JPH0644192Y2 - Fm−am受信機 - Google Patents

Fm−am受信機

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JPH0644192Y2
JPH0644192Y2 JP1986135668U JP13566886U JPH0644192Y2 JP H0644192 Y2 JPH0644192 Y2 JP H0644192Y2 JP 1986135668 U JP1986135668 U JP 1986135668U JP 13566886 U JP13566886 U JP 13566886U JP H0644192 Y2 JPH0644192 Y2 JP H0644192Y2
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JP
Japan
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voltage
broadcast
supplied
signal
frequency
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JP1986135668U
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JPS6341941U (ja
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勝信 成瀬
満弘 辻
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はFM−AM受信機に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、PLLシンセサイザ方式のFM−AM受信機にお
いて、そのPLLに使用されるFM受信用のローパスフィル
タの出力を利用することにより、FM受信用のローパスフ
ィルタとAM受信用のローパスフィルタとを兼用できるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
PLLシンセサイザ方式のFM−AM受信機は、例えば第3図
のように構成される。
すなわち、同図において、(1)は例えば1チップマイ
コンにより構成された選局制御用のシステムコントロー
ラを示し、このシスコン(1)には、受信バンド及び受
信周波数を入力するためのキー(2)が接続されるとと
もに、受信バンド及び受信周波数を表示するための表示
手段(3)が接続される。さらに、シスコン(1)から
は後述する回路(14),(31),(35),(38),(3
9)に受信バンドあるいは受信周波数にしたがった制御
信号が供給される。
そして、FM放送の受信時には、電子同調式のチューナ回
路(11)において、目的とするFM受信信号が、局部発振
信号Sfにより、中間周波数が例えば10.7MHzの中間周波
信号に周波数変換され、この信号がFM中間周波アンプ
(12)を通じてFM復調回路(13)に供給されてオーディ
オ信号が取り出され、この信号がスイッチ回路(14)を
通じて端子(15)に取り出される。
また、AM放送の受信時には、電子同調式のチューナ回路
(21)において、目的とするAM受信信号が、局部発振信
号Saにより、中間周波数が例えば450kHzの中間周波信号
に周波数変換され、この信号がAM中間周波アンプ(22)
を通じてAM検波回路(23)に供給されてオーディオ信号
が取り出され、この信号がスイッチ回路(14)を通じて
端子(15)に取り出される。
さらに、信号Sf,SaはPLL(30)により形成される。すな
わち、FM放送の受信時には、発振回路(31)において周
波数が例えば100kHzの基準信号Soが形成され、この信号
Soが位相比較回路(32)に供給されるとともに、VCO(3
4)から信号Sfが取り出され、この信号Sfが分周回路(3
5)に供給されて1/Mの周波数の信号に分周され、この信
号がスイッチ回路(39)を通じて比較回路(32)に供給
されて信号Soと位相比較され、その比較出力がローパス
フィルタ(33)に供給されて位相差に対応したレベルの
直流電圧Vfとされ、この電圧VfがVCO(34)のその制御
信号として供給される。
したがって、定常時には、分周回路(35)からの分周信
号の周波数は100kHzとなるので、信号Sfの周波数はM×
100kHzとなる。したがって、分周比Mを、シスコン
(1)により、 M=653〜793 の範囲で1づつ変更すれば、 (M×100+10.7)MHz の周波数のFM放送を受信できる。
また、AM放送の受信時には、発振回路(31)において周
波数が例えば9kHzの基準信号Soが形成され、この信号So
が位相比較回路(32)に供給されるとともに、VCO(3
7)から信号Saが取り出され、この信号Saが分周回路(3
8)に供給されて1/Nの周波数の信号に分周され、この信
号がスイッチ回路(39)を通じて比較回路(32)に供給
されて信号Soと位相比較され、その比較出力がローパス
フィルタ(36)に供給されて位相差に対応したレベルの
直流電圧Vaとされ、この電圧VaがVCO(37)にその制御
信号として供給される。
したがって、定常時には、分周回路(38)からの分周信
号の周波数は9kHzとなるので、信号Saの周波数はN×9k
Hzとなる。したがって、分周比Nを、シスコン(1)に
より、 N=109〜229 の範囲で1づつ変更すれば、 (N×9−450)kHz の周波数のAM放送を受信できる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のVCO(34),(37)においては、信号S
f,Saの周波数を変化させるため可変容量ダイオードがそ
れぞれ使用され、これら可変容量ダイオードに電圧Vf,V
aがそれぞれ供給されている。
しかし、この場合、FM用の信号SfとAM用の信号Saとで
は、周波数帯域が全く異なるので、FM用のVCO(34)及
び可変容量ダイオードと、AM用のVCO(37)及び可変容
量ダイオードとは、特性が全く異なるものとなり、例え
ば第4図に示すように、FM用の可変容量ダイオードでは
制御電圧Vfが1〜25〔V〕にわたって変化する必要があ
るのに対し、AM用の可変容量ダイオードでは制御電圧Va
が1〜9〔V〕にわたって変化すればよい。
したがって、FM用の可変容量ダイオードの耐圧は高い必
要があるが、AM用の可変容量ダイオードの耐圧は低くて
よい。
そして、このように制御電圧Vf,Vaの変化範囲や可変容
量ダイオードの耐圧が異なると、上述のように、FM用の
ローパスフィルタ(33)とAM用のローパスフィルタ(3
6)とを別個に必要とし、これではコストアップとなっ
てしまう。
この考案は、このような問題点を解決しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この考案においては、FM用のローパスフィル
タの出力電圧を利用してAM用の電圧Vaを形成する。
〔作用〕
FM用のローパスフィルタとAM用のローパスフィルタとが
兼用となる。
〔実施例〕
第1図において、トランジスタQ1,Q2によりアンプが構
成され、トランジスタQ1とQ2との間にコンデンサC1,C2
及び抵抗器R1により負帰還がかけられるとともに、トラ
ンジスタQ2に抵抗器R2,R3及びコンデンサC3が接続され
て2次のアクティブタイプのローパスフィルタ(33)が
構成される。そして、トランジスタQ1に比較回路(32)
の比較出力が供給される。
また、トランジスタQ4のエミッタと接地との間に、抵抗
器R4,R5が直列接続されてトランジスタQ4はエミッタフ
ォロワとされる。そして、フィルタ(33)の出力がトラ
ンジスタQ4のベースに供給され、そのエミッタ出力がVC
O(34)にその制御信号として供給されるとともに、抵
抗器R4,R5の接続中点の出力がVCO(37)にその制御信
号として供給される。なお、抵抗器R4,R5の値は、一例
として、 R4:R5=16:9 とされる。
このような構成によれば、FM放送の受信時には、上述と
同様にしてフィルタ(33)から電圧Vfが取り出され、こ
の電圧VfがトランジスタQ4を通じてそのままのレベルで
VCO(34)に供給される。したがって、電圧Vfと信号Sf
との関係は、第2図に示すとおりであり、分周比Mにし
たがってFM放送の受信が行われる。
一方、AM放送の受信時には、フィルタ(33)からFM受信
時と同様にして直流電圧Vdが取り出される。ただし、こ
の電圧Vdは電圧Vfと同様のものであり、第2図に破線で
示すように、例えば1〜25〔V〕にわたって変化する。
そして、この電圧VdがトランジスタQ4を通じて抵抗器
R4,R5に供給され、電圧Vdのレベルが例えば9/25に分圧
されるので、抵抗器R4,R5の接続中点からは第2図に示
すように、例えば0.36〜9〔V〕にわたって変化する電
圧、すなわち、AM受信用の制御電圧Vaが取り出される。
そして、この電圧VaがVCO(37)に供給されるので、分
周比NにしたがってAM放送の受信が行われる。
こうして、この考案によれば、FM放送及びAM放送の選局
ができるが、この場合、特にこの考案によれば、FM放送
の受信時にはローパスフィルタ(33)の出力電圧Vfをそ
のままVCO(34)の制御信号として使用し、AM放送の受
信時にはローパスフィルタ(33)の出力電圧Vdを分圧し
て電圧Vaを得、この電圧をVCO(37)の制御信号として
使用しているので、ローパスフィルタ(33)は単一でよ
く、コストダウンができる。
また、電圧Vf,VaもVCO(34),(37)に見合った最適な
レベルとすることができるとともに、VCO(34),(3
7)のドライブインピーダンスも適切に設定できる。
なお、上述において、テレビ放送の音声をも受信すると
きには、電圧Vf,Vaに対応する制御電圧を同様に分圧し
て形成すればよく、ローパスフィルタは1個でよい。ま
た、信号Sf,Saを分周ないし周波数変換してから回路(1
1),(21),(35),(38)に供給してもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、FM放送の受信時にはローパスフィル
タ(33)の出力電圧VfをそのままVCO(34)の制御信号
として使用し、AM放送の受信時にはローパスフィルタ
(33)の出力電圧Vdを分圧して電圧Vaを得、この電圧を
VCO(37)の制御信号として使用しているので、ローパ
スフィルタ(33)は単一でよく、コストダウンができ
る。
また、電圧Vf,VaもVCO(34),(37)に見合った最適な
レベルとすることができるとともに、VCO(34),(3
7)のドライブインピーダンスも適切に設定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一例の接続図、第2図〜第4図はそ
の説明のための図である。 (30)はPLLである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともAM放送及びFM放送を受信するFM
    −AM受信機において、 上記AM放送及びFM放送の選局はPLLによるシンセサイザ
    方式とされ、 VCO及び分周回路はAM放送用とFM放送用に夫々設けると
    共に、位相比較回路及びこの位相比較回路の比較出力か
    ら直流電圧を取り出すローパスフィルタは、上記AM放送
    及びFM放送の受信に対して共通とされ、 上記ローパスフィルタから取り出された直流電圧が供給
    される分圧回路を有するPLLを設け、 この分圧回路の第1の出力電圧が、上記PLLにおける上
    記FM放送用のVCOにその制御信号として供給され、 上記分圧回路の第2の出力電圧が、上記PLLにおける上
    記AM放送用のVCOにその制御信号として供給されるFM−A
    M受信機。
JP1986135668U 1986-09-04 1986-09-04 Fm−am受信機 Expired - Lifetime JPH0644192Y2 (ja)

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JPS6341941U JPS6341941U (ja) 1988-03-19
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JPS607219A (ja) * 1983-06-27 1985-01-16 Sony Corp 電子同調受信機
JPS6121019A (ja) * 1984-07-10 1986-01-29 井関農機株式会社 コンバインにおける穂先側搬送装置のカバ−
JPS6165536A (ja) * 1984-09-06 1986-04-04 Sony Corp シンセサイザ方式fm−am受信機

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