JPH0645564B2 - 直接圧縮加工用粒状マンニトールおよびその製造方法 - Google Patents
直接圧縮加工用粒状マンニトールおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0645564B2 JPH0645564B2 JP60219307A JP21930785A JPH0645564B2 JP H0645564 B2 JPH0645564 B2 JP H0645564B2 JP 60219307 A JP60219307 A JP 60219307A JP 21930785 A JP21930785 A JP 21930785A JP H0645564 B2 JPH0645564 B2 JP H0645564B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mannitol
- granular
- particle size
- temperature
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2/00—Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
- B01J2/12—Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic in rotating drums
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/20—Pills, tablets, discs, rods
- A61K9/2004—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/2013—Organic compounds, e.g. phospholipids, fats
- A61K9/2018—Sugars, or sugar alcohols, e.g. lactose, mannitol; Derivatives thereof, e.g. polysorbates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2/00—Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
- B01J2/14—Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic in rotating dishes or pans
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C31/00—Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C31/18—Polyhydroxylic acyclic alcohols
- C07C31/26—Hexahydroxylic alcohols
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直接圧縮することのできる粒状マンニトール
に関する。
に関する。
本発明はまた、このようなマンニトールを製造する方法
にも関する。
にも関する。
マンニトールはこのものの味覚および低い吸湿性に基づ
いて、これを直接圧縮可能にすることができれば有用な
製薬上の賦型剤を構成する。マンニトールは現在はその
ような性質を自然には有しておらず、中でもこれが水の
中から結晶化によつて製造された場合はなおさらであ
る。加えてマンニトールは自然には非常に砕け易く、従
つて輸送の間に著しい破砕を受ける。このような破砕に
よつて非常に細かな粒子が形成され、これはその粉体流
動性及び圧縮性に有害な作用をもたらす。
いて、これを直接圧縮可能にすることができれば有用な
製薬上の賦型剤を構成する。マンニトールは現在はその
ような性質を自然には有しておらず、中でもこれが水の
中から結晶化によつて製造された場合はなおさらであ
る。加えてマンニトールは自然には非常に砕け易く、従
つて輸送の間に著しい破砕を受ける。このような破砕に
よつて非常に細かな粒子が形成され、これはその粉体流
動性及び圧縮性に有害な作用をもたらす。
従つて市場に見出される直接圧縮可能な粒状マンニトー
ルの諸性質は満足なものではない。
ルの諸性質は満足なものではない。
この場合に、この易砕性及び圧縮性は通常引き合いに出
される製薬賦型剤、即ちラクトースのそれとははるかに
隔つたものである。ラクトースは直接圧縮することはで
きるけれどもマンニトールの示さないような次のような
欠点を示す: ○吸湿性が大きすぎること ○還元力を有すること ○むし歯発生作用が大きすぎること 前記の欠点を克服するために、マンニトールはバインダ
を用いることが試みられている。
される製薬賦型剤、即ちラクトースのそれとははるかに
隔つたものである。ラクトースは直接圧縮することはで
きるけれどもマンニトールの示さないような次のような
欠点を示す: ○吸湿性が大きすぎること ○還元力を有すること ○むし歯発生作用が大きすぎること 前記の欠点を克服するために、マンニトールはバインダ
を用いることが試みられている。
しかしながらバインダの存在は使用物にとつては好まし
くない。
くない。
従つてバインダを含まず直接圧縮可能であつて、非常に
低い易砕性を有し、輸送上の問題がないような粒状マン
ニトール及び同等の、又はより優れた、粒状化バインダ
を含まない粒状ラクトースに対する要求が存在してい
た。
低い易砕性を有し、輸送上の問題がないような粒状マン
ニトール及び同等の、又はより優れた、粒状化バインダ
を含まない粒状ラクトースに対する要求が存在してい
た。
本発明者が解決しようとした課題はこの要求条件であ
る。
る。
本発明者らは、従来公知の、バインダを有するものを含
めて全ての直接圧縮可能なマンニトールよりも実質的に
低い易砕性を有し、バインダを含まず、直接圧縮するこ
とのできる粒状マンニトールを製造することが可能であ
るということを見出した。
めて全ての直接圧縮可能なマンニトールよりも実質的に
低い易砕性を有し、バインダを含まず、直接圧縮するこ
とのできる粒状マンニトールを製造することが可能であ
るということを見出した。
このバインダを含まない直接圧縮可能なマンニトールは
新規な工業製品であり、そして本発明の主要な特徴をな
すものである。
新規な工業製品であり、そして本発明の主要な特徴をな
すものである。
本発明に従えば、上述のバインダを含まない直接圧縮加
工用の粒状マンニトールは後述する試験法Aにおいて6
5%よりも低い易砕性を示すことによつて特徴づけられ
る。
工用の粒状マンニトールは後述する試験法Aにおいて6
5%よりも低い易砕性を示すことによつて特徴づけられ
る。
このマンニトールはこのような低い易砕性と共に、後述
する試験法Bにおいて49.0N(ニユートン)、好ま
しくは78.4Nよりも高い圧縮性を示す。
する試験法Bにおいて49.0N(ニユートン)、好ま
しくは78.4Nよりも高い圧縮性を示す。
加えてこのものは後述する試験法Cにおいて65よりも
高い優れた流動指数を有する。
高い優れた流動指数を有する。
上記の易砕性は粒状マンニトールの破砕抵抗性を表わ
す。
す。
この易砕性の値は、粒状化物が砕けた後、所定のメツシ
ュ巾の篩上において残留しない粒子の割合で表わされ
る。言いかえれば粒子直径の大きさが減少して上記篩の
メツシュを通過する粒子の割合である。
ュ巾の篩上において残留しない粒子の割合で表わされ
る。言いかえれば粒子直径の大きさが減少して上記篩の
メツシュを通過する粒子の割合である。
この易砕性は試験法Aによつて評価することができる。
この試験法Aはその試験すべき粒状物をフライアビリメ
ーターと呼ぶ装置の中で破砕させることよりなる。この
試験法Aにおいてはドイツ連邦共和国6056ホイゼン
シュタム(Heusen-stamm)のエルヴエーカー(ERWEKA)
社によつて製造された「エルヴエーカータツプ(ERWEKA
TAP)」の商品名で市販されているフライアビリメータ
ーを用いたが、この装置は25rpmの一定回転速度で回
転して内部に直径17mm、重量18.87gの同一寸法
の鋼球が5個装入されているものである。
ーターと呼ぶ装置の中で破砕させることよりなる。この
試験法Aにおいてはドイツ連邦共和国6056ホイゼン
シュタム(Heusen-stamm)のエルヴエーカー(ERWEKA)
社によつて製造された「エルヴエーカータツプ(ERWEKA
TAP)」の商品名で市販されているフライアビリメータ
ーを用いたが、この装置は25rpmの一定回転速度で回
転して内部に直径17mm、重量18.87gの同一寸法
の鋼球が5個装入されているものである。
このフライアビリメーターの破砕室の中に400〜500μm
の粒度フラクションに相当する粒状物15gを入れてこ
の装置を15分間回転させた。
の粒度フラクションに相当する粒状物15gを入れてこ
の装置を15分間回転させた。
このテストの終りにメツシュ巾351ミクロンの篩の上
に残留した残分の重量割合を求めた。
に残留した残分の重量割合を求めた。
易砕性の値は上述した篩の上に残留しなかつた粉末の%
の値である。易砕性は上記の篩の上に残留しなかつた粉
末の割合が少なければ少ないほど低い。
の値である。易砕性は上記の篩の上に残留しなかつた粉
末の割合が少なければ少ないほど低い。
圧縮性の測定は試験法Bによつて行なうことができ、こ
の方法は高出力ロータリプレスによつて錠剤を製造し、
そしてこの錠剤の破壊強度を測定することよりなる。
の方法は高出力ロータリプレスによつて錠剤を製造し、
そしてこの錠剤の破壊強度を測定することよりなる。
用いたロータリプレスはドイツ連邦共和国2053シユ
ヴアルツエンベツク(Schwarzenbeck)のヴイルヘルム
フエツテ(WILHELM FETTE)社によつて製造されたP
−1000型のロータリプレスである。このプレスは圧
縮力及び突き出し力を測定する為の測定計器を備えてい
る。
ヴアルツエンベツク(Schwarzenbeck)のヴイルヘルム
フエツテ(WILHELM FETTE)社によつて製造されたP
−1000型のロータリプレスである。このプレスは圧
縮力及び突き出し力を測定する為の測定計器を備えてい
る。
製造した錠剤は直径20mm、厚さ5mmの両凹面状の丸い
形のものであり、この形状と寸法とは第1図に示す通り
であつて、この図は試験すべき製品の粉末から作つた錠
剤の直径部分の切断図を示している。
形のものであり、この形状と寸法とは第1図に示す通り
であつて、この図は試験すべき製品の粉末から作つた錠
剤の直径部分の切断図を示している。
加えた圧縮力は196,133MPaであり、そして用いた粉末状
マンニトールには、残留する突き出し力がこの装置の正
常運転の状態において500ニユートン(N)以下とな
るような量で潤滑剤(この場合にはステアリン酸マグネ
シウム)を加えた。
マンニトールには、残留する突き出し力がこの装置の正
常運転の状態において500ニユートン(N)以下とな
るような量で潤滑剤(この場合にはステアリン酸マグネ
シウム)を加えた。
ニユートンの単位で表わした破壊強度の値で代表される
圧縮性はエルヴエーカー(ERWEKA)TB24ジュロメー
ターを用いて測定したが、このジュロメーターは支点間
距離10.55mmを有して錠剤支持台を備えたものであ
つた。
圧縮性はエルヴエーカー(ERWEKA)TB24ジュロメー
ターを用いて測定したが、このジュロメーターは支点間
距離10.55mmを有して錠剤支持台を備えたものであ
つた。
流動指数の測定は試験法Cを用いて行なうことができ、
この方法によればCARRインデツクスと呼ばれる指標値が
得られる。この試験法CはChem.Eng.72,No1,16
3〜168(1965)及びChem.Eng.72,No2,6
9〜73(1965)に記述されている。この為にはホ
ソカワ(HOSOKAWA)社から「パワーテスター(Power Te
ster)」の商品名で得られる装置を用いることができ
る。
この方法によればCARRインデツクスと呼ばれる指標値が
得られる。この試験法CはChem.Eng.72,No1,16
3〜168(1965)及びChem.Eng.72,No2,6
9〜73(1965)に記述されている。この為にはホ
ソカワ(HOSOKAWA)社から「パワーテスター(Power Te
ster)」の商品名で得られる装置を用いることができ
る。
後述の諸実施例においてはその試験された直接圧縮可能
な粒状製品(即ち本発明に従うマンニトール、従来製品
のマンニトール及びラクトース)について下記の諸測定
値も与えられる。
な粒状製品(即ち本発明に従うマンニトール、従来製品
のマンニトール及びラクトース)について下記の諸測定
値も与えられる。
○粒度分布及び平均粒度 ○比表面積の値 ○空孔率の値 本発明に従うマンニトールの示す平均粒度、即ちその粒
状物の粒度分布の50%に相当する平均粒径は650μm
よりも小さく、それによつて活性成分が少量投与させる
医薬錠剤の製造に用いることも可能にする。
状物の粒度分布の50%に相当する平均粒径は650μm
よりも小さく、それによつて活性成分が少量投与させる
医薬錠剤の製造に用いることも可能にする。
易砕性はこのマンニトール粒状物の破壊しやすさを意味
するものである。
するものである。
比表面積は1gの粒状製品当たりのm2で表わした面積
を意味する。これは周知のBET法(Techniques de I′
Ingenieur,1968,第5巻3645頁,第1〜11行参
照)によつて求めることができる。
を意味する。これは周知のBET法(Techniques de I′
Ingenieur,1968,第5巻3645頁,第1〜11行参
照)によつて求めることができる。
空孔率はcm3/gで表わされる。これは水銀を用いる空
孔測定法によつて測定される(上記Technigues de
I′Ingenieur参照)。
孔測定法によつて測定される(上記Technigues de
I′Ingenieur参照)。
本発明に従う直接圧縮可能でバインダを含まない粒状マ
ンニトールの製造もまた本発明により製造することがで
きる。この方法は水平に配置された、又は水平に対して
傾斜して設けられた軸の周りに2〜10rpmの速度で回
転しており、且つ内部に145〜165℃の温度に保つ
たある量の粒状マンニトールが入れられ、これがその回
転によつて運動状態に保たれた状態となつている開放容
器の中に連続的及び同時的に、 (イ)5mmよりも小さく、好ましくは1.5mmよりも小さ
な粒度を有し、5〜150℃、好ましくは50〜150℃
の温度の結晶性マンニトールと、 (ロ)乾燥物含有量が99%以上であつて、164°〜1
80℃までの温度、好ましくは166.5°〜180℃
まで、そしてより有利には175°〜180℃までの温
度を有する、液滴状となつた、又はそのようになつてい
ない本質的に液状のマンニトール を導入し、この導入の際、上記結晶性マンニトールと上
記液状マンニトールとを、結晶性マンニトールの1重量
部当たり6〜1.5重量部の液状マンニトールの比率
で、上記回転容器内で流動中の粒状物の堆積層の表面に
加え、これら上記条件の選択は上記本質的に液状のマン
ニトールと結晶性マンニトールが出会う位置の流動中の
粒状物堆積層の表面において全体的融合が起こらないよ
うな限度内で選ばれ、 そして上記流動中の粒状物堆積層の表面に浮かび上がろ
うとする傾向を有する大粒径の粒子を例えばオーバーフ
ロー(溢流)によつて回転容器の外部へ取り出すことを
特徴とするものである。
ンニトールの製造もまた本発明により製造することがで
きる。この方法は水平に配置された、又は水平に対して
傾斜して設けられた軸の周りに2〜10rpmの速度で回
転しており、且つ内部に145〜165℃の温度に保つ
たある量の粒状マンニトールが入れられ、これがその回
転によつて運動状態に保たれた状態となつている開放容
器の中に連続的及び同時的に、 (イ)5mmよりも小さく、好ましくは1.5mmよりも小さ
な粒度を有し、5〜150℃、好ましくは50〜150℃
の温度の結晶性マンニトールと、 (ロ)乾燥物含有量が99%以上であつて、164°〜1
80℃までの温度、好ましくは166.5°〜180℃
まで、そしてより有利には175°〜180℃までの温
度を有する、液滴状となつた、又はそのようになつてい
ない本質的に液状のマンニトール を導入し、この導入の際、上記結晶性マンニトールと上
記液状マンニトールとを、結晶性マンニトールの1重量
部当たり6〜1.5重量部の液状マンニトールの比率
で、上記回転容器内で流動中の粒状物の堆積層の表面に
加え、これら上記条件の選択は上記本質的に液状のマン
ニトールと結晶性マンニトールが出会う位置の流動中の
粒状物堆積層の表面において全体的融合が起こらないよ
うな限度内で選ばれ、 そして上記流動中の粒状物堆積層の表面に浮かび上がろ
うとする傾向を有する大粒径の粒子を例えばオーバーフ
ロー(溢流)によつて回転容器の外部へ取り出すことを
特徴とするものである。
好ましくはこれらの粒状化物は70°〜80℃の温度に
5〜60分間保持することによる熟成処理にかけるのが
よい。
5〜60分間保持することによる熟成処理にかけるのが
よい。
従つて本発明に従う直接圧縮の可能な粒状マンニトール
を製造する為の方法は下記あるいはこれと同等の態様に
よるものである。
を製造する為の方法は下記あるいはこれと同等の態様に
よるものである。
本発明に従う方法の枠内で用いられる原料物質は、 ○約164°〜180℃、好ましくは166.5°〜1
80℃、そして更に有利には175°〜180℃の温度
に保たれた本質的に液状のマンニトールと、 ○5mm以下、好ましくは1.5mm以下の粒度を有して約
5〜150℃、好ましくは50〜150℃の温度の結晶
性マンニトールとよりなる。
80℃、そして更に有利には175°〜180℃の温度
に保たれた本質的に液状のマンニトールと、 ○5mm以下、好ましくは1.5mm以下の粒度を有して約
5〜150℃、好ましくは50〜150℃の温度の結晶
性マンニトールとよりなる。
それら二つの原料成分、即ち液状マンニトールと結晶性
マンニトールとは、結晶性マンニトールの約1重量部当
たり液状マンニトール約6〜1.5重量部の割合で、水
平軸又は水平に対して傾斜した軸の周りに2〜10rpm
の速度で連続的に回転していて且つ内部に上記回転によ
つて流動(運動という)状態に保たれている145〜1
65℃の温度の粒状マンニトールの堆積層を有する開放
容器の中に、適当な手段によつて導入される。その際上
記運動状態に保たれた粒状物堆積層の表面においてその
液状マンニトールと結晶性マンニトールとの混合物が形
成される。この時の運動は丁度キヤンデイー製造容器に
おける砂糖で被覆された粒状キヤンデイーの堆積層の運
動に似ており、そしてそれによつて粒子は次第に大きな
粒度となり、この粒度の大きな粒子は運動しつつある堆
積層の表面に浮かびあがろうとする傾向を有する。
マンニトールとは、結晶性マンニトールの約1重量部当
たり液状マンニトール約6〜1.5重量部の割合で、水
平軸又は水平に対して傾斜した軸の周りに2〜10rpm
の速度で連続的に回転していて且つ内部に上記回転によ
つて流動(運動という)状態に保たれている145〜1
65℃の温度の粒状マンニトールの堆積層を有する開放
容器の中に、適当な手段によつて導入される。その際上
記運動状態に保たれた粒状物堆積層の表面においてその
液状マンニトールと結晶性マンニトールとの混合物が形
成される。この時の運動は丁度キヤンデイー製造容器に
おける砂糖で被覆された粒状キヤンデイーの堆積層の運
動に似ており、そしてそれによつて粒子は次第に大きな
粒度となり、この粒度の大きな粒子は運動しつつある堆
積層の表面に浮かびあがろうとする傾向を有する。
例えば過熱しないように設定された装置の中で粉末状マ
ンニトールを溶融させることによつて作られた液状マン
ニトールは、上記の運動しつつある堆積層の表面に帯
状、薄膜状、線状あるいは好ましくは例えばスプレー手
段によつて形成された液滴の形に細かく分けられた状態
で導入される。
ンニトールを溶融させることによつて作られた液状マン
ニトールは、上記の運動しつつある堆積層の表面に帯
状、薄膜状、線状あるいは好ましくは例えばスプレー手
段によつて形成された液滴の形に細かく分けられた状態
で導入される。
この場合に全ての変数はその容器の内部で運動しつつあ
る堆積層の表面を構成している各粒子の全体的融合が生
じないように選ばれる。
る堆積層の表面を構成している各粒子の全体的融合が生
じないように選ばれる。
溢流によつて取り出された粒子は結晶性マンニトール粉
末と溶融したマンニトールとの凝結物よりなり、そして
これらは好ましくは約70〜80℃の温度において約5
〜60分間熟成処理にかけられる。
末と溶融したマンニトールとの凝結物よりなり、そして
これらは好ましくは約70〜80℃の温度において約5
〜60分間熟成処理にかけられる。
次いでこれらはハンマークラツシャーのような粉砕機に
よつて粉砕される。
よつて粉砕される。
約5mm以下、そして好ましくは1.5mmよりも小さな粒
度の粒子は一般に再循環して結晶性原料の一部として用
いられる。
度の粒子は一般に再循環して結晶性原料の一部として用
いられる。
上に説明した方法を実施する為の装置は本質的に第2図
に略断面図で示すように全体として1で示す回転容器よ
りなる。その回転軸XYが必要な場合に水平に対して傾
斜していることができる。この容器は第2図に示すよう
に、その上流側に本質的に液状のマンニトールの為の供
給装置2と、この液状マンニトールを容器1の内側で分
散させる手段と、この分散された溶融マンニトールを5
mm以下の粒度の結晶性マンニトールと混合するのに適し
た手段とが配置されていると共に、この容器の下流側に
は、好ましくは回転式の「熟成」容器4と、粉砕装置5
と、分級装置6と、細かな粒度の粉砕結晶性マンニトー
ルを上記分級装置の出口及び上記容器1と共働する混合
手段へ再循環させるに適した手段7とが直列に配置され
ている。
に略断面図で示すように全体として1で示す回転容器よ
りなる。その回転軸XYが必要な場合に水平に対して傾
斜していることができる。この容器は第2図に示すよう
に、その上流側に本質的に液状のマンニトールの為の供
給装置2と、この液状マンニトールを容器1の内側で分
散させる手段と、この分散された溶融マンニトールを5
mm以下の粒度の結晶性マンニトールと混合するのに適し
た手段とが配置されていると共に、この容器の下流側に
は、好ましくは回転式の「熟成」容器4と、粉砕装置5
と、分級装置6と、細かな粒度の粉砕結晶性マンニトー
ルを上記分級装置の出口及び上記容器1と共働する混合
手段へ再循環させるに適した手段7とが直列に配置され
ている。
供給装置2はポンプ16が設けられている配管13を通
して回転容器1に連結されている。
して回転容器1に連結されている。
液状マンニトールを分散させるための好ましい手段は、
液状マンニトールを容器1の所まで送りこみ且つこれを
例えばこの容器の底面1aの近傍に配置された例えば形
がランプ(ramp)状をしたノズル17によつてスプレー
可能なポンプ16を含む。このスプレーされた液状マン
ニトールの液滴は、例えば振動デイストリビユーター型
の装置19によつて、導入された粉末状の結晶性マンニ
トールと合体される。
液状マンニトールを容器1の所まで送りこみ且つこれを
例えばこの容器の底面1aの近傍に配置された例えば形
がランプ(ramp)状をしたノズル17によつてスプレー
可能なポンプ16を含む。このスプレーされた液状マン
ニトールの液滴は、例えば振動デイストリビユーター型
の装置19によつて、導入された粉末状の結晶性マンニ
トールと合体される。
混合は図示のように容器の一部分を充たしている運動状
態の粒子堆積層Mの表面において行なわれる。
態の粒子堆積層Mの表面において行なわれる。
容器の回転は例えば図式的に示されている駆動装置によ
つて行なわれる。容器1は図示のように桶又はドラムの
形に構成されていることができる。この容器をキヤンデ
イー製造容器と同様に、即ち球体からその一部を切りと
つたような形に形成することも可能である。
つて行なわれる。容器1は図示のように桶又はドラムの
形に構成されていることができる。この容器をキヤンデ
イー製造容器と同様に、即ち球体からその一部を切りと
つたような形に形成することも可能である。
容器1が第2図に示したのと同様な形を有している時
は、一般に25°よりも大きな傾斜角度(α)を採用
し、そして好ましくはこの傾斜角度は25°と45°と
の間である。
は、一般に25°よりも大きな傾斜角度(α)を採用
し、そして好ましくはこの傾斜角度は25°と45°と
の間である。
この場合に回転軸XYの水平面に対する傾斜角度を変化
させる為の手段(図示されていない)が設けられる。
させる為の手段(図示されていない)が設けられる。
もしこの容器1がキヤンデイー製造用容器の形のもので
ある時は、その傾斜角度は25°よりも小さく、そして
全く傾斜していなくてもよい。
ある時は、その傾斜角度は25°よりも小さく、そして
全く傾斜していなくてもよい。
好ましくはこの容器1は掻きとり板21が設けられてい
る。
る。
運動しつつある粒子の堆積層Mの表面に達した粒子は例
えば溢流系に沿つて(矢印F1参照)容器1から取除か
れ、好ましくはこの装置に含まれている回転シリンダ4
の入口にパイプ23を介して連結されているシユート2
2に送りこまれる。回転シリンダ4は回転に適した手段
よりなる2つのベアリング24aおよび24bによつて
支持されている。このシリンダの直径、その回転速度及
びこのものの傾斜角度は与えられた粒子がこのシリンダ
内で滞留する時間が5〜60分となるように選ばれる。
えば溢流系に沿つて(矢印F1参照)容器1から取除か
れ、好ましくはこの装置に含まれている回転シリンダ4
の入口にパイプ23を介して連結されているシユート2
2に送りこまれる。回転シリンダ4は回転に適した手段
よりなる2つのベアリング24aおよび24bによつて
支持されている。このシリンダの直径、その回転速度及
びこのものの傾斜角度は与えられた粒子がこのシリンダ
内で滞留する時間が5〜60分となるように選ばれる。
この回転シリンダ4の出口において熟成された粒子、従
つて結晶性マンニトールよりなる粒子はシユート25中
に落下し、そして前述の粉砕装置5の中に送りこまれ
る。この粉砕装置5は好ましくは、その粉砕生成物の粒
度を変化することが可能となるように設けられている。
つて結晶性マンニトールよりなる粒子はシユート25中
に落下し、そして前述の粉砕装置5の中に送りこまれ
る。この粉砕装置5は好ましくは、その粉砕生成物の粒
度を変化することが可能となるように設けられている。
この粉砕装置5の出口からその粉砕生成物は好ましくは
空気動力学的な給送手段を備えたパイプ26を通して分
級装置6へ導びかれ、そしてこの分級装置の出口におい
て所望の粒度を有する生成物がパイプ27を通して取出
され、そして粒度の小さすぎる生成物はパイプ28を通
して容器1へリサイクルされる。このパイプ28は例え
ばタービンよりなる前述の手段7を備えている。
空気動力学的な給送手段を備えたパイプ26を通して分
級装置6へ導びかれ、そしてこの分級装置の出口におい
て所望の粒度を有する生成物がパイプ27を通して取出
され、そして粒度の小さすぎる生成物はパイプ28を通
して容器1へリサイクルされる。このパイプ28は例え
ばタービンよりなる前述の手段7を備えている。
理解を容易にする為に挙げるならば、本発明者によつて
その実験に用いられそして良好な結果を与えた装置にお
いて、第2図に示した型の直径3.60m及び深さ1.
20mを有して25°〜45°までの間でその傾斜を調
節することのできる第2図に示すような桶形の容器1を
用いた。この容器の回転数は通常約7rpmである。この
同じ装置において長さ8.50m、直径1.80m、傾
斜角度5°及び回転速度10rpmの回転シリンダ4を用
いた。
その実験に用いられそして良好な結果を与えた装置にお
いて、第2図に示した型の直径3.60m及び深さ1.
20mを有して25°〜45°までの間でその傾斜を調
節することのできる第2図に示すような桶形の容器1を
用いた。この容器の回転数は通常約7rpmである。この
同じ装置において長さ8.50m、直径1.80m、傾
斜角度5°及び回転速度10rpmの回転シリンダ4を用
いた。
以下に本発明に従う直接圧縮可能な粒状マンニトールを
本発明に従う方法及び装置の使用のもとに製造するいく
つかの実施例を挙げる。
本発明に従う方法及び装置の使用のもとに製造するいく
つかの実施例を挙げる。
例1 記載した装置に、平均粒度120ミクロンの粉末化した
マンニトールを375kg/hrの供給速度で、また溶融し
たマンニトールを800kg/hrの供給速度で175℃に
おいてそれぞれ供給し、そして容器1の傾斜角度を30
°に調節した。
マンニトールを375kg/hrの供給速度で、また溶融し
たマンニトールを800kg/hrの供給速度で175℃に
おいてそれぞれ供給し、そして容器1の傾斜角度を30
°に調節した。
この運動状態の粒子の堆積層内の温度は160〜165
℃であつた。
℃であつた。
熟成用シリンダ内での平均滞留時間は25分間であつ
た。
た。
溢流によつて取出された粒子の平均粒径は5〜15mmで
あつた。
あつた。
このようにして得られた直接圧縮の可能な粒状マンニト
ールは下記の特性値を有していた: ○粒度分布 >1000μm:0.5% > 500μm:48 % > 250μm:99 % ○平均粒度 :520ミクロン ○破壊強度(N):97.0(ERWEKA装置による) ○易砕性 :45% ○流動指数 :85 ○比表面積 :<0.4m2/g ○空孔率(cm3/g):<1 例2 上記例1におけると同じ方法によるが、ただし容器1の
傾斜角度を35°に変化させた。
ールは下記の特性値を有していた: ○粒度分布 >1000μm:0.5% > 500μm:48 % > 250μm:99 % ○平均粒度 :520ミクロン ○破壊強度(N):97.0(ERWEKA装置による) ○易砕性 :45% ○流動指数 :85 ○比表面積 :<0.4m2/g ○空孔率(cm3/g):<1 例2 上記例1におけると同じ方法によるが、ただし容器1の
傾斜角度を35°に変化させた。
溢流によつて取出された粒状物の平均粒度は5〜10mm
であり、そしてこれを直接粉砕にかけた。
であり、そしてこれを直接粉砕にかけた。
得られた直接圧縮可能な粒状マンニトールは下記の特性
値を有していた。
値を有していた。
○粒度分布 >1000μm: 3% > 500μm:73% > 250μm:99% ○平均粒度 :620ミクロン ○破壊強度(N):91.2(ERWEKA装置による) ○易砕性 :45% ○流動指数 :85 ○比表面積 :<0.4m2/g ○空孔率(cm3/g):<1 下表に、試験生成物の粒度分布、圧縮性、易砕性及び流
動特性についての測定値を挙げる: ○上記例1及び例2のマンニトール ○市販の直接圧縮可能なラクトース ○バインダを含まない直接圧縮可能な市販のマンニトー
ル ○バインダを含有する直接圧縮可能なマンニトール 〔発明の効果〕 上記表に挙げた結果からみて本発明に従う直接圧縮可能
なマンニトールの優秀性は明らかである。
動特性についての測定値を挙げる: ○上記例1及び例2のマンニトール ○市販の直接圧縮可能なラクトース ○バインダを含まない直接圧縮可能な市販のマンニトー
ル ○バインダを含有する直接圧縮可能なマンニトール 〔発明の効果〕 上記表に挙げた結果からみて本発明に従う直接圧縮可能
なマンニトールの優秀性は明らかである。
このマンニトールの易砕性の値は非常に低く従つてそれ
はバインダを有するものも含めて現在する直接圧縮可能
なマンニトールと本質的に異なつている。従つて本発明
に従う直接圧縮可能な粒状のマンニトールの輸送に際し
ては磨砕や有害な微細粒子の形成に関してほとんど問題
を生ずることがない。
はバインダを有するものも含めて現在する直接圧縮可能
なマンニトールと本質的に異なつている。従つて本発明
に従う直接圧縮可能な粒状のマンニトールの輸送に際し
ては磨砕や有害な微細粒子の形成に関してほとんど問題
を生ずることがない。
このものの圧縮性はラクトースのそれよりも高い。
このものの流動指数はラクトースのそれ及びバインダ含
有又はバインダ非含有の直接圧縮可能な市販のマンニト
ールのそれと等しいか又はそれよりも大きいが、これは
採用される直接圧縮の為の賦型剤としての実用の為に充
分な値である。
有又はバインダ非含有の直接圧縮可能な市販のマンニト
ールのそれと等しいか又はそれよりも大きいが、これは
採用される直接圧縮の為の賦型剤としての実用の為に充
分な値である。
これら全ての値は公知のバインダ含有又は非含有の直接
圧縮可能なマンニトールよりも小さな平均粒度について
得られたものであり、それによつて本発明に係るマンニ
トールは活性をもつて少量投与される医薬錠剤の製造に
使用することができる。
圧縮可能なマンニトールよりも小さな平均粒度について
得られたものであり、それによつて本発明に係るマンニ
トールは活性をもつて少量投与される医薬錠剤の製造に
使用することができる。
上記の記述より既に得られ且つ自明のように本発明はそ
の実施の形態及び以上に記述した特別な具体的にのみ限
定されるものではなく、全ての変形態様を包含するもの
である。
の実施の形態及び以上に記述した特別な具体的にのみ限
定されるものではなく、全ての変形態様を包含するもの
である。
第1図は本発明に従う直接圧縮の可能な粒状マンニトー
ルを用いて得た錠剤の断面形状を示し、第2図は本発明
に従う直接圧縮可能な粒状マンニトールの製造方法を実
施する装置の一例を図式図で示す。 1…回転する開放容器、2…供給装置 4…熟成シリンダ、5…粉砕機 6…分級装置、7…再循環装置
ルを用いて得た錠剤の断面形状を示し、第2図は本発明
に従う直接圧縮可能な粒状マンニトールの製造方法を実
施する装置の一例を図式図で示す。 1…回転する開放容器、2…供給装置 4…熟成シリンダ、5…粉砕機 6…分級装置、7…再循環装置
Claims (12)
- 【請求項1】バインダを含まない粒状マンニトールであ
って、その400ないし500μmの粒度フラクション
が下記の試験法Aにおいて65%より少ない易砕性を示
すことを特徴とする、直接圧縮加工用粒状マンニトー
ル。 試験法A:フライアビリメーターにより400〜500
μmの粒度フラクションに相当する粒状マンニトールを
粉砕し、得られた粉砕物のうちメッシュ巾351μmの
篩を通過するものの割合(重量%)を測定。 - 【請求項2】下記の試験法Bにおいて49.0N(ニュ
ートン)以上の圧縮力を有する、特許請求の範囲第1項
記載の粒状マンニトール。 試験法B:粒状マンニトールに潤滑剤を加え高出力ロー
タリープレスにより500N以下の打錠圧で直径20m
m、厚さ5mm両凹面状の円形錠剤を製造し、該錠剤の破
壊強度(N)をジュロメーターで測定。 - 【請求項3】前記圧縮力が、78.4N以上である特許
請求の範囲第2項記載の粒状マンニトール。 - 【請求項4】CARRインデックスで表わされる流動指
数が65よりも高い、特許請求の範囲第1ないし3項の
いずれか一項に記載の粒状マンニトール。 - 【請求項5】重量基準による粒度分布の50%に相当す
る平均粒度が650μmよりも小さい特許請求の範囲第
1ないし4項のいずれか一項に記載の粒状マンニトー
ル。 - 【請求項6】活性成分が少量投与される薬用錠剤の賦形
剤として用いる、特許請求の範囲第5項記載の粒状マン
ニトール。 - 【請求項7】水平方向軸又は水平に対して傾斜する方向
軸を有し、且つこの軸の回りに2ないし10rpmの速度
で回転しており、且つ該回転軸の回りの回転によって運
動し続けている145ないし165℃の温度の粒状のマ
ンニトールを収容している開放容器の中に連続的及び同
時的に、 平均粒径が5mmよりも小さく、5ないし150℃の温度
の結晶性マンニトールと、 乾燥物質含有量が99%以上であって、温度が164と
180℃との間である、液滴状となっている又はそうな
っていない、本質的に液状のマンニトールと を導入し、その導入の際、上記結晶性マンニトール及び
上記液状マンニトールは結晶性マンニトールの重量1部
について液状マンニトール6ないし1.5重量部の割合
で上記回転容器内で流動中の粒状物の表面に導入され、
これら上記条件の選択は、本質的に液状のマンニトール
と結晶性マンニトールとが出会う流動中の粒状物の表面
において全体的融合が起らないように選ばれ、 流動中の粒状物の表面に分離現象により上昇してくる傾
向を有する大粒径の粒子がその回転容器の外部へ取り出
されることを特徴とする、直接圧縮加工用でバインダを
含まない粒状マンニトール製造方法。 - 【請求項8】前記大粒径の粒子をオーバーフローによっ
て回転容器の外部へ取り出す特許請求の範囲第7項記載
の方法。 - 【請求項9】前記回転容器からその出口の所で取り出さ
れた粒状物を70ないし80℃の温度において、5ない
し60分間維持することによる熟成期間を置く、特許請
求の範囲第7項記載の方法。 - 【請求項10】前記結晶性マンニトールの平均粒径が
1.5mmよりも小さく、温度が50ないし150℃であ
る特許請求の範囲第7項記載の方法。 - 【請求項11】前記液状マンニトールの温度が166.
5ないし189℃である特許請求の範囲第7項記載の方
法。 - 【請求項12】前記液状マンニトールの温度が175な
いし180℃である特許請求の範囲第11項記載の方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8415211A FR2571045B1 (fr) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | Mannitol granulaire directement compressible et son procede de fabrication |
FR8415211 | 1984-10-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61155343A JPS61155343A (ja) | 1986-07-15 |
JPH0645564B2 true JPH0645564B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=9308322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60219307A Expired - Lifetime JPH0645564B2 (ja) | 1984-10-03 | 1985-10-03 | 直接圧縮加工用粒状マンニトールおよびその製造方法 |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4661647A (ja) |
EP (1) | EP0179703B1 (ja) |
JP (1) | JPH0645564B2 (ja) |
KR (1) | KR920010469B1 (ja) |
CN (1) | CN1005148B (ja) |
AT (1) | ATE34562T1 (ja) |
CA (1) | CA1272215A (ja) |
DE (1) | DE3562899D1 (ja) |
DK (1) | DK174195B1 (ja) |
ES (1) | ES8700218A1 (ja) |
FI (1) | FI88707C (ja) |
FR (1) | FR2571045B1 (ja) |
GR (1) | GR852392B (ja) |
IE (1) | IE58889B1 (ja) |
NO (1) | NO166034C (ja) |
PT (1) | PT81250B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3032920U (ja) * | 1996-04-18 | 1997-01-17 | 有限会社四季デザイン研究所 | 垂直面等簡易装着装置付花器 |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2588005B1 (fr) * | 1985-10-02 | 1987-12-11 | Roquette Freres | Maltitol poudre directement compressible et son procede de preparation |
JPH01213245A (ja) * | 1988-02-20 | 1989-08-28 | Ueno Seiyaku Oyo Kenkyusho:Kk | 固体状ソルビトールの製法 |
DE69022861T2 (de) * | 1989-01-24 | 1996-04-04 | Spi Polyols Inc | Kryoschützende kristalline Sorbitolkügelchen. |
FR2710637B1 (fr) * | 1993-09-28 | 1995-12-08 | Roquette Freres | Mannitol pulvérulent de friabilité modérée et son procédé de préparation. |
US5976570A (en) * | 1993-12-21 | 1999-11-02 | Applied Analytical Industries, Inc. | Method for preparing low dose pharmaceutical products |
ZA939566B (en) * | 1993-12-21 | 1994-08-11 | Applied Analytical Ind Inc | Method for dry blend compression od medicaments. |
US5928668A (en) * | 1993-12-21 | 1999-07-27 | Applied Analytical Industries, Inc. | Method for dry blend compression of medicaments |
CA2159419C (en) * | 1994-10-17 | 2006-07-04 | Pieter De Haan | Solid pharmaceutical composition comprising an excipient capable of binding water |
HUP9902165A3 (en) | 1996-04-16 | 2001-01-29 | Bayer Ag | D-mannit and with big specific surface area process for preparing it and solid pharmaceuticals containing it |
US6235947B1 (en) * | 1997-04-14 | 2001-05-22 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | D-mannitol and its preparation |
US8071128B2 (en) | 1996-06-14 | 2011-12-06 | Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. | Intrabuccally rapidly disintegrating tablet and a production method of the tablets |
US6024981A (en) * | 1997-04-16 | 2000-02-15 | Cima Labs Inc. | Rapidly dissolving robust dosage form |
WO2000066171A1 (fr) * | 1999-04-28 | 2000-11-09 | Freund Industrial Co., Ltd. | Agregat de granules d'alcool de sucre, et procede de preparation correspondant |
CA2342121C (fr) | 2000-03-29 | 2010-05-25 | Roquette Freres | Mannitol pulverulent et son procede de preparation |
FR2807034B1 (fr) * | 2000-03-29 | 2002-06-14 | Roquette Freres | Mannitol pulverulent et son procede de fabrication |
US9358214B2 (en) | 2001-10-04 | 2016-06-07 | Adare Pharmaceuticals, Inc. | Timed, sustained release systems for propranolol |
DE10161402A1 (de) * | 2001-12-13 | 2003-06-18 | Merck Patent Gmbh | Verfahren zur Herstellung von direkt tablettierbarem beta-Mannit |
US20040109889A1 (en) * | 2002-12-04 | 2004-06-10 | Bunick Frank J. | Surface treatment composition for soft substrates |
US8367111B2 (en) * | 2002-12-31 | 2013-02-05 | Aptalis Pharmatech, Inc. | Extended release dosage forms of propranolol hydrochloride |
US8545881B2 (en) | 2004-04-19 | 2013-10-01 | Eurand Pharmaceuticals, Ltd. | Orally disintegrating tablets and methods of manufacture |
US8747895B2 (en) * | 2004-09-13 | 2014-06-10 | Aptalis Pharmatech, Inc. | Orally disintegrating tablets of atomoxetine |
US9884014B2 (en) * | 2004-10-12 | 2018-02-06 | Adare Pharmaceuticals, Inc. | Taste-masked pharmaceutical compositions |
NZ589750A (en) | 2004-10-21 | 2012-07-27 | Aptalis Pharmatech Inc | Taste-masked pharmaceutical compositions with gastrosoluble pore-formers |
US20060105038A1 (en) * | 2004-11-12 | 2006-05-18 | Eurand Pharmaceuticals Limited | Taste-masked pharmaceutical compositions prepared by coacervation |
US9161918B2 (en) | 2005-05-02 | 2015-10-20 | Adare Pharmaceuticals, Inc. | Timed, pulsatile release systems |
DE102007012105A1 (de) * | 2007-03-13 | 2008-09-18 | Add Advanced Drug Delivery Technologies Ltd. | Pellets enthaltend pharmazeutische Substanz, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
CN101283776A (zh) * | 2007-04-11 | 2008-10-15 | 欧劳福林精细化工(昆山)有限公司 | 一种甜味剂颗粒 |
ES2668203T3 (es) | 2009-12-02 | 2018-05-17 | Adare Pharmaceuticals S.R.L. | Microcápsulas de fexofenadina y composiciones que las contienen |
WO2011085181A1 (en) * | 2010-01-08 | 2011-07-14 | Eurand, Inc. | Taste masked topiramate composition and an orally disintegrating tablet comprising the same |
FR3023128B1 (fr) * | 2014-07-01 | 2017-11-10 | Roquette Freres | Nouvelle composition edulcorante |
CN104095184B (zh) * | 2014-07-15 | 2016-03-30 | 浙江华康药业股份有限公司 | 一种粒状复合糖醇及其制备方法 |
FR3038836B1 (fr) | 2015-07-17 | 2017-07-14 | Roquette Freres | Granules de mannitol pour compression directe |
CN108056474A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-05-22 | 山东天力药业有限公司 | 一种多维泡腾片及其制备方法 |
CN110172012A (zh) * | 2019-07-06 | 2019-08-27 | 浙江华康药业股份有限公司 | 直接压片甘露醇的制备方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA554859A (en) * | 1958-03-25 | Altas Powder Company | Selective crystallization of hexitols | |
US2315699A (en) * | 1939-07-27 | 1943-04-06 | Atlas Powder Co | Crystallization of sorbitol |
US2594863A (en) * | 1948-12-24 | 1952-04-29 | Atlas Powder Co | Crystallization of sorbitol |
US3330874A (en) * | 1963-01-31 | 1967-07-11 | Pfizer & Co C | Sorbitol crystallization process |
US3341415A (en) * | 1964-02-12 | 1967-09-12 | Warner Lambert Pharmaceutical | Pharmaceutical tablet excipients of solid particles of a binary solid solution of mannitol with a sugar |
US3308171A (en) * | 1964-07-17 | 1967-03-07 | Yokohama Seito Kabushiki Kaish | Method for producing granular or powdery sorbitol from sorbitol solution |
FR1506334A (fr) * | 1965-05-28 | 1967-12-22 | Miles Lab | Nouvel excipient pour pastilles à mâcher, et procédé de fabrication de telles pastilles |
US3484492A (en) * | 1967-02-27 | 1969-12-16 | Atlas Chem Ind | Crystallization of mannitol from sorbitol |
US3632656A (en) * | 1967-04-13 | 1972-01-04 | Atlas Chem Ind | Crystallization of mannitol |
FR2202867B1 (ja) * | 1972-10-13 | 1978-02-10 | Roquette Freres | |
JPS5824239B2 (ja) * | 1975-07-29 | 1983-05-19 | 富士写真フイルム株式会社 | ジキテ−プセツダンソウチ |
JPS5220444A (en) * | 1976-06-16 | 1977-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Extinguisher of liquid fuel combustor |
JPS5365806A (en) * | 1976-11-19 | 1978-06-12 | Nippon Shiryo Kogyo Kk | Method of making granular powder of crystalline sugar alcohol |
FR2451357A1 (fr) * | 1979-03-16 | 1980-10-10 | Roquette Freres | Procede pour la mise sous forme comprimee du sorbitol et produit resultant |
US4293570A (en) * | 1979-04-02 | 1981-10-06 | Chimicasa Gmbh | Process for the preparation of sweetener containing product |
DE3245170A1 (de) * | 1982-12-07 | 1984-06-07 | Merck Patent Gmbh, 6100 Darmstadt | Verbesserter sorbit, verfahren zur herstellung und verwendung |
-
1984
- 1984-10-03 FR FR8415211A patent/FR2571045B1/fr not_active Expired
-
1985
- 1985-09-30 CN CN85108599.7A patent/CN1005148B/zh not_active Expired
- 1985-10-01 CA CA000491967A patent/CA1272215A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-10-02 KR KR1019850007257A patent/KR920010469B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1985-10-03 ES ES547528A patent/ES8700218A1/es not_active Expired
- 1985-10-03 JP JP60219307A patent/JPH0645564B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1985-10-03 NO NO853917A patent/NO166034C/no not_active IP Right Cessation
- 1985-10-03 PT PT81250A patent/PT81250B/pt not_active IP Right Cessation
- 1985-10-03 AT AT85401934T patent/ATE34562T1/de not_active IP Right Cessation
- 1985-10-03 IE IE242485A patent/IE58889B1/en not_active IP Right Cessation
- 1985-10-03 EP EP85401934A patent/EP0179703B1/fr not_active Expired
- 1985-10-03 FI FI853842A patent/FI88707C/fi not_active IP Right Cessation
- 1985-10-03 DE DE8585401934T patent/DE3562899D1/de not_active Expired
- 1985-10-03 GR GR852392A patent/GR852392B/el unknown
- 1985-10-03 DK DK198504503A patent/DK174195B1/da not_active IP Right Cessation
- 1985-10-11 US US06/786,859 patent/US4661647A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3032920U (ja) * | 1996-04-18 | 1997-01-17 | 有限会社四季デザイン研究所 | 垂直面等簡易装着装置付花器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0179703A1 (fr) | 1986-04-30 |
CA1272215A (en) | 1990-07-31 |
CN85108599A (zh) | 1986-12-03 |
CN1005148B (zh) | 1989-09-13 |
DK450385D0 (da) | 1985-10-03 |
NO853917L (no) | 1986-04-04 |
KR860002978A (ko) | 1986-05-19 |
PT81250B (pt) | 1987-10-20 |
FI88707C (fi) | 1993-06-28 |
ATE34562T1 (de) | 1988-06-15 |
IE58889B1 (en) | 1993-12-01 |
KR920010469B1 (ko) | 1992-11-28 |
US4661647A (en) | 1987-04-28 |
FR2571045B1 (fr) | 1987-12-11 |
DK450385A (da) | 1986-04-04 |
PT81250A (fr) | 1985-11-01 |
ES8700218A1 (es) | 1986-10-01 |
DE3562899D1 (en) | 1988-06-30 |
IE852424L (en) | 1986-04-03 |
FR2571045A1 (fr) | 1986-04-04 |
JPS61155343A (ja) | 1986-07-15 |
DK174195B1 (da) | 2002-09-16 |
ES547528A0 (es) | 1986-10-01 |
FI853842A0 (fi) | 1985-10-03 |
NO166034C (no) | 1991-05-22 |
EP0179703B1 (fr) | 1988-05-25 |
FI853842L (fi) | 1986-04-04 |
NO166034B (no) | 1991-02-11 |
GR852392B (ja) | 1985-12-18 |
FI88707B (fi) | 1993-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0645564B2 (ja) | 直接圧縮加工用粒状マンニトールおよびその製造方法 | |
RU2170082C2 (ru) | Способ обработки лекарственного средства, устройство для формирования лекарственного средства и лекарственное средство | |
US3341415A (en) | Pharmaceutical tablet excipients of solid particles of a binary solid solution of mannitol with a sugar | |
EP1421944B1 (en) | Antacid and laxative tablet comprising magnesium oxide | |
JP2002515407A (ja) | キシリトールの結晶化、結晶性キシリトール製品およびそれらの使用 | |
KR100788520B1 (ko) | 가루형 소르비톨 및 그의 제조방법 | |
AU689531B2 (en) | Process for producing S(+)-ibuprofen particles | |
JPS603371B2 (ja) | 改良されたガンマ−ソルビト−ル多形体 | |
JP5090345B2 (ja) | キシリトール結晶粒子および他のポリオールを含有する粉末の製造方法 | |
Maghsoodi et al. | Design of agglomerated crystals of ibuprofen during crystallization: influence of surfactant | |
CN117503938B (zh) | 直压型甘露醇的制备方法 | |
JP2017071558A (ja) | 錠剤の衝撃耐性改善賦形剤 | |
JPS62230723A (ja) | イブプロフエン含有医薬組成物 | |
NOKHOUDCHI et al. | An improvement of physicomechanical properties of carbamazepine crystals | |
Ustad et al. | Improvement of Solubility and Compressibility of Ketoprofen by Melt Sonocrystallization | |
JP2016145203A (ja) | 錠剤の衝撃耐性向上賦形剤 | |
AU2023217824A1 (en) | Directly compressible mannitol granules | |
WO2000066171A1 (fr) | Agregat de granules d'alcool de sucre, et procede de preparation correspondant | |
KINI | PREPARATION AND CHARACTERIZATION OF SPHERICAL AGGLOMERATES OF KETOPROFEN BY NEUTRALIZATION METHOD MUDIT DIXIT, DR. PK KULKARNI, SHAHNAWAZ ANIS AND | |
Göcző | Spherical crystallization of drug materials for direct tablet-making | |
WO2002102413A2 (en) | Alkali or alkaline earth metal benzoate particles | |
JPH03240475A (ja) | 顆粒糖の製造法 |