JP3860946B2 - 店舗用什器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店舗の内壁面に直接施工されるか、独立した陳列什器に組み込まれる店舗用什器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一対の支柱の前面にフックを設け、該フックに直接溝付きパネルを係止した店舗用什器が知られている。
【0003】
しかしながら、上記店舗用什器の場合、一対の支柱の間隔が広がると溝付きパネルの支持力が低下し、溝付きパネルに撓みや反りが生じ、かつ商品の荷重を支え切れないといった欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の如き従来の店舗用什器の問題点を解決し、丈夫でしっかりした店舗用什器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明店舗用什器は、一対の支柱の相対する壁面に縦方向に複数のスリットが穿設され、該壁面の上下に差し渡される複数のライナーの端部に形成された爪片が該支柱のスリットに嵌合され、該ライナーの横方向に形成された複数のスリットにストリンガーの背に形成された爪片が嵌合されてライナーに複数のストリンガーが縦方向に固定され、該ストリンガーに形成されたフックに溝付きパネルが溝を横向きにして係止されてなるものである。
【0006】
また本発明店舗用什器はライナーのスリットが二個一対となされ、該ライナーの両面にストリンガーを介して溝付きパネルが係止されてなるものである。
【0007】
さらに本発明店舗用什器は一対の支柱がロールフォーミングにより成形されてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら本発明店舗用什器について詳述する。
【0009】
図面において1は本発明に使用される支柱、2はライナー、3はストリンガー、4は溝付きパネルである。
【0010】
支柱1は鋼製の角パイプ、鋼板をロールフォーミングしたパイプ等からなり、少なくとも2本一対で使用される。一対の支柱1の相対する壁面には少なくとも上部と下部の二箇所にスリット11が穿設されている。また該支柱1の他の壁面には棚受け用スリット12が穿設されていてもよい。なお支柱1がロールフォーミングしたパイプの場合ではスリット11は同位置にダブルで穿設されていてもよい。
【0011】
ライナー2は断面I型、H型、溝型等の鋼材からなり、その両端部にそれぞれ爪片21が形成され、一対の支柱1の相対する壁面に差し渡されて該壁面に穿設されたスリット11に嵌合される。また該ライナー2の上面には長手方向と平行に複数のスリット22が穿設されている。なお該スリット22もライナー2の長手方向の両縁部に沿って2個ずつ設けられていてもよい。
【0012】
ストリンガー3は溝型等の鋼材からなり、その背面には少なくとも上下二箇所に爪片31が形成されており、該爪片31は一対の支柱1間に差し渡し固定されたライナー2上面のスリット22に嵌合され、ストリンガー3が上下のライナー2に縦向きに固定される。またストリンガー3には長手方向の縁部に沿って多数のフック32が形成されている。
【0013】
溝付きパネル4は薄鋼板等からなり、水平方向に多数の溝41が形成されており、該溝41がストリンガー3のフック32に差し渡されて係止されている。なお溝付きパネル4は多数の溝41が形成された広幅のものの他、溝41が一つだけの細幅のものであってもよいし、2〜3個の溝41が形成された中間の幅のものであつてもよい。
【0014】
次に本発明店舗用什器の組立方法について詳述する。
まず一対の支柱1を所定間隔をおいて立てるとともに、該支柱1の相対する壁面の上下にそれぞれライナー2を差しわたし、支柱1の壁面に穿設されたスリット11にライナー2両端の爪片21を引っ掛けて固定する。
【0015】
次いで上下のライナー2に複数本のストリンガー3を固定する。すなわちライナー2の上下同位置に穿設されたスリット22毎にそれぞれストリンガー3を立てかけ、該ストリンガー3背面の爪片31を引っ掛け、固定する。
【0016】
続いて複数本のストリンガー3のフック32に溝付きパネル4がその溝41を介して取り付けられる。
【0017】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明店舗用什器は一対の支柱の相対する壁面に縦方向に複数のスリットが穿設され、該壁面の上下に差し渡される複数のライナーの端部に形成された爪片が該支柱のスリットに嵌合され、該ライナーの横方向に形成された複数のスリットにストリンガーの背面に形成された爪片が嵌合されてライナーに複数のストリンガーが縦方向に固定され、該ストリンガーに形成されたフックに溝付きパネルが溝を横向きにして係止されてなるので、什器自身の耐荷重性はライナーに固定されるストリンガーの本数を増減することにより容易におこなうことができる。
【0018】
また本発明店舗用什器は、ライナーのスリットが二個一対となされ、該ライナーの両面にストリンガーを介して溝付きパネルが係止されてなる場合は、什器の両面に商品を陳列することができ、好ましい。
【0019】
さらに本発明店舗用什器は、一対の支柱がロールフォーミングにより成形されてなる場合は、該支柱に所定の絞り加工が容易におこなえ、曲げ応力に強い支柱を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明店舗用什器の一例の組立順序を示す一部切り欠き斜視図である。
【図2】本発明店舗用什器に使用される支柱の他の例を示す、一部切り欠き斜視図である。
【符号の説明】
1 支柱
11 スリット
12 棚受け用スリット
2 ライナー
21 爪片
22 スリット
3 ストリンガー
31 爪片
32 フック
4 溝付きパネル
41 溝
【発明の属する技術分野】
本発明は、店舗の内壁面に直接施工されるか、独立した陳列什器に組み込まれる店舗用什器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一対の支柱の前面にフックを設け、該フックに直接溝付きパネルを係止した店舗用什器が知られている。
【0003】
しかしながら、上記店舗用什器の場合、一対の支柱の間隔が広がると溝付きパネルの支持力が低下し、溝付きパネルに撓みや反りが生じ、かつ商品の荷重を支え切れないといった欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の如き従来の店舗用什器の問題点を解決し、丈夫でしっかりした店舗用什器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明店舗用什器は、一対の支柱の相対する壁面に縦方向に複数のスリットが穿設され、該壁面の上下に差し渡される複数のライナーの端部に形成された爪片が該支柱のスリットに嵌合され、該ライナーの横方向に形成された複数のスリットにストリンガーの背に形成された爪片が嵌合されてライナーに複数のストリンガーが縦方向に固定され、該ストリンガーに形成されたフックに溝付きパネルが溝を横向きにして係止されてなるものである。
【0006】
また本発明店舗用什器はライナーのスリットが二個一対となされ、該ライナーの両面にストリンガーを介して溝付きパネルが係止されてなるものである。
【0007】
さらに本発明店舗用什器は一対の支柱がロールフォーミングにより成形されてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら本発明店舗用什器について詳述する。
【0009】
図面において1は本発明に使用される支柱、2はライナー、3はストリンガー、4は溝付きパネルである。
【0010】
支柱1は鋼製の角パイプ、鋼板をロールフォーミングしたパイプ等からなり、少なくとも2本一対で使用される。一対の支柱1の相対する壁面には少なくとも上部と下部の二箇所にスリット11が穿設されている。また該支柱1の他の壁面には棚受け用スリット12が穿設されていてもよい。なお支柱1がロールフォーミングしたパイプの場合ではスリット11は同位置にダブルで穿設されていてもよい。
【0011】
ライナー2は断面I型、H型、溝型等の鋼材からなり、その両端部にそれぞれ爪片21が形成され、一対の支柱1の相対する壁面に差し渡されて該壁面に穿設されたスリット11に嵌合される。また該ライナー2の上面には長手方向と平行に複数のスリット22が穿設されている。なお該スリット22もライナー2の長手方向の両縁部に沿って2個ずつ設けられていてもよい。
【0012】
ストリンガー3は溝型等の鋼材からなり、その背面には少なくとも上下二箇所に爪片31が形成されており、該爪片31は一対の支柱1間に差し渡し固定されたライナー2上面のスリット22に嵌合され、ストリンガー3が上下のライナー2に縦向きに固定される。またストリンガー3には長手方向の縁部に沿って多数のフック32が形成されている。
【0013】
溝付きパネル4は薄鋼板等からなり、水平方向に多数の溝41が形成されており、該溝41がストリンガー3のフック32に差し渡されて係止されている。なお溝付きパネル4は多数の溝41が形成された広幅のものの他、溝41が一つだけの細幅のものであってもよいし、2〜3個の溝41が形成された中間の幅のものであつてもよい。
【0014】
次に本発明店舗用什器の組立方法について詳述する。
まず一対の支柱1を所定間隔をおいて立てるとともに、該支柱1の相対する壁面の上下にそれぞれライナー2を差しわたし、支柱1の壁面に穿設されたスリット11にライナー2両端の爪片21を引っ掛けて固定する。
【0015】
次いで上下のライナー2に複数本のストリンガー3を固定する。すなわちライナー2の上下同位置に穿設されたスリット22毎にそれぞれストリンガー3を立てかけ、該ストリンガー3背面の爪片31を引っ掛け、固定する。
【0016】
続いて複数本のストリンガー3のフック32に溝付きパネル4がその溝41を介して取り付けられる。
【0017】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明店舗用什器は一対の支柱の相対する壁面に縦方向に複数のスリットが穿設され、該壁面の上下に差し渡される複数のライナーの端部に形成された爪片が該支柱のスリットに嵌合され、該ライナーの横方向に形成された複数のスリットにストリンガーの背面に形成された爪片が嵌合されてライナーに複数のストリンガーが縦方向に固定され、該ストリンガーに形成されたフックに溝付きパネルが溝を横向きにして係止されてなるので、什器自身の耐荷重性はライナーに固定されるストリンガーの本数を増減することにより容易におこなうことができる。
【0018】
また本発明店舗用什器は、ライナーのスリットが二個一対となされ、該ライナーの両面にストリンガーを介して溝付きパネルが係止されてなる場合は、什器の両面に商品を陳列することができ、好ましい。
【0019】
さらに本発明店舗用什器は、一対の支柱がロールフォーミングにより成形されてなる場合は、該支柱に所定の絞り加工が容易におこなえ、曲げ応力に強い支柱を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明店舗用什器の一例の組立順序を示す一部切り欠き斜視図である。
【図2】本発明店舗用什器に使用される支柱の他の例を示す、一部切り欠き斜視図である。
【符号の説明】
1 支柱
11 スリット
12 棚受け用スリット
2 ライナー
21 爪片
22 スリット
3 ストリンガー
31 爪片
32 フック
4 溝付きパネル
41 溝
Claims (3)
- 一対の支柱の相対する壁面に縦方向に複数のスリットが穿設され、該壁面の上下に差し渡される複数のライナーの端部に形成された爪片が該支柱のスリットに嵌合され、該ライナーの横方向に形成された複数のスリットにストリンガーの背に形成された爪片が嵌合されてライナーに複数のストリンガーが縦方向に固定され、該ストリンガーに形成されたフックに溝付きパネルが溝を横向きにして係止されてなる店舗用什器。
- ライナーのスリットが二個一対となされ、該ライナーの両面にストリンガーを介して溝付きパネルが係止されてなる請求項1記載の店舗用什器。
- 一対の支柱がロールフォーミングにより成形されてなる請求項1または請求項2記載の店舗用什器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000024067A JP3860946B2 (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | 店舗用什器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000024067A JP3860946B2 (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | 店舗用什器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001211975A JP2001211975A (ja) | 2001-08-07 |
JP3860946B2 true JP3860946B2 (ja) | 2006-12-20 |
Family
ID=18550133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000024067A Expired - Fee Related JP3860946B2 (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | 店舗用什器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3860946B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2905252B1 (fr) * | 2006-09-05 | 2008-11-14 | Hmy Gestion Soc Par Actions Si | Presentoir pour le support d'articles suspendus. |
-
2000
- 2000-02-01 JP JP2000024067A patent/JP3860946B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001211975A (ja) | 2001-08-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040318 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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