JP2752796B2 - スイッチング電源回路 - Google Patents
スイッチング電源回路Info
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- JP2752796B2 JP2752796B2 JP3017870A JP1787091A JP2752796B2 JP 2752796 B2 JP2752796 B2 JP 2752796B2 JP 3017870 A JP3017870 A JP 3017870A JP 1787091 A JP1787091 A JP 1787091A JP 2752796 B2 JP2752796 B2 JP 2752796B2
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- power supply
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源回路に
関し、特に出力電圧のレベルを検出してスイッチングト
ランジスタのオン，オフを制御する構成のスイッチング
電源回路に関する。
関し、特に出力電圧のレベルを検出してスイッチングト
ランジスタのオン，オフを制御する構成のスイッチング
電源回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のスイッチング電源回路
は、図２に示すように、所定の周波数の基本波信号を出
力する発振回路１と、この発振回路１の出力信号を検出
信号Ｖｄｅｔと比較してこの検出信号Ｖｄｅｔのレベル
と対応してデューティファクタが変化するパルス列を出
力する比較回路２と、この比較回路２の出力信号を増幅
し駆動信号Ｖｄｂを発生する駆動回路３ａと、第１の電
圧源Ｅ１と、この第１の電圧源Ｅ１からの発振回路１，
比較回路２，及び駆動回路３ａへの電源の投入を制御す
るスイッチＳＷ１と、第２の電圧源Ｅ２と、ソース，ド
レインの一方を第２の電圧源の第１の出力端子（接地
側）と接続しゲートに駆動信号Ｖｄｂを入力してオン，
オフするスイッチングトランジスタ４と、一次側巻線を
第２の電圧源Ｅ２の第２の出力端子とスイッチングトラ
ンジスタ４のソース，ドレインの他方との間に接続する
トランスＴ１と、整流ダイオードＤ１と平滑コンデンサ
Ｃ２とを備えトランスＴ１の二次側巻線に接続されてこ
の二次側巻線に発生する電圧を整流，平滑して所定のレ
ベルの出力電圧Ｖｏｕｔを発生する平滑回路５と、出力
電圧Ｖｏｕｔのレベルと対応したレベルの検出信号Ｖｄ
ｅｔを出力する出力検出手段のホトカプラ６とを有する
構成となっていた。
は、図２に示すように、所定の周波数の基本波信号を出
力する発振回路１と、この発振回路１の出力信号を検出
信号Ｖｄｅｔと比較してこの検出信号Ｖｄｅｔのレベル
と対応してデューティファクタが変化するパルス列を出
力する比較回路２と、この比較回路２の出力信号を増幅
し駆動信号Ｖｄｂを発生する駆動回路３ａと、第１の電
圧源Ｅ１と、この第１の電圧源Ｅ１からの発振回路１，
比較回路２，及び駆動回路３ａへの電源の投入を制御す
るスイッチＳＷ１と、第２の電圧源Ｅ２と、ソース，ド
レインの一方を第２の電圧源の第１の出力端子（接地
側）と接続しゲートに駆動信号Ｖｄｂを入力してオン，
オフするスイッチングトランジスタ４と、一次側巻線を
第２の電圧源Ｅ２の第２の出力端子とスイッチングトラ
ンジスタ４のソース，ドレインの他方との間に接続する
トランスＴ１と、整流ダイオードＤ１と平滑コンデンサ
Ｃ２とを備えトランスＴ１の二次側巻線に接続されてこ
の二次側巻線に発生する電圧を整流，平滑して所定のレ
ベルの出力電圧Ｖｏｕｔを発生する平滑回路５と、出力
電圧Ｖｏｕｔのレベルと対応したレベルの検出信号Ｖｄ
ｅｔを出力する出力検出手段のホトカプラ６とを有する
構成となっていた。
【０００３】次に、この回路の動作について説明する。
【０００４】スイッチＳＷ１が閉じ、発振回路１，比較
回路２，駆動回路３ａ，及びホトカプラ６に、電圧源Ｅ
１から電源が供線されるとこのスイッチング電源回路は
動作を開始する。
回路２，駆動回路３ａ，及びホトカプラ６に、電圧源Ｅ
１から電源が供線されるとこのスイッチング電源回路は
動作を開始する。
【０００５】ホトカプラ６は、出力電圧Ｖｏｕｔと比例
したレベルの検出信号Ｖｄｅｔを出力し、比較回路２の
反転入力端（−）に入力される。比較回路２の非反転入
力端（＋）には発振回路１の出力信号が入力されてお
り、これら信号が比較される。従って比較回路２から
は、出力電圧Ｖｏｕｔのレベルが低いときはデューティ
ファクタの大きいパルス列が、また高いときはデューテ
ィファクタの小さいパルス列が出力される。
したレベルの検出信号Ｖｄｅｔを出力し、比較回路２の
反転入力端（−）に入力される。比較回路２の非反転入
力端（＋）には発振回路１の出力信号が入力されてお
り、これら信号が比較される。従って比較回路２から
は、出力電圧Ｖｏｕｔのレベルが低いときはデューティ
ファクタの大きいパルス列が、また高いときはデューテ
ィファクタの小さいパルス列が出力される。
【０００６】駆動回路３ａはこのパルス列を増幅してス
イッチングトランジスタ４を駆動する。スイッチングト
ランジスタ４は駆動回路３ａの出力信号（Ｖｄｂ）によ
りオン，オフし電圧源Ｅ２からの電流をオン，オフす
る。この電流はトランスＴ１の二次側巻線に伝達され、
平滑回路５で平滑され所定のレベルの出力電圧Ｖｏｕｔ
として出力される。
イッチングトランジスタ４を駆動する。スイッチングト
ランジスタ４は駆動回路３ａの出力信号（Ｖｄｂ）によ
りオン，オフし電圧源Ｅ２からの電流をオン，オフす
る。この電流はトランスＴ１の二次側巻線に伝達され、
平滑回路５で平滑され所定のレベルの出力電圧Ｖｏｕｔ
として出力される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスイッ
チング電源回路は、スイッチＳＷ１により電源が投入さ
れると直ちに動作し、出力電圧Ｖｏｕｔのレベルに応じ
てスイッチングトランジスタ４をオン，オフする構成と
なっているので、電源投入直後は出力電圧Ｖｏｕｔはほ
ぼ０Ｖであるため、平滑コンデンサＣ２を充電する電流
が大きく、従ってスイッチングトランジスタ４に流れる
電流が大きくなり、このスイッチングトランジスタ４を
破壊させる危険性が大きいという問題点があった。
チング電源回路は、スイッチＳＷ１により電源が投入さ
れると直ちに動作し、出力電圧Ｖｏｕｔのレベルに応じ
てスイッチングトランジスタ４をオン，オフする構成と
なっているので、電源投入直後は出力電圧Ｖｏｕｔはほ
ぼ０Ｖであるため、平滑コンデンサＣ２を充電する電流
が大きく、従ってスイッチングトランジスタ４に流れる
電流が大きくなり、このスイッチングトランジスタ４を
破壊させる危険性が大きいという問題点があった。
【０００８】本発明の目的は、電源投入直後のスイッチ
ングトランジスタに流れる電流を抑えてこのスイッチン
グトランジスタが破壊するのを防止することができるス
イッチング電源回路を提供することにある。
ングトランジスタに流れる電流を抑えてこのスイッチン
グトランジスタが破壊するのを防止することができるス
イッチング電源回路を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング電
源回路は、所定の周波数の基本波信号を出力する発振回
路と、この発振回路の出力信号を検出信号と比較してこ
の検出信号のレベルと対応してデューティファクタが変
化するパルス列を出力する比較回路と、この比較回路の
出力信号を増幅し駆動信号を発生する駆動回路と、第１
の電圧源と、この第１の電圧源からの前記発振回路，比
較回路，及び駆動回路への電源の投入を制御するスイッ
チ回路と、第２の電圧源と、ソース，ドレインの一方を
前記第２の電圧源の第１の出力端子と接続しゲートに前
記駆動信号を入力してオン、オフするスイッチングトラ
ンジスタと、―次側巻線を前記第２の電圧源の第２の出
力端子と前記スイッチングトランジスタのソ―ス，ドレ
インの他方との間に接続するトランスと、整流ダイオー
ドと平滑コンデンサとを備え前記トランスの二次側巻線
に接続されてこの二次側巻線に発生する電圧を整流，平
滑して所定のレベルの出力電圧を発生する平滑回路と、
前記出力電圧のレべルと対応したレベルの前記検出信号
を出力する出力検出手段とを有するスイッチング電源回
路において、前記駆動信号を、前記スイッチングトラン
ジスタに流れる電流が前記スイッチ回路の電源投入直後
に通常動作時の電流より十分小さく、かつ所定の期間、
時間が経過するに伴って増加するように制御する制御手
段を設け、この制御手段が時定数を定める時定数回路
と、この時定数回路の出力を入力とし前記駆動回路に供
給する電源電圧を出力する演算増幅器とを備えることを
特徴とする。
源回路は、所定の周波数の基本波信号を出力する発振回
路と、この発振回路の出力信号を検出信号と比較してこ
の検出信号のレベルと対応してデューティファクタが変
化するパルス列を出力する比較回路と、この比較回路の
出力信号を増幅し駆動信号を発生する駆動回路と、第１
の電圧源と、この第１の電圧源からの前記発振回路，比
較回路，及び駆動回路への電源の投入を制御するスイッ
チ回路と、第２の電圧源と、ソース，ドレインの一方を
前記第２の電圧源の第１の出力端子と接続しゲートに前
記駆動信号を入力してオン、オフするスイッチングトラ
ンジスタと、―次側巻線を前記第２の電圧源の第２の出
力端子と前記スイッチングトランジスタのソ―ス，ドレ
インの他方との間に接続するトランスと、整流ダイオー
ドと平滑コンデンサとを備え前記トランスの二次側巻線
に接続されてこの二次側巻線に発生する電圧を整流，平
滑して所定のレベルの出力電圧を発生する平滑回路と、
前記出力電圧のレべルと対応したレベルの前記検出信号
を出力する出力検出手段とを有するスイッチング電源回
路において、前記駆動信号を、前記スイッチングトラン
ジスタに流れる電流が前記スイッチ回路の電源投入直後
に通常動作時の電流より十分小さく、かつ所定の期間、
時間が経過するに伴って増加するように制御する制御手
段を設け、この制御手段が時定数を定める時定数回路
と、この時定数回路の出力を入力とし前記駆動回路に供
給する電源電圧を出力する演算増幅器とを備えることを
特徴とする。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。
る。
【００１２】この実施例が図２に示された従来のスイッ
チング電源回路と相違する点は、抵抗Ｒ１，Ｒ２及びコ
ンデンサＣ１から成る時定数回路と演算増幅器７１とを
備え、スイッチＳＷ１により電源が投入された直後から
徐々に高くなる電源電圧を発生する電源制御回路７を設
け、この電源制御回路７からの電源電圧を駆動回路３の
電源電圧として供給し、駆動回路３を、この電源電圧に
応じたレベルの駆動信号Ｖｄａを出力する回路とし、ス
イッチングトランジスタ４に流れる電流が電源投入直後
に通常動作時の電流より十分小さくて最小であり、しか
も以後所定の期間、時間の経過に伴い増加するように制
御した点にある。
チング電源回路と相違する点は、抵抗Ｒ１，Ｒ２及びコ
ンデンサＣ１から成る時定数回路と演算増幅器７１とを
備え、スイッチＳＷ１により電源が投入された直後から
徐々に高くなる電源電圧を発生する電源制御回路７を設
け、この電源制御回路７からの電源電圧を駆動回路３の
電源電圧として供給し、駆動回路３を、この電源電圧に
応じたレベルの駆動信号Ｖｄａを出力する回路とし、ス
イッチングトランジスタ４に流れる電流が電源投入直後
に通常動作時の電流より十分小さくて最小であり、しか
も以後所定の期間、時間の経過に伴い増加するように制
御した点にある。
【００１３】このように制御することにより、電源投入
直後、出力電圧Ｖｏｕｔが０Ｖであってもスイッチング
トランジスタ４に流れる電流は通常動作時の電流より十
分小さいので、スイッチングトランジスタ４が破壊する
ようなことはなくなる。
直後、出力電圧Ｖｏｕｔが０Ｖであってもスイッチング
トランジスタ４に流れる電流は通常動作時の電流より十
分小さいので、スイッチングトランジスタ４が破壊する
ようなことはなくなる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電源投入
直後から所定の期間、スイッチングトランジスタに流れ
る電流を通常動作時の電流より十分小さい値から徐々に
増加させる制御手段を設けた構成とすることにより、電
源投入直後、出力電圧０Ｖであってもスイッチングトラ
ンジスタに流れる電流が抑えられるので、このスイッチ
ングトランジスタが破壊するのを防止することができる
効果がある。
直後から所定の期間、スイッチングトランジスタに流れ
る電流を通常動作時の電流より十分小さい値から徐々に
増加させる制御手段を設けた構成とすることにより、電
源投入直後、出力電圧０Ｖであってもスイッチングトラ
ンジスタに流れる電流が抑えられるので、このスイッチ
ングトランジスタが破壊するのを防止することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図２】従来のスイッチング電源回路の一例を示す回路
図である。
図である。
１ 発振回路 ２ 比較回路 ３，３ａ 駆動回路 ４ スイッチングトランジスタ ５ 平滑回路 ６ ホトカプラ ７ 電源制御回路 ７１ 演算増幅器 Ｃ１ コンデンサ Ｃ２ 平滑コンデンサ Ｄ１ 整流ダイオード Ｅ１，Ｅ２ 電圧源 Ｒ１，Ｒ２ 抵抗 ＳＷ１ スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 所定の周波数の基本波信号を出力する発
振回路と、この発振回路の出力信号を検出信号と比較し
てこの検出信号のレベルと対応してデューティファクタ
が変化するパルス列を出力する比較回路と、この比較回
路の出力信号を増幅し駆動信号を発生する駆動回路と、
第１の電圧源と、この第１の電圧源からの前記発振回
路，比較回路，及び駆動回路への電源の投入を制御する
スイッチ回路と、第２の電圧源と、ソース，ドレインの
一方を前記第２の電圧源の第１の出力端子と接続しゲー
トに前記駆動信号を入力してオン、オフするスイッチン
グトランジスタと、―次側巻線を前記第２の電圧源の第
２の出力端子と前記スイッチングトランジスタのソ―
ス，ドレインの他方との間に接続するトランスと、整流
ダイオードと平滑コンデンサとを備え前記トランスの二
次側巻線に接続されてこの二次側巻線に発生する電圧を
整流，平滑して所定のレベルの出力電圧を発生する平滑
回路と、前記出力電圧のレべルと対応したレベルの前記
検出信号を出力する出力検出手段とを有するスイッチン
グ電源回路において、前記駆動信号を、前記スイッチン
グトランジスタに流れる電流が前記スイッチ回路の電源
投入直後に通常動作時の電流より十分小さく、かつ所定
の期間、時間が経過するに伴って増加するように制御す
る制御手段を設け、この制御手段が時定数を定める時定
数回路と、この時定数回路の出力を入力とし前記駆動回
路に供給する電源電圧を出力する演算増幅器とを備える
ことを特徴とするスイッチング電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3017870A JP2752796B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | スイッチング電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3017870A JP2752796B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | スイッチング電源回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04255462A JPH04255462A (ja) | 1992-09-10 |
| JP2752796B2 true JP2752796B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=11955712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3017870A Expired - Fee Related JP2752796B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | スイッチング電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2752796B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1643611B1 (en) * | 2003-07-07 | 2020-04-22 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Booster |
| WO2012144178A1 (ja) * | 2011-04-22 | 2012-10-26 | シャープ株式会社 | バックライトシステム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0626477B2 (ja) * | 1987-01-21 | 1994-04-06 | 株式会社日立製作所 | スイツチング電源 |
| JP2569666B2 (ja) * | 1987-12-28 | 1997-01-08 | ソニー株式会社 | コンバータ型直流電源の起動装置 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP3017870A patent/JP2752796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04255462A (ja) | 1992-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980203 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
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