のグラフト割合が、
エチレン−プロピレン共重合体100重量部に対し、11.7
重量部、〔η〕0.06dl/gの(c)成分共重合体を得
た。この共重合体を実施例1と同様にしてポリアミド及
び(b)成分、マレイン化EPRと配合し、その物性を第
1表に併記した。
1と同様にして無水マレイン酸成分のグラフト割合が、
エチレン−プロピレン共重合体100重量部に対し、11.7
重量部、〔η〕0.06dl/gの(c)成分共重合体を得
た。この共重合体を実施例1と同様にしてポリアミド及
び(b)成分、マレイン化EPRと配合し、その物性を第
1表に併記した。
〔実施例3〕 実施例1で使用した(c)成分に代えて、数平均分子量150
0、無水マレイン酸グラフト量3.7重量部及び〔η〕0.15
dl/gの低分子量変性エチレン・プロピレン共重合体
を用い、各成分の配合量を第1表に示す割合で用いる以
外は実施例1と同様に行った。その結果を第1表に併記
する。
0、無水マレイン酸グラフト量3.7重量部及び〔η〕0.15
dl/gの低分子量変性エチレン・プロピレン共重合体
を用い、各成分の配合量を第1表に示す割合で用いる以
外は実施例1と同様に行った。その結果を第1表に併記
する。
〔実施例4〕 実施例1で用いた(c)成分に代えて、数平均分子量150
0、無水マレイン酸グラフト量12.1重量部及び〔η〕0.1
5dl/gの低分子量変性エチレン・プロピレン共重合
体を用いる以外は実施例1と同様に行った。その結果を
第1表に併記する。
0、無水マレイン酸グラフト量12.1重量部及び〔η〕0.1
5dl/gの低分子量変性エチレン・プロピレン共重合
体を用いる以外は実施例1と同様に行った。その結果を
第1表に併記する。
〔比較例1〕 実施例1で用いたポリアミド及びマレイン化EPRを8
0:20の割合に配合混練してポリアミド組成物を得た。
この組成物につき実施例1と同様の試験を行い、その結
果を第1表に併記した。
0:20の割合に配合混練してポリアミド組成物を得た。
この組成物につき実施例1と同様の試験を行い、その結
果を第1表に併記した。
〔比較例2〕 実施例1で用いたポリアミド、マレイン化EPR及び実
施例1でマレイン化に用いたエチレン・プロピレン共重
合体を、80:19:1の割合に配合混練した。得られたポ
リアミド組成物につき比較例1と同様の試験を行い、そ
の結果を第1表に併記した。
施例1でマレイン化に用いたエチレン・プロピレン共重
合体を、80:19:1の割合に配合混練した。得られたポ
リアミド組成物につき比較例1と同様の試験を行い、そ
の結果を第1表に併記した。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)成分:ポリアミドと、 (b)成分:α,β−不飽和カルボン酸またはその酸誘導
体のグラフト量:0.01ないし10重量%、メルトフローレ
ート:0.1ないし50g/10min、密度:0.850ないし0.900
g/cm3、エチレン含有量:30ないし95モル%及びX線
による結晶化度:40%以下の一部もしくは全部がグラフ
ト変性されたグラフト変性エチレン・α−オレフィンラ
ンダム共重合体と、 (c)成分:低分子量のエチレン系共重合体にα、β−不
飽和カルボン酸またはその酸誘導体をグラフト重合させ
た低分子量変性エチレン系ランダム共重合体とを混合し
てなるポリアミド組成物であって、 (i)該エチレン系共重合体が、30ないし75モル%のエチ
レンと、25ないし70モル%の炭素数が3ないし20のα−
オレフィンから構成され、 (ii)該低分子量変性エチレン系ランダム共重合体のグ
ラフト割合が、エチレン系共重合体100重量部に対し、
0.1ないし25重量部の範囲にあり、 (iii)該低分子量変性エチレン系ランダム共重合体の1
30℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.05ない
し0.55dl/gの範囲にあることを特徴とするポリアミ
ド組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60149925A JPH0645748B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | ポリアミド組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60149925A JPH0645748B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | ポリアミド組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6211766A JPS6211766A (ja) | 1987-01-20 |
JPH0645748B2 true JPH0645748B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=15485575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60149925A Expired - Lifetime JPH0645748B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | ポリアミド組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645748B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014167997A1 (ja) | 2013-04-09 | 2014-10-16 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ポリアミド樹脂組成物及びこれを用いた成形品 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4814379A (en) * | 1988-04-11 | 1989-03-21 | Ashland Oil, Inc. | Toughened, low permeability, solvent and salt resistant polyamide blends |
JP3403771B2 (ja) * | 1993-09-13 | 2003-05-06 | 三井・デュポンポリケミカル株式会社 | ポリアミド樹脂組成物 |
TW401445B (en) * | 1995-07-13 | 2000-08-11 | Mitsui Petrochemical Ind | Polyamide resin composition |
JP2004210853A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Mitsui Chemicals Inc | ポリアミド樹脂組成物 |
JP2014231603A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-12-11 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | ポリアミド樹脂組成物及び成形品 |
JP6814039B2 (ja) * | 2016-12-26 | 2021-01-13 | 三井化学株式会社 | ポリアミド樹脂組成物および成形体 |
JP6814038B2 (ja) * | 2016-12-26 | 2021-01-13 | 三井化学株式会社 | ポリアミド樹脂組成物 |
JP6895322B2 (ja) * | 2017-06-15 | 2021-06-30 | 旭化成株式会社 | ポリアミド樹脂組成物 |
JP6895321B2 (ja) * | 2017-06-15 | 2021-06-30 | 旭化成株式会社 | ポリアミド樹脂組成物 |
US20230101204A1 (en) * | 2020-01-30 | 2023-03-30 | Mitsui Chemicals, Inc. | Polyamide composition |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP60149925A patent/JPH0645748B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014167997A1 (ja) | 2013-04-09 | 2014-10-16 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ポリアミド樹脂組成物及びこれを用いた成形品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6211766A (ja) | 1987-01-20 |
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Legal Events
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