JPH0528128Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0528128Y2 JPH0528128Y2 JP14936087U JP14936087U JPH0528128Y2 JP H0528128 Y2 JPH0528128 Y2 JP H0528128Y2 JP 14936087 U JP14936087 U JP 14936087U JP 14936087 U JP14936087 U JP 14936087U JP H0528128 Y2 JPH0528128 Y2 JP H0528128Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear bumper
- rib
- bracket
- reinforcement
- bumper body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 10
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の効果〕
(産業上の利用分野)
この考案は合成樹脂成形品からなり下縁部にマ
フラカツトを有するリヤバンパ構造に関する。
フラカツトを有するリヤバンパ構造に関する。
(従来の技術)
自動車のバンパに合成樹脂成形品からなるもの
が多用されている。ところで合成樹脂成形品のバ
ンパは金属製のものより強度的に劣るためバンパ
の内側にリンフオースを設ける必要がある。そし
て、第3図に示すように自動車1のリヤパネル2
にリヤバンパ本体3を取付ける場合にはマフラ4
の排気管5の近傍の上記リヤバンパ本体3の下縁
部にマフラカツト部6を設け、リヤバンパ本体3
が高温の排気管5のため変形するのを防止してい
た。しかしながら従来のリヤバンパ構造において
は、第4図および第5図に示すようにリヤバンパ
本体3の内側の上縁部3aには接着剤を用いてリ
ンフオース7が横方向に固着されているので、リ
ヤバンパ本体3の上縁部3aは強度が優れてい
る。一方、上記リンフオース5の下方の上記マフ
ラカツト部6が設けられた近傍はリヤバンパ本体
3を支持する部材がないため強度不足から破線の
ように外側に向つて変形し垂れ下がり外観を悪く
するという欠点があつた。
が多用されている。ところで合成樹脂成形品のバ
ンパは金属製のものより強度的に劣るためバンパ
の内側にリンフオースを設ける必要がある。そし
て、第3図に示すように自動車1のリヤパネル2
にリヤバンパ本体3を取付ける場合にはマフラ4
の排気管5の近傍の上記リヤバンパ本体3の下縁
部にマフラカツト部6を設け、リヤバンパ本体3
が高温の排気管5のため変形するのを防止してい
た。しかしながら従来のリヤバンパ構造において
は、第4図および第5図に示すようにリヤバンパ
本体3の内側の上縁部3aには接着剤を用いてリ
ンフオース7が横方向に固着されているので、リ
ヤバンパ本体3の上縁部3aは強度が優れてい
る。一方、上記リンフオース5の下方の上記マフ
ラカツト部6が設けられた近傍はリヤバンパ本体
3を支持する部材がないため強度不足から破線の
ように外側に向つて変形し垂れ下がり外観を悪く
するという欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案は上記欠点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、マフラカツト
部近傍のリヤバンパ本体の下方に変形の生じない
リヤバンパ構造を提供することにある。
もので、その目的とするところは、マフラカツト
部近傍のリヤバンパ本体の下方に変形の生じない
リヤバンパ構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段と作用)
この考案においては、マフラカツト部の近傍に
位置するリヤバンパ本体の内側に上部リブと下部
リブとを突設し、これら上部リブと下部リブとの
間にブラケツトを連結し、このブラケツトの上端
部を上記上部リブを介して上記リンフオースと連
結し、マフラカツト部近傍のリンフオースの強度
を増大させる構成としたものである。
位置するリヤバンパ本体の内側に上部リブと下部
リブとを突設し、これら上部リブと下部リブとの
間にブラケツトを連結し、このブラケツトの上端
部を上記上部リブを介して上記リンフオースと連
結し、マフラカツト部近傍のリンフオースの強度
を増大させる構成としたものである。
(実施例)
以下この考案の一実施例を添付する第1図およ
び第2図を参照して説明する。第1図および第2
図中第3図および第4図の構成部分と同一符号を
付けた構成部分についてはその説明を省略する。
第1図および第2図において11はリヤバンパ本
体3の内側に突設された上部リブである。また、
この上部リブ11の下部には下部リブ12が突設
されている。そして、この下部リブ12の端部に
は上方に折曲された折曲部13が設けられてい
る。これら上部リブ11と下部リブ12との間に
はこれらを連結するようにブラケツト14が設け
られている。そして、このブラケツト14は略コ
字状に成形され、上記上部リブ11の下面に当接
するフランジ部14aと下部リブ12と当接する
フランジ部14bとを有している。そして、これ
らフランジ部14a,14bはそれぞれ上部リブ
11および下部リブ12に対して頭付きのピン1
5とスプリングクリツプ16とを用いて固定され
ている。そして、上記下部リブ12に設けた折曲
部13がブラケツト14に対する位置決め部材と
なつている。また、上記上部リブ11にはリンフ
オース5の下端が当接して取付けられ、上記ピン
15およびスプリングクリツプ16により一体に
固定されている。
び第2図を参照して説明する。第1図および第2
図中第3図および第4図の構成部分と同一符号を
付けた構成部分についてはその説明を省略する。
第1図および第2図において11はリヤバンパ本
体3の内側に突設された上部リブである。また、
この上部リブ11の下部には下部リブ12が突設
されている。そして、この下部リブ12の端部に
は上方に折曲された折曲部13が設けられてい
る。これら上部リブ11と下部リブ12との間に
はこれらを連結するようにブラケツト14が設け
られている。そして、このブラケツト14は略コ
字状に成形され、上記上部リブ11の下面に当接
するフランジ部14aと下部リブ12と当接する
フランジ部14bとを有している。そして、これ
らフランジ部14a,14bはそれぞれ上部リブ
11および下部リブ12に対して頭付きのピン1
5とスプリングクリツプ16とを用いて固定され
ている。そして、上記下部リブ12に設けた折曲
部13がブラケツト14に対する位置決め部材と
なつている。また、上記上部リブ11にはリンフ
オース5の下端が当接して取付けられ、上記ピン
15およびスプリングクリツプ16により一体に
固定されている。
なお、第1図には上記上部リブ11、下部リブ
12はマフラカツト部6の右側のみに設けたが右
側のみに限定するものではなく、リヤバンパ本体
3の必要と思われる複数個所に設けることも有効
である。
12はマフラカツト部6の右側のみに設けたが右
側のみに限定するものではなく、リヤバンパ本体
3の必要と思われる複数個所に設けることも有効
である。
また、下部リブ12にブラケツト14を位置決
めする折曲部13を設けたのでブラケツト14の
取付けが容易となりコストダウウンを図ることが
できる。
めする折曲部13を設けたのでブラケツト14の
取付けが容易となりコストダウウンを図ることが
できる。
また、ブラケツト14を上部リブ11、下部リ
ブ12に固定するのにピン15とクリツプ16を
用いたのでボルト、ナツトよりも作業時間を短縮
できるという効果がある。
ブ12に固定するのにピン15とクリツプ16を
用いたのでボルト、ナツトよりも作業時間を短縮
できるという効果がある。
以上説明したように、この考案においては、リ
ヤバンパ本体の内側の上縁部に横方向に亘つて、
リンフオースを設けるとともに、上記マフラカツ
ト部の近傍に位置するリヤバンパ本体の内側に上
部リブと下部リブを突設し、これら上部リブと下
部リブとの間にブラケツトを連結し、このブラケ
ツトの上端部を上記上部リブを介して上記リンフ
オースと連結したので、マフラカツトが設けられ
た近傍のリヤバンパの強度が補強され変形の発生
が防止されるという効果がある。
ヤバンパ本体の内側の上縁部に横方向に亘つて、
リンフオースを設けるとともに、上記マフラカツ
ト部の近傍に位置するリヤバンパ本体の内側に上
部リブと下部リブを突設し、これら上部リブと下
部リブとの間にブラケツトを連結し、このブラケ
ツトの上端部を上記上部リブを介して上記リンフ
オースと連結したので、マフラカツトが設けられ
た近傍のリヤバンパの強度が補強され変形の発生
が防止されるという効果がある。
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
し、第1図はこの考案の合成樹脂成形品からなる
リヤバンパを備えた自動車の後方を示す斜視図、
第2図は第1図の−線に沿う縦断側面図、第
3図乃至第5図は従来のリヤバンパ構造を示し、
第3図は従来のリヤバンパ本体を備えた自動車の
斜視図、第4図はリヤバンパ本体内側の上縁部に
横方向に設けたリンフオースを示す斜視図、第5
図は第3図の−線に沿う縦断側面図である。 3……リヤバンパ本体、6……マフラカツト
部、7……リンフオース、11……上部リブ、1
2……下部リブ、13……折曲部、14……ブラ
ケツト。
し、第1図はこの考案の合成樹脂成形品からなる
リヤバンパを備えた自動車の後方を示す斜視図、
第2図は第1図の−線に沿う縦断側面図、第
3図乃至第5図は従来のリヤバンパ構造を示し、
第3図は従来のリヤバンパ本体を備えた自動車の
斜視図、第4図はリヤバンパ本体内側の上縁部に
横方向に設けたリンフオースを示す斜視図、第5
図は第3図の−線に沿う縦断側面図である。 3……リヤバンパ本体、6……マフラカツト
部、7……リンフオース、11……上部リブ、1
2……下部リブ、13……折曲部、14……ブラ
ケツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 合成樹脂成形品からなり、下縁部にマフラカ
ツト部を有するリヤバンパ構造において、リヤ
バンパ本体の内側の上縁部に横方向に亘つてリ
ンフオースを設けるとともに、上記マフラカツ
ト部の近傍に位置するリヤバンパ本体の内側に
上部リブと下部リブを突設し、これら上部リブ
と下部リブとの間にブラケツトを連結し、この
ブラケツトの上端部を上記上部リブを介して上
記リンフオースと連結したことを特徴とするリ
ヤバンパ構造。 (2) 下部リブは、ブラケツトを位置決めする折曲
部を有していることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のリヤバンパ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14936087U JPH0528128Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14936087U JPH0528128Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6452966U JPS6452966U (ja) | 1989-03-31 |
JPH0528128Y2 true JPH0528128Y2 (ja) | 1993-07-19 |
Family
ID=31421517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14936087U Expired - Lifetime JPH0528128Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528128Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP14936087U patent/JPH0528128Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6452966U (ja) | 1989-03-31 |
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