JPH0237636Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237636Y2 JPH0237636Y2 JP4924086U JP4924086U JPH0237636Y2 JP H0237636 Y2 JPH0237636 Y2 JP H0237636Y2 JP 4924086 U JP4924086 U JP 4924086U JP 4924086 U JP4924086 U JP 4924086U JP H0237636 Y2 JPH0237636 Y2 JP H0237636Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- headlamp cover
- headlamp
- mounting bracket
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はキヤブオーバ型車のヘツドランプカバ
ー取付構造に関するものである。
ー取付構造に関するものである。
(従来の技術)
キヤブオーバ型車のヘツドランプカバーはその
両端部が左右のフロントピラーに結合されて車体
本体に取付けられている(実開昭58−80306号公
報参照。)。又ヘツドランプカバーにステアリング
支持ブラケツトを取付け、このステアリングブラ
ケツトによつてステアリングを支持することが行
なわれている。
両端部が左右のフロントピラーに結合されて車体
本体に取付けられている(実開昭58−80306号公
報参照。)。又ヘツドランプカバーにステアリング
支持ブラケツトを取付け、このステアリングブラ
ケツトによつてステアリングを支持することが行
なわれている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが上記のような構成であると、ヘツドラ
ンプカバーはその両端部が車体本体に支持されて
いるだけであるので、中央部の剛性が低くなり、
車体前部全体の剛性も不足するという問題があ
る。このような問題を解決するため、実開昭56−
33772号公報に1例が示されるように、補強メン
バを配設して、車体前部全体の剛性向上が図られ
ているが、この場合には材料コストの上昇及び重
量の増大という問題が生じる。
ンプカバーはその両端部が車体本体に支持されて
いるだけであるので、中央部の剛性が低くなり、
車体前部全体の剛性も不足するという問題があ
る。このような問題を解決するため、実開昭56−
33772号公報に1例が示されるように、補強メン
バを配設して、車体前部全体の剛性向上が図られ
ているが、この場合には材料コストの上昇及び重
量の増大という問題が生じる。
又ステアリングの振動を低減するためには、ヘ
ツドランプカバーの剛性を高める必要があるが、
この場合にも補強部材を用いると材料コストの上
昇及び重量の増大という問題が生じる。
ツドランプカバーの剛性を高める必要があるが、
この場合にも補強部材を用いると材料コストの上
昇及び重量の増大という問題が生じる。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点を解決するため、ヘツドラ
ンプカバーの中央部に形成したマウンテイングブ
ラケツト部を、フロントパネルとラジエータカバ
ーの両接合フランジ部間に固定して、ヘツドラン
プカバーをラジエータカバーに結合したことを特
徴とする。
ンプカバーの中央部に形成したマウンテイングブ
ラケツト部を、フロントパネルとラジエータカバ
ーの両接合フランジ部間に固定して、ヘツドラン
プカバーをラジエータカバーに結合したことを特
徴とする。
前記マウンテイングブラケツト部はヘツドラン
プカバーの中央部に取付けたブラケツトで構成で
き、又ヘツドランプカバーの中央部から延出する
延出部で構成することができる。
プカバーの中央部に取付けたブラケツトで構成で
き、又ヘツドランプカバーの中央部から延出する
延出部で構成することができる。
(作用)
上記構成によると、ヘツドランプカバーの中央
部とラジエータカバーとは前記マウンテイングブ
ラケツト部を介して結合され、且つ前記マウンテ
イングブラケツト部はフロントパネルとラジエー
タカバーの両接合フランジ部間に固定されるの
で、ヘツドランプカバー、ラジエータカバー及び
フロントパネルの3者は一体構造化される。そし
てラジエータカバーはその断面形状が高剛性を有
するように形成されており、又ヘツドランプカバ
ーの両端部はフロントピラーによつて強固に支持
されているので、ヘツドランプカバー、ラジエー
タカバー及びフロントパネルの3者からなる一体
構造体の剛性は高く、特別な補強メンバの助けな
く車体前部全体の剛性向上を図ることができる
(特別な補強メンバがあれば更に剛性はアツプす
る。)。
部とラジエータカバーとは前記マウンテイングブ
ラケツト部を介して結合され、且つ前記マウンテ
イングブラケツト部はフロントパネルとラジエー
タカバーの両接合フランジ部間に固定されるの
で、ヘツドランプカバー、ラジエータカバー及び
フロントパネルの3者は一体構造化される。そし
てラジエータカバーはその断面形状が高剛性を有
するように形成されており、又ヘツドランプカバ
ーの両端部はフロントピラーによつて強固に支持
されているので、ヘツドランプカバー、ラジエー
タカバー及びフロントパネルの3者からなる一体
構造体の剛性は高く、特別な補強メンバの助けな
く車体前部全体の剛性向上を図ることができる
(特別な補強メンバがあれば更に剛性はアツプす
る。)。
又ヘツドランプカバーの中央部の剛性が高くな
り、且つ前記マウンテイングブラケツト部の前後
の動きがフロントパネルとラジエータカバーの両
接合フランジ部によつて拘束されるので、特別な
補強メンバの助けなくステアリングの振動を低減
させることができる(特別な補強メンバがあれば
更に振動低減効果は向上する。)。
り、且つ前記マウンテイングブラケツト部の前後
の動きがフロントパネルとラジエータカバーの両
接合フランジ部によつて拘束されるので、特別な
補強メンバの助けなくステアリングの振動を低減
させることができる(特別な補強メンバがあれば
更に振動低減効果は向上する。)。
(実施例)
第1図及び第2図に示す第1実施例において、
1はヘツドランプカバー、2はヒータエアダツト
カバー、3はフロントパネル、4a,4bはフロ
ントピラー、5はラジエータカバーである。
1はヘツドランプカバー、2はヒータエアダツト
カバー、3はフロントパネル、4a,4bはフロ
ントピラー、5はラジエータカバーである。
ヘツドランプカバー1の前面にはヒータエアダ
ツクカバー2が接合され、これらはフロントパネ
ル3の後方に近接して配設されている。又ヘツド
ランプカバー1の両端部A,Bは取付ブラケツト
6a,6bを介して左右のフロントピラー4a,
4bに結合されている。
ツクカバー2が接合され、これらはフロントパネ
ル3の後方に近接して配設されている。又ヘツド
ランプカバー1の両端部A,Bは取付ブラケツト
6a,6bを介して左右のフロントピラー4a,
4bに結合されている。
ヘツドランプカバー1の中央部Cの下面にはマ
ウンテイングブラケツト7aが溶接され、且つこ
のマウンテイングブラケツト7aはフロントパネ
ル3とラジエータカバー5の両接合フランジ部3
a,5a間に3者一体に溶接されている。マウン
テイングブラケツト7aのヘツドランプカバー1
への結合はボルト・ナツトを用いて行なつてもよ
い。
ウンテイングブラケツト7aが溶接され、且つこ
のマウンテイングブラケツト7aはフロントパネ
ル3とラジエータカバー5の両接合フランジ部3
a,5a間に3者一体に溶接されている。マウン
テイングブラケツト7aのヘツドランプカバー1
への結合はボルト・ナツトを用いて行なつてもよ
い。
前記ヘツドランプカバー1にはステアリング支
持ブラケツト取付座面9が形成され、ここにボル
ト10を用いてステアリング支持ブラケツト11
が取付けられている。又このステアリング支持ブ
ラケツト11を利用して、ステアリング8をヘツ
ドランプカバー1に支持させている。
持ブラケツト取付座面9が形成され、ここにボル
ト10を用いてステアリング支持ブラケツト11
が取付けられている。又このステアリング支持ブ
ラケツト11を利用して、ステアリング8をヘツ
ドランプカバー1に支持させている。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば第3図に示す第2実
施例のように、フロントパネル3の接合フランジ
部3aとラジエータカバー5の接合フランジ部5
aとの間に、ヘツドランプカバー1の中央部Cか
ら下方に向け延出する延出部7bを固定した構造
としてもよい。第2実施例においては、マウンテ
イングブラケツト7aという特別な部材が不要に
なるという利点がある。
成することができる。例えば第3図に示す第2実
施例のように、フロントパネル3の接合フランジ
部3aとラジエータカバー5の接合フランジ部5
aとの間に、ヘツドランプカバー1の中央部Cか
ら下方に向け延出する延出部7bを固定した構造
としてもよい。第2実施例においては、マウンテ
イングブラケツト7aという特別な部材が不要に
なるという利点がある。
(考案の効果)
本考案は上記構成、作用を有するので、特別な
補強メンバを必要とすることなしで、車体前部全
体の剛性を高め、ステアリングの振動を低減する
ことができるという効果がある。
補強メンバを必要とすることなしで、車体前部全
体の剛性を高め、ステアリングの振動を低減する
ことができるという効果がある。
第1図は本考案の第1実施例の要部を示す断面
図、第2図はその全体を示す斜視図、第3図は本
考案の第2実施例の要部を示す断面図である。 1……ヘツドランプカバー、3……フロントパ
ネル、5……ラジエータカバー、3a,5a……
接合フランジ部、7a,7b……マウンテイング
ブラケツト部、C……ヘツドランプカバーの中央
部。
図、第2図はその全体を示す斜視図、第3図は本
考案の第2実施例の要部を示す断面図である。 1……ヘツドランプカバー、3……フロントパ
ネル、5……ラジエータカバー、3a,5a……
接合フランジ部、7a,7b……マウンテイング
ブラケツト部、C……ヘツドランプカバーの中央
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヘツドランプカバーの中央部に形成したマウ
ンテイングブラケツト部を、フロントパネルと
ラジエータカバーの両接合フランジ部間に固定
して、ヘツドランプカバーをラジエータカバー
に結合したことを特徴とするキヤブオーバ型車
のヘツドランプカバー取付構造。 (2) マウンテイングブラケツト部がヘツドランプ
カバーの中央部に取付けたブラケツトで構成さ
れた実用新案登録請求の範囲第1項記載のキヤ
ブオーバ型車のヘツドランプカバー取付構造。 (3) マウンテイングブラケツト部がヘツドランプ
カバーの中央部から延出する延出部で構成され
た実用新案登録請求の範囲第1項記載のキヤブ
オーバ型車のヘツドランプカバー取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4924086U JPH0237636Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4924086U JPH0237636Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163145U JPS62163145U (ja) | 1987-10-16 |
JPH0237636Y2 true JPH0237636Y2 (ja) | 1990-10-11 |
Family
ID=30871508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4924086U Expired JPH0237636Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0237636Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-02 JP JP4924086U patent/JPH0237636Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62163145U (ja) | 1987-10-16 |
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