JPH0643755B2 - パネル体の取付方法及び揚重ガイド治具 - Google Patents
パネル体の取付方法及び揚重ガイド治具Info
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- JPH0643755B2 JPH0643755B2 JP63298052A JP29805288A JPH0643755B2 JP H0643755 B2 JPH0643755 B2 JP H0643755B2 JP 63298052 A JP63298052 A JP 63298052A JP 29805288 A JP29805288 A JP 29805288A JP H0643755 B2 JPH0643755 B2 JP H0643755B2
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- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C1/00—Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
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- B66C1/12—Slings comprising chains, wires, ropes, or bands; Nets
- B66C1/16—Slings with load-engaging platforms or frameworks
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- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
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- E04G21/14—Conveying or assembling building elements
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パネル体を建物外壁に取付ける方法及びパネ
ル体を建物外壁に沿って吊り上げる際に用いる揚重ガイ
ド治具に関する。
ル体を建物外壁に沿って吊り上げる際に用いる揚重ガイ
ド治具に関する。
建物外壁が老旧化して外観が見苦しくなった場合には、
その建物外壁にパネル体を新らたに取付けて外観を一新
し見栄えを良くしている。
その建物外壁にパネル体を新らたに取付けて外観を一新
し見栄えを良くしている。
このように、老旧化した建物外壁にパネル体を新らたに
取付けるには、建物外壁に沿って足場を組み、その足場
に作業者が乗ってパネル体を建物外壁に取付けることが
一般的に行なわれている。
取付けるには、建物外壁に沿って足場を組み、その足場
に作業者が乗ってパネル体を建物外壁に取付けることが
一般的に行なわれている。
他方、ユニットカーテンウオールを構成するカーテンウ
オールユニットを建物躯体に取付ける方法としては、例
えば特開昭60-30743号公報に示す取付方法が知られてい
る。
オールユニットを建物躯体に取付ける方法としては、例
えば特開昭60-30743号公報に示す取付方法が知られてい
る。
すなわち、カーテンウオールユニットの縦部材にガイド
レールを形成し、建物躯体に取付けた既設カーテンウオ
ールユニットのガイドレールに沿ってガイド治具を昇降
自在とすると共に、このガイド治具にこれから取付ける
新設カーテンウオールユニットを連結し、新設カーテン
ウオールユニットをガイド治具を介して既設カーテンウ
オールユニットのガイドレールに沿って上方に移動させ
て建物躯体に取付けるようにした取付方法である。
レールを形成し、建物躯体に取付けた既設カーテンウオ
ールユニットのガイドレールに沿ってガイド治具を昇降
自在とすると共に、このガイド治具にこれから取付ける
新設カーテンウオールユニットを連結し、新設カーテン
ウオールユニットをガイド治具を介して既設カーテンウ
オールユニットのガイドレールに沿って上方に移動させ
て建物躯体に取付けるようにした取付方法である。
足場を利用してパネル体を取付ける方法であると、足場
を組まなければならず、その作業が大変面倒であるばか
りか、作業者が足場から落下することもあって大変危険
である。
を組まなければならず、その作業が大変面倒であるばか
りか、作業者が足場から落下することもあって大変危険
である。
他方、カーテンウオールユニットを建物躯体に取付ける
方法を利用してパネル体を建物外壁に取付ける場合に
は、パネル体にガイドレールを形成せねばならず、パネ
ル体の特殊形状に限底されて平板状のパネル体を取付け
できないばかりか、パネル体にガイドレールがあるため
に外観が見栄え悪くなってしまう。
方法を利用してパネル体を建物外壁に取付ける場合に
は、パネル体にガイドレールを形成せねばならず、パネ
ル体の特殊形状に限底されて平板状のパネル体を取付け
できないばかりか、パネル体にガイドレールがあるため
に外観が見栄え悪くなってしまう。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにしたパ
ネル体の取付方法及び揚重ガイド治具を提供することを
目的とする。
ネル体の取付方法及び揚重ガイド治具を提供することを
目的とする。
隣接する既設のパネル体間に形状される目地用空間に沿
って昇降する揚重ガイド治具によりパネル体を吊り上げ
るようにしたパネル体の取付方法であり、これによって
パネル体を特殊形状とせずにパネル体を吊り上げでき
る。
って昇降する揚重ガイド治具によりパネル体を吊り上げ
るようにしたパネル体の取付方法であり、これによって
パネル体を特殊形状とせずにパネル体を吊り上げでき
る。
第2図に示すように、建物外壁Aにはパネル体Bが上下
方向及び左右方向に間隔tを置いて連続して取付けてあ
る。
方向及び左右方向に間隔tを置いて連続して取付けてあ
る。
すなわち、パネル体Bの背面上部両側に左右一対の上部
フック1,1が取着され、背面下部両側に左右一対の下
部フック2,2が取着されていると共に、建物外壁Aに
は取付用縦材3が左右のファスナー4,4を介して左右
に隣接するパネル体B,B間に跨って位置するように取
付けられ、この取付用縦材3には前記上部フック1と対
向する上部横杆5と下部フック2と対向する下部横杆6
がそれぞれ設けてあり、この上部横杆5に上部フック1
が係合し、下部横杆6に下部フック2が係合してパネル
体Bを建物外壁Aに取付けている。
フック1,1が取着され、背面下部両側に左右一対の下
部フック2,2が取着されていると共に、建物外壁Aに
は取付用縦材3が左右のファスナー4,4を介して左右
に隣接するパネル体B,B間に跨って位置するように取
付けられ、この取付用縦材3には前記上部フック1と対
向する上部横杆5と下部フック2と対向する下部横杆6
がそれぞれ設けてあり、この上部横杆5に上部フック1
が係合し、下部横杆6に下部フック2が係合してパネル
体Bを建物外壁Aに取付けている。
次に各部の詳細を説明する。
前記パネル体Bはアルミ板等の板材10の左右両側を9
0度折曲して折曲片11を形成すると共に、その折曲片
11に左右一対のエッジ材12を取着してあり、このエ
ッジ材12は凹条溝13を形成する本体14の一側に鈎
形の取付片15を一体形成し、かつ本体14の他側に鈎
形の支持片16を一体形成してあると共に、その本体1
4の底部に形成した孔17より、折曲片11の背面に固
着したスタッドボルト18を挿通し、ナット19を螺合
してエッジ材12を折曲片11に取着してある。
0度折曲して折曲片11を形成すると共に、その折曲片
11に左右一対のエッジ材12を取着してあり、このエ
ッジ材12は凹条溝13を形成する本体14の一側に鈎
形の取付片15を一体形成し、かつ本体14の他側に鈎
形の支持片16を一体形成してあると共に、その本体1
4の底部に形成した孔17より、折曲片11の背面に固
着したスタッドボルト18を挿通し、ナット19を螺合
してエッジ材12を折曲片11に取着してある。
前記上部フック1、下部フック2は下向凹部1a,2a
を有する板状となり、前記エッジ材12の本体14に、
凹条溝13に嵌挿したボルト20とナット21で連結さ
れ、前記取付用縦材3は基板22と両側板23,23で
横断面コ字状となり、その両側片23に側方に開口した
凹陥溝24が長手方向に亘って形成されていると共に、
コーナー部に略円形の縦孔25が形成され、建物外壁A
に固着したファスナー4の一側片4aに、凹陥溝24に
嵌合したボルト26とナット27で連結してある。な
お、ファスナー4の一側片4aには前記ボルト26が挿
通する切欠溝28が室外側に開口して形成され、ボルト
26を凹陥溝24内に長手方向よりスライドして取付け
た後に取付用縦材3を左右一対のファスナー4,4間に
跨って取付けできるようにしてある。
を有する板状となり、前記エッジ材12の本体14に、
凹条溝13に嵌挿したボルト20とナット21で連結さ
れ、前記取付用縦材3は基板22と両側板23,23で
横断面コ字状となり、その両側片23に側方に開口した
凹陥溝24が長手方向に亘って形成されていると共に、
コーナー部に略円形の縦孔25が形成され、建物外壁A
に固着したファスナー4の一側片4aに、凹陥溝24に
嵌合したボルト26とナット27で連結してある。な
お、ファスナー4の一側片4aには前記ボルト26が挿
通する切欠溝28が室外側に開口して形成され、ボルト
26を凹陥溝24内に長手方向よりスライドして取付け
た後に取付用縦材3を左右一対のファスナー4,4間に
跨って取付けできるようにしてある。
前記上部横杆5と下部横杆6は取付用縦材3の両側板2
3,23に形成した凹陥溝24,24間に跨って横架連
結されている。
3,23に形成した凹陥溝24,24間に跨って横架連
結されている。
そして、隣接するパネル体B,Bの折曲片11,11は
間隔tを置いて相対向して、両者間に目地空間29を形
成していると共に、この目地空間29に目地用ガスケッ
ト30が嵌着してある。
間隔tを置いて相対向して、両者間に目地空間29を形
成していると共に、この目地空間29に目地用ガスケッ
ト30が嵌着してある。
該目地用ガスケット30は複数の中空部31を有すると
共に、両側面には舌片32が一体形成され、室内側には
一対の係合突片33,33の一体形成してあり、その一
対の係合突片33,33が前記エッジ材12の支持片1
6に係合するようにしてある。
共に、両側面には舌片32が一体形成され、室内側には
一対の係合突片33,33の一体形成してあり、その一
対の係合突片33,33が前記エッジ材12の支持片1
6に係合するようにしてある。
なお、第2図に示すように、上下・左右に隣接するパネ
ル体Bのクロス部において、縦方向、横方向の目地用ガ
スケット30は十文字状のクロス部目地用ガスケット3
4で連結してある。
ル体Bのクロス部において、縦方向、横方向の目地用ガ
スケット30は十文字状のクロス部目地用ガスケット3
4で連結してある。
次にパネル体の取付方法を工程順に説明する。
第1図(a)に示すように、建物外壁Aに左右一対のフ
ァスナー4を、所定の間隔を置いて上下方向にパネル体
Bの上下長さに応じた位置となるように作業者Cがゴン
ドラDに乗って取付ける。
ァスナー4を、所定の間隔を置いて上下方向にパネル体
Bの上下長さに応じた位置となるように作業者Cがゴン
ドラDに乗って取付ける。
なお、ゴンドラDは建物屋上Eに左右走行自在に設けた
ゴンドラ用揚重機Fで昇降される。
ゴンドラ用揚重機Fで昇降される。
第1図(b)に示すように、左右一対のファスナー4,
4間に取付用縦材3を前記ゴンドラDに乗った作業員C
により取付ける。
4間に取付用縦材3を前記ゴンドラDに乗った作業員C
により取付ける。
なお、取付用縦材3は所定長さとなり、上下に隣接する
取付用縦材3,3は縦孔25間に亘って連結用ピンを嵌
合して連結すると共に、取付用縦材3には上部横杆5、
下部横杆6が予じめ取付けてある。
取付用縦材3,3は縦孔25間に亘って連結用ピンを嵌
合して連結すると共に、取付用縦材3には上部横杆5、
下部横杆6が予じめ取付けてある。
このように、パネル体Bを支持する上部横杆5、下部横
杆6を建物外壁Aに直接取付けずに、ファスナー4を介
して建物外壁Aに取付けた取付用縦材3に取付けるの
で、建物外壁Aに凹凸があっても上部、下部横杆5,6
を所定位置に正しく位置決めして取付けできる。
杆6を建物外壁Aに直接取付けずに、ファスナー4を介
して建物外壁Aに取付けた取付用縦材3に取付けるの
で、建物外壁Aに凹凸があっても上部、下部横杆5,6
を所定位置に正しく位置決めして取付けできる。
第3図、第4図に示すように上部フック1と下部フック
2を取付けたパネル体Dを、第1図(c)に示すように
揚重ガイド治具40に保持し、その揚重ガイド治具40
を建物外壁Aに取付けてある既設のパネル体B間の目地
用空間29をガイドとして吊り上げてパネル体Bを上方
に吊り上げる。
2を取付けたパネル体Dを、第1図(c)に示すように
揚重ガイド治具40に保持し、その揚重ガイド治具40
を建物外壁Aに取付けてある既設のパネル体B間の目地
用空間29をガイドとして吊り上げてパネル体Bを上方
に吊り上げる。
前記揚重ガイド治具40は第5図に示すように、本体部
40aと左右一対のガイド部40b,40bより成り、
本体部40aは左右の縦材41,41間に中間部横材4
2と下部横材43を横架連結すると共に、支持横材44
を中間部横材42と対向して設け、この支持横材44と
中間部横材42とでパネル体支持部45を形成すると共
に、中間部横材42を支持している左右の突出片46に
ブラケット47をそれぞれ設け、この各ブラケット47
に左右の押え材48を左右回動自在に取付けると共に、
縦杆41の上部に出没自在に設けたロックピン49を押
え材48のロック孔50に嵌合することで押え材48を
パネル体Bの左右側面B1に押しつけられる垂直な押え
姿勢に保持できるようにし、そのロックピン49を図示
しないバネで突出付勢してロック孔50に嵌合するよう
に構成して本体部40aとなり、前記左右のガイド部4
0bは縦材41の下部に固着した縦板51に取付柱52
を設け、この取付柱52に揚重ローラ53とパイロット
ローラ54を設けてあると共に、その揚重ローラ53は
第6図のように取付柱52の左右上下にそれぞれ設けら
れ、その支軸53aは縦材41と直交する水平で、その
外周面にはゴム材が設けられてゴムローラとなり、前記
パイロットローラ54は取付柱52の後面上部、中間
部、下部に後方に向けてそれぞれ取付けられ、その支軸
54aは水平となっていると共に、そのパイロットロー
ラ54は前記目地用空間29内に臨む外径で、外周面に
はゴム材が設けられてゴムローラとなり、かつ中間部の
パイロットローラ54の外径に比べて上部、下部のパイ
ロットローラ54の外径が若干小径となって目地用空間
29内に上下方向より挿入し易くなっている。
40aと左右一対のガイド部40b,40bより成り、
本体部40aは左右の縦材41,41間に中間部横材4
2と下部横材43を横架連結すると共に、支持横材44
を中間部横材42と対向して設け、この支持横材44と
中間部横材42とでパネル体支持部45を形成すると共
に、中間部横材42を支持している左右の突出片46に
ブラケット47をそれぞれ設け、この各ブラケット47
に左右の押え材48を左右回動自在に取付けると共に、
縦杆41の上部に出没自在に設けたロックピン49を押
え材48のロック孔50に嵌合することで押え材48を
パネル体Bの左右側面B1に押しつけられる垂直な押え
姿勢に保持できるようにし、そのロックピン49を図示
しないバネで突出付勢してロック孔50に嵌合するよう
に構成して本体部40aとなり、前記左右のガイド部4
0bは縦材41の下部に固着した縦板51に取付柱52
を設け、この取付柱52に揚重ローラ53とパイロット
ローラ54を設けてあると共に、その揚重ローラ53は
第6図のように取付柱52の左右上下にそれぞれ設けら
れ、その支軸53aは縦材41と直交する水平で、その
外周面にはゴム材が設けられてゴムローラとなり、前記
パイロットローラ54は取付柱52の後面上部、中間
部、下部に後方に向けてそれぞれ取付けられ、その支軸
54aは水平となっていると共に、そのパイロットロー
ラ54は前記目地用空間29内に臨む外径で、外周面に
はゴム材が設けられてゴムローラとなり、かつ中間部の
パイロットローラ54の外径に比べて上部、下部のパイ
ロットローラ54の外径が若干小径となって目地用空間
29内に上下方向より挿入し易くなっている。
そして、パネル体Bの上部フック1,1がチェーン55
及びレバーチェーンブロック56を介して吊天秤57に
連結されていると共に、吊天秤57の左右と左右縦材4
1,41上部が揚重ガイド吊ロープ58で連結され、吊
天秤57が揚重ガイド治具用揚重機Gで昇降されるよう
にしてあると共に、吊天秤57には一対のガイドローラ
59,59が設けてある。
及びレバーチェーンブロック56を介して吊天秤57に
連結されていると共に、吊天秤57の左右と左右縦材4
1,41上部が揚重ガイド吊ロープ58で連結され、吊
天秤57が揚重ガイド治具用揚重機Gで昇降されるよう
にしてあると共に、吊天秤57には一対のガイドローラ
59,59が設けてある。
このようであるから、左右のロックピン49をロック孔
50より抜き出して左右の押え材48を側方に回動さ
せ、この状態でパネル体Bを中間部横杆42上に載置し
て支持横杆44に当接し、左右の押え材48をパネル体
Bの側面B1に押しつけてロックピン49をロック孔5
0に嵌合することでパネル体Bを揚重ガイド治具40の
本体部40aに支持し、上部フック1を吊天秤57に連
結し、パイロットローラ54を目地用空間29内に挿入
すると共に、揚重ローラ53を既設のパネル体Bの表面
に当接して揚重ガイド治具40を、揚重ローラ53で室
内外方向にガイドし、パイロットローラ54で左右方向
にガイドして左右に振れ動かないようにして吊り上げ
る。
50より抜き出して左右の押え材48を側方に回動さ
せ、この状態でパネル体Bを中間部横杆42上に載置し
て支持横杆44に当接し、左右の押え材48をパネル体
Bの側面B1に押しつけてロックピン49をロック孔5
0に嵌合することでパネル体Bを揚重ガイド治具40の
本体部40aに支持し、上部フック1を吊天秤57に連
結し、パイロットローラ54を目地用空間29内に挿入
すると共に、揚重ローラ53を既設のパネル体Bの表面
に当接して揚重ガイド治具40を、揚重ローラ53で室
内外方向にガイドし、パイロットローラ54で左右方向
にガイドして左右に振れ動かないようにして吊り上げ
る。
そして、第1図(d)のようにパネル体Bが最上部の既
設のパネル体Bより上方位置まで吊り上げたら、そのパ
ネル体Bを揚重ガイド治具40より外して建物外壁A側
に引き寄せて第1図(e)のように上部フック1、下部
フック2を上部横杆5、下部横杆6に当接する。
設のパネル体Bより上方位置まで吊り上げたら、そのパ
ネル体Bを揚重ガイド治具40より外して建物外壁A側
に引き寄せて第1図(e)のように上部フック1、下部
フック2を上部横杆5、下部横杆6に当接する。
この状態でレバーチェーンブロック56によってチェー
ン55を繰り出してパネル体Bを下降させ、第1図
(f)のように上部フック1の下向凹部1aを上部横杆
5に嵌合すると共に、下部フック2の下向凹部2aを下
部横杆6に嵌合してパネル体Bを建物外壁Aに取付け
る。
ン55を繰り出してパネル体Bを下降させ、第1図
(f)のように上部フック1の下向凹部1aを上部横杆
5に嵌合すると共に、下部フック2の下向凹部2aを下
部横杆6に嵌合してパネル体Bを建物外壁Aに取付け
る。
以上の様に揚重ガイド治具40を既設のパネル体Bに沿
って吊り上げる際に、第7図のように揚重ローラ53、
パイロットローラ54がパネル体Bの表面に沿って転動
するので、各ローラによってパネル体Bの表面を汚す恐
れがあるから、合成樹脂又はアルミ板によって鈎形に折
曲した養生シート60を板材10と折曲片11とに亘っ
て予じめ取付け、この養生シート60でパネル体B表面
の汚れを防止し、全てのパネル体Bを建物外壁Aに取付
け完了後に養生シート60を取り外して隣接するパネル
体B,B間の目地用空間29に目地用ガスケット30を
装着する。
って吊り上げる際に、第7図のように揚重ローラ53、
パイロットローラ54がパネル体Bの表面に沿って転動
するので、各ローラによってパネル体Bの表面を汚す恐
れがあるから、合成樹脂又はアルミ板によって鈎形に折
曲した養生シート60を板材10と折曲片11とに亘っ
て予じめ取付け、この養生シート60でパネル体B表面
の汚れを防止し、全てのパネル体Bを建物外壁Aに取付
け完了後に養生シート60を取り外して隣接するパネル
体B,B間の目地用空間29に目地用ガスケット30を
装着する。
第8図に示すように、一方のエッジ材12にのみ支持片
16を一体形成すると共に、その支持片16の係合突出
片16aを目地用空間29の左右方向中央に位置させ、
目地用ガスケット30の先端部に係合溝30aを形成し
て、その係合溝30aを係合突出片16aに嵌合させて
目地用ガスケット30を装着しても良いし、第9図のよ
うに他方のエッジ材12の支持片16に凹溝16bを形
成すると共に、この凹溝16bにガスケット61を設
け、一方のエッジ材12の支持片16をガスケット61
に圧着して隣接するパネル体B,B間を目地用ガスケッ
ト30と前記ガスケット61とで二重シールするように
しても良い。
16を一体形成すると共に、その支持片16の係合突出
片16aを目地用空間29の左右方向中央に位置させ、
目地用ガスケット30の先端部に係合溝30aを形成し
て、その係合溝30aを係合突出片16aに嵌合させて
目地用ガスケット30を装着しても良いし、第9図のよ
うに他方のエッジ材12の支持片16に凹溝16bを形
成すると共に、この凹溝16bにガスケット61を設
け、一方のエッジ材12の支持片16をガスケット61
に圧着して隣接するパネル体B,B間を目地用ガスケッ
ト30と前記ガスケット61とで二重シールするように
しても良い。
また、第10図に示すように、パネル体Bの板材10の
端部10aをエッジ材12より側方に突出させると共
に、パイロットローラ54を小径部54bを有する形状
とし、その小径部54bを板材10の端部10aに当接
して室内・外側方向に動かないように規制しても良い。
端部10aをエッジ材12より側方に突出させると共
に、パイロットローラ54を小径部54bを有する形状
とし、その小径部54bを板材10の端部10aに当接
して室内・外側方向に動かないように規制しても良い。
〔発明の効果〕 (1)既設のパネル体B間に形成した目地用空間29を
利用してパネル体Bを吊り上げるので、パネル体Bを特
殊形状とする必要がないと共に、表面を平坦面として外
観を見栄え良くできる。
利用してパネル体Bを吊り上げるので、パネル体Bを特
殊形状とする必要がないと共に、表面を平坦面として外
観を見栄え良くできる。
また、パネル体Bに設けた上部フック1、下部フック2
を建物外壁Aに取付けた上部横杆5、下部横杆6に係合
してパネル体Bを建物外壁Aに取付けるので、パネル体
Bを簡単に建物外壁Aに取付けできる。
を建物外壁Aに取付けた上部横杆5、下部横杆6に係合
してパネル体Bを建物外壁Aに取付けるので、パネル体
Bを簡単に建物外壁Aに取付けできる。
(2)目地用空間29内に臨むパイロットローラ54を
備えた左右一対のガイド部40b,40bを有するか
ら、パネル体を横振れせずに吊り上げできる。
備えた左右一対のガイド部40b,40bを有するか
ら、パネル体を横振れせずに吊り上げできる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)〜(f)は本発明の取付方法の一例を工程
順に示す説明図、第2図はパネル体取付状態の正面図、
第3図、第4図は第2図のIII−III線、IV−IV線断面
図、第5図は揚重ガイド治具の斜視図、第6図はガイド
部の斜視図、第7図は揚重ガイド治具の吊り上げ状態の
横断面図、第8図、第9図は目地用ガスケットの他の装
着例を示す横断面図、第10図はパイロットローラの変
形例を示す横断面図である。 Aは建物外壁、Bはパネル体、1は上部フック、2は下
部フック、5は上部横杆、6は下部横杆、29は目地用
空間、40は揚重ガイド治具、53は揚重ローラ、54
はパイロットローラ。
順に示す説明図、第2図はパネル体取付状態の正面図、
第3図、第4図は第2図のIII−III線、IV−IV線断面
図、第5図は揚重ガイド治具の斜視図、第6図はガイド
部の斜視図、第7図は揚重ガイド治具の吊り上げ状態の
横断面図、第8図、第9図は目地用ガスケットの他の装
着例を示す横断面図、第10図はパイロットローラの変
形例を示す横断面図である。 Aは建物外壁、Bはパネル体、1は上部フック、2は下
部フック、5は上部横杆、6は下部横杆、29は目地用
空間、40は揚重ガイド治具、53は揚重ローラ、54
はパイロットローラ。
Claims (2)
- 【請求項1】建物外壁Aに上部横杆5と下部横杆6とを
各パネル体Bと対応してそれぞれ取付け、パネル体Bの
背面に上部横杆5と係合する上部フック1及び下部横杆
6と係合する下部フック2をそれぞれ取付けると共に、
上部フック1、下部フック2を上部横杆5、下部横杆6
に係合してパネル体Bを建物外壁Aに、下から順次上方
に向けて取付けるパネル体の取付方法であり、既設のパ
ネル体B間に形成された目地用空間29をガイドとして
吊り上げられる揚重ガイド治具40によってパネル体B
を上方に吊り上げるようにしたことを特徴とするパネル
体の取付方法。 - 【請求項2】パネル体支持部45を有する本体部40a
に、パネル体表面に沿って回転する揚重ローラ53と目
地用空間29内に臨むパイロットローラ54を備えた左
右一対のガイド部40b,40bを設けた揚重ガイド治
具。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63298052A JPH0643755B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | パネル体の取付方法及び揚重ガイド治具 |
GB8926349A GB2227005B (en) | 1988-11-28 | 1989-11-22 | Method and apparatus for lifting and guiding panel elements on building site |
AU45644/89A AU629874B2 (en) | 1988-11-28 | 1989-11-28 | Method and apparatus for lifting and guiding panel elements on building site |
BR898906219A BR8906219A (pt) | 1988-11-28 | 1989-11-28 | Metodo e aparelho para icar e guiar elementos de painel no local de construcao |
US07/774,726 US5181825A (en) | 1988-11-28 | 1991-10-07 | Method for lifting and guiding elements on building site |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63298052A JPH0643755B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | パネル体の取付方法及び揚重ガイド治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02144475A JPH02144475A (ja) | 1990-06-04 |
JPH0643755B2 true JPH0643755B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=17854508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63298052A Expired - Lifetime JPH0643755B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | パネル体の取付方法及び揚重ガイド治具 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643755B2 (ja) |
AU (1) | AU629874B2 (ja) |
BR (1) | BR8906219A (ja) |
GB (1) | GB2227005B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4336142A1 (de) * | 1993-10-22 | 1995-04-27 | Pilz Technologie Gmbh | Fassadenkonstruktion sowie Arbeitsaufzug und Verfahren zu ihrer Montage |
FR2836680B1 (fr) * | 2002-03-01 | 2004-10-22 | Pinguely Haulotte | Nacelle elevatrice et procede de pose d'un element de cloison au moyen d'une telle nacelle |
KR101303148B1 (ko) * | 2012-04-12 | 2013-09-09 | 현대알루미늄(주) | 커튼 월 시공방법 |
CN106013819A (zh) * | 2016-07-19 | 2016-10-12 | 中建局集团建设发展有限公司 | 一种吊装系统及基于空中换勾的预制外墙挂板吊装方法 |
CN108675116B (zh) * | 2018-07-24 | 2020-05-19 | 南京淮港建筑工程有限公司 | Pc构件的施工方法 |
CN110714554B (zh) * | 2019-10-21 | 2020-11-03 | 中大建设股份有限公司 | 一种利用轻质隔墙板建造内隔墙的施工方法 |
CN113445724B (zh) * | 2021-05-26 | 2023-01-24 | 奥新建设科技有限公司 | 一种用于建筑幕墙施工的吊篮装置 |
CN113389357B (zh) * | 2021-06-29 | 2022-05-10 | 山东中建八局投资建设有限公司 | 一种建筑施工用女儿墙防水涂层高效滚刷装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE7512398U (de) * | 1975-04-18 | 1976-02-12 | I.C.B.N.V. Internationale Constructie Bedrijven, Heerlen (Niederlande) | Vorrichtung zur montage von vorhangwaenden |
JP2779099B2 (ja) * | 1992-07-16 | 1998-07-23 | ハウス食品株式会社 | レトルト食品の製造方法(2) |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP63298052A patent/JPH0643755B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-11-22 GB GB8926349A patent/GB2227005B/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-11-28 AU AU45644/89A patent/AU629874B2/en not_active Ceased
- 1989-11-28 BR BR898906219A patent/BR8906219A/pt not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU4564489A (en) | 1990-05-31 |
AU629874B2 (en) | 1992-10-15 |
JPH02144475A (ja) | 1990-06-04 |
GB2227005A (en) | 1990-07-18 |
GB2227005B (en) | 1993-01-06 |
BR8906219A (pt) | 1990-06-26 |
GB8926349D0 (en) | 1990-01-10 |
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