JP2569178Y2 - 天井板の保持構造 - Google Patents

天井板の保持構造

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JP2569178Y2
JP2569178Y2 JP1991102630U JP10263091U JP2569178Y2 JP 2569178 Y2 JP2569178 Y2 JP 2569178Y2 JP 1991102630 U JP1991102630 U JP 1991102630U JP 10263091 U JP10263091 U JP 10263091U JP 2569178 Y2 JP2569178 Y2 JP 2569178Y2
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雅弘 井上
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井板の保持構造に関
し、詳しくは点検口用の天井板の開閉においても隣接の
天井板が移動するのを回避して、点検口用の天井板と隣
接の天井板との間に隙間が生じるのを回避しようとする
技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】多数枚の天井板において1枚おきに点検
口とするべく1枚おきの天井板を持ち上げ開閉するの
に、その振動などでその他の天井板の位置がずれ、天井
板の目地部に隙間が生じるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そして、従来では、吊
下げバーに吊下げ形態の金具にて天井板を吊下げ保持す
る形態であって、脱落防止のみを目的とするものであ
り、天井板の目地部に隙間が生じるという問題を解消し
えないものとなっていた。本考案はこのような問題を解
消しようとするものであり、その目的とするところは、
点検口用の天井板の開閉においても隣接の天井板が移動
するのを回避して、点検口用の天井板と隣接の天井板と
の間に隙間が生じるのを確実に回避することができる天
井板の保持構造を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、天井裏におい
て略平行に吊下げ保持された断面略逆T字型の吊下げバ
ー1の下端水平片2に天井板3の両端部を持ち上げ可能
に載設保持され、吊下げバー1の長さ方向において突き
合わせ状態で配設される天井板3の一方の天井板3aに
固定用バー5が係合連結され、この固定用バー5を吊下
げバー1に係脱自在な固定金具手段4に固定するととも
に固定金具手段7に形成した押さえ片13にて天井板3
を押さえて成ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】このように、天井裏において略平行に吊下げ保
持された断面略逆T字型の吊下げバー1の下端水平片2
に天井板3の両端部が持ち上げ可能に載設保持され、吊
下げバー1の長さ方向において突き合わせ状態で配設さ
れる天井板3の一方の天井板3aに固定用バー5が係合
連結され、この固定用バー5を吊下げバー1に係脱自在
な固定金具手段4にて固定することによって、隣接する
天井板3の一方の天井板3aはこれに係合連結された固
定用バー5を介して固定金具手段4にて吊下げバー1に
固定され、これに隣接する他方の天井板3bを持ち上げ
て点検口を開放しても固定側の天井板3aはその位置が
ずれるようなことがなく、天井板3a,3b間の目地部
に隙間が生じるようなことがないようにしたものであ
る。更に、固定金具手段4に形成した押さえ片13にて
天井板3を押さえることによって、固定金具手段4に形
成した押さえ片13により天井板3を押さえることがで
き、上述した天井板3a,3bがずれて天井板3a,3
b間の目地部に隙間が生じるのを抑制するとの機能を、
一層、高めることができるようにしたものである。
【0006】
【実施例】天井裏において断面略逆T字型の吊下げバー
1が略平行に吊下げ保持されている。この吊下げ保持形
態はどのような形態のものでもよいものである。吊下げ
バー1は図1(c)に示すように、その縦片6の上部に
は斜め下方に向けて係止片7が一体形成されている。こ
のような吊下げバー1の下端水平片2には天井板3の両
端部が載設保持される。吊下げバー1の長さ方向におい
て突き合わせ状態で配設される天井板3の突き合わせ側
の端部には係入凹所9が形成されている。突き合わせら
れる一方の天井板3aに図4(a)に示すような固定用
バー5がその下端の係入片8において係入凹所9に係入
保持されている。固定用バー5の上部には略逆U字型と
なった係入保持部10が形成されている。
【0007】図3は固定金具手段4としての固定用金具
11を示し、この固定用金具11には固定用バー5への
差込み片12が略直角に折り曲げられて形成され、差込
み片12には押さえ片13が折り曲げられて形成されて
いる。固定用金具11にも押さえ片13が形成されてい
る。固定用金具11の上端には略U字型の引掛け片14
が形成され、そして固定用金具11には係止爪15が切
り起こして形成されている。また、固定用金具11の上
縁で差込み片12側の端部には折り曲げ部16が形成さ
れている。
【0008】しかして図1(a)に示すように、まず、
固定用バー5の係止片8を一方の天井板3aの係入凹部
9に係入し、そして固定用金具11の差込み片12を係
入保持部10に斜めに係入させ、かかる状態で、図1
(b)のように固定用金具11を回転させて、差込み片
12を係入保持部10に深く係入させ、固定用金具11
の引掛け片14を吊下げバー1に上方から引掛け、係止
爪15を係止片7に係止し、固定用金具11が吊下げバ
ー1から上方に抜け外れるのを阻止するようにするので
ある。そして、折り曲げ部16を折り曲げて吊下げバー
1の上面に係止し、差込み片12を回動させて係入保持
部10から抜こうとする力に対して折り曲げ部16が対
抗して、不測に差込み片12を抜く方向に回動するのを
阻止するようにしてある。このように、固定用バー5を
吊下げバー1に固定する固定用金具11を固定金具手段
4と総称するが、その構成は種々設計変更可能であり、
要するに、固定用バー5を吊下げバー1に容易に固定す
ることができる金具構成であればよい。
【0009】一方の天井板3aに突き合わせ状態に配設
される他方の天井板3bにも係入凹部9bが形成され、
図4(b)に示す可動用バー17に形成した係入片8b
を係入凹所9bに係入し、可動用バー17の上端に形成
した吊下げ部18を係入保持部10の上部に上方から遊
合し、しかして、点検口用となる他方の天井板3bを固
定側となる天井板3aに対して上方に持ち上げて開放す
ることができるようにしてある。そして、固定用バー5
と可動用バー17には各々当たり突条19が形成され
て、これら当たり突条19が当接することで、目地部に
隙間が生じないようにしてある。
【0010】このように、天井裏において略平行に吊下
げ保持された断面略逆T字型の吊下げバー1の下端水平
片2に天井板3の両端部が持ち上げ可能に載設保持さ
れ、吊下げバー1の長さ方向において突き合わせ状態で
配設される天井板3の一方の天井板3aに固定用バー5
が係合連結され、この固定用バー5を吊下げバー1に係
脱自在な固定金具手段4にて固定することで、隣接する
天井板3の一方の天井板3aはこれに係合連結された固
定用バー5を介して固定金具手段4にて吊下げバー1に
固定され、これに隣接する他方の天井板3bを持ち上げ
て点検口を開放しても固定側の天井板3aはその位置が
ずれるようなことがなく、天井板3a,3b間の目地部
に隙間が生じるようなことがない。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述のように、天井裏において
略平行に吊下げ保持された断面略逆T字型の吊下げバー
の下端水平片に天井板の両端部が持ち上げ可能に載設保
持され、吊下げバーの長さ方向において突き合わせ状態
で配設される天井板の一方の天井板に固定用バーが係合
連結され、この固定用バーを吊下げバーに係脱自在な固
定金具手段にて固定するから、隣接する天井板の一方の
天井板はこれに係合連結された固定用バーを介して固定
金具手段にて吊下げバーに固定され、これに隣接する他
方の天井板を持ち上げて点検口を開放しても固定側の天
井板はその位置がずれるようなことがなく、天井板間の
目地部に隙間が生じるようなことがないという利点があ
る。しかも、固定金具手段に形成した押さえ片にて天井
板を押さえているから、固定金具手段に形成した押さえ
片により天井板を押さえることができ、上述した天井板
がずれて天井板間の目地部に隙間が生じるのを抑制する
との機能を、一層、高めることができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の施工状態を説明し、(a)
(b)は固定金具手段の作用を示す正断面図、(c)は
側断面図である。
【図2】同上の点検口の作用を示す概略正断面図であ
る。
【図3】同上の固定金具の斜視図である。
【図4】(a)は固定用バーの斜視図、(b)は可動用
バーの斜視図である。
【符号の説明】
1 吊下げバー 2 下端水平片 3 天井板 3a 固定側の天井板 4 固定金具手段 5 固定用バー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井裏において略平行に吊下げ保持され
    た断面略逆T字型の吊下げバーの下端水平片に天井板の
    両端部が持ち上げ可能に載設保持され、吊下げバーの長
    さ方向において突き合わせ状態で配設される天井板の一
    方の天井板に固定用バーが係合連結され、この固定用バ
    ーを吊下げバーに係脱自在な固定金具手段にて固定する
    とともに固定金具手段に形成した押さえ片にて天井板を
    押さえて成る天井板の保持構造。
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JPH0651998B2 (ja) * 1987-10-05 1994-07-06 大建工業株式会社 天井構造

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