JPH0644776Y2 - エアーデフレクター構造 - Google Patents

エアーデフレクター構造

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JPH0644776Y2
JPH0644776Y2 JP13783588U JP13783588U JPH0644776Y2 JP H0644776 Y2 JPH0644776 Y2 JP H0644776Y2 JP 13783588 U JP13783588 U JP 13783588U JP 13783588 U JP13783588 U JP 13783588U JP H0644776 Y2 JPH0644776 Y2 JP H0644776Y2
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JP
Japan
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wind receiving
air deflector
receiving portion
wind
rib
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JP13783588U
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信雄 石井
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、エアーデフレクターの改良に関する。
(従来の技術) 従来、車両の走行による走行風の整流のため、車体の前
部に具えられるエアーデフレクターの構造は、第3図
(実開昭62−110081号等)に示すように車体に金属のブ
ラケット(E)を介して取付スクリュー又はボルト
(D)によって、ほぼ垂直に設けられる風受部(B)と
それに連続する本体上部(C)からなるエアーデフレク
ター(A)を螺着、固定するものが一般的である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものの場合、走行風を整流す
る、ほぼ垂直に設けられる風受部(B)の長さが長いも
のであると、上記風受部(B)が自重によって前方へせ
り出すように変形し、風受部(B)の下端と路面との隙
間が小さくなってしまうことから段差等に乗り上げた時
に風受部(B)の下縁が段差と接触し破損する上、風受
部(B)が前方へせり出すように変形することによっ
て、風受部(B)が受ける走行風の抵抗が大きくなり、
車体との取付部に過大な負荷がかかり、エアーデフレク
ター(A)が落下し、取付部に発生するガタにより十分
な整流効果が得られないという問題があった。そのた
め、風受部(B)が自重によって前方へせり出すように
変形しないように、風受部(B)とエアーデフレクター
(A)本体上部を補強するように、風受部(B)とエア
ーデフレクター本体上部を一体に連結するリブ(F)を
配設しているもの(第4図)があるが、風受部(B)の
剛性が高くなり過ぎ、風受部(B)が走行風や路面接触
によって変形するときに、風受部(B)の変形がリブ
(F)の前方下端縁から起こることとなるので、このエ
アーデフレクター(A)の上方取付部(C)には過大な
荷重が発生し、破損や落下等の生ずる欠点がある。そこ
で、この考案は上記従来のものの持つ欠点を改善すると
共に、簡単な構造によって整流効果を損なうことなく、
構造の強化を図ろうとするものである。
(課題を解決するための手段) そのために、風受部上部内側に、前後方向にわたって複
数突設されるリブの前端を後方に向い傾斜して切り取り
切込み部としてなるものである。
(作用) 上記構成を具えるので、風受部が路面接触や走行風によ
って負荷を受け、変形しようとするとき風受部は、その
裏面を補強しているリブが切込み部となっていることか
ら、その切込み部に当接するまで後退し、ある程度の負
荷を吸収するが、風受部裏面が変形によってリブの前端
の切込み部に当接した後は、風受部上部と一体になって
いるリブによって風受部が支持されるので、それ以上変
形することなく、負荷に抗することができる。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明する。(1)
は、この考案の実施例であるエアーデフレクター(2)
を具える車両前部であり、このエアーデフレクター
(2)は、風受部(3)と風受部上部(4)が一体に成
形されており、この風受部上部(4)内側に、前後方向
にわたって複数突設されるリブ(6)の前端を風受部
(3)と風受部上部(4)とが一体に連続する屈曲部
(5)方向、すなわち、屈曲部(5)に当接するリブ
(6)の前端上部より後方に向い傾斜して切り取り、切
込み部(7)としてなるものである。そして、エアーデ
フレクター(2)は、直接取付スクリュー又はボルト
(8)によって車体(1)に取り付けられている。以上
の構成を具えるので、走行風や路面接触によって、エア
ーデフレクター(2)の風受部(3)が負荷を受ける
と、この風受部(3)は、屈曲部(5)を中心として後
退するように変形することによって、ある程度の負荷を
吸収することができると共に、この風受部(3)の変形
がリブ(6)の前端の切込み部(7)にまで変形する
と、風受部(3)の裏面がリブ(6)の切込み部(7)
に当接することになり、この風受部(3)の変形がリブ
(6)によって支持されることとなるので、十分に風受
部(3)の整流効果を保持することができるものであ
る。
(考案の効果) 以上のとおり、エアーデフレクターの変形開始部を拡大
すると共に、更にリブによっても補強することができる
ようにすることで、負荷が加わったときにおいても取付
部に加わる応力を低下させ、その取付強度を向上させる
ことができ、また取り付けに当たっては金属ブラケット
を省略できるように簡単に一体に成形することができる
ので、コストの低減化及び成形時に発生するヒケ等を防
止できる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例であるエアーデフレクター
の全体斜視図、第2図は、そのI−I断面図であり、第
3図及び第4図は、従来のものの断面拡大図である。 1…車両前部、2…エアーデフクレター、3…風受部、
4…風受部上部、5…屈曲部、6…リブ、7…切込み
部、8…取付スクリュー又はボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】風受部上部内側に、前後方向にわたって複
    数突設されるリブの前端を後方に向い傾斜して切り取り
    切込み部としてなるエアーデフレクター構造。
JP13783588U 1988-10-24 1988-10-24 エアーデフレクター構造 Expired - Lifetime JPH0644776Y2 (ja)

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JPH0259082U JPH0259082U (ja) 1990-04-27
JPH0644776Y2 true JPH0644776Y2 (ja) 1994-11-16

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ID=31399623

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013044020A1 (en) * 2011-09-21 2013-03-28 Honda Motor Co., Ltd Rounded air dam for maximum aerodynamics and cooling performance

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013044020A1 (en) * 2011-09-21 2013-03-28 Honda Motor Co., Ltd Rounded air dam for maximum aerodynamics and cooling performance
US8579358B2 (en) 2011-09-21 2013-11-12 Honda Motor Co., Ltd. Rounded air dam for maximum aerodynamics and cooling performance

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JPH0259082U (ja) 1990-04-27

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