JPH0640087A - 表示・プリンタ装置 - Google Patents

表示・プリンタ装置

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JPH0640087A
JPH0640087A JP10415393A JP10415393A JPH0640087A JP H0640087 A JPH0640087 A JP H0640087A JP 10415393 A JP10415393 A JP 10415393A JP 10415393 A JP10415393 A JP 10415393A JP H0640087 A JPH0640087 A JP H0640087A
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JP
Japan
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sheet
shaped recording
temperature
recording medium
writing
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JP10415393A
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Inventor
Makoto Kobu
真 小夫
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報の書込みと消去が繰り返し可能なシート
状記録体を用い、表示とプリンタとの機能を合わせ持
ち、情報の書込みのスピードが向上し、シート状記録体
の再利用回数の耐久性を向上させるとともに、シート状
記録体が赤外線を含む輻射線にさらされた場合、書込ま
れた情報の画質が劣化しない表示・プリンタ装置を提供
する。 【構成】 書込部材を有する記録部と、表示保持部と、
シート給排格納部とを有し、表示保持部と、シート給排
格納部との間を連結して、シート状記録体を搬送する通
路を設けた表示・プリンタ装置において、シート状記録
体に情報を書込むレーザ光からなる書込部材と、シート
状記録体に書込まれた情報を消去する発熱体とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報の書込みとその
消去が繰り返し可能な可逆性のある感熱材料からなるシ
ート状記録体を用いたプリンタとディスプレイの機能を
合わせ持つ表示・プリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示・プリンタ装置1は、図10に
示すようであって、プリント用紙2のシート給排格納部
3と、書込部材4を有する記録部5と、プリントアウト
された用紙を保持して表示する表示保持部9とで構成さ
れている。プリント用紙2はシート給排格納部3から排
出ころ6によって排紙され、ガイド板7とプラテンロー
ラ8によって搬送され、記録部5から表示保持部9で保
持されるまでの搬送方向は一定の方向である。ディスプ
レイとしてはCRTや液晶板を用い、プリンタとディス
プレイの機能のほとんどが完全に分離しているものであ
る。又プリント用紙2の代りに温度と濃度の間にヒステ
リシス特性を有するシート状の感熱記録体が用いられる
場合もある。又情報が書込まれて表示される感熱記録体
と、プリントアウトされて排出される記録用紙とを重ね
て当接して、両者へ同時に1個のサーマルヘッドで書込
みを行い、表示とプリンタの機能が一つにまとめられた
装置が用いられている。この装置において、表示される
感熱記録体は無端ベルト状であるため、繰り返し使用さ
れるが、プリントアウトする記録用紙は繰り返し使用さ
れることはない。この装置においても、感熱記録体や記
録用紙の搬送方向は一方向となっている。又ヒステリシ
ス特性を有する感熱記録体に用いられるサーモクロミッ
ク有機材料の温度を急激に変化させるために、光吸収剤
を感熱記録体の基板上に設け、レーザ光を照射して、そ
れを熱変換して情報を書込む装置が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の表
示・プリンタ装置において、シート状感熱記録体(以下
シート状記録体という)を用いたものは、感熱材料の特
性上、機外に取り出してしまうと書込まれた情報が消去
してしまい、又シート状記録体の搬送方向は一方向であ
るため、シート状記録体を再利用する場合、シート状記
録体を収納する収納箱に戻すには手間がかかり、更にシ
ート状記録体の特性上、機外に取り出してしまうと書込
まれた情報が消去してしまうので、長期間のファイル、
コピーの原稿、OHPシートとしての利用はできず、又
シート状記録体を無端ベルト状にしたものは、それを機
外に取り外すことはできず、そのためプリントが必要な
場合は、シート状記録体の書込部材と同類の部材で書込
みのできるプリント用紙が組み合わされている装置が必
要であり、シート状記録体は繰り返し使用が可能である
が、プリント用紙は繰り返し使用できず、これらは、シ
ート状記録体とプリント用紙とに書込むためのエネルギ
が同じであっても、両者の材料や構成は異なるため、メ
ンテナンス時やサプライの補給にはシート状記録体とプ
リント用紙の両方を準備しなくてはならなくて、装置の
コストアップやサプライのためのスペースの確保が必要
である。ヒステリシスを有するサーモクロミック有機材
料の温度を急激に変化させるために、光吸収剤をシート
状記録体の基板上に設けレーザ光を熱変換して情報を書
込むものにあっては、書込まれた後、例えば、タングス
テン光や太陽光等、赤外線を含む輻射線にさらされた場
合、光吸収剤により輻射線が吸収され、サーモクロミッ
ク有機材料の温度が徐々に上昇し、地肌部と文字部の情
報が書込まれた濃度差が減少していき、書込まれた情報
の画質を保持する耐久性が劣るなどの問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような表
示・プリンタ装置のもつ問題を解消し、情報の書込みと
消去が繰り返し可能でかつ、書込まれた情報が室温で保
持されるシート状記録体を用い、表示とプリンタとの機
能を合わせ持ち、シート状記録体を表示保持部に表示し
た後、シート給排格納部に戻すことが容易にでき、再び
取り出して表示したり、情報を消去して収納することが
できて、シート状記録体の再利用が可能で、又シート状
記録体を装置外に排出してファイルしたり、コピーの原
稿として複写ができたり、OHPシートとしての利用が
でき、装置のコストが低減でき、情報の書込みのスピー
ドが向上し、シート状記録体の再利用回数の耐久性を向
上させるとともに、情報の書込まれたシート状記録体の
環境、特に赤外線を含む輻射線にさらされた場合の書込
まれた情報の画質が劣化しない表示・プリンタ装置を提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1の発明は、シート状
記録体が、情報の書込みとその消去が繰り返し可能な感
熱材料からなり、該シート状記録体に情報を書込む書込
部材を有する記録部と、前記書込部材で情報が書込まれ
たシート状記録体を表示状態にする表示保持部と、シー
ト状記録体を給排するシート給排格納部とを有し、表示
保持部とシート給排格納部との間を連結し、シート状記
録体を搬送する通路を設けた表示・プリンタ装置におい
て、シート状記録体に情報を書込むレーザ光からなる書
込部材と、シート状記録体に書込まれた情報を消去する
発熱体とを備えたことを特徴とするものである。請求項
2の発明は、請求項1の発明において、発熱体は、レー
ザ光によりシート状記録体に情報を書込む際、予熱ヒー
タとして制御装置により発熱が制御されるものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、発熱体を
書込部材に対向して設け、前記発熱体とシート状記録体
とを圧接する手段を設けたものである。請求項4の発明
は、請求項3の発明において、発熱体とシート状記録体
とを圧接する手段は、接離機構を有するベルトローラ対
と、該ベルトローラ対に張架され、レーザ光を熱に変換
する光吸収シートとからなり、情報を書込む際、シート
状記録体に前記光吸収シートを圧接させるものである。
請求項5の発明は、請求項3の発明において、発熱体と
シート状記録体とを圧接する手段に発熱部材を設けたも
のである。請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、発熱体と、発熱体とシート状記録体とを圧接する手
段に設けた発熱部材との温度は、前記記録体に書込まれ
た情報の消去が可能な温度以上から白濁又は発色を開始
する温度以下の温度範囲に設定されているものである。
請求項7の発明は、請求項1の発明において、書込部材
がサーマルヘッドからなり、発熱体とシート状記録体と
を圧接する手段は、サーマルヘッドと、サーマルヘッド
を支持して機体に回動自在に枢支された支持部材とから
なり、該支持部材に前記記録体を加熱する加熱部材を設
けたものである。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項1の発
明は、前記のような表示・プリンタ装置において、シー
ト状記録体に情報を書込むレーザ光からなる書込部材
と、シート状記録体に書込まれた情報を消去する発熱体
とを備えていて、レーザ光でシート状記録体に情報を書
込み、発熱体が書込まれた情報を消去する。請求項2の
発明は、レーザ光でシート状記録体に情報を書込む際、
制御装置により発熱が制御される発熱体がシート状記録
体に予熱を与える。請求項3の発明は、発熱体とシート
状記録体とを圧接する手段が書込部材に対向して設けら
れた発熱体にシート状記録体を圧接して情報を消去す
る。請求項4の発明は、情報を書込む際、発熱体とシー
ト状記録体とを圧接する手段はシート状記録体にベルト
ローラ対に張架されたレーザ光を熱に変換する光吸収シ
ートを圧接し、レーザ光で情報の書込みを行う。請求項
5の発明は、発熱体とシート状記録体とを圧接する手段
に発熱部材を設けていて、シート状記録体に光吸収シー
トを圧接し、シート状記録体をむらなく予備加熱してレ
ーザ光で情報の書込みを行う。請求項6の発明は、発熱
体と、発熱体とシート状記録体とを圧接する手段に設け
た発熱部材との温度を前記記録体に書込まれた情報の消
去が可能な温度以上から白濁又は発色を開始する温度以
下の温度範囲に設定していて、より少ないエネルギで情
報の書込みを行う。請求項7の発明は、サーマルヘッド
を支持して機体に回動自在に枢支された支持部材が回動
してシート状記録体にサーマルヘッドを圧接し、該支持
部材に設けられた記録体を加熱する加熱部材がシート状
記録体をむらなく予備加熱してサーマルヘッドで情報の
書込みを行う。
【0007】
【実施例】以下添付の図面を参照してこの発明の実施例
を説明する。図面に示すこの実施例において、前記従来
のものと同様の部分には同一の符号を引用して説明を省
略し、主として異なる部分について説明する。
【0008】この発明の第1実施例を図1〜6に示す。
この実施例を示す図1において、記録部5内で表示保持
部9とシート給排格納部3との間を連結し、その途中に
書込装置10及び消去部材である発熱体ローラ11を配設し
て、シート状記録体12を搬送する通路であるシート出口
通路13と、シート往路14と、シート復路15とを設け、さ
らに第1搬送ころ27を表示保持部9の下部に、第2搬送
ころ対28をシート往路通路14の上部に、第3搬送ころ対
29をシート給排格納部3側でシート復路15の出口上部
に、第4搬送ころ30および第5搬送ころ31をシート受板
32の上下両端の外方近傍に配設する。そして各通路の矢
印は、シート状記録体12の移動方向を示している。
【0009】この実施例における記録部5の内部には、
前記の他に発熱体ローラ11とシート復路15との間、又は
シート出口通路13と、書込部材である光吸収ベルト20と
の近傍に、図示しないが、シート状記録体12の面のごみ
やほこりを除くクリーニング部材を設ける。
【0010】この実施例において、書込装置10は、半導
体レーザ16と、焦点を結ぶためと、レーザ光を走査する
ためとのポリゴンミラー17と、レンズ18と、ミラー19
と、光吸収ベルト20と、光吸収ベルト20を巻き取る第1
ベルト巻きローラ21、第2ベルト巻きローラ22と、光吸
収ベルト20を張架して、消去部ベルト23にシート状記録
体12を介して圧接する第1ベルトローラ24、第2ベルト
ローラ25とが配設されて構成されている。シート状記録
体12に情報を書込むための信号は、図示しないパソコ
ン、ワープロ、ファックスから入力され、半導体レーザ
16を発光制御し、レーザ光26をシート状記録体12上で走
査する。
【0011】光吸収ベルト20は、レーザ光26の照射位置
を昇温する光−熱交換のものであり、耐熱性のある樹脂
シートに光を吸収する微少な色素粒子、例えば、カーボ
ン粒子を分散したものを、厚み数μm〜20μmにしたもの
か、耐熱性のある樹脂シートの表層に、光を吸収する微
少な色素粒子を塗布したシートである。このシートは色
素粒子を塗布した面を、シート状記録体12の感熱材料層
42面に接するように配置する。
【0012】発熱体ローラ11及び、発熱板34はセラミッ
クス内部に、通電により発熱する金属の発熱体を埋め込
んだり、通電により発熱する金属の発熱体の表面にセラ
ミックスを焼き付けたものや、微量の希土類元素を加え
たセラミックスを焼き固めた通電により発熱する発熱体
である。又導電性ポリマーをガラス布に塗布し、樹脂シ
ートで挾み込んだものでもよい。導電性ポリマーをガラ
ス布に塗布し、樹脂シートで挾み込んだ発熱体は、可撓
性があるため消去部ベルト23にして発熱体として使用す
ることができる。
【0013】発熱体ローラ11とテンションローラ36に張
架された無端ベルト状の消去部ベルト23は、発熱体ロー
ラ11に対峙して設けられた第1、第2ベルト巻ローラ2
1,22に張架された光吸収ベルト20に当接し、シート状
記録体12を介してニップ部を形成する。書込み作動が行
われないときは、図示しない制御装置の指令信号によ
り、駆動機構の駆動で図2に示す点線の位置に待機し
て、消去部ベルト23から離隔する。
【0014】表示保持部9は、書込装置10を通過し情報
が書込まれたシート状記録体12の記録面をオペレータに
対面する形でシート状記録体12をストックする。シート
給排格納部3は多数枚のシート状記録体12を格納し、表
示保持部9から送られてくるシート状記録体12を第3搬
送ころ対29でシート給排格納部3に送り込み、第4搬送
ころ30又は、第5搬送ころ31でシート状記録体12を記録
部5に送り出す。シート給排格納部3の内部で、送り込
まれたシート状記録体12を整えたり、送り出す際に第4
搬送ころ30又は、第5搬送ころ31の圧力がシート状記録
体12にかける第1押圧板37と、第2押圧板38とが配設さ
れている。又シート状記録体12を送り出すための方向を
決めるため、シート状記録体12の表裏を検知する表裏検
知手段39が設けてある。
【0015】図1において、シート状記録体12がシー
ト給排格納部3に格納されている状態から、情報が書込
まれて表示され、再びシート給排格納部3に戻るまでの
経過を説明する。新しいシート状記録体12は、図3に示
すごとく表示保持部9とシート給排格納部3の蓋部46と
が一体に保持されていて、開閉可能に支軸45で記録部5
側に枢支されており、手前側に開放して、まとまった枚
数のシート状記録体12がシート給排格納部3に挿入され
る。挿入の際、シート状記録体12の向きは規制がない。
それは、シート状記録体12の一部に記入された表裏の記
号を表裏検知手段で検知して、レーザ光26で書込まれる
のに適した方向に第4搬送ころ30、又は第5搬送ころ31
のどちらかが回転して送り出されるからである。このと
き回転する搬送ころ側の押圧板がころ方向に圧力を加え
るように、図示しない駆動装置で駆動される。前記の適
した方向とは、図4に示したシート状記録体12の保護層
40面が光吸収ベルト20の面に接する状態となる方向であ
る。このようにして送り出されたシート状記録体12は、
シート出口通路13を通って、光吸収ベルト20に搬送さ
れ、情報の書込みが行われ、表示保持部9に搬送されて
表示状態になる。
【0016】発熱体ローラ11はシート往路14と、シート
復路15の間に挾まれた位置に設けられ、消去部ベルト23
の外面が各通路の一壁面を構成し、消去部ベルト23の一
方向の回動でシート状記録体12の2通路の搬送を行うよ
うになっている。書込装置10は、光吸収ベルト20が第1
ベルト巻ローラ21と第2ベルト巻ローラ22とで往復動す
るように第1、第2ベルト巻ローラ21,22が時計回転と
反時計回転を繰り返す。光吸収ベルト20の往動は、シー
ト状記録体12が搬送されてくると光吸収ベルト20が密着
するため、シート状記録体12の移動方向と同じ方向に同
一の速度で動くように駆動制御されている。したがって
両者間に摩擦が発生しない。シート状記録体12が搬送さ
れていないときに、第1ベルト巻ローラ21から第2ベル
ト巻ローラ22に巻戻される。第1、第2ベルト巻ローラ
21,22は図示しない接離機構により、発熱体ローラ11に
接離可能に設けられている。書込み作動が行われないと
きは、第1、第2ベルトローラ24,25が点線で示す位置
に移動して、光吸収ベルト20がシート状記録体12を圧接
するのを解除し、消去部ベルト23と、シート状記録体12
及び光吸収ベルト20とが非接触の状態となる。シート状
記録体12が発熱体ローラ11の位置にさしかかると、第
1、第2ベルトローラ24,25に支張された光吸収ベルト
20がシート状記録体12に密着し、且つ発熱体ローラ11に
シート状記録体12を圧接する。第2ベルトローラ25はそ
れに電圧の印加が可能なようにローラそのもの、また
は、ローラ表面を導電性部材で構成し、第2ベルトロー
ラ25と、発熱体ローラ11または少なくともその表面が導
電性部材からなる消去ベルト23との間にバイアス電圧印
加装置44で電圧が印加される。これにより、光吸収ベル
ト20とシート状記録体12とが静電力に密着して搬送され
る。両者が密着することにより光吸収ベルト20の発熱が
効率よくシート状記録体12に伝達され、シート状記録体
12と光吸収ベルト20、消去ベルト23との分離は、第1ベ
ルトローラ24との曲率によって行われ、シート往路14に
シート状記録体12が搬送される。
【0017】シート状記録体12の先端が第2搬送ころ対
28にクランプされて、表示保持部9に送られる。表示保
持部9のシート状記録体12はオペレータが直接それを手
元に取り出すことができる。又逆の作業も手軽にでき
る。表示保持部9にあるシート状記録体12を、シート復
路15を通してシート給排格納部3に戻すのは、第1搬送
ころ27で表示保持部9の一番奥にあるシート状記録体12
をそのころと第2搬送ころ対28の回転で、1枚毎に取り
出して消去部ベルト23に搬送して、消去部ベルト23に乗
せ、発熱体ローラ11と消去部ベルト23の内側に設けられ
ている発熱板34の上方とを通過して、第3搬送ころ対29
に運ばれる。発熱体ローラ11から発熱板34の上方までの
間、消去部ベルト23による搬送を確実にするため、テン
ションローラ36と発熱体ローラ11に対峙して、シート状
記録体12を挾む図示しないローラが設けられている。こ
の場合も消去部ベルト23とシート状記録体12の走行速度
は同一であって両者間で摩擦が発生しない。第3搬送こ
ろ対29のニップ部にシート状記録体12の先端が入ると、
第1、第2押圧板37,38は図1に示す実線の位置にあっ
て、シート状記録体12はシート給排格納部3に送り込ま
れる。シート状記録体12の後端が入り終わると、第1、
第2押圧板37,38は点線の位置に移動して、シート状記
録体12を奥側に送り込んで押さえる。
【0018】シート状記録体12は図4に示すように厚み
20μm〜0.5mmの樹脂シートの支持体43上に、接着層41を
介して、または直接に、2μm〜20μmの厚さに図5又は
図6に示す特性を有する感熱材料を塗布したものであ
る。基本的には支持体43と感熱材料層42とで構成される
が、感熱材料層42の上に接着層41を介し又は直接、硬度
の高い樹脂層の保護層40を設けて構成する。
【0019】図2において、発熱板34と発熱ローラ11の
温度制御について説明する。第1温度検知センサ51、第
2温度検知センサ52をそれぞれ発熱体ローラ11、発熱板
34に接して消去部ベルト23の走行に邪魔にならない位置
に配設されている。これらの温度検知センサ51,52はサ
ーミスタタイプ、熱電対タイプ、測温抵抗体タイプのい
ずれの接触形、または非接触形のものを用いてもよく、
それらの出力信号はそれぞれの検出回路53,54を介して
CPU55に入力され、CPU55の出力はロールヒータ電
源56、発熱体電源57の出力を制御し、発熱体ローラ11、
発熱板34の温度を制御する。温度が制御された発熱板34
は、消去ベルト23を昇温し、シート状記録体12がテンシ
ョンローラ36側から侵入してくる際、シート状記録体12
を予熱することができる。発熱体ローラ11も温度制御が
なされ、シート状記録体12の感熱材料の温度特性や、書
込エネルギ、及びシート状記録体12の熱容量や搬送速度
に応じた温度に昇温され、シート状記録体12を予熱す
る。表示保持部9にあるシート状記録体12が、シート状
復路15を通ってシート給排格納部3に戻る際、発熱板34
が制御される温度は、シート状記録体12の全面が均一な
可視的状態になる温度で、シート状記録体12の感熱材料
の温度特性や、書込エネルギ、シート状記録体12の熱容
量や搬送速度に応じたものである。
【0020】光吸収ベルト20に通電により発熱が制御さ
れる図示しない発熱部材を設ける。又は、第1ベルトロ
ーラ24とともに光吸収ベルト20を支張し、シート状記録
体12に密着し、且つ発熱体ローラ11に光吸収ベルト20と
シート状記録体12とを圧接する第2ベルトローラ25に通
電により発熱が制御される図示しない発熱部材を設け、
シート状記録体12と光吸収ベルト20とを発熱体ローラ11
と共に加熱してもよい。この場合、第2ベルトローラ25
の構成は、金属のムクのローラに、その内側に発熱部材
を配置して設けている。また円筒状のセラミックヒータ
が直接に光吸収ベルト20に接するようにしてもよい。前
記発熱部材または第2ベルトローラ25の表面に図示しな
い第3温度検知センサが光吸収ベルト20の走行に邪魔に
ならない位置に取り付けられていて、その出力信号が図
示しない検出回路を介してCPU55に入力され、CPU
55の出力は発熱体電源の出力を制御して発熱部材の発熱
温度を制御する。発熱部材の発熱温度は、シート状記録
体12の書込まれた情報を消去可能な温度以上から白濁又
は発色が開始する温度以下の温度範囲に設定されてい
る。第3温度検知センサはサーミスタタイプ、熱電対タ
イプ、測温抵抗体タイプのいずれかの接触形、または非
接触形のものでよい。先に述べた、第2ベルトローラ25
は電圧の印加が可能なようにローラそのもの、またはロ
ーラ表面が導電性部材で構成したものについて述べた
が、第2ベルトローラ25が導電性を有する部材で構成で
きない場合、光吸収ベルト20を導電性を有する部材で構
成して光吸収ベルト20にバイアス電圧印加装置44で電圧
を印加するように構成して、発熱体ローラ11または消去
部ベルト23(少なくとも消去部ベルト23の表面が導電性
材で構成されている)との間に吸収力が作用し、光吸収
ベルト20とシート状記録体12との密着性を向上させるこ
とができる。
【0021】図5,6に情報の書込みとその消去が繰り
返し可能な感熱材料で構成されたシート状記録体12の可
視化する状態を示した。図5のグラフの縦軸は透明、白
濁の状態で、横軸は感熱材料を加熱する温度を示す。最
初に白濁状態Aにあるシート状記録体12を、室温から温
度T1まで昇温すると、感熱材料は透明状態Bになる。
これで温度T1にある感熱材料を室温まで下げると、透
明状態Bが保持される。温度T1から感熱材料の温度を
更に昇温して温度T2にした後、室温近傍に感熱材料の
温度を下げると、温度T0以下から白濁状態Aになり、
室温では白濁状態Aが保持される。感熱材料の温度を温
度T1ないしT2に昇温後、感熱材料の温度が室温に戻っ
て可視化の2状態を確保できる。透明状態Bになる温度
1は、T1だけの点の温度でなくT11からT12の温度範
囲で透明状態Bが可能であり、短い破線で示したのが状
態変化になる。白濁状態AでもT21からT22の温度範囲
が状態変化を起こす温度になる。T22以上の温度は感熱
層が可視的な可逆変化が繰り返されないダメージが与え
られる温度である。又別な感熱材料の特性を図6に示
す。図6のグラフの縦軸は消色、発色の状態で、横軸は
感熱材料を加熱する温度を示す。最初に消色状態Dにあ
る記録体を、室温から温度T1′を通過してT2′まで昇
温すると、感熱材料は発色状態Cになる。温度T2′に
ある感熱材料を室温まで下げると、発色状態Cが保持さ
れる。消色状態Dや発色状態Cになる温度は、先の白
濁、透明の感熱材料と同じく、T11′からT12′の温度
範囲で消色状態になり、T21′からT22′の温度範囲が
発色状態の状態変化を起こす温度である。T22′以上の
温度は感熱層が可視的な可逆変化が繰り返されないダメ
ージが与えられる温度である。他の感熱材料として、側
鎖型高分子液晶で1本の長い鎖のわきに、低分子の液晶
が複数結合した構造の材料や、低分子の液晶の代わりに
その一部を、低分子のアクリルモノマに変えたものも知
られており、これらの材料での応用も同じである。上記
のように感熱材料を昇温すると感熱材料が可視的変化を
起こし、感熱材料が室温近傍に下がっても可視化の状態
を保持する感熱材料を用いて、情報を書込むために可視
化する加熱源にレーザ光26を用い、シート状記録体12に
書込まれた情報を消去するためには発熱体を用いてい
る。
【0022】この実施例における書込装置10及び発熱体
ローラ11でシート状記録体12が加熱される温度条件を説
明する。図5の特性の感熱材料で構成されたシート状記
録体12で記録体の特に感熱層での温度条件を下記の表1
で示した。発熱体ローラ温度、発熱板温度、レーザ光加
熱温度は各々の発熱体ローラ11、発熱板34、レーザ光が
照射される光吸収ベルト20の部材によってシート状記録
体12が加熱される温度である。
【0023】
【表1】
【0024】表1の項目で、発熱板温度や発熱体ローラ
温度はシート状記録体12に全面に加熱するもので、レー
ザ光加熱温度が情報を書込むための温度である。従っ
て、レーザ光加熱でシート状記録体12を加熱する温度
は、T11〜T12ないしT21〜T22であるが、レーザ光加
熱でシート状記録体12に加熱する温度差は、(T11〜T
12)−(T01〜T02)または(T21〜T22)−(T11
12)になる。温度範囲T01〜T02は、可視的な状態変
化が起こらない温度であるが、室温より高い温度である
ため加熱の意義はある。一覧表のNo.1,2,4の条件
は、レーザ光で加熱されるのは文字やパターンであるが
No.3の条件は、レーザ光で加熱される部分やパターン
のない地肌部分になる。
【0025】この実施例における図6の特性の感熱材料
で構成されたシート状記録体12で記録体の特に感熱層で
の温度条件を下記の表2で示した。発熱体ローラ温度、
発熱板温度、レーザ光加熱温度は各々の発熱体ローラ1
1、発熱板34、レーザ光が照射される光吸収ベルト20の
部材によってシート状記録体12が加熱される温度であ
る。
【0026】
【表2】
【0027】表2の項目で、発熱板温度や発熱体ローラ
温度はシート状記録体12に全面に加熱するもので、レー
ザ光加熱温度が情報を書込むための温度である。従っ
て、レーザ光加熱でシート状記録体12を加熱する温度
は、T11′〜T12′ないしT21′〜T22′であるが、レ
ーザ光加熱でシート状記録体12に加熱する温度差は、
(T11′〜T12′)−(T01′〜T02′)または
(T21′〜T22′)−(T11′〜T12′)になる。温度
範囲の室温〜T01′は、可視的な状態変化が起こらない
温度であるが、室温より高い温度であるため加熱の意義
はある。一覧表のNo.1,2,4の条件は、レーザ光で
加熱されるのは文字やパターンであるが、No.3の条件
は、レーザ光で加熱される部分は文字やパターンのない
地肌部分になる。
【0028】上記2つの一覧表では、レーザ光で加熱さ
れる際、発熱体ローラ11によって予熱される条件を前提
にしており、消去可能温度以上から白濁または発色開始
温度以下の温度範囲に設定される条件が、シート状記録
体12に情報を書込むための最小エネルギでもある。すな
わち書込み速度が速くなることと、書込み時の急激な昇
温によるオーバーシュートがなくなり、シート状記録体
12表面に熱的ダメージを与えるのが少なくなる。熱的ダ
メージは先に述べた温度、T22またはT22′以上であ
る。シート状記録体12が上表の条件で状態変化を起こす
ために、発熱体ローラ11、発熱板34、レーザ光が照射さ
れる光吸収ベルト20の部材の温度は、各温度よりも同等
から50℃程度高めに温度が制御される。これはシート状
記録体12の熱容量や搬送速度に応じた温度である。
【0029】図7〜9に示すこの発明の第2実施例は、
シート状記録体12に情報を書込むための書込部材がサー
マルヘッド61からなるものである。図7,8は、サーマ
ルヘッド61と、シート状記録体12が通電により発熱が制
御される背板発熱体64を有する背板65にプラテンゴム板
66を介してサーマルヘッド61によって圧接されている部
分との断面を示している。図7,8に示すように、図示
しない機体に設けられた支軸67にアルミ材等からなるS
字形の支持部材62の中間を回動自在に枢支して設け、そ
の一端にシート状記録体12に対向して絶縁基板上に設け
られたサーマルヘッド61を設け、支持部材62の支軸67を
介した他端にギヤー68を設けている。このギヤー68に噛
合し、モータ70の回転軸に連結された扇形のギヤー69を
設け、モータ70の回転によって、支軸67を中心に支持部
材62が実線と点線との位置に回動してサーマルヘッド61
がシート状記録体12と、ひいてはプラテンゴム板66を介
して背板発熱体64を有する背板65とを圧接又は離間する
ようになっている。又、サーマルヘッド61のシート状記
録体12が当接しない背面に、通電により発熱が制御され
る発熱体からなるシート状記録体12を加熱する加熱部材
63を密着して設けている。この加熱部材63は、図9に示
すように、支持部材62のサーマルヘッド61を保持する部
分において、サーマルヘッド61が設けられている他端側
に設けてもよい。なお、シート状記録体12は送りローラ
対76で搬送される。
【0030】背板発熱体64と支持部材62の加熱部材63の
温度制御について述べる。図7において、第4,5温度
検知センサ71,72がそれぞれ背板65と支持部材62の1箇
所または多数箇所に配置される。第4,5温度検知セン
サ71,72の信号出力はそれぞれの入力回路を有する検出
回路73を介してCPU55に送られ、CPU55の出力は発
熱部材電源74、背板発熱体電源75の出力を制御して、加
熱部材63、背板発熱体64の温度を制御する。第4,5温
度検知センサ71,72はシート状記録体12の走行に邪魔に
ならない位置にサーミスタタイプ、熱電対タイプ、測温
抵抗体タイプのいずれの接触形、または非接触形のもの
が取付けられている。この制御される温度は、図5の特
性の感熱材料で構成されたシート状記録体12で、記録体
12の特に感熱層に与えられる温度条件を示した一覧表で
述べる。一覧表の項目でレーザ光加熱温度はサーマルヘ
ッド61の発熱温度になる。従って、情報を書込むためサ
ーマルヘッド61でシート状記録体12を加熱する温度は、
11〜T12ないしT21〜T22になる。また、背板発熱体
64と加熱部材63とでシート状記録体12を加熱する温度
は、表1に示した温度である。このため、サーマルヘッ
ド61によって与えられる温度は、(T11〜T12)−(T
01〜T02)または(T21〜T22)−(T11〜T12)にな
る。以上のように背板発熱体64と加熱部材63との温度制
御は、T01〜T02またはT11〜T12にシート状記録体12
が加熱される温度となる。サーマルヘッド61に印加され
る電圧は、1ドットを形成するため単パルス電圧または
複数の単パルス電圧であり、電圧値はシート状記録体12
の感熱材料の温度特性や、書込エネルギ、シート状記録
体12の熱容量や搬送速度に応じた温度に昇温されるよう
な値に設定される。
【0031】
【発明の効果】この発明は、前記のようであって、請求
項1の発明は、シート状記録体が、情報の書込みとその
消去が繰り返し可能な感熱材料からなり、該シート状記
録体に情報を書込む書込部材を有する記録部と、前記書
込部材で情報が書込まれたシート状記録体を表示状態に
する表示保持部と、シート状記録体を給排するシート給
排格納部とを有し、表示保持部とシート給排格納部との
間を連結し、シート状記録体を搬送する通路を設けた表
示・プリンタ装置において、シート状記録体に情報を書
込むレーザ光からなる書込部材と、シート状記録体に書
込まれた情報を消去する発熱体とを備えていて、書込部
材がレーザ光であり、また消去の際の発熱体もシート状
記録体と摩擦をしないので、シート状記録体への傷の発
生や、感熱材料への圧力による特性の劣化が少なくな
り、シート状記録体の使用耐久回数が増して、シート状
記録体の使用回数あたりのコストが低下し、また消去用
の発熱体と書込み時の予熱の加熱を同じ温度にして、制
御を容易にし、シート状記録体の往復搬送を共通な部材
で構成するため、装置のコストも安くできるという効果
がある。請求項2の発明は、請求項1の発明において、
発熱体は、レーザ光によりシート状記録体に情報を書込
む際、予熱ヒータとして制御装置により発熱が制御され
るので、情報の書込みスピードが速く、シート状記録体
の感熱材料層内にレーザ光の光吸収剤がないため、シー
ト状記録体に情報が書込まれたものを、白昼下に曝して
も書込まれた情報の濃度の低下が少なく、環境耐久が向
上するという効果がある。請求項3の発明は、請求項1
の発明において、発熱体を書込部材に対向して設け、前
記発熱体とシート状記録体とを圧接する手段を設けたの
で、両者が密着し、書込みの加熱エネルギを少なくする
ことができるという効果がある。請求項4の発明は、請
求項3の発明において、発熱体とシート状記録体とを圧
接する手段は、接離機構を有するベルトローラ対と、該
ベルトローラ対に張架され、レーザ光を熱に変換する光
吸収シートとからなり、情報を書込む際、シート状記録
体に前記光吸収シートを圧接させるので、書込みのため
に加熱する光エネルギを少なくできるという効果があ
る。請求項5の発明は、請求項3の発明において、発熱
体とシート状記録体とを圧接する手段に発熱部材を設け
たので、書込みのために加熱するエネルギをより少なく
でき、予備加熱での記録体の温度むらをなくして画像に
むらのない書込みを行うことができるという効果があ
る。請求項6の発明は、請求項5の発明において、発熱
体と、発熱体とシート状記録体とを圧接する手段に設け
た発熱部材との温度は、前記記録体に書込まれた情報の
消去が可能な温度以上から白濁又は発色を開始する温度
以下の温度範囲に設定されているので、書込みのために
加熱するエネルギをより少なくでき、省エネルギーをは
かることができるという効果がある。請求項7の発明
は、請求項1の発明において、書込部材がサーマルヘッ
ドからなり、発熱体とシート状記録体とを圧接する手段
は、サーマルヘッドと、サーマルヘッドを支持して機体
に回動自在に枢支された支持部材とからなり、該支持部
材に前記記録体を加熱する加熱部材を設けたので、書込
みのために加熱するエネルギをより少なくでき、予備加
熱での記録体の温度むらをなくして画像にむらのない書
込みを行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す概略縦断面図であ
る。
【図2】同上の書込装置と発熱体ローラと第1,2ベル
ト巻ローラとの部分を示す概略縦断面図である。
【図3】同上の表示保持部を前側に開いた状態を示す斜
視図である。
【図4】同上のシート状記録体の断面図である。
【図5】同上の感熱材料の特性図である。
【図6】同上の他の感熱材料の特性図である。
【図7】同上の第2実施例のサーマルヘッドと背板との
部分図である。
【図8】同上の発熱体とシート状記録体とを圧接する手
段の概略図である。
【図9】同上の他のサーマルヘッドと背板との部分図で
ある。
【図10】従来の画像形成装置の概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 3 シート給排格納部 4 書込部材 5 記録部 9 表示保持部 11 発熱体ローラ 12 シート状記録体 20 光吸収ベルト 21 第1ベルト巻ローラ 22 第2ベルト巻ローラ 26 レーザ光 60 圧接手段 61 サーマルヘッド 63 加熱部材 64 背板発熱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 9/00 356 6447−5G H04N 1/23 103 Z 9186−5C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状記録体が、情報の書込みとその
    消去が繰り返し可能な感熱材料からなり、該シート状記
    録体に情報を書込む書込部材を有する記録部と、前記書
    込部材で情報が書込まれたシート状記録体を表示状態に
    する表示保持部と、シート状記録体を給排するシート給
    排格納部とを有し、表示保持部とシート給排格納部との
    間を連結し、シート状記録体を搬送する通路を設けた表
    示・プリンタ装置において、シート状記録体に情報を書
    込むレーザ光からなる書込部材と、シート状記録体に書
    込まれた情報を消去する発熱体とを備えたことを特徴と
    する表示・プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 発熱体は、レーザ光によりシート状記録
    体に情報を書込む際、予熱ヒータとして制御装置により
    発熱が制御される請求項1の表示・プリンタ装置。
  3. 【請求項3】 発熱体を書込部材に対向して設け、前記
    発熱体とシート状記録体とを圧接する手段を設けた請求
    項1の表示・プリンタ装置。
  4. 【請求項4】 発熱体とシート状記録体とを圧接する手
    段は、接離機構を有するベルトローラ対と、該ベルトロ
    ーラ対に張架され、レーザ光を熱に変換する光吸収シー
    トとからなり、情報を書込む際、シート状記録体に前記
    光吸収シートを圧接させる請求項3の表示・プリンタ装
    置。
  5. 【請求項5】 発熱体とシート状記録体とを圧接する手
    段に発熱部材を設けた請求項3の表示・プリンタ装置。
  6. 【請求項6】 発熱体と、発熱体とシート状記録体とを
    圧接する手段に設けた発熱部材との温度は、前記記録体
    に書込まれた情報の消去が可能な温度以上から白濁又は
    発色を開始する温度以下の温度範囲に設定されている請
    求項5の表示・プリンタ装置。
  7. 【請求項7】 書込部材がサーマルヘッドからなり、発
    熱体とシート状記録体とを圧接する手段は、サーマルヘ
    ッドと、サーマルヘッドを支持して機体に回動自在に枢
    支された支持部材とからなり、該支持部材に前記記録体
    を加熱する加熱部材を設けた請求項1の表示・プリンタ
    装置。
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