JPH079691Y2 - ラジエータ取付部の補強構造 - Google Patents

ラジエータ取付部の補強構造

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JPH079691Y2
JPH079691Y2 JP12372588U JP12372588U JPH079691Y2 JP H079691 Y2 JPH079691 Y2 JP H079691Y2 JP 12372588 U JP12372588 U JP 12372588U JP 12372588 U JP12372588 U JP 12372588U JP H079691 Y2 JPH079691 Y2 JP H079691Y2
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JP
Japan
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reinforcing member
fixed
vertical
support panel
radiator mounting
Prior art date
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Application number
JP12372588U
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JPH0243718U (ja
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久仁夫 高岡
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両に具備されるラジエータ取付部の補強構造
に関する。
(従来の技術) 従来商用車系の車両においては、ランポサポートパネル
に設けたラジエータ取付フランジにラジエータを直付け
している。このような構造であると車体振動時にランプ
サポートパネル自体に上下方向の力と,車体ロール時に
ラジエータの左右方向の力とが作用する。これらの力に
対する従来の補強構造は、第3図乃至第5図に示すよう
に第1の補強部材(リンフォース)1により、ランプサ
ポートパネル2に設けられたラジエータ取付フランジ3
の下端部とフロントエンドクロスメンバ4の上側面とを
連結し、この第1の補強部材1により車体の振動によっ
てランプサポートパネル2に生じる上下方向の力Fを受
け止め、また、ランプサポートパネル2とフロントエン
ドクロスメンバ4との接合部に断面L字状の第2の補強
部材(リンフォース)5を固着し、この第2の補強部材
5により車体のローリングによって生じるラジエータ6
の左右方向の力を受け止める構成になっていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来のラジエータ取付部の補強構造にあっ
ては、第1と第2の補強部材1,5が分割されているた
め、ラジエータ支持の耐久性が悪いと共に部品点数が多
くなる等の問題点があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、ラジエータ
支持の耐久性を向上させることができると共に、部品点
数の削減、及び小型化を可能にしたラジエータ取付部の
補強構造を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案のラジエータ取付部の
補強構造は、垂直壁が、ランプサポートパネルの内側面
に固着され、且つ水平壁が前記ランプサポートパネルに
端部が固着されるフロントエンドクロスメンバの上面に
固着される断面L字状の第1の補強部材を備え、この第
1の補強部材の水平壁の後側縁部に、前記フロントエン
ドクロスメンバの後側面に固着される垂直片を一体に設
け、且つ前記第1の補強部材の垂直壁を後方に延長し、
その延長端縁部に略直角内方に向けて、上端部が前記ラ
ンプサポートパネルの内側面後端縁部に直角内方に向け
て形成されたラジエータ取付フランジに固着される第2
の補強部材を一体に設け、この第2の補強部材の下端部
と前記第1の補強部材の垂直片の下端部とを前記垂直壁
を介して一体に連結したことを特徴とするものである。
(作用) 第1の補強部材の垂直壁に第2の補強部材が一体に設け
られ、この第2の補強部材の下端部と第1の補強部材の
垂直片とが第1の補強部材の垂直壁を介して一体に連結
されているので、上下方向の力は第1の補強部材の垂直
片と第2の補強部材の下端部とを連結している第1の補
強部材10の垂直壁の略三角形状の面内剛性により受け止
められる。第1の及び第2の補強部材により左右方向の
力は受け止められる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
なお、本考案の実施例説明において、第3図乃至第5図
に示す従来と同一部分には同一符号を付して説明する。
第1図は本考案のラジエータ取付部の補強構造を示す斜
視図であり、同図中10は第1の補強部材で、これは、垂
直壁11と水平壁12と垂直片13とを一体に形成して成る。
即ち、垂直壁11の下側縁部に、直角内方に向けて水平壁
12が連設され、この水平壁12の内側縁に直角下方に向け
て垂直片13が連設されている。垂直壁11の前側縁部から
水平壁12の前側縁部に亘って直角方向に向けて鍔14が一
体形成されている。
第1の補強部材10の垂直壁11は後方に延長され、その延
長端縁部には直角内方に向けて第2の補強部材15が一体
形成されている。この第2の補強部材15の下端部と第1
の補強部材10の垂直片13の下端部とが垂直壁11を介して
一体に連結され、この連結部の垂直壁11aは略三角形状
となっている。第1の補強部材10の垂直壁11と水平壁12
とに亘ってその表面側に突出するリブ16が突設されてい
る。
第1の補強部材10の垂直壁11をランプサポートパネル2
の内側面2aに固着し、第2の補強部材15の上端部15aを
ラジエータ取付フランジ3の下側部3aに固着し、更に第
1の補強部材10の水平壁12及び垂直片13をフロントエン
ドクロスメンバ4の上面4a及び後側面4bにそれぞれ固着
してある。
しかして、車体の振動による上下方向の力Fは、第1の
補強部材10の垂直片13の下端部と第2の補強部材15の下
端部とを一体に連結している第1の補強部材10の垂直壁
11の略三角形状の面内剛性により受け止められる。
また、車体のローリングによるラジエータ4の左右方向
の力は、第1及び第2の補強部材10,15にて受け止めら
れる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案のラジエータ取付部の補強
構造は、垂直壁が、ランプサポートパネルの内側面に固
着され、且つ水平壁が前記ランプサポートパネルに端部
が固着されるフロントエンドクロスメンバの上面に固着
される断面L字状の第1の補強部材を備え、この第1の
補強部材の水平壁の後側縁部に、フロントエンドクロス
メンバの後側面に固着される垂直片を一体に設け、且つ
第1の補強部材の垂直壁を後方に延長し、その延長端縁
部に略直角内方に向けて、上端部がランプサポートパネ
ルの内側面後端縁部に直角内方に向けて形成されたラジ
エータ取付フランジに固着される第2の補強部材を一体
に設け、この第2の補強部材の下端部と第1の補強部材
の垂直片の下端部とを垂直壁を介して一体に連結したこ
とを特徴とするものである。
従って、上下方向の力は、第1の補強部材の垂直片と第
2の補強部材の下端部との間の略三角形状の面内剛性に
より受け止められ、また、左右方向の力は、第1の補強
部材と第2の補強部材によって受け止められるので、ラ
ジエータ支持の耐久性が向上する。更に、第1及び第2
の補強部材が一体化されているので部品点数の削減及び
小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、第1図は
ラジエータ取付部の補強構造の斜視図、第2図は第1図
のII矢視図、第3図は従来のラジエータ取付部の補強構
造の一部省略斜視図、第4図は同要部の拡大斜視図、第
5図は第4図のV矢視図である。 2……ランプサポートパネル、3……ラジエータ取付フ
ランジ、4……フロントクロスメンバ、6……ラジエー
タ、10……第1の補強部材、11……垂直壁、12……水平
壁、13……垂直片、15……第2の補強部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直壁が、ランプサポートパネルの内側面
    に固着され、且つ水平壁が前記ランプサポートパネルに
    端部が固着されるフロントエンドクロスメンバの上面に
    固着される断面L字状の第1の補強部材を備え、この第
    1の補強部材の水平壁の後側縁部に、前記フロントエン
    ドクロスメンバの後側面に固着される垂直片を一体に設
    け、且つ前記第1の補強部材の垂直壁を後方に延長し、
    その延長端縁部に略直角内方に向けて、上端部が前記ラ
    ンプサポートパネルの内側面後端縁部に直角内方に向け
    て形成されたラジエータ取付フランジに固着される第2
    の補強部材を一体に設け、この第2の補強部材の下端部
    と前記第1の補強部材の垂直片の下端部とを前記垂直壁
    を介して一体に連結したことを特徴とするラジエータ取
    付部の補強構造。
JP12372588U 1988-09-20 1988-09-20 ラジエータ取付部の補強構造 Expired - Lifetime JPH079691Y2 (ja)

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JPH0243718U JPH0243718U (ja) 1990-03-26
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