JPH06102417B2 - シートスライド装置のガイドローラ - Google Patents

シートスライド装置のガイドローラ

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JPH06102417B2
JPH06102417B2 JP1251552A JP25155289A JPH06102417B2 JP H06102417 B2 JPH06102417 B2 JP H06102417B2 JP 1251552 A JP1251552 A JP 1251552A JP 25155289 A JP25155289 A JP 25155289A JP H06102417 B2 JPH06102417 B2 JP H06102417B2
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JP
Japan
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rail
roller
screw rod
slide device
guide roller
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1251552A
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English (en)
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JPH03112729A (ja
Inventor
昇 矢口
元一 関
哲夫 窪田
泰弘 新井
進 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Showa Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Showa Corp
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Showa Corp filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はモータによって回転せしめられるスクリューロ
ッドとガイドローラとを互いに摺動自在に係合する一対
のレール間の空間内に配したシートスライド装置に関す
る。
(従来の技術) モータの駆動により自動的にシートを前後動させるシー
トスライド装置として特開昭64-9043号公報に開示され
るものがある。
このシートスライド装置はロアーレールにアッパーレー
ルを摺動自在に係合し、ロアーレールにはナット部材
を、アッパーレールには該ナット部材に螺合するスクリ
ューロッド(リードスクリュー)を取付け、モータによ
りスクリューロッドを回転せしめることでロアーレール
に対しシートを取付けたアッパーレールを前後動させる
ようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のシートスライド装置にあっては、レール
とスクリューロッドとの間の左右の空間に対をなすロー
ラを配置し、上下のレールの摺動時のガイドと、スクリ
ューロッドの回転時のブレを防止しているが、上記対を
なすローラが互いに何ら関係なく挿入されているため、
スクリューロッドを回転せしめてロアーレールに対しア
ッパーレールを摺動させると、寸法誤差等によって夫々
のローラが別々に移動し、ガイドとして十分に機能しな
くなったり、常にローラの内側面とスクリューロッドと
が接触しているため、フリクションが大でローラの内側
面若しくはスクリューロッドが摩耗しやすい。更に対を
なすローラがバラバラであるので組付けも面倒である。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明は、互いに摺動自在に係合
する一対のレール間にスクリューロッドとガイドローラ
を配したシートスライド装置において、前記ガイドロー
ラをスクリューロッドの貫通穴を形成したローラ本体
と、このローラ本体の左右に回転自在に取付けられる一
対のローラ部材にて形成し、前記貫通穴内周面とスクリ
ューロッド外周面との間に隙間を設け、前記ローラ部材
外側面をレールの内側面に当接するようにした。
(作用) 左右のローラ部材はローラ本体に取付けられているた
め、ロアーレールとアッパーレールとが摺動しても対を
なす左右のローラ部材の位置が前後方向にずれることは
ない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明す
る。
第1図は本発明に係るガイドローラを適用したシートス
ライド装置の全体斜視図、第2図は右側レールの平面
図、第3図は右側レールの側断面図、第4図は第3図の
IV−IV線に沿う断面図、第5図は第3図のV−V線に沿
う断面図、第6図はガイドローラの斜視図である。
シートスライド装置は床面上に左右のレール1,1を前後
方向に亘って平行に配設し、これらレール1,1上にシー
トSを取付けている。尚、左右のレール1,1は略同一構
造をなすため、以下の説明では右側レール1について主
として説明する。
即ちレール1はロアーレール3及びアッパーレール4か
らなり、ロアーレール3は床面にブラケット5を介して
取付けられるとともに、シートSを基準として外側壁3a
を高く、内側壁3bを低くし、アッパーレール4はロアー
レール3とは逆に外側壁4aを低く(短く)、内側壁4bを
高く(長く)している。そして、ロアーレール3の外側
壁3aの上部を外側に膨出して上端を内側に湾曲し、一方
アッパーレール4の外側壁4aの下端を外側に湾曲せし
め、これらの間にボールベアリング6aを保持し、またロ
アーレール3の内側壁3bの上端を外側に湾曲し、アッパ
ーレール4の内側壁4b下端を内側に湾曲せしめ、これら
の間にボールベアリング6bを保持し、ロアーレール3に
対してアッパーレール4を摺動可能としている。
また右側レール1のアッパーレール4前端下面にはギヤ
ボックス7を支持し、このギヤボックス7の内側面にモ
ータ8を固着し、このモータ8から伸びるシャフト9を
左側レール1のアッパーレール4の前端下面に取付けた
ギヤボックス7内に臨ませ、また左右のレール1,1のア
ッパーレール4の上面にはシート取付用のブラケット10
…を設け、特に左側レール1のアッパーレール4にはシ
ートベルトの一端を止着するアンカーブラケット11を設
け、更にブラケット10にはシートクッションS1の下縁に
位置する固定アーム12を取付け、この固定アーム12にシ
ートバックS2の側面を支持する揺動アーム13を連続し、
モータ14の駆動で揺動アーム13及びこれに取付けたシー
トバックS2を前後に揺動せしめるようにしている。
一方、ロアーレール3とアッパーレール4にて囲まれる
空間にはスクリューロッド15、このスクリューロッド15
が螺合するとともに、ロアーレール3に固着されるナッ
ト部材16及びガイドローラ20を配設している。
スクリューロッド15は前端部がギヤボックス7内にて回
転自在に支承され、後端部がアッパーレール4後部で回
転自在に支承され、ギヤボックス7内に臨むスクリュー
ロッド15先端にギヤ17が固着され、このギヤ17に前記モ
ータ8によって回転せしめられるウォーム18が螺合して
いる。
また、ガイドローラ20は略立方体形状をなすローラ本体
21とし、このローラ本体21の右左に回転自在に取付けら
れる一対のローラ部材22,23とからなり、ローラ本体21
には前後方向にスクリューロッド15が挿通する貫通穴21
aを形成している。尚、この貫通穴21aの内径はスクリュ
ーロッド15の外径よりも大きく設定し、スクリューロッ
ド15と貫通穴21aとの間に隙間を形成するのが好まし
い。またローラ部材22はリング状をなし、ローラ本体21
の左右の側面に設けた円形突部21bに回転自在に嵌合
し、その厚みtはロアーレール3とアッパーレール4間
の空間内に収めた状態で第5図に示すように内側面がロ
ーラ本体21の側面に外側面がロアーレール3又はアッパ
ーレール4の内側面に当接する寸法にするのが好まし
い。
このようにすることで、ロアーレール3とアッパーレー
ル4内に正確に位置決めした状態でローラ本体21を収め
ることができ、しかも収めた後にローラ本体21の位置が
左右にずれることがなくなるので、スクリューロッド15
と貫通穴21aとの隙間を維持できる。
以上においてシートSの前後位置を調節するには、図示
しない操作スイッチを押してモータ8を正転又は逆転さ
せる。すると左右のレール1,1内に配置されたスクリュ
ーロッド15がギヤボックス7内の機構を介して回転す
る。そしてスクリューロッド15が回転すると、このスク
リューロッド15はロアーレール3に固定されているナッ
ト部材16に螺合しているため、左右のアッパーレール4,
4が同時に前進又は後退し、シートSの前後位置が調整
される。
(発明の効果) 以上に説明したように本発明によれば、シートスライド
装置のガイドローラとして、スクリューロッドの左右に
配置される対をなすローラ部材が位置ずれしないものと
することができ、また、スクリューロッドとローラ本体
との接触を極力小さくすることができるのでフリクショ
ンの低減及びガイドローラの摩耗を防止することができ
る。
また部品点数も従来に比べ半分になるので組付けが容易
となる。
特に本発明にあっては、ローラ部材外側面をレールの内
側面に当接させ、レール摺動時のローラ本体の幅方向の
ガタを規制することで、ローラ部材をスムーズに転動さ
せ作動を安定させることができる。例えば、急加減速時
にアッパーレールの上面に固定されたシートベルトアン
カー等を介して入力される上方への引張方向の荷重によ
り、アッパーレールの両側壁はロアーレールとの間に保
持されるボールベアリングを押圧し、同時にその反力に
より内側に押され、一方ロアーレール両側壁は、アッパ
ーレールの両側壁からのボールベアリング押圧力によ
り、外側に押され、その結果レールが変形することにな
るが、本願発明によれば、アッパーレールの内側面にロ
ーラ部材外側面を当接させているので、アッパーレール
の内側壁の内側方向への倒れを規制し、より大きな荷重
に耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガイドローラを適用したシートス
ライド装置の全体斜視図、第2図は右側レールの平面
図、第3図は右側レールの側断面図、第4図は第3図の
IV−IV線に沿う断面図、第5図は第3図のV−V線に沿
う断面図、第6図はガイドローラの斜視図である。 尚、図面中、1はレール、3はロアーレール、4はアッ
パーレール、8はモータ、15はスクリューロッド、20は
ガイドローラ、21はローラ本体、22はローラ部材であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 泰弘 埼玉県熊谷市上元3153―17 (72)発明者 田口 進 埼玉県行田市富士見町2―16―31 審査官 西野 健二 (56)参考文献 実開 昭63−189935(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに摺動自在に係合する一対のレールの
    一方のレールを床面側に固定し、他方のレールにシート
    を取付け、これら一対のレールで囲まれる空間内にスク
    リューロッドとガイドローラを配置したシートスライド
    装置において、前記ガイドローラはスクリューロッドの
    貫通穴を形成したローラ本体と、このローラ本体に回転
    自在に取付けられる一対のローラ部材とからなり、前記
    貫通穴内周面とスクリューロッド外周面との間に隙間を
    設け、前記ローラ部材外側面をレールの内側面に当接す
    るようにしたことを特徴とするシートスライド装置のガ
    イドローラ。
JP1251552A 1989-09-27 1989-09-27 シートスライド装置のガイドローラ Expired - Lifetime JPH06102417B2 (ja)

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JP1251552A JPH06102417B2 (ja) 1989-09-27 1989-09-27 シートスライド装置のガイドローラ

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JP1251552A JPH06102417B2 (ja) 1989-09-27 1989-09-27 シートスライド装置のガイドローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112729A JPH03112729A (ja) 1991-05-14
JPH06102417B2 true JPH06102417B2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=17224526

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JP1251552A Expired - Lifetime JPH06102417B2 (ja) 1989-09-27 1989-09-27 シートスライド装置のガイドローラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528385A (ja) * 2005-02-02 2008-07-31 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー 自動車シート軌道システム

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US5447352A (en) * 1992-06-22 1995-09-05 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Seat slide mechanism for vehicles
DE102010001503B4 (de) 2009-02-05 2022-01-13 Adient Luxembourg Holding S.À R.L. Spindelantrieb einer Verstelleinrichtung eines Kraftfahrzeugsitzes und Verfahren zum Herstellen eines Spindelantriebs

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JPH0428836Y2 (ja) * 1987-05-29 1992-07-14

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