JPH0642412A - 内燃機関の蒸発ガス処理装置における異常検出装置 - Google Patents

内燃機関の蒸発ガス処理装置における異常検出装置

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JPH0642412A
JPH0642412A JP4195221A JP19522192A JPH0642412A JP H0642412 A JPH0642412 A JP H0642412A JP 4195221 A JP4195221 A JP 4195221A JP 19522192 A JP19522192 A JP 19522192A JP H0642412 A JPH0642412 A JP H0642412A
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evaporative gas
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
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  • Testing Of Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蒸発ガス処理装置におけるキャニスタ及び燃
料タンクを含む配管全体の異常を検出する。 【構成】 エンジンがオンの状態でチェックする。先ず
三方弁15を図示の状態から切り換えて、キャニスタ4
の大気ポート4cをバイパス通路16を介して蒸気通路
12に連通する。同時にパージ通路11の制御弁8を開
き、吸気通路9の吸気管負圧を装置の配管に導入する。
配管の圧力を圧力センサ18の信号によりコントロール
ユニット12が監視し一定負圧になったら制御弁8を閉
じる。配管に亀裂等の異常があると負圧が洩れて、圧力
センサ18の信号が時間的に変化する。これをコントロ
ールユニットが監視し、異常判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の燃料タンクの蒸
発ガス処理装置における異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク内の蒸発ガスを吸着剤を充填
した蒸発ガス補集用キャニスタに導いて吸着補集させ、
該キャニスタに吸着された燃料を吸気通路の吸気絞り弁
下流にパージラインを介して導入させるようにした燃料
タンクの蒸発ガス処理装置における燃料蒸気パージシス
テムにおいて、燃料パージの領域であるか否かを判断す
る手段と、前記パージラインの圧力を検出する手段とを
設けると共に、検出手段から出力される検出信号によ
り、燃料パージの領域若しくは該領域外であると判別さ
れた時の前記パージラインの圧力に基づいてシステムが
正常であるか異常であるかを判定する判定手段を設けた
燃料タンクの蒸発ガス処理装置における燃料蒸発パージ
システムの自己診断装置が提案されている(実開平3−
17169号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
キャニスタの大気ポートが大気に連通して開いたままで
パージラインにおける亀裂の有無が自己診断されるた
め、キャニスタ本体とか、燃料タンクの異常検出が不可
能で蒸発ガス処理配管の全てにわたっての異常検出がで
きないという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、自己診断時に、タンク
及び蒸発ガス処理配管の全体を密閉することで、前記問
題点を解消できる蒸発ガス処理装置における異常検出装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明は燃料タンク(1)内の蒸発ガスを吸着
剤(5)を充填した蒸発ガス補集用キャニスタ(4)に
導いて吸着補集させ、該キャニスタ(4)に吸着された
燃料を吸気通路(9)の吸気絞り弁(10)下流に制御
弁(8)を介して導入させるようにした燃料タンクの蒸
発ガス処理装置において、キャニスタ(4)の大気ポー
ト(4c)と燃料タンク(1)の上部気室(1a)と大
気開放口(17)とにそれぞれ三つの口を接続した三方
弁(15)と、前記制御弁(8)よりも燃料タンク
(1)側に設けた圧力センサ(18)と、前記三方弁
(15)を操作してキャニスタ(4)の大気ポート(4
c)を燃料タンク(1)の上部気室(1a)に連通する
と共に前記制御弁(8)から蒸発ガス処理装置の配管に
吸気管負圧を一定値になるまで導入して制御弁(8)を
閉じ、その後の圧力センサ(18)の信号の時間的変化
が一定以上であると判断するコントロールユニット(1
2)とを設けたことを特徴とする。
【0006】又、第2の発明は、燃料タンク(1)内の
蒸発ガスをタンク内圧制御弁(3)を介して蒸発ガス補
集用キャニスタ(4)に導いて吸着補集させ、該キャニ
スタに吸着された燃料を吸気通路(9)の吸気絞り弁
(10)下流に制御弁(8)を介して導入させるように
した燃料タンクの蒸発ガス処理装置において、タンク内
圧制御弁(3)のダイアフラム室(3a)と吸気通路
(9)の吸気絞り弁(10)下流と大気開放口(21)
とに三つの口を接続した三方弁(15A)と、キャニス
タ(4)の大気ポート(4c)に接続した開閉弁(2
4)と、前記制御弁(8)よりも燃料タンク(1)側に
設けた圧力センサ(18)と、前記三方弁(15A)を
操作してタンク内圧制御弁(3)のダイアフラム室(3
a)を吸気通路(9)の吸気絞り弁(10)下流に連通
しかつ前記開閉弁(24)を閉じると共に前記制御弁
(8)から蒸発ガス処理装置の配管に吸気管負圧を一定
値になるまで導入して制御弁(8)を閉じ、その後の圧
力センサ(18)の信号の時間的変化が一定以上である
ときに異常であると判断するコントロールユニット(1
2)とを設けたことを特徴とする。
【0007】そして第3の発明は、燃料タンク(1)内
の蒸発ガスをタンク内圧制御弁を介して蒸発ガス補集用
キャニスタ(4)に導いて吸着補集させ、該キャニスタ
(4)に吸着された燃料を吸気通路(9)の吸気絞り弁
(10)下流に制御弁(8)を介して導入させるように
した燃料タンクの蒸発ガス処理装置において、タンク内
圧制御弁(3A)を開弁するソレノイド(3g)と、キ
ャニスタ(4)の大気ポート(4c)に接続した開閉弁
(24)と、前記制御弁(8)よりも燃料タンク(1)
側に設けた圧力センサ(18)と、前記ソレノイド(3
g)を操作してタンク内圧制御弁(3A)を開くと共に
前記開閉弁(24)を閉じ、かつ前記制御弁(8)から
吸気管負圧を導入すると共に、圧力センサ(18)の信
号が一定負圧に達したら前記制御弁(8)を閉じて、そ
の後の圧力センサ(18)の信号の時間的変化が一定以
上であるときに異常であると判断するコントロールユニ
ット(12)を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明ではエンジンがオンの状態でチェックを
行なう。第1の発明は、エンジンがオンの状態で、コン
トロールユニット(12)から三方弁(15)と制御弁
(8)を操作して、キャニスタ(4)の大気ポート(4
c)を燃料タンク(1)の上部気室(1a)に連通する
と共に、制御弁(8)を開いて吸気通路(9)の吸気絞
り弁(10)下流の吸気管負圧を蒸発ガス処理装置の配
管に一定の負圧になるまで導入して制御弁(8)を閉じ
る。配管のいずれかに亀裂があって洩れがあると、その
後の圧力センサ(18)の信号が急激に低下するので、
信号の時間的変化をコントロールユニット(12)で監
視することで、異常の有無を判断する。
【0009】第2の発明は、エンジンがオンの状態で、
コントロールユニットから三方弁(15A)を操作し
て、吸気通路(9)の吸気絞り弁(10)下流の吸気管
負圧をタンク内圧制御弁(3)のダイアフラム室(3
a)に連通して、タンク内圧制御弁(3)を開くと共に
キャニスタ(4)の大気ポート(4c)に接続された開
閉弁(24)を閉じる。同時に前記制御弁(8)を開い
て吸気管負圧を蒸発ガス処理装置の配管に一定負圧にな
るまで導入する。
【0010】そして、一定負圧になったところで、制御
弁(8)を閉じる。その後、圧力センサ(18)の信号
をコントロールユニットで監視し、その時間的変化が一
定以上のときは、洩れが大きいため、異常と判断する。
【0011】第3の発明は第2の発明と類似している点
が多いため、その作用は実施例で説明する。
【0012】
【実施例】図1の第1実施例は、前記第1の発明に対応
する。同図において、1は燃料タンク、1aはその上部
気室、2は蒸気通路で、タンク内圧制御弁3を介して上
部気室1aとキャニスタ4のタンクポート4aとを接続
する。
【0013】5はキャニスタ4に充填された活性炭から
なる吸着剤、4bと4cはそれぞれキャニスタ4のパー
ジポートと大気ポートである。6は蒸発通路2の上部気
室1a内の開口端に設けたフロート・バルブで車両転倒
時等に閉じる。
【0014】タンク内圧制御弁3は、ダイアフラムを有
する周知のもので、燃料タンク1の内圧が一定以下では
閉じ、内圧が一定以上になると開いて上部気室1aとタ
ンクポート4aに連通する。
【0015】7は燃料タンク1内が一定以上に大きな負
圧になると開くチェックバルブで、負圧による燃料タン
クの破損を防止する周知のもので、図示のようにタンク
内圧制御弁3と並列に接続されている。
【0016】8はキャニスタ4のパージポート4bと吸
気通路9の吸気絞り弁10下流とを接続するパージ通路
11に挿入された制御弁で、コントロールユニット12
によりデューティ制御されて、パージ流量を制御する。
【0017】コントロールユニット12は、通常運転時
は、エンジン回転数信号、吸気管負圧センサ13及び排
気系の空燃比(O2 )センサ14からの信号によるエン
ジンの運転条件に応じて適切なパージ流量を算出して制
御弁10のデューティ比を制御する。
【0018】15は三方弁で、その三つの口はそれぞれ
キャニスタ4の大気ポート4cと、燃料タンク1の上部
気室1aに連通するバイパス通路16と、大気開放口1
7とが図示のように連通しており、バイパス通路16に
連通するもう一つの口は閉じている。
【0019】18は蒸発通路2の圧力を検出してコント
ロールユニットへその電気信号を出力する圧力センサで
ある。この第1実施例で、蒸発ガス処理装置の異常検出
は次のように行なわれる。
【0020】このチェックは、エンジンがオンの状態で
行なわれ、先ずコントロールユニット12が三方弁15
を切換えて、大気ポート4cをバイパス通路16に連通
すると共に、大気開放口17を閉じる。同時に制御弁8
がデューティ制御されて開き、吸気管負圧をパージ通路
11に導入する。
【0021】導入された負圧は負圧センサ18で検出さ
れてコントロールユニット12で読み取られる。そし
て、一定負圧になるとコントロールユニット12が制御
弁8を閉じる。
【0022】この状態では、燃料タンク1とキャニスタ
4を含めて、蒸発ガス処理装置の全配管が連通したまま
で、制御弁8と三方弁15が外部との連通を遮断して、
配管がすべて密閉された状態にある。
【0023】従って、これら全配管に亀裂がなく、洩れ
がなければ、封入された負圧は殆ど小さくならず、せい
ぜい温度変化による圧力変化が生じるだけである。若し
配管に亀裂等があって、洩れが生じると、負圧の時間的
変化が一定異常になるため、コントロールユニット12
が判定する。
【0024】この第1実施例では、チェック時に吸気管
負圧が導かれるときの圧力変化を圧力センサ18の信号
でコントロールユニット12が監視し、正常時の圧力変
化と比較することで、制御弁8と三方弁15の異常も検
出できる。
【0025】チェック解除時は、三方弁15が図1に示
す状態に復旧してから、制御弁8をデューティ制御す
る。こうして、キャニスタ4の大気ポート4cから燃料
蒸気が大気中に流出するのを防止する。
【0026】図2(A),(B)は図1の第1実施例の
一部を変形した例で、同図(A)は三方弁15の大気開
放口17にフィルタ19を挿入した場合を、同図(B)
は三方弁15の大気開放口17をエアクリーナA/CL
に導いた場合を示す。
【0027】図3は本発明の第2実施例で、前記第2の
発明に対応する。同図において、燃料タンク1乃至空燃
比(O2 )センサ14までの符号の部分は、前記第1実
施例の図1における同一符号の部分と同じ機能を備えて
いるので、説明を省略する。
【0028】三方弁15Aは、その三つの口がそれぞれ
タンク内圧制御弁3のダイアフラム室3aと、チェック
バルブ20を介して吸気通路9の吸気絞り弁10下流
と、吸気絞り弁10上流につながる大気開放口21とに
連通している。
【0029】22はエンジン、23は吸気通路9の上流
部に設けられたエアクリーナ、24はコントロールユニ
ット12で操作される開閉弁(電磁弁)で、キャニスタ
4の大気ポート4cと吸気通路9の吸気絞り弁10上流
とをつなぐ通路25の途中に挿入されている。
【0030】図3の第2実施例は次のようにチェック動
作を行なう。チェックは、エンジンがオンの状態で行な
われる。先ずエンジンがオンの状態で三方弁15Aを図
示の状態から切り換えて、ダイアフラム室3aと吸気通
路9の吸気絞り弁10下流とを連通すると共に大気開放
口21を閉じる。
【0031】すると、チェック弁20を通して吸気管負
圧がダイアフラム室3aに作用し、タンク内圧制御弁3
を開き、燃料タンク1の上部気室1aを蒸発通路2を通
じてキャニスタ4と連通する。
【0032】コントロールユニット12は、このように
三方弁15Aを切り換えると同時に開閉弁24を閉じ、
制御弁8をデューテイ制御して開く。すると吸気管負圧
が制御弁8を通じて、キャニスタ4及び燃料タンク1を
含む蒸発ガス処理装置の配管部分に作用する。
【0033】コントロールユニット12はこの配管部分
の負圧を圧力センサ18の信号で判断し、一定負圧に達
すると制御弁8を閉じ、負圧を配管部分に閉じ込める。
その後、圧力センサ18の信号をコントロールユニット
12が監視する。若し配管部分に亀裂などによる洩れが
あると、圧力センサ18の信号が時間的に急変するた
め、その圧力変化の程度が一定以上のときは、配管が異
常であると判定する。
【0034】こうして、蒸発ガス処理装置の全配管部分
の異常の有無を検出する。なお、この第2実施例では、
チェックの段階において、三方弁15Aを切り換え、開
閉弁24を閉じ、かつ制御弁8がデューティ制御されて
吸気管負圧を蒸発ガス処理装置の配管に導入し、その圧
力が一定負圧に達するまでの負圧の変化状況を圧力セン
サ18の出力でコントロールユニット12で監視してお
れば、開閉弁24、三方弁15A、タンク内圧弁3及び
制御弁8等が異常か正常かの検出も可能となる。それ
は、正常時の圧力変化と比較してコントロールユニット
が判断するためである。
【0035】チェック解除時は、開閉弁24を開き、そ
の後に制御弁8の制御と、三方弁15Aを図示の状態に
復旧させるように切り換えを行なう。図4は図3の実施
例の一部を変形した本発明の第3実施例の、要部のみを
示す。この第3実施例は第2実施例における三方弁15
Aとチェックバルブ20を廃止し、タンク内圧制御弁3
を図4のタンク内圧制御弁3Aに置き代えていて、前記
第3の発明に対応する。
【0036】タンク内圧制御弁3Aは、弁体3aを一体
に形成したダイアフラム3bと、ダイアフラム室3cに
収納されてダイアフラム3bを下方に付勢するスプリン
グ3dと、弁体3aと協働する弁座3eと、ダイアフラ
ム3bに取付けたプランジャ3fを上方に吸引するソレ
ノイド3gとからなる。
【0037】通常運転時はソレノイド3gは非励磁で、
燃料タンク1の内圧が蒸気通路2を通じてダイアフラム
3bの下面に作用し、その圧力が一定以上になるとスプ
リング3dに抗してダイアフラム3bが上方に移動し、
タンク内圧制御弁3Aが開く。
【0038】すると蒸発ガスが燃料タンク1の上部気室
1aから蒸気通路2を通じてキャニスタ4に流れ、吸着
剤5に吸着補集される。チェック時は、エンジンがオン
の状態でコントロールユニット12がタンク内圧制御弁
3Aのソレノイド3gに励磁電流を流して、プランジャ
3fをスプリング3dに抗して上方に吸引し、タンク内
圧制御弁3Aを開くと共に、開閉弁24を閉じる。
【0039】同時に、制御弁8をデューテイ制御して開
き、吸気管負圧を蒸発ガス処理装置の配管内へ導く。コ
ントロールユニット12は圧力センサ18の信号を確認
し、配管内の圧力が一定負圧に達したら、制御弁8を閉
じて負圧を配管内に閉じ込める。
【0040】コントロールユニット12は、その後の圧
力センサ18の信号を監視する。若し配管のどこかに亀
裂による洩れがあると圧力センサ18の信号が急激に低
下するため、その時間的変化が一定以上であれば、異常
と判定する。
【0041】図5は、図3の第2実施例における三方弁
15Aの大気開放口21を、吸気通路のエアクリーナ2
3とは別のエアフィルタ26を介して大気に連通した例
を示す。
【0042】又、図6は、図3の第2実施例におけるキ
ャニスタ4の大気ポート4cに連通した開閉弁24の大
気側を、吸気通路9に連通しないで、エアフィルタ27
を介して大気に開放した例を示す。
【0043】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、蒸発ガス処理装置におけるキャニスタ及び燃料タン
クを含む配管全体の異常を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の構成図。
【図2】 図1の第1実施例の一部が異なる部分図で同
図(A)と(B)に異なる2例を示す。
【図3】 本発明の第2実施例の構成図。
【図4】 本発明の第3実施例のタンク内圧制御弁の縦
断面図。
【図5】 図3の実施例の一部が異なる部分図。
【図6】 図3の実施例の一部が異なる部分図。
【符号の説明】
1 燃料タンク 1a 上部気室 3、3A タンク内圧制御弁 3a ダイアフラム室 3g ソレノイド 4 キャニスタ 4c 大気ポート 5 吸着剤 8 制御弁 9 吸気通路 10 絞り弁 12 コントロールユニット 15、15A 三方弁 17、21 大気開放口 18 圧力センサ 24 開閉弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内の蒸発ガスを吸着剤を充填
    した蒸発ガス補集用キャニスタに導いて吸着補集させ、
    該キャニスタに吸着された燃料を吸気通路の吸気絞り弁
    下流に制御弁を介して導入させるようにした燃料タンク
    の蒸発ガス処理装置において、キャニスタの大気ポート
    と燃料タンクの上部気室と大気開放口とに三つの口を接
    続した三方弁と、前記制御弁よりも燃料タンク側に設け
    た圧力センサと、前記三方弁を操作してキャニスタの大
    気ポートを燃料タンクの上部気室に連通すると共に前記
    制御弁から蒸発ガス処理装置の配管に吸気負圧を一定値
    になるまで導入して制御弁を閉じ、その後の圧力センサ
    の信号の時間的変化が一定以上であるときに異常である
    と判断するコントロールユニットとを設けたことを特徴
    とする内燃機関の蒸発ガス処理装置における異常検出装
    置。
  2. 【請求項2】 燃料タンク内の蒸発ガスをタンク内圧制
    御弁を介して蒸発ガス補集用キャニスタに導いて吸着補
    集させ、該キャニスタに吸着された燃料を吸気通路の吸
    気絞り弁下流に制御弁を介して導入させるようにした燃
    料タンクの蒸発ガス処理装置において、タンク内圧制御
    弁のダイアフラム室と吸気通路の吸気絞り弁下流と大気
    開放口とに三つの口を接続した三方弁と、キャニスタの
    大気ポートに接続した開閉弁と、前記制御弁よりも燃料
    タンク側に設けた圧力センサと、前記三方弁を操作して
    タンク内圧制御弁のダイアフラム室を吸気通路の吸気絞
    り弁下流に連通しかつ前記開閉弁を閉じると共に前記制
    御弁から蒸発ガス処理装置の配管に吸気負圧を一定値に
    なるまで導入して制御弁を閉じ、その後の圧力センサの
    信号の時間的変化が一定以上であるときに異常であると
    判断するコントロールユニットとを設けたことを特徴と
    する内燃機関の蒸発ガス処理装置における異常検出装
    置。
  3. 【請求項3】 燃料タンク内の蒸発ガスをタンク内圧制
    御弁を介して蒸発ガス補集用キャニスタに導いて吸着補
    集させ、該キャニスタに吸着された燃料を吸気通路の吸
    気絞り弁下流に制御弁を介して導入させるようにした燃
    料タンクの蒸発ガス処理装置において、タンク内圧制御
    弁を開弁するソレノイドと、キャニスタの大気ポートに
    接続した開閉弁と、前記制御弁よりも燃料タンク側に設
    けた圧力センサと、前記ソレノイドを操作してタンク内
    圧制御弁を開くと共に前記開閉弁を閉じ、かつ前記制御
    弁から吸気管負圧を導入すると共に、圧力センサの信号
    が一定負圧に達したら前記制御弁を閉じて、その後の圧
    力センサの信号の時間的変化が一定以上であるときに異
    常であると判断するコントロールユニットを設けたこと
    を特徴とする内燃機関の蒸発ガス処理装置における異常
    検出装置。
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