JPH07189824A - 蒸発燃料処理装置の故障診断装置 - Google Patents

蒸発燃料処理装置の故障診断装置

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JPH07189824A
JPH07189824A JP5335711A JP33571193A JPH07189824A JP H07189824 A JPH07189824 A JP H07189824A JP 5335711 A JP5335711 A JP 5335711A JP 33571193 A JP33571193 A JP 33571193A JP H07189824 A JPH07189824 A JP H07189824A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料タンクからキャニスタを経てパージ通路
に至る燃料成分流路系を密閉状態に保持し、この密閉前
後の圧力変化から漏洩の有無を診断する。 【構成】 機関が診断可能な運転領域に入ると、パージ
制御弁26とドレンカット弁27が閉弁して燃料成分流
路系28は密閉状態に保持され、燃料タンク21で発生
する蒸発燃料の行き場が失われる。従って、漏洩箇所が
無ければ圧力が徐々に上昇する一方、漏洩箇所があれば
圧力の上昇程度が小さくなる。そして、コントロールユ
ニット34は、この密閉前の圧力値と密閉後の圧力値と
を圧力センサ29によって検出し、これらの差圧と基準
値とを比較することにより、漏洩の有無を診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料タンクから蒸発し
た燃料を一時的に貯蔵し、所定の運転状況下で機関吸気
系に導入する蒸発燃料処理装置の漏洩状態を診断する故
障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の内燃機関には、燃料タ
ンクで発生した蒸発燃料をキャニスタによって一時的に
吸着し、所定の運転条件下でパージ制御弁を開弁するこ
とにより、キャニスタからのパージガスを機関吸気系に
導入する蒸発燃料処理装置が設けられている。
【0003】ところで、かかる蒸発燃料処理装置は、燃
料タンク内の燃料蒸気の流出を防止するためのものであ
るが、パージ通路を構成するチューブの抜け、接続部の
シール不良、ピンホール等が発生すると、本来キャニス
タに吸着されて機関吸気系に導入されるべき燃料成分が
外部に漏洩するため、十分にその機能を発揮できなくな
る。
【0004】そこで、燃料蒸気の漏洩を未然に防止すべ
く、蒸発燃料処理装置の漏洩を自己診断する装置の開発
が要求されている。この診断装置としては、キャニスタ
の新気取入口を開閉するドレンカット弁と、燃料タンク
内からキャニスタを経てパージ通路に至る燃料成分流路
系の圧力を検出する圧力センサとを設け、機関の吸入負
圧を利用して前記燃料成分流路系を所定負圧まで減圧し
た後、ドレンカット弁及びパージ制御弁を閉弁して負圧
状態を維持し、この負圧状態から大気圧状態に向かうと
きの圧力変化に基づいて漏洩を診断するように構成した
ものが、例えばCARB(カリフォルニア州大気資源
局)等から提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た診断装置では、機関の吸入負圧を燃料成分流路系に導
入する構成のため、燃料タンクやパージ通路等に生じる
負圧によるストレスによって強度向上の必要があり、コ
ストが増大する。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、燃料
流路系に強制的な圧力変化を与えることなく、装置の漏
洩診断を行う構成とした。すなわち本発明に係る蒸発燃
料処理装置の故障診断装置は、図1に示す如く、燃料タ
ンク1内から蒸発燃料通路2を介して導かれた蒸発燃料
を一時的に吸着するキャニスタ3と、新気取入口3Aを
介して取り込まれた新気と共に該キャニスタ3から離脱
したパージガスを機関吸気系4に導くパージ通路5と、
該パージ通路5の途中に設けられ、パージガスを制御す
るパージ制御弁6とを備えた内燃機関の蒸発処理装置に
おいて、前記キャニスタの新気取入口を閉弁するドレン
カット弁7と、前記燃料タンク1と蒸発燃料通路2とキ
ャニスタ3とパージ通路5を含んでなる燃料成分流路系
8の圧力を検出する圧力検出手段9と、前記パージ制御
弁6及びドレンカット弁7を閉弁して前記燃料成分流路
系8を密閉状態に保持する流路密閉手段10と、前記燃
料成分流路系8が流路密閉手段10により密閉される前
と密閉された後の圧力変化を圧力検出手段9の出力信号
に基づいて検出する圧力変化検出手段11と、この圧力
変化が所定の基準値を上回るときは正常状態と判定し、
この圧力変化が所定の基準値を下回るときは異常状態と
判定する判定手段12とから構成している。
【0007】また、請求項2の構成では、燃料温度を検
出する燃温検出手段13を設け、前記判定手段12は、
予め燃料温度に応じて用意された基準値と前記圧力変化
とを比較することにより、正常状態であるか異常状態で
あるかを判定する構成としたことを特徴としている。
【0008】
【作用】流路密閉手段10によって燃料成分流路系8を
密閉状態に保持すると、パージガス,ベーパによって燃
料成分流路系8の圧力が上昇する。一方、この圧力上昇
の度合は、燃料成分流路系8の漏洩面積に応じて変化す
る。従って、燃料成分流路系8が密閉状態にされる前と
密閉状態にされた後の圧力変化を圧力変化検出手段11
によって検出すれば、判定手段12は、この圧力変化に
基づいて漏洩の有無を判定することができる。
【0009】また、前記判定手段12が、燃温検出手段
13の検出した燃料温度に応じた基準値と圧力変化検出
手段11の検出した圧力変化とを比較することにより、
燃料温度に応じて発生量の異なるベーパ量を考慮して漏
洩の有無を診断することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2〜図5に基づ
いて詳細に説明する。
【0011】まず、図2は本発明の実施例に係る故障診
断装置を備えた蒸発燃料処理装置の構成説明図であっ
て、燃料タンク21は蒸発燃料通路22を介してキャニ
スタ23に接続されている。
【0012】キャニスタ23は、吸着剤,フィルタ(い
ずれも図示せず)等から構成され、その底部には大気に
開放された新気取入口23Aが設けられている。また、
キャニスタ23のパージガス出口はパージ通路24を介
して吸気通路のスロットルバルブ下流側となるコレクタ
25に接続され、このパージ通路24の途中には電磁弁
からなるパージ制御弁26が設けられている。
【0013】一方、キャニスタ23の新気取入口23A
には電磁弁からなるドレンカット弁27が設けられてい
る。このドレンカット弁27は、後述のコントロールユ
ニット34からの制御信号により作動するもので、自己
診断時にはパージ制御弁26と共に閉弁することによ
り、燃料タンク21,蒸発燃料通路22,キャニスタ2
3,パージ通路24を含んでなる燃料成分流路系28を
密閉状態に保持するようになっている。ここで、本実施
例における密閉状態とは、弁体と弁座との隙間等からの
許容範囲内の漏れを除く実質的な密閉状態のことをい
い、許容されるべき自然な漏洩があっても密閉状態とし
て把握している。
【0014】圧力検出手段としての圧力センサ29は、
蒸発燃料通路22の途中に設けられている。この圧力セ
ンサ29は、例えば半導体式圧力センサ等から構成さ
れ、自己診断時に、蒸発燃料通路22の圧力を燃料成分
流路系28の圧力Pとして検出し、これをコントロール
ユニット34に出力するものである。
【0015】燃温検出手段としての温度センサ30は燃
料タンク21に設けられている。この温度センサ30
は、例えばサーミスタ、熱電対等から構成され、燃料タ
ンク21内の燃料温度を検出するようになっている。
【0016】31はスロットルバルブのバルブ開度を検
出するスロットルセンサ、32は吸入空気量を測定する
エアフローメータ,33はクランク角を検出するクラン
ク角センサをそれぞれ示し、これら各センサ類は、図示
せぬ水温センサ,イグニッションスイッチ等と共にコン
トロールユニット34に接続されている。
【0017】内燃機関を電気的に集中制御するコントロ
ールユニット34は、マイクロコンピュータシステムと
して構成され、パージ制御弁26,ドレンカット弁27
を駆動するための駆動回路(いずれも図示せず)を備え
ている。
【0018】次に、本実施例の構成による作用について
説明する。
【0019】まず、燃料成分流路系28を密閉状態に保
持した場合の圧力変化について図3を参照しつつ説明す
る。
【0020】機関が自己診断可能な運転領域に入った場
合に、パージ制御弁26とドレンカット弁27とを閉弁
すれば、燃料成分流路系28内は実質的に密閉状態に保
持されることになる。一方、この密閉状態によって、燃
料タンク21で発生した蒸発燃料(ベーパ)、キャニス
タ23が貯留したパージガスの行き場が消失する。従っ
て、許容される自然な漏洩以外の漏洩箇所が無い正常時
には、図3中の実線S1に示す如く、燃料成分流路系2
8の圧力は徐々に上昇する。
【0021】一方、燃料成分流路系28に許容できない
程度の漏洩がある場合には、燃料タンク21で生じた蒸
発燃料はこの漏洩箇所から外部に流出するため、図3中
の二点鎖線S2に示す如く、圧力上昇の程度は漏洩が無
い正常状態よりも低い。
【0022】従って、本実施例では、後述の如く、この
密閉前後に生じる差圧が所定の基準値ΔPSを上回れば
正常状態と判定し、下回れば異常状態と判定するように
なっている。
【0023】ところで、燃料温度が高ければ燃料タンク
21で発生する蒸発燃料の量が多くなる一方、燃料温度
が低くなれば蒸発燃料の量も少なくなる。従って、密閉
前後の燃料成分流路系28の圧力差は、燃料温度に応じ
ても変動するため、本実施例では、図4中の点線S3
示す如く、上述した基準値ΔPSを燃料温度に応じて調
節するようになっている。
【0024】次に、本実施例による自己診断方法につい
て図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0025】まず、機関が自己診断可能な所定の運転領
域に入ると、ステップ1では後述の初期圧力値P1を既
に読込んでいるか否かを判定する。まだ、プログラム開
始直後のため、このステップ1では「NO」と判定され
る。
【0026】次に、ステップ2では、圧力センサ29の
出力信号から燃料成分流路系28の現在の圧力Pを読込
み、この値を初期圧力値P1として記憶する。そして、
ステップ3では、パージ制御弁26及びドレンカット弁
27を閉弁して、燃料成分流路系28を密閉状態に保持
し、ステップ4では、圧力センサ29からの出力信号に
基づいて密閉後の圧力P2を読込む。
【0027】次に、ステップ5では、温度センサ30の
出力信号から燃料温度を検出し、図4に示す特性線図に
基づいて現在の燃料温度に応じた基準値ΔPSをセット
した後に、この密閉後圧力値P2と初期圧力値P1との差
圧が所定の基準値ΔPSを上回ったか否かを判定する。
上述した通り、漏洩の無い正常状態の場合は、両者の差
圧ΔP(=P2−P1)が燃料温度に応じた基準値ΔPS
を上回るため、「YES」と判定して後述のステップ8
に移行する。一方、燃料成分流路系28に漏洩がある場
合には、差圧ΔPが基準値ΔPSを下回るため、「N
O」と判定して次のステップ6に移る。
【0028】ここで、パージ制御弁26及びドレンカッ
ト弁27を閉弁して燃料成分流路系28を密閉状態に保
持しても、ただちに圧力が大きく上昇する訳ではない。
従って、プログラム開始時は、ステップ5で「NO」と
判定されてステップ6に移ることになる。
【0029】このステップ6では、タイマtをスタート
させ、次のステップ7では、このタイマtが最大計測時
間tmaxに達したか否かを判定する。すなわち、図3に
示す通り、密閉後の圧力Pは、時間の経過につれて上昇
するため、燃料成分流路系28の密閉直後に自己診断を
行うと、正常であるにも拘わらず異常と判定される可能
性がある。従って、本実施例では、差圧ΔPにより漏洩
の有無が確実に判別できる時間として最大計測時間t
maxを設定し、この最大計測時間tmaxに達するまでの
間、密閉前後の差圧ΔPを繰り返し求めることで、誤診
断を未然に防止している。
【0030】これにより、ステップ7で「NO」と判定
された場合は、ステップ1→ステップ4→ステップ5→
ステップ6を経てステップ7に戻り、このループを繰り
返す間に、差圧ΔPが基準値ΔPSを上回った場合に
は、ステップ5で「YES」と判定されてステップ8に
移り、正常状態(OK)であるとの診断がなされる。従
って、上述した最大計測時間tmaxは単なる時間待ちの
ための設定時間ではなく、正常状態であると確信を得た
ときは、前記ステップ5によって直ちに判定を下すこと
ができる。
【0031】一方、前記ステップ7で「NO」と判定し
た場合は、タイマtが十分余裕をもって設定された最大
計測時間tmaxに達しても、なお差圧ΔPが基準値ΔPS
を上回らない場合、すなわち漏洩のある異常状態とみな
せる場合である。従って、この場合は、ステップ9に移
って異常状態(NG)と判定し、図示せぬインジケータ
上の警報ランプ等を点灯させて運転者に注意を促す。な
お、警報手段は警報ランプに限らず、警報ブザー,音声
発生装置による警告メッセージ等でもよい。
【0032】このように本実施例によれば、燃料タンク
21、蒸発燃料通路22、キャニスタ23、パージ通路
24を含む燃料成分流路系28を、パージ制御弁26及
びドレンカット弁27によって密閉状態に保持し、圧力
センサ29を介して検出されたこの密閉前後の圧力差
(ΔP)を基準値ΔPSと比較することにより、漏洩の
有無を診断する構成のため、燃料成分流路系28に負圧
によるストレスを与えることがなく、蒸発燃料処理装置
の寿命を大幅に向上することができる。
【0033】また、初期圧力値P1と密閉後圧力値P2
の差圧ΔPと基準値ΔPSとの大小を判別する構成であ
るため、圧力勾配等から漏洩の有無を診断するよりもプ
ログラムを簡素化することができ、全体の制御構成をコ
ンパクトに形成することができる。
【0034】さらに、基準値tmaxを燃料温度に応じて
調整する構成であるため、燃料温度の変化による誤診断
を未然に防止することができる。これに加えて、自己診
断可能な燃料温度領域を広げることができ、診断機会を
高めて装置の信頼性を向上することができる。
【0035】なお、前記実施例では、圧力検出手段とし
ての圧力センサ30を蒸発燃料通路22に設ける構成と
したが、本発明はこれに限らず、例えば燃料タンク21
やパージ通路24の途中、あるいはキャニスタ23内に
組み込んでもよい。
【0036】また、前記実施例では、燃温検出手段とし
て温度センサ30を用い、この温度センサ30によって
燃料タンク21内の燃料温度を直接測定する場合を例示
したが、本発明はこれに限らず、温度センサを燃料タン
ク21の外壁等に設けて燃料温度を間接的に測定しても
よく、あるいは機関の冷却水温、回転数等から燃料温度
を推定する構成としてもよい。この場合には冷却水温や
回転数等と燃料温度との相関関係を示すマップを予め用
意すればよい。
【0037】さらに、前記実施例では、最大計測時間t
maxまで差圧ΔPと基準値ΔPSとを比較する場合を例に
挙げて説明したが、計測時間の長短を問わない場合等に
は、図5中のステップ6,7を廃止し、ステップ4の処
理を行う前に、所定時間だけ時間待ちを行う構成として
もよい。
【0038】また、前記実施例では、差圧ΔPと基準値
ΔPSとの比較によって判定するものとして述べたが、
場合によっては、蒸発燃料による圧力変化の勾配の大小
で判定したり、燃料温度毎に定められた所定圧力に達す
るまでの時間の長短によって判別してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係る蒸発燃
料処理装置の故障診断装置によれば、燃料タンクからキ
ャニスタを経てパージ通路に至る燃料成分流路系を密閉
状態に保持し、この密閉前後の圧力差と基準値とを比較
することにより、漏洩の有無を診断する構成としたた
め、燃料成分流路系に負圧によるストレスに対応するた
めの強度向上の必要がなく、コストを低減することがで
きる。
【0040】また、燃料温度に応じて基準値を調整する
構成であるため、燃料温度の変動による誤診断を未然に
防止することができる上に、診断可能な燃料温度範囲を
広げて多くの診断機会を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る故障診断装置の構成を示すクレー
ム対応図。
【図2】本発明の実施例による故障診断装置の構成説明
図。
【図3】流路密閉後の時間経過と圧力変化との関係を示
す特性線図。
【図4】燃料温度と圧力変化との関係を示す特性線図。
【図5】故障診断処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
21…燃料タンク 22…蒸発燃料通路 23…キャニスタ 23A…新気取入口 24…パージ通路 25…コレクタ(機関吸気系) 26…パージ制御弁 27…ドレンカット弁 28…燃料成分流路系 29…圧力センサ(圧力検出手段) 30…温度センサ(燃温検出手段) 34…コントロールユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内から蒸発燃料通路を介して
    導かれた蒸発燃料を一時的に吸着するキャニスタと、新
    気取入口を介して取り込まれた新気と共に該キャニスタ
    から離脱したパージガスを機関吸気系に導くパージ通路
    と、該パージ通路の途中に設けられ、パージガスを制御
    するパージ制御弁とを備えた内燃機関の蒸発処理装置に
    おいて、 前記キャニスタの新気取入口を閉弁するドレンカット弁
    と、 前記燃料タンクと蒸発燃料通路とキャニスタとパージ通
    路を含んでなる燃料成分流路系の圧力を検出する圧力検
    出手段と、 前記パージ制御弁及びドレンカット弁を閉弁して前記燃
    料成分流路系を密閉状態に保持する流路密閉手段と、 前記燃料成分流路系が流路密閉手段により密閉される前
    と密閉された後の圧力変化を圧力検出手段の出力信号に
    基づいて検出する圧力変化検出手段と、 この圧力変化が所定の基準値を上回るときは正常状態と
    判定し、この圧力変化が所定の基準値を下回るときは異
    常状態と判定する判定手段と、 から構成してなる蒸発燃料処理装置の故障診断装置。
  2. 【請求項2】 燃料温度を検出する燃温検出手段を設
    け、前記判定手段は、予め燃料温度に応じて用意された
    基準値と前記圧力変化とを比較することにより、正常状
    態であるか異常状態であるかを判定する構成としたこと
    を特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置の故障
    診断装置。
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Cited By (3)

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