JP2500780Y2 - 自動車におけるク―ルエアインレットダクトの取付構造 - Google Patents

自動車におけるク―ルエアインレットダクトの取付構造

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JP2500780Y2
JP2500780Y2 JP3502490U JP3502490U JP2500780Y2 JP 2500780 Y2 JP2500780 Y2 JP 2500780Y2 JP 3502490 U JP3502490 U JP 3502490U JP 3502490 U JP3502490 U JP 3502490U JP 2500780 Y2 JP2500780 Y2 JP 2500780Y2
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JP
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duct
air inlet
cool air
inlet duct
vehicle body
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和久 三村
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車におけるクールエアインレットダク
トの取付構造に関するものである。
(従来の技術) インタクーラを備えた自動車は、実開昭63-156819号
公報に開示されるように、フロントバンパー及びラジエ
ータガードの一側部背面側にインタクーラが配され、フ
ロントバンパー及びラジエータガードとインタクーラと
の間にインタクーラに空気を送るクールエアインレット
ダクトが配されていることが一般である。
そして第5図に示すように、クールエアンイレットダ
クトaの開口部bは長方形断面を有し、ラジエータガー
ドcより後方に延びる1対のダクト支持棒d、eに取付
け固定されている場合がある。
(考案が解決しようとする課題) インタクーラの冷却効率を高めるには、クールエアイ
ンレットダクトから取り入れられる空気の量、すなわち
風量を増大させることが好ましく、そのためには開口部
の断面積を増大させることが望まれる。本考案はこのよ
うな要望に応えることができるクールエアインレットダ
クトの取付構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、フロントバンパー
の下方にその下縁に沿ってラジエータガードが配され、
フロントバンパー及びラジエータガードの中央部背面側
にラジエータが配され、フロントバンパー及びラジエー
タガードの一側部背面側にインタクーラが配され、イン
タクーラに空気を送るクールエアインレットダクトが、
その開口部両側箇所で前記ラジエータガードより後方に
延びる1対のダクト支持棒に取付けられている自動車に
おいて、クールエアインレットダクトの開口部を、その
断面形状が 形となって上部が車体側方側に張り出すように形成し、
前記開口部の車体中央側の側面下端部に水平方向の中央
側取付けフランジを形成すると共に、前記張り出し部の
側面下端部に水平方向の側方側取付けフランジを形成
し、前記中央側取付けフランジを車体中央側のダクト支
持棒の下面側に設けたダクト取付け部に重ね合わせて取
付け、前記側方側取付けフランジを車体側方側のダクト
支持棒の上面側に設けたダクト取付部に重ね合わせて取
り付けたことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、クールエアインレットダクトの開口
部の断面形状を 形としているので、第5図に示す従来例に比較して上部
側方に張り出す部分だけ断面積を増大させることができ
る。しかもこの面積増大部分はフロントバンパーとラジ
エータガードとの間の間隙部に位置しているので走行風
を取り入れ易い位置にあり、面積増大以上の効果があ
る。
フロントバンパー及びラジエータガードの中央部背面
側にラジエータが配されているが、本考案においてはク
ールエアインレットダクトがラジエータに干渉しないよ
う、その開口部の車体中央側の側面に従来例と同様の形
状をしている。他方、クールエアインレットダクトの車
体側方側の上部空間は従来はデッドスペースとなってい
たが、本考案はこの部分に張り出し部を設けてスペース
の有効利用を図っている。
クールエアインレットダクトの開口部は前記中央側取
付けフランジ及び側方側取付けフランジを利用して、第
1図及び第2図に示すようにラジエータガードより後方
に延びる1対のダクト支持棒の夫々に形成したダクト取
付部に円滑に取り付けけることができる。
(実施例) 本考案の実施例を第1図ないし第4図を参照して説明
する。
第4図に示すように、フロントバンパー1の下方にそ
の下縁に沿ってラジエータガード2が配され、これらの
中央部背面側にラジエータ(図示省略)が配されると共
に、これらの一側部背面側にインタクーラ3が配されて
いる。ラジエータガード2は両端部に配した支持棒4、
5、6、7を介して車体に支持されている。これら支持
棒の内車体右側に配した1対の支持棒6、7はインタク
ーラ3に空気を送るクールエアインレットダクト8を取
り付けて支持するダクト支持棒を兼ねている。
前記クールエアインレットダクト8は第1図ないし第
3図に示すように、その開口部9の断面形状が 形となっていて、その上部が車体側方側に張り出すよう
になっている。ラジエータガード2より後方に延びる1
対のダクト支持棒6、7の間に前記開口部9は嵌まるよ
うにもなっており、前記張り出し部9aのみが車体側方側
のダクト支持棒7の上方に位置している。前記開口部9
の車体中央側の側面10下端部に水平方向の中央側取付け
フランジ11が一体形成されている。又前記張り出し部9a
の側面12下端部に水平方向の側方側取付けフランジ13が
一体形成されている。この側方側取付けフランジ13には
ナット14が溶着されたクリップ板15が挿着されている。
車体中央側のダクト支持棒6の下面側にはダクト取付
板が溶着されていて、ダクト取付部16が構成されてい
る。このダクト取付部16はナット17を一体に備え、前記
開口部9側に水平に延びている。車体側方側のダクト支
持棒7の上面側にはダクト取付板が溶着されていて、ダ
クト取付部18が構成されている。このダクト取付け部18
はボルト挿通孔19を備え、車体側方側に水平に延びてい
る。
クールエアインレットダクト8の開口部9は第2図に
示すように斜めにして、両ダクト支持棒6、7の空間内
に挿入された後、第1図に示すように、中央側取付けフ
ランジ11を前記ダクト取付部16の下面に重ね合わせ、側
方側取付けフランジ13を前記ダクト取付部18の上面に重
ね合わせた状態で、ボルト20、21を用いて締結し、前記
開口部9を両ダクト支持棒6、7に取り付けている。
なお上記実施例は、キャブオーバ型自動車に本考案を
適用しているが、他のタイプの自動車に本考案を適用す
ることも可能である。
(考案の効果) 本考案によれば、クールエアインレットダクトの開口
部の断面積を増大でき、取り入れ風量を増大することに
よってインタクーラの冷却効率を高めることができる自
動車におけるクールエアインレットダクトの取付構造を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示し、第1図は
その要部の断面図、第2図はクールエアインレットダク
トの開口部の取付け方法を示す断面図、第3図は要部の
斜視図、第4図は全体の斜視図、第5図は従来例の要部
を示す断面図である。 1……フロントバンパー 2……ラジエータガード 3……インタクーラ 6、7……ダクト支持棒 8……クールエアインレットダクト 9……開口部 9a……張り出し部 10……車体中央側の側面 11……中央側取付けフランジ 12……張り出し部の側面 13……側方側取付けフランジ 16、18……ダクト取付部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントバンパーの下方にその下縁に沿っ
    てラジエータガードが配され、フロントバンパー及びラ
    ジエータガードの中央部背面側にラジエータが配され、
    フロントバンパー及びラジエータガードの一側部背面側
    にインタクーラが配され、インタクーラに空気を送るク
    ールエアインレットダクトが、その開口部両側箇所で前
    記ラジエータガードより後方に延びる1対のダクト支持
    棒に取付けられている自動車において、クールエアイン
    レットダクトの開口部を、その断面形状が 形となって上部が車体側方側に張り出すように形成し、
    前記開口部の車体中央側の側面下端部に水平方向の中央
    側取付けフランジを形成すると共に、前記張り出し部の
    側面下端部に水平方向の側方側取付けフランジを形成
    し、前記中央側取付けフランジを車体中央側のダクト支
    持棒の下面側に設けたダクト取付け部に重ね合わせて取
    付け、前記側方側取付けフランジを車体側方側のダクト
    支持棒の上面側に設けたダクト取付部に重ね合わせて取
    り付けたことを特徴とする自動車におけるクールエアイ
    ンレットダクトの取付構造。
JP3502490U 1990-03-31 1990-03-31 自動車におけるク―ルエアインレットダクトの取付構造 Expired - Lifetime JP2500780Y2 (ja)

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JPH03125619U JPH03125619U (ja) 1991-12-18
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SE527647C2 (sv) * 2004-09-24 2006-05-02 Scania Cv Ab Kylsystem i ett motorfordon

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