JPH0639228B2 - パワー・シートスライド装置 - Google Patents

パワー・シートスライド装置

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JPH0639228B2
JPH0639228B2 JP63303274A JP30327488A JPH0639228B2 JP H0639228 B2 JPH0639228 B2 JP H0639228B2 JP 63303274 A JP63303274 A JP 63303274A JP 30327488 A JP30327488 A JP 30327488A JP H0639228 B2 JPH0639228 B2 JP H0639228B2
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roller
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shaft
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勲 池ケ谷
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は車両用座席のパワー・シートスライド装置に
関する。
[従来の技術] 乗用車等の自動車における前部座席は、最適運転姿勢を
確保できるように、シートが駆動装置を介して前後移動
可能に構成される(例えば、特開昭63−38048号
公報、実開昭63−21154号公報参照)。すなわ
ち、第14図に示したように、シート1の底部に左右一
対でアッパーレール2をそれぞれ固定し、それらのアッ
パーレール2にロアレール3をそれぞれ冠して長手方向
へ摺動可能に係合し、それぞれのロアレール3は車体4
に固定されている。そして、特開昭63−38048号
公報によれば、第15図に示したように、アッパーレー
ル2と係合するロアレール3内に、スクリュウ軸18を
収納し、そのスクリュウ軸18の両端部をそれぞれアッ
パーレール2の両端部と連結し、かつ、スクリュウ軸1
8は、ロアレール3に固定するブラケット60に遊嵌さ
れたナット61を貫通してナット61と螺合し、かつ、
一端部にタイミングベルト62と係合するギヤプーリー
63を有し、タイミングベルト62をアッパーレール2
の上部に導き、かつ、アッパーレール2の上部にギヤハ
ウジング64を載設し、タイミングベルト62を駆動す
るギヤプーリー65を備えた駆動軸66をウォーム67
および出力軸68を駆動装置であるモーターユニット6
9と連結してある。そこで、モーターユニット69を始
動して、スクリュウ軸18が回転すると、ナット61が
相対的にスクリュウ軸18に沿って前後所望の方向へ移
動しようとするが、ロアレール3,3は車体に固定されて
いて移動できないから、結果としてアッパーレール2,2
がロアレール3,3に沿って前後所望の方向へ移動すると
いうものである。また、アッパーレール2とロアレール
3との係合構造は、アッパーレール2の両側部をそれぞ
れU字形に曲げ形成するとともに、ロアレール3のフラ
ンジ部に樹脂からなるコ字形のスライダー7を嵌着して
アッパーレール2の前記両側部に嵌合してなり、更に、
実開昭63−21154号公報によれば、第16図に示
したように、アッパーレール2の長手方向両サイドのフ
ランジ部5,5をそれぞれ内側へ略U字形に曲げ込むとと
もに、ロアレール3の長手方向両サイドのフランジ部6,
6を略逆U字形に外側へ曲げ込んでそれぞれカール部10、
10、11、11を形成し、かつ、それらのカール部10、11を、
それぞれスライダー7,7を介在させて互いに係合させて
ある。なお、この例において、スクリュウ軸18は、ロ
アレール3に固定したブラケット60内に遊嵌されたナ
ット61に螺合し、そのナット61は外周面に歯部が形
成されていて、その歯部と係合するウォーム70がモー
ターユニット71で回転するようにしてある。ウォーム
70はロアレール3に固定されたギヤハウジング72に
支承され、ギヤハウジング72はロアレール3にピン7
4を介しブラケット73で固定されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のパワー・シートスライド装置
によれば、アッパーレール2は、スライダー7,7を介し
てロアレール3と摺動可能に構成されているが、スライ
ダー7,7は例えば樹脂からなるので、摺動抵抗がコロに
比べて大きく、したがって、アッパーレール2がスムー
ズに移動できて駆動装置のパワーを効率良く用いること
が難しい、すなわち、駆動装置を大型化せざるを得ない
という恐れがあるほか、 モーターユニット69とギヤ
ハウジング64をアッパーレール2の上部に載設する
(第15図)ために、シートやシートフレームのレイア
ウトに障害となる。また、モーターユニット71をロア
レール3の下部に固定し、ギヤハウジング60をロアレ
ール3内に収納する(第16図)から、ロアレール3の
高さを大きくするとともに、アッパーレール2にシート
側へ突出する凸溝2bを形成するので、レール全体として
の高さが極めて大きくなり、コンパクトさに欠け、車体
に取り付けるレイアウトに障害となる等の不都合があ
る。
そこで、この発明は上記従来のパワー・シートスライド
装置の改良を目的としてなされたものである。
[課題を解決するための手段] この発明は上記課題の解決を図るため、車体に固定する
断面略U字形のロアレールに、シートを固定する断面略
逆U字形のアッパーレールが長手方向へ摺動可能に係合
するとともに、前記ロアレールとアッパーレールのフラ
ンジ部を、それぞれ断面略逆U字形および断面略U字形
に曲げ形成してカール部を形成し、前記ロアレールのカ
ール部側端部にスライダーを嵌着してアッパーレールの
カール部に摺動可能に係合させ、駆動装置を介してアッ
パーレールをロアレールに沿って前後方向へ移動させる
スクリュウ軸が、ロアレール内に収納されてなるパワー
・シートスライド装置において、前記アッパーレールの
上面部中央に長手方向へ凹溝を形成し、該凹溝の底面と
前記ロアレールのカール部上面との間にローラーを転動
可能に介在するとともに、該ローラーとアッパーレール
の上面部内底面との間に隙間を形成してなるパワー・シ
ートスライド装置を構成したものであり、また、前記ロ
ーラーが、両端部に球面突起を有する棒状体からなると
ともに、アッパーレールの溝内幅と略同じ長さを有して
両レールに直交状に配置され、両レールに対し斜めに交
叉した状態になると、球面突起がアッパーレールの両内
側壁にそれぞれ点接触し、回転継続できるパワー・シー
トスライド装置、更には、前記ローラーが、両端部に軸
太部を形成した軸細部を有し、該軸細部を前記凹溝底面
に嵌合させるとともに、該軸太部と前記上面部内底面と
の間に隙間を形成し、両レールに対し斜めに交叉する状
態になるのを防止したパワー・シートスライド装置を構
成した。
[作用] 上記構成に係るこの発明によれば、スクリュウ軸が軸方
向へ前後いずれかに移動し、アッパーレールをロアレー
ルに沿って移動させると、ローラーは、ロアレールの両
サイドのカール部上面を転動するとともに、アッパーレ
ールの凹部底面に摺接して転動し、もしもその両端部の
回転差が生じてローラーがアッパーレールに対し斜めに
交叉する状態になると、ローラーの両端部に形成した球
面突起が、アッパーレールの両側壁部内面に点接触する
のでローラーの回転は保証され、ローラーの転動が阻害
されることはない。また、ローラーに前記凹溝底面と係
合する軸細部を形成したものでは、ローラーの両端部の
回転差が生じても、その軸細部が凹溝底面に摺接して斜
めになるのを規制する。かくして、ローラーはアッパー
レールに対し常に直交状態で確実に転動するのを保証す
る。
[実施例] 次に、この発明の実施例を図面に基づき説明する。第1
図から第3図に示したように、アッパーレール2,2は、
前記従来例と同様に、ロアレール3,3に長手方向へ摺動
可能に係合し、ロアレール3はその両端部にブラケット
36,36が連結され、そのブラケット36,36はクロスメンバ
ー37,37にボルト38,38で連結され、クロスメンバー37,3
7は車体39に固定される。第4図から第7図に示した
ように、アッパーレール2,2のフランジ部5,5とロアレー
ル3のフランジ部6,6を、それぞれ略コ字形若しくは略
U字形にそれぞれ曲げ形成して互いに溝形断面のカール
部10,10、11,11をそれぞれ長手方向へ形成するととも
に、そのカール部10,11を互いに入り組ませ、それらの
間にスライダー12,12を介装する。スライダー12はロ
アレール3の側端部にJ字形若しくは逆J字形断面で嵌
着する一定長さの樹脂材からなる。ここで、スライダー
12はアッパーレール2の側端部に嵌着してもよい。更
に、アッパーレール2内において、ロアレール3のカー
ル部11,11上面を略中央部で一対のストッパー17a,17bで
前後2つに区分してそれぞれの範囲内を転動できる棒状
のローラー13,13を挿入し、そのローラー13,13が接触す
る底面2aを備えた凹溝14をアッパーレール2の上面
部2bの中央に長手方向へ形成する。そして、ローラー1
3とアッパーレール2の上面部2bとの間には隙間を形成
する。ローラー13は、アッパーレール2の溝内幅と略
同じ長さを有して両レール2,3にそれぞれ直交状に配置
され、かつ、両端部に球面突起15,15が形成されてい
る。第1図から第3図に示したように、アッパーレール
2,2の略中央部に一対のストッパー16a,16bと両端部近傍
にそれぞれストッパー16,16が突設されている。中央部
のストッパー16a,16bは前記ストッパー17a,17bと対応す
る。ロアレール3,3の両端部にはストッパー17,17がそれ
ぞれ突設されている。そして、ロアレール3の内部に長
手方向へスクリュウ軸18を挿入し、そのスクリュウ軸
18の両端部をブラケット19,19でアッパーレール2の
両端部にそれぞれ連結する。スクリュウ軸18はロアレ
ール3の略中央部にボルト20,20で固定したナットハウ
ジング23を貫通する。ナットハウジング23は、第8
図に示したように、ロアレール3の略中央部に突設され
たストッパー17,17間の底面および両側壁部を切り欠い
て略長方形の穴22を形成し、その穴22に、ナットハ
ウジング23を嵌合させ、ロアレール3の前記切り欠い
た両側壁部の相対向する切断端面3a,3bをそのナットハ
ウジング23の端壁部24,24に、並びにロアレールの前
記切断端面3a,3bに挟まれる切断面3b,3bをナットハウジ
ング23の端壁部24,24に挟まれる段部21,21にそれぞれ
密接させるとともに、ナットハウジング23の前後に一
体形成した板状の張り出し部25、25をロアレール3の底
面にボルト20,20およびナット20a,20aでそれぞれ固着す
る(第7図参照)。ナットハウジング23は、第9図お
よび第10図に示したように、その内側にスクリュウ軸
18に螺合するナット26(第6図参照)を回転可能に
遊嵌する逆U字形の凹部27と、ナット26を挟んでナ
ットハウジング23内に固定するスラストベアリング2
8,28とそれを挟む2枚のワッシャーを遊嵌する逆U字形
の凹部29,29と、スクリュウ軸18を貫通させる孔23a,2
3aを形成したかまぼこ形であって、凹部27の開口部に
は、ナット26と係合するウォーム30を嵌め込む半円
形の切り欠き部31,31が形成されている。ナット26
は、その外周面にウォーム30と螺合する歯部が形成さ
れ、ウォームホイールを構成している。そして、第6図
および第7図に示したように、前記ウォーム30は駆動
装置であるモーターユニット32の出力軸33と連結さ
れ、出力軸33は、ナットハウジング23の下部に当て
がってボルト20,20で共締めされる軸受34で支持されて
いる。モーターユニット32は適宜のスイッチを介して
車両用電源に電気的に接続される。出力軸33はモータ
ーユニット32を貫通してその端部に可撓性のシャフト
35を連結し、左右のアッパーレール2,2を連動して移
動させるようになっている。
以上要するに、本実施例は、車体に固定する断面略U字
形のロアレール3に、シートを固定する断面略U字形の
アッパーレール2が長手方向へ摺動可能に係合するとと
もに、前記アッパーレール2とロアレール3のフランジ
部5,6を、それぞれ断面略逆U字形および断面略U字形
にそれぞれ曲げ形成してカール部10,11を形成し、か
つ、前記ロアレール3のカール部11,11の側端部にスラ
イダー12を嵌着してアッパーレール2のカール部10,1
0に摺動可能に係合させ、かつ、アッパーレール2に両
端部が軸支されたスクリュウ軸18をロアレール3内に
回転可能に挿入してなるパワー・シートスライド装置に
おいて、前記アッパーレール2の上面部2bの中央にそ
の長手方向へ凹溝14を形成し、該凹溝14の底面2aと
ロアレール3の前記カール部10,10の上面間にローラー
13を転動可能に介在せしめるとともに、ローラー13
とアッパーレール2の上面部2bの内底面との間に隙間を
形成したパワー・シートスライド装置を構成したもので
ある。
上記実施例の作用を説明すると、スイッチを操作しモー
ターユニット32を始動して出力軸33が回転すると、
ウォーム30が回転してナット26がナットハウジング
23内で回転し、ナット26はナットハウジング23内
において移動し得ないので、スクリュウ軸18が軸方向
へ移動し、よってアッパーレール2が長手方向へ移動す
る。かくして、一基のモーターユニット32でシャフト
35を介し左右のアッパーレール2,2が同時に連動して
移動する。したがって、モーターユニット32の正逆回
転を選択し、それぞれ所望の時間駆動すれば、アッパー
レール2,2の前進若しくは後退移動が所望にできる。こ
のように、アッパーレール2,2がロアレール3,3上を移動
する際、ローラー13は、第11図に示したように、カ
ール部11,11でロアレール3の上面に支えられるととも
に、アッパーレール2の凹溝14の底面2aと摺接して三
点接触をし、アッパーレール2を前後いずれかに長手方
向へ押し又は引くと、ローラー13を介し、軽い力でス
ムーズに摺動するとともに、ローラー13がストッパー
16,17に当接して停止する。さらに、ローラー13、ア
ッパーレール2及びロアレール3等の寸法のばらつき
は、ローラー13との間に隙間を有するアッパーレール
2の上面部2bがたわむることによりスプリングバックが
効き、寸法のばらつきを吸収し、ローラー13のがたを
防止するとともにローラー13の負荷を柔らげ、ローラ
ー13はスムーズに回動することができ、これによりア
ッパーレール2の前後移動に際する摺動抵抗が大幅に減
少することができる。そして、もしもローラー13の両
端部の回転差が生じた場合、その回転数の小さい端部を
中心としてローラー13はロアレール3上を円形に回動
しようとするが、両端部に球面突起15,15が形成されて
いるので、その球面突起15,15の両方若しくはいずれか
一方がアッパーレール2の両側壁内面に接触する。しか
し、球面突起15,15は両側壁内面に点接触するだけであ
るから、ローラー13の回転を阻止することはなく、ロ
ーラー13の機能は維持され、アッパーレール2はスム
ーズな動きをすることができる。
上記ローラー13の他の例を説明すると、第12図に示
したように、ロアレール3のカール部11,11上を転動で
きる軸太部40,40と、その軸太部40,40の端部に形成され
てそれぞれアッパーレール2の両側壁内面に当接する球
面突起15,15と、アッパーレール2の凹溝14の底面2a
と摺接する軸細部41を一体形成してなるローラー13a
を、ローラー13と同様にアッパーレール2内に挿入す
る。この例によれば、ローラー13aの軸太部40,40に回転
差が生じても、軸細部41が凹溝14の底面2aと嵌合し
ているので規制され、ローラー13aがアッパーレール2
に斜めに交叉しながら転動せんとするのを阻止し、アッ
パーレール2のスムーズな移動を保証する。したがっ
て、第13図に示したように、ローラー13bは、軸太部4
0,40の端部に、球面突起15,15を敢えて形成しなくても
足る。
[発明の効果] 以上説明したこの発明にかかるパワー・シートスライド
装置によれば、アッパーレールの上面部中央に長手方向
へ凹溝を形成し、この凹溝の底面とロアレールのカール
部上面との間にローラーを転動可能に介在するととも
に、このローラーとアッパーレールの上面部内底面との
間に隙間を形成して構成したから、ローラー、アッパー
レール及びロアレール等の寸法のばらつきは、ローラー
との間に隙間を有するアッパーレールの上面部がたわむ
ことによりスプリングバックが効き、寸法のばらつきを
吸収し、ローラーのガタを防止するとともにローラーの
負荷を柔らげ、ローラーはスムーズに回動することがで
き、これによりアッパーレールの前後移動に際する摺動
抵抗が大幅に減少し、したがって、駆動装置のパワーを
効率良く用いることができて、駆動装置の小型、コンパ
クト化を図ることができる。また、そのローラーは、両
端部に球面突起を有する棒状体からなるとともに、アッ
パーレールの溝内幅と略同じ長さを有して両レールに直
交状に配置され、両レールに対し斜めに交叉した状態に
あっても回転可能とし、若しくは、ローラーは両端部に
軸太部を形成した軸細部を有し、軸細部をアッパーレー
ルの凹溝底面に嵌合させて、両レールに対し斜めに交叉
する状態になるのを規制するようにしたので、ローラー
がアッパーレールの両側壁内面に接触して回転を停止す
ることがなく、これによりアッパーレールがスムーズな
動きをすることができ、駆動装置に大きな負荷が作用す
ることがなく、駆動装置のうなり音等の発生を防止で
き、耐久性の高いシートスライド装置を得ることができ
る、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すパワー・シートスライ
ド装置の一部切欠平面図、第2図は第1図A−A断面側
面図、第3図は第1図B−B断面側面図、第4図は第1
図C−C断面図、第5図は第1図D−D断面図、第6図
は第4図の部分拡大図、第7図は第5図の部分拡大図、
第8図はロアレールとギヤハウジングの取付け構造を示
す斜視図、第9図は第8図E−E断面図、第10図は第
8図F−F断面図、第11図は作用説明図、第12図及
び第13図はローラーの他の実施例を示す断面図、第1
4図は車両用前部座席の側面図、第15図および第16
図は従来のシートスライド装置のアッパーレールとロア
レールの係合構造を示す断面図である。 2…アッパーレール、2a…底面、3…ロアレール、5,6
…フランジ部、10,11…カール部、12…スライダー、1
3,13a,13b…ローラー、14…凹溝、15…球面突起、1
6,16a,16b,17,17a,17b…ストッパー、18…スクリュウ
軸、23…ナットハウジング、26…ナット、30…ウ
ォーム、32…駆動装置、33…出力軸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に固定する断面略U字形のロアレール
    に、シートを固定する断面略逆U字形のアッパーレール
    が長手方向へ摺動可能に係合するとともに、前記ロアレ
    ールとアッパーレールのフランジ部を、それぞれ断面略
    逆U字形および断面略U字形に曲げ形成してカール部を
    形成し、前記ロアレールのカール部側端部にスライダー
    を嵌着してアッパーレールのカール部に摺動可能に係合
    させ、駆動装置を介してアッパーレールをロアレールに
    沿って前後方向へ移動させるスクリュウ軸が、ロアレー
    ル内に収納されてなるパワー・シートスライド装置にお
    いて、前記アッパーレールの上面部中央に長手方向へ凹
    溝を形成し、該凹溝の底面と前記ロアレールのカール部
    上面との間にローラーを転動可能に介在するとともに、
    該ローラーとアッパーレールの上面部内底面との間に隙
    間を形成してなることを特徴とするパワー・シートスラ
    イド装置。
  2. 【請求項2】ローラーが、両端部に球面突起を有する棒
    状体からなるとともに、アッパーレールの溝内幅と略同
    じ長さを有して両レールに直交状に配置され、両レール
    に対し斜めに交叉した状態になると、球面突起がアッパ
    ーレールの両内側壁にそれぞれ点接触し、回転継続でき
    る請求項1に記載のパワー・シートスライド装置。
  3. 【請求項3】ローラーが、両端部に軸太部を形成した軸
    細部を有し、該軸細部を前記凹溝底面に嵌合させるとと
    もに、該軸太部と前記上面部内底面との間に隙間を形成
    し、両レールに対し斜めに交叉する状態になるのを防止
    した請求項1に記載のパワー・シートスライド装置。
JP63303274A 1988-11-30 1988-11-30 パワー・シートスライド装置 Expired - Lifetime JPH0639228B2 (ja)

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