JP3073010B2 - 自動車のタンク通気装置及びその機能正常性を検査する方法 - Google Patents

自動車のタンク通気装置及びその機能正常性を検査する方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車のタンク通気装置及びこの種の装置
の機能正常性を検査する方法に関するものである。
従来の技術 タンク通気装置には一般に燃料タンクとタンク通気弁
が設けられている。タンク通気弁は内燃機関の吸気管に
接続されており、それによって吸気管内の負圧により燃
料蒸気が吸い込まれる。通常はタンク内の燃料の上方に
ある容積が直接吸い込まれるのではなく、タンクとタン
ク通気弁との間には吸着フィルタ、通常は活性炭フィル
タが設けられている。この活性炭フィルタは吸気管から
吸気が行われない期間、すなわち内燃機関の静止状態に
おいて、あるいはその時の運転状態に従ってタンク通気
弁が閉鎖されている時に吸着を行う。
タンク通気装置が気密でなくなり、あるいはタンク通
気弁が正常に作動しない危険が存在する。従ってこの種
のタンク通気弁は内燃機関が運転されている間、その機
能正常性を繰り返し検査することが必要である。
自動車タンク通気装置の機能正常性を検査する最も重
要な方法は、カリフォルニア環境庁CARBの提案に基づい
ている。この方法によれば、タンク通気弁が開放してい
るときに、ラムダ制御器が操作値の補正を行なわなけれ
ばならないかどうかが検査される。タンク通気装置から
空気が燃料蒸気と共に吸い込まれた場合には常にそのよ
うになる。しかし吸着フィルタが完全に再生され、かつ
タンク内の燃料が完全に脱気されているとする。その場
合には、タンク通気弁が開放した場合に、ラムダ制御の
操作値に従って内燃機関の噴射弁に供給される燃料の他
には燃料は供給されない。
このような場合、従ってタンク通気装置から燃料が供
給されない場合、従ってラムダ制御器が燃料補正を行う
必要がない場合には、タンク通気装置が気密でなくなっ
ているかどうか、あるいは上述の理由により燃料が供給
されないかどうかは不明である。この問題を判断するこ
とができるようにするために、公知の方法においては、
燃料温度センサが所定の燃料最低温度を上回っているこ
とを示し、かつタンク充填状態センサが自動車に給油が
行われていることを示している場合にのみ、ラムダ制御
器の信号を処理している。その場合にはいずれにして
も、装置内には燃料蒸気が存在するはずであって、タン
ク通気弁が開放されればその燃料蒸気が吸い込まれ、そ
れによってラムダ制御器の補正が行われることが前提に
なっている。しかしこの方法においては、タンクの燃料
がガスとなってでてしまい、同様な燃料がさらに給油さ
れ、かつ吸着フィルタがほぼ再生されいる場合には、誤
った判断が繰り返されてしまう。
従って、本発明は、不当な故障表示を出力することの
ない、自動車のタンク通気装置の機能正常性を検査する
方法を提供することをその課題とする。さらに、本発明
は、タンク通気装置の機能正常性を特に信頼性をもって
検査することができるタンク通気装置を提供することも
課題としている。
本発明の説明 本発明の自動車のタンク通気装置は次の部分、すなわ
ち、燃料タンクのガスのHC(炭化水素)含有量を検出す
るHCセンサと、 フィルタパイプを介して燃料タンクと接続された吸着
フィルタと、 弁パイプを介して吸着フィルタを内燃機関の吸気管に
接続するタンク通気弁とを有している。
この装置は、上述の目的のためのHCセンサを備えてい
るところが公知の装置とは異なる。この装置によって、
下記のステップを有する方法について以下で説明する利
点が得られる。
タンクにHC(炭化水素)蒸気が存在するどうかが検出
され、存在する場合には以下のような処理がなされる。
すなわち、 吸着フィルタにおいて炭化水素蒸気が濃厚化するよう
にタンク通気弁が所定期間にわたって閉鎖され、 タンク通気弁を開放した後に、希薄化方法へのラムダ
補正が必要であるかどうかが検査され、この種の補正が
必要でない場合には装置の機能異常が結論される。
なお、明瞭にするために述べておくが、希薄化の方向
への補正が必要であるかどうかの検査は、内燃機関のす
べての運転状態において行なわれるのではなく、所定の
空気流量を越えない場合にだけ行なうことができる。こ
のことは一般に知られていることである。
本発明方法によれば、燃料タンク内のHC蒸気の検出と
タンク通気弁が閉鎖したときの濃厚化期間によって、タ
ンク通気弁を再度開放したとき、装置全体が気密である
と仮定して、補正が必要であることが確認された場合に
だけ、ラムダ補正が必要であるかどうかの検査が行われ
るという利点が得られる。装置全体の気密性を検査する
ことができるのは、蒸気源、すなわちタンクにHCセンサ
が配置されているからである。もしHCセンサが他の場所
に配置されている場合には、情報量は減少するであろ
う。これを理解するために、HCセンサがタンク通気弁と
吸気管の間に配置されているものとする。タンク通気弁
がもはや開放されず、あるいは装置が気密でない場合に
は、センサはHCを測定せず、それによってラムダ補正を
希薄化方向へ行うべきかどうかの検査は行われないの
で、装置の機能がなお正常であるかどうかを識別するこ
とはできない。
タンク通気装置の機能正常性を検査する上述の本発明
方法は、装置の気密性とタンク通気弁の機能正常性を検
査する。HCセンサを用いてタンク通気装置の機能正常性
を検査する後述する本発明方法では、センサの機能が検
査され、これは例えばセンサ特性曲線の妥当性範囲の最
小値と最大値に関して行われる電気的なチェックの他に
行われるものであって、次のようなステップを有する。
すなわち、 HCセンサが信号を示さない場合には、吸着フィルタを
洗浄して、このフィルタから希薄化方向へのラムダ補正
を必要とさせるHC蒸気が供給できないことを確実にし、 続いてタンク通気弁を所定の期間閉鎖し、それにより
HCセンサは信号を示さないが、もしタンクからHC蒸気が
供給される場合には、吸着フィルタのHC蒸気が濃厚にな
るようにし、 タンク通気弁が開放された後に、希薄化方向へのラム
ダ補正が必要であるかどうかが検査され、この種の希薄
化補正が必要である場合には、センサの機能異常を結論
する。
このような手順から直接理解できるように、本発明の
タンク通気装置のHCセンサの機能正常性を、非常に簡単
に検査することができる。この利点と他の方法に関して
挙げられる利点によって、本発明のタンク通気装置は特
に機能が確実であることが明らかになる。
図面 第1図は、HCセンサを備えた燃料タンクを有するタン
ク通気装置の概略図であり、 第2図は、自動車のタンク通気装置の気密性と装置内
のタンク通気弁の機能正常性を検査する方法を示すフロ
ーチャート図であり、 第3図は、第1図に示す装置のHCセンサの機能正常性
を検査する方法を示すフローチャート図である。
実施例の説明 第1図は、燃料タンクTKと吸着フィルタAFとタンク通
気弁TEVとを有するタンク通気装置の概略を示す。タン
ク通気弁は、吸着フィルタAFを不図示の内燃機関の吸気
管SRと接続する弁パイプVL内に配置されている。弁パイ
プは絞り弁の後方で流れ方向Lに吸い込まれた空気と合
流する。それによって弁パイプ内に比較的大きな負圧を
発生させることができ、それにより換気パイプBLを通し
て吸い込まれかつ吸着材料、通常は活性炭を通って流れ
る空気を用いて吸着フィルタAFを効果的に洗浄すること
ができる。吸着フィルタAFはフィルタパイプFLを介して
燃料タンクTKと接続されている。タンク内の燃料が気化
すると、気化されたHC蒸気が吸着フィルタAFに吸着され
る。
第1図に示すタンク通気装置には、これまでに説明し
た公知の構成部材の他に、さらに燃料タンクTK内あるい
はその出口に配置されたHCセンサHCSが設けられてい
る。HCセンサHCSの測定信号は制御装置SG内のマイクロ
コンピュータへ供給される。この制御装置からはタンク
通気弁TEVを駆動する信号が出力される。その場合、タ
ンク通気弁の駆動の開放は通常は所定のパルスデューテ
ィー比で行われる。従って以下においてタンク通気弁が
開放されていると説明する場合には、それぞれタンク通
気弁が所定のパルスデューティー比で駆動されることを
意味する。
制御装置にはさらに、ラムダ制御に必要な信号が供給
され、ラムダ制御に必要な操作値を出力する。このこと
は第1図には示されていない。ラムダ制御信号はHCセン
サからの信号と共に、以下で第2図と第3図を用いて説
明するようにして用いられる。
第1図に示すタンク通気装置の気密性とタンク通気弁
の機能正常性を検査する第2図に示す方法においては、
ステップs1において検査条件が満たされているかどうか
がチェックされる。検査条件は、例えば前回の手順終了
から所定の期間が経過しているという条件である。検査
条件は、負荷が所定のしきい値以下であるという運転状
態が存在することであってもよい。検査条件が満たされ
ない場合には、直接処理の終了へ進む。そうでない場合
には、本来の試験が行われる。そのためには、ステップ
s2において、燃料タンクTKにHC蒸気が存在するかどうか
がチェックされる。存在しない場合には、手順は終了へ
進む。しかしタンク内にHC蒸気が存在する場合には、ス
テップs3において、タンク通気弁TEVが所定の濃厚化期
間にわたって閉鎖される。
それによって、吸着フィルタにおいて燃料蒸気が十分
に濃厚になることが保証され、その後のステップにおい
て希薄化の方向へのラムダ制御が必要であるかどうかを
検査することができる。この種の検査はもちろん、所定
の負荷しきい値以下の負荷を有する運転状態が存在する
場合にしか行うことはできない。従って次のステップs4
において、この種の状態が存在するかどうかがチェック
される。この種の状態が所定の検査期間内に発生しない
場合には、ステップs5においてタンク通気弁TEVが再び
開放され、吸着フィルタAFを再度洗浄するのを確実にす
る。
ステップs3に示す濃厚化期間も、ステップs4を示す検
査期間も、本実施例においてはそれぞれ30秒であった。
しかしこの所定の期間は、装置の全体構造及びこの装置
を使用する内燃機関の種類に従ってかなり広い範囲で変
化させることができる。この2つの期間からタンク通気
弁の閉鎖時間について、30秒の最小期間と60秒の最大期
間が生じる。以降の検査に適当な運転状態とならなかっ
たので、60秒後ステップs5へ進む場合には、少なくとも
2、3秒洗浄を行ってから、その後ステップs1で再び検
査シーケンスへ切り換えることができる。それによって
吸着フィルタが過飽和になることが防止される。
ステップs4の検査で、期間の開始時あるいは時間が経
過するうちに運転状態が発生したことが検出された場合
には、条件が満たされたことが確認された時点からタン
ク通気弁が開放され(ステップs6)、希薄化方向へのラ
ムダ補正が必要であるかどうかが検査される(ステップ
s7)。このような補正が予測される。というのはHC蒸
気、すなわちタンクの燃料蒸気が測定され(ステップs
2)この種の蒸気が濃厚になっているので、装置が気密
であってかつ適当な信号によって駆動された場合タンク
通気弁が実際に開放することを前提にすれば、タンク通
気弁が開放された場合には、この種の蒸気が吸気管SR
(第1図)に吸い込まれるに違いないからである。予測
された希薄化方向へのラムダ補正が生じた場合には、ス
テップs7で手順は終了する。そうでない場合には、手順
を終了させる前に、ステップs8において故障表示を行
い、装置が気密でないか、あるいはタンク通気弁が遮断
していることを表示する。この故障表示は、光学的及び
/あるいは音響的に表示することができ、格納して自動
故障診断に用いられる。
上述の手順からは、HCセンサHCSによってHC蒸気がタ
ンク内にあること(ステップs2)が検出された場合にの
みタンク通気装置の機能正常性を詳細に検査することが
できる。HCセンサが故障している場合には、この種の検
出は出力されず、その結果上述の検査は行うことができ
ず、従って故障表示がないことにより(ステップs8)装
置が正常であると考えられてしまう。この欠点を回避す
るために、好ましくは第3図で説明する方法を用いてHC
センサの機能正常性がチェックされる。
第3図に説明する方法においては、まず、ステップs9
で燃料タンクにHC蒸気がある旨の表示があるかどうかが
チェックされる。表示がある場合には、直接手順の終了
へ進む。そうでない場合には、HCセンサの機能が正常で
あるかを検出する本来の手順に進む。なお、ステップs9
においてチェックした条件は前述のステップs2でチェッ
クした条件と一致するものである。その結果、第3図に
示す方法を第2図に示す方法にそのまま統合することが
できる。その場合には、HC表示の条件が満たされた場合
には、ステップs3からs8の手順が行われ、そうでない場
合には、HCセンサの機能正常性を具体的にチェックする
手順が行われる。
HC表示をチェックした結果(ステップs9あるいはステ
ップs2)、所定のしきい値を越えるHC蒸気濃度が存在し
ないことが明らかになった場合には、ステップs10からs
13によって、この結果がHCセンサの故障に基づくもので
ないかどうかがチェックされる。そのためにまず(ステ
ップs10)、所定時間にわたってタンク通気弁TEVが開放
される。その時間は、吸着フィルタAFを洗浄するのに十
分な時間であり、吸着フィルタから希薄化方向へのラム
ダ補正を必要とするような量の燃料蒸気が放出されない
ようにする。その場合、HCセンサの表示どうりタンクか
らその後燃料蒸気が補給されないものと仮定する。
上述の期間が経過したら、タンク通気弁TEVを所定期
間にわたって閉鎖する(ステップs11)。タンク内にし
きい値を上回る濃度の燃料蒸気が存在しないというHCセ
ンサの表示が正しい場合には、この期間内に吸着フィル
タにおいて燃料蒸気は濃厚化しない。しかし表示が誤っ
ている場合、従ってHCセンサの表示にも拘らず所定濃度
を越える燃料蒸気が存在する場合には、吸着フィルタの
蒸気は濃厚化する。
次にタンク通気弁を開放し(ステップs12)、希薄化
方向へのラムダ補正が必要であるかどうかをチェックす
る場合には(ステップs13)、2つの可能性がある。1
つは、HCセンサの表示が正常であって、従って燃料の濃
厚化は行われておらず、従ってラムダ補正も必要がない
場合である。その場内には処理は終了される。しかし、
希薄化方向へのラムダ補正が必要な場合には、これは次
のことを示している。すなわち、前述過程で希薄化方向
へのラムダ補正を必要となるような濃厚化をもたらすに
十分な濃度が存在しないことをHCセンサが表示している
にも拘らず、タンクからは燃料蒸気が供給されているこ
とを示している。その場合には、HCセンサが故障してい
るという故障表示を出力する(ステップs14)。この表
示も光学的及び/あるいは音響的に行うことができ、か
つ格納して故障診断に使用される。
上述の装置と上述の方法は、タンクにHCセンサを利用
している。本方法においては、例を挙げて記載した種々
の検査条件と期間が用いられる。条件と期間の値は容易
に変更でき、そのことはすでに説明している。重要なこ
とは、測定に対して、装置の機能が正常でタンクのHCセ
ンサの信号に基づいて一義的にタンク通気装置から燃料
が供給されていることが予想される状態か、あるいは一
義的にこのような供給がないことが予想される状態が設
定されることである。
第2図に示す方法は、タンク通気装置の基本構造の他
に用いられるセンサとしてタンクに配置されたHCセンサ
のみを用いている。それに対して冒頭で述べた公知の装
置では、センサを2つ用いている。上述の装置において
は従来の2つのセンサの代わりにHCセンサを1つだけし
か用いていないが、装置の機能正常性に関して公知の方
法よりも高度な情報信頼性を可能にする検査方法を実施
することができる。
フロントページの続き (72)発明者 デンツ・ヘルムート ドイツ連邦共和国 ヴェー 7000 シュ トゥットガルト 1・フリードリッヒエ ーベルトシュトラーセ 59 (72)発明者 ヴィルト・エルンスト ドイツ連邦共和国 ヴェー 7141 オー バーリーキシンゲン・ヴェルナーシュト ラーセ 20/6 (56)参考文献 特開 昭58−128438(JP,A) 特開 昭55−119949(JP,A) 特開 平2−108843(JP,A) 特開 平1−310156(JP,A) 特開 昭63−150459(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/02 301 F02M 25/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンク(KT)と、 フィルタパイプ(FL)を介して燃料タンクと接続された
    吸着フィルタ(AF)と、 弁パイプ(VL)を介して吸着フィルタを内燃機関の吸気
    管(SR)に接続するタンク通気弁(TEV)と、 を有する自動車のタンク通気装置において、 燃料タンク(KT)のガスのHC含有量を検出し、タンク通
    気装置の機能正常性の検査に使用されるHCセンサ(HC
    S)が設けられることを特徴とする自動車のタンク通気
    装置。
  2. 【請求項2】タンク通気弁を介して燃料タンクを内燃機
    関の吸気管に接続する吸着フィルタを有する自動車のタ
    ンク通気装置の機能正常性を検査する方法において、 タンクに炭化水素燃料蒸気が存在するかどうかが検出さ
    れ、存在する場合には、以下の処理、すなわち、 吸着フィルタにおいて炭化水素蒸気が濃厚化するように
    タンク通気弁が所定期間にわたって閉鎖され、 タンク通気弁を開放した後、希薄化方向へのラムダ補正
    が必要であるかどうかが検査され、この種の補正が必要
    でないときに装置の機能異常が結論される処理が行なわ
    れることを特徴とする自動車のタンク通気装置の機能正
    常性を検査する方法。
  3. 【請求項3】タンク通気弁が少なくとも濃厚化期間にわ
    たって閉鎖されたままにされ、この濃厚化期間の経過後
    に次に行われる検査期間の間、空気流量の少ない内燃機
    関の運転状態が存在するかどうかが継続的にチェックさ
    れ、存在する場合には、タンク通気弁が開放されて、上
    述の検査が実施され、そうでない場合には検査期間の終
    了後にタンク通気弁が開放されて、吸着フィルタの洗浄
    が行われることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】それぞれ濃厚化期間の後に吸着フィルタが
    十分に再生できる期間が設けられることを特徴とする請
    求の範囲第2項に記載の方法。
  5. 【請求項5】燃料タンクが吸着フィルタとタンク通気弁
    を介して内燃機関の吸気管と接続する自動車のタンク通
    気装置のタンクにおいてガスのHC含有量を検出するよう
    に配置されたHCセンサの機能正常性を検査する方法にお
    いて、 しきい濃度を越える炭化水素蒸気が存在しないことをHC
    センサが示したとき、吸着フィルタが洗浄され、 続いてタンク通気弁が所定の期間にわたって閉鎖され、 タンク通気弁が開放された後、希薄化方向へのラムダ補
    正が必要であるかどうかが検査され、この種の希薄化補
    正が必要である場合には、センサの機能異常が結論され
    ることを特徴とするHCセンサの機能正常性を検査する方
    法。
JP03504186A 1990-03-30 1991-03-01 自動車のタンク通気装置及びその機能正常性を検査する方法 Expired - Lifetime JP3073010B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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DE4010171.1 1990-08-11
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DE4025544.1 1990-08-11

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EP (1) EP0474803B1 (ja)
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DE (2) DE4025544A1 (ja)
WO (1) WO1991015670A1 (ja)

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