JPH02214773A - 多相組成物及びその製法 - Google Patents

多相組成物及びその製法

Info

Publication number
JPH02214773A
JPH02214773A JP1331460A JP33146089A JPH02214773A JP H02214773 A JPH02214773 A JP H02214773A JP 1331460 A JP1331460 A JP 1331460A JP 33146089 A JP33146089 A JP 33146089A JP H02214773 A JPH02214773 A JP H02214773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
polyamide
acid
composition
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1331460A
Other languages
English (en)
Inventor
Anthony Stephen Scheibelhoffer
アンソニー・ステフェン・シャイベルホッファー
Parviz Baghaii
パービツ・バガーイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vibrantz Corp
Original Assignee
Ferro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ferro Corp filed Critical Ferro Corp
Publication of JPH02214773A publication Critical patent/JPH02214773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/04Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/006Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to block copolymers containing at least one sequence of polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L53/00Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L53/02Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers of vinyl-aromatic monomers and conjugated dienes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyamides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 リアミド組成物、特に官能化ゴムブロック又はグラフト
共重合体を配合したナイロンに係る。さらに詳述すれば
、本発明のポリアミドに酸物は、改善された切欠きアイ
ゾツト衝撃値(すなわち延性)(室温及び低温(−40
℃)において)、及び熱たわみの如き良好な高温特性を
示す。
未変性の熱可塑性ボリアミド(特にナイロン)は、一般
に[靭性(tough)J樹脂として考えられている。
これらの重合体は、伸びが良好であり、破壊時のエネル
ギーが大きく、引張衡撃強さが大きく、エネルギー吸収
性が大きい。しかしながら、ポリアミドは、切欠き感度
、脆性破壊及び成形部品又は押出成形部品の変動破壊(
catastrophic failure)として表
されるように、亀裂の伝播に対する抵抗化に乏しい。こ
のようなポリアミドの脆性破壊する傾向のため、これら
物質の使用は制限されている。これに対して、ポリアミ
ドの欠点のいくつかを解消する熱可塑性エラストマー系
が知られている。しかしながら、このような系は、熱ひ
ずみ又は曲げモジュラスの如き特性に関する制限(欠点
)を有している。
ポリアミドのかかる欠点を改善するため多くの研究が行
われている。たとえば、米国特許第4、174,358
号は、靭性化した多相熱可塑性ボリアミド組成物を開示
している。この特許によれば、少なくともlの熱可塑性
重合体をポリアミドに配合する。熱可塑性重合体は粒子
サイズ0.01ないし3、0μ履以下、引張モジュラス
1400&9/CI”(20000psi)を有する。
この重合体は、1又はそれ以上(共重合される)の単量
体から生成される。しかしながら、この特許は、低温に
おける靭性(低温切欠きアイゾツトテストによって測定
される)が改善されることを開示していない。
従来技術では、各種の添加剤をポリアミドに配合するこ
とによってポリアミドの衝撃強さが改善されることが明
らかにされている。これらの各種添加剤により靭性の改
善が達成されてはいるが、熱たわみ温度を損なうことな
く、高度の衝撃強さと共に、低温における靭性の十分な
改善が可能であることは証明されていない。たとえば英
国特許第998.439号は、線状ポリアミド50ない
し99%及びオレフィン共重合体!ないし50%の混合
物でなり、このオレフィン共重合体が酸基0.1ないし
10モル%を含有するもので°ある熱可塑性組成物を開
示する。しかしながら、広範囲のオレフィン共重合体が
開示されてはいるが、直接2以上の重合体で形成されて
いるものはない。
英国特許第1,279,836号は、ポリアミドと、モ
ノエチレン系不飽和単量体及びジー又はトリーエチレン
系不飽和架橋剤に由来の高度に架橋した共重合体とから
製造される人工毛髪を開示する。これらの架橋共重合体
の粒子サイズは好ましくは1μm以下である。
米国特許第4.321,337号は、アイオノマー樹脂
とポリアミドとを同時に押出しすることを開示している
米国特許第3,373,222号及び同第3,373,
223号は、ポリオレフィン及びカルボキシル化ポリエ
チレンを線状ポリアミド配合することを開示する。しか
しながら、添加される重合体の粒子サイズに関する記載
及び添加重合体が2以上の重合体で形成されることに関
する記載はいずれもない。
米国特許第3,845,163号は、ポリアミド60な
いし85重量%と、酸含有オレフィン重合体(酸がα、
βエチレン系不飽和カルボン酸に由来のものであり、酸
基の少なくとも10%が金属イオンによって中和されて
アイオノマーを形成する)とのブレンドを開示している
。しかしながら、この特許は、特にブレンド靭性には関
連しない溶接靭性の改善を目的とするものである。
米国特許第’4,148,846号は、ポリカーボンア
ミドにグラフトしたアミン反応性部分含有重合体の組合
せを開示する。この特許は、ポリアミドの押出成形性、
吹込み成形性及び射出成形性の改善を目的とするもので
ある。この特許では、衝撃強さの改良については開示さ
れているが、低温における靭性に関する記載はない。こ
の特許によれば、かかる目的は、ポリアミドにグラフト
されるアミン反応性部分を含有する最終の堅い熱可塑性
重合体系相と組合された第1相のエラストマー系重合体
を含有する変性剤を使用することによって達成される。
米国特許第3,676.400号は、不飽和カルボン酸
からの基!ないし10モル%を含有するオレフィン重合
体10ないし50重量%を、分子最少なくとも1000
Gを有するポリアミド50ないし90重量%に配合する
ことによって改良された衝撃強さを有するポリアミドを
開示する。この特許では、高アミン末端基含量を有する
ポリアミドを使用することが必要である。
米国特許第4J14.929号及び同第4,105,7
09号は、衝撃変性剤を含有する各種の充填ポリアミド
組成物を開示する。
米国特許第4,167.505号は、初めに高分子量の
脂肪族ポリカーボンアミドと組合せたアクリル系衝撃変
性剤の衝撃変性剤濃縮物を生成し、ついで、この濃縮物
10ないし30重量部を低分子量の脂肪族ポリカーボン
アミド70ないし90重量部と混合することによって得
られるポリアミド用衝撃変性剤を開示する。
上述の記載は、ポリアミド(特にナイロンタイプのポリ
アミド)についての低温度における靭性の改善、熱たわ
み温度に関する情報を示唆していない。
本発明によれば、反応性ブロック又はグラフト共重合体
が、天然又は合成のゴムと共に不連続相に配置され、ナ
イロンマトリックスが連続相に存在する多相重合体系が
提供される。逆に、連続相がエラストマーでなり、不連
続相がポリアミドであってもよい。
本発明の1具体例によれば、ポリアミドと反応する反応
性の官能基を含有するブロック又はグラフト共重合体で
なるポリアミド用衝撃変性剤が提供される。第1段階に
おいて、反応性官能基を含有する重合体を、高せん新条
件下、フリーラジカル発生剤の存在下で天然又は合成の
エラストマー重合体と混合して衝撃変性剤及び/又は相
和剤(cospatibilizing agent)
として作用する反応性ブロック又はグラフト共重合体を
生成する。第2段階では、この衝撃変性剤をポリアミド
に添加する。この具体例では、改善された低温靭性を示
す高衝撃強さの多相熱可塑性ポリアミド組成物が提供さ
れる。本発明の衝撃変性剤は従来のサーモプラスチック
処理装置を使用して容易に調製され、安価である。
さらに、本発明によれば、ゴムを反応性ブロック又はグ
ラフト共重合体を介してポリアミドと相溶化させること
ができる。
本発明によれば、高衝撃強さ、改善された室温及び低温
(たとえば−40℃)における切欠きアイゾツト値及び
非アニーリングサンプルについての熱たわみ温度(18
,5&?/ cm”(264psi)において)50℃
以上を有する多相重合体系を安価に製造する方法が提供
される。この方法は、単量体からよりもむしろ重合体か
らの衝撃変性剤の製造を包含する。その結果、該方法は
処理の容易さ及び安全性が増す。
本発明によれば、たとえばフィルム、配向繊維、バンパ
ー、管、・積層体、ワイヤーコーティング及びガスケッ
トの如く成形又は押出成形製品を含む各種の溶融加工製
品の製造に使用される改善された化学抵抗性を有する靭
性化熱可塑性組成物が提供される。一般に、この組成物
は、広い温度範囲(−40ないし+75℃)において高
衝撃値を有することが望まれる分野で使用される。
さらに、本発明によれば、単量体よりもむしろ重合体を
原料として本発明のブレンド組成物を調製することが有
利である。この場合、重合反応器の使用及び単量体を原
料とする重合反応に関連する予防措置の必要がない。
本発明のこれらの態様及び他の態様については、当該明
細書より明白になるであろう。
発明者らは、連続相及び分散相を包含する多相ポリアミ
ド/エラストマー系を見出し、本発明に至った。この場
合、連続相は、各濃度に応じて、ポリアミド又はエラス
トマーで構成される。かかる多相組成物をここでは「ブ
レンド」と称し、いくつかのレベルにおいて相の相互作
用を有する多相系に存在する2以上の別々の成分の物理
的融合(aaa1gaa+ation)を意味するもの
として使用する。
この相互作用は、ファンデルワールス力又は水素結合の
如き分子間力を包含し、又はイオン結合及び/又は共有
結合を含む分子間結合のレベルで生ずる。
本発明による靭性化組成物のポリアミドマトリックス樹
脂は当分野で公知であり、半結晶性及び無定形の樹脂を
含む(これらの樹脂として、ナイロン樹脂を参照する)
。好適なポリアミドとしては、たとえば米国特許第2,
512,606号及び同第3,393゜210号に記載
されたものがある。好適なポリアミド樹脂は、はぼ等モ
ル量の炭素数4ないし12の飽和ジカルボン酸と炭素数
4ないし14のジアミンとを縮合させることによって生
成されるものである。
ポリアミド中のカルボキシ末端基よりも過剰のアミン末
端基を提供するためには過剰量のジアミンを使用できる
。このようなポリアミドの例としては、ポリヘキサメチ
レンアジパミド(66ナイロン)、ポリへキサメチレン
アゼラインアミド(69ナイロン)、ポリヘキサメチレ
ンセバシンアミド(610ナイロン)及びポリヘキサメ
チレンドデカンアミド(612ナイロン)がある。ラク
タムの開環によって生成されるポリアミドとしては、ポ
リカプロラクタム、ポリラウリックラクタム、ポリ−1
1−アミノウンデカン酸、ビス(p−アミノシクロヘキ
シル)メタンドデカンアミド等がある。本発明において
は、上記単量体の2種の共重合反応又は上記単量体又は
それらの成分の三元重合反応によって調製されるポリア
ミド、たとえばアジピン酸−イソフタル酸−ヘキサメチ
レンジアミン共重合体も使用できる。好適には、ポリア
ミドは融点200℃以上を有し、かつ重量平均分子量的
5000ないし約50000、好ましくは約10000
ないし約30000を有する線状のものである。
本発明の組成物における重合体の約5ないし約95重量
%は1以上のポリアミドでなる。しかしながら、好適な
組成物はポリアミド約30ないし約85重量%、好まし
くは約40ないし約80重量%を含有する。
本発明によるブレンド組成物は、2段階法で生成される
。第1段階では、天然又は合成ゴム及びポリアミドと反
応する官能基を含有する重合体を結合させることによっ
て、グラフト又はブロック共重合体でなる衝撃変性剤を
生成する。第2段階では、このグラフト又はブロック共
重合体を、般にせん新条件下でポリアミドに添加、混合
し、本発明の多相系を生成する。
本発明の衝撃性変性重合体は、第1重合体及び第2重合
体でなり、これらが化学結合及び/又は物理結合を介し
てカップリングされてなるグラフト及び/又はブロック
重合体である。このカップリングは、縮合反応、第3の
重合体による反応、フリーラジカル付加、イオン−イオ
ン反応等の如き第1及び第2重合体間における各種の反
応によって達成される。このようなカップリングの好適
な例は、フリーラジカル付加である。この場合、第1の
エラストマー重合体を、従来のフリーラジカル開始剤の
存在下及び/又は系内でフリーラジカルを発生させる条
件(せん断及び温度)下、官能基を含有する第2の重合
体と反応させる。フリーラジカルは重合体成分の一方又
は両方を活性化し、これらの間で化学的カップリングを
生ずる。このようにして、反応性官能基を含有するブロ
ック又はグラフト共重合体が得られる。本発明の利点を
得るためには、第1のエラストマー重合体及び第2の官
能性重合体をフリーラジカルの存在下で混合することが
必要である。フリーラジカルが存在しない場合には、ポ
リアミド組成物lこおいて、所望の切欠きアイゾツト値
が達成されない。このフリーラジカルのカップリング及
び2種類の重合体の付加を、原料物質として単量体を使
用せず、重合体を使用する点で一般的に重合反応として
公知の反応とは区別されるものではあるが、ここではブ
ロック重合反応又はグラフト重合反応と称する。
この場合、常法の重合反応器及び予防措置(たとえば揮
発性物質及び火災に対する)の必要性を排除できるため
重要な利点である。さらに、第1及び第2重合体の選択
に当たり、これらのうち少なくとも1つが、フリーラジ
カル作用及び/又は機械的せん断処理又は加熱される際
、骨格にフリーラジカル又は末端基を形成しうるもので
あること、及び第1又は第2重合体の各フリーラジカル
が相互に結合して、ブロック又はグラフト共重合体を生
成することが必要である。さらに、重合体の一方が他の
重合体のフリーラジカルと反応できる基を有することが
可能であり、つづいてカップリング反応を行うことがで
きる。
本発明のエラストマーは一般にゴムであり、低ガラス転
移温度(Tg)及び/又は高い伸びを有する。
代表的には、このようなゴムは、ガラス転移温度−40
℃以下を有する重合体として分類されるものである。使
用できるゴムの他の種類は、室温において一般に100
%以上の伸びを有するものである。
かかるゴムは当分野において及び文献上において公知で
ある。使用されうるゴムとしては、炭素数4ないし12
のジエン単量体(たとえばブタジェン、イソプレン、ヘ
キサジエン等)から生成されたもの、及びこれらの相互
重合体(たとえばブタジェン−イソプレン、ブタジェン
−へキサジエン等)がある。他の種類のゴムは、炭素数
4ないし12の共役ジエンと、炭素数8ないし12のビ
ニル置換単量体(たとえばスチレン、α−メチルスチレ
ン等)とから生成されるものである。有効な例はスチレ
ン−ブタジェンゴムである。本発明に従って使用される
他の種類のゴムは、上述の炭素数4ないし12の共役ジ
エン及び炭素数8ないし12のビニル置換芳香族化合物
から生成されるゴムタイプのブロック共重合体であり、
この種の例としては、スチレン−ブタジェン又はスチレ
ン−イソプレン(ブタジェン又はイソプレンは°部分的
に又は完全に水素化されている)のランダム共重合体又
はマルチブロック共重合体がある。かかるゴムはShe
llChemica1社から商標名Kratonとして
市販されている。ほかの種類としては各種のニトリルゴ
ムがあり、これらは一般にアクリロニトリル又はそのア
ルキル誘導体、1以上の共役ジエン、及び任意に1以上
のアクリル酸、そのエステル、又はジカルボン酸の中か
ら選ばれる単量体で構成される。各種のブチルゴム(す
なわち、イソプレン及びインブチレン単量体から生成さ
れるゴム)も使用できる。一般に、エチレン約60ない
し約70重量%を含有する各種のエチレン−プロピレン
共重合体も使用される。さらに他のゴムとしては、エチ
レン−プロピレン及び少量のジエン単量体(たとえばエ
チルノルボルネン、ジシクロペンタジェン、ヘキサジエ
ン等)でなる各種の三元重合体がある。ジエン単量体の
量は、−船釣に約0.5ないし約10重量%である。本
発明によるさらに他のゴムとしては、各種のハロゲン化
エラストマー、たとえばポリクロロプレン(すなわち2
−クロロ−1,3−ブタジェンでなる重合体)を使用で
きる。
好適な、エラストマーは、エチレン−プロピレン−ジエ
ン単量体ユニット(EPDM) ;ランダム共重合体又
はマルチブロックSBR、ポリイソプレン;又はニトリ
ルゴムである。最も好適なエラストマーはEPDMエラ
ストマーである。
グラフト又はブロック共重合体中に存在する第1重合体
の量は、第1及び第2重合体の総重量に対して約40な
いし約90重量%、好ましくは約50ないし約90重量
%である。
第2又は反応性重合体は、少なくと61の反応性官能基
を含有する重合体であり、その骨格に沿って及び/又は
末端でフリーラジカルセグメント(第1重合体又はその
セグメントと反応する)を生成する重合体である。ある
いは、第1重合体が第2重合体と反応しうるフリーラジ
カルセグメントを生成するものでもよい。反応性重合体
が1以上のビニル繰返し基を含有するものであることが
好ましい。さらに、第2重合体がエチレン系不飽和単量
体(たとえば炭素数4ないし10のジエン又は炭素数5
ないし18のオレフィン)でなるものであることが好ま
しい。最も好適には、第2重合体はエチレン重合体、エ
チレン−プロピレン共重合体又は三元共重合体である。
これら重合体は、0又は0.01ないし0.5モルフラ
クシジンの量の炭素数3ないし8、好ましくは3又は4
のα、β不飽和ジカルボン酸又はその塩、炭素数3ない
し8、好ましくは3又は4の不飽和カルボン酸又はその
塩、炭素数3ないし8、好ましくは3又は4の酸無水物
又はその塩、炭素数3ないし8、好ましくは3又は4の
モノエステル又はその塩、スルホン酸又はその塩、炭素
数4ないし11.好ましくは4ないし6の不飽和エポキ
シ等又はこれらの組合せによって変性される。最も好適
な反応性官能化化合物は、炭素数3ないし4のα、β不
飽和ジカルボン酸、又は酸無水物又はその金属酸塩であ
る。このような官能基の例としては、無水マレイン酸、
フマル酸、マレイン酸、メタクリル酸、アクリル酸、及
びグリシジルメタクリレートがある。好適な金属酸塩は
一般にアルカリ金属又は遷移金属、好ましくはナトリウ
ム、亜鉛、及びアルミニウムの塩である。
好適な反応性重合体としては、エチレン−アクリル酸エ
ステル−メタクリル酸三元重合体、エチレン−アクリル
酸エステル−無水マレイン酸三元重合体、エチレン−ア
クリル酸共重合体及びエチレン−メタクリル酸−メタク
リル酸アルカリ金属塩(アイオノマー)三元重合体があ
る。
第1及び第2重合体をフリーラジカルの存在下での混合
によって結合させる。これらのフリーラジカルは熱手段
又は機械的手段によって、又はフリーラジカル開始剤を
使用することによって発生される。方法の効率を最大に
するためには、フリーラジカル発生剤及びせん断及び/
又は加熱条件を併用することが望ましい。好適なフリー
ラジカル発生剤としては、アルカノイル、アロイル、ア
ルカロイル又はアラルカッイルジベルオキシド、モノヒ
ドロペルオキシド、又はアゾ化合物、ベルスルフェート
、ペルオキシエステル、ベルカーボネート、又はほかの
好適なフリーラジカル形開始剤の如き開始剤がある。好
適な発生剤の例としては、ベンゾイルペルオキシド、ラ
ウリルペルオキシド、ジアセチルペルオキシド、クメン
ヒドロペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド
、ジイソプロピルベンゼンヒドロベルオキシド、2゜4
−ジクロロベンゾイルペルオキシド、ナフトイルペルオ
キシド、t−ブチルベルベンゾアート、ジ−t−ブチル
ベルナフタレート、イソブロビルペルカーボネ、−ト、
アセチルシクロヘキサンスルホニルペルオキシド、ジー
第2級ブチルペルオキシジカーボネート、t−プチルペ
ルオキシネオドデカノエート、ジーn−プロビルベルオ
キシジカ−ボネート、アゾ−ビスイソブチロニトリル、
α、α′−アゾジイソブチレート、2.2−アゾ−ビス
−(2,4−ジメチルバレロニトリル)等がある。フリ
ーラジカル発生剤は、第1及び第2重合体の総重量に対
して約0.001ないし約1.0重量%、好ましくは約
0.02ないし約0.5重量%の量で添加される。
好適なフリーラジカル発生剤は、高エネルギー放射を包
含しうる。少なくとも約2%のブロック又はグラフト共
重合反応を行うことが好適である。
ブロック又はグラフト共重合法は、一般に熱条件下、又
は機械的せん新条件下又はこれらの両条件下で行われる
。必要であれば、上述の如く、フリーラジカル開始剤の
存在下で行う。好適な反応温度は一般に約93ないし約
260℃(約200ないし約500” F)、好ましく
は約149ないし約264℃(約300ないし約500
°F)である。正確な温度は第1及び第2重合体の溶融
温度及び粘度特性に左右される。
開始剤については、処理の間に発生されたフリーラジカ
ルが利用され、その後に過剰に残らないようにするため
、処理温度において好適な半減期を有するものを選択す
る。同様に、反応の実施及び開始剤の消費に充分な時間
を提供するように滞留時間を選択する。かかる方法は、
成分の充分な混合を行うよう上述の要件を満足しかつ充
分なせん断速度を生じうる各種の処理装置で実施される
このように、実施に当たっては、バッチ法又は連続法を
利用することが可能である(連続法が好適である)。好
適なぜん断速度は約500ないし約2000秒−1、好
ましくは約1000ないし約1500秒−1である。
好適な高せん断装置の例としては、ツインスクリュー押
出機、バンバリー混合機、バス(Buss)ニーグー、
FCM等がある。
本発明の方法の第2段階では、グラフト又はブロック共
重合体を1以上のポリアミドと混合させる。
本発明のブレンド組成物は、1以上のポリアミド及び1
以上の本発明のブロック又はグラフト共重合体を溶融配
合することによって調製される。
好適な溶融混合装置の例としては、押出機(たとえばシ
ングル又はツインスクリュー押出機)又は−船釣な可塑
化装置(たとえばブラベンダー、バンバリー混合機、2
0−ルミル等)がある。別法では、成分を配合又は乾燥
混合し、つづいて乾燥混合物を押出成形法又は射出成形
法によって溶融混合することによってブレンドを調製で
きる。
さらに詳述すれば、ツインスクリュー押出機を使用して
組成物を調製できる。構成成分をブレンドし、減圧下で
押出しして、マトリックス樹脂の融点よりも3ないし1
11”C(5ないし200″F)高い温度、好ましくは
代表的なナイロンに関して約204ないし約343℃(
約400ないし約650’ P)(7)温度で揮発物質
を除去する。処理時間は40秒以上、好ましくは60な
いし100秒である。押出成形物(融点よりも20℃以
下の範囲で高い温度では不透明であり、2相系を呈する
)を水浴内で冷却し、切断し、乾燥しテスト片に成形す
る。もちろん、操作の変更は可能であり、たとえば、よ
り高い温度を利用することも可能である。
切欠きアイゾツトテストは、組成物の靭性を測定するも
のである。好適な重合体について、乾燥したサンプルの
切欠きアイゾツト値[ft−Lb/in(切欠き)とし
て表示される]を、室温(約23℃)及び−40℃にお
いて実施したテストの結果として示す。成形した乾燥サ
ンプルは、切欠きアイゾツト値(ASTM D−256
−86)少なくとも2 ft −Lb/ in。
望ましくは少なくとも4ft−Lb/in、最も好まし
くは少なくとも9ft−Lb/inを有することが観察
された。
本発明によるブレンド組成物は、ASn! D−848
=82に従って測定した際、非アニーリングサンプルに
ついて、°負荷18.5に?/cm”(264psi)
で50’C以上、好ましくは約60ないし約75℃、最
も好ましくは約65ないし約75℃の好ましい熱たわみ
特性を有する。
熱可塑性組成物のメルトフローは、ASTM D−12
38に従い、275℃、適当な負荷において測定して、
0.02ないし20Q9/分、好ましくは0.1ないし
1509/分の範囲である。粘度はせん断速度に非常に
鋭敏であるため、本発明の組成物は押出処理に適合する
ものである。組成物のいくつかの成分の有効性の制限は
他の成分に左右される。たとえば、有効な接着部位(す
なわち無水マレイン酸)の濃度の下限は、有効性の劣る
接着部位(すなわちメタクリル酸)よりもおそらく低い
であろう。同様に、連続相におけるアミン末端基とカル
ボキシル末端基との間の平衡は、反応性重合体の異なる
接着部位の相対的な有効性に影響を及ぼすであろう。
他の重合体物質も、かかる物質がブロック又はグラフト
共重合体の成分の一方又は両方と適合するものであれば
、靭性化熱可塑性組成物中にグラフト又はブロック共重
合体と共在しうる。同様に上述のブロック又はグラフト
共重合体の2以上の組合せを使用することも可能である
本発明の多相組成物は、連続相中に配置された粒子とし
て存在する分散相を有する。粒子は重量平均サイズ1な
いし約100μm、好ましくは1.5ないし約40μm
、最も好ましくは約3.5ないし約15μmを有する。
粒子サイズは、切欠きアイゾツト値を維持又は改善する
と共に、より高い熱たわみ温度の達成に寄与するものと
考えられる。
本発明の方法では、重合技術に特有の危険を回避し、重
合体Aと重合体Bとのカブプリングがグラフト及び/又
はブロック重合体の生成を開始させるものであり、原料
として単量体よりもむしろ重合体を使用できるため、装
置に関する要求を簡略化できる。たとえば、従来法によ
り単量体A及びBの共重合を行う場合、重合体溶融処理
法とは異質の特殊な装置、条件及び/又は技術が必要と
される。たとえば、高い圧力及び温度、及び本質的に危
険な条件を維持するには、特別な重合反応器を採用する
ことが必要である。本発明では、衝撃変性剤の製造及び
この衝撃変性剤とポリアミド相との配合に当たり、溶融
処理法を利用する。さらに、使用する溶融処理装置は、
現在ポリアミドの配合に当たり工業的に使用されている
代表的なものである。
さらに、衝撃剤を重合体から調製できるため、この方法
では、ブロック又はグラフト共重合体の構造をかなりコ
ントロールできる。このような点は、ランダム共重合体
の製造に限定される方法を越える明確な利点である。
本発明の組成物は、安定剤及び酸化劣化、熱劣化及び紫
外線劣化に対する防止剤、滑沢剤及び離型剤、染料及び
顔料を含む着色剤、フィブラス及び粒状充填剤及び補強
剤、核生成剤、可塑化剤等の1以上の一般的な添加剤を
含有しうる。これらの添加剤は、使用する添加剤につい
て好適なように熱可塑性組成物の調製におけるいかなる
段階においてでも組成物に組込まれる。すなわち、酸化
防止剤の如きフリーラジカルと反応する添加剤は、当分
野で公知のように、第1段階では添加されるべきではな
い。
本発明の組成物において有効な酸化及び熱安定剤として
は、一般に重合体の縮合で使用されるものがある。たと
えば、周期律表第1族金属(たとえばナトリウム、カリ
ウム、リチウム)のハロゲン化物及びハロゲン化第−銅
(たとえば塩化物、臭化物、ヨウ化゛物)、立体障害フ
ェノール、ホドロキノン、及びこれらの置換体、又はこ
れらの組合せをポリアミドの重量の1%以下で使用でき
る。
紫外線安定剤としては、たとえば一般に重合体の縮合で
使用されるものをポリアミドの重量の2.0%以下の量
で使用できる。紫外線安定剤の例としては、各種の置換
レゾルシノール、サリチレート、ベンゾトリアゾール、
ベンゾフェノン等がある。
好適な滑沢剤及び離型剤は、ステアリン酸、ステアリツ
クアルコール(stearic alcohol)、ス
テアリン酸アミド(たとえば組成物の重量に対して1.
0%以下)である。有機染料(たとえばニグロシン等)
;顔料(たとえば二酸化チタン、硫化カドミウム、カド
ミウムスルフイツトセレナイト、フタロシアニン、ウル
トラマリンブルー、カーボンブラック等);フィブラス
又は粒状充填剤及び補強剤(たとえば炭素繊維、ガラス
繊維、ポリアミド繊維、ボロン繊維、ウオラストナイト
繊維等、無定形シリカ、石綿、カルシウムシリケート、
アルミニウムシリケート、マグネシウムカーボネート、
カオリン、チョーク、粉末状石英、雲母、長石等の如き
有機及び無機充填剤及び補強剤)(組成物の重量に対し
て50%以下で使用される);核生成剤(たとえばタル
ク、フッ化カルシウム、ナトリウムフェニルホスフィネ
ート、アルミナ、及び微細に粉砕したポリテトラフルオ
ロエチレン等);可塑化剤(たとえばジオクチルフタレ
ート、ジベンジルフタレート、ブチルベンジルフタレー
ト、炭化水素油、N−n−ブチルベンゼンスルホンアミ
ド、〇−及びp−トルエンエチルスルホンアミド等(組
成物の約20重量%以下)。着色剤(染料及び顔料)は
組成物の重量に対して約5.0重量%の量で存在しうる
靭性化ブレンド組成物の濃縮物を形成することが望まし
い。これは、初めにポリアミド組成物における変性剤の
高濃度が達成されるように多量の衝撃変性剤を溶融配合
することによって行われる。
その後、さらにポリアミドをこれに溶融配合し、衝撃変
性剤の濃度を低下させることができる。
組成物の調製の間に、靭性化熱可塑性組成物の分子量を
増大させることが有効である。限定することなく説明す
れば、低分子量(たとえば5000ないし15000)
のポリアミド及び少なくとも1の変性重合体の混合物を
可塑化装置内で上述の如く調製し、溶融状態において、
又はポリアミドの融点より低い温度(固相)に加熱して
分子量を増大させる。
さらに説明のために述べれば、溶融配合後、組成物を、
(1)融点よりも約20ないし40℃高い温度及び圧力
的1ないし25mmHg(絶対)、溶融状態に1時間以
下維持するか、又は(2)切断、冷却及び乾燥後、ポリ
アミドの融点よりも少なくとも15℃低い温度、不活性
ガス流中、少なくとも2時間の条件で固状に維持する。
米国特許第3,821,171号は固相重合法を開示す
る。
ブレンド組成物は、サーモプラスチック製品(すなわち
成形部品、押出成形品:たとえば管、フィルム、シート
、繊維及び配向繊維、積層体及びワイヤコーティング)
の製造で使用される一般的な成形法によって各種の有用
な製品に成形される。
該組成物は、良好なフロー特性を有するため、複雑な構
造の製品の製造に使用される。さらに、広い温度範囲に
わたり良好な衝撃強さを有するため、アウトドアでの応
用分野を有する。
本発明の組成物は、ポリアミドマトリックス中に存在す
るブロック又はグラフト共重合体のため、優れた靭性の
如き各種特性の組合せによって特徴づけられる。高度の
靭性により、成形部品とした公知の組成物と比較して、
より良好な延性、引っかき及び成形品における切欠きの
発生に対する低い感度、及び非常に低減された変動破壊
に対する感受性が提供される。射出成形された部品は、
しばしば厚さの変化を生じ、引っかき傷を有し、深さの
異なる切欠きを生じ、応力ひずみを有した状態で成形さ
れる。さらに、配向効果は、成形された部品全体で異な
った延性を生ずる。これに対し、本発明の組成物では、
このような成形部品全体にわたって切欠きアイゾツト靭
性値が高度に均一に維持されるため、組成物の脆化破壊
に対する抵抗性が改善される。組成物は充分に靭性であ
り、加工条件の若干の変化によっても組成物のロット毎
の靭性をあまり変化させない。本発明の組成物は高い熱
たわみ温度をも有する。
上述の重合体物質を使用して本発明に従って調製した各
種のポリアミドアロイ組成物を説明するために、下記に
実施例を例示する。しかし、これらの実施例は説明のた
めのものであって、本発明の精神を限定するものではな
い。
実施例 各実施例において、パーセント表示は特に表示しないか
ぎり重量%である。
靭性化ポリアミド組成物を下記の如くして調製した。
ポリアミドマトリックス及び重合体を、適当な割合で秤
量した後、ポリエチレンの袋内で振とうすることによっ
て乾燥状態で混合する。ついで、混合物をツインスクリ
ュー押出機においてブレンドさせる。本発明のポリアミ
ド組成物から成形したサンプルについて、乾燥成形状態
において以下のテスト法(アニーリングなし)を使用し
て試験する。
テストサンプルの切欠きアイゾツト靭性:ASTM D
−256−56 引張強さ    : ASTM D−638−587伸
び ASTM D−608−58T 曲げモジュラス ; ASTM  D−79−587 マトリツクスの引張モジュラス: ASTM D−638−587 (乾燥) 重合体の引張モジュラス: ASTM D−882(50%RH) メルトフロー ASTM  D−1238−73 条条件(注の部分を除く) 粒子サイズ   : 破壊表面の電子顕微鏡による観察 熱たわみ温度  :  ASTM D−648−82(
264psi) 以下の実施例は、ブロック又はグラフト共重合体を調製
する第1段階、及びこのブロック又はグラフト重合体を
ポリアミドに添加し、本発明のブレンド組成物を調製す
る第2段階を説明する。
エラストマーと官能化重合体との間の反応の度合の測定
を、選択溶媒抽出によって実施する。この抽出法では、
上述の重合体の一方のみを溶解させる溶媒を使用する。
2種の重合体の混合物を長時間溶媒で抽出し、重合体が
分離された場合、これら2種の重合体の間では反応か生
じなかったものと判断される。これに対し、この溶媒が
2種の重合体の混合物を完全には溶解できない場合、こ
の部分的溶解性はこれら2種の重合体の間の反応の指標
となる。
実施例! バンバリー混合機において、せん断速度1200ないし
1500秒−1,5分間、182℃(360°F)の条
件下で各種割合のEPDM(Vistalon −37
08)及びエチレン−アルキルアクリレート−無水マレ
イン酸三元重合体(C,D、F、 Chemie社:L
otader)を溶融混合させた。組成割合を第1表に
示す。他の操作条件については上述のとおりである。
実施例2 インターナルミキサーFCM−CP−23を使用し、滞
留時間70秒、232℃(450” F)、せん断速度
1000ないし1500秒−1で、EPDM(Vist
alon −3708)及びエチレン−アルキルアクリ
レート−無水マレイン酸三元重合体を溶融混合させた。
組成割合を第2表に示す。
実施例3 EPDM(Vistalon −:(70g)及びエチ
レン−アクリル酸共重合体を使用し、バンバリー混合機
において、ジクミルペルオキシドの存在下(第3表参照
)、実施例1の方法に従って混合してグラフト又はブロ
ック共重合体を調製した。
実施例4 Shell Chemica1社製のKraton D
 1111又はKraton G−1702及びマレー
ト化Kraton G(l[raton G−1901
Px)を、ジクミルペルオキシドを使用して、又は使用
することなく、バンバリー混合機において、121−1
27℃(250−260°F)、せん断速度1200な
いし1500秒−1,7分間で混合させた(第4表参照
)。
実施例5 Kraton G−1702及びPrimacor(エ
チレン−アクリル酸共重合体:Dow Chemica
1社製)を、ジクミルペルオキシドを使用して、又は使
用することなく、バンバリー混合機において、121−
127℃(250−260@F)、7分間、せ′ん断速
度1200ないし1500秒−1で溶融混合させた(第
5表参照)。
実施例6 ナイロン/衝撃変性剤ブレンドの調製 対向回転式のツインスクリュー押出機 Leistirtiz(L/ D= 24/ 1:ゾー
ン59に減圧ベントを有する)を使用し、ナイロン6B
と第1表ないし第5表に示す衝撃変性剤とを、せん断速
度100ないし600秒−1、処理温度269ないし2
82℃(516ないし540°F)において溶融混合さ
せた。ついで、得られた溶融物質を冷却し、ペレット化
した。純粋なナイロン66に関する代表的な成形条件を
使用し、ただし純粋なナイロン66の場合よりも大きい
射出圧力で射出成形した(第6表のサンプルlないし1
5及び17ないし34参照)。
実施例7 実施例6と同様にして、ナイロン6を上記衝撃変性剤と
溶融混合させた。これらのアロイの機械特性については
第7表を参照する。
実施例8 溶融混合装置FCil−CP−23を使用して、ナイロ
ン66を衝撃変性剤Mと溶融混合させた。機械特性を第
6表のサンプル16及び17と比較する。
実施例9 実施例6の操作法を使用して、ナイロン66を衝撃変性
剤輩と溶融混合した。変性剤菖の量をナイロン66に対
して5ないし95重量%の範囲で変化させた(第8表参
照)。
第 表 tイ、76(重量%)注 衝撃変性剤 (種類) (重量%) 引張強さ (&y/cm”) (pmi) (737G)   (7300)   (7300)降
伏時の伸び(%) 破壊時の伸び(%) 曲げ強さ Ckg/cm″) (pg 1) (11000)   (1160G)   (111G
0)曲げモジ゛1うλ(ksi) 切欠きアイソ゛フト衝撃値(1/8”)23℃(73°
F)において(rt−Lb/in)40℃(−40@F
)において(rt−Lb/in)13.2 2.5 カ゛−ドナー衝撃強さ(in、1b) 〉320 〉307 熱たわみ温度 負荷18.5&y/cm”(264psi)l: j:
i イテ(’C)注: Capron−8200BS 
(Allied Chemica1社鰐)上述の表に示
したデータは、ポリアミドとしてナイロン6及びナイロ
ン66を使用し、かつ各種のブロック又はグラフト共重
合体を使用して本発明に従って調製したポリアミドブレ
ンドについての物理特性を示す。
第6表のデータは、最終のナイロンブレンドの切欠きア
イゾツト衝撃強さに関する第1表に示す組成割合に従っ
て調製した衝撃変性剤(衝撃変性剤中ないしJ)中の反
応性重合体の濃度の影響を表す。処方1ないし11は、
このようなバリエーションを代表するものである。衝撃
変性剤中の反応性重合体の量として20ないし60重量
%が好適であることが明らかである。反応性重合体の濃
度が非常に大きい場合、非常に大きいせん断速度下での
混合により充分に高衝撃特性を得ることができる(Lo
tader BY−8020)。反応重合体の濃度が低
い場合には、フリーラジカル開始剤及び高ぜん断混合の
併用が求められる。
処方!及び8は、上記実施例の再現性を示すものである
。処方7及び11は、高せん断混合により、高反応性重
合体濃度において、ゴム及び反応性重合体のブロック及
び/又はグラフト共重合体を生成できることを示すもの
である。処方2及び4は、反応性重合体の濃度が低い場
合、ゴム及び反応性重合体のブロック及び/又はグラフ
ト共重合体を充分な量で生成するためには、高せん断混
合に加えてフリーラジカル開始剤の使用が必要であるこ
とを示すものである。
処方12及び13は、ナイロンからブレンドを調製する
際、ブロック及び/又はグラフト共重合体の生成を増大
させるためには、ペルオキシド及び高せん断混合を組合
せることが望ましいことを示すものである。これは、処
方13の室温及び−40℃における衝撃強さが処方12
のものよりも優れていることによって表される。
処方13及び15は、生成する靭性化ナイロン物質に対
する衝撃変性剤調製用の処理装置の影響を示すものであ
る。処方13で使用されている衝撃変性剤りは、溶融混
合装置(すなわちバンバリー混合機)を使用して、装置
FCM−CP−23よりも大きいせん断速度及び滞留時
間で調製されたものである。この衝撃変性剤りに比べて
、衝撃変性剤Mは装置FCMCP−23で調製されたも
のである。明らかなように、処方15の衝撃変性剤Mは
、充分な靭性を有すナイロンアロイを生成するには多量
使用することが必要であるため、処方13の衝撃変性剤
りほど有効ではない。
処方15.16及び17は、ナイロン66及び衝撃変性
剤−に対するせん断速度の影響を示すものである。
処方16の調製では、ツインスクリュー押出機は、処方
17の調製で使用されたFCM−CP−23より有効性
が劣ることが示されている。処方17.18.19.2
0.21及び22は、ナイロン衝撃変性生成物の機械特
性に対するペルオキシドの濃度の影響を示すものである
。ペルオキシドの濃度の上昇につれて、得られる生成物
の室温における衝撃特性は増大する。処方22.23.
24及び25は、機械特性に対するペルオキシドの種類
及び濃度の影響を示すものである。VulCup−Rも
フリーラジカル発生剤として使用できることが示されて
いる。処方27.28.33及び34は、ナイロン用の
充分な衝撃変性剤を調製するためには、ペルオキシドの
使用が望ましいことを示す。処方29.30.31及び
32は、フリーラジカル発生剤が必ずしも常に必要では
ないことを示すものである。ある場合には、有用な衝撃
変性剤の調製に当たって、高ぜん断混合で充分である。
第7表では、ナイロン66の代わりにナイロン6を使用
し、上述の操作と同様にして衝撃特性の改善をテストし
ている。この場合、高せん断混合に加えてペルオキシド
の添加が有益である。第8表は、ナイロン66と衝撃変
性剤との組成割合の変化の影響を示す。予想したように
、衝撃変性剤の濃度の増大は、得られるブレンドの衝撃
抵抗を増大させる。
以上、本発明をその具体例について詳述したが、本発明
はこの特定の実施例に限定されるものではなく、本発明
の精神を逸脱しないで幾多の変化変形がなし得ることは
もちろんである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリアミド約5ないし約95重量%、及び1以上の
    ゴム重合体及び前記ポリアミドと反応する有効量の反応
    性官能基を含有する1以上の反応性重合体のカップリン
    グによって生成されるブロック又はグラフト共重合体約
    5ないし約95重量%でなり、前記反応性官能基がα、
    β不飽和ジカルボン酸、α、β不飽和カルボン酸、酸無
    水物、モノエステル、スルホン酸、これらの塩又は不飽
    和エポキシ化合物でなる群から選ばれるものであり、前
    記ゴム重合体はブロック又はグラフト共重合体中に該ゴ
    ム重合体及び反応性重合体の約40ないし約90重量%
    の量で存在することを特徴とする、多相組成物。 2 請求項1記載のものにおいて、前記カップリングを
    、縮合反応、第3の重合体との反応、フリーラジカル付
    加及びイオン−イオン相互作用でなる群から選ばれる1
    以上の反応によって行う、多相組成物。 3 請求項2記載のものにおいて、前記カップリングを
    、縮合反応、第3の重合体との反応、フリーラジカル付
    加及びイオン−イオン相互作用でなる群から選ばれる1
    以上の反応によって行い、前記粒子が重量平均粒子サイ
    ズ1.5ないし40μmを有するものである、多相組成
    物。 4 ポリアミド約5ないし約95重量%、及びフリーラ
    ジカルの存在下、1以上のゴム重合体と、前記ポリアミ
    ドと反応する0.5モルフラクション以下の反応性官能
    基を含有する1以上の反応性重合体とを混合することに
    よって生成されるブロック又はグラフト共重合体約5な
    いし約95重量%でなり、前記反応性官能基がジカルボ
    ン酸、カルボン酸、酸無水物、モノエステル、スルホン
    酸、これらの塩又はエポキシ化合物でなる群から選ばれ
    るものであり、前記ゴム重合体はブロック又はグラフト
    共重合体中に該ゴム重合体及び反応性重合体の約40な
    いし約90重量%の量で存在することを特徴とする、多
    相組成物。 5 請求項4記載のものにおいで、連続相及び分散相を
    有する2相系組成物であり、前記ポリアミドが連続相を
    形成し、ブロック又はグラフト共重合体が分散相を形成
    し、該分散相が重量平均粒子サイズ1ないし約100μ
    mを有する粒子状で存在する、多相組成物。 6 請求項5記載のものにおいて、切欠きアイゾット値
    少なくとも2ft−Lb/inを有する、多相組成物。 7 請求項6記載のものにおいて、ポリアミドを重合体
    の約30ないし約85重量%の量で含有する、多相組成
    物。 8 請求項7記載のものにおいて、ポリアミドを重合体
    の約40ないし約80重量%の量で含有する、多相組成
    物。 9 請求項8記載のものにおいて、切欠きアイゾット値
    少なくとも4ft−Lb/inを有する、多相組成物。 10 請求項9記載のものにおいて、前記反応性官能基
    が、ジカルボン酸基及び/又はこれらの塩、スルホン酸
    基及び/又はこれらの塩、又はエポキシでなる群の中か
    ら選ばれるものである、多相練成物。 11 請求項10記載のものにおいて、前記ポリアミド
    が半結晶性又は無定形樹脂であり、等モル量の少なくと
    も1のジカルボン酸及び少なくとも1のジアミンの反応
    によって生成されるものである、多相組成物。 12 請求項5記載のものにおいて、前記少なくとも1
    のジカルボン酸が、アジピン酸、セバシン酸、アゼライ
    ン酸、ドデカン酸及びこれらの混合物でなる郡から選ば
    れるものであり、前記ジアミンがヘキサメチレンジアミ
    ン及びテトラメチレンジアミンから選ばれるものであり
    、前記カップリング剤がフリーラジカル発生剤である、
    多相組成物。 13 請求項4記載のものにおいて、前記重合体組成物
    から生成された成形品が、切欠きアイゾット値少なくと
    も9ft−Lb/in(23℃において)及び少なくと
    も3.0ft−Lb/in(−40℃において)を有す
    るものである、多相組成物。 14 請求項13記載のものにおいて、前記少なくとも
    1のジカルボン酸が、アジピン酸、セバシン酸、アゼラ
    イン酸、ドデカン酸及びこれらの混合物でなる群から選
    ばれるものであり、前記ジアミンがヘキサメチレンジア
    ミン及びテトラメチレンジアミンから選ばれるものであ
    る、多相組成物。 15 請求項5記載のものにおいて、前記分散相が重量
    平均粒子サイズ約1.5ないし約40μmを有する、多
    相組成物。 16 請求項15記載のものにおいて、前記分散相が重
    量平均粒子サイズ約3.5ないし約15μmを有する、
    多相組成物。 17 請求項4記載のものにおいて、前記反応性重合体
    がエチレンユニットを含有するものである、多相組成物
    。 18 分散粒子相と、ポリアミド約40ないし約80重
    量%及びフリーラジカルの存在下、エチレン−プロピレ
    ン−ジエン単量体、ランダム共重合体又はマルチブロッ
    クSBR、ポリイソプレン及びニトリルゴムでなる群か
    ら選ばれる繰返し単位を含有する1以上のゴム重合体及
    び炭素数3ないし8のジカルボン酸又はその塩、炭素数
    3ないし8のカルボン酸又はその塩、炭素数3ないし8
    の酸無水物又はその塩、モノエステル又はその塩、スル
    ホン酸又はその塩、又はエポキシでなる群から選ばれる
    前記ポリアミドと反応する反応性官能基0.5モルフラ
    クション以下を含有する1以上の反応性重合体を均質に
    混合することによって生成されるブロック又はグラフト
    共重合体約20ないし約60重量%でなる連続相とを包
    含し、前記反応性重合体がエチレン繰返し単位を含有し
    、前記ゴム重合体がブロック又はグラフト共重合体中に
    前記ゴム重合体及び反応性重合体の約40ないし約90
    重量%の量で存在する、多相組成物。 19 高せん断速度及びフリーラジカルの存在下、ゴム
    、及びジカルボン酸、カルボン酸、酸無水物、モノエス
    テル、スルホン酸又はこれらの塩、及びエポキシでなる
    群から選ばれるポリアミドと反応する反応性官能基約0
    .01ないし約0.5を含有する反応性重合体を混合す
    ることによってグラフト又はブロック共重合体を生成し
    、得られたグラフト又はブロック共重合体を1以上のポ
    リアミドと溶融混合することを特徴とする、多相組成物
    の製法。 20 請求項19記載の製法において、フリーラジカル
    をフリーラジカル開始剤によって発生させる、多相組成
    物の製法。 21 請求項20記載の製法において、前記ポリアミド
    が半結晶性又は無定形樹脂であり、等モル量の少なくと
    も1のジカルボン酸及び少なくとも1のジアミンの反応
    によって生成されるものである、多相組成物の製法。 22 請求項21記載の製法において、前記ジカルボン
    酸がアジピン酸であり、前記ジアミンがヘキサメチレン
    ジアミンである、多相組成物の製法。 23 請求項20記載の製法において、前記ポリアミド
    が、環含有反応体の5員又は6員環の開環重合反応によ
    って生成されるものである、多相組成物の製法。 24 請求項20記載の製法において、前記ポリアミド
    が連続相を形成し、前記グラフト又はブロック共重合体
    が重量平均粒子サイズ約1ないし約100μmを有する
    分散粒子相を形成する、多相組成物の製法。 25 請求項24記載の製法において、前記分散相が重
    量平均粒子サイズ約1.5ないし約40μmを有する、
    多相組成物の製法。 26 請求項25記載の製法において、前記分散相が重
    量平均分子約3.5ないし約15μmを有する、多相組
    成物の製法。 27 請求項26記載の製法において、前記重合体がエ
    チレン単位を含有するものである、多相組成物の製法。
JP1331460A 1988-12-22 1989-12-22 多相組成物及びその製法 Pending JPH02214773A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US28873688A 1988-12-22 1988-12-22
US288,736 1988-12-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02214773A true JPH02214773A (ja) 1990-08-27

Family

ID=23108423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1331460A Pending JPH02214773A (ja) 1988-12-22 1989-12-22 多相組成物及びその製法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5122569A (ja)
EP (1) EP0375389A1 (ja)
JP (1) JPH02214773A (ja)
BR (1) BR8906766A (ja)
CA (1) CA2006097A1 (ja)
DK (1) DK649589A (ja)
FI (1) FI896145A0 (ja)
NO (1) NO895188L (ja)
PT (1) PT92662A (ja)
ZA (1) ZA899629B (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5212238A (en) * 1988-12-22 1993-05-18 Ferro Corporation Toughened compositions of polyamide and functionalized rubber block or graft copolymers
CA2050557A1 (en) * 1990-10-05 1992-04-06 Lawrence Yun-Shin Lo High impact nylon alloys
US5364905A (en) * 1991-04-26 1994-11-15 The Goodyear Tire & Rubber Company Process for the in-situ formation of reinforcing members in an elastomer and elastomer made thereby
US5441782A (en) * 1991-07-16 1995-08-15 Central Glass Company, Limited Plastic laminate having polyamide resin surface layer and fluororesin surface layer
US5268134A (en) * 1992-06-15 1993-12-07 The Goodyear Tire & Rubber Company Technique for manufacturing hose
EP0604834B1 (en) * 1992-12-30 1997-02-12 Bridgestone Corporation Pneumatic tire with air retention carcass
CA2162841C (en) * 1993-05-28 2002-09-03 Chi-Kai Shih Staged feeding process for mixing polymers
US5728741A (en) * 1994-02-09 1998-03-17 Collins & Aikman Floorcoverings, Inc. Process of recycling waste polymeric material and an article utilizing the same
US5855981A (en) 1994-02-09 1999-01-05 Collins & Aikman Floorcoverings, Inc. Process of recycling waste polymeric material and an article utilizing the same
US5914353A (en) * 1995-08-21 1999-06-22 Collins & Aikman Floorcoverings, Inc. Process of recycling waste polymeric material and an article utilizing the same
US6860953B1 (en) 1994-02-09 2005-03-01 Collins & Aikman Floorcoverings, Inc. Process for manufacturing a floor covering having a foamed backing formed from recycled polymeric material
WO1995022579A1 (en) * 1994-02-16 1995-08-24 E.I. Du Pont De Nemours And Company Low temperature toughened polyamides
US5571469A (en) * 1994-04-11 1996-11-05 Ethicon, Inc. Process for producing a polyamide suture
FR2724939B1 (fr) * 1994-09-28 1996-12-13 Atochem Elf Sa Compositions thermoplastiques ignifugees a base de polyamide et leur application au revetement de cables electriques
US6162748A (en) * 1995-02-15 2000-12-19 Collins & Aikman Floorcoverings, Inc. Woven floor coverings
US5574105A (en) * 1995-05-12 1996-11-12 Advanced Elastomer Systems, L.P. Thermoplastic elastomers having improved high temperature performance
GB9519381D0 (en) 1995-09-22 1995-11-22 Exxon Chemical Patents Inc Rubber toughened blends
EP0803539A1 (fr) * 1996-04-22 1997-10-29 Elf Atochem S.A. Récipient comprenant une enveloppe externe rigide et une poche interne souple
GB9617507D0 (en) 1996-08-21 1996-10-02 Exxon Chemical Patents Inc Chemically modified elastomeres and blends thereof
US6009923A (en) * 1997-12-11 2000-01-04 Bridgestone Corporation Pneumatic tire with air retention innerliner ply
US6517080B1 (en) * 1999-07-19 2003-02-11 Caterpillar Inc Seal material having anisotropic properties
US20030114062A1 (en) * 2000-06-19 2003-06-19 Graham Scott Floor covering with woven face
FR2815636B1 (fr) * 2000-10-20 2006-02-10 Lhd Lab Hygiene Dietetique Nouveaux copolymeres amphiphiles utilisables notamment comme agent emulsionnant
TW579394B (en) * 2001-04-24 2004-03-11 Rhodia Industrial Yarns Ag Process for the production of fine monofilaments made from polypropylene, fine monofilaments made from polypropylene, and their application
ITMI20020583A1 (it) * 2002-03-20 2003-09-22 Polimeri Europa Spa Procedimento per la funzionalizzazione di poliolefine
FR2838748B1 (fr) * 2002-04-17 2004-07-09 Urgo Laboratoires Nouvelles compositions adhesives thermofusibles hydrophiles
FR2838745B1 (fr) * 2002-04-17 2004-07-09 Urgo Laboratoires Emulsions solides a base d'elastomere thermoplastique
DE10346326A1 (de) * 2003-10-06 2005-05-04 Ems Chemie Ag Flammgeschützte Polyamidformmassen und deren Verwendung
ES1066228Y (es) * 2007-06-12 2008-04-01 Vera Felipe Mora Porterias deportivas antilesiones con rebote normalizado
JP4821868B2 (ja) * 2009-03-13 2011-11-24 横浜ゴム株式会社 熱可塑性エラストマー組成物

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL302805A (ja) * 1962-12-31
US3373222A (en) * 1965-09-10 1968-03-12 Continental Can Co Compositions containing polyamides, polyolefins and carboxylated polyethylene
US3373223A (en) * 1965-09-28 1968-03-12 Continental Can Co Compositions containing polyamides, polyolefins, and ethylene-acrylic or methacrylicacid copolymers
US3845163A (en) * 1966-01-24 1974-10-29 Du Pont Blends of polyamides and ionic copolymer
JPS479851B1 (ja) * 1968-10-11 1972-03-23
US4148846A (en) * 1970-09-10 1979-04-10 Rohm And Haas Company Acrylic modifiers for polycarbonamides
US3676400A (en) * 1970-11-13 1972-07-11 Du Pont Thermoplastic blends of high-amine-end poly-amides and acid-containing olefin polymers
JPS51125451A (en) * 1975-04-03 1976-11-01 Asahi Chem Ind Co Ltd Polyamide composition
US4174358A (en) * 1975-05-23 1979-11-13 E. I. Du Pont De Nemours And Company Tough thermoplastic nylon compositions
US4167505A (en) * 1978-01-12 1979-09-11 Rohm And Haas Company Impact modified high melt flow polycarbonamide
US4321337A (en) * 1979-02-02 1982-03-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Ionic hydrocarbon polymers having improved adhesion to nylon
US4346194A (en) * 1980-01-22 1982-08-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company Toughened polyamide blends
US4707513A (en) * 1980-11-03 1987-11-17 Monsanto Company Tough thermoplastic nylon compositions
GB2092600A (en) * 1981-02-11 1982-08-18 Du Pont Mineral reinforced polyamides
JPS5823850A (ja) * 1981-08-04 1983-02-12 Asahi Chem Ind Co Ltd 耐衝撃性ポリアミド組成物
US4506056A (en) * 1982-06-07 1985-03-19 Gaylord Research Institute Inc. Maleic anhydride-modified polymers and process for preparation thereof
DE3529240A1 (de) * 1985-08-16 1987-02-26 Basf Ag Schlagzaehe polyamidformmassen und deren herstellung
JPS6274943A (ja) * 1985-09-28 1987-04-06 Japan Synthetic Rubber Co Ltd エチレン−α−オレフイン系共重合体組成物およびそれを用いたポリアミド樹脂組成物
CA1332992C (en) * 1986-08-27 1994-11-08 Susan Marie Liwak Impact-strength modifiers for thermoplastic polymers
US4745157A (en) * 1986-12-18 1988-05-17 General Electric Company Impact modification of polyphenylene ether-polyamide compositions
DE3706885A1 (de) * 1987-03-04 1988-09-15 Basf Ag Thermoplastische formmasse, verfahren zu deren herstellung und verwendung derselben

Also Published As

Publication number Publication date
EP0375389A1 (en) 1990-06-27
DK649589A (da) 1990-06-23
BR8906766A (pt) 1990-09-18
CA2006097A1 (en) 1990-06-22
PT92662A (pt) 1990-06-29
US5122569A (en) 1992-06-16
FI896145A0 (fi) 1989-12-20
DK649589D0 (da) 1989-12-20
NO895188L (no) 1990-08-31
ZA899629B (en) 1990-09-26
NO895188D0 (no) 1989-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02214773A (ja) 多相組成物及びその製法
US5212238A (en) Toughened compositions of polyamide and functionalized rubber block or graft copolymers
US5278231A (en) Impact-resistant compatibilized polymer blends of olefin polymers and polyamides
US5317059A (en) Impact-resistant polymer blends of olefin polymers, polyamides, and terpolymer compatibilizers
US5506299A (en) High impact resistant blends of thermoplastic polyamides and modified block copolymers
JPH0616899A (ja) エンジニアリングレジンープロピレンポリマーグラフト組成物
JPS63145361A (ja) ポリアミド及びポリアリールエーテルケトンを基礎とする熱可塑性成形材料
US6077906A (en) Nylon modifiers hauling enhanced flow properties
EP0211467A2 (en) Impact resistant polymeric compositions
JPH0258563A (ja) 耐低温衝撃性に優れたポリフェニレンエーテル及びポリアミドを含む樹脂組成物
EP0367832B1 (en) Use of an olefinic polymer and resin composition containing the same
JPH0645748B2 (ja) ポリアミド組成物
JPH02214772A (ja) 多相重合体組成物
JPH0645749B2 (ja) ポリアミド組成物
JPH04255756A (ja) 耐衝撃性に優れたポリアミド樹脂組成物
KR100557772B1 (ko) 난연성 및 기계적 물성이 우수한 신디오탁틱 폴리스티렌 수지 조성물
JPH0635542B2 (ja) ポリアミド組成物
ITMI981844A1 (it) Composizioni polimeriche ad elevata tenacita' a base di polimeri vinilaromatici a struttura predominatamente sindiotattica
JP3236687B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH04198354A (ja) 熱可塑性樹脂組成物の製造法
JPH0912873A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2903647B2 (ja) 耐衝撃性ポリアミド系樹脂組成物
CA1339040C (en) Grafted block copolymers and process for the preparation thereof
JP2781436B2 (ja) オレフィン系重合体を含有する樹脂組成物
WO1989000596A1 (en) Thermoplastic resin composition