JPH0638517A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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Publication number
JPH0638517A
JPH0638517A JP18906892A JP18906892A JPH0638517A JP H0638517 A JPH0638517 A JP H0638517A JP 18906892 A JP18906892 A JP 18906892A JP 18906892 A JP18906892 A JP 18906892A JP H0638517 A JPH0638517 A JP H0638517A
Authority
JP
Japan
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output
switch
circuit
control
stop
Prior art date
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Pending
Application number
JP18906892A
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English (en)
Inventor
Osamu Negoro
修 根来
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電流制御容量を小さくしたスイッチによる起
動・停止を得、起動・停止時の出力電圧波形を任意にす
る。 【構成】 スイッチング電源が持つソフトスタート機能
を利用し、スイッチSWのオン・オフに応じて立上り及
び立下り波形を制御した出力を起動・停止制御回路11
に得、この出力をパルス幅制御回路8にソフトスタート
制御信号として起動回路9の起動信号と共に印加し、ソ
フトスタート制御信号の制御によって出力電圧Voの立
上り及び立下りを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング電源に係
り、特に起動・停止制御に関する。
【0002】
【従来の技術】図2はスイッチング電源回路を示す。直
流又は交流の入力Viはリモート操作又は手動操作によ
る電源スイッチ1の投入によって整流用ダイオード2に
直流出力として取出され、平滑コンデンサ3を持つスイ
ッチングトランス4の直流入力にされる。
【0003】スイッチングトランス4は、一次側のスイ
ッチング回路5のスイッチ動作によって二次側に交流出
力を得、この交流出力は整流・平滑回路6によって直流
出力Voとして取出される。
【0004】直流出力Voの電圧安定化は、エラーアン
プ7による基準電圧VREFと出力Voとの誤差検出信号
に応じてパルス幅制御回路8の出力パルス幅を制御し、
この出力パルスをスイッチング回路5のスイッチング制
御信号とすることにより出力Voを基準電圧VREFに一
致させる。
【0005】起動回路9は、電源スイッチ1の投入でコ
ンデンサ3の電圧VCを一定値を越えたことを検出する
ことでパルス幅制御回路8に起動信号を与え、また起動
信号からコンデンサC1と抵抗R1によるソフトスタート
制御信号VSをパルス幅制御回路8に与える。
【0006】この起動回路9により、電源投入時に信号
Sを一定電圧から徐々に零にすることでパルス幅制御
回路8の出力パルス幅を零から徐々に定常制御幅まで上
昇させ、出力電圧Voの立上りにソフトスタート動作を
得る。
【0007】図3はソフトスタート制御電圧VSと出力
電圧Voの関係を示す。
【0008】電圧センサ10は電源停止又は停電時の出
力電圧Voの低下を検出し、この検出信号SIGによっ
て負荷側のデータ保存等の事前退避処理を行う。
【0009】上述の従来回路の起動・停止は図4に示す
入出力波形図になる。同図において、時刻t1でのスイ
ッチ1の投入では起動回路9によるソフトスタート制御
により、電圧VRまでの立上り時間T1が制御される。こ
の電圧VRは負荷側の論理回路等が正常に動作可能とな
るしきい値に相当する。
【0010】次に、時刻t2でのスイッチ1の開放又は
停電時にはコンデンサ3の容量と負荷との関係で定まる
傾斜を有して出力電圧Voが徐々に低下する。この電圧
Voが電圧VRまで低下する時間T2内に電圧センサ10
の検出信号SIGによって該期間T3に負荷側の事前退
避処理を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチング電
源において、その起動・停止は電源スイッチ1の開閉に
よって行われる。この電源スイッチ1は投入時にコンデ
ンサ3の突入電流に耐える電流制御容量を持つものを必
要とする。特に、入力Viが直流である場合には交流入
力に比べて約20倍の電流制御容量を必要とする。
【0012】このため、スイッチング電源を一般のニー
ズとして直流と交流入力の両方に共用のものとして製作
するには直流入力制御のために比較的大容量の電源スイ
ッチを必要とする。また、スイッチ1をリモートスイッ
チとするには比較的大形のリレー回路を必要とする。
【0013】また、従来回路では停止時の出力電圧Vo
の傾斜下降が負荷の軽量によって変動するため、電圧セ
ンサ10の検出信号SIGの発生タイミング及び時間T
3が変動する。これは負荷側の事前退避処理に必要とす
る時間の制約を招くか、又は電圧センサ10の調整が必
要となってくる。
【0014】本発明の目的は、電流制御容量を小さくし
たスイッチによる起動・停止を得、起動・停止時の出力
電圧波形を任意にするスイッチング電源を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決を図るため、ソフトスタート制御信号を印加すること
によって起動時の出力電圧の立上りを制御するソフトス
タート機能を持つスイッチング電源において、スイッチ
のオン・オフによって立上り及び立下り波形を制御した
出力を得、この出力を前記ソフトスタート制御信号にす
る起動・停止制御回路を備えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】スイッチング電源のソフトスタート制御機能を
利用し、起動・停止制御回路からソフトスタートと同じ
立上り波形の出力をソフトスタート制御信号として与え
ることで起動を得、停止時の立下り波形を模擬した出力
をソフトスタート制御信号として与えることで停止を得
る。これにより、従来の電源スイッチによる起動・停止
制御を不要にする。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。同図が図2と異なる部分は、電源スイッチ1を省略
し、起動・停止制御回路11を設けた点にある。
【0018】起動・停止制御回路11は、トランジスタ
Trのベース回路に抵抗R2と従来の電源スイッチ1に
相当する起動・停止スイッチSWの直列回路を有して該
スイッチSWのオン・オフに応じてトランジスタTrを
オフ・オン制御する。
【0019】トランジスタTrのコレクタには抵抗R3
が設けられ、エミッタには抵抗R4とコンデンサC2の並
列になる時定数回路が設けられ、エミッタ出力端の電圧
がダイオードD1を介してパルス幅制御回路8へソフト
スタート制御信号VSとして印加される。
【0020】起動回路9からのソフトスタート制御信号
はダイオードD2を通してパルス幅制御回路8へ印加さ
れる。これらダイオードD1,D2は起動回路9と起動・
停止制御回路11の両出力の互いの回り込みを防止す
る。
【0021】本実施例の動作を説明する。
【0022】まず、起動時にはスイッチSWをオン状態
にしておくことで起動・停止制御回路11の出力が零に
あり、従来と同様に入力Viが印加されることにより起
動回路9からのソフトスタート制御信号VSの一定値か
ら零への変化によって出力電圧Voが零から徐々に増加
する。
【0023】次に、電源運転状態からの停止制御には、
スイッチSWをオフ状態にすることでトランジスタTr
がオンし、抵抗R3とコンデンサC2の時定数でトランジ
スタTrの出力電圧を立上げ、この出力がソフトスター
ト制御信号VSとなって出力電圧Voを定常運転電圧V
oから徐々に絞り込み、最終的には出力Voを零にす
る。
【0024】この停止制御は抵抗R3とコンデンサC2
時定数をコンデンサ3の放電傾斜より小さくすることに
よって図4の時間T2の期間の波形に固定のものを得る
ことができる。
【0025】次に、停止状態からの起動制御には、スイ
ッチSWをオン状態にすることでトランジスタTrをオ
フにし、抵抗R4とコンデンサC2の時定数でソフトスタ
ート制御信号VSを高レベル(出力停止制御)から徐々
に低下させ、出力電圧Voを定常運転電圧に戻す。
【0026】この起動制御は、抵抗R4とコンデンサC2
の時定数を抵抗R1とコンデンサC1の時定数に合わせる
ことで図4の時間T1の波形に同じものを得ることがで
きる。
【0027】従って、スイッチSWのオン・オフによっ
て電源の起動・停止制御ができ、従来の電源スイッチ1
による起動・停止制御に較べて小容量のスイッチSWに
よる起動・停止制御ができる。
【0028】また、停止時の出力電圧Voの立下り傾斜
を負荷の軽重に拘らず任意に設定でき、負荷側の事前退
避処理との協調を容易にすることができる。
【0029】なお、電源の投入は電源容量の大きな外部
スイッチMCによって他装置の起動と共に行われ、コン
デンサ3への突入電流は外部スイッチMCが持つ電流耐
量で十分にカバーされる。
【0030】なお、スイッチSWは電源の使用目的に応
じて手動操作スイッチ又はリモートコントロールスイッ
チに置換されるし、両スイッチの並列構成にされる。
【0031】また、停電時の停止制御はスイッチSWに
直列に不足電圧検出リレーを設けることでスイッチSW
の開放と同じ動作を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、スイッ
チング電源のソフトスタート機能を利用し、スイッチの
オン・オフによって立上り及び立下り波形を制御した出
力をソフトスタート制御信号とすることで起動・停止制
御を行うようにしたため、従来の電源スイッチに代えて
オン・オフ制御信号を発生する小容量,小型のスイッチ
で済む。また、起動・停止の波形を任意に制御でき、停
止時に負荷側の事前退避処理等のための立下り波形を得
るのを容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】従来例の回路図。
【図3】ソフトスタート制御特性図。
【図4】入出力波形図。
【符号の説明】
4…スイッチングトランス 5…スイッチング回路 7…エラーアンプ 8…パルス幅制御回路 9…起動回路 10…電圧センサ 11…起動・停止制御回路 SW…スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトスタート制御信号を印加すること
    によって起動時の出力電圧の立上りを制御するソフトス
    タート機能を持つスイッチング電源において、 スイッチのオン・オフによって立上り及び立下り波形を
    制御した出力を得、この出力を前記ソフトスタート制御
    信号にする起動・停止制御回路を備えたことを特徴とす
    るスイッチング電源。
JP18906892A 1992-07-16 1992-07-16 スイッチング電源 Pending JPH0638517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18906892A JPH0638517A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 スイッチング電源

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18906892A JPH0638517A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 スイッチング電源

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0638517A true JPH0638517A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16234768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18906892A Pending JPH0638517A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 スイッチング電源

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JP (1) JPH0638517A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012805A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 楊 泰和 昇圧型直流の電気エネルギー出力制御回路装置
JP2018019457A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 コニカミノルタ株式会社 電源装置および制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015012805A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 楊 泰和 昇圧型直流の電気エネルギー出力制御回路装置
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