JPH05507784A - タンク通気装置の機能能力を検査する方法および装置 - Google Patents

タンク通気装置の機能能力を検査する方法および装置

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JPH05507784A
JPH05507784A JP92506483A JP50648392A JPH05507784A JP H05507784 A JPH05507784 A JP H05507784A JP 92506483 A JP92506483 A JP 92506483A JP 50648392 A JP50648392 A JP 50648392A JP H05507784 A JPH05507784 A JP H05507784A
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デンツ・ヘルムート
ブルーメンシュトック・アンドレアス
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ローベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 タンク通気装置の機能能力を検査する方法および装置以下は、ラムダ制御器を備 えた内燃機関を有する自動車のタンク通気装置の機能能力を検査ヤする方法と装 置に関するものである。
従来の技術 ラムダ制御器を有する内燃機関を低負荷で運転したときタンク通気装置から内燃 機関に供給されるガスによってラムダ制御器による希薄補正が必要になるかどう かをチェ・ツクすることによって、タンク通気装置の機能能力を検査することが 知られている。この方法は、タンク内に存在する燃料が全(気化せず、その結実 装置の吸着フィルタの再生の際にこのフィルタを通して吸引される空気に燃料が 付加されず、従ってタンク通気装置から供給される空気に燃料を添加するために ラムダ制御器が濃厚方向に補正を行わなければならないということがあり得る限 り、信頼性がない。
従ってカリフォルニア環境庁(CARB)は1989年の指導基準に従って、タ ンク内の充填状態センサと温度センサを用いて、装置が取り付けられている自動 車が給油されたかどうか、及び給油された燃料が気化を推測できるだけの温かさ を有するかどうかを検出することを提案している。タンク内のこれら測定センサ からの信号が、タンク通気装置への燃料蒸気の流れは推測できるが、ラムダ制御 器による希薄補正は検出されないことを示したときには、こ・れはタンクの機能 能力がないしるしであると評価される。この方法は、燃料の気化が推測される温 度が比較的高く選択され、気温が低い場合、従って燃料が冷えている場合には比 較的長い期間にわたって機能能力のテストを行うことができないという欠点があ る。上述の温度しきい値をより低く設定した場合には、はとんどガスが出てしま った燃料が給油されたことにより、燃料蒸気が発生しないときに、装置の機能能 力に関して誤った解釈をする危険がある。その場合にはタンク内のセンサの測定 データに基づいて燃料の気化を誤認してしまうことになるが、この種の気化は実 際には存在せず、従ってラムダ制御器によっても希薄補正は行われることがない 。
前の出願DE −A −4003751には、タンクに設けられた差圧センサと 、閉鎖可能な換気パイプを有する吸着フィルタとを備えたタンク通気装置が記載 されている。タンクの機能能力をテストするために、上述の換気パイプを閉鎖し 、それからタンク通気弁を開放してタンク内に周囲圧力に比べて負圧が形成され るかどうかが調べられる。そうである場合には装置は機能できると判定される。
この方法の実施例においては、それ以前に、従ってタンク通気弁がまだ閉鎖され ている時にタンク内で過圧が検出されている場合に、タンク通気弁を開放して、 ラムダ制御器による希薄補正が行なわれるかを調べることが行われている。
前の他の出願(DE −A −4109401)においては、タンク通気装置の 機能能力を検査する方法が記載されており、同方法によればタンク通気弁が開放 されているときに、ラムダ制御器によって希薄補正が行われるかどうか、並びに 所定のしきい値より大きいタンク差圧が検出されたかどうかが同時に調べられる 。2つの条件の少なくとも一方が満たされている場合には、装置が機能し得ると 判定される。
これら公知の、並びに提案されているタンク通気装置並びにタンク通気装置の機 能能力を検査中する方法と装置にも拘らず、さらに改良されたこの種の方法と装 置を提供することが望まれている。
本発明の説明 ラムダ制御器を備えた内燃機関を有する自動車のタンク通気装置の機能能力を検 査する方法であって、前記通気装置が、タンクへの接続パイプとタンク通気弁を 装着したエンジンの吸気管に至る結合パイプとを備えた吸着フィルタを有するタ ンク通気装置の機能能力を検査する方法は、エンジンを通過する空気流量が少な い運転状態になると直ちに、希薄補正テストが行われ、そのとき所定の希薄補正 しきい値(ΔFRSW)より小さいラムダ制御器による希薄補正(ΔFR)が検 出されるときには、タンク通気弁を通過する空気流量が大きい運転状態になると 直ちに、タンクの圧力に関して圧力変化テストが行なわれ、所定の質の圧力変化 効果(ΔDp>ΔDp SW)が検出されるときに、タンク通気装置が機能でき ると判定されることを特徴とする。
タンク通気装置の機能能力を検査する本発明装置は、本発明方法を特徴づける上 述した部分を実施して2つの状態を有する判定信号を出力し、その場合一方の状 態は装置が機能できることを、また他方は機能できないことを示すように構成さ れる。
本発明方法の本質的な特徴は、希薄補正テストによって、はとんど燃料が再生さ れないことが示されたときにのみにタンク圧力変化テストが実施されることであ る。その場合、圧力変化テスト時タンク通気弁を任意に閉鎖することにより再生 過程への作用があっても再生結果に顕著な結果を与えることがないことは明かで ある。
本方法は好ましくは次のように進行する。すなわち、希薄補正テストの結果を用 いて圧力変化テストを行うべきかどうかのみが決定され、それが実施されるとき には、装置が機能できるか否かという唯一の決定がなされる。しかし、希薄補正 が認められた場合に即座に装置を機能できると結論付け、希薄補正テストを用い ても決定ができないときだけ圧力変化テストを行う方法のがさらに簡単である。
タンク圧力変化テストにおいて、タンク圧力変化効果が所定の質の条件を満たし ていないことが明らかになった場合には、実施例によれば、装置は機能できない と判定される。この直接の決定は、内燃機関と著しい圧力変化効果の発生するタ ンク通気装置との組み合せの場合に可能となる。そうでない場合には希薄補正テ ストを再度行うことが望ましいが、圧力変化テスト後所定の期間内にエンジンを 通気する空気量が少ない運転状態が得られた場合にのみ行われる。
前回の圧力変化テストにおいて所定の質の条件が満たされなかった場合には、こ れは、タンクで燃料が著しく気化していることに起因すると考えられる。その場 合には燃料蒸気は吸着フィルタに吸着されなければならない。圧力変化テストの 終了とともにタンク通気弁が閉鎖された場合には、この吸着された燃料は吸着フ ィルタに残留しなければならないので、希薄補正テストの場合にそれを検出する ことができる。しかしタンク通気弁が閉鎖されている場合には、タンク通気は行 えないので、エンジンを通過する空気流量が少ない場合に希薄補正テストの可能 性は限りなく長く待つことはできず、前回の圧力変化テストの終了後所定の期間 だけ待機される。
圧力測定に対して信頼性のある値を得るためには、タンク通気弁の開放状態が変 化する毎にまず所定の期間内に圧力均衡の発生を待機すると効果的である。それ から初めてタンク通気弁のそれぞれの開放状態に関連する圧力が測定される。好 ましくは測定される圧力はタンク内圧力と周囲圧力との差圧である。
図面 第1図は、タンク通気装置の機能能力を検査する装置を有するタンク通気装置の 概略図であり、 第2図は、タンク通気装置の機能能力を検査する方法の実施例を説明するフロー チャート図であり、第3図は、第2図のフローチャートにおける圧力差テストの 変化に関するフローチャート図であり、第4図は、好ましくは第2図のフローチ ャートに加えて実施される方法のステップを説明するフローチャート図であり、 第5図は、第2図のフローチャートにおける希薄補正テストの作用の変化に関す るフローチャート図である。
実施例の説明 吸気管11を有する内燃機関10に設けられる図1のタンク通気装置は、吸気管 11と吸着フィルタ14間にタンク通気弁13が挿入された結合パイプ12と、 吸着フィルタからタンク15に通じる接続パイプ16とを有する。吸着フィルタ 14の下方の換気側には換気パイプ17が連通している。接続パイプ16の一部 はフィルタの充填活性炭29内に埋没している。それによって連通部ではまだ、 結合パイプを介してタンク通気弁から伝達される吸気側圧力がほぼ支配している が、例えばタンクを揺すった場合などに生じることであるが、突然大量に発生す る燃料蒸気量に対しては良好な吸着作用が存在している。
それによって、タンク通気から突然発生する多量の燃料蒸気量によってエンジン の走行特性を損なうことなく、タンクの差圧センサ18を用いて確実に圧力を測 定することが可能になる。
エンジン10にはエンジンの回転数nを検出する回転数センサ19が設けられて いる。吸気管11にはエンジンIOに流入する空気質量を検出する空気質量計2 0が設けられている。空気質量計は負荷信号りを出力し、この負荷信号は回転数 nと共にエンジン10の運転状態を定めるために用いられる。運転状態はさらに 時間tに関係する。すなわち基本実施例においてはタンク通気のある運転とタン ク通気のない運転が定まった時間基準で交互に行われるようになる。
タンク通気有りないし無しの運転の場合、タンク通気弁13は、エンジンの各運 転状態に関して関連する弁パルスデューティー比が設定されるように駆動装置2 1によって公知のように駆動される。
燃料は燃料計量装置22を介してエンジン10へ計量される。
燃料計量装置は、燃料計量用の予め設定される制御値によって予め制御され、ラ ムダ制御係数FRと、予め設定された制御値と結合される適応値とを用いて制御 される。第1図には適応値は示されておらず、ラムダ制御器24からの制御係数 FRが予め設定された制御値と乗算的に結合されることのみが示されている。ラ ムダ制御器24には公知のように触媒25の前方に配置されたラムダセンサ26 から信号が供給される。
判定装置27には回転数n1負荷り及びタンク通気弁のパルスデューティ−比R に関する信号が供給され、これらの量からエンジンとタンク通気弁の駆動状態が 識別される。さらに判定装置には制御係数FRと差圧センサ18からの信号Dp が供給される。さらに同装置にはタンク15内の充填状態センサ30から充填状 態信号FSSが供給される。
この判定装置27はタンク通気装置の機能能力をテストして判定する本発明方法 を実施する。その第1の実施例を第2図のフローチャートを用いて説明する。
第2図のフローチャートによれば、本方法の開始後に第1のステップ52.1に おいて、エンジンがアイドリングで運転されているかどうかがチェックされる。
これはエンジンに流れる空気流量が少ない希薄補正テストにとって好ましい運転 状態である。このステップは、アイドリングの存在が検出されるまでの間実施さ れる。アイドリングが検出された場合にはマ−りAの通過後に、ローパスフィル タで処理された制御係数差ΔFRが< −0,05であるかがチェックされる( ステップs2゜2)。そのために、アイドリング状態に達した後に所定の期間、 例えば2秒、タンク通気弁を閉鎖された状態からパルスデューティ−比を増大さ せて開放し、タンク通気弁閉鎖時と開放時の制御係数の差をめる。条件が満たさ れている場合には、ステップs2.3で装置は機能が正常であると判定され、本 方法が終了される。
多くは、本方法はこのステップまでしか続かず、それによってタンク通気状態に 作用が行なわれる後述のサイクルを処理しなければならないことはめったにない という利点が得られる。ここで、いままで説明したテスト方法は代表的には車両 の各走行サイクルの間に1回だけ行われることを付言しておく。
ステップ52.2において希薄補正が検出できなかった場合には、10秒以上に わたってタンク通気弁を通過する空気流量が多量であったがチェックされる(マ ークBを介して達するステップs2.4)。タンク通気弁を通過する多量の空気 流量によって大きな負圧がもたらされ、従ってタンク内の圧力について良好な圧 力変化テスト条件がもたらされる。このような空気流量は内燃機関の負荷が中ぐ らい及び高い場合に発生する。
負荷が低い場合、従って特にアイドリングにおいては、タンク通気弁のパルスデ ューティ−比は、アイドリング運転に妨げにならないようにタンク通気弁を空気 が通過しないように選択され、−万全負荷の場合には吸気管から弱い負圧のみが 伝達され、そのため連続してタンク通気弁が開放しているにも拘らずこの状態に おいてもまだこの弁を通過する空気流量は僅かしか得られず、従ってタンクには わずかな負圧しか形成されない。10秒という期間は、負圧発生期間として待機 される。
ステップ52.4の条件が満たされていない間は、このステップが繰り返される 。他の場合には次のステップs2.5に進み、そこで差圧D p 0FFEN、 すなわちタンク通気弁が開放している場合のタンクの差圧が測定される。この圧 力が検出された後に、弁が閉鎖され(マークCを介して達するステップs2.6 )、負圧解消期間Δt ZUの後に差圧Dp ZU、すなわち弁が閉鎖されてい る場合の周囲圧力に対するタンクの差圧が測定される(ステップs2.7)。測 定された2つの圧力を用いて差圧変化ΔDpが計算され(ステップs2.8)、 マークDを通過した後に(ステップs2.9)、この差圧変化がしきい値ΔDp  SWより大きいかどうかがチェックされる。そうである場合には、装置は機能 できると判定され(ステップs2.10)、逆の場合には装置は機能できないと 判定される(ステップs2.Il)。次に両方の場合において本方法が終了され る。
上述の方法においては差圧変化は1回だけ検出され、その後すぐに装置の機能能 力に関する判断が出されるので、この方法は大きな差圧変化、例えばI Om  b a rあるいはそれ以上の圧力変化が期待できる装置でしか実施できない。
しかし多くの装置ではそうではない。判断の確実性を高めるために、まずステッ プs2.4から52.9までの流れを複数回実行し、その度にステップ52.9 の結果を検出して、それぞれ測定された差圧変化が所定のしきい値を越える場合 が所定の最小パーセント回数を越えた時に初めて装置が機能し得ると結論づける 。しかし第3図と第4図を用いて後述する方法の変形例はさらに確実である。
第3図に示すシーケンスは第2図のマークCからのシーケンスに置き換えられる ものである。マークCの後のステップs3゜1において、測定操作の計数値Vと 成功した圧力変化テストの計数値Zをそれぞれゼロにセットする。その後すでに 説明したステップs2.6から82.9が続く。ステップ82.9において測定 された差圧変化が所定のしきい値を越えていることが検出された場合に、ステッ プ53.2において計数値Zを1だけインクリメントする。次にステップ83. 3に進む。これはステップ82.9が否定された場合にもそうなる。このステッ プ83.3においてタンク通気弁が開放される。少なくとも所定の期間、例えば 10秒の間、タンク通気弁を通過するガス流量が多い運転条件が存在するとすぐ に(ステップs3.3.1)、差圧Dp 0FFENが測定される(ステップs 3.4)。
次に、ステップ53.5と53.6に進む。これらのステップはステップ52. 8と82.9に完全に対応する。従って差圧変化を計算し、かつ上述のしきい値 を越えたかどうかを調べる。そうである場合には、新たに計数値Zを値lだけイ ンクリメントしくステップs3.7)、その後(ステップ53.6が否定された 場合にも)ステップ53.8へ進んで、測定操作の計数値Vを値2だけインクリ メントする。次の判断において(ステップs3.9)、この計数値Vが終端値V Eにまだ達していないことが明らかになった場合には、ステップs2,6からの ステップを新たに実効する。他の場合には、ステップs3. I Oにおいて全 回数の圧力変化測定操作で最小パーセント率で所定の差圧変化しきい値を越えた かどうか、すなわち商Z/VEがしきい値SWより大きいかまたは等しいかどう かを調べる。そうでない場合には装置は機能できないと判定され(ステップs3 .11)、他の場合には機能できると判定される(ステップs3.I2)。その 後本方法が終了する。
第4図に示す方法の変形例によれば、特に信頼性のある判断が得られる。この方 法によればさらに、手間のかからない圧力変化テストで済ませられるという利点 が得られる。この方法は第2図のシーケンスのマークDに連続する。まずステッ プ82.9が来て、差圧変化ΔDpが所定のしきい値を越えている場合には、同 様にステップs2.loに続く。しかしそうで・ない場合にはステップs2.1 1には進まずに、新しいステップs4゜1へ進んで、そこで所定の期間内、本実 施例においては3分以内に空気流量が少ない運転状態、本実施例においてはアイ ドリングに達したかどうかが調べられる。そうでない場合には第2図のマークB からの処理が続(。逆の場合、従ってアイドリングが存在する場合には、ラムダ 制御器によって希薄補正が実施されたかどうか、すなわち本実施例においてはロ ーパスフィルタで処理された制御係数差ΔFRが−0,05より小さいかどうか が調べられる(ステップs4.2)。そうでない場合には、ステップ54.3に おいて装置が機能できないと判定され、逆の場合にはステップ54.4で装置が 機能できると判定される。
このシーケンスの基礎になっているのは、測定された差圧変化が所定のしきい値 より小さいときには、これは本来タンクの燃料がステップ82.2の測定後に、 例えば突然タンクが揺すられたことにより発生する場合があるように、気化を始 めたことによってのみもたらされるものであるという考え方である。その場合に は蒸発した燃料はアイドリングにおける希薄補正測定の際に検出できなければな らない。というのはステップ52.6においてタンク通気弁が閉鎖されたことに よって蒸気燃料が吸着フィルタに存在していなければならないからである。ステ ップ54.1に示すアイドリングに達する待機時間にタンク通気弁が閉鎖されて いることによってタンク通気が行われないので、上述の期間の経過後にまたマー クBに達し、次のステップ52.4で10秒以上にわたってタンク通気弁を通る 多量の空気流量があったかどうかがチェックされる。このステップはタンク通気 弁が開放していることが前提とされている。
タンク通気弁が閉鎖されるとすぐに、タンク通気モードと基本適応モードが通常 の定まったクロックで交互するのとは異なり、直接基本適応モードを開始させる と原則的に効果的である。この構成は原理的に前の出願(DE −A −410 9401)に記載されている。
上述の期間は第2図に示す実施例の場合には10秒と設定されており、同一の値 が負圧解消期間Δt ZUの場合も使用されているが、システムが充填状態信号 を使用できる場合には、この期間をタンクの充填状態に従って選択すると効果的 である。すなわちタンクがほぼ満杯の場合にはタンクがほぼ空の場合よりもずっ と早く圧力平衡が生じる。充填状態センサからの信号を使用できない場合には、 安全のためにほぼ空のタンクに該当する期間が設定される。それが実施例の10 秒である。
上述の方法の場合にはまず、タンク通気弁を閉鎖することによってタンク通気状 態に作用を及ぼすことは問題があるように思われるが、これはステップs2,2 において希薄補正が必要でないことが検出されている場合にのみそうなることに 注意しなければならない。しかしそのことは、わずかの燃料しか蒸発しないこと を示している。その場合には、タンク通気弁を任意に閉鎖して圧力を測定すると きそれは問題にならない。というのは強力なタンク通気が必要になることはあり そうにないからである。
上述の事実によって、タンク通気装置の機能能力を基本的に圧力差テストによっ て決定する、第5図に示すシーケンスも可能になる。マークAとBの開で再び、 ローパスフィルタで処理された制御係数差ΔFRが所定の値、ここでは−0,1 5より小さいかどうかがチェックされる。このチェックは、この間が否定される まで、すなわちわずかな燃料しか再生されず、再生プロセスに顕著な結果を与え ずに圧力差テストを実施できることが確認されるまで、繰り返される。その後必 要な場合には、第3図と第4図を用いて説明するような変更を加えて、第2図の マークBからのステップが実施される。圧力差テストにおいて差の測定が何回も 繰り返される場合には(第3図)、所定のインターバルで希薄補正テストを用い て相変わらず燃料再生に顕著な結果を及ぼさずに再生状態に作用することができ るかどうかを調べると効果的である。
上述の実施例においては、差圧D p 0FFENは負圧発生期間の経過と共に 測定された。しかしまた、上述の期間の間に連続して差圧を測定し、それぞれも っとも低い値を基準の差圧として格納することもできる。
要約書 タンク通気装置の機能能力を検査する方法と装置ラムダ制御器を備えた内燃機関 を有する自動車のタンク通気装置の機能能力を検査する方法であって、前記通気 装置が、タンクへの接続パイプとタンク通気弁を装着したエンジンの吸気管に至 る結合パイプとを備えた吸着フィルタを有するタンク通気装置の機能能力を検査 する方法は、エンジンを通過する空気流量が少ない運転状態になると直ちに、希 薄補正テストが行われ、そのとき所定の希薄補正しきい値(ΔFRSW)より小 さいラムダ制御器による希薄補正(ΔFR)が検出されるときには、タンク通気 弁を通過する空気流量が大きい運転状態になると直ちに、タンクの圧力に関して 圧力変化テストが行なわれ、所定の質の圧力変化効果(Δpp>ΔDp SW) が検出されるときに、タンク通気装置が機能できると判定されることを特徴とす る。
この方法では、前もって実施された希薄補正テストによって、はとんど燃料が再 生されないことが示されたときにのみタンク通気過程に作用する圧力変化テスト が実施される、という利点が得られる。その場合、圧力変化テストのためにタン ク通気弁を任意に閉鎖してもタンク通気プロセスはその機能が問題となるほどに 邪魔されることはない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ラムダ制御器を備えた内燃機関を有する自動車のタンク通気装置の機能能力 を検査する方法であって、前記通気装置が、タンクヘの接続パイプとタンク通気 弁を装着したエンジンの吸気管に至る結合パイプとを備えた吸着フィルタを有す るタンク通気装置の機能能力を検査する方法において、エンジンを通過する空気 流量が少ない運転状態になると直ちに、希薄補正テストが行われ、そのとき所定 の希薄補正しきい値(ΔFR−SW)より小さいラムダ制御器による希薄補正( ΔFR)が検出されるときには、タンク通気弁を通過する空気流量が大きい運転 状態になると直ちに、タンクの圧力に関して圧力変化テストが行なわれ、所定の 質の圧力変化効果(ΔDp>ΔDp−SW)が検出されるときに、タンク通気装 置が機能できると判定されることを特徴とするタンク通気装置の機能能力を検査 する方法。 2)ラムダ制御器による希薄補正が希薄補正しきい値より大きいときには(ΔF R>ΔFR−SW)、タンク通気装置が機能できると判定されることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の方法。 3)圧力変化テストにおいて、所定の負圧発生期間(Δt−OFFEN)タンク 通気弁を通過する空気流量が多量であったときに初めてタンク通気弁開放時のタ ンク圧力が測定され、その後タンク通気弁が閉鎖され、閉鎖時点から所定の負圧 解消期間(Δt−ZU)が経過したときに初めてタンク通気弁閉鎖時のタンク圧 力が測定され、前記2つの圧力の差が圧力変化として用いられることを特徴とす る請求の範囲第1項あるいは第2項に記載の方法。 4)前記期間は、タンクの充填状態に従って、タンクが満杯の場合には最小にな り、またタンクがからの場合には最大になるように選択されることを特徴とする 請求の範囲第3項に記載の方法。 5)少なくとも所定のしきい値だけの圧力変化が検出されないときには、装置が 機能できないと判定されることを特徴とする請求の範囲第3項あるいは第4項に 記載の方法。 6)少なくとも所定のしきい値だけの圧力変化が検出されないときに、タンク通 気弁が閉鎖されて所定の期間内にエンジンを通過する空気流量の少ない運転状態 が発生するかどうかが調べられ、そうでない場合には圧力テストが繰り返され、 他の場合には閉じた状態から開放して大きくなるタンク通気弁に基づきラムダ制 御器により希薄補正が行われるかどうかがチェックされ、そうである場合には装 置が機能できると判定され、他の場合には装置が機能できないと判定されること を特徴とする請求の範囲第3項あるいは第4項に記載の方法。 7)圧力変化テストが、次のように、すなわち少なくとも1回タンク通気弁が閉 鎖され、その場合に発生するタンク圧力変化が変化しきい値(ΔDp−SW)を 越えているかが調べられ、それからタンク通気弁が再び開放されて、その際に発 生するタンク圧変化が変化しきい値を越えているかが調べられ、タンク通気弁を 所定回数切り替える過程で所定回数変化しきい値を超えた場合には、装置が機能 できると判定され、他の場合には装置が機能できないと判定されることを特徴と する請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項に記載の方法。 8)圧力変化テストの間にラムダ制御器によって希薄補正が行われる場合には、 このテストが放棄され、装置が機能できると判定されることを特徴とする請求の 範囲第1項から第7項までのいずれか1項に記載の方法。 9)タンク圧力としてタンク内圧力と周囲圧力との差圧(Dp)が用いられるこ とを特徴とする請求の範囲第1項から第8項までのいずれか1項に記載の方法。 10)ラムダ制御器を備えた内燃機関を有する自動車のタンク通気装置の機能能 力を検査する装置であって、前記通気装置が、タンクヘの接続パイプとタンク通 気弁を装着したエンジンの吸気管に至る結合パイプとを備えた吸着フィルタを有 するタンク通気装置の機能能力を検査する装置において、装置が、 エンジンを通過する空気流量が少ない運転状態になると直ちに、希薄補正テスト を行ない、そのとき所定の希薄補正しきい値(ΔFR−SW)より小さいラムダ 制御器による希薄補正(ΔFR)を検出するときには、タンク通気弁を通過する 空気流量が大きい運転状態になると直ちに、タンクの圧力に関して圧力変化テス トを行ない、所定の質の圧力変化効果(ΔDp>ΔDp−SW)を検出するとき に、機能能力を示す状態の判定信号を出力する、 ように構成されていることを特徴とするタンク通気装置の機能能力を検査する装 置。
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